JPH08130300A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JPH08130300A
JPH08130300A JP6288684A JP28868494A JPH08130300A JP H08130300 A JPH08130300 A JP H08130300A JP 6288684 A JP6288684 A JP 6288684A JP 28868494 A JP28868494 A JP 28868494A JP H08130300 A JPH08130300 A JP H08130300A
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JP6288684A
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Mutsumi Suzuki
睦 鈴木
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Original Assignee
Nikon Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/14601Structural or functional details thereof
    • H01L27/14603Special geometry or disposition of pixel-elements, address-lines or gate-electrodes

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  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 出力信号線に読み出される画素出力電圧の低
下を防止した固体撮像装置を得る。 【構成】 複数の画素を構成する光電変換素子と、複数
の画素の各々に対応して設けられた複数の蓄積容量と、
複数の蓄積容量の各々に蓄積された信号電荷を共通の信
号線に読み出すための複数の読出しトランジスタとを備
えた固体撮像装置。複数の読出しトランジスタは、ソー
ス電極が信号線に共通接続された電界効果トランジスタ
(FET)からなり、電界効果トランジスタは、半導体
基板上に形成されたウェル拡散層中にソース領域及びド
レイン領域を形成する予め定められた導電型の拡散層
と、ウェル拡散層内のソース領域に対応する部分に、ソ
ース領域の拡散層よりも深い拡散深さの部分的拡散層又
はウェル拡散層の濃度に比べて低濃度な部分的拡散層と
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固体撮像装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の一般的な(増幅型)固体
撮像装置の概略構成を示す模式回路図である。図7に示
す固体撮像装置では、光電変換素子を構成する複数の画
素(MOS型静電誘導トランジスタ;MOSSIT)T
ji(j=1〜m,i=1〜n)が、マトリクス状に配置
された場合を例示しており、ここでは、ソースフォロワ
による信号読み出し方式を用いている。
【0003】各画素Tjiのソースは、マトリクス配置の
各列毎に垂直ソースラインLHaiに共通に接続され、ド
レインには電源電圧VD が個々に印加されている。ま
た、各画素Tjiのゲートは、マトリクス配置の各行毎に
垂直走査回路11によって走査されるクロックラインL
ajに共通接続され、前記垂直走査回路11から送出さ
れる駆動パルスφGj によって行単位で駆動されるよう
になっている。
【0004】また、前記垂直ソースラインLHaiは、一
方において、各列毎にトランスファーゲートTaiを介し
て信号電荷蓄積用コンデンサ(蓄積容量)Caiに接続さ
れると共に、水平読出しトランジスタ(読出しトランジ
スタ)Tbiを各々経て水平読出しライン(信号線)LV
に共通に接続されている。尚、この水平読出しラインL
Vには、送出される映像信号を増幅する出力アンプ13
が接続されている。また、前記水平読出しトランジスタ
biの各々のゲートには、水平走査回路12が接続さ
れ、該水平走査回路12から送出される駆動パルスφH
i によって走査されるようになっている。
【0005】また、前記垂直ソースラインLHaiは、他
方において、各列毎にリセット用トランジスタTciのド
レインとソースフォロワ読み出し用トランジスタTdi
ドレインとに接続され、各リセット用トランジスタTci
のソースは接地され、各ソースフォロワ読み出し用トラ
ンジスタTdiのソースには電源電圧VSSが供給されてい
る。
【0006】尚、各リセット用トランジスタTciのゲー
トにはリセットパルスφRSTVが供給され、このリセ
ットパルスがハイレベルになるとリセット用トランジス
タTciが導通して垂直ソースラインLHaiを接地状態に
することができるようになっている。
【0007】また、前記ソースフォロワ読み出し用トラ
ンジスタTdiのゲートには、定電流設定回路14が共通
接続されており、ソースフォロワによる読み出し動作時
に垂直ソースラインLHaiに流れる各読み出し用トラン
ジスタTdiのソースフォロワバイアス電流が安定した一
定電流となるようにしてある。
【0008】次に、図8に示すタイミングチャートを参
照しながら、上記従来の固体撮像装置の動作について説
明する。先ず、図8に示すように、期間t1 において、
電荷転送ゲート制御信号φT及びリセット信号φRST
Vをハイレベルにして、トランスファーゲートTai及び
リセット用トランジスタTciを導通可能状態にする(図
7参照)。
【0009】これにより、垂直ソースラインLHai及び
信号電荷蓄積用コンデンサCaiに信号電荷が残っていれ
ばこれらトランジスタが導通して接地レベルにリセット
される。また、このとき、垂直走査回路11から送出さ
れる駆動パルスφGj 、例えばφG1 の電圧は図8に示
すようにVG1レベルで、画素T1iのゲートに、光電変換
された電荷QPHが蓄積される状態になっている。
【0010】次いで、期間t2 において、リセット信号
φRSTVをローレベルにしてリセット用トランジスタ
ciを遮断状態に保つとともに、前記駆動パルスφG1
の電圧をVG2レベルに上げて該画素T1iを読み出し状態
にする。
【0011】この結果、定電流設定回路14によって定
電流駆動状態となっているソースフォロワ読み出し用ト
ランジスタTdiのソースフォロワ動作によって、蓄積状
態において画素T1iのゲートに蓄積された前記電荷QPH
に対応する映像信号が垂直ソースラインLHaiに読み出
されるとともに、ハイレベルのゲート信号φTで導通可
能状態にあったトランスファーゲートTaiを導通させ
て、この映像信号電荷が信号電荷蓄積用コンデンサCai
に蓄積される。
【0012】期間t2 の終了時点で、再びリセット信号
φRSTVをハイレベルにしてリセット用トランジスタ
ciを導通させるとともに、電荷転送ゲート制御信号φ
Tをローレベルにして、トランスファーゲートTaiを遮
断し、これにより垂直ソースラインLHaiを接地レベル
にリセットするとともに、前記読み出された映像信号電
荷を信号電荷蓄積用コンデンサCaiに保持した状態にす
る。
【0013】次いで、期間t3 において、前記駆動パル
スφG1 の電圧をVG3レベルに更に上げて画素T1iのゲ
ートに溜っている電荷QPHを排出させ、この画素T1i
リセットする。
【0014】期間t3 の終了後、前記駆動パルスφG1
の電圧がVG1レベルに戻され、これにより前記画素T1i
は、再び光入射による前記電荷QPHをゲートに蓄積する
状態となる。
【0015】その後、次の駆動パルスφG2 が垂直走査
回路11から出力される前の期間t4 において、水平走
査回路12(図7参照)から駆動パルスφHi (φH
1 、φH2 、φH3 …φHn )が順次水平読出しトラン
ジスタTbiに与えられ、各列の信号電荷蓄積用コンデン
サCaiに保持された映像信号が順次水平読出しラインL
Vに読み出される。
【0016】以上の動作を画素T2i、T3i…Tmiと順次
行単位で同様に行うことにより、所謂ラスタースキャン
が行われる。
【0017】このようなソースフォロワによる読み出し
動作を行う増幅型固体撮像装置では、電荷をソースフォ
ロワアンプで増幅して読み出すためS/N比が高く、映
像信号のリニアリティが良いほか、固定パターンノイズ
(FPN)の主原因である画素毎のVTH(閾値)のばら
つきが、暗状態の映像信号を記憶することにより、明状
態の映像信号との差を取って簡単に除去できるという利
点を有している。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の固体撮像装置においては、感度を良くするために、
光電変換素子を構成する画素Tjiの個数を増やすと、こ
れに伴って、水平読出しラインLVに読み出される映像
信号の出力電圧が低下してしまうという問題点があっ
た。
【0019】即ち、固体撮像装置の画素Tjiは、通常、
二次元マトリクス(行・列)状に配置されるため、これ
らの画素Tjiの個数を増やすということは、行方向にも
画素Tjiの個数が増加するということである。従って、
行方向に画素の個数を増加した場合に、垂直ソースライ
ンLHaiの配線数が多くなり、これに対応して、前記映
像信号電荷を蓄積する信号電荷蓄積用コンデンサ(蓄積
容量)Caiの個数も増加する。
【0020】ここで、信号電荷蓄積用コンデンサ(蓄積
容量)Caiに蓄積された映像信号電荷は、水平読出しト
ランジスタ(読出しトランジスタ)Tbiを導通状態(O
N)にすることで、水平読出しラインLVに読み出され
るのであるが、通常、この水平読出しトランジスタTbi
と水平読出しラインLVとの間には、寄生容量CK (図
7参照)が存在する。
【0021】また、前記信号電荷蓄積用コンデンサ(蓄
積容量)Caiは、それぞれ水平読出しラインLVを介し
て並列接続されており、このため画素Tjiの個数が増加
した場合には、これに伴って、水平読出しラインLVを
介した信号電荷蓄積用コンデンサ(蓄積容量)Caiの接
続箇所(個数)が増加するため、いわゆるコンデンサの
並列接続によって寄生容量CK が増大する。
【0022】この結果、水平読出しラインLVに読み出
される映像信号の出力電圧が、寄生容量CK によって容
量分割され、その出力電圧が低下してしまうのであっ
た。
【0023】尚、前記映像信号の出力電圧が低下する割
合は、以下に示す式,式によって算出することがで
きる。 Vt =Qt /Ct … VO =Ct ×Vt /(Ct +CV )… 但し、Ct =蓄積容量Caiの容量値 Qt =蓄積容量Caiに蓄えられた電荷量 CV =水平読出しラインLVにおける寄生容量CK の容
量値 Vt =水平読出しトランジスタTbiを導通(ON)する
前の蓄積容量Caiの電圧値 VO =水平読出しトランジスタTbiを導通(ON)した
後に水平読出しラインLVに出力される電圧値とする。
【0024】ここで、例えばCt =5[pF]、Qt =5[p
C]、CV =5[pF]とすると、 Vt =Qt /Ct … =5[pC]/5[pF] =1 [V] VO =Ct ×Vt /(Ct +CV )… =5[pF]×1 [V] /(5[pF]+5[pF]) =0.5 [V] となる。
【0025】即ち、寄生容量CK が存在しなければ、式
から求められた蓄積容量Caiの電圧値1 [V] がその
まま水平読出しラインLVに出力されるのであるが、寄
生容量CK が存在するために式より求められた水平読
出しラインLVに出力される電圧値が0.5 [V] とな
り、結果として映像信号の出力電圧が1/2に低下して
しまうのであった。
【0026】映像信号の出力電圧が低下してしまうと、
そのまま画像情報信号として扱うためには、外部回路で
基準の電圧まで増幅しなければ、例えばCRT等の表示
装置に表示することができず、また、外部回路によって
増幅した場合には、装置の性能(例えばS/N比)が低
下してしまうという問題点があった。
【0027】本発明は、上記課題を鑑みて成されたもの
であり、出力信号線に読み出される画素出力電圧の低下
を防止した固体撮像装置を得ることを目的とする。
【0028】また、本発明の別の目的は、寄生容量を低
減することができる固体撮像装置を得ることである。
【0029】また、本発明の別の目的は、装置の性能
(例えばS/N比)を向上することができる固体撮像装
置を得ることである。
【0030】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る固体撮像装置は、上記目的を達成するために、複数
の画素を構成する光電変換素子と、前記複数の画素の各
々に対応して設けられた複数の蓄積容量と、前記複数の
蓄積容量の各々に蓄積された信号電荷を共通の信号線に
読み出すための複数の読出しトランジスタとを備えた固
体撮像装置において、前記複数の読出しトランジスタ
は、ソース電極が前記信号線に共通接続された電界効果
トランジスタ(FET)からなり、前記電界効果トラン
ジスタは、半導体基板上に形成されたウェル拡散層中に
ソース領域及びドレイン領域を形成する予め定められた
導電型の拡散層と、前記ウェル拡散層内のソース領域に
対応する部分に、前記ソース領域の拡散層よりも深い拡
散深さで形成された部分的拡散層とを備えていることを
特徴とするものである。
【0031】請求項2に記載の発明に係る固体撮像装置
では、請求項1又は2に記載の固体撮像装置において、
前記部分的拡散層が、前記ウェル拡散層の濃度に比べて
低濃度にされていることを特徴とするものである。
【0032】また、請求項3に記載の発明に係る固体撮
像装置では、請求項1に記載の固体撮像装置において、
前記部分的拡散層が、前記予め定められた導電型の拡散
層と同一の導電型物質によって形成されることを特徴と
するものである。
【0033】また、請求項4に記載の発明に係る固体撮
像装置では、請求項1に記載の固体撮像装置において、
前記部分的拡散層が、平面的な拡がりに関してソース領
域内に形成されていることを特徴とするものである。
【0034】
【作用】請求項1に記載の発明による固体撮像装置は、
光電変換素子と、複数の蓄積容量と、複数の読出しトラ
ンジスタとから主に構成されている。ここで、光電変換
素子は、複数の画素を構成する。複数の蓄積容量は、前
記複数の画素の各々に対応して設けられている。複数の
読出しトランジスタは、前記複数の蓄積容量の各々に蓄
積された信号電荷を共通の信号線に読み出す。
【0035】ここで、前記複数の読出しトランジスタ
は、ソース電極が前記信号線に共通接続された電界効果
トランジスタ(FET)から構成されており、予め定め
られた導電型の拡散層と、部分的拡散層と備えている。
【0036】前記予め定められた導電型の拡散層は、半
導体基板上に形成されたウェル拡散層中に形成され、ソ
ース領域及びドレイン領域を形成する。また、部分的拡
散層は、前記ウェル拡散層内の前記ソース領域に対応す
る部分に、前記ソース領域の拡散層よりも深い拡散深さ
で形成されている。
【0037】即ち、従来の固体撮像装置における問題点
は、画素の個数を増加することに伴い、信号線に読み出
される画素出力が、寄生容量の影響を受け、容量分割さ
れて、その出力電圧が低下することである。従って、寄
生容量を低減すれば、画素出力の出力電圧が低下しない
ものと考えられる。
【0038】ここで、前記寄生容量は、主として以下の
〜の3つの要素から構成されていると考えられる。 水平読出しトランジスタのソース領域とウェル拡散層
との拡散容量(接合容量)及びソース領域とゲート領域
との酸化膜容量 水平読出しラインの配線容量 出力アンプの入力容量
【0039】上記〜の各構成要素うち、画素の個数
が増加するにつれて増大する要素はとであり、通常
に比べが格段に大きいため、寄生容量は、ほぼの
要素によって決まる。従って、寄生容量を低減するには
の要素を低減することが最も効果的である。尚、は
画素の個数が増加しても変化することはない。
【0040】本発明では、の要素のうち、ソース領域
とウェル拡散層との拡散容量(接合容量)を低減するこ
とにより、寄生容量の低減を図る。尚、の要素のう
ち、ソース領域とウェル拡散層との拡散容量(接合容
量)のみを低減することとしたのは、ソース領域とゲー
ト領域との酸化膜容量に比べ比較的取扱いが容易なため
である。また、の要素の大部分は、ソース領域とウェ
ル拡散層との拡散容量(接合容量)によるものである。
【0041】図1,図2は、本発明の概念を説明する説
明図であり、図1(a)は本発明の固体撮像装置に用い
られる読出しトランジスタの概略平面図であり、図1
(b)は図1(a)に示すX1−X2矢視断面図であ
る。また、図2(a)は従来の固体撮像装置に用いられ
ていた読出しトランジスタの概略平面図であり、図2
(b)は図2(a)に示すY1−Y2矢視断面図であ
る。
【0042】図1,図2において、1はシリコン基板、
2はウェル拡散層、3はLOCOS(選択酸化技術)法
によるフィールド酸化膜、4はゲート酸化膜、5は部分
的拡散層、6はゲートポリシリコン、7はドレイン領
域、8はPSG(リン・シリケート・ガラス膜)、9は
配線用電極、10はソース領域であり、それぞれ環状の
ゲート電極(ゲートポリシリコン6)を有する読出しト
ランジスタである。
【0043】図1,図2からも分かるように、本発明
(図1)では、ウェル拡散層2内のソース領域10に対
応する部分に、部分的拡散層5が形成されている。そし
て、この部分的拡散層5は、ソース領域10よりも深い
拡散深さで(基板1側に深く)形成されている。従っ
て、前記において説明したソース領域10とウェル拡
散層2との拡散容量(接合容量)が低減される。
【0044】これは、ウェル拡散層2の濃度が、一般的
に、拡散深さの深さ方向に深くなればなるほど、その濃
度は低くなっているため、部分的拡散層5をソース領域
10よりも深い拡散深さで形成することにより、ウェル
拡散層2と部分的拡散層5との接合位置が、拡散深さの
深さ方向に深くなり、この結果、ウェル拡散層2と部分
的拡散層5との接合位置の濃度が下がるためである。
【0045】従って、ウェル拡散層2内のソース領域1
0に対応する部分に、ソース領域10よりも深い拡散深
さで部分的拡散層5形成すると、ウェル拡散層2と部分
的拡散層5との接合位置が、前記において説明したソ
ース領域10とウェル拡散層2との拡散容量(接合容
量)が低減される。
【0046】この結果、寄生容量を低減することが可能
になり、固体撮像装置の出力信号線に読み出される画素
出力電圧の低下が防止され、装置の性能(例えばS/N
比)を向上することが可能になる。
【0047】また、請求項2に記載の発明による固体撮
像装置では、請求項1に記載の固体撮像装置において、
前記部分的拡散層が、前記ウェル拡散層の濃度に比べて
低濃度にされている。
【0048】つまり、ウェル拡散層内のソース領域に対
応する部分を低濃度にすると、ウェル拡散層全体の相対
濃度が下がり、前記において説明したソース領域10
とウェル拡散層2との拡散容量(接合容量)が低減され
る。
【0049】この結果、寄生容量を低減することが可能
になり、固体撮像装置の出力信号線に読み出される画素
出力出力電圧の低下が防止され、装置の性能(例えばS
/N比)を向上することが可能になる。
【0050】請求項3に記載の発明による固体撮像装置
では、請求項1に記載の固体撮像装置において、前記部
分的拡散層が、前記予め定められた導電型の拡散層と同
一の導電型物質によって形成される。
【0051】つまり、ウェル拡散層内に部分的拡散層を
形成する際には、予め定められた導電型の拡散層(ソー
ス領域)を形成する場合と同様に、例えばウェル拡散層
と反対の導電型の不純物をイオン注入することによって
形成する。
【0052】ここで、例えば請求項2に記載の部分的拡
散層は、前記ウェル拡散層と反対の導電型(予め定めら
れた拡散層と同一の導電型)の不純物によって形成され
るが、ウェル拡散層と同一の導電型とされる。
【0053】つまり、請求項2に記載の部分的拡散層
は、ウェル拡散層と同一の導電型とされるが、部分的拡
散層の濃度が、ウェル拡散層の濃度よりも低濃度とされ
ている。即ち、部分的拡散層は、ウェル拡散層内に、該
ウェル拡散層と反対の導電型物質を注入することによっ
て形成されるが、前記反対の導電型物質の注入量は、ウ
ェル拡散層の極性(導電型)が反転しない程度の注入量
である。従って、ウェル拡散層中に形成される部分的拡
散層は、ウェル拡散層と同一の導電型であるが、ウェル
拡散層よりも低濃度とされる。
【0054】従って、ウェル拡散層よりも低濃度な部分
的拡散層が、前記ウェル拡散層中に形成されるため、ウ
ェル拡散層の全体の相対濃度が下がり、前記において
説明したソース領域10とウェル拡散層2との拡散容量
(接合容量)が低減される。
【0055】この結果、寄生容量を低減することが可能
になり、固体撮像装置の出力信号線に読み出される画素
出力出力電圧の低下が防止され、装置の性能(例えばS
/N比)を向上することが可能になる。
【0056】請求項4に記載の発明による固体撮像装置
では、請求項1に記載の固体撮像装置において、前記部
分的拡散層は、平面的な拡がりに関してソース領域内に
形成されている。
【0057】つまり、前記部分的拡散層が、平面的な拡
がりに関してソース領域より大きい場合には、ソース領
域とドレイン領域との間の耐圧が低下したり、ソース領
域と半導体基板との間の耐圧が低下するという問題点が
生じる。
【0058】従って、部分的拡散層は、平面的な拡がり
に関してソース領域内に形成されていることが好まし
い。
【0059】
【実施例】図3は、本発明の一実施例に係る固体撮像装
置に用いられる読出しトランジスタの製造工程を示す説
明図である。尚、本実施例においては、環状のゲート電
極を有するNチャネル型MOSトランジスタの場合を例
にして説明する。また、図3において、(a),
(b),(c),(d)の順に工程が進行する。
【0060】図3(a)に示すように、本実施例に係る
固体撮像装置は、バックゲート領域となるN型シリコン
基板1上にP型ウェル拡散層2を形成し、このP型ウェ
ル拡散層2上に選択的にLOCOS(選択酸化技術)法
によるフィールド酸化膜(以下、「LOCOS酸化膜」
と称す。)3を形成し、更に、前記P型ウェル拡散層2
及びLOCOS酸化膜3上に熱酸化法によるゲート酸化
膜(ゲート絶縁膜)4を形成する。これが、図3(a)
に示す状態である。
【0061】次に、後に(図3(c)において)P型ウ
ェル拡散層2内に形成されるソース領域に対応する部分
に、前記ゲート酸化膜4及びLOCOS酸化膜3を介し
てN型不純物をイオン注入(N+ )して、N型拡散層
(部分的拡散層)5を形成する。これが、図3(b)に
示す状態である。
【0062】尚、このN型拡散層5は、後に形成される
ソース領域10(ドレイン領域7)よりも深さ方向(基
板側)に深く形成されるが、平面的な拡がり(深さ方向
と直交する方向)に関しては後に形成されるソース領域
10内に形成される。これは、後に形成されるソース領
域10とドレイン領域7との間の耐圧やソース領域10
とN型シリコン基板1との間の耐圧が低下することを防
止するためである。
【0063】次に、前記ゲート酸化膜4上に、ゲートポ
リシリコン(環状のゲート電極)6を形成して、このゲ
ートポリシリコン6をマスクとして、N型不純物を前記
P型ウェル拡散層2内にイオン注入(N+ )する。この
結果、前記P型ウェル拡散層2内に、ソース領域10及
びドレイン領域7が形成される。これが、図3(c)に
示す状態である。
【0064】次に、ゲートポリシリコン6及びゲート酸
化膜4上に、層間絶縁膜であるPSG(リン・シリケー
ト・ガラス膜)8を形成するとともに、コンタクトホー
ル・スルーホールを形成した後、配線用のAl−Si
(アルミ−シリコン)電極9を形成する。この結果、環
状ゲート電極を有する読出しトランジスタ(従来例図7
において示した水平読出しトランジスタTbiに相当。)
が完成する。これが、図3(d)に示す状態である。
【0065】上記のように構成された本実施例に係る読
出しトランジスタにおいては、N型拡散層5が、ソース
領域10よりも深さ方向(基板側)に深く形成されてい
るため、ソース領域10とP型ウェル拡散層2との拡散
容量(接合容量)が低減され、寄生容量を低減すること
ができる。
【0066】即ち、図4に示すように、P型ウェル拡散
層2の濃度は、拡散深さの深さ方向に深くなればなるほ
ど、その濃度は低くなっている。これは、換言すれば、
P型ウェル拡散層2と、P型ウェル拡散層2と反対の導
電型物質との接合位置が、拡散深さの深さ方向に深くな
ればなるほど、P型ウェル拡散層2の濃度が低減される
ということである。
【0067】従って、P型ウェル拡散層2と反対の導電
型物質であるN型拡散層5を深さ方向に深く形成するこ
とにより、P型ウェル拡散層2の濃度が低減され、この
結果、寄生容量の主要素である水平読出しトランジスタ
のソース領域10とP型ウェル拡散層2との拡散容量
(接合容量)が低減されるため、寄生容量を低減するこ
とができる。尚、図4は、本実施例に係る読出しトラン
ジスタのP型ウェル拡散層2の濃度分布を示すグラフで
ある。
【0068】本実施例に係る読出しトランジスタにおい
ては、N型拡散層5の表面濃度が約5×1018cm-3
拡散深さが約1.5μmであり、又ソース領域10(ド
レイン領域7)の表面濃度は約1×1020cm-3、拡散
深さは約0.3μmとなるように形成した。尚、N型拡
散層5の表面濃度は、実際には、最表面にソース領域1
0及びドレイン領域7が形成されているため、上記濃度
よりも高くなる。本実施例では、単一の拡散層として形
成されたときの値を使用している。
【0069】ここで、例えばP型ウェル拡散層2内にN
型拡散層5が形成されていない場合では、ソース領域1
0(N型不純物(N+ イオン))の拡散深さは約0.3
μm程度である。従って、P型ウェル拡散層2とN型拡
散層5との接合位置は約0.3μm程度となり、このと
き、P型ウェル拡散層2の濃度は、図4からも分かるよ
うに、約1.9×1016cm-3である。
【0070】また、P型ウェル拡散層2内にN型拡散層
5が形成されている場合では、N型拡散層5(N型不純
物(N+ イオン))の拡散深さは約1.5μm程度であ
る。従って、P型ウェル拡散層2とN型拡散層5との接
合位置は約1.5μm程度となり、このとき、P型ウェ
ル拡散2の濃度は、図4からも分かるように、約1.3
5×1016cm-3である。
【0071】P型ウェル拡散層2との接合位置が低いほ
ど、このP型ウェル拡散層2の濃度が低くなるため、P
型ウェル拡散層2内にN型拡散層5が形成されている場
合の方が、形成されていない場合に比べて、ソース領域
10とP型ウェル拡散層2との拡散容量が小さくなる。
従って、寄生容量を低減することができる。
【0072】尚、N型拡散層5の拡散深さが深すぎる
と、Nチャネル型MOSトランジスタのソース領域10
とドレイン領域7との間の耐圧が低下したり、ソース領
域10とN型シリコン基板1との間の耐圧が低下するた
め、N型拡散層5を形成する拡散深さは約1.5μm程
度が好ましい。
【0073】図5は、本発明の第2の実施例に係る固体
撮像装置に用いられる読出しトランジスタの製造工程を
示す説明図である。この第2の実施例と第1の実施例と
の相違点は、第1の実施例において説明したN型拡散層
5を低濃度P型拡散層5Aとした点にある。
【0074】従って、前記低濃度P型拡散層5Aを形成
する工程(図5(b))のみが相違し、他の工程は第1
の実施例と同一である。更に、第1の実施例と同一部分
については同一符号を付し説明を省略する。尚、この第
2の実施例においても、環状のゲート電極を有するNチ
ャネル型MOSトランジスタの場合を例にして説明す
る。また、図5において、(a),(b),(c),
(d)の順に工程が進行する。
【0075】図5(b)に示す状態は、後に(図5
(c)において)P型ウェル拡散層2内に形成されるソ
ース領域10に対応する部分に、ゲート酸化膜4及びL
OCOS酸化膜3を介してN型不純物をイオン注入(N
+ )して、低濃度P型拡散層(部分的拡散層)5Aを形
成した状態である。
【0076】ここで、前記低濃度P型拡散層5Aは、P
型ウェル拡散層2に、N型不純物をイオン注入(N+
することによって形成されるが、そのN型不純物の注入
量がP型ウェル拡散層2内で極性がN型に反転しない程
度の注入量である。従って、この低濃度P型拡散層5A
は、P型ウェル拡散層2の濃度よりも低濃度のいわゆる
(P- )の拡散層である。
【0077】尚、この低濃度P型拡散層5Aは、後に形
成されるソース領域10(ドレイン領域7)よりも深さ
方向(基板側)に深く形成されるが、平面的な拡がり
(深さ方向と直交する方向)に関しては後に形成される
ソース領域10内に形成される。これは、後に形成され
るソース領域10とドレイン領域7との間の耐圧やソー
ス10領域とN型シリコン基板1との間の耐圧が低下す
ることを防止するためである。
【0078】上記のように構成された第2の実施例に係
る読出しトランジスタにおいては、P型ウェル拡散層2
内に、低濃度P型拡散層5Aが形成されているため、P
型ウェル拡散層2全体の相対濃度が下がり、P型ウェル
拡散層2とソース領域10との拡散容量(接合容量)が
低減され、寄生容量を低減することができる。
【0079】即ち、図6に示すように、低濃度P型拡散
層5Aが形成された領域(拡散深さ約0.3〜1.5μ
m)では、P型ウェル拡散層濃度が低くなっていること
が分かる。このことは、低濃度P型拡散層5Aが形成さ
れていない場合のP型ウェル拡散層2の濃度分布を示す
図4のグラフからも明らかである。
【0080】つまり、図6に示す低濃度P型拡散層5A
が形成された領域(拡散深さ約0.3〜1.5μm)に
相当する領域が、図4においてはP型ウェル拡散層2の
濃度が約1.9〜1.35(×1016cm-3)となってい
る。これに対して、低濃度P型拡散層5Aが形成された
場合を示す図6では、P型ウェル拡散層の濃度が約0.
2〜0.1(×1016cm-3)となっている。これは、換
言すれば、P型ウェル拡散層2の接合位置が低減された
ということである。
【0081】従って、P型ウェル拡散層2内に低濃度P
型拡散層5Aを形成することにより、P型ウェル拡散層
2全体の相対濃度が低減され、この結果、寄生容量の主
要素である水平読出しトランジスタのソース領域10と
P型ウェル拡散層2との拡散容量(接合容量)が低減さ
れるため、寄生容量を低減することができる。尚、図4
は、第2の実施例に係る読出しトランジスタの拡散層の
濃度分布を示すグラフである。
【0082】尚、この第2の実施例でも、第1の実施例
と同様に低濃度P型拡散層5Aの拡散深さを1.5μm
とし、ソース領域10よりも深さ方向(基板側)に深く
形成しているが、第1の実施例において説明したN型拡
散層5と同様に、低濃度P型拡散層5Aの拡散深さが深
すぎると、Nチャネル型MOSトランジスタのソース領
域10とドレイン領域7との間の耐圧が低下したり、ソ
ース領域10とN型シリコン基板1との間の耐圧が低下
するため、N型拡散層5を形成する拡散深さは約1.5
μm程度が好ましい。
【0083】また、従来、水平読出しトランジスタTbi
と水平読出しラインLV(図7参照)との間に発生した
寄生容量CK の容量値が、例えば5[pF]であった場
合、上記各実施例によるNチャネル型MOSトランジス
タを前記水平読出しトランジスタTbiに適用した場合、
前記水平読出しトランジスタTbiと水平読出しラインL
Vとの間に発生する寄生容量CK の容量値は1.7[p
F]となった。
【0084】この結果、水平読出しラインLVから出力
される映像信号の出力電圧は、以下に示す式,式及
び条件より、 Vt =Qt /Ct … VO =Ct ×Vt /(Ct +CV )… 但し、Ct =蓄積容量Caiの容量値 Qt =蓄積容量Caiに蓄えられた電荷量 CV =水平読出しラインLVにおける寄生容量CK の容
量値 Vt =水平読出しトランジスタTbiを導通(ON)する
前の蓄積容量Caiの電圧値 VO =水平読出しトランジスタTbiを導通(ON)した
後に水平読出しラインLVに出力される電圧値とする。 ここで、例えばCt =5[pF]、Qt =5[pC]、CV
1.7[pF]とすると、 Vt =Qt /Ct … =5[pC]/5[pF] =1 [V] VO =Ct ×Vt /(Ct +CV )… =5[pF]×1 [V] /(5[pF]+1.7[pF]) =0.75 [V] となる。
【0085】従って、従来例において用いられていた水
平読出しトランジスタTbiでは、水平読出しラインLV
に出力される電圧値が0.5 [V] となり、映像信号の
出力電圧が1/2に低下していたが、上記各実施例によ
るNチャネル型MOSトランジスタを前記水平読出しト
ランジスタTbiに適用した場合には、水平読出しライン
LVに出力される電圧値が0.75 [V] となり、映像
信号の出力電圧が蓄積容量Caiの電圧値1 [V] の2/
3程度まで、水平読出しラインLVに出力することがで
き、画素出力出力電圧の低下を防止することができる。
【0086】尚、上記各実施例では、水平読出しトラン
ジスタとしてNチャネル型MOSトランジスタを用いた
場合を例示したが、本発明は、これに限定されることな
く、Pチャネル型MOSトランジスタであっても全く同
様に適用することができる。
【0087】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおり、ウェル拡
散層内のソース領域に対応する部分に、該ソース領域の
拡散層よりも深い拡散深さの部分的拡散層を形成したた
め、又前記ウェル拡散層の濃度に比べて低濃度な部分的
拡散層を形成したため、ウェル拡散層の全体の相対濃度
が下がり、ソース領域とウェル拡散層との拡散容量(接
合容量)が低減され、寄生容量を低減することができる
という効果がある。
【0088】この結果、固体撮像装置の出力信号線に読
み出される画素出力電圧の低下を防止することができる
という効果がある。
【0089】更に、装置の性能(例えばS/N比)を向
上することもできるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固体撮像装置に用いられる読出しトラ
ンジスタの概念を説明する説明図であり、(a)は本発
明の固体撮像装置に用いられる読出しトランジスタの概
略平面図であり、(b)は(a)に示すX1−X2矢視
断面図である。
【図2】従来の固体撮像装置に用いられていた読出しト
ランジスタの概念を説明する説明図であり、(a)は従
来の固体撮像装置に用いられていた読出しトランジスタ
の概略平面図であり、(b)は(a)に示すY1−Y2
矢視断面図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係る固体撮像装置に用
いられる読出しトランジスタの製造工程を示す説明図で
ある。
【図4】本発明の第1の実施例に係る読出しトランジス
タのウェル拡散層の濃度分布を示すグラフである。
【図5】本発明の第2の実施例に係る固体撮像装置に用
いられる読出しトランジスタの製造工程を示す説明図で
ある。
【図6】本発明の第2の実施例に係る読出しトランジス
タの拡散層の濃度分布を示すグラフである。
【図7】従来の一般的な(増幅型)固体撮像装置の概略
構成を示す模式回路図である。
【図8】図7に示す固体撮像装置の動作を示すタイミン
グチャートである。
【符号の説明】
1:N型シリコン基板 2:P型ウェル拡散層 3:LOCOS酸化膜 4:ゲート酸化膜(ゲート絶縁膜) 5:N型拡散層 5A:低濃度P型拡散層 6:ゲートポリシリコン 7:ドレイン領域 8:PGS(リン・シリケート・ガラス膜) 9:配線用のAl−Si電極 10:ソース領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/335 F

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画素を構成する光電変換素子と、
    前記複数の画素の各々に対応して設けられた複数の蓄積
    容量と、前記複数の蓄積容量の各々に蓄積された信号電
    荷を共通の信号線に読み出すための複数の読出しトラン
    ジスタとを備えた固体撮像装置において、 前記複数の読出しトランジスタは、ソース電極が前記信
    号線に共通接続された電界効果トランジスタ(FET)
    からなり、 前記電界効果トランジスタは、半導体基板上に形成され
    たウェル拡散層中にソース領域及びドレイン領域を形成
    する予め定められた導電型の拡散層と、 前記ウェル拡散層内のソース領域に対応する部分に、前
    記ソース領域の拡散層よりも深い拡散深さで形成された
    部分的拡散層と、を備えていることを特徴とする固体撮
    像装置。
  2. 【請求項2】 前記部分的拡散層が、前記ウェル拡散層
    の濃度に比べて低濃度にされていることを特徴とする固
    体撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記部分的拡散層が、前記予め定められ
    た導電型の拡散層と同一の導電型物質によって形成され
    ることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記部分的拡散層が、平面的な拡がりに
    関してソース領域内に形成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の固体撮像装置。
JP6288684A 1994-10-31 1994-10-31 固体撮像装置 Pending JPH08130300A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09260628A (ja) * 1996-03-22 1997-10-03 Nikon Corp 固体撮像装置、mosトランジスタ及び寄生容量抑制方法
JP2006295231A (ja) * 2005-04-05 2006-10-26 Hamamatsu Photonics Kk 固体撮像装置
US7157758B2 (en) 2003-10-27 2007-01-02 Seiko Epson Corporation Solid-state image sensing device and method of fabricating a solid-state image sensing device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7157758B2 (en) 2003-10-27 2007-01-02 Seiko Epson Corporation Solid-state image sensing device and method of fabricating a solid-state image sensing device
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