JPH08126350A - インテリジェントパワーモジュールの電源回路 - Google Patents

インテリジェントパワーモジュールの電源回路

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JPH08126350A
JPH08126350A JP6264729A JP26472994A JPH08126350A JP H08126350 A JPH08126350 A JP H08126350A JP 6264729 A JP6264729 A JP 6264729A JP 26472994 A JP26472994 A JP 26472994A JP H08126350 A JPH08126350 A JP H08126350A
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JP
Japan
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power supply
voltage
power
circuit
circuits
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Withdrawn
Application number
JP6264729A
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English (en)
Inventor
Koya Hasebe
孝弥 長谷部
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インテリジェントパワーモジュール制御電源
の高信頼化を行い、製品コスト的な改善を実現すること
にある。 【構成】 スイッチング素子6〜9及びそのスイッチン
グ素子6〜9を駆動制御する制御回路10〜13を内蔵
したインテリジェントパワーモジュール2〜5の前記制
御回路10〜13に制御用電源電圧を印加する電源回路
において、前記制御回路10〜13の前段に、電流制限
及び分圧用抵抗33〜36と電源電圧確立用ツェナーダ
イオード37〜40とを設け、直流電圧源1による制御
用電源電圧を前記抵抗33〜36及びツェナーダイオー
ド37〜40を介して制御回路10〜13に印加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインテリジェントパワー
モジュールの電源回路に関し、詳しくは、インバータ回
路やチョッパ回路等に使用されるインテリジェントパワ
ーモジュールに制御用電源電圧を供給する電源回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、インテリジェントパワーモジュ
ールの使用例として、図4に示すように単相フルブリッ
ジインバータを構成した場合がある。
【0003】この単相フルブリッジインバータは、同図
に示すようにインバータ用直流電圧源1に対して、市販
されている4個のインテリジェントパワーモジュール
〔以下、単にIPMと称す〕2〜5がフルブリッジ構成
で接続されている。
【0004】各IPM2〜5は、ダイオードを並列接続
したスイッチング素子〔IGBT〕6〜9と、そのスイ
ッチング素子6〜9を制御する制御回路10〜13とで
主要部が構成されている。このIPM2〜5は、過電流
保護、短絡電流保護、過熱保護及び電源電圧低下保護な
どの諸機能を内蔵してパッケージ化されたものである。
【0005】図中、14〜17は前記IPM2〜5の制
御回路10〜13の前段に接続された駆動ゲート回路、
18〜21は前記駆動ゲート回路14〜17の前段に並
列接続された電解コンデンサ、22〜25は前記電解コ
ンデンサ18〜21の前段に設けられた整流回路、26
〜29は前記整流回路22〜25の前段に接続された制
御回路用電源トランス、30はIPM制御用の交流電
源、31,32は出力端子である。
【0006】上述した構成からなる単相フルブリッジイ
ンバータでは、各IPM2〜5のスイッチング素子6〜
9をON・OFF制御する制御回路10〜13への電力
供給が交流電源30により行なわれ、その交流電源30
で降圧された電源電圧を整流回路22〜25により整流
した上で駆動ゲート回路14〜17を介してIPM2〜
5の制御回路10〜13に印加するようにしている。
尚、各IPM2〜5の相互間での絶縁性を確保するた
め、前述のように電源トランス26〜29を介して交流
電源30からの電源電圧を各IPM2〜5の制御回路1
0〜13に供給するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来のIPM2〜5の電源回路では、単相フルブリッジイ
ンバータを構成する回路とは別にIPM制御回路電源と
して例えば交流電源30を必要としていた。そして、例
えば、前記電源回路の信頼性を向上させようとすると、
交流電源30にUPS〔無停電電源〕等を設置する必要
があり、そのUPS〔無停電電源〕等により前記交流電
源30の瞬低、停電対策を施していた。
【0008】このように、従来では、電源の信頼性を向
上させるために交流電源30の瞬低、停電対策を施す場
合、高価なUPS〔無停電電源〕等を必要とするため、
単相フルブリッジインバータの製品コストを低減化する
ことが非常に困難であった。
【0009】そこで、本発明は上記問題点に鑑みて提案
されたもので、その目的とするところは、IPM制御回
路電源として別の交流電源を必要とせず、また、インバ
ータ側の直流電圧が確立している限り、瞬低、停電対策
の必要がなく、製品コスト的な改善を実現し得るIPM
の電源回路を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の技術的手段として、本発明は、スイッチング素子及び
そのスイッチング素子を制御(保護)する制御回路を内
蔵したIPMの前記制御回路に制御用電源電圧を印加す
る電源回路において、前記制御回路の前段に、電流制限
及び分圧用抵抗と電源電圧確立用ツェナーダイオードと
を設け、IPMのスイッチング素子〔IGBT〕のコレ
クタ−エミッタ間に印加される直流電圧源から前記抵抗
及びツェナーダイオードを介してIPMの制御回路の電
源電圧の確立とエネルギーの供給を行なうことを特徴と
する。
【0011】
【作用】本発明に係るIPMの電源回路では、IPMの
スイッチング素子〔IGBT〕のコレクタ−エミッタ間
に印加される直流電圧を利用して、電流制限及び分圧用
抵抗と電源電圧確立用ツェナーダイオードを介してIP
Mの制御回路に、前記直流電圧源による電源電圧を印加
するようにしたから、簡単な回路構成により、IPMの
相互間での絶縁性を確保できると共に、従来のようなI
PM制御回路電源として別の交流電源が不要となり、I
PMのスイッチング素子〔IGBT〕のコレクタ−エミ
ッタ間に印加される直流電圧が確立されている限り、高
い信頼性でもって前記制御回路へ電力を供給することが
可能となる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図3に示して説
明する。尚、以下では単相フルブリッジインバータに適
用した場合を示し、図4と同一部分には同一参照符号を
付して重複説明は省略する。
【0013】本発明の特徴は、図1に示すようにインバ
ータの直流電圧源1を利用して、前記IPM2〜5の制
御回路10〜13の前段に、電流制限及び分圧用抵抗3
3〜36〔以下、単に抵抗と称す〕と電源電圧確立用ツ
ェナーダイオード37〜40〔以下、単にツェナーダイ
オードと称す〕とを設け、前記直流電圧源1による制御
用電源電圧を前記抵抗33〜36及びツェナーダイオー
ド37〜40を介して制御回路10〜13に印加するこ
とにある。
【0014】より具体的には、前記IPM2〜5の駆動
ゲート回路14〜17の前段に、抵抗33〜36とツェ
ナーダイオード37〜40とを設け、前記抵抗33〜3
6とツェナーダイオード37〜40との接続点と電解コ
ンデンサ18〜21との間にコンデンサ放電防止用ダイ
オード41〜44〔以下、単にダイオードと称す〕を接
続する。この抵抗33〜36、ツェナーダイオード37
〜40、及びダイオード41〜44でもって直流電圧源
1による電源回路を構成する。
【0015】前記IPM2〜5の電源回路を具備した単
相フルブリッジインバータは以下の要領に基づいて動作
する。
【0016】まず初期充電時、図2に示すようにインバ
ータの起動前に直流電圧源1〔図1参照〕による直流電
圧の印加でもって抵抗33〜36を通して、ダイオード
41〜44及びツェナーダイオード37〜40にそれぞ
れ電流ID ,IZDが流れる。このツェナーダイオード3
7〜40に流れる電流IZDにより、ツェナーダイオード
37〜40に印加される電圧VZDが一定のツェナー電圧
〔≒制御用電源電圧〕に保持され、一方、ダイオード4
1〜44に流れる電流ID により、電解コンデンサ18
〜21の充電及び制御電流の供給が行なわれる。
【0017】次にインバータの動作時、図3(a)に示
すように上側に位置するIPM2(4)のスイッチング
素子6(8)がOFF、下側に位置するIPM3(5)
のスイッチング素子7(9)がONした時には、電流が
図中破線矢印の方向に流れ、電解コンデンサ18(2
0)が充電されると共に、上側に位置するIPM2
(4)の制御回路10(12)には直流電圧源1からの
エネルギーが供給される。
【0018】逆に、上側に位置するIPM2(4)のス
イッチング素子6(8)がON、下側に位置するIPM
3(5)のスイッチング素子7(9)がOFFした時に
は、図3(a)のA点とB点とがほぼ同電位で、上側に
位置するスイッチング素子2(4)のON電圧分の差し
かなく〔図3(b)参照〕、直流電圧源1からの電力供
給はあまり行なわれず、この間、上側に位置するIPM
2(4)の制御回路10(12)では、初期時に充電さ
れた電解コンデンサ18(20)から電力が供給される
ことになる。
【0019】尚、前記抵抗33〜36の値は、 (VDC−VZD)/〔ID /(OFF DUTY(%)/1
00)〕
【0020】により選定される。尚、上記スイッチング
素子6〜9のON・OFF1サイクルにおいて、OFF
期間に必要な電力を供給することになる。
【0021】また、前述では、上側に位置するIPM2
(4)について説明したが、下側に位置するIPM3
(5)についても同様であるため説明は省略する。
【0022】上記実施例では単相フルブリッジインバー
タに適用した場合について説明したが、本発明はこれに
限定されることなく、単相フルブリッジインバータ以外
の他のインバータ回路やチョッパ回路及びIPMのスイ
ッチング素子〔IGBT〕のコレクタ−エミッタ間に直
流電圧を印加させ、ON・OFFのスイッチング動作を
行なう回路に適用可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、インバータの直流電圧
源を利用して、電流制限及び分圧用抵抗と電源電圧確立
用ツェナーダイオードを介してIPMの制御回路に電源
電圧を印加するようにしたから、IPMの相互間での絶
縁性を考慮した従来のような個別の交流電源が使用しな
くて済み、インバータの直流電圧が確立している限り、
瞬低、停電の心配が不要となり、個別の交流電源を使用
した時の瞬低、停電対策も不要で製品コストの低減化が
図れ、簡単な回路構成により、高い信頼性でもって前記
制御回路へ電力を供給することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るIPMの電源回路を単相フルブリ
ッジインバータに適用した実施例を示す回路図
【図2】単相フルブリッジインバータにおける一つのI
PMでの初期充電時の状態を示す部分回路図
【図3】(a)は上側に位置するIPMのスイッチング
素子がOFFした動作状態を示す部分回路図、(b)は
そのスイッチング素子がONした動作状態を示す部分回
路図
【図4】従来のIPMの電源回路を具備した単相フルブ
リッジインバータを示す回路図
【符号の説明】
1 直流電圧源 2〜5 インテリジェントパワーモジュール〔IP
M〕 6〜9 スイッチング素子 10〜13 制御回路 33〜36 電流制限及び分圧用抵抗 37〜40 電源電圧確立用ツェナーダイオード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチング素子及びそのスイッチング
    素子を制御(保護)する制御回路を内蔵したインテリジ
    ェントパワーモジュールの前記制御回路に制御用電源電
    圧を印加する電源回路において、前記制御回路の前段
    に、電流制限及び分圧用抵抗と電源電圧確立用ツェナー
    ダイオードとを設け、直流電圧源による制御用電源電圧
    を前記抵抗及びツェナーダイオードを介して制御回路に
    印加するようにしたことを特徴とするインテリジェント
    パワーモジュールの電源回路。
JP6264729A 1994-10-28 1994-10-28 インテリジェントパワーモジュールの電源回路 Withdrawn JPH08126350A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100412355B1 (ko) * 2000-09-30 2003-12-31 주식회사 에이피테크 휴대용 다전원 충전기
JP2010528578A (ja) * 2007-05-22 2010-08-19 セミサウス ラボラトリーズ, インコーポレーテッド 常時オン状態のスイッチを採用するハーフブリッジ回路及びこの回路内における意図しない電流を防止する方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100412355B1 (ko) * 2000-09-30 2003-12-31 주식회사 에이피테크 휴대용 다전원 충전기
JP2010528578A (ja) * 2007-05-22 2010-08-19 セミサウス ラボラトリーズ, インコーポレーテッド 常時オン状態のスイッチを採用するハーフブリッジ回路及びこの回路内における意図しない電流を防止する方法

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Effective date: 20020115