JPH08135U - 磁石を備えた遮光マスク - Google Patents

磁石を備えた遮光マスク

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JPH08135U
JPH08135U JP5355193U JP5355193U JPH08135U JP H08135 U JPH08135 U JP H08135U JP 5355193 U JP5355193 U JP 5355193U JP 5355193 U JP5355193 U JP 5355193U JP H08135 U JPH08135 U JP H08135U
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JP
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mask
magnet
light
mask body
sheet
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Application number
JP5355193U
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English (en)
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平八 堀
Original Assignee
平八 堀
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 眼精疲労を癒すための機能を有する遮光マス
クの提供。 【構成】 光を遮断する幕体により形成したマスク本体
1と、マスク本体1の両端部に一端を固定した紐体2と
からなる遮光マスクMにおいて、前記マスク本体1の内
面側の瞼と接する部位に一対の永久磁石3を配設したこ
とを特徴とする磁石を備えた遮光マスクであり、さら
に、前記マスク本体の内面側には、シート保持部を配設
し、永久磁石を固着したシートをこのシート保持部に固
定したり、あるいは、前記マスク本体の内面側には、緩
衝体を具備すると共に永久磁石を固着したパッドを保持
したことを特徴とする磁石を備えた遮光マスク。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本願考案は、眼精疲労を癒すための機能を有する遮光マスクに関する。
【0002】
【従来技術】
近年、オゾン層の破壊などによって強い紫外線を受けることが多くなり、日中 での行動時に視力の低下が進むことがある。また、ビデオゲームやコンピュータ などの普及により長い時間にわたってモニターを直視することが多くなり、視力 低下、眼精疲労などが大幅に増加してきた。
【0003】 そこで、簡単な治癒手段としては、マッサージ、目薬の滴下、まぶたの冷却あ るいは瞳を水洗いすることなどが行われている。
【0004】 一方、昼間の車中移動時などで仮眠する場合には、眼に密着して光を遮断する 図7に示すような遮光マスク60が使用される。この遮光マスク60は、ひょう たん型のマスク本体61と、その左右端部に一端を固定した保持バンド62と、 場合によっては収納ケース等の付属品を具備している。
【0005】 そして、使用時には、マスク本体61を眼に被せながら光が侵入しないように 保持バンド62の他端を耳に掛けて、眼の周囲の皮膚と適度に密着するように保 持バンド62の長さを調節する。
【0006】 一方、眼鏡を掛けながら磁気治療を行うために眼鏡のフレームにおける上枠、 耳掛け部、弦の各箇所に永久磁石の先端を突出した事例が知られている。
【0007】 また、本出願人は、先に実公平3−9747号として公告された「磁石付き眼 鏡ケース」を提案している。この考案は、図8に示すように眼鏡レンズをサック 式に収納して両面から挟持するようにした磁石付き眼鏡ケース70であって、眼 と接近するカバー71の表面から永久磁石72の一端を突出して配設したという 手段を開示している。
【0008】 すなわち、この出願は、金属または金属粉が含有された合成樹脂などの被磁性 体からなる帯状弾性体を芯材として二つ折りにし、その折り返し側の中央に細幅 の連成部70aを形成して、この連成部70aの両側に眼鏡レンズと同一又は相 似の形状に曲成された各一対のレンズカバー71を施し、このレンズカバー71 によって眼鏡レンズを両面から狭持するようにした眼鏡ケース70であって、該 レンズカバー71の表面から永久磁石72の一端を突出して配設すると共に、他 端は上記帯状弾性体と接触または接合していることを特徴とする磁石付き眼鏡ケ ースである。
【0009】 上記出願は、眼からの疲労によって起こる眼精疲労などが生じた場合や、移動 車両の座席に着座した場合における仮眠時などに、眼鏡を掛けて瞼を閉じると、 連成部70aを挟んでその両側に形成されたレンズカバー71の表面から若干突 出された永久磁石72が瞼に接触又は接近して配置すると、一例として図5に示 すような磁力線が発生し、その磁力を毛様筋及び眼筋に作用させ、それらの疲労 を回復させるものである。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記第1の従来例は、眼鏡を掛けたままジョギングなどの運動をする 時には、磁石と接している身体部分との間で擦れが生じ、それがもとで皮膚など に損傷が発生するということがあった。
【0011】 また、眼鏡ケースを利用している場合には、眼鏡を利用する人だけしか使用す ることができず、また、個人差にもよるが眼球から遠い位置に磁石を配置するこ とになる場合があり、磁力が有効に機能しない場合があった。そこで、本願考案 は、眼鏡を利用しない人にも使用できて、しかも眼精疲労を容易に治癒すること ができる遮光マスクの提供を目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本願考案は、光を遮断する幕体により形成したマスク本体と、マスク本体の両 端部に一端を固定した紐体とからなる遮光マスクにおいて、前記マスク本体の内 面側の瞳と接する部位に一対の永久磁石を配設したことを特徴とする磁石を備え た遮光マスクである。
【0013】 さらに、前記マスク本体の内側には、シート保持部を配設し、上記永久磁石を 固着したシートをこのシート保持部に固定した手段を有し、他方、緩衝体を施し たパッドに前記永久磁石を固着し、このパッドをマスク本体の内側に配置する手 段を具備している。
【0014】
【作用】
本願考案は、車両等で移動する際の仮眠時などで使用すると、マスク本体が眼 に密着して磁石部分が瞼の上に位置するようになり、磁極のN極からS極に磁力 線が形成され、磁石と対向している眼の筋肉や神経に、この磁力線が作用して、 前記毛様筋や眼筋の働きを回復する。
【0015】 また、別途用意した前記シートを使用することにより、このシートと遮光マス クを個別にクリーニングして清潔を保つことができ、遮光マスクに多少の汚れを 生じても使用する毎にシートを清潔に保てば支障なく使用することができる。
【0016】 さらに、緩衝体を施した前記パッドを使用すれば、密着感がさらに増すと共に このパッドを水に浸した後で使用することにより瞼を冷やして疲れを癒すだけで なく清涼感を得ることができる。無論、温熱効果によって目の疲れを和らげるた めに疲れ目に蒸しタオルを当てて血行を促進するようにパッドに温水を浸して使 用することもできる。
【0017】
【実施例】 図1は本願考案の一実施例を示す斜視図、図2は他の実施例を示す斜視図、図 3は同じく他の実施例を示す斜視図、図4〜図5は別の実施例の使用状態を示す 断面図並びにその斜視図、図6は磁力線の状態を示す説明図である。
【0018】 ちなみに、前記眼精疲労は、眼を長時間使用した場合などで距離に応じて焦点 の調節をする毛様筋の過労や斜視などで斜位にある両眼を正位に保たせようとす る眼筋の過労あるいはノイローゼなどの神経性症状の合併などが原因で眼痛、頭 痛、前額部の圧迫感や視力の減退を感じるものである。
【0019】 加えて、身体や神経の疲れなどが原因で眼にあらわれることが多く、最近では パソコンやワープロなどの画面を凝視するなどで眼を酷使した後に休養しても回 復しないことがテクノストレスの要因になっている。
【0020】 従って、磁力効果がもっとも大きいのは、磁石と皮膚部分とが直に接している 場合が最大であり、それによって磁力が筋力や神経に効果的に働きかけるもので ある。しかも、眼球と対向している箇所に一対の永久磁石を施すことが最も磁力 効果が高い。
【0021】 本願考案は、遮光性の高い布地で形成したマスク本体1の両端部に一端を固定 した紐体2によって遮光マスクMを構成する。このマスク本体1は、一般に販売 されている汎用性の高いもので差し支えない。また、マスク本体1は、眼の回り の皮膚に密着して完全に光を遮断するものを使用するのが最良であるが、必ずし も完全に遮光する材質に限定するものではない。
【0022】 さらに、マスク本体1の内表面には、瞼と対峙する箇所に一対の永久磁石3を 配設している。一例として、この永久磁石3は、直径5〜7mm、突起部の高さ 3mmの柱状体であり、円周には縁取りをして安全性に配慮している。
【0023】 使用時には、紐体2を耳に掛けてマスク本体1が瞼の皮膚と密着するようにす るだけで磁石の部分が瞼と接触するようになる。
【0024】 一方、マスク本体1には永久磁石を配設しないで別に用意した板紙製、樹脂等 を含浸した防水性紙製シートあるいは樹脂製シートあるいはそれらを芯材にして 布地で覆ったシート10または緩衝性のあるパッド20に磁石10a,20aを 配設して使用する場合があり、以下、その各実施例について説明する。
【0025】 すなわち、図2に示すようにマスク本体1は、その内面側に前記瞼の位置に一 対の永久磁石を配置した板状のシート10を挟み込む保持部1aを具備し、この シート保持部1aは、一例として弾性を備えた紐体2aの両端部をマスク本体1 の長手方向に対して斜めに配設して固着している。
【0026】 そして、使用時には、予めシート10を前記シート保持部1aに挟み込んで固 定した後に、マスク本体1の紐体2を耳に掛けて眼の周囲の皮膚をマスク本体1 の周縁部で密着するように装着すると自然に光が遮断されると共に磁石10aが 瞼の上に位置するようになる。
【0027】 この場合には、マスク本体1とシート10とを別体に形成したので次のような 使用例や作用・効果を発揮する。 シートは一つであっても、着衣に合わせた色や柄のマスク本体を使用すること によりファッション性を発揮することができる。 マスク本体は1種類でも磁力の異なるシートを用意し、眼の疲労の度合いに応 じてシートを交換して使用することができる。 マスク本体とシートを別々にしたので汚れの度合いに応じて個別にクリーニン グすることができ、仮にマスク本体が埃などで汚れてもシートは清潔であるた めに雑菌の発生を防ぐ。
【0028】 一方、図3に示すシート30は、前記マスク本体1の内表面に面ファスナー4 0のフック面40aを配設したシート保持部1bを示すものであり、他方、永久 磁石50aを施したシート30の裏面に面ファスナー40のループ面40aを配 設し、両ファスナー40の各面40a、40bの締結によってシート30をマス ク本体1に着脱自在に保持するようにした構造を示す。
【0029】 上記の場合も予め面ファスナー40でシート30を固定した後にマスク本体1 を紐体2によって耳に掛けて保持すると、磁石3が瞼の箇所に位置して磁力が前 記毛様筋や眼筋に作用する。
【0030】 なお、前記したシート10、30でも差し支えないが厚みが足りない場合には ガーゼ等をマスク本体との間に配置すればよく、また、前記磁石が瞼に直接触れ ている状態が最も磁力による効果が高いが、違和感を拭えない時にも磁石と瞼の 間にガーゼや綿などを配設すればよい。
【0031】 さらにまた、図4に示すものは、マスク本体1の内表面側に、別途用意したパ ッド50を狭持する構造のものであり、前記のようなシート保持部を設けなくて もよい場合を示す。すなわち、パッド50は、外皮を綿やガーゼ状の柔軟な生地 またはナイロンなどの合成樹脂製布地で形成し、かつその内側に適宜の厚さを有 する綿またはスポンジなどの発泡性合成樹脂でかつ若干の保水性を備えた緩衝体 51を配設している。
【0032】 上記パッド50の内表面側すなわち瞼と接触する箇所には、左右一対の永久磁 石50aを配置し、この永久磁石3の磁力が瞼に作用するようになる。
【0033】 本願考案は、眼鏡を掛けて眼に疲労を感じた時あるいは眼を休める時に遮光マ スクを掛けるだけで磁力が眼の神経や筋肉に作用する。
【0034】
【考案の効果】
本願考案は、テレビを観たり、読書などで眼が疲れた時や身体の疲労が眼に表 れた場合に、一日中とか長時間連続して使用するのではなく必要に応じて20分 程度使用することにより、磁力の作用によって毛様筋や眼筋などの疲労を治癒し て短時間で元の状態に回復することができる。
【0035】 特に、眼鏡ケースに磁石を施した場合と相違して本願考案は、完全に光を遮断 した状態でしかも磁石と瞼の距離が近い状態で使用するので磁力が最も効果的に 働き、小休止や仮眠時に使用すると短時間で眼精疲労を回復し、身体共にリフレ ッシュする。
【0036】 また、シートあるいはパッド毎に磁力の違うものを使用することにより、個体 差などによって異なる眼精疲労の治癒に最適なものを選択して使用することがで きる。さらに、パッドの場合には、水や温水を含ませることにより湿布や温布マ ッサージによる疲労回復を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願考案の一実施例を示す斜視図。
【図2】 他の実施例を示す斜視図。
【図3】 同じく他の実施例を示す斜視図。
【図4】 同じく他の実施例の使用状態を示す断面図。
【図5】 同上斜視図。
【図6】 磁力線の状態を示す説明図。
【図7】 従来例を示す斜視図。
【図8】 他の従来例を示す斜視図。
【符号の説明】
M 遮光マスク 1 マスク本体 1b シート保持部 2 紐体 3 永久磁石 10,30 シート 40 面ファスナー 50 パッド

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を遮断する幕体により形成したマスク
    本体と、 マスク本体の両端部に一端を固定した紐体とからなる遮
    光マスクにおいて、 前記マスク本体の内面側の瞳と接する部位に一対の永久
    磁石を配設したことを特徴とする磁石を備えた遮光マス
    ク。
  2. 【請求項2】 前記マスク本体の内面側には、シート保
    持部を配設し、永久磁石を固着したシートをこのシート
    保持部に固定することを特徴とした請求項1記載の磁石
    を備えた遮光マスク。
  3. 【請求項3】 前記マスク本体の内面側には、緩衝体を
    具備すると共に永久磁石を固着したパッドを保持するこ
    とを特徴とした磁石を備えた遮光マスク。
JP5355193U 1993-09-09 1993-09-09 磁石を備えた遮光マスク Pending JPH08135U (ja)

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JP5355193U JPH08135U (ja) 1993-09-09 1993-09-09 磁石を備えた遮光マスク

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JP5355193U JPH08135U (ja) 1993-09-09 1993-09-09 磁石を備えた遮光マスク

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JPH08135U true JPH08135U (ja) 1996-01-23

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ID=12945940

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JP5355193U Pending JPH08135U (ja) 1993-09-09 1993-09-09 磁石を備えた遮光マスク

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JP (1) JPH08135U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998029219A1 (fr) * 1995-07-13 1998-07-09 Tokyo Auto Shop Co., Ltd. Cle a angle droit

Cited By (1)

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