JPH08130055A - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
- Publication number
- JPH08130055A JPH08130055A JP26764094A JP26764094A JPH08130055A JP H08130055 A JPH08130055 A JP H08130055A JP 26764094 A JP26764094 A JP 26764094A JP 26764094 A JP26764094 A JP 26764094A JP H08130055 A JPH08130055 A JP H08130055A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- plug
- lock
- solder
- circuit board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品点数が少なく、プリント基板に容易に搭
載することができるようにする。 【構成】 プラグ4 が挿抜されるハウジング1 と、プラ
グ側コンタクトに接離され得るようハウジング1 に装着
したコンタクト2 と、プラグ4 をロックし得るようハウ
ジング1 に装着したロック部材3 と、を備え、プリント
基板P に搭載して使用されるコネクタにおいて、前記ロ
ック部材3 は、プリント基板P にはんだ接続し得るはん
だ端子32が前記ハウジング1 から導出するよう一体的に
設けられた構成にしてある。従って、プリント基板P に
搭載するとき、はんだ端子32を電子部品等の他の搭載部
品と同様にはんだ付けするだけでハウジング1 をプリン
ト基板P に固定でき、ロック部材3 はプラグ4 をロック
する機能とハウジング1 をプリント基板P に固定する機
能を兼ね備えることになる。
載することができるようにする。 【構成】 プラグ4 が挿抜されるハウジング1 と、プラ
グ側コンタクトに接離され得るようハウジング1 に装着
したコンタクト2 と、プラグ4 をロックし得るようハウ
ジング1 に装着したロック部材3 と、を備え、プリント
基板P に搭載して使用されるコネクタにおいて、前記ロ
ック部材3 は、プリント基板P にはんだ接続し得るはん
だ端子32が前記ハウジング1 から導出するよう一体的に
設けられた構成にしてある。従って、プリント基板P に
搭載するとき、はんだ端子32を電子部品等の他の搭載部
品と同様にはんだ付けするだけでハウジング1 をプリン
ト基板P に固定でき、ロック部材3 はプラグ4 をロック
する機能とハウジング1 をプリント基板P に固定する機
能を兼ね備えることになる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板に搭載し
て使用されるコネクタに関する。
て使用されるコネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のコネクタとして図10に示
す構成のものが存在する。このものは、プラグPLが挿抜
されるハウジングA と、プラグ側コンタクトに接離され
得るようハウジングA に装着したコンタクトB と、プラ
グPLをロックし得るようハウジングA に装着したロック
部材C と、を備えて構成されている。
す構成のものが存在する。このものは、プラグPLが挿抜
されるハウジングA と、プラグ側コンタクトに接離され
得るようハウジングA に装着したコンタクトB と、プラ
グPLをロックし得るようハウジングA に装着したロック
部材C と、を備えて構成されている。
【０００３】詳しくは、ハウジングA は、成形材料によ
り、略直方体状に形成され、短手方向に沿う両側には、
プリント基板P への取着片A1,A1 が中央に取着孔を有し
てハウジングA の底面と同一平面上において延設されて
いる。
り、略直方体状に形成され、短手方向に沿う両側には、
プリント基板P への取着片A1,A1 が中央に取着孔を有し
てハウジングA の底面と同一平面上において延設されて
いる。
【０００４】コンタクトB は、導電材料により、ピン状
に形成され、ハウジングA の長手方向に沿う一方側面に
設けたプラグPL挿抜用の開口部から挿入されるプラグ側
コンタクトに接離され得るよう一端部がハウジングA の
内部で列設され、他端部がハウジングA の長手方向に沿
う他方側面から列設して導出されている。
に形成され、ハウジングA の長手方向に沿う一方側面に
設けたプラグPL挿抜用の開口部から挿入されるプラグ側
コンタクトに接離され得るよう一端部がハウジングA の
内部で列設され、他端部がハウジングA の長手方向に沿
う他方側面から列設して導出されている。
【０００５】ロック部材C は、金属材料により、短冊状
に形成され、ハウジングA の短手方向に沿う両側にそれ
ぞれ装着され、ハウジングA のプラグPL挿抜用の開口部
側にロック孔C1を有している。
に形成され、ハウジングA の短手方向に沿う両側にそれ
ぞれ装着され、ハウジングA のプラグPL挿抜用の開口部
側にロック孔C1を有している。
【０００６】上記コネクタは、ハウジングA が取着片
A1,A1 の取着孔にねじS を挿着してプリント基板P にね
じ固定されるとともに、コンタクトB がハウジングA か
ら導出された他端部をプリント基板にはんだ接続され
る。
A1,A1 の取着孔にねじS を挿着してプリント基板P にね
じ固定されるとともに、コンタクトB がハウジングA か
ら導出された他端部をプリント基板にはんだ接続され
る。
【０００７】そして、プラグPLが、ハウジングA の開口
部側に挿入されると、そのプラグ側コンタクトがコンタ
クトB の一端部に接触するとともに、ロック金具P1の突
起がロック部材C のロック孔C1に嵌合してロック状態に
なる。
部側に挿入されると、そのプラグ側コンタクトがコンタ
クトB の一端部に接触するとともに、ロック金具P1の突
起がロック部材C のロック孔C1に嵌合してロック状態に
なる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のコネク
タにあっては、プリント基板P に搭載するとき、コンタ
クトB をはんだ接続するのとは別に、ねじ固定によりハ
ウジングA を取り付けねばならないため、ねじS という
部品を必要とするとともに、ねじ締めという面倒な作業
を伴うことになる。
タにあっては、プリント基板P に搭載するとき、コンタ
クトB をはんだ接続するのとは別に、ねじ固定によりハ
ウジングA を取り付けねばならないため、ねじS という
部品を必要とするとともに、ねじ締めという面倒な作業
を伴うことになる。
【０００９】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、部品点数が少なく、プリ
ント基板に容易に搭載することができるコネクタを提供
することにある。
で、その目的とするところは、部品点数が少なく、プリ
ント基板に容易に搭載することができるコネクタを提供
することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項１記載のものは、プラグが挿抜されるハ
ウジングと、プラグ側コンタクトに接離され得るようハ
ウジングに装着したコンタクトと、プラグをロックし得
るようハウジングに装着したロック部材と、を備え、プ
リント基板に搭載して使用されるコネクタにおいて、前
記ロック部材は、プリント基板にはんだ接続し得るはん
だ端子が前記ハウジングから導出するよう一体的に設け
られた構成にしてある。
ために、請求項１記載のものは、プラグが挿抜されるハ
ウジングと、プラグ側コンタクトに接離され得るようハ
ウジングに装着したコンタクトと、プラグをロックし得
るようハウジングに装着したロック部材と、を備え、プ
リント基板に搭載して使用されるコネクタにおいて、前
記ロック部材は、プリント基板にはんだ接続し得るはん
だ端子が前記ハウジングから導出するよう一体的に設け
られた構成にしてある。
【００１１】また、請求項２記載のものは、請求項１記
載のものにおいて、前記はんだ端子は、前記ハウジング
からの導出位置がプリント基板表面から離れている構成
にしてある。
載のものにおいて、前記はんだ端子は、前記ハウジング
からの導出位置がプリント基板表面から離れている構成
にしてある。
【００１２】また、請求項３記載のものは、請求項１記
載のものにおいて、一対の前記ロック部材が、自己の前
記はんだ端子を挿着方向と直交する前記ハウジングの両
側方へそれぞれ導出するよう前記ハウジングに同方向か
ら挿着されてなる構成にしてある。
載のものにおいて、一対の前記ロック部材が、自己の前
記はんだ端子を挿着方向と直交する前記ハウジングの両
側方へそれぞれ導出するよう前記ハウジングに同方向か
ら挿着されてなる構成にしてある。
【００１３】
【作用】請求項１記載のものによれば、プリント基板に
搭載するとき、ロック部材に一体的に設けられたはんだ
端子を電子部品等の他の搭載部品と同様にはんだ付けす
るだけでハウジングをプリント基板に固定でき、ロック
部材はプラグをロックする機能とハウジングをプリント
基板に固定する機能を兼ね備えることになる。
搭載するとき、ロック部材に一体的に設けられたはんだ
端子を電子部品等の他の搭載部品と同様にはんだ付けす
るだけでハウジングをプリント基板に固定でき、ロック
部材はプラグをロックする機能とハウジングをプリント
基板に固定する機能を兼ね備えることになる。
【００１４】また、請求項２記載のものによれば、プリ
ント基板に接続するためにはんだ端子に塗布されたはん
だが、プリント基板表面から離れたはんだ端子の導出位
置まで這い上がらない。
ント基板に接続するためにはんだ端子に塗布されたはん
だが、プリント基板表面から離れたはんだ端子の導出位
置まで這い上がらない。
【００１５】また、請求項３記載のものによれば、左右
逆方向となるハウジングの両側方へそれぞれ導出される
左側導出はんだ端子及び右側導出はんだ端子を有した一
対のロック部材を所定ピッチで連続して並設し、互いに
隣接する１組目の右側導出はんだ端子と２組目の左側導
出はんだ端子とを連結した状態でフープ材を打ち抜き、
そのフープ材の状態で一対のロック部材をハウジングに
同方向から連続して挿着できる。
逆方向となるハウジングの両側方へそれぞれ導出される
左側導出はんだ端子及び右側導出はんだ端子を有した一
対のロック部材を所定ピッチで連続して並設し、互いに
隣接する１組目の右側導出はんだ端子と２組目の左側導
出はんだ端子とを連結した状態でフープ材を打ち抜き、
そのフープ材の状態で一対のロック部材をハウジングに
同方向から連続して挿着できる。
【００１６】
【実施例】本発明の一実施例を図１乃至図９に基づいて
以下に説明する。
以下に説明する。
【００１７】1 はハウジングで、成形材料により、略直
方体状に形成され、短手方向に沿う両側には、後述する
ロック部材3 が挿着される断面矩形の挿着溝1aが両側面
1cに沿って開口する開口溝1bに連通してそれぞれ設けら
れ、また、長手方向に沿う一方側面1d側には、後述する
プラグ4 が挿抜される開口部1eが形成されている。
方体状に形成され、短手方向に沿う両側には、後述する
ロック部材3 が挿着される断面矩形の挿着溝1aが両側面
1cに沿って開口する開口溝1bに連通してそれぞれ設けら
れ、また、長手方向に沿う一方側面1d側には、後述する
プラグ4 が挿抜される開口部1eが形成されている。
【００１８】2 はコンタクトで、導電材料により、断面
矩形のピン状に形成され、図２に示すように、その複数
本が、各一端部2aをハウジング1 の開口部1eの内部にお
いて長手方向に沿う一列に列設し、各他端部2bをハウジ
ング1 の長手方向に沿う他端側面1f側から一列に導出し
てハウジング1 に装着されている。また導出された他端
部2bは、図４に示すように、先端部がハウジング1 の底
面1gと同一平面上に位置するよう途中を折曲されてい
る。
矩形のピン状に形成され、図２に示すように、その複数
本が、各一端部2aをハウジング1 の開口部1eの内部にお
いて長手方向に沿う一列に列設し、各他端部2bをハウジ
ング1 の長手方向に沿う他端側面1f側から一列に導出し
てハウジング1 に装着されている。また導出された他端
部2bは、図４に示すように、先端部がハウジング1 の底
面1gと同一平面上に位置するよう途中を折曲されてい
る。
【００１９】3 はロック部材で、金属材料からなり、図
６乃至図８に示すように、ロック部31及びはんだ端子32
で構成されている。ロック部31は、短冊状に形成され、
長手方向の一端部に四角状のロック孔31a が設けられ、
また長手方向に沿った両側面に小突起31b が２箇所づつ
設けられている。はんだ端子32は、ロック部31の長手方
向略中央から直角に折曲して延設され、さらに２段に屈
曲され、先端部には半円状の切欠部32a が設けられてい
る。
６乃至図８に示すように、ロック部31及びはんだ端子32
で構成されている。ロック部31は、短冊状に形成され、
長手方向の一端部に四角状のロック孔31a が設けられ、
また長手方向に沿った両側面に小突起31b が２箇所づつ
設けられている。はんだ端子32は、ロック部31の長手方
向略中央から直角に折曲して延設され、さらに２段に屈
曲され、先端部には半円状の切欠部32a が設けられてい
る。
【００２０】ところで、上記ロック部材3 は、板状の金
属フープ材料により以下のようにして加工される。図９
に示すように、フープ材料の幅方向の一方側において、
図中の左右逆方向となるハウジング1 の両側方へそれぞ
れ導出される左側導出はんだ端子32及び右側導出はんだ
端子32を有した一対のロック部材3,3 を所定ピッチで連
続して並設し、互いに隣接して図中の左右両側に配置さ
れた２組のハウジング1,1 に対し、左側に配置された１
組目の右側導出はんだ端子32と右側に配置された２組目
の左側導出はんだ端子32とを連結した状態でフープ材を
打ち抜き及び折曲加工する。
属フープ材料により以下のようにして加工される。図９
に示すように、フープ材料の幅方向の一方側において、
図中の左右逆方向となるハウジング1 の両側方へそれぞ
れ導出される左側導出はんだ端子32及び右側導出はんだ
端子32を有した一対のロック部材3,3 を所定ピッチで連
続して並設し、互いに隣接して図中の左右両側に配置さ
れた２組のハウジング1,1 に対し、左側に配置された１
組目の右側導出はんだ端子32と右側に配置された２組目
の左側導出はんだ端子32とを連結した状態でフープ材を
打ち抜き及び折曲加工する。
【００２１】そして、例えば２個のハウジング1,1 に対
して、同図に矢示するように、４本のロック部材3 が、
各ハウジング1 の短手方向に沿う両側に設けた挿着溝1a
及び開口溝1bに向かってロック部31及びはんだ端子32を
同方向からそれぞれ挿着されると、ロック部31に設けた
小突起31b が挿着溝1aに圧入されることによってハウジ
ング1 に固定される。このとき、ロック部31のロック孔
31a は、ハウジング1の開口部1e内に位置し、はんだ端
子32は、ハウジング1 の短手方向に沿う両側から導出さ
れるとともに、２段に屈曲された先端部がコンタクト2
の他端部2bと同様にハウジング1 の底面1gと同一平面上
に位置するようになっている。そして、一対の左右両側
導出はんだ端子32,32 を連結している共通片の部分を切
断することによって、コネクタが１個づつ連続して得ら
れる。
して、同図に矢示するように、４本のロック部材3 が、
各ハウジング1 の短手方向に沿う両側に設けた挿着溝1a
及び開口溝1bに向かってロック部31及びはんだ端子32を
同方向からそれぞれ挿着されると、ロック部31に設けた
小突起31b が挿着溝1aに圧入されることによってハウジ
ング1 に固定される。このとき、ロック部31のロック孔
31a は、ハウジング1の開口部1e内に位置し、はんだ端
子32は、ハウジング1 の短手方向に沿う両側から導出さ
れるとともに、２段に屈曲された先端部がコンタクト2
の他端部2bと同様にハウジング1 の底面1gと同一平面上
に位置するようになっている。そして、一対の左右両側
導出はんだ端子32,32 を連結している共通片の部分を切
断することによって、コネクタが１個づつ連続して得ら
れる。
【００２２】上記したコネクタは、図１に示すように、
プリント基板P の一方面に設けた一対の固定用銅箔部
P1,P1 上に一対のはんだ端子32,32 を乗せ、回路銅箔部
（図示せず）上にコンタクト2 の他端部2bを乗せ、電子
部品等の他の搭載部品と共に、例えばリフローによりは
んだ付けすることによって、プリント基板P に表面実装
して取り付けられる。
プリント基板P の一方面に設けた一対の固定用銅箔部
P1,P1 上に一対のはんだ端子32,32 を乗せ、回路銅箔部
（図示せず）上にコンタクト2 の他端部2bを乗せ、電子
部品等の他の搭載部品と共に、例えばリフローによりは
んだ付けすることによって、プリント基板P に表面実装
して取り付けられる。
【００２３】4 は上記コネクタに挿抜されるプラグであ
って、そのハウジング41内にはコード42に接続されたプ
ラグ側コンタクトがコネクタのコンタクト2 と同一ピッ
チで一列に列設されており、またハウジング41の両側方
には、解除操作部41a に連動するロック金具43が先端部
にロック突起43a を有して延出されている。
って、そのハウジング41内にはコード42に接続されたプ
ラグ側コンタクトがコネクタのコンタクト2 と同一ピッ
チで一列に列設されており、またハウジング41の両側方
には、解除操作部41a に連動するロック金具43が先端部
にロック突起43a を有して延出されている。
【００２４】そして、図１に示すように、このプラグ4
を上記コネクタに挿入すると、プラグ側コンタクトがコ
ネクタのコンタクト2 に接触するとともに、ロック金具
43のロック突起43a が、ロック部材3 のロック部31に設
けたロック孔31a に嵌合してロック状態になり、また解
除操作部41a をハウジング41の中心方向へ押し込むと、
ロック金具43のロック突起43a がロック孔31a から外れ
てロック状態が解除され、プラグ4 をコネクタから引き
抜けるようになっている。
を上記コネクタに挿入すると、プラグ側コンタクトがコ
ネクタのコンタクト2 に接触するとともに、ロック金具
43のロック突起43a が、ロック部材3 のロック部31に設
けたロック孔31a に嵌合してロック状態になり、また解
除操作部41a をハウジング41の中心方向へ押し込むと、
ロック金具43のロック突起43a がロック孔31a から外れ
てロック状態が解除され、プラグ4 をコネクタから引き
抜けるようになっている。
【００２５】かかるコネクタにあっては、プリント基板
P に搭載するとき、ロック部材3 に一体的に設けられた
はんだ端子32を電子部品等の他の搭載部品と同様にはん
だ付けするだけでハウジング1 をプリント基板P に容易
に固定できるとともに、従来例と違ってねじ等の固定用
部材を別に必要とせずに部品点数も少なくて済む。
P に搭載するとき、ロック部材3 に一体的に設けられた
はんだ端子32を電子部品等の他の搭載部品と同様にはん
だ付けするだけでハウジング1 をプリント基板P に容易
に固定できるとともに、従来例と違ってねじ等の固定用
部材を別に必要とせずに部品点数も少なくて済む。
【００２６】また、はんだ端子32は、２段に屈曲されて
ハウジング1 からの導出位置がプリント基板P 表面から
離れているから、塗布されたはんだがはんだ端子32の導
出位置まで這い上がらないため、コネクタの機能を損な
うようなこともなく、また、先端部には半円状の切欠部
32a が設けられて、はんだとの境界となる外周部分のト
ータル距離が長くなるために、はんだによる固定強度が
大きくなる。
ハウジング1 からの導出位置がプリント基板P 表面から
離れているから、塗布されたはんだがはんだ端子32の導
出位置まで這い上がらないため、コネクタの機能を損な
うようなこともなく、また、先端部には半円状の切欠部
32a が設けられて、はんだとの境界となる外周部分のト
ータル距離が長くなるために、はんだによる固定強度が
大きくなる。
【００２７】また、一対のロック部材3,3 は、自己のは
んだ端子32,32 を挿着方向と直交するハウジング1 の両
側方へそれぞれ導出するようハウジング1 に同方向から
挿着されるようになっているから、図９に示すように、
左右逆方向となるハウジング1 の両側方へそれぞれ導出
される左側導出はんだ端子32及び右側導出はんだ端子32
を有した一対のロック部材3,3 を所定ピッチで連続して
並設し、互いに隣接する１組目の右側導出はんだ端子32
と２組目の左側導出はんだ端子32とを連結した状態でフ
ープ材を打ち抜き、そのフープ材の状態で一対のロック
部材3,3 をハウジング1 に同方向から連続して挿着でき
るため、組立作業が自動化して行えるようになる。
んだ端子32,32 を挿着方向と直交するハウジング1 の両
側方へそれぞれ導出するようハウジング1 に同方向から
挿着されるようになっているから、図９に示すように、
左右逆方向となるハウジング1 の両側方へそれぞれ導出
される左側導出はんだ端子32及び右側導出はんだ端子32
を有した一対のロック部材3,3 を所定ピッチで連続して
並設し、互いに隣接する１組目の右側導出はんだ端子32
と２組目の左側導出はんだ端子32とを連結した状態でフ
ープ材を打ち抜き、そのフープ材の状態で一対のロック
部材3,3 をハウジング1 に同方向から連続して挿着でき
るため、組立作業が自動化して行えるようになる。
【００２８】なお、本実施例では、はんだ端子32は、ハ
ウジング1 からの導出位置がプリント基板P 表面から離
れているが、塗布されたはんだがはんだ端子32の導出位
置まで這い上がっても機能を損なわないよう封止構造に
なっているような場合は、この限りでない。
ウジング1 からの導出位置がプリント基板P 表面から離
れているが、塗布されたはんだがはんだ端子32の導出位
置まで這い上がっても機能を損なわないよう封止構造に
なっているような場合は、この限りでない。
【００２９】また、一対のロック部材3,3 は、自己のは
んだ端子32,32 を挿着方向と直交するハウジング1 の両
側方へそれぞれ導出するようハウジング1 に同方向から
挿着されるようになっているために、自動化が可能とな
っているが、生産数量が少なく自動化の必要がないよう
な場合は、ロック部材3 を一体成形する等の別の手段で
ハウジング1 に装着してもよい。
んだ端子32,32 を挿着方向と直交するハウジング1 の両
側方へそれぞれ導出するようハウジング1 に同方向から
挿着されるようになっているために、自動化が可能とな
っているが、生産数量が少なく自動化の必要がないよう
な場合は、ロック部材3 を一体成形する等の別の手段で
ハウジング1 に装着してもよい。
【００３０】
【発明の効果】請求項１記載のものは、プリント基板に
搭載するとき、ロック部材に一体的に設けられたはんだ
端子を電子部品等の他の搭載部品と同様にはんだ付けす
るだけでハウジングをプリント基板に容易に固定できる
とともに、ロック部材はプラグをロックする機能とハウ
ジングをプリント基板に固定する機能を兼ね備えること
によって、従来例のねじ等の固定用部材を別に必要とせ
ずに部品点数も少なくて済む。
搭載するとき、ロック部材に一体的に設けられたはんだ
端子を電子部品等の他の搭載部品と同様にはんだ付けす
るだけでハウジングをプリント基板に容易に固定できる
とともに、ロック部材はプラグをロックする機能とハウ
ジングをプリント基板に固定する機能を兼ね備えること
によって、従来例のねじ等の固定用部材を別に必要とせ
ずに部品点数も少なくて済む。
【００３１】また、請求項２記載のものは、請求項１記
載のものの効果に加えて、プリント基板に接続するため
にはんだ端子に塗布されたはんだが、プリント基板表面
から離れたはんだ端子の導出位置まで這い上がらないた
め、コネクタの機能を損なうようなことがない。
載のものの効果に加えて、プリント基板に接続するため
にはんだ端子に塗布されたはんだが、プリント基板表面
から離れたはんだ端子の導出位置まで這い上がらないた
め、コネクタの機能を損なうようなことがない。
【００３２】また、請求項３記載のものは、請求項１記
載のものの効果に加えて、左右逆方向となるハウジング
の両側方へそれぞれ導出されるはんだ端子を有した一対
のロック部材を所定ピッチで連続して並設し、互いに隣
接する１組目の右側導出はんだ端子と２組目の左側導出
はんだ端子とを連結した状態でフープ材を打ち抜き、そ
のフープ材の状態で一対のロック部材をハウジングに同
方向から連続して挿着できるため、組立作業が自動化し
て行えるようになる。
載のものの効果に加えて、左右逆方向となるハウジング
の両側方へそれぞれ導出されるはんだ端子を有した一対
のロック部材を所定ピッチで連続して並設し、互いに隣
接する１組目の右側導出はんだ端子と２組目の左側導出
はんだ端子とを連結した状態でフープ材を打ち抜き、そ
のフープ材の状態で一対のロック部材をハウジングに同
方向から連続して挿着できるため、組立作業が自動化し
て行えるようになる。
【図１】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図２】同上の部分断面平面図である。
【図３】同上の正面図である。
【図４】同上の側面図である。
【図５】同上の背面図である。
【図６】同上のロック部材を示す平面図である。
【図７】同上の側面図である。
【図８】同上の正面図である。
【図９】同上のロック部材がフープ材料により加工され
る状態を示す平面図である。
る状態を示す平面図である。
【図10】従来例を示す平面図である。
1 ハウジング 2 コンタクト 3 ロック部材 32 はんだ端子 4 プラグ P プリント基板
Claims (3)
- 【請求項１】 プラグが挿抜されるハウジングと、プラ
グ側コンタクトに接離され得るようハウジングに装着し
たコンタクトと、プラグをロックし得るようハウジング
に装着したロック部材と、を備え、プリント基板に搭載
して使用されるコネクタにおいて、 前記ロック部材は、プリント基板にはんだ接続し得るは
んだ端子が前記ハウジングから導出するよう一体的に設
けられたことを特徴とするコネクタ。 - 【請求項２】 前記はんだ端子は、前記ハウジングから
の導出位置がプリント基板表面から離れていることを特
徴とする請求項１記載のコネクタ。 - 【請求項３】 一対の前記ロック部材が、自己の前記は
んだ端子を挿着方向と直交する前記ハウジングの両側方
へそれぞれ導出するよう前記ハウジングに同方向から挿
着されてなることを特徴とする請求項１記載のコネク
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26764094A JPH08130055A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26764094A JPH08130055A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | コネクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08130055A true JPH08130055A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17447486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26764094A Withdrawn JPH08130055A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08130055A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100516540B1 (ko) * | 2001-05-18 | 2005-09-22 | 호시덴 가부시기가이샤 | 프린트 기판 장착 코넥터 |
| US7309248B2 (en) | 2005-06-27 | 2007-12-18 | Yazaki Corporation | Connector fixing structure for fixing a connector to a board |
| US7347725B2 (en) | 2004-12-27 | 2008-03-25 | Yazaki Corporation | Metal fixing member for fixing a connector to a wiring board |
-
1994
- 1994-10-31 JP JP26764094A patent/JPH08130055A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100516540B1 (ko) * | 2001-05-18 | 2005-09-22 | 호시덴 가부시기가이샤 | 프린트 기판 장착 코넥터 |
| US7347725B2 (en) | 2004-12-27 | 2008-03-25 | Yazaki Corporation | Metal fixing member for fixing a connector to a wiring board |
| DE102005062595B4 (de) * | 2004-12-27 | 2008-04-17 | Yazaki Corp. | Metall-Fixierungsglied und dasselbe verwendender Verbinder |
| US7309248B2 (en) | 2005-06-27 | 2007-12-18 | Yazaki Corporation | Connector fixing structure for fixing a connector to a board |
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