JPH08134469A - アスファルト合材再生機 - Google Patents
アスファルト合材再生機Info
- Publication number
- JPH08134469A JPH08134469A JP27468794A JP27468794A JPH08134469A JP H08134469 A JPH08134469 A JP H08134469A JP 27468794 A JP27468794 A JP 27468794A JP 27468794 A JP27468794 A JP 27468794A JP H08134469 A JPH08134469 A JP H08134469A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace
- asphalt
- gas duct
- duct
- inner pot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Working-Up Tar And Pitch (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は加熱温度の制御を行い易く過加熱に
よるアスファルトの変質を防止し、これを舗装材として
再利用する装置を得ることを目的とする。 【構成】 下端に焚口3及び開閉自在の排出口4を設
け、上端に開閉自在の原料投入口5を設けてなる外釜1
と、傾斜底板6を有する内釜2の中央部に中央煙道7を
設け、内釜2の外周と外釜1の内周との間に外周煙道8
を設け、かつ内釜2の上記傾斜底板6の下部を上記排出
口4に開口し、上記中央及び外周煙道7、8の上端部を
互に連通させ、かつこれを大気への煙道9に連通させて
なるものである。
よるアスファルトの変質を防止し、これを舗装材として
再利用する装置を得ることを目的とする。 【構成】 下端に焚口3及び開閉自在の排出口4を設
け、上端に開閉自在の原料投入口5を設けてなる外釜1
と、傾斜底板6を有する内釜2の中央部に中央煙道7を
設け、内釜2の外周と外釜1の内周との間に外周煙道8
を設け、かつ内釜2の上記傾斜底板6の下部を上記排出
口4に開口し、上記中央及び外周煙道7、8の上端部を
互に連通させ、かつこれを大気への煙道9に連通させて
なるものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバッチ式の舗装アスファ
ルト再生装置に関するものである。
ルト再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来ロータリーキルン内に舗装アスファ
ルト廃材を投入し、再生を計った。舗装アスファルト廃
材は骨材とアスファルトを混合硬化したものであって経
時変化して劣化する。
ルト廃材を投入し、再生を計った。舗装アスファルト廃
材は骨材とアスファルトを混合硬化したものであって経
時変化して劣化する。
【0003】再生するため舗装アスファルトを路盤から
削離し、ロータリーキルンで直接加熱酸化するとアスフ
ァルト分は変質流動化して個々の骨材表面に固着し、舗
装用としてそのまま再生することが困難である。
削離し、ロータリーキルンで直接加熱酸化するとアスフ
ァルト分は変質流動化して個々の骨材表面に固着し、舗
装用としてそのまま再生することが困難である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は加熱温度の制
御を行い易く過加熱によるアスファルトの変質を防止
し、これを舗装材として再利用する装置を得ることを目
的とする。
御を行い易く過加熱によるアスファルトの変質を防止
し、これを舗装材として再利用する装置を得ることを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は下端に焚口及び開閉自在の排出口を設け、上
端に開閉自在の原料投入口を設けてなる外釜と、傾斜底
板を有する内釜の中央部に中央煙道を設け、内釜の外周
と外釜の内周との間に外周煙道を設け、かつ内釜の上記
傾斜底板の下部を上記排出口に開口し、上記中央及び外
周煙道の上端部を互に連通させ、かつこれを大気への煙
道に連通させてなるアスファルト合材再生機内釜の内部
に排気管を垂設し、該排気管から内釜内発生蒸気及びガ
スを一次冷却器に誘導して蒸気を水にして排出し、二次
冷却器に誘導してガスをアスファルトタンクに回収し、
回収アスファルトを排出口の下に設けた撹拌器に還流さ
せるよう形成した上記発明記載のアスファルト合材再生
機によって構成される。
め本発明は下端に焚口及び開閉自在の排出口を設け、上
端に開閉自在の原料投入口を設けてなる外釜と、傾斜底
板を有する内釜の中央部に中央煙道を設け、内釜の外周
と外釜の内周との間に外周煙道を設け、かつ内釜の上記
傾斜底板の下部を上記排出口に開口し、上記中央及び外
周煙道の上端部を互に連通させ、かつこれを大気への煙
道に連通させてなるアスファルト合材再生機内釜の内部
に排気管を垂設し、該排気管から内釜内発生蒸気及びガ
スを一次冷却器に誘導して蒸気を水にして排出し、二次
冷却器に誘導してガスをアスファルトタンクに回収し、
回収アスファルトを排出口の下に設けた撹拌器に還流さ
せるよう形成した上記発明記載のアスファルト合材再生
機によって構成される。
【0006】
【作用】本発明では劣化した使用済舗装アスファルト破
砕原料を外釜の上端の原料投入口から内釜内に投入し、
焚口からバーナーで燃料を燃焼させると燃焼煙が中央及
び外周煙道を経て上昇し、上記使用済舗装アスファルト
を加温し軟化還元させる。
砕原料を外釜の上端の原料投入口から内釜内に投入し、
焚口からバーナーで燃料を燃焼させると燃焼煙が中央及
び外周煙道を経て上昇し、上記使用済舗装アスファルト
を加温し軟化還元させる。
【0007】適当に軟化した後内釜の排出口を開くと軟
化アスファルトは傾斜底板に沿って下降し、排出口から
外釜外に下降し、撹拌器を経て輸送工程に至る。
化アスファルトは傾斜底板に沿って下降し、排出口から
外釜外に下降し、撹拌器を経て輸送工程に至る。
【0008】内釜内では中央及び外周煙道から内釜内に
熱が伝導し、内釜内の原料は均一に加温され、発生する
蒸気及びガスは排気管を経て一次冷却器及び二次冷却器
に誘導され蒸気は水として流出し、ガスはアスファルト
タンクに流入し、該アスファルトはポンプで上記撹拌器
に還流される。
熱が伝導し、内釜内の原料は均一に加温され、発生する
蒸気及びガスは排気管を経て一次冷却器及び二次冷却器
に誘導され蒸気は水として流出し、ガスはアスファルト
タンクに流入し、該アスファルトはポンプで上記撹拌器
に還流される。
【0009】
【実施例】床面15に耐火物による立形外釜1が設けら
れる。外釜1の下端側面にはオイルバナー16による焚
口3が設けられ、焚口3の反対側下端下面には摺動自在
の蓋板17による排出口4が設けられる。
れる。外釜1の下端側面にはオイルバナー16による焚
口3が設けられ、焚口3の反対側下端下面には摺動自在
の蓋板17による排出口4が設けられる。
【0010】外釜1の上端にはシリンダー18によって
起伏する蓋19を有する開閉自在の原料投入口5が設け
られ、内釜2の底板6は上記排出口4に向って下向に傾
斜させてある。
起伏する蓋19を有する開閉自在の原料投入口5が設け
られ、内釜2の底板6は上記排出口4に向って下向に傾
斜させてある。
【0011】内釜2の外周と外釜1の内周との間には外
周煙道8を介在し、かつ内釜2の中央部には中央煙道7
を立設し、中央及び外周の環状煙道7、8の上端部は互
に連通させ、かつこれを大気への煙道9に連通させるも
のである。
周煙道8を介在し、かつ内釜2の中央部には中央煙道7
を立設し、中央及び外周の環状煙道7、8の上端部は互
に連通させ、かつこれを大気への煙道9に連通させるも
のである。
【0012】外釜1の排出口4の直上の温度はセンサ2
0(隔測温度計)によって把握され一定温度に達すると
制御盤を介してスライド式蓋板17が開き排出口4を開
いて一定量の再生アスファルトが下方の撹拌器14に落
下して撹拌される。
0(隔測温度計)によって把握され一定温度に達すると
制御盤を介してスライド式蓋板17が開き排出口4を開
いて一定量の再生アスファルトが下方の撹拌器14に落
下して撹拌される。
【0013】中央煙道7の外側の内釜2内には複数の多
孔排気管10を垂設し、再生原料から排水する水分及び
ガス分を一次冷却器11を経て二次冷却器12に誘導す
る。
孔排気管10を垂設し、再生原料から排水する水分及び
ガス分を一次冷却器11を経て二次冷却器12に誘導す
る。
【0014】一次冷却器11では蒸気を水に冷却して水
分を排出し、二次冷却器12ではガスを流動アスファル
トに冷却し、これをアスファルトタンク13内に貯留
し、ポンプ21によって撹拌器14に流入させる。
分を排出し、二次冷却器12ではガスを流動アスファル
トに冷却し、これをアスファルトタンク13内に貯留
し、ポンプ21によって撹拌器14に流入させる。
【0015】撹拌器14の下にはバケットエレベータ2
2の下端を配設し、該エレベータ22によって撹拌器1
4内の再生舗装アスファルトを保温サイロ23の上端開
口部に投入し、該サイロ23の下端開閉ゲートを開いて
トラック24で再生アスファルト(骨材混合)を舗装工
事現場に輸送する。
2の下端を配設し、該エレベータ22によって撹拌器1
4内の再生舗装アスファルトを保温サイロ23の上端開
口部に投入し、該サイロ23の下端開閉ゲートを開いて
トラック24で再生アスファルト(骨材混合)を舗装工
事現場に輸送する。
【0016】尚図2中25は破砕又は切削舗装アスファ
ルト(再生アスファルト原料)、26はジョークラッシ
ャ、27は水パイプ、28は原料供給ベルトコンベヤ、
図2中29はバッグフィルタである。内外釜1、2の上
方天井には天井クレーンを備え内釜2、外釜1の上端部
等を該クレーンによって分離上昇し、洗浄品と交換する
ようになっている。又30は原料搬入トラックである。
ルト(再生アスファルト原料)、26はジョークラッシ
ャ、27は水パイプ、28は原料供給ベルトコンベヤ、
図2中29はバッグフィルタである。内外釜1、2の上
方天井には天井クレーンを備え内釜2、外釜1の上端部
等を該クレーンによって分離上昇し、洗浄品と交換する
ようになっている。又30は原料搬入トラックである。
【0017】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので使用
済舗装アスファルトの破砕原料をそのまま再生して舗装
アスファルトとして変質のおそれなく使用し得る再生機
が得られる効果がある。又再生途中において若干排出す
る不要水分を除去し、さらに発生ガスから流動アスファ
ルトを回収しこれを再生舗装アスファルトに利用し得
て、大気の汚染を防止し得る効果がある。
済舗装アスファルトの破砕原料をそのまま再生して舗装
アスファルトとして変質のおそれなく使用し得る再生機
が得られる効果がある。又再生途中において若干排出す
る不要水分を除去し、さらに発生ガスから流動アスファ
ルトを回収しこれを再生舗装アスファルトに利用し得
て、大気の汚染を防止し得る効果がある。
【図1】本発明のアスファルト合材再生機を示す縦断面
図である。
図である。
【図2】全体設備図である。
【符号の説明】 1 外釜 2 内釜 3 焚口 4 排出口 5 原料投入口 6 傾斜底板 7 中央煙道 8 外周煙道 9 大気への煙道 10 排気管 11 一次冷却器 12 二次冷却器 13 アスファルトタンク 14 撹拌器
Claims (2)
- 【請求項1】 下端に焚口及び開閉自在の排出口を設
け、上端に開閉自在の原料投入口を設けてなる外釜と、
傾斜底板を有する内釜の中央部に中央煙道を設け、内釜
の外周と外釜の内周との間に外周煙道を設け、かつ内釜
の上記傾斜底板の下部を上記排出口に開口し、上記中央
及び外周煙道の上端部を互に連通させ、かつこれを大気
への煙道に連通させてなるアスファルト合材再生機。 - 【請求項2】 内釜の内部に排気管を垂設し、該排気管
から内釜内発生蒸気及びガスを一次冷却器に誘導して蒸
気を水にして排出し、二次冷却器に誘導してガスをアス
ファルトタンクに回収し、回収アスファルトを排出口の
下に設けた撹拌器に還流させるよう形成した請求項(1)
記載のアスファルト合材再生機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27468794A JP2768640B2 (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | アスファルト合材再生機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27468794A JP2768640B2 (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | アスファルト合材再生機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08134469A true JPH08134469A (ja) | 1996-05-28 |
JP2768640B2 JP2768640B2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=17545169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27468794A Expired - Lifetime JP2768640B2 (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | アスファルト合材再生機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2768640B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5925228A (en) * | 1997-01-09 | 1999-07-20 | Sandia Corporation | Electrophoretically active sol-gel processes to backfill, seal, and/or densify porous, flawed, and/or cracked coatings on electrically conductive material |
CN103160304A (zh) * | 2011-12-19 | 2013-06-19 | 贵阳铝镁设计研究院有限公司 | 沥青熔化器进料结构 |
-
1994
- 1994-11-09 JP JP27468794A patent/JP2768640B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5925228A (en) * | 1997-01-09 | 1999-07-20 | Sandia Corporation | Electrophoretically active sol-gel processes to backfill, seal, and/or densify porous, flawed, and/or cracked coatings on electrically conductive material |
CN103160304A (zh) * | 2011-12-19 | 2013-06-19 | 贵阳铝镁设计研究院有限公司 | 沥青熔化器进料结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2768640B2 (ja) | 1998-06-25 |
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