JPH08139959A - 垂直偏向回路 - Google Patents

垂直偏向回路

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JPH08139959A
JPH08139959A JP27273094A JP27273094A JPH08139959A JP H08139959 A JPH08139959 A JP H08139959A JP 27273094 A JP27273094 A JP 27273094A JP 27273094 A JP27273094 A JP 27273094A JP H08139959 A JPH08139959 A JP H08139959A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構成で、ピン歪補正信号の帰還を阻止し
て省電力化を図る。 【構成】垂直偏向コイル20を流れる垂直偏向電流通路
上にピンクッション歪を補正する補正回路22が接続さ
れ、垂直のこぎり波信号に重畳されたこのピンクッショ
ン歪補正信号が帰還補正信号として垂直出力回路16に
帰還される。垂直偏向電流がバンドパスフィルタ30に
供給されてこの垂直偏向電流に含まれるピンクッション
歪補正信号の逆相成分が抽出され、抽出されたこの逆相
のピンクッション歪補正信号が帰還補正信号に加算され
ることによって、垂直のこぎり波信号のみが垂直出力回
路に帰還される。これによってその電源電圧を下げられ
る。バンドパスフィルタは、垂直周波数付近での減衰量
が大きく、水平周波数領域での周波数特性が−6dB/
OCTとなっている。これで逆相成分が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各種テレビジョン受
像機の陰極線管装置などに適用して好適な垂直偏向回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機などに用いられる陰
極線管(CRT)では、上下のピンクッション歪が発生
するので、通常これを補正する手段が垂直偏向回路に設
けられている。
【0003】図10はその従来例を示すもので、垂直発
振回路12より出力された垂直のこぎり波信号(電圧)
Voは帰還用差動アンプ14を経て垂直出力回路16に
供給される。垂直出力回路16は一対のトランジスタQ
1,Q2で構成されたSEPP構成であって、その接続
点pには垂直偏向コイル20が接続される。
【0004】垂直偏向コイル20の電流通路上にはピン
クッション歪の補正回路22が接続される。補正回路2
2は水平周期で駆動される周知のLC共振回路などが使
用される。補正回路22では水平周期ののこぎり波電圧
が形成される。こののこぎり波電圧はさらに垂直のこぎ
り波電流によって変調される。
【0005】垂直偏向コイル20の電流通路上にはさら
に、垂直出力信号VOUTをACカップリングさせるため
のコンデンサ24が設けられる。そしてコンデンサ24
と接地間には電流検出素子である抵抗器26が接続され
る。抵抗器26には垂直のこぎり波電流iSに上下ピン
クッション歪補正電流iPが重畳された電流iRが流れる
(図11C)。
【0006】このように構成した場合、図11Aに示す
垂直のこぎり波信号Voを与えることによって接続点p
には同図Bのような波形をもった垂直出力信号VOUT
(電圧)が得られる。垂直偏向コイル20には上述した
電流iRと同一波形の垂直偏向電流iDYが流れて、上下
ピンクッション歪がダイナミックに補正される。
【0007】抵抗器26には図11Cに示すように垂直
のこぎり波電流iSと上下ピンクッション歪補正電流iP
の和の電流iRが流れるので、これが帰還補正信号(電
圧)VFBとなって差動アンプ14のマイナス端子にフィ
ードバックされ、垂直発振回路12より出力された垂直
のこぎり波信号Voと同一波形の垂直のこぎり波電流i
sが垂直偏向コイル20に流れるようにフィードバック
制御されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した抵抗器26に
は図11Cに示すように垂直のこぎり波電流iSの他
に、上下ピンクッション歪補正電流iPが重畳された電
流iRが流れているので、差動アンプ14にはこの電流
iRに相似な帰還補正信号(電圧)VFBがフィードバッ
クされる。そのため、接続点pには上下ピンクッション
歪補正電圧が現われるので、垂直出力信号VOUTには図
11Bに示すような振幅を有する水平周期のパラボラ波
信号が重畳されてしまう。
【0009】水平周期のパラボラ波信号が重畳される
と、走査期間中における接続点pの出力振幅は重畳され
たこのパラボラ波信号分だけ大きくなるので、垂直出力
回路16としてはその電源電圧+Bをパラボラ波信号の
振幅成分だけ高くしなければならない。この振幅増加分
ΔBは通常2ボルト程度あるので、トータル4ボルト分
の電力損失(0.8W程度)が発生する。
【0010】この電力損失をなくすため、図12に示す
ような構成が提案されている。これは接続点pとqとの
間に水平周波数に共振するLC共振回路27を接続した
ものであって、上下ピンクッション歪補正電流をバイパ
スすることにより抵抗器26に流れないようにして接続
点qから垂直出力回路16側にパラボラ波状の上下ピン
クッション歪補正電圧がフィードバックされないように
したものである。
【0011】しかし、この構成であってもLC共振回路
27では上下ピンクッション歪補正電流の高周波成分は
抵抗器26側に流れてしまうので、この高周波成分が垂
直のこぎり波信号と共に垂直出力回路16側にフィード
バックされ、従来ほどではないにしても接続点pの出力
振幅が多少大きくなってしまう。これによって垂直出力
回路16の電源電圧+Bを高く設定しなければならない
し、それに伴って電力損失も発生する。
【0012】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、水平周期ののこぎり波信号が
垂直出力回路側にフィードバックされないようにした垂
直偏向回路を提案するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、請求項1に記載した発明においては、垂直偏向コイ
ルを流れる垂直偏向電流通路上にピンクッション歪を補
正する補正回路が接続され、垂直のこぎり波信号に重畳
されたこのピンクッション歪補正信号が帰還補正信号と
して垂直出力回路に帰還されると共に、上記垂直偏向コ
イルと補正回路の接続点に得られる電圧がバンドパスフ
ィルタに印加されて上記ピンクッション歪補正信号の逆
相成分が抽出され、抽出されたこの逆相のピンクッショ
ン歪補正信号が上記帰還補正信号に加算されることによ
って、垂直偏向電流に対応した垂直のこぎり波信号のみ
が上記垂直出力回路に帰還されるようになされたことを
特徴とするものである。
【0014】
【作用】図1に示すバンドパスフィルタ30では上下ピ
ンクッション歪補正電圧の逆相成分(抽出信号VBP)が
抽出され(図5G)、これが図4Eの帰還補正信号VF
B′に加算される。この加算処理によって上下ピンクッ
ション歪補正電圧が相殺されるので、帰還補正信号VFB
は垂直周期ののこぎり波信号のみとなる(図5H)。し
たがって接続点pには上下ピンクッション歪補正信号が
重畳されていない垂直出力信号VOUT(図5I)のみが
得られ、これによって上下ピンクッション歪補正信号に
よる電力損失を回避できる。電源電圧も低く設定でき
る。
【0015】
【実施例】続いて、この発明に係る垂直偏向回路の一例
を上述したテレビジョン受像機に適用した場合につき、
図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1はテレビジョン受像機に使用される垂
直偏向回路10の具体例である。この構成は図10に示
した従来例とその基本構成は変わってはいない。したが
ってピンクッション歪補正回路22によって水平周期の
パラボラ波電流が生成され、これが垂直周期で変調され
たものが垂直偏向コイル20を流れる。そして、抵抗器
26の両端電圧の一部が帰還補正信号(電圧)VFBとな
って垂直出力回路16側にフィードバックされる。
【0017】この発明では垂直偏向コイル20と補正回
路22の接続点rにバンドパスフィルタ30が設けら
れ、このフィルタ30で抽出された信号(電圧)VBPが
接続点qに得られる帰還補正信号VFB′とマトリックス
回路28にて加算される。加算処理されたこの帰還補正
信号VFBが差動アンプ14を経て垂直出力回路16にフ
ィードバックされる。
【0018】上述した補正回路22は図2あるいは図3
のような構成のものを使用できる。図2に示す補正回路
22は2端子回路であって、コンデンサ32とコイル3
3との並列共振回路内に双方向性のスイッチング手段3
4が設けられている。スイッチング手段34は水平パル
ス(例えば水平フライバクパルスH・FBP)で制御さ
れ、水平周期ののこぎり波電圧が2端子を流れる垂直の
こぎり波電流によって変調される。
【0019】図3は可飽和リアクタを使用した2端子回
路構成であって、同図Aのようにコア35と棒状磁石
(永久磁石)36とで構成され、コア35に一次コイル
38aと二次コイル38b,38cが巻き付けられる。
同図Bはその等価回路である。一次コイル38aに水平
パルス(H・FBP)が供給されて、上述したと同様な
変調が行なわれる。
【0020】バンドパスフィルタ30は接続点rに得ら
れる電圧VDYのうち上下ピンクッション歪補正電圧に相
当する電圧成分のみを抽出するためのもので、その周波
数特性は、垂直周波数fV付近での減衰量が大きく、水
平周波数fH領域での周波数特性が−6dB/OCTとなる
ように選ばれている。この周波数特性の傾きによって補
正回路22で生成されたパラボラ波状の補正電圧VPCが
完全に積分された状態でバンドパスフィルタ30より出
力されることになる。その詳細は後述する。
【0021】さて、垂直偏向回路10をこのように構成
した場合の動作を図4を参照して説明する。図4Aに示
す垂直周期ののこぎり波信号Vo(電圧)によって接続
点pには同図Bの垂直出力信号VOUT(電圧)が得られ
る。ただし、この垂直出力信号VOUTは補正前の波形で
ある。垂直偏向コイル20を流れる垂直偏向電流iDYに
よって補正回路22の両端には図4Cに示すように水平
周期ののこぎり波電圧が垂直のこぎり波電流iSで変調
された蝶ネクタイ状の補正信号(電圧)VPCが得られ
る。
【0022】のこぎり波状の垂直のこぎり波電流iSが
コンデンサ24を流れることによって、これが積分され
てコンデンサ24の両端には図4Dのような垂直周期の
パラボラ波信号(電圧)VCが生成され、また抵抗器2
6には同図Eに示す電流(検出信号iRという)が流れ
る。この検出信号iRは垂直のこぎり波電流iSに上下ピ
ンクッション歪補正電流iPが重畳されたものであっ
て、この検出信号iRによって得られる抵抗器26の両
端電圧が垂直出力回路16に対する帰還補正信号VFB′
として利用される。
【0023】したがって上述した垂直偏向コイル20と
補正回路22との接続点rにはこれら3つの信号(VP
C,VC,VFB′)の合成された電圧Vr(図5F)が発生
することになる。そして、上述した垂直のこぎり波電流
iSに水平周期の上下ピンクッション歪補正電流iPが合
成された垂直偏向電流iDYによって、上下ピンクッショ
ン歪がダイナミックに補正され、歪のないラスタ画面が
得られる。
【0024】図5Fに示す接続点rの補正電圧Vrはバ
ンドパスフィルタ30にも印加される。バンドパスフィ
ルタ30は図6A曲線Lに示す周波数特性からも明らか
なように、垂直周波数fV付近での減衰量が大きく、水
平周波数fH領域での周波数特性は、−6dB/OCTの傾
きとなるように選ばれている。
【0025】このようなバンドパス特性とすることによ
って、垂直周波数fV付近での減衰量が大きいので図4
Dに示す垂直周期のパラボラ波信号VCと垂直周期のの
こぎり波信号は何れも出力されない。したがって図4C
の補正信号VPC(水平周期ののこぎり波信号)と、同図
Eに示すのこぎり波電流iSに重畳された水平周期の上
下ピンクッション歪補正電流iPのみが通過することに
なる。
【0026】ここで、補正回路22の両端電圧VPCの電
圧値は60VP-P程あるのに対し上下ピンクッション歪
補正電流iPの電圧値は50mVP-P程度であるから、こ
れを無視でき抽出されるのは両端電圧VPC(積分値)の
みということができる。
【0027】バンドパスフィルタ30の高域側は−6d
B/OCTとなるような周波数特性に選ばれているので、
図4Cの補正信号VPCが積分されて出力される。そのた
め、バンドパスフィルタ30からは図5Gに示す抽出信
号VBPが得られる。この抽出信号VBPはマトリックス回
路28で帰還補正信号VFB′と同相加算される。
【0028】帰還補正信号VFB′に重畳されているパラ
ボラ波信号(上下ピンクッション歪補正信号)と、抽出
信号VBPとは互いに逆相関係にあるので、同相加算の結
果水平周期でパラボラ波状の上下ピンクッション歪補正
信号は完全にキャンセルされ、マトリックス回路28か
らの帰還補正信号VFBは図5Hに示す垂直周期ののこぎ
り波信号のみとなる。これが差動アンプ14を介して垂
直出力回路16に帰還されるので、接続点pには最終的
に図5Iに示す垂直出力信号VOUTが得られる。
【0029】この垂直出力信号VOUTには水平周期のパ
ラボラ波信号が重畳されていないので、電源電圧+Bは
パラボラ波信号の振幅分だけ低くできる。上述したよう
にパラボラ波信号の振幅が±2ボルト程度あるときで、
垂直のこぎり波電流iSの振幅値が1.2AP-Pであると
きには、パラボラ波信号の重畳によって大凡0.8W分
の電力が損失するが、この発明ではこの電力損失を防止
できる。
【0030】上述したバンドパスフィルタ30では、図
6Bに示すように水平周波数fHおよびその高周波成分
を中心としたスペクトラム(その周波数間隔はfV)に
対しても、−6dB/OCTとなるように、水平周波数と
高域側の周波数特性との関係が選ばれているので、接続
点rの電圧の成分のうち図4Cに示す蝶ネクタイ状の信
号成分が完全に積分されて出力されるから、マトリック
ス回路28ではパラボラ波信号の高周波成分を含めた相
殺処理となる。したがって従来のように高周波成分が相
殺されずに残存し、これが垂直出力回路16側に帰還さ
れるようなおそれはない。
【0031】図7はバンドパスフィルタ30の具体例で
一次のローパスフィルタ42とハイパスフィルタ44の
縦続接続構成で達成できる。ローパスフィルタ42の周
波数特性は図8Aのように選ばれ、カットオフ周波数側
は、−6dB/OCTに選ばれている。ハイパスフィルタ
44の周波数特性は、同図Bのように選ばれ、垂直周波
数領域での減衰量が大きくなるように設定されている。
したがってそれらを合わせた総合の周波数特性は同図C
のようになる。同図Cを拡大したのが図6Aである。
【0032】図9は図7のさらに具体例を示すもので、
一次のローパスフィルタ42は抵抗器Raとコンデンサ
CaのRC直列回路で構成され、ハイパスフィルタ44
はコンデンサCbと一対の抵抗器Rb,RcのRC直列
回路で構成される。抵抗器Rcはレベル調整用である。
このようにバンドパスフィルタ30は非常に簡単な構成
で実現できる。
【0033】この発明の垂直偏向回路は各種テレビジョ
ン受像機やOA機器の陰極線管装置に適用できる。その
用途は問わない。
【0034】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る垂直偏向
回路では、上下ピンクッション歪補正成分をキャンセル
して垂直のこぎり波信号のみを垂直出力回路にフィード
バックするようにしたものである。
【0035】これによれば、垂直出力回路には上下ピン
クッション歪補正成分が、その高周波成分を含めて重畳
されなくなるので、この補正成分による振幅増加分だけ
垂直出力回路の電源電圧を上げる必要がなくなる。その
結果、補正成分による振幅増加分に見合う電力を浪費し
ないから、省電力化を達成できる。
【0036】増加する回路はバンドパスフィルタのみで
あり、その構成も非常にシンプルであるからコストアッ
プをもたらすことなく省電力化を図れるので、この発明
は車載用テレビジョン受像機など小型、省電力を求めら
れるテレビジョン受像機に適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る垂直偏向回路の一例を示す接続
図である。
【図2】上下ピンクッション歪補正回路の接続図であ
る。
【図3】上下ピンクッション歪補正回路の接続図であ
る。
【図4】垂直偏向動作の波形図(その1)である。
【図5】垂直偏向動作の波形図(その2)である。
【図6】バンドパスフィルタの周波数特性図である。
【図7】バンドパスフィルタの構成図である。
【図8】その特性図である。
【図9】バンドパスフィルタの具体例を示す接続図であ
る。
【図10】従来の垂直偏向回路の接続図である。
【図11】その動作波形図である。
【図12】従来の垂直偏向回路の他の接続図である。
【符号の説明】
12 垂直発振回路 14 差動アンプ 16 垂直出力回路 20 垂直偏向コイル 22 上下ピンクッション歪補正回路 26 電流検出素子 30 バンドパスフィルタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年7月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】バンドパスフィルタ30は接続点rに得ら
れる電圧Vrのうち上下ピンクッション歪補正電圧に相
当する電圧成分のみを抽出するためのもので、その周波
数特性は、垂直周波数fV付近での減衰量が大きく、水
平周波数fH領域での周波数特性が−6dB/OCTとなる
ように選ばれている。この周波数特性の傾きによって補
正回路22で生成されたパラボラ波状の補正電圧VPCが
完全に積分された状態でバンドパスフィルタ30より出
力されることになる。その詳細は後述する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直偏向コイルを流れる垂直偏向電流通
    路上にピンクッション歪を補正する補正回路が接続さ
    れ、垂直のこぎり波信号に重畳されたこのピンクッショ
    ン歪補正信号が帰還補正信号として垂直出力回路に帰還
    されると共に、 上記垂直偏向コイルと補正回路の接続点に得られる電圧
    がバンドパスフィルタに印加されて上記ピンクッション
    歪補正信号の逆相成分が抽出され、 抽出されたこの逆相のピンクッション歪補正信号が上記
    帰還補正信号に加算されることによって、垂直偏向電流
    に対応した垂直のこぎり波信号のみが上記垂直出力回路
    に帰還されるようになされたことを特徴とする垂直偏向
    回路。
  2. 【請求項2】 上記補正回路は、水平周期でスイッチン
    グされるLC並列共振回路で構成されたことを特徴とす
    る請求項1記載の垂直偏向回路。
  3. 【請求項3】 上記補正回路は、可飽和リアクタで構成
    されたことを特徴とする請求項1記載の垂直偏向回路。
  4. 【請求項4】 上記バンドパスフィルタは、垂直周波数
    付近での減衰量が大きく、水平周波数領域での周波数特
    性が、−6dB/OCTとなるように選ばれたことを特徴
    とする請求項1記載の垂直偏向回路。
  5. 【請求項5】 上記バンドパスフィルタは、一次のロー
    パスフィルタと、ハイパスフィルタとで構成されたこと
    を特徴とする請求項1記載の垂直偏向回路。
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