JPH08136827A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

Info

Publication number
JPH08136827A
JPH08136827A JP6273868A JP27386894A JPH08136827A JP H08136827 A JPH08136827 A JP H08136827A JP 6273868 A JP6273868 A JP 6273868A JP 27386894 A JP27386894 A JP 27386894A JP H08136827 A JPH08136827 A JP H08136827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
signal line
rigid
endoscope
image pickup
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6273868A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Kagawa
裕昭 加川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP6273868A priority Critical patent/JPH08136827A/ja
Priority to US08/550,501 priority patent/US5873816A/en
Publication of JPH08136827A publication Critical patent/JPH08136827A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】撮像手段と電子部品とを硬性部に配置し、ケー
ブルを湾曲可能な可撓部に配置する構成において湾曲時
の耐性を向上した内視鏡を提供すること。 【構成】湾曲部3が湾曲した時に、湾曲部3内の第1の
信号線13aに追従して、第2の硬性部2に収納された
電子部品10が少なくとも内視鏡挿入部4の軸方向に移
動するので、第1の信号線13aと撮像素子7の接続部
16あるいは第2の信号線14aと電子部品10の接続
部17に作用するストレスが軽減され、湾曲時の耐性が
向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、先端部に撮像手段を内
蔵した内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、体腔内に細長な挿入部を挿入する
ことにより、体腔内の臓器を観察したり、必要に応じ、
処置具チャンネル内に挿入した処置具を用いて、各種治
療処置のできる内視鏡が広く用いられている。
【0003】また、ボイラー・ガスタービンエンジン・
化学プラント等の配管・自動車エンジンのボディ等の内
部の傷や腐蝕等の観察や検査等に、工業用内視鏡が広く
利用されている。
【0004】さらに、電荷結合素子(CCD)などの固
体撮像素子を撮像手段に用いた電子内視鏡も各種用いら
れている。
【0005】この電子内視鏡において、固体撮像素子で
得た信号を処理するためIC等が実装された信号処理基
板が、固体撮像素子の近くに配置される。このとき、S
/N比を良くするためには、固体撮像素子の近くに基板
を配置する方がよいが、両方を先端構成部材に組込むと
構成部分が長くなり、挿入性が悪くなってしまう。
【0006】この点を解決した構成が、特開昭61−2
50608号公報に開示されている。すなわち、挿入部
先端の第1の硬性部に固体撮像素子を設け、第1の硬性
部の手元側に接続した第1の可撓管の手元側に設けた第
2の硬性部内に信号処理回路を配置している。第1の硬
性部の固体撮像素子は、第1の信号線を介して信号処理
回路に接続されている。
【0007】特開昭61−250608号公報の構成に
おいては、第1の可撓管部を湾曲させると第1の信号線
に引張あるいは圧縮の力が作用する。このため、第1の
信号線と固体撮像素子および信号線と回路用電子部品の
接続部において、断線を生じる虞があった。
【0008】また、固体撮像素子と回路用電子部品とが
離れて配置され、両者の間を信号線で接続した構成で
は、信号線の部分からノイズを放射したり、逆に外部ノ
イズの影響を受けやすくなる。このため、この構成にお
いて、先端硬性部長の短縮と共に、シールド性能を向上
させる必要がある。
【0009】さらに、固体撮像素子とビデオプロセッサ
の間を伝送する信号の中には、回路用電子部品を経由す
る信号の他に直接伝送される信号がある。撮像素子と回
路用電子部品を離して配置した構成においては、撮像素
子とビデオプロセッサの間を直接つなぐ信号線の処理方
法が考慮されていなかった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述したように従来例
の構成においては、第1の可撓管部を湾曲させると第1
の信号線に引張あるいは圧縮の力が作用する。このた
め、第1の信号線と固体撮像素子および信号線と回路用
電子部品の接続部において、断線を生じる虞があった。
【0011】本発明は前記事情にかんがみてなされたも
ので、撮像手段と電子部品とを硬性部に配置し、ケーブ
ルを湾曲可能な可撓部に配置する構成において、湾曲時
の耐性を向上した内視鏡を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、硬性部および
可撓部を有する挿入部と、撮像手段と、この撮像手段の
出力を標準的な映像信号に変換する信号処理手段と、前
記撮像手段と信号処理手段の間に配置されかつ回路を構
成する電子部品と、少なくとも前記電子部品に接続され
るケーブルと、を有し、前記撮像手段および電子部品を
前記挿入部の硬性部に配置し、ケーブルを前記挿入部の
可撓部に内蔵した内視鏡において、前記電子部品を少な
くとも内視鏡挿入部の軸方向に移動可能に配置した。
【0013】
【作用】本発明の構成では、挿入部の硬性部に収納され
た電子部品を少なくとも内視鏡挿入部の軸方向に移動自
在に収納してあるので、可撓部が湾曲しても硬性部に設
置された電子部品は、可撓部内のケーブルと接続されて
おりこのケーブルに追従して挿入部の軸方向に移動す
る。従って、前記構成では、ケーブルと電子部品の接続
部に作用するストレスが軽減され、湾曲時の耐性が向上
する。
【0014】
【実施例】図を参照して本発明の実施例について、以下
に説明する。図1及び図2は本発明の第1実施例に係
り、図1は内視鏡挿入部の縦断面図、図2は第2の硬性
部の横断面図である。
【0015】図1に内視鏡挿入部を示しており、この内
視鏡は、挿入部4とこの挿入部4に連結された図示しな
い操作部とを有している。この操作部からは、図示しな
いユニバーサルコードが延出されている。
【0016】前記挿入部4は、最先端に第1の硬性部1
と、手元側に第2の硬性部2とを設けており、第1の硬
性部1と第2の硬性部2とは、湾曲部3を介して連結さ
れている。
【0017】前記第2の硬性部2の手元側には、図示し
ない可撓管又は硬質管を介して図示しない操作部が連結
されている。
【0018】前記第1の硬性部1には、先端に配置され
た対物レンズ5を含む複数のレンズからなる対物光学系
6が設けられている。この対物光学系6の結像位置に
は、CCDなどの固体撮像素子7が固定されている。第
1の硬性部1において、固体撮像素子7は、枠23に覆
われている。
【0019】また、対物光学系6および固体撮像素子7
の周囲には図2に示すライトガイド8,8が配設され、
ライトガイド8,8の先端は第1の硬性部1の先端面ま
で到達している。また、ライトガイド8,8の手元側は
第1の硬性部1から湾曲部3、第2の硬性部2を通じて
操作部を経てさらにユニバーサルコードに導かれ、図示
しない光源装置に接続されるようになっている。
【0020】一方、第2の硬性部2内には固体撮像素子
7からの信号を処理する回路用電子部品10、すなわち
回路基板11やこれに実装されるIC12などが組み込
まれている。そして、この回路用電子部品10は、湾曲
部3内を通る第1のケーブル13の複数の第1の信号線
13aにより、接続部16において前記固体撮像素子7
に接続されている。また、第1のケーブル13の複数の
第1の信号線13aは、手元側で、回路基板11の接続
部17において接続されている。
【0021】また、前記回路用電子部品10には第2の
ケーブル14の複数の第2の信号線14aが接続されて
おり、この第2の信号線14aは第2の硬性部2、操作
部及びユニバーサルコード内を通り、図示しないコネク
タを介して、内視鏡外部の図示しないビデオプロセッサ
と接続するようになっている。
【0022】第2の硬性部2には、その横断面である図
2に示すように、前記ライトガイド8、8が挿通され、
かつ湾曲部3内の回動自在に組合わされた駒からなる湾
曲管3a内を通る四つのアングルワイヤ15が配置され
ている。そして、前記電子部品10は図1、図2に示す
ように、第2の硬性部2内においてライトガイド8、8
や四つのアングルワイヤ15など他の内蔵物を避け、第
2の硬性部2の内壁から離して収納されている。これに
より、電子部品10は挿入部4の第2の硬質部2におい
て、その軸方向に移動自在となっている。
【0023】前記構成において、アングルワイヤ15の
各操作により湾曲部3に湾曲がかけられると、湾曲部3
内に収納された第1のケーブル13の第1の信号線13
aは、第1の硬性部1に固定された固体撮像素子7に追
従して挿入部4の軸方向に移動する。
【0024】このとき、前記電子部品10は、第2の硬
性部2に対して固定されていないので、複数の第1の信
号線13aの動きに追従して、挿入部4の軸方向に移動
する。
【0025】本実施例では、内視鏡湾曲部3を湾曲させ
ても、湾曲部3に内蔵された第1のケーブル13の第1
の信号線13aの挙動に追従して、第2の硬性部2に内
蔵された電子部品10が移動するため、固体撮像素子7
と第1の信号線13aの接続部16や、第1の信号線1
3aと回路基板11の接続部17に作用するストレスが
軽減され、湾曲時の耐性が向上する。
【0026】なお、前記構成では、電子部品の挿入部径
方向の動きも規制していないため、電子部品が挿入部軸
方向のみならず径方向にも移動可能である。このように
電子部品の自由度を大きくすることによって、湾曲角が
大きい場合でも接続部へのストレスを軽減させることが
できる。
【0027】図3及び図4は本発明の第2実施例に係
り、図3は第2の硬性部に収納された電子部品周辺の拡
大図、図4は電子部品を含む硬性部の横断面である。
【0028】図3に示す第2実施例において、第1実施
例と同様の構成及び作用については、同じ符号を付して
説明を省略する。
【0029】第2のケーブル14の第2の信号線14a
は束ねられた状態でシールド線18に被覆され、さらに
外被19に覆われて、ビデオプロセッサ(図示しない)
に接続されている。回路用電子部品10は、第1の信号
線13aとの接続部17や第2の信号線14aとの接続
部27と共に、熱収縮チューブ等の絶縁体20により絶
縁され、シールドパイプ21の中に収納されている。
【0030】前記シールドパイプ21は導電性のもので
あれば良く、例えばシンチュウやステンレス等の金属パ
イプを用いる。なお、導電性を高めるために、金属パイ
プにニッケル等をメッキしても良い。また、金属パイプ
の代わりに、プラスチック製のパイプの内面あるいは外
面に導電性物質をメッキあるいは塗装しても良い。
【0031】シールドパイプ21は、その後端側にパイ
プ止め部材21bが接続・固定されており、このパイプ
止め部材21bを介して第2の信号線14aを覆うシー
ルド線18と電気的に隙間なく接続されている。
【0032】一方、シールドパイプ21は、その先端側
にパイプ止め部材21aが接続・固定されており、この
パイプ止め部材21aを介して、複数の第1の信号線1
3aを覆うシールドスリーブ22と電気的に接続されて
いる。シールドスリーブ22は、銅線や繊維にスズや銀
をメッキした導電性の細線を編み組にして可撓性を持た
せてある。シールドスリーブ22は、先端側において、
第1の硬性部1に内蔵された固体撮像素子7を覆う図1
に示す枠23に接続している。
【0033】なお、シールドパイプ21は、シールド1
8及びシールドスリーブ22と直接接続されるようにし
ても良い。
【0034】電子部品10を構成する回路基板11の先
端側及び後端側に接続された第1の信号線13a、第2
の信号線14aは、シールドパイプ21との間で電気的
に絶縁されるように、シールドパイプ21のパイプ止め
部材21a,21bが接着剤28等により固定されてい
る。
【0035】シールドスリーブ22,シールドパイプ2
1の外周は、内視鏡本体から絶縁するために、絶縁チュ
ーブ24で被覆されている。絶縁チューブ24のうち少
なくともシールドスリーブ22を覆う部分は可撓性のチ
ューブを用いる。
【0036】なお、シールドパイプ21の代わりに、シ
ールドスリーブ22を電子部品10の後端まで延長し、
直接シールド線18と接続してもよい。
【0037】また、回路基板11上に実装されるIC1
2や抵抗、コンデンサ等からなる電気部品25、25、
さらに第1の信号線13aとの接続部16および第2の
信号線14との接続部17は、すべて回路基板11の一
方の面上に設けられている。そして、ビデオプロセッサ
(図示せず)と接続している第2の信号線14aのう
ち、固体撮像素子7へ直接接続される信号線26、26
は、シールドパイプ21の内部で回路基板11の背面を
通過し、第1の信号線13aと束ねられて湾曲部3内を
通り、固体撮像素子7に接続している。
【0038】前記構成で、第1の信号線13a、電子部
品10それぞれにシールドが被覆され、それらが相互に
電気的に接続され、さらに第2の信号線14aを覆うシ
ールド線18と接続することによって、電子回路のほぼ
全長を覆うシールドが形成される。
【0039】本実施例は、第1実施例の効果に加えて、
シールドが完全に行われるので、湾曲部などからノイズ
を放射したり、外部ノイズの影響を受けにくくすること
ができる。
【0040】なお、固体撮像素子7を覆う枠23も導電
性の材質にすることによって、さらにシールド性を高め
ることができる。
【0041】また、第1の信号線13a及び第2の信号
線14aがそれぞれシールドパイプ21の両端に設けれ
たパイプ止め部材21a,21bに固定されており、湾
曲操作に伴う第1の信号線13aの挿入部軸方向の挙動
は、シールドパイプ21を介して直接第2の信号線14
aに伝わる。このため、本実施例では、シールドパイプ
21内部に収納された回路基板11と第1の信号線13
aとの接続部16や、回路基板11と第2の信号線14
aとの接続部17にはストレスがかからず、湾曲時の耐
性を向上させることができる。
【0042】また、このシールドパイプ21は信号線と
電子部品の接続部を保護するだけでなく、電子部品10
そのものを外力から保護している。
【0043】さらに、前記ビデオプロセッサから固体撮
像素子7へ直接接続される信号線26、26を回路基板
11の電気部品実装面の反対側を通過させる。すなわ
ち、電子部品10を収納したシールドパイプ21内側の
デッドスペースに信号線26、26を通すことによっ
て、シールドパイプ21の細径化を図ることができる。
【0044】また、むき出しの信号線26、26をシー
ルドパイプ21内に納め、シールドパイプの両端に固定
されたパイプ止め部21a,21bでは、第1の信号線
13aあるいは第2の信号線14aと束ねられているた
め、ケーブルの耐性が向上する。
【0045】[付記]以上詳述したように本発明の実施
態様によれば、以下のような構成を得ることができる。
すなわち、 (1)硬性部および可撓部を有する挿入部と、撮像手段
と、この撮像手段の出力を標準的な映像信号に変換する
信号処理手段と、前記撮像手段と信号処理手段の間に配
置されかつ回路を構成する電子部品と、少なくとも前記
電子部品に接続されるケーブルと、を有し、前記撮像手
段および電子部品を前記挿入部の硬性部に配置し、ケー
ブルを前記挿入部の可撓部に内蔵した内視鏡において、
前記電子部品を少なくとも内視鏡挿入部の軸方向に移動
可能に配置した内視鏡。
【0046】(2)前記撮像手段を内蔵する第1の硬性
部と、前記電子部品の少なくとも一部を収納する第2の
硬性部と、前記第1の硬性部と第2の硬性部とを可撓部
によって連結し、前記第1の硬性部内の撮像手段と前記
第2硬性部内の電子部品とを接続する前記ケーブルを構
成する第1の信号線と、前記第2硬性部内の電子部品と
前記信号処理手段とを接続するための前記ケーブルを構
成する第2の信号線とを有しており、前記第2の硬性部
に収納された電子部品を内視鏡挿入部の軸方向に移動自
在に配置した付記1に記載の内視鏡。
【0047】付記2に記載の構成によれば、可撓部が湾
曲した時に、前記可撓部内の第1の信号線に追従して、
第2の硬性部に収納された電子部品が少なくとも内視鏡
挿入部の軸方向に移動可能であるため、信号線と撮像手
段あるいは信号線と電子部品の接続部に作用するストレ
スが軽減され、湾曲時の耐性を向上させることができ
る。
【0048】(3)前記第1の硬性部内の撮像手段に接
続され、前記可撓部内を挿通される前記第1の信号線を
少なくとも可撓部内において可撓性を有するシールド部
材でシールドした付記2に記載の内視鏡。
【0049】付記3に記載の構成では、前記撮像手段と
前記電子部品とが離れて配置されていても、両者を接続
する間の信号線がシールドされているので、ノイズの放
射や外部ノイズの影響を抑えることができる。
【0050】(4)前記第2の硬性部に収納された電子
部品を保護部材の中に格納した付記2に記載の内視鏡。
【0051】付記4に記載の構成では、第2の硬性部に
収納された電子部品を保護部材の中に格納してあるの
で、可撓部が湾曲して可撓部内の信号線にストレスが作
用しても、第2の硬性部に収納された電子部品までスト
レスが伝わるのを保護部材が防ぐため、湾曲時の耐性を
向上させることができる。
【0052】(5)前記保護部材を導電性材料で形成
し、シールド部材を兼ねた付記4に記載の内視鏡。
【0053】付記5に記載の構成では、前記保護部材を
導電性材料で形成し、シールド部材を兼ねるようにした
ので、シールド性を向上させることができる。
【0054】(6)前記保護部材の中に、前記信号処理
手段から前記撮像手段へ直接接続される信号線を挿通さ
せた付記4に記載の内視鏡。
【0055】付記6に記載の構成では、外被からむき出
しになった信号線であっても保護部材の中に挿通させて
あるので、信号線の耐性を向上させることができる。か
つ、同構成は、電子部品と信号線を収納する保護部材の
小型化つまり細径化が容易である。
【0056】(7)前記電子部品は、回路基板と、前記
回路基板の一方の面に実装された電気部品からなり、前
記電子部品に接続される信号線を回路基板の同一面にお
いて接続すると共に、前記信号処理手段から撮像手段へ
直接接続される信号線を回路基板の他方の面に配置した
付記4に記載の内視鏡。
【0057】付記7に記載の構成では、前記電気部品お
よび信号線との接続部を回路基板の一方の面に設けると
共に、信号処理手段から撮像手段へ直接接続される信号
線を回路基板の裏面側に配置しので、保護部材内部のデ
ッドスペースを有効利用でき、保護部材の小型化つまり
細径化が可能である。
【0058】(8)前記電子部品は回路基板と、この回
路基板の少なくとも一方の面に実装された電気部品とか
らなる付記1に記載の内視鏡。
【0059】(9)前記電子部品は、前記挿入部の硬性
部内に配置されている付記1に記載の内視鏡。
【0060】(10)前記電子部品は前記挿入部の径方
向にも移動可能に配置した付記1に記載の内視鏡。
【0061】(11)硬性部と可撓部を有する挿入部を
有し、撮像手段と、この撮像手段の出力を標準的な映像
信号に変換する信号処理手段との間に配置されかつ回路
を構成する電子部品と、この電子部品に接続されるケー
ブルを挿入部に内蔵した内視鏡において、少なくとも前
記電子部品を収納してシールドするシールド枠を前記挿
入部内に内蔵しており、前記挿入部の硬質の先端部に配
置された前記撮像手段と前記電子部品の先端側とを接続
する前記ケーブルを構成する第1の信号線と、前記電子
部品の手元側に接続される前記ケーブルを構成する第2
の信号線とを前記シールド枠の両端に固定手段で固定し
た内視鏡。
【0062】(12)前記電子部品は、前記シールド枠
内で固定されていない付記5に記載の内視鏡。
【0063】(13)硬性部と可撓部を有する挿入部を
有し、撮像手段と、この撮像手段の出力を標準的な映像
信号に変換する信号処理手段との間に配置されかつ回路
を構成する電子部品と、この電子部品に接続されるケー
ブルを挿入部に内蔵した内視鏡において、前記電子部品
は回路基板と、この回路基板の一方の面に実装された電
気部品とからなり、前記撮像手段と前記電子部品とを接
続する前記ケーブルを構成する複数の信号線のうち、前
記電子部品を介さずに前記撮像手段に接続される信号線
を前記回路基板の他方の面に配置した内視鏡。
【0064】(14)硬性部と可撓部を有する挿入部を
有し、撮像手段と、この撮像手段の出力を標準的な映像
信号に変換する信号処理手段との間に配置されかつ回路
を構成する電子部品と、この電子部品に接続されるケー
ブルを挿入部に内蔵した内視鏡において、前記ケーブル
を構成する複数の信号線をシールドする総合シールド部
材を、撮像手段をシールドするシールド枠と電気的に導
通させた内視鏡。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、可
撓部が湾曲した時、可撓部内のケーブルに追従して、硬
性部に収納された電子部品が少なくとも内視鏡挿入部の
軸方向に移動するので、ケーブルと電子部品の接続部に
作用するストレスを軽減でき、湾曲時の耐性を向上させ
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1及び図2は第1実施例に係り、図1は内視
鏡挿入部の縦断面図。
【図2】図2は第2の硬性部の横断面図。
【図3】図3及び図4は第2実施例に係り、図3は第2
の硬性部に収納された電子部品周辺の拡大図。
【図4】図4は電子部品を含む硬性部の横断面。
【符号の説明】
1…第1の硬性部 2…第2の硬性部 3…湾曲部 4…挿入部 10…電子部品 11…回路基板 12…IC 13a…第1の信号線 14a…第2の信号線 16,17…接続部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬性部および可撓部を有する挿入部と、 撮像手段と、 この撮像手段の出力を標準的な映像信号に変換する信号
    処理手段と、 前記撮像手段と信号処理手段の間に配置されかつ回路を
    構成する電子部品と、 少なくとも前記電子部品に接続されるケーブルと、を有
    し、 前記撮像手段および電子部品を前記挿入部の硬性部に配
    置し、ケーブルを前記挿入部の可撓部に内蔵した内視鏡
    において、 前記電子部品を少なくとも内視鏡挿入部の軸方向に移動
    可能に配置したことを特徴とする内視鏡。
JP6273868A 1994-11-02 1994-11-08 内視鏡 Pending JPH08136827A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6273868A JPH08136827A (ja) 1994-11-08 1994-11-08 内視鏡
US08/550,501 US5873816A (en) 1994-11-02 1995-10-30 Electronic endoscope having an insertional portion a part of which is a conductive armor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6273868A JPH08136827A (ja) 1994-11-08 1994-11-08 内視鏡

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08136827A true JPH08136827A (ja) 1996-05-31

Family

ID=17533688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6273868A Pending JPH08136827A (ja) 1994-11-02 1994-11-08 内視鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08136827A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5112575B2 (ja) 電子内視鏡及び内視鏡システム
JP5404981B1 (ja) 超音波内視鏡
US6494739B1 (en) Miniature connector with improved strain relief for an imager assembly
US8801604B2 (en) Electronic endoscope with laminated tube member
US10158188B2 (en) Cable connection structure, ultrasonic probe, and ultrasonic endoscope system
JP2010069186A (ja) 撮像装置及び内視鏡
JP5376858B2 (ja) 内視鏡
JP3811318B2 (ja) 撮像装置及び撮像装置を備えた内視鏡
JPH08136827A (ja) 内視鏡
JP2007007179A (ja) 電子内視鏡の撮像装置
JP6401004B2 (ja) 内視鏡のケーブルモジュール
JPS6265010A (ja) 内視鏡
JPH1099267A (ja) 撮像装置
JP2503421B2 (ja) 固体撮像素子を用いた内視鏡
JP3325036B2 (ja) 内視鏡及びこの内視鏡の組立方法
JP3583661B2 (ja) 内視鏡
JP2003126029A (ja) 電子内視鏡装置
JPH10108049A (ja) 撮像装置
JP4225939B2 (ja) 電子内視鏡
JPS61248678A (ja) 内視鏡
JPH0513483B2 (ja)
JPH08286122A (ja) 内視鏡装置
JP3374711B2 (ja) 電子内視鏡のコード連結構造
JPH074005Y2 (ja) 電子内視鏡装置
JPH08286121A (ja) 電子内視鏡

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040512

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041012

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041202

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050118