JPH08121849A - 空調制御システムおよび空調制御用温度設定器 - Google Patents

空調制御システムおよび空調制御用温度設定器

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Publication number
JPH08121849A
JPH08121849A JP6280038A JP28003894A JPH08121849A JP H08121849 A JPH08121849 A JP H08121849A JP 6280038 A JP6280038 A JP 6280038A JP 28003894 A JP28003894 A JP 28003894A JP H08121849 A JPH08121849 A JP H08121849A
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JP
Japan
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limit value
lower limit
air conditioning
value
temperature
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Withdrawn
Application number
JP6280038A
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English (en)
Inventor
Takashi Fujimura
隆司 藤村
Yasuko Fukawa
靖子 府川
Tetsuya Machida
哲哉 町田
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Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各空調ゾーンに設置される温度設定器の設定
可能範囲を定める上下限値を容易に変更可能とする。 【構成】 客室コントローラ(HRC)30に接続され
た室内空調設定器60の温度設定部61は、入出力処理
部65に接続された制御部66、表示部64および入力
部63を備え、制御部66にメモリ67が接続されてい
る。メモリには、動作プログラムの他、設定値、上限
値、下限値データが記憶される。入力部を操作すること
によりメモリに記憶された上下限値の間で設定温度を変
更することができ設定値が表示部に表示される。またH
RCを介して中央管理装置(HTL)からの指令により
メモリの上下限値が変更可能に構成される。これによ
り、季節や空調能力等に見合うようにHTL側から随時
調整でき、空調能力に見合わない温度設定が防止され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の空調ゾーンの室
温が個別に制御可能とされる空調制御システムとこれに
用いられる温度設定器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ホテルやオフィスビル等の空調制御シス
テムにおいては、客室など各空調ゾーンに温度設定器が
設けられており、空調機の設定温度をその部屋の使用者
の好みに合わせて変えられるようになっている。すなわ
ち、空調ゾーンごとに配備されたコントローラに温度設
定器と温度センサが接続され、コントローラは温度セン
サで検出された空調ゾーンの室内温度が温度設定器で設
定された温度になるように空調機を制御する。各コント
ローラは中央監視装置に接続され、現在の室内温度、設
定温度、あるいは空調機の動作状態などの空調に係わる
データが各コントローラから集められ、中央監視装置で
チェックできるようになっている。
【0003】上記温度設定器は、使用者が操作する入力
部と、入力された設定値が表示される表示部とを備えて
いる。そして、温度設定器の内部メモリには、無理な設
定がなされることを防止するため、その製造の際にあら
かじめ設定値の上下限値(例えば下限値18℃、上限値
28℃)が書き込まれて記憶されており、使用者はこの
上下限値の範囲内で設定値を変更することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の空調制御システムでは、温度設定器の設定値の上下
限値が製造時書き込まれて固定されているので、温度設
定器を各空調ゾーンに設置した後はその上下限値を変更
することが困難で、環境変化に適切に対応することがで
きないという問題がある。すなわち、空調制御システム
はそれがカバーするビル建物の構造的な保温性、空調ゾ
ーンの広さ、窓の大きさや向きによって空調能力が異な
り、また採用する空調機の性能にも種々の相違がある。
その結果、例えば空調機の能力が小さく建物の保温性が
低い場合には、夏季には冷房が効きにくく、冬季には暖
房が効きにくくなる。しかしそれにも係わらず、温度設
定の上下限値が一律で固定されていると、実際の空調能
力に見合わない温度設定が行なえるようになってしま
う。
【0005】そのため、例えば温度設定器が18℃まで
設定可能となっているためその値に設定したとしても、
実際には空調能力不足によりいつまで経っても室温が1
8℃まで下がらないこととなる。このように設備能力に
見合わない設定が可能になっていると、とくにホテルの
場合などこれが客からの苦情を引き起こすことが多い。
また、空調能力は季節によっても変化する。季節によっ
て外気温度が変化するとそれに伴なって空調により到達
できる室内温度も変化するから、季節によっては上述と
同じく、一律の上下限値が空調能力の温度範囲外となっ
てしまう。例えば、ある空調ゾーンの温度設定器を18
℃に設定しても、春季ならばその温度まで冷房できる
が、夏季には20℃で平衡点に達してしまってそれ以上
の冷房はできない事態が発生し、上述と同様の不都合を
生じる。
【0006】さらには、より構造的な要因として、空調
機のファンコイルユニットが1コイル型の場合、コイル
に温水が流されている冬季には冷房はできず、冷水が流
されている夏季には暖房はできないし、また温水も冷水
も流されていない春秋には冷房暖房のいずれもできない
にも係わらず、温度設定器上は設定可能となっている
と、これを操作することにより実際は不可能な空調が実
現されるものと誤認させることとなる。したがって本発
明は、このような従来の空調制御システムの問題点に鑑
み、各空調ゾーンに設置される温度設定器の設定可能範
囲を定める上下限値を随時任意に、しかも容易に変更可
能とした空調制御システムならびにこれに用いる温度設
定器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため請求項1に記載
の本発明空調制御システムは、中央管理装置に接続され
て空調ゾーンごとにコントローラが設けられ、各空調ゾ
ーンの室内温度が設定値になるように前記コントローラ
により室内空調機が制御される空調制御システムにおい
て、中央管理装置には入力装置が備えられ、各空調ゾー
ンにはコントローラに接続された温度設定部が設けら
れ、温度設定部は、設定値を入力する入力部、設定値を
表示する表示部、ならびに上記設定値の上限値および下
限値を記憶するメモリを備え、設定値の入力が上記の上
限値および下限値の範囲内で可能とされ、中央管理装置
は上下限値変更モードを有し、その上下限値変更モード
において入力装置により設定された新たな上限値および
下限値への変更指令を送出し、温度設定部はその変更指
令を受けてメモリに記憶された上限値および下限値を新
たな上限値および下限値に書き換えるように構成されて
いるものとした。
【0008】上記入力装置は、上下限値変更モードにお
いて、上限値設定欄と下限値設定欄とを有する入力画面
を備え、両欄への数値入力により上限値および下限値が
設定されるものとし、あるいは、レンジ番号欄を有する
入力画面を備えて、あらかじめ所定の上限値および下限
値の組み合わせごとに付与されたレンジ番号を上記レン
ジ番号欄に入力することにより上限値および下限値が設
定されるものとすることができる。さらに、入力画面は
グループ表示欄を有し、そのグループ表示欄に対応して
レンジ番号欄が設けられ、各空調ゾーンの上限値および
下限値がグループ別に一括して設定されるようにするこ
とができる。
【0009】また、請求項5に記載の空調制御用温度設
定器は、温度設定値を入力する入力部と、設定値記憶領
域、上限値記憶領域および下限値記憶領域を有するメモ
リと、メモリの設定値記憶領域に記憶された設定値を表
示する表示部と、メモリの設定値記憶領域に記憶された
設定値を外部へ出力する出力手段と、入力部から入力さ
れる設定値を上限値記憶領域および下限値記憶領域に記
憶された上限値および下限値の範囲内に限定して上記の
設定値記憶領域に記憶させる限定手段と、外部からの指
令を受けてメモリの上限値記憶領域および下限値記憶領
域に記憶された上限値および下限値を書き換える書き換
え手段とを有するものとした。
【0010】
【作用】請求項1の空調制御システムにおいては、温度
設定部の入力部を操作して希望する室内温度値を入力す
るとこれが設定値としてメモリに記憶され、表示部にそ
の設定値が表示されるとともに、コントローラへ出力さ
れる。コントローラは空調ゾーンの室内温度がこの設定
値になるように室内空調機を制御する。この際、上記入
力部から入力された温度値が上限値と下限値の範囲内で
あればそのままメモリに記憶されるが、上記の範囲外の
値であれば上限値または下限値に限定されてメモリに記
憶される。これにより、表示部には上限値あるいは下限
値までしか表示されない。上下限値変更モードにおいて
中央管理装置の入力装置から新たな上限値および下限値
を入力すると、変更指令が送出され、温度設定部ではそ
のメモリに記憶された上限値および下限値が新たな上限
値および下限値に書き換えられる。これにより、温度設
定部における設定値の許容変更幅を中央管理装置側から
変更することができる。
【0011】とくに入力装置がレンジ番号欄を有する入
力画面を備えることにより、変更幅の設定入力作業が容
易になる。さらに、入力画面がグループ表示欄を有し、
そのグループ表示欄に対応してレンジ番号欄を有するも
のとしたときには、各空調ゾーンの上限値および下限値
がグループ別に一括して設定できるから手間が大幅に省
ける。
【0012】請求項5の空調制御用温度設定器では、入
力部から設定値が入力されると、限定手段がメモリの上
限値記憶領域および下限値記憶領域に記憶された上限値
および下限値からなる許容変更幅の範囲内に限定して設
定値記憶領域に記憶させる。このメモリに記憶された設
定値が表示部に表示される。また書き換え手段は、上限
値記憶領域および下限値記憶領域に記憶された上限値お
よび下限値を外部から指令された新たな上限値および下
限値に書き換える。これにより、上記許容変更幅が変更
される。なお、上記入力部は、温度増加ボタンと温度減
少ボタンを備え、それぞれのボタンを押すごとに所定の
増減幅で設定値が増減するものとすることができ、この
場合にはボタンを押すごとに所定の増減幅で設定値が増
減するから、簡単迅速に設定値の入力が行なえる。さら
にはその増減幅もメモリ記憶されるとともに書き換え可
能とすることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の空調制御システムをホテルの
客室管理装置に組み込んだ実施例について図面に基づい
て説明する。図1は客室管理装置のコンピュータシステ
ムの概略系統を示す。このシステムは階層構造をなして
おり、上位に中央管理装置(以下、HTLという)10
が配置され、このHTLに複数台の中間コントローラ
(以下、HRCMという)20が接続され、この各HR
CM20に複数台の客室コントローラ(以下、HRCと
いう)30が接続されて、HTL10とHRCM20の
間、HRCM20とHRC30との間で相互にデータ通
信が行われるようになっている。HTL10はホテルの
管理者が操作できるようにフロントか管理室に設置さ
れ、入力装置13、表示装置14を備える。HRCM2
0は、各階の管理ボックス内に設置される。また、HR
C30は空調ゾーンとしての各客室に1台ずつ、天井裏
などに設置され、室内空調設定器60を含む室内の各設
備機器と接続されている。
【0014】各客室には、図2に示すように、照明4
1、照明42、寝室の在室センサ43、バスルームの在
室センサ44、そして客室のドアの開閉を検出するドア
スイッチ45等が設置され、それぞれHRC30に接続
されている。また、空調機器については、室内空調機の
ファンコイルユニット51が設置され、ファンコイルユ
ニットの制御弁52、53、ファンコイルユニットのフ
ァン54、ならびに室内空調設定器60がそれぞれHR
C30に接続されている。室内空調設定器60は、後述
する温度設定部と温度センサを含んでおり、表示部64
と入力部63を備えている。なおこのほか、ドントディ
スターブ(Don’t Disturb)要求や清掃要
求の有無を表示する室内用インジケータプレート55、
廊下用インジケータプレート56などがHRC30に接
続されている。
【0015】こうして、設備機器からHRC30への情
報として、室内空調設定器60に組み込まれている温度
センサからの室温測定値、在室センサ43、44からの
在/不在情報、ドアスイッチ45からの開閉情報等のポ
イントデータが入力される。また、HRC30から設備
機器へは、ファンコイルユニット51の制御弁52、5
3への開閉指令、ファン54への発停指令、照明41、
42へのON/0FF指令等が発せられる。
【0016】HRC30の内部にはメモリMが設けられ
ている。このメモリM内部には、標準設定温度記憶領域
M1と現在設定温度記憶領域M2が設けられている。H
RC30は、基本的にはこの現在設定温度記憶領域M2
に記憶されている現在温度設定値に基づいて空調機を制
御する。
【0017】これら各客室に設置された設備機器の状態
情報およびこれらの設備機器に対する制御情報のデータ
が、HRCM20を介して各客室のHRC30とHTL
10の間で相互通信される。HTL10からHRC30
へは、客室のチェックイン/チェックアウト情報、暖房
/冷房情報、標準設定温度設定指令等が送られる。HT
L10には、CRT等の表示装置14と、入力装置13
と、フロントインジケータ15とが接続されている。フ
ロントインジケータ15は、ホテルの管理者が客室状態
をチェックするために設置される簡易表示操作盤であ
り、ドアキーの有無などによりチェックイン/チェック
アウトを入力する入力部15Aが設けられている。
【0018】図3はコンピュータシステムの詳細を示
す。HTL10は、記憶装置12に格納されたプログラ
ムに基づいて動作する主制御部11を備え、主制御部1
1は、キーボード、マウス、表示装置の画面に装着され
た透明タッチパネル等の入力装置13と、CRTやLC
D等の表示装置14に入出力処理部16を介して接続さ
れている。
【0019】主制御部11には、主制御部からの命令で
データを処理するデータ処理部17が接続され、データ
処理部17には、客室グループ設定データが格納される
データファイル18Aと、客室ごとの管理データが格納
されるデータファイル18Bが接続されている。そし
て、主制御部11とHRCM20との間の通信を行う通
信送受信部19が設けられている。本実施例におけるH
TL10は、後述のように、記憶装置12に格納された
プログラムに基づき、上下限値変更モードを有してい
る。
【0020】HRCM20は、記憶装置22に格納され
たプログラムに基づいて動作する主制御部21を備え、
主制御部21には主制御部からの命令でデータを処理す
るデータ処理部23が接続されている。データ処理部2
3には、当該HRCM20に接続されたHRC毎のポイ
ントデータを格納するデータファイル24が接続され
る。そして、主制御部21とHTL10間の通信を行う
上位通信送受信部25と、主制御部21とHRC30間
の通信を行う下位通信送受信部26とが設けられてい
る。
【0021】なお、後述するグループ別管理のために、
HTL10のデータファイル18Aの客室グループ設定
データには、グループ番号と客室番号の対応表が含まれ
ている。また、データファイル18Bの客室管理データ
には、グループ番号と客室番号とHRC30アドレスの
対応関係を示すデータが含まれている。HRCM20の
データファイル24のHRC毎ポイントデータには、H
RCM20の管轄するHRC30のデータが分類されて
含まれている。グループ管理は、部屋毎の広さ、収容人
員、あるいは窓の広さや日当たりの条件、さらには高層
階か低層階かなどによって環境条件が相違するため、同
様の環境にある部屋をまとめてグループとし各グループ
の特徴に応じた管理を行なうものである。ここでは、例
えば図4に示されるように、高層階南側、高層階北側、
低層階南側、低層階北側の各グループNo.1〜No.
4について、別々に制御可能とされている。
【0022】HRC30は、記憶装置32に格納された
プログラムに基づいて動作する主制御部31を備え、主
制御部31には、客室の設備機器との間で入出力信号の
授受を行う入出力処理部33と、主制御部からの命令で
データを処理するデータ処理部34が接続されている。
データ処理部34には各設備機器に関するポイントデー
タが格納されるデータファイル35が接続される。そし
て、主制御部31とHRCM20との通信を行う通信送
受信部36が設けられている。
【0023】データファイル35のポイントデータの中
に空調に係わる設定値が含まれており、前述のメモリM
はデータファイル35内の所定の記憶領域として設定さ
れる。そしてここに記憶された現在の設定値に基づいて
空調機の制御が行われる。客室がチェックアウトになる
と、HTL10(HTL)からの指令によって、ポイン
トデータの現在温度設定値が標準設定温度にリセットさ
れる。また、主制御部31は、上下限値変更モードのH
TL10からHRCM20を介して上下限値データを含
む温度設定の上下限値変更指令が送られてきたときに
は、その指令データを室内空調設定器60へ転送する。
【0024】HRC30に接続された室内空調設定器6
0は、詳細を図5に示すように、温度設定部61と温度
センサ62を含んでおり、温度設定部61はHRC30
と信号のやりとりを行う入出力処理部65に接続された
制御部66、表示部64および入力部63を備え、制御
部66にメモリ67が接続されている。メモリ67に
は、動作プログラムの他、設定値ならびに上述のHTL
10からの上限値、下限値データがそれぞれの記憶領域
67A、67B、67C、67Dに格納される。
【0025】表示部64にはHRC30のデータファイ
ル35に現在設定されている空調に係わる設定値として
現在温度設定値が表示されるようになっており、客がチ
ェックインしたときには、表示部には現在温度設定値と
してまずデータファイル35に保持されている標準設定
温度が表示された状態になっている。入力部63は温度
増加ボタン63Aと温度減少ボタン63Bを備え、その
操作によりデータファイル35のポイントデータの空調
に係わる設定値を設定・変更することが可能で、ボタン
を1回押すごとに所定温度単位で増減する。この増減幅
も上記メモリ67の増減幅記憶領域67Eに格納されて
いる。
【0026】これにより、客が空調温度を変更したいと
望む場合には、室内空調設定器60の入力部63を操作
してHRC30のポイントデータの中の現在温度設定値
を変更することができる。そして、HRC30は新たな
設定値に基づいて空調機を制御すると共に、表示部64
に新たな空調設定温度を表示するようになる。この際、
客が空調温度を変更し得る設定範囲は上記メモリ67に
記憶されている上下限値の幅内に限定される。
【0027】つぎに、上記した設定温度変更における室
内空調設定器60での動作の流れが図6に示される。ま
ず、ステップ101ではメモリ67に記憶されている標
準設定温度がHRC30へ出力されるとともに、ステッ
プ102でその標準設定温度が表示部64に表示され
る。このあとステップ103において、入力部63の操
作があったかどうかがチェックされる。操作がなければ
ステップ101へ戻って上記が繰り返される。
【0028】入力部の操作があると、ステップ104へ
進み、温度増加ボタン63Aが押されたものであるかど
うかがチェックされる。温度増加ボタンが押されていれ
ば、ステップ105で、現在の設定値(ここでは標準設
定温度)に対してメモリ67に記憶されている増減幅分
Δtの加算が行なわれる。そしてステップ107で、こ
の加算して得られた新たな設定値が、メモリ67に記憶
されている下限値より低いかどうかがチェックされる。
【0029】ここで下限値以上であるときは、ステップ
108へ進んで、今度はその設定値が上限値より高いか
どうかがチェックされる。そして、この設定値が上限値
以下であれば、ステップ111でそのままメモリ67の
設定値記憶領域を書き換えて記憶されたうえ、ステップ
101において、メモリに記憶された新しい値が現在温
度設定値としてHRC30へ出力される。HRC30は
室温がこの現在温度設定値になるようにファンコイルユ
ニット51を制御する。つぎのステップ102ではこの
新たな現在温度設定値が表示される。
【0030】ステップ107のチェックにおいて新たな
設定値が下限値より低くなった場合には、ステップ11
0に進んで、設定値が下限値に制限されたうえ、ステッ
プ111でメモリに記憶され、ステップ101に戻る。
これにより下限値が現在温度設定値としてHRC30へ
出力される。また、ステップ108のチェックで新たな
設定値が上限値より高いものであったときには、ステッ
プ109に進んで、設定値が上限値に制限されたうえ、
ステップ111に進んでメモリ67に記憶され、ステッ
プ101に戻る。これにより上限値が現在温度設定値と
してHRC30へ出力される。
【0031】ステップ104のチェックで温度増加ボタ
ン63Aが押されていないときは、温度減少ボタン63
Bが押されたものとして、ステップ106へ進み、現在
の設定値に対して増減幅分Δtの減算が行なわれる。そ
のあとステップ107以降で同様に上下限値との比較が
行なわれる。こうして、例えば冷房時18℃に設定しよ
うとしても下限値が20℃であれば室内空調設定器60
の温度減少ボタン63Bをいくら押しても表示部64に
は20℃までしか表示されず、20℃以上の値しか設定
することができない。上記のステップ107〜110が
発明の限定手段を構成している。
【0032】上述の上限値および下限値は、上下限値変
更モードによって変更することができる。次に、上下限
値変更モードにおける処理について説明する。上下限値
変更モードには2つの作業ステージがある。第1のステ
ージは変更幅種の設定作業である。これは例えば図7に
示すようなHTL10の入力画面70を用いて行なわれ
る。ここでは、レンジNo.欄71に01〜04と表示
されているように、複数の変更幅を設定することがで
き、各レンジにおいてその上限値と下限値を決定し、上
限値入力欄72および下限値入力欄73に入力する。
【0033】各レンジの上限値入力欄、下限値入力欄は
画面に表示された矢示キー74をマウスカーソルで指示
することにより選択し、上限値と下限値の数値の入力は
同一画面上に表示させた図示しないテンキーウインドウ
上のキーをマウスカーソルで指示することにより行なわ
れる。こうして、上限値と下限値の値の組み合わせが異
なる複数種類のレンジが設定される。各レンジの上限値
と下限値は、そのレンジNo.とともにHRCM20へ
出力され、HRC毎ポイントデータとしてデータファイ
ル24に記憶される。
【0034】次に第2のステージでは、各客室に対する
上下限値の設定が行なわれる。ここでは図8の入力画面
75が用いられる。入力画面にはグループNo.欄76
に客室を空調環境の異なるもの別にグループ分けしたそ
のグループ番号が表示され、グループ名称欄77に各グ
ループごとの特徴が併せて表示される。そして、各グル
ープごとにレンジNo.入力欄78が設けられるととも
に、入力されたレンジNo.の内容が隣接した上下限値
欄79に表示され、内容を確認できるようになってい
る。入力画面75にはさらに全客室一括設定の入力欄8
0が設けられている。レンジNo.の入力は上と同様に
テンキーウインドウ上のキーをマウスカーソルで指示す
ることにより行なわれる。
【0035】上下限値の設定は、まず、全客室一括設定
の入力欄80にレンジNo.を入力することにより、全
客室に対して同一の値が設定される。図示しない指令実
行キーを選択することにより上下限値変更指令がすべて
のHRCMを経て全HRCへ送信される。全客室の設定
変更幅が同一でよい場合には変更作業はこれで終了す
る。したがって、客室毎あるいは各グループごとに同じ
レンジNo.を繰り返し入力しなくても一括して全客室
に対する指定ができる。
【0036】環境条件等が異なる客室に対して上記一律
の上下限値と異なる値を設定する場合には、再び入力画
面75を用いて、今度は各グループごとに設けられたレ
ンジNo.入力欄78に当該グループに適したレンジN
o.を入力する。HRCM20では、HTL10から各
グループごとの上下限値変更指令とレンジNo.を受信
すると、HRC毎ポイントデータのデータファイル24
からレンジNo.に対応する上限値と下限値を読み出
し、これをそれぞれのグループに属する各客室のHRC
30へ下位通信送受信部26を介して、送信する。HR
C30は上下限値変更指令および上下限値データを室内
空調設定器60へ転送する。
【0037】室内空調設定器60ではこれを受けてその
メモリ67の上限値記憶領域および下限値記憶領域に格
納されている上限値と下限値のデータを更新する。動作
プログラムは前述のようにこの上限値と下限値の範囲内
でしか入力部からの設定変更要求を受け付けず、温度増
加ボタン63Aあるいは温度減少ボタン63Bをいくら
押しても範囲外の温度は表示されない。なお、温度設定
変更の増減幅についても同様にしてHTL10での入力
操作により変更することができる。
【0038】上記客室管理装置の運用において、ホテル
の管理者は、使用環境状況に合わせて標準設定温度なら
びに温度設定の上下限値を決め、HTL10の入力装置
13から設定操作を行う。上記標準設定温度と上下限値
は、季節や当日の天候、空調能力、あるいはファンコイ
ルユニットへの冷水温水の流れ状況等に応じて決定され
る。標準設定温度および上下限値は、各HRCM20を
介して各HRC30へ送信され、標準設定温度はメモリ
Mの標準温度記憶領域M1に、上限値および下限値は室
内空調設定器60のメモリの上限値記憶領域67C、下
限値記憶領域67Dに記憶される。そのほか、暖房運転
/冷房運転等の設定データ等がデータファイル35の他
の領域に記憶される。
【0039】客がチェックアウトしたとき、ホテル管理
者はフロントインジケータ15の入力部15Aからチェ
ックアウト情報を入力する。このチェックアウト情報
は、各HRCM20を介して各HRC30へ送信され
る。HRC30はこの情報をデータファイル35に記憶
すると共に、データファイル内の標準設定温度記憶領域
M1の値を現在設定温度記憶領域M2に複写する。つま
り、今までは現在設定温度記憶領域M2には客が設定し
た温度が記憶されていたが、これに代わって標準設定温
度と同じ値が記憶される。
【0040】HRC30側で現在設定温度記憶領域M2
の内容の変更があったときは、その結果が室内空調設定
器60へ伝達され、メモリの設定値記憶領域67B内の
設定値データが書き換えられる。そして、室内空調設定
器60の表示部64には、現在設定温度記憶領域M2の
現在設定温度(現在は標準設定温度)と同じ値が表示さ
れる。
【0041】なお、通常は次の客がチェックインするま
でにかなり時間があるので、省エネルギーのために空調
運転は一時的に停止され、その後適当な時刻にウォーミ
ングアップ運転(新たな客が入室する前に部屋を空調し
ておくための運転)が開始される。とくに詳述しない
が、このウォーミングアップ運転にはセットバック運転
を適用し、暖房運転の場合には標準設定温度よりやや低
め、冷房運転の場合にはやや高めの温度を目標温度とす
ることができる。
【0042】客がチェックインすると、フロントインジ
ケータ15から各HRC30へチェックイン情報が送信
され、データファイル35に記憶される。入室した客
が、室内空調設定器60の入力部63を操作しない限
り、HRC30は空調機を現在温度設定値(標準設定温
度と同じ値またはこの値に微調整値を演算した値が設定
されている)で制御し続ける。客が入力部63を操作し
て新たな温度を入力すると、室内空調設定器60からそ
の設定値がHRC30へ出力され、現在設定温度記憶領
域M2がこの新たな温度に書き換えられ、HRC30は
この新たな現在温度設定値に基づいて空調機を制御す
る。なお、標準設定温度についてもHTL側から変更可
能とすることができ、その詳細は本出願人が先になした
特願平6−64865に示される。
【0043】本実施例は以上のように構成され、中央管
理装置(HTL)10と客室コントローラ(HRC)3
0が中間コントローラ(HRCM)20を介して接続さ
れた客室管理装置の空調制御システムにおいて、HTL
10からHRC30へ標準設定温度を指定できるほか、
客室に設置される室内空調設定器60が入力部63と表
示部64ならびにメモリ67を備えて、客が入力部を操
作することによりメモリに記憶された上下限値の間で設
定温度を変更可能とされるとともに、HTL10からの
指令により上記メモリの上下限値が変更できるようにし
たので、季節や当日の天候、空調能力、あるいはファン
コイルユニットへの冷水温水の流れ状況等実際環境条件
に見合った範囲内で随時簡単にHTL側から調整するこ
とができる。
【0044】また、上下限値の変更に際して、客室を環
境特性に応じてグループ化し、HTL10の入力装置か
らグループ単位で一括変更することができるので、多数
の客室を有する大規模ホテルではとくに変更作業の手間
が省けて効果が大きい。なお、実施例ではHTL10と
HRC30がHRCM20を介して接続されているが、
部屋数等によってHRCMは省略することもできる。ま
た、実施例では、上限値と下限値の数値の入力は入力画
面上に表示させたテンキーウインドウ上のキーをマウス
カーソルで指示することにより行なわれるが、これに限
定されることなく、キーボードからも入力することがで
きる。同じく、上限値と下限値の入力に際してあらかじ
め設定したレンジNo.を用いて入力するものとした
が、直接、上限下限の温度値を入力するようにしてもよ
い。
【0045】さらには、上下限値変更モードの変形例と
して、HTLにおける入力画面75であらかじめ月日で
区分される季節ごとに複数のレンジ設定組み合わせを作
成して、データファイル18Aに記憶させておき、月日
に対応させて上記組み合わせから当該季節用のデータを
読み出して変更指令を送出するようにプログラムを構成
することができる。これによれば、季節にしたがって冷
暖房が切り替えられたり、冷暖房能力が変化するのに連
動して、自動的に室内空調設定器での温度設定の上下限
値が変更される。なお、実施例はホテルの客室管理装置
に組み込まれたものを示したが、このほか多数の空調ゾ
ーンを有するオフィスビルなどにも適用でき、適用対象
に制限はない。
【0046】
【発明の効果】以上のとおり、本発明の空調制御システ
ムは、各空調ゾーンのコントローラに接続された温度設
定部が、設定値の上限値および下限値を記憶するメモリ
を備え、設定値の入力がこの上下限値の範囲内に限定さ
れるようにするとともに、中央管理装置の入力装置から
新たな上限値および下限値への変更指令を送出すること
により、温度設定部の上記メモリに記憶された上限値お
よび下限値が新たな上限値および下限値に書き換えられ
るものとしたので、各空調ゾーンを廻らなくても、季節
や当日の天候、空調能力、あるいはファンコイルユニッ
トへの冷水温水の流れ状況等、実際の環境条件に対応さ
せて温度設定の上限値および下限値を随時簡単に中央管
理装置側から調整することができる。そのため、実際の
空調能力に見合わない温度設定が行なわれていつまで経
っても室温が設定値に達しないというような現象の発生
が防止される。
【0047】また、中央管理装置の入力装置が上限値設
定欄と下限値設定欄を有する入力画面、あるいはレンジ
番号欄を有する入力画面を備えることにより、上下限値
の設定入力作業が容易となる。さらに、入力画面がグル
ープ表示欄を有し、そのグループ表示欄に対応してレン
ジ番号欄を有するものとしたときには、各空調ゾーンの
上限値および下限値がグループ別に一括して設定できる
から入力作業がより簡単になり手間が大幅に省ける。
【0048】また、本発明の空調制御用温度設定器は、
設定値のほか上限値および下限値を記憶するメモリを備
え、その入力部から入力される設定値を上下限値の範囲
内に限定して記憶、表示するとともに、外部からの指令
を受けてメモリに記憶されている上限値および下限値を
新たな値に書き換えるように構成されているので、温度
設定の変更幅を指令により任意に変更することができ
る。そして、入力部に温度増加ボタンと温度減少ボタン
を備え、ボタンを押すごとに所定の増減幅で設定値が増
減するようにすることにより、簡単迅速に設定値の入力
が行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を含むホテルの客室管理装置の
コンピュータシステムの概略系統図である。
【図2】客室における設備機器を示す概略説明図であ
る。
【図3】コンピュータシステムの詳細系統図である。
【図4】客室のグループ分けの例を示す説明図である。
【図5】室内空調設定器の詳細を示す図である。
【図6】室内空調設定器における設定温度変更の流れを
示すフローチャートである。
【図7】上下限値変更モードにおける入力画面を示す図
である。
【図8】上下限値変更モードにおける入力画面を示す図
である。
【符号の説明】
10 中央管理装置(HTL) 11、21、31 主制御部 12、22、32 記憶装置 13 入力装置 14 表示装置 15 フロントインジケータ 15A 入力部 16、33 入出力処理部 17、23、34 データ処理部 18A、18B、24、35 データファイル 19、36 通信送受信部 20 中間コントローラ(HRCM) 25 上位通信送受信部 26 下位通信送受信部 30 客室コントローラ(HRC) 41、42 照明 43、44 在室センサ 45 ドアスイッチ 51 ファンコイルユニット 52、53 制御弁 54 ファン 55、56 インジケータプレート 60 室内空調設定器 61 温度設定部 62 温度センサ 63 入力部 63A 温度増加ボタン 63B 温度減少ボタン 64 表示部 65 入出力処理部 66 制御部 67 メモリ 70、75 入力画面 71 レンジNo.欄 72 上限値入力欄 73 下限値入力欄 76 グループNo.欄 78 レンジNo.入力欄 79 上下限値欄 80 全客室一括設定の入力欄 M メモリ M1 標準設定温度記憶領域 M2 現在設定温度記憶領域

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央管理装置に接続されて空調ゾーンご
    とにコントローラが設けられ、各空調ゾーンの室内温度
    が設定値になるように前記コントローラにより室内空調
    機が制御される空調制御システムにおいて、前記中央管
    理装置には入力装置が備えられ、各空調ゾーンには前記
    コントローラに接続された温度設定部が設けられ、該温
    度設定部は、前記設定値を入力する入力部、設定値を表
    示する表示部、ならびに前記設定値の上限値および下限
    値を記憶するメモリを備え、前記設定値の入力が前記上
    限値および下限値の範囲内で可能とされ、前記中央管理
    装置は上下限値変更モードを有し、該上下限値変更モー
    ドにおいて前記入力装置により設定された新たな上限値
    および下限値への変更指令を送出し、前記温度設定部は
    該変更指令を受けて前記メモリに記憶された上限値およ
    び下限値を新たな上限値および下限値に書き換えるよう
    に構成されていることを特徴とする空調制御システム。
  2. 【請求項2】 前記上下限値変更モードにおいて、前記
    入力装置はレンジ番号欄を有する入力画面を備え、あら
    かじめ所定の上限値および下限値の組み合わせごとに付
    与されたレンジ番号を前記レンジ番号欄に入力すること
    により上限値および下限値が設定されるものであること
    を特徴とする請求項1記載の空調制御システム。
  3. 【請求項3】 前記入力画面は、グループ表示欄を有
    し、該グループ表示欄に対応して前記レンジ番号欄が設
    けられ、各空調ゾーンの上限値および下限値がグループ
    別に一括して設定されるものであることを特徴とする請
    求項2記載の空調制御システム。
  4. 【請求項4】 前記中央管理装置は、前記上限値および
    下限値をあらかじめ季節ごとに対応させて設定された組
    み合わせとして記憶し、月日にしたがって自動的に当該
    月日が属する季節に対応する上限値および下限値を読み
    出して送出するものであることを特徴とする請求項2ま
    たは3記載の空調制御システム。
  5. 【請求項5】 温度設定値を入力する入力部と、設定値
    記憶領域、上限値記憶領域および下限値記憶領域を有す
    るメモリと、前記メモリの設定値記憶領域に記憶された
    設定値を表示する表示部と、前記メモリの設定値記憶領
    域に記憶された設定値を外部へ出力する出力手段と、前
    記入力部から入力される設定値を前記上限値記憶領域お
    よび下限値記憶領域に記憶された上限値および下限値の
    範囲内に限定して前記設定値記憶領域に記憶させる限定
    手段と、外部からの指令を受けてメモリの上限値記憶領
    域および下限値記憶領域に記憶された上限値および下限
    値を書き換える書き換え手段とを有することを特徴とす
    る空調制御用温度設定器。
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