JPH08132887A - タイヤローラ - Google Patents

タイヤローラ

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JPH08132887A
JPH08132887A JP6278017A JP27801794A JPH08132887A JP H08132887 A JPH08132887 A JP H08132887A JP 6278017 A JP6278017 A JP 6278017A JP 27801794 A JP27801794 A JP 27801794A JP H08132887 A JPH08132887 A JP H08132887A
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JP
Japan
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low
tire roller
seat
driver
water tank
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JP6278017A
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JP2836734B2 (ja
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Hiroshi Fujikawa
洋 藤川
Kazufumi Nakagawa
和史 中川
Takeshi Hirayama
毅 平山
Hiroshi Nishikawa
浩史 西川
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/62Hybrid vehicles

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  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイヤローラとしての基本的要件を具備した
上で、運転席の位置を下げることによって車両の全高を
低くしたタイヤローラを提供することを目的とする。 【構成】 車両の略中央部に配設されたエンジン5と、
前輪2Aと後輪2Bの中間位置で車体Aの底部に配設さ
れた水タンク6とを備えたタイヤローラで、左右の後輪
2Bを直接駆動する低速油圧モータ1を該後輪2B上方
にそれぞれ配置するとともに、エンジン5に配設した油
圧ポンプ10から各低速油圧モータ1に油圧配管を介し
て圧油を供給するよう構成するとともに、水タンク6上
面上に運転席Dを配設することによって運転席Dの位置
を低位に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本出願にかかる発明は、道路の整
地及びアスファルトの仕上げ工事に使用されるタイヤロ
ーラに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】道路の
整地及びアスファルトの仕上げ工事に使用されるタイヤ
ローラは、自走速度が低いことから、一つの工事が終了
すると他の現場へトラックの荷台に積載されて搬送され
ることが多い。従って、トラック等の荷台に積載した状
態での全高は、道路交通法で規制される高さ、即ち路面
から3.8m以内にならなければならない。
【0003】一般に、ここでいう荷台高さが、トラック
の場合1m位であるため、タイヤローラの車高は2.8
m位におさえる必要があるが、特に20tクラス(自重
9t位)と一般に呼ばれるタイヤローラにおいては、運
転席が所謂「キャビン」で覆われているキャビン仕様
車、及び所謂「天蓋」が運転席の上方に配置されている
キャノピー仕様車ともに、上記範囲を大きく越えてい
る。つまり、車高が、3.2〜3.3m位になる。
【0004】このため、図2に図示する従来のタイヤロ
ーラの場合、キャノピー仕様タイプの場合には、キャノ
ピーが根元から折り畳み式になり、また、キャビン仕様
のタイプの場合には、キャビンの周壁と天井面が折り畳
み式になり、トラック等で運搬する際には、「キャノピ
ー」あるいは「キャビン」をその都度折り畳んで上記道
路交通法の規制をクリアーした状態で搬送していた。
【0005】しかしながら、上述のように、運搬に際し
「キャノピー」あるいは「キャビン」をその都度折り畳
むには、それに熟知した作業者と、折り畳み及び組立て
のためのかなりの作業時間を要し、高価なタイヤローラ
の運用効率を低下させていた。
【0006】また、上述のように「キャビン」を折り畳
み式にした場合には、キャビン内にエアコンディショナ
ーを設置することや、またフロントガラス等のワイパー
あるいは曇り止め(デフロスター)装置等の諸設備を配
置することに制限が生じ、タイヤローラの作業性及び作
業環境の向上を阻害する要因にもなっていた。
【0007】従って、運転席を低くすることによって
「キャノピー」あるいは「キャビン」の高さ、つまりタ
イヤローラの全高を低くすることが考えられるが、上記
運転席の下方には図2に図示する如くエンジン5からの
動力を後輪側に伝達する変速装置20及び差動歯車装置
21等が配置されるため、運転席自体を下げることはで
きない。
【0008】この場合、道路の整地及びアスファルイト
の仕上げ工事に際し散水するための水タンク6(図2参
照)の上端の高さを低くして運転席自体を下げることも
考えられるが、かかる場合には工事に際し多量の水が不
可欠となるタイヤローラの性能(連続散水性能)を低下
させることになる。さらに、水タンクの一部を運転席下
方から他の部位にずらして運転席自体を下げることも考
えられるが、道路の整地等という作業内容から前後の車
輪に加わる軸荷重が常に一定の割合(一般には全タイヤ
に均等)になっていることが要求されるタイヤローラと
しての基本的条件から、作業の経過とともに水タンクの
平面的な重心位置が変化するような上記水タンクの配置
は好ましくはない。
【0009】このようなことから、現在のタイヤローラ
は、運転席が路面から高い位置に位置し、この結果、該
運転席を覆う「キャノピー」あるいは「キャビン」が高
さ的に高くなってしまっていた。
【0010】また、低床式トレーラ(荷台高さが0.5
〜0.6m位)を使用することも可能であるが、この場
合、トラックを使用する場合に比べて輸送コストが大幅
に高くなるという問題がある。
【0011】本出願にかかる発明は上述のような現況に
鑑みおこなわれたもので、水タンクの容量を減らすこと
なく、且つ水の変化によって水タンクの平面的な重心位
置が変化することがないという基本的要件を具備した上
で、運転席の位置を下げることによって車両の全高を低
くしたタイヤローラを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本請求項1記載の発明に
かかるタイヤローラは、車両の略中央部に配設されたエ
ンジンと、前輪と後輪の中間位置で車体の底部に配設さ
れた水タンクとを備えたタイヤローラにおいて、左右の
後輪を直接駆動する低速油圧モータを該後輪上方にそれ
ぞれ配置するとともに、上記エンジンに配設した油圧ポ
ンプから上記各低速油圧モータに油圧配管を介して圧油
を供給するよう構成するとともに、上記水タンク上面上
に運転席を配設することによって、運転席の位置を低位
に設けたことを特徴とする。
【0013】本請求項2記載の発明にかかるタイヤロー
ラは、車両中央部に配設されたエンジンと、前輪と後輪
の中間位置で車体の底部に配設された水タンクとを備え
たタイヤローラにおいて、左右の後輪を直接駆動する低
速油圧モータを該後輪に内装させるとともに、上記エン
ジン近傍に配設した油圧ポンプから上記各低速油圧モー
タに油圧配管を介して圧油を供給するよう構成するとと
もに、上記水タンク上面上に運転席を配設することによ
って、運転席の位置を低位に設けたことを特徴とする。
【0014】そして、上記請求項1あるいは2記載のタ
イヤローラにおいて、低速油圧モータを、減速機を内蔵
した静油圧駆動方式の低速油圧モータで構成すると、作
業中の後輪に大きな負荷が作用する状態では、同一回転
数でエンジンを回転させていても負荷に応じた低速での
走行が可能となる。
【0015】
【作用】しかして、本請求項1あるいは2記載の発明に
かかるタイヤローラによれば、低速油圧モータを後輪の
上方に設けあるいは後輪に内装させ、車体中央部に配置
したエンジン近傍の油圧ポンプからの圧油によって後輪
を駆動させることによって、水タンク上方のエンジンか
ら後輪側への駆動伝達系を取り除いて、この取り除いた
水タンク上面上に運転席を設けているため、水タンクの
容量を低減することなく運転席の位置を下げることがで
きる。しかも、低速油圧モータを後輪の上方に設けある
いは後輪に内装させているため、後輪側への負荷(軸荷
重)配分が増加することによって、従来後輪側に設けて
いたかなりの重量(150〜250kg程度)のカウン
ターウエイト22(図参照)を低減あるいは削除するこ
とが可能となる。
【0016】
【実施例】以下、本願発明の実施例にかかるタイヤロー
ラを図面を参照しながら具体的に説明する。
【0017】図1は本願発明の実施例にかかるタイヤロ
ーラの構成を示す図で、(a) はキャビンを取り除いた状
態での平面図、(b) はキャビンのある状態での側面図で
ある。
【0018】図において、1は減速機を内蔵した低速油
圧モータ、2Aは前輪、2Bは後輪、3は前輪あるいは
後輪に取着されているタイヤ、4はチェーン、5はエン
ジン、6は水タンクである。
【0019】図1に図示するように、左右の後輪の車軸
7(図1(b)参照)上にはそれぞれ上記低速油圧モー
タ1が配設され、この低速油圧モータ1の出力軸から後
輪へは一対のスプロケット8A,8Bとチェーン4を介
して動力が伝達されるよう構成されている。また、上記
各低速油圧モータ1は、図示しない油圧配管によって車
体中央やや前方に配設されているエンジン5に取着され
ている油圧ポンプ10と接続されている。
【0020】ところで、前輪2Aと後輪2Bの中間位置
の車体A底部には図2に図示する従来のタイヤローラと
同程度の容量の水タンク6が配設され、この水タンク6
の上面6a上には、運転席Dが配設されている。この運
転席Dは、エンジン5の後方にほぼ同レベルに配設され
ている。つまり、従来のタイヤローラの場合には、エン
ジンに比べて上位位置に配設されていたものが、この実
施例にかかるタイヤローラの場合には、エンジン5とほ
ぼ同レベルの低い位置に配設されている。
【0021】また、この運転席Dは、キャビンCで覆わ
れ、このキャビンC内の運転席Dの進行方向左側には、
水タンク6からの散水、水タンク6への給水及び排水を
コントロールする制御弁(図示せず)が内蔵された制御
弁コンソール11(図1(a)参照)が配設されてい
る。なお、図1(b)では運転席Dの高さを明瞭にする
ため、上記制御弁コンソール11の図示を省略する。
【0022】また、図1(a)において、左右の低速油
圧モータ1の中間部位には、上記制御弁コンソール11
に配管で接続された給水および排水のためのポンプ12
が配設されている。
【0023】しかして、このように構成されたタイヤロ
ーラは、図1(b)に図示するように、水タンク6の上
面6a上に運転席Dが直接配設されているため、運転席
Dはエンジン5とほぼ同レベルに配置することができ
る。従って、この運転席Dを覆うキャビンCの高さは、
この実施例にかかるタイヤローラの場合には、従来の同
一能力のタイヤローラに比べて約40〜50cm程度低
い、2.80mに抑えることが可能になっている。
【0024】従って、荷台の高さが1m程度の通常のト
ラックに搭載しても、道路からの全高は、3.8m以下
にすることが可能となる。
【0025】また、このタイヤローラは、水タンク6が
前輪2Aと後輪2Bの中間位置にあるため、水タンク6
内の水が増減しても平面的な重心位置は変化することが
ない。
【0026】さらに、このタイヤローラでは、従来のタ
イヤローラで前輪2Aと後輪2Bの中間位置にあったエ
ンジンから後輪への駆動系(プロペラシャフト、変速機
等)がなくなり、その代わりに後輪2Bの上方に重量的
に重い低速油圧モータ1が配設されているため、従来後
輪2B側に配設していたカウンタウエイトを非常に小さ
くすることが可能となっている。
【0027】さらに、タイヤローラ全体の重心が低くな
っているため、従来のタイヤローラに比べて乗り心地及
び車両の安定性が向上する。
【0028】また、キャビンを組立式にする必要がない
ため、キャビン内ヘエアコンあるいは曇り止め装置を効
率良く配置することが可能となる。
【0029】また、低速油圧モータ1が後輪2B上部の
カバーを開けるだけで露出するため、低速油圧モータ1
の整備性が向上する。
【0030】ところで、上記実施例に代えて、低速油圧
モータを後輪の車軸部分に周知の手法によって内装させ
ることもでき、この場合、さらに車両の重心位置を低く
できる他は、基本的は上記実施例と同様の作用効果を得
ることができる。
【0031】
【発明の効果】本願発明にかかるタイヤローラによれ
ば、水タンクの容量を減らすことなく、また水タンク内
の水の増減によって平面的な重心位置が変化することが
ないというタイヤローラとしての基本的要件を満足させ
て、運転席を下げることによって車両の全高を低くする
ことができる。
【0032】しかも、駆動のための低速油圧モータの整
備性が向上するとともに、車体のバランスのためだけに
設けられていたカウンターウエイトの重量を大幅に低減
するか省略することができる。
【0033】また、車両の重心位置が低下するため、乗
り心地及び車両の安定性が向上する。
【0034】さらに、何よりも、車両の全高が低くなっ
たことにより、現場間の移動を一般のトラックによって
おこなうことができるため、従来のようにトレーラを使
用する場合に比べて、輸送が容易になるとともに、輸送
コストが大幅に低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の実施例にかかるタイヤローラの構
成を示す図で、(a)はキャビンを除いた状態での平面
図、(b)はキャビンを除かない状態での側面図であ
る。
【図2】 従来のタイヤローラの構成を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1…低速油圧モータ 2A…前輪 2B…後輪 5…エンジン 6…水タンク 6a…水タンクの上面 10…油圧ポンプ C…キャビン D…運転席
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平山 毅 兵庫県加古郡稲美町岡2680番地 川崎重工 業株式会社播州工場内 (72)発明者 西川 浩史 兵庫県加古郡稲美町岡2680番地 川崎重工 業株式会社播州工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の略中央部に配設されたエンジン
    と、前輪と後輪の中間位置で車体の底部に配設された水
    タンクとを備えたタイヤローラにおいて、 左右の後輪を直接駆動する低速油圧モータを該後輪上方
    にそれぞれ配置するとともに、上記エンジンに配設した
    油圧ポンプから上記各低速油圧モータに油圧配管を介し
    て圧油を供給するよう構成するとともに、上記水タンク
    上面上に運転席を配設することによって、運転席の位置
    を低位に設けたことを特徴とするタイヤローラ。
  2. 【請求項2】 車両中央部に配設されたエンジンと、前
    輪と後輪の中間位置で車体の底部に配設された水タンク
    とを備えたタイヤローラにおいて、 左右の後輪を直接駆動する低速油圧モータを該後輪に内
    装させるとともに、上記エンジン近傍に配設した油圧ポ
    ンプから上記各低速油圧モータに油圧配管を介して圧油
    を供給するよう構成するとともに、上記水タンク上面上
    に運転席を配設することによって、運転席の位置を低位
    に設けたことを特徴とするタイヤローラ。
  3. 【請求項3】 請求項1あるいは2記載のタイヤローラ
    において、前記低速油圧モータを、減速機を内蔵した静
    油圧駆動方式の低速油圧モータで構成したことを特徴と
    するタイヤローラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102887064A (zh) * 2012-10-25 2013-01-23 中联重科股份有限公司 轮胎压路机及其驱动装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49134805U (ja) * 1973-03-15 1974-11-20
JPH04228705A (ja) * 1990-12-27 1992-08-18 Handa Kikai Kk 舗装路面処理車
JPH0594309U (ja) * 1992-05-18 1993-12-24 株式会社小松エスト 振動ローラの前部ローラ取付構造

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