JPH08137775A - リソース割当て方式 - Google Patents

リソース割当て方式

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JPH08137775A
JPH08137775A JP6280231A JP28023194A JPH08137775A JP H08137775 A JPH08137775 A JP H08137775A JP 6280231 A JP6280231 A JP 6280231A JP 28023194 A JP28023194 A JP 28023194A JP H08137775 A JPH08137775 A JP H08137775A
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JP
Japan
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network
disk
resource
request
backup
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JP6280231A
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Satoru Matsumura
悟 松村
Satoru Tezuka
悟 手塚
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】管理コンピュータ113上で動作するリソース
設定ツール101と、一般コンピュータ114上で動作
するリソース要求ツール112と、パラメータファイル
を保存するハードディスク109と、各コンピュータ間
で送受信するメールを保管するメールボックス110と
からなる。 【効果】ネットワーク管理者はネットワーク一般ユーザ
からのディスク割当て要求およびファイルバックアップ
要求に対する処理をネットワーク内のリソース指定操作
および承認操作のみで行なえる。またリソース割当て先
を自動設定することも可能である。このため、ネットワ
ーク管理者のネットワーク保守作業が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークステーションや
パーソナルコンピュータを用いてLAN(LocalArea Networ
k)や通信線(Ethernetケーブル,FDDI,ISDN,フレーム
リレーまたは電話回線など)などのネットワークを運用
する場合のネットワーク運用方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複数のワークステーションやパー
ソナルコンピュータを相互接続して使用するネットワー
クに対するニーズの増大に伴い、記憶装置やプリンタを
共同利用できるネットワークOS(Operating System)が普
及してきている。ところが、このネットワークを構築
し、運用する作業は専門家にとっても困難な作業であ
る。
【0003】ネットワーク上のリソースをユーザに割り
当てる方式の一例として、ネットワーク管理者が各ネッ
トワークユーザの使用可能なディスク容量を制限する方
式が文献(NetWare 3.11J日本語版ユーテ
ィリティリファレンスマニュアルP427〜P428)
に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】最近はネットワークに
対するニーズの増大に伴い、一台のサーバを複数台のク
ライアントがアクセスする小規模LANから、ネットワー
ク内の複数台のサーバに多数のクライアントがアクセス
する大規模LANへの展開が徐々に進んできている。この
ような複数台のサーバを保有する大規模LANでは、小規
模LANと比較して、ネットワーク保守作業に要する管理
者の労力は大きなものになる。また、一つのコンピュー
タがサーバとクライアントの両方の役割を果たすピアツ
ーピアネットワークにおいても事情は同様である。
【0005】管理者が行う作業の中で、ネットワーク内
のあるサーバのディスクの残容量がなくなったためユー
ザに対して新たにディスクを割り当てる作業や、ユーザ
からのファイルバックアップ要求に対してバックアップ
を行う作業などは日常最も繁雑に行う作業である。これ
らの作業はネットワーク内の貴重なリソース(ディスク
およびバックアップ装置)を取り扱うため管理者の権限
を持っている者しか実行できない。しかしこれらのネッ
トワーク保守作業は繁雑であるため、ネットワーク管理
者に一時に多大の要求が発行された場合、あるいはネッ
トワーク管理者が不在の場合はネットワークを一般ユー
ザが円滑に使用することができず、ネットワーク運用に
支障をきたすことがあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明によるリソース割当て方式は管理者のコンピ
ュータ上と一般ユーザのコンピュータ上で、それぞれリ
ソース設定ツールとリソース要求ツールを実行する。リ
ソース設定ツールでは、ネットワーク内の各一般ユーザ
からネットワークのディスク割当て要求があった場合
の、割当て先を指定しておく。そして実際に一般ユーザ
からディスク割当て要求があった場合は管理者の承認操
作のみでディスクの割り当て処理を行う。ここで管理者
は特にリソース要求ユーザに対するログインアカウント
登録処理やアクセス権設定処理を行なわない。管理者が
承認するとディスク割り当てのために必要なアクセス権
設定処理が管理者の権限で自動的に実行される。
【0007】また、リソース要求ユーザへのリソース割
り当て先を管理者が特に指定していない場合は、リソー
ス設定ツールがネットワーク内を検索し、リソース要求
ユーザの要求に適合する未使用ディスク領域を見つけだ
す。この場合も管理者は承認操作のみでディスク領域の
割当てを行うことができる。管理者がアクセス権設定操
作を行う必要はない。
【0008】バックアップ装置へのファイルバックアッ
プ操作もこれらの方式と同様の方式で行う。これは管理
者が一般ユーザからのファイルバックアップ要求に従
い、ネットワーク内のバックアップ装置を割当て、管理
者の承認操作のみでファイルバックアップ操作を行うも
のである。
【0009】このような方式により、ネットワーク管理
者は一般ユーザへの未使用ディスク割当て操作およびフ
ァイルバックアップ操作にかける労力を軽減することが
できる。またこれらの操作はネットワーク管理者の承認
のみで実行可能であるため、ネットワーク管理者が不在
の場合でも同等の権限を持つ者がいればその者の承認に
より、ネットワークを運用していくことができる。
【0010】
【作用】一般ユーザのコンピュータ上でリソース要求ツ
ールを実行させ、ネットワーク管理者に対して未使用デ
ィスクの割当て要求またはファイルバックアップ要求を
行う。ネットワーク管理者はこの要求をメールで受け取
る。管理者はこの要求に対して事前にユーザへの未使用
ディスク割当て先またはバックアップ装置割当て先を指
定してあれば、それらのリソースの割当ての承認を行
う。また事前に指定していなければ、ネットワーク内で
使用可能なディスクまたはバックアップ装置が検出さ
れ、検出されたリソースに対して管理者が承認を行う。
すると一般ユーザへの未使用ディスクの割当て操作また
はファイルバックアップ操作が管理者の権限で実行され
る。
【0011】これらの操作は自動的に行われるため、管
理者は個々の操作の細かい内容を全て理解する必要はな
い。これらのリソース割当て作業が終了するとリソース
割当て完了通知がリソースを要求したユーザのメールボ
ックスに登録される。
【0012】
【実施例】本発明の実施例を、以下図面を参照しながら
詳細に説明する。なお、本実施例で用いているボタン,
ラジオボタン,エディットコントロールおよびリストボ
ックスなどの表現は米国Microsoft社のMS-Windowsで用
いられている表現である。
【0013】図1に本リソース割当て方式の基本的な構
成を示す。管理コンピュータ113のメモリにはリソー
ス設定ツール101およびNOS(Network Opearting Syst
em)システム105が存在する。ここでリソース設定ツ
ール101は表示部102、パラメータファイル処理部
103およびネットワーク情報取得設定部104から構
成される。また管理コンピュータ113にはマウス10
6,キーボード107,ディスプレイ108およびディ
スク109が接続している。また、一般コンピュータ1
14のメモリにはリソース設定ツール112およびNOS
システム105が存在する。ここで管理コンピュータ1
13のディスク109と一般コンピュータ114のディ
スク109内にはメールボックス110が存在する。こ
こでリソース設定ツール101の各構成要素に関して説
明する。表示部102はリソース設定のための画面を表
示する。パラメータファイル処理部103はパラメータ
ファイルの作成,保存および読み込み処理を行う。ここ
でパラメータファイルとは、ネットワークの各一般ユー
ザへのリソース割り当て先およびリソース割り当てのた
めに必要なアクセス権情報を保存するファイルである。
ネットワーク情報取得設定部は現在のネットワークのリ
ソース情報を取得し、パラメータファイルの内容に従っ
てリソース割り当てを行う。パラメータファイルの保
存,読み込みおよびリソース割り当て処理にはNOS用API
115を用いる。またメールボックス110を使用して
一般コンピュータ上の一般ユーザと管理コンピュータ上
のネットワーク管理者がリソース割り当てに関する通信
を行う。
【0014】また、本実施例では以下リソースとしてハ
ードディスクまたはバックアップ装置を仮定して記述す
るが、他にフロッピーディスク,フロピティカルディス
ク,磁気テープ,光磁気ディスク,DAT(Digital Audio
Tape),書き込み可能CD−ROMなどを対象にしても
よい。
【0015】図2に本リソース割当て方式の画面遷移お
よびパラメータファイルやメールボックスとの関連を示
す。リソース設定ツール101はネットワーク管理者が
リソース割り当てのために用いるツールである。またリ
ソース要求ツール112はネットワーク一般ユーザがリ
ソース要求のために用いるツールである。以下、実際の
リソース割り当て方式について順を追って説明する。ま
ず一般ユーザがリソース要求画面201を用いてリソー
スを要求する。その要求はメールボックス110に保存
される。メールボックス110にリソース要求が保存さ
れると、ネットワーク管理者はその通知をリソース設定
ツール101のリソース要求リスト画面202で受信す
る。リソース要求リスト画面202にはリソース割当て
要求者およびその要求内容の一覧を表示する。ここでリ
ソース割り当て処理を行う要求を選択し、ディスク設定
画面またはバックアップ設定画面204をオープンす
る。画面204ではリソース割り当て処理を実行する。
ここでリソース割り当て処理が完了するとその通知がメ
ールボックス110に保管される。そしてリソース要求
元のユーザに対してリソース割り当て完了画面205が
表示される。
【0016】以上はネットワーク管理者が一般ユーザへ
のリソース割り当て先をあらかじめ設定していない場合
の手順を示した。それに対してネットワーク管理者が一
般ユーザへのリソース割り当て先をあらかじめ設定して
おくことも可能である。この場合の方式を次に示す。リ
ソース要求リスト画面202からアカウント選択画面2
03をオープンする。アカウント選択画面203ではネ
ットワーク内の任意のユーザ名またはグループ名を選択
する。次にディスク設定画面またはバックアップ設定画
面204をオープンする。画面204では画面203で
選択されたユーザまたはグループに対するリソースの割
り当て先を指定し、その情報をパラメータファイルとし
て保存する。そして実際に一般ユーザからリソース割り
当て要求があった場合には作成済みのパラメータファイ
ルを画面204で読み込み、その情報を元にリソース割
り当て処理を実行する。
【0017】図3にリソース要求画面を示す。この画面
はネットワーク一般ユーザがネットワーク管理者にリソ
ース要求を行う場合にオープンする。ここでリソース要
求には次の二通りある。一つは未使用ディスクの新規割
り当て要求であり、もう一つは一般ユーザが使用するフ
ァイルのバックアップ要求である。ネットワークではバ
ックアップ装置を使用してファイルのバックアップを行
う権限はネットワーク管理者のみに与えられることが多
い。そのため、ネットワーク管理者は一般ユーザが保有
するファイルに関するバックアップ要求を受け取り、そ
の要求に従ってバックアップ処理を行う必要がある。
【0018】図3の301はユーザ名またはグループ名
を表示する。名前の前に(U)と示されている場合はユ
ーザを示し、(G)と示されている場合はグループを示
す。302のエディットコントロールは新規に割り当て
てほしいディスク容量を設定する。また、303はバッ
クアップするファイルを選択するための画面をオープン
する。この画面に関する記述は本実施例では省略する。
304のラジオボタンはファイルバックアップ処理が終
了した場合の、元のファイルに関する処理を指定する。
「保存」が指定されている場合はバックアップ処理終了
後に、一般ユーザのディスク領域にファイルをそのまま
保存する。「圧縮」が指定されている場合はバックアッ
プ処理終了後に、一般ユーザのディスク領域にファイル
を圧縮して保存する。「削除」が指定されている場合は
バックアップ処理終了後に、一般ユーザのディスク領域
からファイルを削除する。設定終了ボタン305を押下
するとリソース要求をメールボックスに登録して画面2
01をクローズし、設定中止ボタン306を押下すると
リソース要求をメールボックスに登録せずに画面201
をクローズする。また図3では新規割り当てを要求する
ディスクに関するパラメータとしてディスクサイズしか
表示していないが、この画面でフォーマット形式,ディ
スクタイプ(SCSI2など),CPUタイプ等を指定で
きるようにすることも可能である。
【0019】図4にリソース要求リスト画面を示す。こ
の画面はネットワーク管理者がリソース設定ツールを起
動するとオープンする。ここでリストボックス401お
よび402にはそれぞれディスクの割り当て要求および
ファイルバックアップ要求を発行したユーザ名(または
グループ名)を表示する。ユーザ名(またはグループ名)
の右側にはユーザ(またはグループ)がアカウントを持つ
コンピュータ名または統合グループ名が表示される。
(C)と示されるのがコンピュータであり、(TG)と示され
るのが統合グループである。統合グループの意味に関し
ては後述する。またコンピュータ名または統合グループ
名の右側に示されている数字は、リストボックス401
では個々のユーザ(またはグループ)が要求しているディ
スク容量のサイズを示し、リストボックス402ではフ
ァイルバックアップのために必要なバックアップ装置の
容量を示す。ここではリストボックス401および40
2に表示されるユーザ(またはグループ)は特にリソース
割当て要求を発行した者のみとしたが、次のような方式
を用いてもよい。例えば、リソース要求ツールがネット
ワーク内のユーザ(またはグループ)の残ディスク容量を
常にチェックし、その値が特定値以下になった場合は自
動的にリソース割当て要求をメールボックスに送信する
方式である。
【0020】ディスクボタン405を押下するとディス
ク設定画面611がオープンする。画面611ではリス
トボックス401で選択されているユーザまたはグルー
プに対して割り当てるディスクの検索および設定を行
う。バックアップボタン406を押下するとバックアッ
プ設定画面がオープンする。バックアップ設定画面では
リストボックス402で選択されているアカウントに対
して割り当てるバックアップ装置の検索および設定を行
う。このバックアップ設定画面はディスク設定画面61
1と同様のため本実施例では特に図示しない。アカウン
ト選択ボタン403を押下するとアカウント選択画面2
03がオープンする。
【0021】ここで本実施例で前提としているネットワ
ークの基本的な概念である統合グループおよび分散グル
ープの意味に関して説明する。統合グループとはコンピ
ュータのグループの一種である。この統合グループの中
には一台の管理コンピュータが存在し、この管理コンピ
ュータが統合グループ内のユーザアカウントおよびグル
ープアカウントを集中管理する。ここでユーザはこの管
理コンピュータにアカウントを持ってさえいれば統合グ
ループ内のどのコンピュータからでも全く同じようにロ
グインできる。また分散グループもコンピュータのグル
ープの一種である。この分散グループは統合グループと
は異なりユーザアカウントおよびグループアカウントを
個々のコンピュータが別々に管理する。また統合グルー
プには他の統合グループとの「信頼関係」を設定するこ
とができる。例えば、統合グループAが統合グループB
を「信頼する」と設定されている場合、統合グループB
にアカウントを保持するユーザは、統合グループBにロ
グインすれば自動的に統合グループAのリソースをアク
セス可能となる。
【0022】図5にアカウント選択画面を示す。この画
面203ではネットワーク内に存在するユーザまたはグ
ループを指定する。この画面203で選択したユーザま
たはグループアカウントに対して、画面611でリソー
ス割り当てを行う。画面202で選択できるユーザまた
はグループアカウントは既にリソース割り当て要求を発
行したユーザまたはグループアカウントのみである。そ
れに対して画面203では、近い将来にリソース割り当
て要求を発行する可能性のあるユーザまたはグループア
カウントを選択することができる。そしてそのユーザま
たはグループアカウントに対して画面611であらかじ
めリソースの割当て先を指定しておくことができる。リ
ストボックス501はネットワーク内の統合グループ,
分散グループおよびコンピュータを示す。(TG)が統合グ
ループ、(DG)が分散グループ、(C)がコンピュータを示
す。リストボックス502は501で選択されている項
目が保有するユーザおよびグループを表示する。501
で統合グループが選択されている場合は502には指定
統合グループ全体にログインできるユーザまたはグルー
プが表示され、501でコンピュータが選択されている
場合は502には指定コンピュータのみにログインでき
るユーザまたはグループが表示される。
【0023】501で分散グループが選択されている場
合は、分散グループ自体にはユーザおよびグループの管
理機能はないため、502には何も表示されない。な
お、502に表示される項目の右側に表示される数字は
現在のディスク空き容量を示す。ディスクボタン505
を押下するとディスク設定画面611がオープンし、バ
ックアップボタン506を押下するとバックアップ設定
画面がオープンする。このバックアップ画面は前述の通
りディスク設定画面と同様であるため本実施例では省略
する。
【0024】図6にディスク設定画面を示す。この画面
611はリソース要求リスト画面202のディスクボタ
ン405またはアカウント選択画面203のディスクボ
タン505を押下するとオープンする。ユーザ・グルー
プ名601には画面202または画面203で選択した
ユーザ名またはグループ名が表示される。602にはユ
ーザ601が保有する現在のディスク残容量が表示され
る。リストボックス604ではユーザ601に割り当て
るディスクを設定する。604にはネットワーク内の統
合グループ,分散グループ,コンピュータおよびコンピ
ュータ内のディレクトリが表示される。統合グループ,
分散グループおよびコンピュータの右側にはそれぞれの
項目のディスク残容量を表示する。604ではユーザ6
01がアクセス権を持つ項目は反転表示される。さらに
管理者が画面上で604の各項目をマウスでクリックす
ると通常表示と反転表示がトグル状に切り換わる。た
だ、604のある項目を通常表示から反転表示に変更し
ても即座に601のユーザがアクセス権を得るわけでは
なく、仮の表示である。また、603にはリストボック
ス604で反転表示されている項目の容量を全て加えた
値が表示される。つまりこの値はユーザ601が仮に与
えられる全ディスク容量の値である。保存ボタン608
を押すと601および604に設定されている情報がパ
ラメータファイルに保存される。また、読み込みボタン
607を押下すると、以前に作成したパラメータファイ
ルを読み込むことができる。自動設定ボタン609を押
下するとネットワーク内の空きディスクを検索し、ユー
ザ601に対して自動的にディスク容量を割当てた仮の
結果を604に表示する。図3のディスク容量302で
ユーザから必要なディスク容量が指定されている場合は
そのディスク容量以上の空き容量を持つディスクを検索
する。さらに実行ボタン610を押下すると601およ
び604に設定されている情報をネットワークに設定
し、実際にリソースの割当て処理を行う。そしてユーザ
601に対するリソース割当て完了通知をメールボック
スに登録する。
【0025】図4のバックアップボタン406かまたは
図5のバックアップボタン506を押下したときに表示
されるバックアップ設定画面は図6のディスク設定画面
と同様である。ただしこの場合、リストボックス604
に表示されるべき情報はネットワーク内に存在するバッ
クアップ装置(ディスクを含めることもできる)に限定さ
れる。
【0026】図7にリソース割当て完了画面を示す。ネ
ットワーク管理者がリソース割当て作業を完了すると、
リソース要求元ユーザ宛にリソース割当て完了画面20
5がメールとして送信される。701には新規に割当て
られたディスクのコンピュータ名およびディレクトリ
名、702には指定したファイルのバックアップ先ファ
イル名が表示される。
【0027】図8にパラメータファイルの詳細図を示
す。このファイルには図6のディスク設定画面上で仮に
設定したリソース割当て先に関する情報を実際に設定す
るために必要な情報を保存する。
【0028】図9に未使用ディスクの検索方式のフロー
チャートを示す。これは図6のディスク設定画面611
の自動設定ボタン609を押下した時の処理である。ま
ず要求元ユーザが統合グループ内にログインアカウント
を持つか否かを調べる(901)。これを調べる理由
は、ユーザが統合グループ内にログインアカウントを持
っている場合はそのままで統合グループ内の任意のコン
ピュータにログインできるのに対して、そうでない場合
はログインできるコンピュータが特に許可されたコンピ
ュータのみに限定されるためである。要求元ユーザが統
合グループ内にログインアカウントを持たない場合は要
求元コンピュータ内に指定容量のディスク領域が存在す
るかチェックし(902)、もし領域が存在すればそれを
要求元ユーザに割り当てる(905)。要求元ユーザが要
求元コンピュータ内に指定容量を持たない場合は要求元
コンピュータグループ(統合グループまたは分散グルー
プ)内に指定容量のディスク領域が存在するかチェック
し(903)、有ればそれを割り当てる(905)。なけれ
ば他コンピュータグループ内に指定容量のディスク領域
が存在するかチェックし(904)、有ればそれを割り当
てる(905)。なければディスク割当て不可能メッセー
ジを出力する(906)。
【0029】図10に未使用ディスクの割当て方式のフ
ローチャートを示す。これは図6のディスク設定画面6
11で実行ボタン610を押下した時の処理である。ま
ず要求元ユーザがリソース割当てコンピュータをアクセ
スするためには統合グループ相互の信頼関係の構築が必
要か否かチェックし(1001)、必要であれば統合グル
ープの信頼関係を構築する(1002)。これらの処理を
行う理由は前述したように、リソース割当てコンピュー
タが要求元統合グループ以外の統合グループに存在し、
かつ両方の統合グループ間で信頼関係が構築されていな
い場合はリソース割当てコンピュータへのアクセスが不
可能なためである。またリソース割当てコンピュータに
要求元ユーザのログインアカウント登録が必要な場合は
それを登録する(1003,1004)。これは要求元ユ
ーザのログインアカウントが要求元コンピュータのみで
定義されていた場合には、リソース割当てコンピュータ
をアクセスするために、リソース割当てコンピュータに
対してもログインアカウントの登録が必要なためであ
る。次にリソース割当てコンピュータ内のディレクトリ
指定(1005)およびアクセス権の設定(1006)を行
い、リソース割当て先の名称をメールボックスに登録す
る(1007)。
【0030】図11にファイルバックアップ処理のフロ
ーチャートを示す。これは本実施例では図示していない
が、バックアップ設定画面において実行ボタンを押下し
た場合の処理である。まず指定ファイルをバックアップ
先に保存する(1101)。元のファイルに対して圧縮指
定がある場合は圧縮し(1102,1103)、削除指定
がある場合は削除する(1104,1105)。これらの
圧縮指定または削除指定は図3のファイル処理ラジオボ
タン304で指定されたものである。そしてバックアッ
プ先ファイル名を要求元ユーザのメールボックスに登録
する。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、ネットワーク管理者は
ネットワーク一般ユーザからの未使用ディスク割当て要
求またはファイルバックアップ要求に対して、アクセス
権設定などの繁雑な操作を省略し、承認操作のみで要求
の処理を行うことができる。このためネットワーク管理
者のネットワーク保守作業を容易化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本リソース割当て方式の基本的なブロック図。
【図2】本リソース割当て方式の画面遷移およびパラメ
ータファイルやメールボックスとの関連を示すブロック
図。
【図3】リソース要求画面を示す説明図。
【図4】リソース要求リスト画面を示す説明図。
【図5】アカウント選択画面を示す説明図。
【図6】ディスク設定画面を示す説明図。
【図7】リソース割当て完了画面を示す説明図。
【図8】パラメータファイルの説明図。
【図9】未使用ディスクの検索方式のフローチャート。
【図10】未使用ディスクの割当て方式のフローチャー
ト。
【図11】ファイルバックアップ処理のフローチャー
ト。
【符号の説明】
101…リソース設定ツール、102…表示部、103
…パラメータファイル処理部、104…ネットワーク情
報取得設定部、105…NOSシステム、106…マウ
ス、107…キーボード、108…ディスプレイ、10
9…ハードディスク、110…メールボックス、111
…LAN、112…リソース要求ツール、113…管理コ
ンピュータ、114…一般コンピュータ、115…NOS
用API。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークのリソース割当てを行う場合
    に、管理コンピュータ上のリソース設定ツールおよび一
    般コンピュータ上のリソース要求ツールの間で通信を行
    うことによりネットワーク上のリソース割当てを行うこ
    とを特徴とするリソース割当て方式。
  2. 【請求項2】請求項1において、一般ユーザからディス
    ク割り当て要求があった時に割り当てるディスクをネッ
    トワーク管理者があらかじめ指定しておき、前記要求が
    あった時には、ネットワーク管理者の承認操作のみでロ
    グインアカウント登録やディレクトリアクセス権の設定
    操作を自動的に行い、ディスクの新規割当てを行うディ
    スク割当て方式。
  3. 【請求項3】請求項2において、一般ユーザからネット
    ワーク管理者にディスク割当て要求があった時に、ネッ
    トワーク上で使用可能なディスク領域を自動的に検索し
    てその検索結果を表示し、ネットワーク管理者の承認操
    作のみでログインアカウント登録やディレクトリアクセ
    ス権の設定操作を自動的に行い、ディスクの新規割当て
    を行うディスク割当て方式。
  4. 【請求項4】請求項2または3において、一般ユーザの
    残りディスク容量が特定値以下の値になった場合に、自
    動的にネットワーク管理者にディスク割当て要求を発行
    するディスク割当て方式。
  5. 【請求項5】請求項1において、一般ユーザからファイ
    ルのバックアップ要求があった場合に割り当てるバック
    アップ装置をネットワーク管理者があらかじめ指定して
    おき、実際にバックアップ要求が発行された場合はネッ
    トワーク管理者の承認操作のみで指定ファイルのバック
    アップ操作を行うバックアップ装置割当て方式。
  6. 【請求項6】請求項5において、一般ユーザからネット
    ワーク管理者にファイルバックアップ操作の要求があっ
    た時に、ネットワーク上で使用可能なバックアップ装置
    を自動的に検索してその検索結果を表示し、ネットワー
    ク管理者の承認操作のみで自動的に指定ファイルのバッ
    クアップを行うバックアップ装置割当て方式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010140403A (ja) * 2008-12-15 2010-06-24 Mitsubishi Electric Corp 情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010140403A (ja) * 2008-12-15 2010-06-24 Mitsubishi Electric Corp 情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム

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