JPH0812052B2 - シリンジ径検出装置 - Google Patents

シリンジ径検出装置

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JPH0812052B2
JPH0812052B2 JP32128591A JP32128591A JPH0812052B2 JP H0812052 B2 JPH0812052 B2 JP H0812052B2 JP 32128591 A JP32128591 A JP 32128591A JP 32128591 A JP32128591 A JP 32128591A JP H0812052 B2 JPH0812052 B2 JP H0812052B2
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light receiving
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達郎 川崎
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アトム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリンジを用いて各種
薬液、血液等を患者に注入する輸液装置等に用いて好適
なシリンジ径検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、シリンジを用いて自動的に輸
液を行うようにした輸液装置において、所定の流量でシ
リンジ内の薬液を送出するために、輸液装置に装着され
るシリンジの容量に基づいてシリンジの吸子をスライダ
により所定の速度で押圧するようにした輸液装置が知ら
れている。
【0003】このような輸液装置においては、輸液時
間、輸液流量等の組み合わせにより様々な輸液条件が考
えられる。そして、輸液時間、輸液流量等の組み合わせ
に適応する容量のシリンジが使用される。例えば、輸液
時間が長く、輸液流量が多い場合には大容量のシリンジ
を使用し、輸液時間が短く、輸液流量が少ない場合には
小容量のシリンジを使用する。また、仮に同じ輸液流量
が設定されても輸液時間が異なる場合には使用されるシ
リンジの容量が異なる場合も有り得る。
【0004】そして、このような輸液装置に使用される
シリンジは、その容量毎に直径及び長さが異なり、同じ
輸液流量が設定されても使用されるシリンジの容量が異
なる場合には、シリンジの吸子を押圧するスライダの速
度が夫々異なる速度に制御される必要がある。そこで、
従来のこの種の輸液装置においては、例えば、シリンジ
押えに連動するスイッチ等を用いたシリンジ径検出装置
でシリンジの径を検出して、シリンジの吸子を押圧する
スライダをマイクロコンピュータによって制御するよう
にしたものがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】シリンジ径検出装置と
して例えば、シリンジ押えに連動するスイッチ等を用い
る場合、シリンジの径に対応してスイッチ等が動作する
ようにするために機械的な調整が必要となる。このため
に、対応するシリンジを変更する場合が生じたときには
再度、スイッチ等の機械的な調整をすることになる。ま
た、対応するシリンジの数を増やす場合にはスイッチ等
の機械的な調整だけではなく、スイッチ等の増設、場合
によってはシリンジの径の検出手段を構成する部品の設
計変更も必要となる。
【0006】なお、従来この種のシリンジ径検出装置で
検出するシリンジは用途によって、総容量が10ml、
30ml、50ml等の規格品である。そして、夫々の
シリンジは規格によりその総容量毎に径や長さが異な
る。従って、シリンジの径を検出することによりそのシ
リンジの総容量を識別することができる。
【0007】本発明は、上述の、総容量が10ml、3
0ml、50ml等の規格品であるシリンジの径の検出
を簡単な部品構成で、かつ、複雑な機械的調整を必要と
せず、シリンジの変更に容易に対応できるシリンジ径検
出装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるシリンジ径
検出装置は、シリンジ載置部に載置されるシリンジの外
筒を保持及び開放する方向に往復動するシリンジ押え
と、上記シリンジ押えに連動する反射板と、上記反射板
と対向する位置に各々固定される発光素子と受光素子と
からなる位置検出手段と、上記発光素子から照射された
光を上記反射板により反射させて上記受光素子で受光
し、この受光素子から出力される電気信号に基づいて上
記シリンジの外筒の径を識別するシリンジ径識別手段と
を備えている。
【0009】また、別の態様によれば、上記反射板が上
記シリンジ押えの往復動方向に対して所定の角度傾斜さ
れて上記シリンジ押えに取り付けられている。
【0010】一方、上記シリンジ径識別手段は、上記受
光素子から出力される電気信号が入力される複数のコン
パレータを備え、上記複数のコンパレータは各々異なる
基準値を持ち、上記電気信号を上記基準値と各々比較し
て上記シリンジの外筒の径を識別するように構成されて
いる。
【0011】また、上記シリンジ径識別手段の別の態様
として、上記シリンジ径識別手段は、上記受光素子から
出力される上記アナログ信号が入力されるA/Dコンバ
ータを備え、このA/Dコンバータから出力されるシリ
ンジ径に対応するデジタル信号と所定の値に設定された
境界値とを比較することにより上記シリンジの外筒の径
を識別するように構成してもよい。
【0012】さらに、上記シリンジ径識別手段の別の態
様として、上記シリンジ径識別手段は、上記受光素子か
ら出力されるアナログ信号をオフセット及びスパン調整
して出力するプリアンプと、このプリアンプで調整され
た所定の電圧幅内の第2のアナログ信号が入力されるマ
ルチプレクサと、このマルチプレクサで選択された上記
第2のアナログ信号に基づき上記シリンジの外筒の径に
対応するデジタル信号を出力するA/Dコンバータとを
備えて、このシリンジ径に対応するデジタル信号と所定
の値に設定された境界値とを比較することにより上記シ
リンジの外筒の径を識別するように構成してもよい。
【0013】
【実施例】以下に本発明によるシリンジ径検出装置を輸
液装置に適用した実施例を図面を参照して説明する。図
1に、本発明によるシリンジ径検出装置を適用した輸液
装置の外観を示す。この輸液装置1のケース2には、シ
リンジ3の輸液操作及び輸液状態を監視する操作部4
と、シリンジ3が装着され得るポンプ装着部5とが設け
られている。シリンジ3は用途によって、総容量が10
ml、30ml、50ml等の規格品が用いられる。
【0014】また、操作部4には、装着されたシリンジ
3の容量を表示する容量表示器6と、種々の動作状態を
表示する集中表示器7と、輸液開始表示器8と、輸液停
止表示器9と、輸液中の流量、累積流量をml/時ある
いはmlの単位で表示する4桁の数値表示器10とが配
置される。
【0015】上記集中表示器7には、この輸液装置の動
作状態等を示す各種の表示器を備える。また、上記操作
部4には、緊急時に通常の輸液量より多い量の薬液を送
り得るワンショットボタン11、数値表示器10の表示
内容を選択する輸液量ボタン12、輸液開始/停止ボタ
ン13、早送りボタン14、学習機能設定ボタン17及
び電源ボタン15が配置される。さらに、数値表示器1
0の上下には、桁毎に流量設定が行える流量設定ボタン
16が配置される。
【0016】ポンプ装着部5は、シリンジ3の外筒21
が載せられる載置部22と、シリンジ3内を摺動自在に
移動する吸子23を押圧し得るスライダ24とを備え
る。なお、上記スライダ24はベローズ29で覆われた
駆動手段の一部により移動自在に支持されている。
【0017】シリンジ3は外筒21がシリンジ押え26
に保持され、吸子23の後端部がスライダ24に当接さ
れる。なお、シリンジ3の先端には、注射針に連通した
柔軟な輸液パイプ(図示せず)が接続される。従って、
シリンジ3が載置部22に載置され、駆動手段によりス
ライダ24が吸子23を矢印a方向に所定の速度で押圧
すると、シリンジ3内の薬液が所定流量で押し出され
て、輸液パイプ及び注射針を経由して患者に注入され
る。
【0018】なお、学習機能設定ボタン17はこの輸液
装置1に載置されるシリンジの設定を変更したり、シリ
ンジの種類の追加をするときに、新たに載置されるシリ
ンジの情報を、後述するシリンジ径識別手段に入力する
際に用いる。
【0019】図2に、本発明によるシリンジ径検出装置
のシリンジ径検出部27の一実施例を示す。この輸液装
置に用いられるシリンジ3は様々な製造メーカによって
製造されており、シリンジ3の容量に対する直径は、製
造メーカ毎の規格により定められている。このために、
この輸液装置及びシリンジ径検出部27は、製造メーカ
毎に対応するように調整される。
【0020】このシリンジ3の容量を検出するシリンジ
径検出部27は、シリンジ3の外筒21を保持するシリ
ンジ押え26と、このシリンジ押え26に連動して上下
するように、連結軸30の下方に設けられた反射板支持
部材32により、所定の角度で支持される反射板34
と、この反射板34と対向する位置に各々固定される発
光素子36及び受光素子37からなる位置検出手段35
とにより構成される。なお、シリンジ押え26は、ばね
31により下方に付勢されている。
【0021】図2には、3種類の容量のシリンジ3が示
されている。その3種類の容量のシリンジ3は、容量が
50mlのシリンジ3の外筒21を実線で、30mlの
ものを1点鎖線で、10mlのものを破線でそれぞれ示
してある。大容量のシリンジ3が載置部22に載置され
るとシリンジ押え26は矢印b方向に移動し、小容量の
シリンジ3が載置されるとシリンジ押え26は矢印c方
向に移動する。一方、反射板34は連結軸30によりシ
リンジ押え26と連動して矢印b、c方向に移動する。
【0022】図2に示すように、大容量のシリンジ3が
載置部22に載置されると反射板34は、図中の実線で
示すように矢印b方向に移動して位置検出手段35との
間隔が広がり、小容量のシリンジ3が載置されると反射
板34は、図中の破線で示すように矢印c方向に移動し
て位置検出手段35との間隔が狭くなる。従って、反射
板34と位置検出手段35との間隔の変化に応じて受光
素子37からシリンジ径識別手段60に出力されるアナ
ログ信号の電圧が変化する。
【0023】発光素子36は常に一定の光量を照射する
ようにしてあるので、大容量のシリンジ3が載置される
と受光素子37の受光する光量が減り、その結果受光素
子37から出力されるアナログ信号の電圧が高くなり、
小容量のシリンジ3が載置されると受光素子37の受光
する光量が増し、その結果受光素子37から出力される
アナログ信号の電圧が低くなる。シリンジ径識別手段6
0は、そのアナログ信号の電圧の変化に基づき載置され
たシリンジの径を識別する。なお、反射板支持部材32
は回り止め部材33によって回転方向の動きが規制さ
れ、反射板34が常に位置検出手段35と対向して移動
するようになっている。
【0024】また、図2に示すように、反射板34を移
動方向に対して所定の角度傾斜させることにより、シリ
ンジ押えの移動量に対して反射板34の位置検出手段3
5に対する移動量の変化を少なくすることがでる。この
ために、受光素子37に感度が低いもの、或いはダイナ
ミックレンジの狭いものでも使用することができる。
【0025】さらに、図示していないが、反射板34及
び位置検出手段35をそれぞれ角度調整可能に支持すれ
ば、反射板34の移動量が大きくなるような仕様変更が
あっても、反射板34及び位置検出手段35をそれぞれ
角度調整することにより受光素子37を別なものに取り
替えることなく、仕様変更に対応できる。
【0026】図3に、本発明によるシリンジ径検出装置
のシリンジ径識別手段60の一実施例を示す。位置検出
手段35の発光素子36は一定の光量で発光するように
定電圧電源40(以下電源40と記す)から所定の電力
が供給される。そして、発光素子36から照射された光
は図2に示す反射板34で反射され、受光素子37で受
光される。受光素子37は電源40から抵抗(定電流素
子又は回路でもよい)を介して電流が供給されて、受光
した光の強弱に対応するアナログ信号(電圧)を出力す
る。
【0027】上記アナログ信号は夫々複数のコンパレー
タ42a、42b、42c、42dの非反転入力端に入
力される。一方、これらコンパレータの反転入力端には
基準値を設定するための異なった基準電圧が各々印加さ
れる。これらの基準電圧は、電源40及び接地間に直列
接続された可変抵抗41a、41b、41c、41dの
可変端子から得られる。そして、これらコンパレータ4
2a、42b、42c、42dからの比較結果は、上記
アナログ信号を弁別するインバータ付アンドゲート(以
下アンドゲートと記す)43a、43b、43cに各々
入力される。
【0028】図3に示す実施例では3種類の径のシリン
ジに対応する場合を示している。各アンドゲートは、後
述するように、1つのコンパレータの出力が「H」で、
次の段のコンパレータの出力が「L」の場合に、対応の
シリンジの載置を検出する「H」を出力する。ノアゲー
ト44は上記アンドゲート43a、43b、43cが全
て「L」のとき、つまりシリンジが載置されていないと
きに「H」を出力する。プロセッサ45は上記ゲート4
3a、43b、43c、44の出力に基き表示器6にシ
リンジの容量や、シリンジの有無などを表示する。
【0029】ここで、シリンジの径を弁別する上記シリ
ンジ径識別手段60の動作を説明する。仮に、大容量の
シリンジが載置されたときに受光素子37の出力する電
圧をE1、中容量のシリンジが載置されたときに受光素
子37の出力する電圧をE2、小容量のシリンジが載置
されたときに受光素子37の出力する電圧をE3、シリ
ンジが載置されないときに受光素子37の出力する電圧
をE4とする。これら受光素子37から出力されるアナ
ログ信号の電圧は夫々、E1>E2>E3>E4のよう
になっている。
【0030】そして、上記アナログ信号の電圧E1、E
2、E3、E4を比較する基準値として、可変抵抗41
a、41b、41c、41dを夫々調整することにより
上記コンパレータの反転入力端に夫々基準電圧e1、e
2、e3、e4を印加する。そして、上記基準電圧e
1、e2、e3、e4が夫々上記電圧E1、E2、E
3、E4に対して、E1>e1>E2>e2>E3>e
3>E4>e4>0Vとなるようにこれらの可変抵抗を
調整する。例えば、電圧E1、E2を夫々実測して、そ
れらの電圧値のほぼ中間の値と電圧e1とが等しくなる
ように、この可変抵抗41aを調整する。他の電圧e
2、e3、e4も同様にして夫々の可変抵抗を調整す
る。
【0031】上述のように、比較される電圧と基準値と
なる基準電圧との間に余裕を持たせることにより、温度
変化、経時変化及び製造のばらつきによるシリンジ径の
誤差などに対して、このシリンジ径識別手段60の対応
範囲が広くなる。
【0032】図4には、本発明によるシリンジ径検出装
置のシリンジ径識別手段60の別の実施例を示す。電源
50及び位置検出手段35は夫々図3で説明したものと
同様であるのでその説明を省略する。
【0033】受光素子37から出力されるアナログ信号
は抵抗R2を介してプリアンプ51に入力される。この
アナログ信号は、両端に夫々+Vcc及び−Vccが与
えられた可変抵抗R4と抵抗R3とによってオフセット
調整されると共に可変抵抗R1によってスパン調整され
て、所定の電圧幅内の第2のアナログ信号となってマル
チプレクサ52に入力される。
【0034】次に、マルチプレクサ52で選択された第
2のアナログ信号に基づき、A/Dコンバータ53が例
えば8ビットのデジタル信号を出力する。一方、プロセ
ッサ54内には境界値の設定されたマップ55があり、
A/Dコンバータ53から出力されたデジタル信号をこ
のマップ55に設定された例えば8ビットの境界値と各
々比較する。プロセッサ54はそれらの比較結果に基づ
き表示器6にシリンジの容量やシリンジの有無などを表
示する。
【0035】なお、これらの境界値の設定は、図3で説
明した基準電圧値の調整と同様に、入力されるデジタル
信号に対して余裕を持って設定されることが好ましい。
また、このプロッセサ54を用いるこのシリンジ径識別
手段60では、検出すべきシリンジの変更に対して境界
値を設定し直すことで対応できるだけでなく、シリンジ
の追加に対しても設定する境界値を増やすことで対応で
きる。一方、マルチプレクサ52には種々のアナログ信
号が接続され得るが、他の接続については説明を省略す
る。
【0036】なお、受光素子37から出力されるアナロ
グ信号がマルチプレクサ52にそのまま入力できる所定
の電圧幅であるときはプリアンプ51を設けなくてもよ
い。また、プロセッサ54が、このシリンジ径識別手段
60の専用のものであればマルチプレクサ52も必要と
しない。
【0037】
【発明の効果】本発明によるシリンジ径検出装置は、シ
リンジの径を検出する機構が、シリンジ載置部に載置さ
れるシリンジの外筒を保持及び開放する方向に往復動す
るシリンジ押えに連動する反射板と、この反射板と対向
する位置に各々固定される発光素子と受光素子とからな
る位置検出手段とで構成される簡素なものであるから、
製造が容易である。しかも、シリンジ径の検出に関する
調整は専ら電気的な調整のみであり、部品精度を規定す
ることによって機械的な調整が不要になる。
【0038】さらに、反射板をその移動方向に対して所
定の角度傾斜することで、反射板の移動量に対して反射
板と位置検出手段との間隔の変化量を少くなくすること
ができ、位置検出手段に用いる発光素子及び受光素子に
安価な、感度の低いもの、或いはダイナミックレンジの
狭いものを用いることができる。
【0039】そして、シリンジ径識別手段として複数の
コンパレータを用いることで、電気的に基準値を調整す
るだけで、シリンジ径の検出ができる。しかも、基準値
を調整し直すだけで使用するシリンジの変更に対応でき
るから、機械的な変更や調整を必要としない。さらに、
シリンジ径識別手段としてA/Dコンバータを用いるこ
とで、境界値を設定するだけで、シリンジ径の検出がで
きる。しかも、境界値を設定し直すだけで、使用するシ
リンジを追加することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシリンジ径検出装置を用いる輸液装置
の外観斜視図である。
【図2】本発明によるシリンジ径検出装置のシリンジ径
検出部を図1の輸液装置の一部を破断して示す側面図で
ある。
【図3】位置検出手段から出力される信号を弁別するシ
リンジ径識別手段の一実施例を示すブロック図である。
【図4】位置検出手段から出力される信号を弁別するシ
リンジ径識別手段の別な実施例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 輸液装置 3 シリンジ 21 外筒 22 載置部(シリンジ載置部) 26 シリンジ押え 27 シリンジ径検出手部 34 反射板 35 位置検出手段 36 発光素子 37 受光素子 42a コンパレータ 42b コンパレータ 42c コンパレータ 42d コンパレータ 51 プリアンプ 52 マルチプレクサ 53 A/Dコンバータ 60 シリンジ径識別手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−161301(JP,A) 特開 昭54−19775(JP,A) 実開 昭58−63512(JP,U)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンジ載置部に載置されるシリンジの外
    筒を保持及び開放する方向に往復動するシリンジ押え
    と、 上記シリンジ押えに連動する反射板と、 上記反射板と対向する位置に各々固定される発光素子と
    受光素子とからなる位置検出手段と、 上記発光素子から照射された光を上記反射板により反射
    させて上記受光素子で受光し、この受光素子から出力さ
    れる電気信号に基づいて上記シリンジの外筒の径を識別
    するシリンジ径識別手段とを備えたシリンジ径検出装
    置。
  2. 【請求項2】上記反射板が上記シリンジ押えの往復動方
    向に対して所定の角度傾斜されて上記シリンジ押えに取
    り付けられていることを特徴とする請求項1記載のシリ
    ンジ径検出装置。
  3. 【請求項3】上記シリンジ径識別手段は、上記受光素子
    から出力される電気信号が入力される複数のコンパレー
    タを備え、上記複数のコンパレータは各々異なる基準値
    を持ち、上記電気信号を上記基準値と各々比較して上記
    シリンジの外筒の径を識別することを特徴とする請求項
    1記載のシリンジ径検出装置。
  4. 【請求項4】上記シリンジ径識別手段は、上記受光素子
    から出力される上記アナログ信号が入力されるA/Dコ
    ンバータを備え、このA/Dコンバータから出力される
    シリンジ径に対応するデジタル信号と所定の値に設定さ
    れた境界値とを比較することにより上記シリンジの外筒
    の径を識別することを特徴とする請求項1記載のシリン
    ジ径検出装置。
  5. 【請求項5】上記シリンジ径識別手段は、上記受光素子
    から出力されるアナログ信号をオフセット及びスパン調
    整して出力するプリアンプと、このプリアンプで調整さ
    れた所定の電圧幅内の第2のアナログ信号が入力される
    マルチプレクサと、このマルチプレクサで選択された上
    記第2のアナログ信号に基づき上記シリンジの外筒の径
    に対応するデジタル信号を出力するA/Dコンバータと
    を備えて、このシリンジ径に対応するデジタル信号と所
    定の値に設定された境界値とを比較することにより上記
    シリンジの外筒の径を識別することを特徴とする請求項
    1記載のシリンジ径検出装置。
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