JPH081367U - 逐次暗号装置 - Google Patents

逐次暗号装置

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JPH081367U
JPH081367U JP12595U JP12595U JPH081367U JP H081367 U JPH081367 U JP H081367U JP 12595 U JP12595 U JP 12595U JP 12595 U JP12595 U JP 12595U JP H081367 U JPH081367 U JP H081367U
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JP
Japan
Prior art keywords
register
bits
bit
block cipher
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP12595U
Other languages
English (en)
Inventor
久義 戸塚
Original Assignee
株式会社シーエーティブイ基盤技術研究所
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Publication date
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Publication of JPH081367U publication Critical patent/JPH081367U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 平文伝送速度を速くし、ブロック暗号部の処
理速度を遅くすることを可能とする。 【構成】 ブロック暗号部11でレジスタ13にデータ
が移送されてから、そのデータがなくなるまでにシフト
レジスタ12内のデータを鍵コードKで攪拌して疑似乱
数を生成してレジスタ22に格納し、その疑似乱数のビ
ット数以下、かつ2以上のnビットのレジスタ13から
1ビットずつ取り出して平文と回路14で排他的論理和
をとって暗号文を出力すると共に、レジスタ12に帰還
し、レジスタ13のnビットがなくなるごとにレジスタ
22から所定のnビットをレジスタ13に転送する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は例えば有線や無線でデータを授受する場合に、第三者にそのデータ が盗聴されないようにデータを暗号化するために用いられ、ブロック暗号部から 生成された疑似乱数と平文との排他的論理和をビット単位にとって暗号化データ として出力すると共に、その暗号化データをブロック暗号部に帰還して新たな疑 似乱数を得る逐次暗号装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2に従来の逐次暗号装置10を示す。この逐次暗号装置10はブロック暗号 部11にシフトレジスタ12から複数ビット、例えば64ビットのブロックデー タが入力され、このブロックデータは鍵コードKで攪拌され、同ビット数の疑似 乱数のブロックデータが得られ、このブロックデータの内の予め決められたビッ ト数nが第1レジスタ13に格納される。第1レジスタ13のデータは鍵ビット kとして1ビットずつ出力され、平文Mと排他的論理和回路14でビット単位で 排他的論理和がとられ、排他的論理和回路14の出力は暗号化データとして平文 Mと同速度で伝送路15に送出されると共にシフトレジスタ12に帰還される。 第1レジスタ13内の全ビットが鍵kとして使用されると、次の鍵を得るために シフトレジスタ12の内容(ブロックデータ)がブロック暗号部11に入力され 、ブロック暗号部11は鍵コードKで入力されたブロックデータを攪拌して、疑 似乱数のブロックデータを出力し、そのnビットが第1レジスタ13に格納され る。以下同様のことを繰り返す。
【0003】 伝送路15を伝送された暗号化データは復号装置16内の排他的論理和回路1 7とシフトレジスタ18とに入力され、排他的論理和回路17でnビットのレジ スタ19から1ビットずつ出力される鍵ビットkと排他的論理和がとられて平文 Mに復号され、レジスタ19の全ビットが鍵ビットkとして使用されると、シフ トレジスタ18内のブロックデータがブロック復号部21に入力されて鍵コード Kで攪拌されて同一ビット数の疑似乱数のブロックデータを発生し、このブロッ クデータのnビットがレジスタ19に格納される。つまり復号装置16は暗号装 置10と同一のハードウエアで構成されている。なおシフトレジスタ12,18 ,レジスタ13,19にはそれぞれ予め決められた初期値が与えられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このように従来の逐次暗号装置では平文Mが一定の速度のビット列が入力され 、同じ速度で暗号化データが出力される場合、ブロック暗号部11がシフトレジ スタ12を通じて帰還されてきたデータを処理して疑似乱数を得る時間が、平文 Mの1ビットが暗号化されて出力されてから、次の平文Mの1ビットを暗号化す るのに間に合うように短時間としなければならない。一般にブロック暗号部11 の回路規模が大きいので高速で入力されてくる平文を実時間で処理して出力する には限界があった。
【0005】 この考案はこのような課題を解決するためになされたもので、ブロック暗号部 の処理速度が平文の入出力ビット速度より遅くても平文の入出力速度に影響を与 えることなく平文を実時間で暗号化することができる逐次暗号装置を提供するこ とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案によれば疑似乱数を生成するブロック暗号部と、暗号化に使用する鍵 ビットを出力する第1レジスタとの間に第2レジスタが設けられ、ブロック暗号 部で生成された疑似乱数のブロックデータの内予め決めたnビット以上は並列転 送により第2レジスタに格納され、第2レジスタ内の所定のnビットデータが第 1レジスタに格納される。第1レジスタのビット数nは2乃至ブロック暗号部の 生成ブロックデータのビット数以下とされ、第2レジスタのビット数はn以上と する。第1レジスタに記憶されている全ビットデータと平文との排他的論理和が とられると、すぐに第2レジスタの内容が第1レジスタに移される。この第1レ ジスタに移されたビット数分の暗号化処理が行われている内に、次の疑似乱数の ブロックデータを得るための処理をブロック暗号部で行い、その結果を第2レジ スタに入力しておくことにより、間断なく平文と鍵ビットkとの排他的論理和が とれる。
【0007】
【作 用】
この考案によれば、第1レジスタの鍵ビットkをすべて使用した時に、次に用 いる鍵ビットkは第2レジスタにあり、この第2レジスタより第1レジスタに転 送したnビットをすべて鍵ビットkとして使用してしまう間に更に次の鍵ビット を用意すればよいからブロック暗号部での処理時間をTとすると平文に対する暗 号化の処理速度をn/Tとすることができる。つまり、従来の装置でmのビット レートで処理できた暗号装置はmnのビットレートで処理できることになる。
【0008】
【実施例】
図1にこの考案の実施例を示し、図2と対応する部分に同一符号を付けてある 。この考案においては逐次暗号装置10内のブロック暗号部11と第1レジスタ 13との間に第2レジスタ22が挿入される。第1レジスタ13のビット数nは 2以上でかつ、ブロック暗号部11の生成ブロックデータのビット数以下とされ 、第2レジスタ22のビット数はn以上とされる。ブロック暗号部11で生成さ れた疑似乱数のブロックデータ内の予め決めたnビット以上は、従来において第 1レジスタ13に並列転送により格納したと同様に第2レジスタ22に並列転送 により格納され、第2レジスタ22内のデータ中の所定のnビットが第1レジス タ13内に移され、第1レジスタ13内のデータが1ビットずつ鍵ビットkとし て取り出されて平文Mとその入力速度でビット単位で排他的論理和がとられて平 文Mが暗号化され、その暗号化データは伝送路15へ送出されると共に、シフト レジスタ12に帰還される。
【0009】 第1レジスタ13内のnビットがすべて鍵kとして使用されると、第2レジス タ22内のデータ中の所定のnビットが第1レジスタ13内に移されて平文Mに 対する暗号化の鍵ビットkとして利用される。これと同時に、シフトレジスタ1 2内のブロックデータがブロック暗号部11に入力されて、鍵コードKにより攪 拌されて疑似乱数のブロックデータが生成される。このブロックデータは第2レ ジスタ22に格納される。このブロック暗号部11での疑似乱数の発生は、第1 レジスタ13内に取り込んだnビットのデータをすべて鍵ビットkとして使用し てしまう間に行う。つまりブロック暗号部11での処理時間は平文Mの伝送速度 をmbit/s とすると、平文Mの1ビットを暗号化処理する時間1/mのn倍、つ まりn/mの時間内とする。従って第1レジスタ13内のデータがすべて鍵ビッ トkとして使用された時は、新たに生成された疑似乱数が既に第2レジスタ22 内に格納されてあるから、このデータからnビットを第1レジスタ13に移して 次の鍵ビットkとして使用することができる。このようにして間断なく平文Mを その伝送速度mで暗号化することができる。
【0010】 復号装置16も第2レジスタ22と同様のレジスタ23がブロック復号部21 とレジスタ19との間に挿入されて、同様の動作が行われる。なお、シフトレジ スタ12,18,レジスタ13,19,21,22にはそれぞれ予め決められた 初期値が与えられている。
【0011】
【考案の効果】
以上述べたように、この考案によれば第2レジスタを設けることにより、第1 レジスタのnビットのデータをすべて鍵ビットkとして使用する間にブロック暗 号部で疑似乱数を生成すればよく、平文Mの伝送速度が比較的速くても、処理速 度が比較的遅いブロック暗号部を使用して、実時間で平文を暗号化することがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示すブロック図。
【図2】従来の逐次暗号装置を示すブロック図。
【手続補正書】
【提出日】平成7年2月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロック暗号部から生成された疑似乱数
    がnビットの第1レジスタに格納され、その第1レジス
    タの各ビットと平文とが排他的論理和回路でビット単位
    で排他的論理和がとられて暗号化データとして出力され
    ると共に、その暗号化データは上記ブロック暗号部に帰
    還されて、上記第1レジスタ内の全ビットを使用するご
    とに上記ブロック暗号部で新たな疑似乱数を発生する逐
    次暗号装置において、 上記第1レジスタのビット数nは2乃至上記ブロック暗
    号部の1回に生成する疑似乱数のビット数以下に選定さ
    れており、 上記ブロック暗号部と上記第1レジスタとの間に挿入さ
    れ、ビット数がn以上であり、上記ブロック暗号部で発
    生された疑似乱数の内の予め決められたnビット以上が
    並列転送格納され、上記第1レジスタの全ビットが使用
    されるごとに、上記格納された疑似乱数の所定のnビッ
    トを上記第1レジスタに、並列転送する第2レジスタが
    設けられていることを特徴とする逐次暗号装置。
JP12595U 1995-01-19 1995-01-19 逐次暗号装置 Pending JPH081367U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12595U JPH081367U (ja) 1995-01-19 1995-01-19 逐次暗号装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12595U JPH081367U (ja) 1995-01-19 1995-01-19 逐次暗号装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH081367U true JPH081367U (ja) 1996-09-03

Family

ID=11465322

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12595U Pending JPH081367U (ja) 1995-01-19 1995-01-19 逐次暗号装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49122624U (ja) * 1973-02-13 1974-10-21

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
IBM,TECHNICAL,DISCLOSURE,BULLETIN=1983 *
MOTOROLA,MICROPROCESSORS,DATA,MANUAL=S57 *

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49122624U (ja) * 1973-02-13 1974-10-21

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