JPH08126328A - 異電圧共用電源回路 - Google Patents
異電圧共用電源回路Info
- Publication number
- JPH08126328A JPH08126328A JP28138894A JP28138894A JPH08126328A JP H08126328 A JPH08126328 A JP H08126328A JP 28138894 A JP28138894 A JP 28138894A JP 28138894 A JP28138894 A JP 28138894A JP H08126328 A JPH08126328 A JP H08126328A
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- JP
- Japan
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- voltage
- power supply
- capacitors
- rectifier
- transistors
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 入力電圧および相数に関係なく出力電圧を一
定にする。 【構成】 異電圧の交流電源電圧を整流して一定直流電
圧を得る異電圧共用電源回路において、交流電源電圧を
整流する整流器と、この整流器の直流出力母線間に接続
された第1、第2のコンデンサの直列体と、このコンデ
ンサの直列体に並列接続された第1、第2のトランジス
タの直列体であってその接続点が前記第1、第2のコン
デンサの接続点と接続された第1、第2のトランジスタ
の直列体と検出した前記交流電源電圧が低電圧のとき
は、前記第1、第2のトランジスタを交互に点孤させて
前記第1、第2のコンデンサより倍電圧整流を行ない、
前記低電圧の2倍の電圧のときは前記第1、第2のトラ
ンジスタをともにオフにするマイクロコンピュータとを
備えるものである。
定にする。 【構成】 異電圧の交流電源電圧を整流して一定直流電
圧を得る異電圧共用電源回路において、交流電源電圧を
整流する整流器と、この整流器の直流出力母線間に接続
された第1、第2のコンデンサの直列体と、このコンデ
ンサの直列体に並列接続された第1、第2のトランジス
タの直列体であってその接続点が前記第1、第2のコン
デンサの接続点と接続された第1、第2のトランジスタ
の直列体と検出した前記交流電源電圧が低電圧のとき
は、前記第1、第2のトランジスタを交互に点孤させて
前記第1、第2のコンデンサより倍電圧整流を行ない、
前記低電圧の2倍の電圧のときは前記第1、第2のトラ
ンジスタをともにオフにするマイクロコンピュータとを
備えるものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力電源電圧を検出
し、入力電圧にかかわらず出力電圧は一定にする異電圧
共用電源回路。
し、入力電圧にかかわらず出力電圧は一定にする異電圧
共用電源回路。
【0002】
【従来の技術】第1の従来の技術として、たとえば特開
平4−79768がある。この技術では単相100Vと
200Vを可動コネクタを用いて固定コネクタに結合す
ることで異電圧に対するコンバータを共用している。ま
た、第2の従来技術として、たとえば特開平5−130
783がある。この技術では電圧により短絡片を用いた
りして別個の端子が必要である。
平4−79768がある。この技術では単相100Vと
200Vを可動コネクタを用いて固定コネクタに結合す
ることで異電圧に対するコンバータを共用している。ま
た、第2の従来技術として、たとえば特開平5−130
783がある。この技術では電圧により短絡片を用いた
りして別個の端子が必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが第1の従来技
術では、3相電源については開示がなく、また第1、第
2の従来技術ともに電圧によりコネクタあるいは端子を
機械的に変えており切り換えが複雑であるためにまちが
えることがあった。本発明は入力電圧および相数に関係
なく、出力電圧を一定にすることを目的とする。
術では、3相電源については開示がなく、また第1、第
2の従来技術ともに電圧によりコネクタあるいは端子を
機械的に変えており切り換えが複雑であるためにまちが
えることがあった。本発明は入力電圧および相数に関係
なく、出力電圧を一定にすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、異電圧の電源電圧を整流して一定直流電
圧を得る異電圧共用電源回路において、電源電圧を整流
する整流器と、この整流器の直流出力母線間に接続され
た第1、第2のコンデンサの直列体と、このコンデンサ
の直列体に並列接続された第1、第2のトランジスタの
直列体であってその接続点が前記第1、第2のコンデン
サの接続点と接続された第1、第2のトランジスタの直
列体と検出した前記電源電圧が低電圧のときは、前記第
1、第2のトランジスタを交互に点孤させて前記第1、
第2のコンデンサより倍電圧整流を行ない、前記低電圧
の2倍の電圧のときは前記第1、第2のトランジスタを
ともにオフにするマイクロコンピュータとを備えたこと
を特徴とする。
め、本発明は、異電圧の電源電圧を整流して一定直流電
圧を得る異電圧共用電源回路において、電源電圧を整流
する整流器と、この整流器の直流出力母線間に接続され
た第1、第2のコンデンサの直列体と、このコンデンサ
の直列体に並列接続された第1、第2のトランジスタの
直列体であってその接続点が前記第1、第2のコンデン
サの接続点と接続された第1、第2のトランジスタの直
列体と検出した前記電源電圧が低電圧のときは、前記第
1、第2のトランジスタを交互に点孤させて前記第1、
第2のコンデンサより倍電圧整流を行ない、前記低電圧
の2倍の電圧のときは前記第1、第2のトランジスタを
ともにオフにするマイクロコンピュータとを備えたこと
を特徴とする。
【0005】
【作用】上記手段により、入力電源としてある電圧とそ
の2倍の電圧のどちらでも入力でき、また出力電圧とし
て前記2倍の電圧のみとしているのでモータは前記2倍
の電圧だけで済む。
の2倍の電圧のどちらでも入力でき、また出力電圧とし
て前記2倍の電圧のみとしているのでモータは前記2倍
の電圧だけで済む。
【0006】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例を図1に示して
説明する。図1において、1はサイリスタ整流器(ダイ
オードでもよい)、2、3はトランジスタ、4、5はダ
イオード、6、7はコンデンサ、8はマイクロコンピュ
ータである。また9はトランジスタインバータ、10は
モータである。まず、マイクロコンピュータ8により入
力電源R、S、T相より電源電圧を確認する。電圧の確
認は相間でも、1相とN間の電圧でもよい。次に電源電
圧によりPN間に電圧を充電する。電源電圧が100V
の時は、サイリスタ整流器1により整流後、半波の最初
の半分はトランジスタ3を点弧させて、コンデンサ6に
充電し、半波の後半はトランジスタ2のみを点弧させて
コンデンサ7に充電する。図2(a)は単相電源電圧波
形を示す。図2(b)はトランジスタ2、3のオンタイ
ミングをあらわす。図2(c)はコンデンサ6への印加
電圧を図2(d)はコンデンサ7への印加電圧をあらわ
す波形である。これを繰り返すことによりP−N間には
コンデンサ6と7の電圧つまり入力電源を整流した電圧
の2倍の電圧(約280V)が発生する(図2
(e))。電源電圧が200Vの時はトランジスタ2、
3はともにオフにし、サイリスタ整流器1により整流後
そのままコンデンサ6、7へ充電する。するとP−N間
は、入力電源を整流した電圧(約280V)となり、上
記入力電源が100Vの時とほぼ同等の電圧となる。図
3は本発明の他の実施例をあらわす図である。図1と同
じ符号のものは説明を省略する。図4(a)は3相電源
電圧波形を示す。また、(b)は、トランジスタ2、3
のオンタイミング、(c)、(d)はそれぞれコンデン
サ6、7への印加電圧波形、(e)はコンデンサ6、7
の充電電圧波形を示す。電源電圧が200Vのときは、
(a)、(b)からわかるようにS相の最小値時点から
R相の最大値時点までトランジスタ3を点孤させ、R相
の最大値時点からT相の最小値時点までトランジスタ2
を点孤させる。同様に図4のようにくりかえすことによ
りP−N間にはコンデンサ6と7の電圧つまり入力電源
を整流した電圧の2倍の電圧(約560V)が発生す
る。電源電圧が400Vのときはトランジスタ2、3と
もにオフにし、単相の場合と同様にP−N間は約560
Vの電圧となる。図5は電源電圧と相数の判別を行なう
フローチャートである。まず、電源電圧を検出してたと
えば400Vか200Vかをステップ1で判別する。そ
の後、相数に応じた電源に関する波形のディーティから
相数をステップ2で判別することができる。図6は相数
に応じた図3のR−N間の波形のデューティを説明する
図である。たとえば単相の場合はデューティB/A=1
/2であるが3相の場合はB/A=2/3であることか
ら区別できる。なお、検出電圧が過大な電圧の場合はマ
イクロコンピュータ8によりトランジスタ2、3の点孤
は行なわない。また、3相と単相いずれの電源にも整流
器1が接続されるようその入力端子は共通化されてい
る。たとえば単相の場合は、3相入力端子のうちの任意
の2つを使えばよい。
説明する。図1において、1はサイリスタ整流器(ダイ
オードでもよい)、2、3はトランジスタ、4、5はダ
イオード、6、7はコンデンサ、8はマイクロコンピュ
ータである。また9はトランジスタインバータ、10は
モータである。まず、マイクロコンピュータ8により入
力電源R、S、T相より電源電圧を確認する。電圧の確
認は相間でも、1相とN間の電圧でもよい。次に電源電
圧によりPN間に電圧を充電する。電源電圧が100V
の時は、サイリスタ整流器1により整流後、半波の最初
の半分はトランジスタ3を点弧させて、コンデンサ6に
充電し、半波の後半はトランジスタ2のみを点弧させて
コンデンサ7に充電する。図2(a)は単相電源電圧波
形を示す。図2(b)はトランジスタ2、3のオンタイ
ミングをあらわす。図2(c)はコンデンサ6への印加
電圧を図2(d)はコンデンサ7への印加電圧をあらわ
す波形である。これを繰り返すことによりP−N間には
コンデンサ6と7の電圧つまり入力電源を整流した電圧
の2倍の電圧(約280V)が発生する(図2
(e))。電源電圧が200Vの時はトランジスタ2、
3はともにオフにし、サイリスタ整流器1により整流後
そのままコンデンサ6、7へ充電する。するとP−N間
は、入力電源を整流した電圧(約280V)となり、上
記入力電源が100Vの時とほぼ同等の電圧となる。図
3は本発明の他の実施例をあらわす図である。図1と同
じ符号のものは説明を省略する。図4(a)は3相電源
電圧波形を示す。また、(b)は、トランジスタ2、3
のオンタイミング、(c)、(d)はそれぞれコンデン
サ6、7への印加電圧波形、(e)はコンデンサ6、7
の充電電圧波形を示す。電源電圧が200Vのときは、
(a)、(b)からわかるようにS相の最小値時点から
R相の最大値時点までトランジスタ3を点孤させ、R相
の最大値時点からT相の最小値時点までトランジスタ2
を点孤させる。同様に図4のようにくりかえすことによ
りP−N間にはコンデンサ6と7の電圧つまり入力電源
を整流した電圧の2倍の電圧(約560V)が発生す
る。電源電圧が400Vのときはトランジスタ2、3と
もにオフにし、単相の場合と同様にP−N間は約560
Vの電圧となる。図5は電源電圧と相数の判別を行なう
フローチャートである。まず、電源電圧を検出してたと
えば400Vか200Vかをステップ1で判別する。そ
の後、相数に応じた電源に関する波形のディーティから
相数をステップ2で判別することができる。図6は相数
に応じた図3のR−N間の波形のデューティを説明する
図である。たとえば単相の場合はデューティB/A=1
/2であるが3相の場合はB/A=2/3であることか
ら区別できる。なお、検出電圧が過大な電圧の場合はマ
イクロコンピュータ8によりトランジスタ2、3の点孤
は行なわない。また、3相と単相いずれの電源にも整流
器1が接続されるようその入力端子は共通化されてい
る。たとえば単相の場合は、3相入力端子のうちの任意
の2つを使えばよい。
【0007】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、入
力電源として単相100V、200Vあるいは3相20
0V、400Vのどちらでも入力でき、また出力電圧と
して200Vあるいは400V入力相当にしているの
で、モータとしては200Vあるいは400V定格のも
のだけで済み、また入力電源を判別しているので異電圧
によりパワー素子を破損することもない。
力電源として単相100V、200Vあるいは3相20
0V、400Vのどちらでも入力でき、また出力電圧と
して200Vあるいは400V入力相当にしているの
で、モータとしては200Vあるいは400V定格のも
のだけで済み、また入力電源を判別しているので異電圧
によりパワー素子を破損することもない。
【図1】本発明の具体的実施例をあらわす図である。
【図2】単相入力時のコンデンサへの印加電圧等を説明
する図である。
する図である。
【図3】本発明の他の実施例をあらわす図である。
【図4】3相入力時のコンデンサへの印加電圧等を説明
する図である。
する図である。
【図5】電源電圧と相数の判別を行なうフローチャート
である。
である。
【図6】R−N間波形のデューティを説明する図であ
る。
る。
1 サイリスタ整流器 2、3 トランジスタ 4、5 ダイオード 6、7 コンデンサ 8 マイクロコンピュータ 9 トランジスタインバータ 10 モータ
Claims (3)
- 【請求項1】 異電圧の電源電圧を整流して一定直流電
圧を得る異電圧共用電源回路において、 前記電源電圧を整流する整流器と、この整流器の直流出
力母線間に接続された第1、第2のコンデンサの直列体
と、このコンデンサの直列体に並列接続された第1、第
2のトランジスタの直列体であってその接続点が前記第
1、第2のコンデンサの接続点と接続された第1、第2
のトランジスタの直列体と、検出した前記交流電源電圧
が低電圧のときは、前記第1、第2のトランジスタを交
互に点孤させて前記第1、第2のコンデンサにより倍電
圧整流を行ない、前記低電圧の2倍の電圧のときは前記
第1、第2のトランジスタをともにオフにするマイクロ
コンピュータとを備えたことを特徴とする異電圧共用電
源回路。 - 【請求項2】 前記電源電圧の相数を電圧波形のデュー
ティから判別して、前記第1、第2のトランジスタを前
記相数に応じて交互に点孤するマイクロコンピュータを
備えたことを特徴とする請求項1記載の異電圧共用電源
回路。 - 【請求項3】 前記整流器の3相入力端子を単相入力端
子と共用することを特徴とする請求項1記載の異電圧共
用電源回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28138894A JPH08126328A (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | 異電圧共用電源回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28138894A JPH08126328A (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | 異電圧共用電源回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08126328A true JPH08126328A (ja) | 1996-05-17 |
Family
ID=17638453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28138894A Pending JPH08126328A (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | 異電圧共用電源回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08126328A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008221030A (ja) * | 2007-03-08 | 2008-09-25 | Hitachi Koki Co Ltd | 遠心分離機 |
WO2022080661A1 (ko) * | 2020-10-15 | 2022-04-21 | 삼성전자주식회사 | 전원 공급 장치 및 이에 대한 제어 방법 |
-
1994
- 1994-10-19 JP JP28138894A patent/JPH08126328A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008221030A (ja) * | 2007-03-08 | 2008-09-25 | Hitachi Koki Co Ltd | 遠心分離機 |
WO2022080661A1 (ko) * | 2020-10-15 | 2022-04-21 | 삼성전자주식회사 | 전원 공급 장치 및 이에 대한 제어 방법 |
US12088187B2 (en) | 2020-10-15 | 2024-09-10 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Power supply device and method for controlling same |
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