JPH08128622A - 蓄熱燃焼装置 - Google Patents
蓄熱燃焼装置Info
- Publication number
- JPH08128622A JPH08128622A JP6292090A JP29209094A JPH08128622A JP H08128622 A JPH08128622 A JP H08128622A JP 6292090 A JP6292090 A JP 6292090A JP 29209094 A JP29209094 A JP 29209094A JP H08128622 A JPH08128622 A JP H08128622A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- combustion
- furnace
- gas
- burner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/34—Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery
Abstract
(57)【要約】
【目的】 炉外へ排出される燃焼ガスにより燃焼用空気
を予熱するようにした蓄熱燃焼装置において、窒素酸化
物（ＮＯx）の排出を低減する。 【構成】 バーナ４ａ，４ｂと蓄熱器９ａ，９ｂとを組
合わせたものを炉壁に少なくとも一対設け、該バーナ４
ａ，４ｂを交替で燃焼させ、一方のバーナの燃焼ガスを
他方の蓄熱器に通過させて炉外に排出することにより該
蓄熱器に燃焼ガスの排熱を回収し、燃焼が交替すること
で該蓄熱器に燃焼用空気を通過させ該燃焼用空気が回収
熱により予熱され炉内に供給されるようにした蓄熱燃焼
装置において、バーナ４ａ，４ｂの休止中に該バーナ４
ａ，４ｂの過熱を防止するための空気をその酸素当量分
の燃料ガスと伴に該バーナを通して炉内に供給する。
を予熱するようにした蓄熱燃焼装置において、窒素酸化
物（ＮＯx）の排出を低減する。 【構成】 バーナ４ａ，４ｂと蓄熱器９ａ，９ｂとを組
合わせたものを炉壁に少なくとも一対設け、該バーナ４
ａ，４ｂを交替で燃焼させ、一方のバーナの燃焼ガスを
他方の蓄熱器に通過させて炉外に排出することにより該
蓄熱器に燃焼ガスの排熱を回収し、燃焼が交替すること
で該蓄熱器に燃焼用空気を通過させ該燃焼用空気が回収
熱により予熱され炉内に供給されるようにした蓄熱燃焼
装置において、バーナ４ａ，４ｂの休止中に該バーナ４
ａ，４ｂの過熱を防止するための空気をその酸素当量分
の燃料ガスと伴に該バーナを通して炉内に供給する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、種々の工業用炉に適用
可能な蓄熱燃焼装置に関し、さらに詳しくはその窒素酸
化物（ＮＯx）の排出を低減しようとするものである。
可能な蓄熱燃焼装置に関し、さらに詳しくはその窒素酸
化物（ＮＯx）の排出を低減しようとするものである。
【０００２】
【従来の技術】バーナと蓄熱器とを組合わせたものを炉
壁に少なくとも一対設け、該バーナを交替で燃焼させ、
一方のバーナの燃焼ガスを他方の蓄熱器に通過させて炉
外に排出することにより該蓄熱器に燃焼ガスの排熱を回
収し、燃焼が交替することで該蓄熱器に燃焼用空気を通
過させ該燃焼用空気が回収熱により予熱され炉内に供給
されるようにした蓄熱燃焼装置は、燃焼ガスの排熱を有
効利用し省エネルギー効果が顕著であることから、熱処
理炉，溶解炉，焼結炉等の種々の工業用炉の熱源として
使用されている。
壁に少なくとも一対設け、該バーナを交替で燃焼させ、
一方のバーナの燃焼ガスを他方の蓄熱器に通過させて炉
外に排出することにより該蓄熱器に燃焼ガスの排熱を回
収し、燃焼が交替することで該蓄熱器に燃焼用空気を通
過させ該燃焼用空気が回収熱により予熱され炉内に供給
されるようにした蓄熱燃焼装置は、燃焼ガスの排熱を有
効利用し省エネルギー効果が顕著であることから、熱処
理炉，溶解炉，焼結炉等の種々の工業用炉の熱源として
使用されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの蓄熱燃焼
装置の最大の問題点は、燃焼用空気の予熱温度が高いた
めに炉内で窒素酸化物（ＮＯx）が発生し易く、排ガス
のＮＯxレベルが高いために大気汚染のおそれがあるこ
とであった。
装置の最大の問題点は、燃焼用空気の予熱温度が高いた
めに炉内で窒素酸化物（ＮＯx）が発生し易く、排ガス
のＮＯxレベルが高いために大気汚染のおそれがあるこ
とであった。
【０００４】その問題点を改善するために従来から採ら
れている一つの方法は、炉内に吹出す燃料ガスと燃焼用
空気とが炉内でゆっくり混じり合うようにバーナの構成
および配置を考慮するものであって、炉内に直接燃料ガ
スを吹出させるものもそのうちの一つであり、また、炉
内に供給する燃焼用空気の量を制御するのもそのうちの
一つである。
れている一つの方法は、炉内に吹出す燃料ガスと燃焼用
空気とが炉内でゆっくり混じり合うようにバーナの構成
および配置を考慮するものであって、炉内に直接燃料ガ
スを吹出させるものもそのうちの一つであり、また、炉
内に供給する燃焼用空気の量を制御するのもそのうちの
一つである。
【０００５】ところでこの蓄熱燃焼装置においては、バ
ーナがその休止中に燃焼ガスにより過熱し損傷を受ける
ことのないようにするために少量の空気をたえず該バー
ナノズルを通して炉内に供給しているが、そのために炉
内の酸素濃度が上がり、そのことが炉内で窒素酸化物を
生成させる原因となっていた。
ーナがその休止中に燃焼ガスにより過熱し損傷を受ける
ことのないようにするために少量の空気をたえず該バー
ナノズルを通して炉内に供給しているが、そのために炉
内の酸素濃度が上がり、そのことが炉内で窒素酸化物を
生成させる原因となっていた。
【０００６】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、上記蓄
熱燃焼装置において、バーナの休止中に該バーナノズル
の過熱を防止するための空気をその酸素当量分の燃料ガ
スと伴に該バーナを通して炉内に供給するようにしたこ
とを特徴とするものである。
熱燃焼装置において、バーナの休止中に該バーナノズル
の過熱を防止するための空気をその酸素当量分の燃料ガ
スと伴に該バーナを通して炉内に供給するようにしたこ
とを特徴とするものである。
【０００７】
【作用】バーナノズルを通して炉内に供給される空気は
燃料ガスとの燃焼反応により酸素が無くなり、バーナノ
ズルを保護するために供給される空気によって酸素濃度
が上昇するのを防止でき、窒素酸化物を生成し難くす
る。
燃料ガスとの燃焼反応により酸素が無くなり、バーナノ
ズルを保護するために供給される空気によって酸素濃度
が上昇するのを防止でき、窒素酸化物を生成し難くす
る。
【０００８】
【実施例】次に図１に示した配管系統図に従い本発明に
係る蓄熱燃焼装置の一実施例を説明する。図中、１は相
対する側壁に開口２ａ，２ｂが開設された炉体、３ａ，
３ｂは該開口２ａ，２ｂの外側に形成された燃焼室であ
る。４ａ，４ｂは該燃焼室３ａ，３ｂ内に設けられたセ
ンターノズル５ａ，５ｂと開口２ａ，２ｂの上下炉壁部
に直接設けられたダイレクトノズル６ａ，７ａ，６ｂ，
７ｂとからなるバーナである。また８ａ，８ｂは燃焼室
３ａ，３ｂ内のセンターノズル５ａ，５ｂ直前に設けら
れたパイロットバーナである。
係る蓄熱燃焼装置の一実施例を説明する。図中、１は相
対する側壁に開口２ａ，２ｂが開設された炉体、３ａ，
３ｂは該開口２ａ，２ｂの外側に形成された燃焼室であ
る。４ａ，４ｂは該燃焼室３ａ，３ｂ内に設けられたセ
ンターノズル５ａ，５ｂと開口２ａ，２ｂの上下炉壁部
に直接設けられたダイレクトノズル６ａ，７ａ，６ｂ，
７ｂとからなるバーナである。また８ａ，８ｂは燃焼室
３ａ，３ｂ内のセンターノズル５ａ，５ｂ直前に設けら
れたパイロットバーナである。
【０００９】９ａ，９ｂは燃焼室３ａ，３ｂの一側に設
けられた通気性固体からなる蓄熱器で、該各蓄熱器９
ａ，９ｂにはブロワ１０より流量調節弁１１，開閉弁１
２ａ，１２ｂを介して燃焼用空気を送給し得るように給
気路１３ａ，１３ｂが設けられている。また排気路１４
ａ，１４ｂに開閉弁１５ａ，１５ｂ，流量調節弁１６，
ブロワ１７が設けられ、炉内の燃焼ガスを該蓄熱器９
ａ，９ｂを通して炉外に排出し得るようにしている。
けられた通気性固体からなる蓄熱器で、該各蓄熱器９
ａ，９ｂにはブロワ１０より流量調節弁１１，開閉弁１
２ａ，１２ｂを介して燃焼用空気を送給し得るように給
気路１３ａ，１３ｂが設けられている。また排気路１４
ａ，１４ｂに開閉弁１５ａ，１５ｂ，流量調節弁１６，
ブロワ１７が設けられ、炉内の燃焼ガスを該蓄熱器９
ａ，９ｂを通して炉外に排出し得るようにしている。
【００１０】２０はセンターノズル５ａ，５ｂとダイレ
クトノズル６ａ，７ａ，６ｂ，７ｂとからなるバーナ４
ａ，４ｂへの燃料ガスの供給量を調節し、炉内温度をコ
ントロールする燃料調節弁で、該燃料調節弁２０の二次
側は給ガス管２１ａ，２１ｂに分岐し、該給ガス管２１
ａ，２１ｂの二次側はさらに給ガス管２２ａ，２３ａ，
２２ｂ，２３ｂに分岐し該各給ガス管２２ａ，２３ａ，
２２ｂ，２３ｂに開閉弁２５ａ，２６ａ，２７ａ，２５
ｂ，２６ｂ，２７ｂが設けられている。そして給ガス管
２２ａ，２２ｂはさらに２つの給ガス管３１ａ，３２
ａ，３１ｂ，３２ｂに分岐し、ダイレクトノズル６ａ，
７ａ，６ｂ，７ｂに接続され、給ガス管２３ａ，２３ｂ
はセンターノズル５ａ，５ｂに接続されている。また給
ガス管２４ａ，２４ｂはさらに３つに分岐しその夫々に
流量調節弁２８ａ，２９ａ，３０ａ，２８ｂ，２９ｂ，
３０ｂを介在させてセンターノズル５ａ，５ｂ，ダイレ
クトノズル６ａ，７ａ，６ｂ，７ｂに接続されている。
なお該流量調節弁２８ａ，２８ｂは給ガス管２３ａ，２
３ｂの圧力に比例して開き、流量調節弁２９ａ，２９
ｂ，給ガス管３１ａ，３１ｂの圧力、流量調節弁３０
ａ，３０ｂは給ガス管３２ａ，３２ｂの圧力に夫々比例
して開くようになっている。
クトノズル６ａ，７ａ，６ｂ，７ｂとからなるバーナ４
ａ，４ｂへの燃料ガスの供給量を調節し、炉内温度をコ
ントロールする燃料調節弁で、該燃料調節弁２０の二次
側は給ガス管２１ａ，２１ｂに分岐し、該給ガス管２１
ａ，２１ｂの二次側はさらに給ガス管２２ａ，２３ａ，
２２ｂ，２３ｂに分岐し該各給ガス管２２ａ，２３ａ，
２２ｂ，２３ｂに開閉弁２５ａ，２６ａ，２７ａ，２５
ｂ，２６ｂ，２７ｂが設けられている。そして給ガス管
２２ａ，２２ｂはさらに２つの給ガス管３１ａ，３２
ａ，３１ｂ，３２ｂに分岐し、ダイレクトノズル６ａ，
７ａ，６ｂ，７ｂに接続され、給ガス管２３ａ，２３ｂ
はセンターノズル５ａ，５ｂに接続されている。また給
ガス管２４ａ，２４ｂはさらに３つに分岐しその夫々に
流量調節弁２８ａ，２９ａ，３０ａ，２８ｂ，２９ｂ，
３０ｂを介在させてセンターノズル５ａ，５ｂ，ダイレ
クトノズル６ａ，７ａ，６ｂ，７ｂに接続されている。
なお該流量調節弁２８ａ，２８ｂは給ガス管２３ａ，２
３ｂの圧力に比例して開き、流量調節弁２９ａ，２９
ｂ，給ガス管３１ａ，３１ｂの圧力、流量調節弁３０
ａ，３０ｂは給ガス管３２ａ，３２ｂの圧力に夫々比例
して開くようになっている。
【００１１】また給ガス管２２ａ，２３ａ，２２ｂ，２
３ｂにはセンターノズル５ａ，５ｂ，ダイレクトノズル
６ａ，７ａ，６ｂ，７ｂに休止時に過熱防止用の空気を
送るためのブロワ３７，給気管３５ａ，３６ａ，３５
ｂ，３６ｂが配管され該給気管３５ａ，３６ａ，３５
ｂ，３６ｂに設けられた流量調節弁３３ａ，３４ａ，３
３ｂ，３４ｂは給ガス管２２ａ，２３ａ，２２ｂ，２３
ｂの圧力により閉止するように設定されている。
３ｂにはセンターノズル５ａ，５ｂ，ダイレクトノズル
６ａ，７ａ，６ｂ，７ｂに休止時に過熱防止用の空気を
送るためのブロワ３７，給気管３５ａ，３６ａ，３５
ｂ，３６ｂが配管され該給気管３５ａ，３６ａ，３５
ｂ，３６ｂに設けられた流量調節弁３３ａ，３４ａ，３
３ｂ，３４ｂは給ガス管２２ａ，２３ａ，２２ｂ，２３
ｂの圧力により閉止するように設定されている。
【００１２】しかしてこの蓄熱燃焼装置では、始動に際
しては開閉弁２６ａを開いてセンターノズル５ａより燃
料ガスを吹出させると共に、開閉弁１２ａを開いて蓄熱
器９ａを介し燃焼室３ａ中に燃焼用空気を供給しパイロ
ットバーナ８ａにより点火させて開口２ａより炉内に燃
焼ガスを吹出させる。そして開閉弁１５ｂを開き排気路
１４ｂ，蓄熱器９ｂを介して吸引することにより炉内の
燃焼ガスを他方の開口２ｂより該蓄熱器９ｂに吸引させ
ブロワ１７より外部に排出する。これにより蓄熱器９ｂ
は燃焼ガスが貫流しその排熱により加熱される。そして
蓄熱器９ｂが充分に加熱されたところで開閉弁２６ａ，
１２ａ，１５ｂを閉じると同時に開閉弁２６ｂ，１２
ｂ，１５ａを開き、センターノズル５ｂより燃料ガスを
吹出させると共に、ブロワ１０より圧送した燃焼用空気
を蓄熱器９ｂに通過させ該燃焼用空気を予熱して燃焼室
３ｂに供給し該燃料ガスをパイロットバーナ８ｂにより
点火させて燃焼させる。そしてその燃焼ガスを蓄熱器９
ａに貫通させてブロワ１７より排出することによりその
排熱により蓄熱器９ａを加熱する。そして蓄熱器９ａが
充分に加熱されたところで再び上記各開閉弁の開閉状態
を切り替えてセンターノズル５ａより燃料ガスを吹出さ
せる。こうして一定時間毎に交互に両バーナ４ａ，４ｂ
を燃焼状態にすることにより，蓄熱器９ａ，９ｂに燃料
ガスの排熱を交互に回収させその熱エネルギーを燃焼用
空気を予熱するのに有効利用する。
しては開閉弁２６ａを開いてセンターノズル５ａより燃
料ガスを吹出させると共に、開閉弁１２ａを開いて蓄熱
器９ａを介し燃焼室３ａ中に燃焼用空気を供給しパイロ
ットバーナ８ａにより点火させて開口２ａより炉内に燃
焼ガスを吹出させる。そして開閉弁１５ｂを開き排気路
１４ｂ，蓄熱器９ｂを介して吸引することにより炉内の
燃焼ガスを他方の開口２ｂより該蓄熱器９ｂに吸引させ
ブロワ１７より外部に排出する。これにより蓄熱器９ｂ
は燃焼ガスが貫流しその排熱により加熱される。そして
蓄熱器９ｂが充分に加熱されたところで開閉弁２６ａ，
１２ａ，１５ｂを閉じると同時に開閉弁２６ｂ，１２
ｂ，１５ａを開き、センターノズル５ｂより燃料ガスを
吹出させると共に、ブロワ１０より圧送した燃焼用空気
を蓄熱器９ｂに通過させ該燃焼用空気を予熱して燃焼室
３ｂに供給し該燃料ガスをパイロットバーナ８ｂにより
点火させて燃焼させる。そしてその燃焼ガスを蓄熱器９
ａに貫通させてブロワ１７より排出することによりその
排熱により蓄熱器９ａを加熱する。そして蓄熱器９ａが
充分に加熱されたところで再び上記各開閉弁の開閉状態
を切り替えてセンターノズル５ａより燃料ガスを吹出さ
せる。こうして一定時間毎に交互に両バーナ４ａ，４ｂ
を燃焼状態にすることにより，蓄熱器９ａ，９ｂに燃料
ガスの排熱を交互に回収させその熱エネルギーを燃焼用
空気を予熱するのに有効利用する。
【００１３】そして炉内温度が９００〜１０００℃以上
になつたところで、開閉弁２６ａ，２６ｂの開閉に代え
て開閉弁２５ａ，２５ｂを開閉させ、ダイレクトノズル
６ａ，７ａ，６ｂ，７ｂより燃料ガスを吹出させ炉内を
加熱する。これは、ダイレクトノズル６ａ，７ａ，６
ｂ，７ｂより吹出す燃料ガスと開口２ａ，２ｂより吹出
す燃焼用空気とが炉内でゆっくり混じり合うようにして
燃焼温度が必要以上に高くなるのを防ぎ窒素酸化物の生
成を抑制するためのもので、炉内温度が一定温度以上に
なつたときはじめて行なわれる。
になつたところで、開閉弁２６ａ，２６ｂの開閉に代え
て開閉弁２５ａ，２５ｂを開閉させ、ダイレクトノズル
６ａ，７ａ，６ｂ，７ｂより燃料ガスを吹出させ炉内を
加熱する。これは、ダイレクトノズル６ａ，７ａ，６
ｂ，７ｂより吹出す燃料ガスと開口２ａ，２ｂより吹出
す燃焼用空気とが炉内でゆっくり混じり合うようにして
燃焼温度が必要以上に高くなるのを防ぎ窒素酸化物の生
成を抑制するためのもので、炉内温度が一定温度以上に
なつたときはじめて行なわれる。
【００１４】また、燃料ガスが吹出しを休止しているセ
ンターノズル５ａ，ダイレクトノズル６ａ，７ａ、また
はセンターノズル５ｂ，ダイレクトノズル６ｂ，７ｂに
ついては、その給ガス管２２ａ，２３ａまたは給ガス管
２２ｂ，２３ｂの燃料ガス圧力が無くなるために流量調
節弁３３ａ，３４ａまたは流量調節弁３３ｂ，３４ｂが
開かれブロワ３７を通って過熱防止用の空気がその休止
中のセンターノズル５ａ，ダイレクトノズル６ａ，７ａ
またはセンターノズル５ｂ，ダイレクトノズル６ｂ，７
ｂに供給される。そして流量調節弁２８ａ，２９ａ，３
０ａ，流量調節弁２８ｂ，２９ｂ，３０ｂは、その送給
経路である給ガス管２３ａ，２３ｂ，給ガス管３１ａ，
３２ａ，３１ｂ，３２ｂの圧力に比例して開くように設
定され、過熱防止用空気の酸素当量分の燃料ガスをその
空気中に混合させるので、炉内で燃焼反応を起こし炉内
酸素濃度を上昇させることなく窒素酸化物の生成を抑え
る。なお開閉弁２７ａ，２７ｂは常時開状態に保たれて
いるが、炉内温度が異常に上昇したときは安全のために
自動閉止するように設定されている。
ンターノズル５ａ，ダイレクトノズル６ａ，７ａ、また
はセンターノズル５ｂ，ダイレクトノズル６ｂ，７ｂに
ついては、その給ガス管２２ａ，２３ａまたは給ガス管
２２ｂ，２３ｂの燃料ガス圧力が無くなるために流量調
節弁３３ａ，３４ａまたは流量調節弁３３ｂ，３４ｂが
開かれブロワ３７を通って過熱防止用の空気がその休止
中のセンターノズル５ａ，ダイレクトノズル６ａ，７ａ
またはセンターノズル５ｂ，ダイレクトノズル６ｂ，７
ｂに供給される。そして流量調節弁２８ａ，２９ａ，３
０ａ，流量調節弁２８ｂ，２９ｂ，３０ｂは、その送給
経路である給ガス管２３ａ，２３ｂ，給ガス管３１ａ，
３２ａ，３１ｂ，３２ｂの圧力に比例して開くように設
定され、過熱防止用空気の酸素当量分の燃料ガスをその
空気中に混合させるので、炉内で燃焼反応を起こし炉内
酸素濃度を上昇させることなく窒素酸化物の生成を抑え
る。なお開閉弁２７ａ，２７ｂは常時開状態に保たれて
いるが、炉内温度が異常に上昇したときは安全のために
自動閉止するように設定されている。
【００１５】
【発明の効果】このように本発明は、炉壁に少なくとも
一対設けられたバーナを交替で燃焼させ、一方のバーナ
の燃焼ガスを他方の蓄熱器に通過させることにより該蓄
熱器に燃焼ガスの排熱を回収し、燃焼用空気を予熱する
ようにした蓄熱燃焼装置において、バーナの休止中に該
バーナノズルの過熱を防止するために供給する空気と供
にその酸素当量分の燃料ガスを炉内に供給するようにし
たので、炉内の酸素濃度が上昇することなく窒素酸化物
の生成を抑制して排ガス中のＮＯxレベルを低減できる
有益な効果がある。
一対設けられたバーナを交替で燃焼させ、一方のバーナ
の燃焼ガスを他方の蓄熱器に通過させることにより該蓄
熱器に燃焼ガスの排熱を回収し、燃焼用空気を予熱する
ようにした蓄熱燃焼装置において、バーナの休止中に該
バーナノズルの過熱を防止するために供給する空気と供
にその酸素当量分の燃料ガスを炉内に供給するようにし
たので、炉内の酸素濃度が上昇することなく窒素酸化物
の生成を抑制して排ガス中のＮＯxレベルを低減できる
有益な効果がある。
【図１】本発明の蓄熱燃焼装置の一実施例を示す配管系
統図。
統図。
１ 炉体 ２ａ，２ｂ 開口 ３ａ，３ｂ 燃焼室 ４ａ，４ｂ バーナ ５ａ，５ｂ センターノズル ６ａ，７ａ，６ｂ，７ｂ ダイレクトノズル ９ａ，９ｂ 蓄熱器 １０ ブロワ １１ 流量調節弁 １２ａ，１２ｂ 開閉弁 １３ａ，１３ｂ 給気路 １４ａ，１４ｂ 排気路 １５ａ，１５ｂ 開閉弁 １６ 流量調節弁 １７ ブロワ ２０ 燃料調節弁 ２１ａ，２１ｂ 給ガス管 ２２ａ，２３ａ，２４ａ 給ガス管 ２２ｂ，２３ｂ，２４ｂ 給ガス管 ２５ａ，２６ａ，２７ａ 開閉弁 ２５ｂ，２６ｂ，２７ｂ 開閉弁 ２８ａ，２９ａ，３０ａ 流量調節弁 ２８ｂ，２９ｂ，３０ｂ 流量調節弁 ３１ａ，３１ｂ 給ガス管 ３２ａ，３２ｂ 給ガス管 ３３ａ，３３ｂ 流量調節弁
Claims (1)
- 【請求項１】 バーナと蓄熱器とを組合わせたものを炉
壁に少なくとも一対設け、該バーナを交替で燃焼させ、
一方のバーナの燃焼ガスを他方の蓄熱器に通過させて炉
外に排出することにより該蓄熱器に燃焼ガスの排熱を回
収し、燃焼が交替することで該蓄熱器に燃焼用空気を通
過させ該燃焼用空気が回収熱により予熱され炉内に供給
されるようにした蓄熱燃焼装置において、バーナの休止
中に該バーナノズルの過熱を防止するための空気をその
酸素当量分の燃料ガスと伴に該バーナノズルを通して炉
内に供給するようにしたことを特徴とする蓄熱燃焼装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6292090A JPH08128622A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 蓄熱燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6292090A JPH08128622A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 蓄熱燃焼装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08128622A true JPH08128622A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17777429
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6292090A Pending JPH08128622A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 蓄熱燃焼装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08128622A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010255866A (ja) * | 2009-04-21 | 2010-11-11 | Chugai Ro Co Ltd | 蓄熱式燃焼装置 |
| JP2012515700A (ja) * | 2009-01-23 | 2012-07-12 | レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード | 交番熱交換炉およびその運転方法 |
| CN103086585A (zh) * | 2013-02-21 | 2013-05-08 | 成都光明光电股份有限公司 | 光学玻璃窑炉全氧燃烧系统及其燃烧方法 |
| JP6211657B1 (ja) * | 2016-08-16 | 2017-10-11 | 中外炉工業株式会社 | リジェネバーナ装置及びその運転方法 |
-
1994
- 1994-10-31 JP JP6292090A patent/JPH08128622A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012515700A (ja) * | 2009-01-23 | 2012-07-12 | レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード | 交番熱交換炉およびその運転方法 |
| JP2010255866A (ja) * | 2009-04-21 | 2010-11-11 | Chugai Ro Co Ltd | 蓄熱式燃焼装置 |
| CN103086585A (zh) * | 2013-02-21 | 2013-05-08 | 成都光明光电股份有限公司 | 光学玻璃窑炉全氧燃烧系统及其燃烧方法 |
| JP6211657B1 (ja) * | 2016-08-16 | 2017-10-11 | 中外炉工業株式会社 | リジェネバーナ装置及びその運転方法 |
| WO2018034049A1 (ja) * | 2016-08-16 | 2018-02-22 | 中外炉工業株式会社 | リジェネバーナ装置及びその運転方法 |
| CN109196278A (zh) * | 2016-08-16 | 2019-01-11 | 中外炉工业株式会社 | 蓄热式燃烧器装置及其运转方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4599100A (en) | Melting glass with port and melter burners for NOx control | |
| JP3557028B2 (ja) | 燃焼バーナ及びその炉内燃焼方法 | |
| EP0897461B1 (en) | Heat exchanger efficiency control by differential temperature | |
| JPH08128622A (ja) | 蓄熱燃焼装置 | |
| JP3438354B2 (ja) | 蓄熱燃焼装置 | |
| US5422077A (en) | Regenerative bed incinerator system with gas doping | |
| JP4405944B2 (ja) | リジェネバーナ設置炉 | |
| JPH0611121A (ja) | 蓄熱式燃焼装置 | |
| JP2002115836A (ja) | 蓄熱式排ガス処理装置 | |
| JP3617202B2 (ja) | 加熱炉およびその操業方法 | |
| JP3617169B2 (ja) | 蓄熱燃焼装置を備えた炉の温度制御方法 | |
| JP2000039143A (ja) | 蓄熱式バーナ装置の燃焼制御方法およびバーナ装置 | |
| JP3799841B2 (ja) | 加熱炉の操業方法 | |
| JP2002061833A (ja) | 蓄熱式燃焼装置および燃焼方法 | |
| KR100368830B1 (ko) | 축열식 버너용 산소공급방법 및 그 장치 | |
| CN108534136B (zh) | 蓄热式燃烧器系统 | |
| JP3491444B2 (ja) | 蓄熱式予熱器の使用方法 | |
| JP3491441B2 (ja) | タンディッシュの無酸化保熱方法 | |
| JPH10197159A (ja) | リジェネレイティブ流動床炉 | |
| JP3491442B2 (ja) | 無酸化加熱方法 | |
| JP2578977B2 (ja) | ごみ処理装置 | |
| JPH09222224A (ja) | 蓄熱式燃焼装置の燃焼方法 | |
| JP2005213586A (ja) | 直接火焔加熱型無酸化炉のアフターバーン制御方法及び装置 | |
| JP2002005434A (ja) | 直火式加熱炉の低空気比操業方法および直火式加熱炉 | |
| JPH0989223A (ja) | 高温空気バーナ |