JPH08116296A - 適応性回路網 - Google Patents
適応性回路網Info
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- JPH08116296A JPH08116296A JP7269362A JP26936295A JPH08116296A JP H08116296 A JPH08116296 A JP H08116296A JP 7269362 A JP7269362 A JP 7269362A JP 26936295 A JP26936295 A JP 26936295A JP H08116296 A JPH08116296 A JP H08116296A
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- signal
- unit
- output signal
- output
- input
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H21/00—Adaptive networks
- H03H21/0012—Digital adaptive filters
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L25/00—Baseband systems
- H04L25/02—Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
- H04L25/06—Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection
- H04L25/061—Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection providing hard decisions only; arrangements for tracking or suppressing unwanted low frequency components, e.g. removal of dc offset
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L25/00—Baseband systems
- H04L25/02—Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
- H04L25/06—Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection
- H04L25/061—Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection providing hard decisions only; arrangements for tracking or suppressing unwanted low frequency components, e.g. removal of dc offset
- H04L25/063—Setting decision thresholds using feedback techniques only
- H04L25/064—Subtraction of the threshold from the signal, which is then compared to a supplementary fixed threshold
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Error Detection And Correction (AREA)
- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来より伝送システムの誤り許容性を高くす
る適応性回路網を提供する。 【解決手段】 第1の加算節点2を有し、この加算節点
に入力信号1が供給され、その出力信号が決定ユニット
3に供給され、その出力端10から決定ユニット3の出
力信号と入力信号との間の差信号である出力信号4が取
り出し可能であり、この出力信号4が状態変数および係
数を有する適応性帰還結合枝路5に供給され、その出力
端が加算節点2と結合され、監視ユニット6が設けら
れ、この監視ユニット6は、決定ユニット3の出力信号
4の誤りの大きさを監視し、特定のしきい値を超過する
振幅の第1の信号値が生じた際に後続のクロックサイク
ルにおいて、帰還結合枝路5と加算節点2との間に位置
する切換ユニット7を駆動し、加算節点がディジタル零
信号を与えられ、帰還結合枝路5の状態変数が零にセッ
トし、また帰還結合枝路5の係数20、21が凍結す
る。
る適応性回路網を提供する。 【解決手段】 第1の加算節点2を有し、この加算節点
に入力信号1が供給され、その出力信号が決定ユニット
3に供給され、その出力端10から決定ユニット3の出
力信号と入力信号との間の差信号である出力信号4が取
り出し可能であり、この出力信号4が状態変数および係
数を有する適応性帰還結合枝路5に供給され、その出力
端が加算節点2と結合され、監視ユニット6が設けら
れ、この監視ユニット6は、決定ユニット3の出力信号
4の誤りの大きさを監視し、特定のしきい値を超過する
振幅の第1の信号値が生じた際に後続のクロックサイク
ルにおいて、帰還結合枝路5と加算節点2との間に位置
する切換ユニット7を駆動し、加算節点がディジタル零
信号を与えられ、帰還結合枝路5の状態変数が零にセッ
トし、また帰還結合枝路5の係数20、21が凍結す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1の加算節点を
有し、この加算節点に入力信号が供給され、その出力信
号が決定ユニットに供給され、その出力端から決定ユニ
ットの出力信号と入力信号との間の差信号である出力信
号が取り出し可能であり、この出力信号が状態変数およ
び係数を有する適応性帰還結合枝路に供給され、その出
力端が加算節点と結合されている適応性回路網に関す
る。
有し、この加算節点に入力信号が供給され、その出力信
号が決定ユニットに供給され、その出力端から決定ユニ
ットの出力信号と入力信号との間の差信号である出力信
号が取り出し可能であり、この出力信号が状態変数およ
び係数を有する適応性帰還結合枝路に供給され、その出
力端が加算節点と結合されている適応性回路網に関す
る。
【0002】
【従来の技術】このような適応性回路網は特にいわゆる
“ノイズ予測器”を有するディジタル伝送システムにお
いて、ノイズ信号のなかに存在する相関を減ずるために
使用される。特にグラーフ(Graf)、フーバー(Huber)
の“ノイズ予測を使用する全ディジタル適応性2.04
8MBIT/Sデータ伝送システムの設計および性
能”、IEEE、1989、CH2692−2/89/
0000−1808ないし1812の第1809頁の第
2図に加算器段、決定ユニットならびに適応性帰還結合
枝路を有するこのような回路網の原理的構成が示されて
いる。その際に適応性帰還結合枝路は複数の状態変数お
よび複数の係数を有する。
“ノイズ予測器”を有するディジタル伝送システムにお
いて、ノイズ信号のなかに存在する相関を減ずるために
使用される。特にグラーフ(Graf)、フーバー(Huber)
の“ノイズ予測を使用する全ディジタル適応性2.04
8MBIT/Sデータ伝送システムの設計および性
能”、IEEE、1989、CH2692−2/89/
0000−1808ないし1812の第1809頁の第
2図に加算器段、決定ユニットならびに適応性帰還結合
枝路を有するこのような回路網の原理的構成が示されて
いる。その際に適応性帰還結合枝路は複数の状態変数お
よび複数の係数を有する。
【0003】特に量子化された帰還結合の際にはこのよ
うな回路網に特に高い要求が課せられる。なぜならば、
処理が、特に全体システムの構成により条件付けられ個
別誤りの誤り伝播により形成される誤りバースト信号に
通ずるからである。
うな回路網に特に高い要求が課せられる。なぜならば、
処理が、特に全体システムの構成により条件付けられ個
別誤りの誤り伝播により形成される誤りバースト信号に
通ずるからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、従来
のシステムよりも誤り許容性のあるシステムを提供する
ことである。
のシステムよりも誤り許容性のあるシステムを提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、本発明によれば、第1の加算節点を有し、この加算
節点に入力信号が供給され、その出力信号が決定ユニッ
トに供給され、その出力端から決定ユニットの出力信号
と入力信号との間の差信号である出力信号が取り出し可
能であり、この出力信号が状態変数および係数を有する
適応性帰還結合枝路に供給され、その出力端が加算節点
と結合されている適応性回路網において、決定ユニット
の出力信号の誤りの大きさを監視し、特定のしきい値を
超過する振幅の第1の信号値が生じた際に後続のクロッ
クサイクルにおいて、帰還結合枝路と加算節点との間に
位置している切換ユニットを、加算節点がディジタル零
信号を与えられるように、また帰還結合枝路の状態変数
が零にセットし、帰還結合枝路の係数が凍結するように
駆動する監視ユニットが設けられる。
め、本発明によれば、第1の加算節点を有し、この加算
節点に入力信号が供給され、その出力信号が決定ユニッ
トに供給され、その出力端から決定ユニットの出力信号
と入力信号との間の差信号である出力信号が取り出し可
能であり、この出力信号が状態変数および係数を有する
適応性帰還結合枝路に供給され、その出力端が加算節点
と結合されている適応性回路網において、決定ユニット
の出力信号の誤りの大きさを監視し、特定のしきい値を
超過する振幅の第1の信号値が生じた際に後続のクロッ
クサイクルにおいて、帰還結合枝路と加算節点との間に
位置している切換ユニットを、加算節点がディジタル零
信号を与えられるように、また帰還結合枝路の状態変数
が零にセットし、帰還結合枝路の係数が凍結するように
駆動する監視ユニットが設けられる。
【0006】
【実施例】以下、2つの図面により本発明を一層詳細に
説明する。
説明する。
【0007】図1において1は、加算器2の第1の入力
端と接続されている入力端子である。加算器の出力端は
しきい値決定ユニット3の入力端と接続されている。決
定ユニット3の出力端では端子10から出力信号が取り
出し可能である。4で示す信号は決定ユニットの入力信
号および反転された出力信号の和信号であり、この和信
号は適応性帰還結合枝路5及び監視ユニット6の入力端
に供給される。監視ユニット6は適応性帰還結合枝路5
を制御する第1の出力信号と、切換スイッチ7を駆動す
る第2の出力信号8とを発生する。切換スイッチ7は2
つの切換接点を有し、それらのうち第1の切換接点は適
応性帰還結合枝路5の出力信号9を、またその第2の切
換接点は一定のディジタル零を与えられる。切換接点は
加算器2の第2の入力端と接続されている。
端と接続されている入力端子である。加算器の出力端は
しきい値決定ユニット3の入力端と接続されている。決
定ユニット3の出力端では端子10から出力信号が取り
出し可能である。4で示す信号は決定ユニットの入力信
号および反転された出力信号の和信号であり、この和信
号は適応性帰還結合枝路5及び監視ユニット6の入力端
に供給される。監視ユニット6は適応性帰還結合枝路5
を制御する第1の出力信号と、切換スイッチ7を駆動す
る第2の出力信号8とを発生する。切換スイッチ7は2
つの切換接点を有し、それらのうち第1の切換接点は適
応性帰還結合枝路5の出力信号9を、またその第2の切
換接点は一定のディジタル零を与えられる。切換接点は
加算器2の第2の入力端と接続されている。
【0008】本発明にとって重要なのは適応性帰還結合
枝路5の構成ならびに切換スイッチ7の存在および監視
ユニット6の存在である。監視ユニット6は、決定ユニ
ット3から発生される誤り信号4を特定の限界に関して
監視するように構成されている。この信号がこの限界範
囲を超過すると、決定ユニット3は第1の誤り信号を認
識する。すぐ次のクロック信号により次いで適応性帰還
結合枝路5の状態変数が零にセットされ、それまでに記
憶された適応性帰還結合枝路5の係数がこのクロックサ
イクルの間は凍結される。さらに切換スイッチ7は、加
算器2の第2の入力端にディジタル零が与えられている
ように切換えられる。後続の信号が再び誤り信号であれ
ば(その際に等しいしきいまたは他のしきいが使用され
得る)、この状態が引き続き持続される。監視ユニット
6の入力端に再び許容される値が与えられていると、後
続のクロックサイクルにより先ず適応性帰還結合枝路5
が再び能動化される。すなわち状態変数が駆動された信
号により再び占められ、また係数がこれまでに記憶され
た値により引き続き処理される。しかし切換スイッチ7
はまだ別のクロックサイクルの間はその“零位置”にと
どまり、こうして一つおいて次のクロックサイクルによ
り初めて再びその正規の作動位置に切換えられる。
枝路5の構成ならびに切換スイッチ7の存在および監視
ユニット6の存在である。監視ユニット6は、決定ユニ
ット3から発生される誤り信号4を特定の限界に関して
監視するように構成されている。この信号がこの限界範
囲を超過すると、決定ユニット3は第1の誤り信号を認
識する。すぐ次のクロック信号により次いで適応性帰還
結合枝路5の状態変数が零にセットされ、それまでに記
憶された適応性帰還結合枝路5の係数がこのクロックサ
イクルの間は凍結される。さらに切換スイッチ7は、加
算器2の第2の入力端にディジタル零が与えられている
ように切換えられる。後続の信号が再び誤り信号であれ
ば(その際に等しいしきいまたは他のしきいが使用され
得る)、この状態が引き続き持続される。監視ユニット
6の入力端に再び許容される値が与えられていると、後
続のクロックサイクルにより先ず適応性帰還結合枝路5
が再び能動化される。すなわち状態変数が駆動された信
号により再び占められ、また係数がこれまでに記憶され
た値により引き続き処理される。しかし切換スイッチ7
はまだ別のクロックサイクルの間はその“零位置”にと
どまり、こうして一つおいて次のクロックサイクルによ
り初めて再びその正規の作動位置に切換えられる。
【0009】すなわち、許容できない値が生じた後に、
信号4の後続の値がもはや第2のしきい値(第1のしき
い値よりも小さくてもよいし、それと等しくてもよい)
を超過しないならば、信号4がユニット5に供給され、
係数の適応がユニット6の制御信号を介してレリーズさ
れる。しかし切換ユニット7の駆動は先ず、ユニット5
の状態変数が再び減衰し終わるまで不変にとどまる。す
なわち信号4からのデータにより満たされている。
信号4の後続の値がもはや第2のしきい値(第1のしき
い値よりも小さくてもよいし、それと等しくてもよい)
を超過しないならば、信号4がユニット5に供給され、
係数の適応がユニット6の制御信号を介してレリーズさ
れる。しかし切換ユニット7の駆動は先ず、ユニット5
の状態変数が再び減衰し終わるまで不変にとどまる。す
なわち信号4からのデータにより満たされている。
【0010】前記の仕方で統計的な誤りも、適応性帰還
結合枝路、すなわちノイズ予測器が完全に不能動化され
ることなしに、良好に処理され得る。バースト信号は本
発明による装置により同じく確実に認識され、また生起
の際にすべての帰還結合枝路がバースト信号の間は完全
に不能動化される。誤り加算が確実に防止され得る。
結合枝路、すなわちノイズ予測器が完全に不能動化され
ることなしに、良好に処理され得る。バースト信号は本
発明による装置により同じく確実に認識され、また生起
の際にすべての帰還結合枝路がバースト信号の間は完全
に不能動化される。誤り加算が確実に防止され得る。
【0011】図2は前記の本発明による回路装置の構成
を示す。等しい要素には等しい符号が付されている。1
は再び、第2の加算器34の第1の入力端と接続されて
いる入力端子である。第2の加算器34の出力端は第1
の加算器2の第1の入力端と接続されている。この加算
器2は再び決定ユニット3の入力端と接続されており、
その出力端から端子10を経て出力信号が取り出し可能
である。さらに加算器2の出力端は第3の加算器35の
第1の入力端と接続されている。第3の加算器35の第
2の入力端は決定器3の出力信号を負の符号で与えられ
る。決定器3の出力信号はさらに決定フィードバック等
化器11に供給され、その出力信号は第2の加算器34
の第2の入力端に供給される。第3の加算器35の出力
端からその後段に接続されている遅延要素36を介して
誤り信号4が取り出し可能であり、この誤り信号は2つ
の乗算器28、29のそれぞれ第1の入力端、決定ユニ
ット6の入力端ならびに第4の加算器12の第1の入力
端に供給される。第1の乗算器29の出力は定数27を
乗算され、第2の切換スイッチ25の第1の切換接点に
供給される。第2の切換スイッチ25の第2の切換接点
は再びディジタル零を与えられる。第2の切換スイッチ
25の接点は第5の加算器23の第1の入力端と接続さ
れており、その出力端は一方では第1の遅延ユニット2
1を介して第5の加算器23の第2の入力端と接続され
ており、また他方では第3の乗算器18の第1の入力端
と接続されている。第3の乗算器18の出力端は第6の
加算器の第1の入力端と接続されている。第6の加算器
19の出力端は切換スイッチ7の第1の切換接点と接続
されており、また適応性帰還結合枝路の出力信号を導
く。この出力信号は第3の切換スイッチ14の第1の切
換接点に供給され、切換スイッチ14の第2の切換接点
は再びディジタル零を与えられる。第3の切換スイッチ
14の中央接点は第2の遅延要素13を介して第4の加
算器12の第2の入力端と接続されている。第4の加算
器12の出力は第4の切換スイッチ15の第1の切換接
点に供給され、第4の切換スイッチ15の第2の切換接
点は再びディジタル零を与えられる。第4の切換スイッ
チ15の中央接点は一方では第4の乗算器17の第1の
入力端と、また第3の遅延要素16を介して第3の乗算
器18の第2の入力端と接続されている。第4の乗算器
17の出力端は第6の加算器19の第2の入力端と接続
されている。さらに第4の切換スイッチ15の中央接点
は第2の乗算器28の第2の入力端と接続されている。
第2の乗算器28の出力は第2の定数26を乗算され、
また第5の切換スイッチ24の第1の切換接点に供給さ
れ、第5の切換スイッチ24の第2の切換接点は再びデ
ィジタル零を与えられる。第5の切換スイッチ24の中
央接点は第7の乗算器22の第1の入力端と接続されて
いる。第7の加算器22の出力端は一方では第4の乗算
器17の第2の入力端と、また他方では第4の遅延要素
20を介して第7の乗算器22の第2の入力端と接続さ
れている。
を示す。等しい要素には等しい符号が付されている。1
は再び、第2の加算器34の第1の入力端と接続されて
いる入力端子である。第2の加算器34の出力端は第1
の加算器2の第1の入力端と接続されている。この加算
器2は再び決定ユニット3の入力端と接続されており、
その出力端から端子10を経て出力信号が取り出し可能
である。さらに加算器2の出力端は第3の加算器35の
第1の入力端と接続されている。第3の加算器35の第
2の入力端は決定器3の出力信号を負の符号で与えられ
る。決定器3の出力信号はさらに決定フィードバック等
化器11に供給され、その出力信号は第2の加算器34
の第2の入力端に供給される。第3の加算器35の出力
端からその後段に接続されている遅延要素36を介して
誤り信号4が取り出し可能であり、この誤り信号は2つ
の乗算器28、29のそれぞれ第1の入力端、決定ユニ
ット6の入力端ならびに第4の加算器12の第1の入力
端に供給される。第1の乗算器29の出力は定数27を
乗算され、第2の切換スイッチ25の第1の切換接点に
供給される。第2の切換スイッチ25の第2の切換接点
は再びディジタル零を与えられる。第2の切換スイッチ
25の接点は第5の加算器23の第1の入力端と接続さ
れており、その出力端は一方では第1の遅延ユニット2
1を介して第5の加算器23の第2の入力端と接続され
ており、また他方では第3の乗算器18の第1の入力端
と接続されている。第3の乗算器18の出力端は第6の
加算器の第1の入力端と接続されている。第6の加算器
19の出力端は切換スイッチ7の第1の切換接点と接続
されており、また適応性帰還結合枝路の出力信号を導
く。この出力信号は第3の切換スイッチ14の第1の切
換接点に供給され、切換スイッチ14の第2の切換接点
は再びディジタル零を与えられる。第3の切換スイッチ
14の中央接点は第2の遅延要素13を介して第4の加
算器12の第2の入力端と接続されている。第4の加算
器12の出力は第4の切換スイッチ15の第1の切換接
点に供給され、第4の切換スイッチ15の第2の切換接
点は再びディジタル零を与えられる。第4の切換スイッ
チ15の中央接点は一方では第4の乗算器17の第1の
入力端と、また第3の遅延要素16を介して第3の乗算
器18の第2の入力端と接続されている。第4の乗算器
17の出力端は第6の加算器19の第2の入力端と接続
されている。さらに第4の切換スイッチ15の中央接点
は第2の乗算器28の第2の入力端と接続されている。
第2の乗算器28の出力は第2の定数26を乗算され、
また第5の切換スイッチ24の第1の切換接点に供給さ
れ、第5の切換スイッチ24の第2の切換接点は再びデ
ィジタル零を与えられる。第5の切換スイッチ24の中
央接点は第7の乗算器22の第1の入力端と接続されて
いる。第7の加算器22の出力端は一方では第4の乗算
器17の第2の入力端と、また他方では第4の遅延要素
20を介して第7の乗算器22の第2の入力端と接続さ
れている。
【0012】決定ユニットは、入力信号をここでは上限
および下限に関して監視するコンパレータ33を有す
る。予め定められた範囲の超過の際にコンパレータは論
理“1”を発し、さもなければ論理“0”を発する。こ
の出力信号は第5の遅延要素32に供給され、その出力
は一方では第2ないし第5の切換スイッチを駆動し、他
方ではオアゲート30の第1の入力端に、また第6の遅
延要素31を介してオアゲート30の第2の入力端に供
給される。オアゲート30の出力信号は決定ユニットの
出力信号8を生成し、また第1の切換スイッチ7を制御
する。
および下限に関して監視するコンパレータ33を有す
る。予め定められた範囲の超過の際にコンパレータは論
理“1”を発し、さもなければ論理“0”を発する。こ
の出力信号は第5の遅延要素32に供給され、その出力
は一方では第2ないし第5の切換スイッチを駆動し、他
方ではオアゲート30の第1の入力端に、また第6の遅
延要素31を介してオアゲート30の第2の入力端に供
給される。オアゲート30の出力信号は決定ユニットの
出力信号8を生成し、また第1の切換スイッチ7を制御
する。
【0013】適応性帰還結合枝路は要素12ないし29
から成っており、また現在の係数を記憶する第1および
第4の遅延要素20および21を有する。これらの係数
は式 K20/21 (n)=K20/21 (n−1)+μ・T36・S15
/16 により示され得る。Kは遅延要素20または21に記憶
されたそのつどの係数、またμは定数26または27で
ある。T36は遅延要素36の出力信号を示し、S15/16
は乗算器28または29の他方の入力端に供給されるそ
のつどの信号を示す。nはそのつどのクロックサイクル
を示す。状態変数は第2および第3の遅延ユニットによ
り定められる。これらのユニットは再びメモリとして構
成されている。
から成っており、また現在の係数を記憶する第1および
第4の遅延要素20および21を有する。これらの係数
は式 K20/21 (n)=K20/21 (n−1)+μ・T36・S15
/16 により示され得る。Kは遅延要素20または21に記憶
されたそのつどの係数、またμは定数26または27で
ある。T36は遅延要素36の出力信号を示し、S15/16
は乗算器28または29の他方の入力端に供給されるそ
のつどの信号を示す。nはそのつどのクロックサイクル
を示す。状態変数は第2および第3の遅延ユニットによ
り定められる。これらのユニットは再びメモリとして構
成されている。
【0014】状態変数を零にリセットするため、駆動の
場合に遅延要素13および16の入力端を零にセットす
る切換スイッチ14および15が設けられている。係数
を凍結するために、零による係数20、21の加算を行
い、それによりメモリユニット20、21内のそのつど
の内容を持続する切換スイッチ24および25が設けら
れている。
場合に遅延要素13および16の入力端を零にセットす
る切換スイッチ14および15が設けられている。係数
を凍結するために、零による係数20、21の加算を行
い、それによりメモリユニット20、21内のそのつど
の内容を持続する切換スイッチ24および25が設けら
れている。
【0015】コンパレータ33が定められた限界の外側
にある誤り信号を認識すると、その出力端に論理“1”
が発生される。正常な場合にはコンパレータ33は論理
“0”を発生し、この論理“0”はオアゲート30の出
力端に同じく論理“0”を発生させ、すべての切換スイ
ッチ7、24、25、14、15を閉じられた状態にす
る。論理“1”がコンパレータ33の出力端に生じてい
ると、これがすぐ次のクロックサイクルでメモリユニッ
ト32により受け入れられ、またオアゲート30の第1
の入力端およびその出力端に論理“1”が生じ、このこ
とが切換スイッチ7、14、15、24、25を開かれ
た状態にし、またそれらの中央接点に零を与える。すぐ
次の信号4により誤り信号が生じないならば、すなわち
信号4が定められた限界の内側にあるならば、コンパレ
ータ33の出力端において再び零信号の出力が行われ、
また後続のクロックサイクルによりこれがオアゲート3
0の第1の入力端に伝達され、こうして切換スイッチ1
4、15、24、25を再び閉じられた状態にする。し
かし、第2のメモリユニット31により、先に与えられ
ていた論理“1”信号はオアゲート30の第2の入力端
に伝達され、切換スイッチ7はこのクロックサイクルの
間はなお開いた状態にとどまる。その後の後続の規則正
しい信号4により初めてこの切換スイッチ7も再び閉じ
られる。
にある誤り信号を認識すると、その出力端に論理“1”
が発生される。正常な場合にはコンパレータ33は論理
“0”を発生し、この論理“0”はオアゲート30の出
力端に同じく論理“0”を発生させ、すべての切換スイ
ッチ7、24、25、14、15を閉じられた状態にす
る。論理“1”がコンパレータ33の出力端に生じてい
ると、これがすぐ次のクロックサイクルでメモリユニッ
ト32により受け入れられ、またオアゲート30の第1
の入力端およびその出力端に論理“1”が生じ、このこ
とが切換スイッチ7、14、15、24、25を開かれ
た状態にし、またそれらの中央接点に零を与える。すぐ
次の信号4により誤り信号が生じないならば、すなわち
信号4が定められた限界の内側にあるならば、コンパレ
ータ33の出力端において再び零信号の出力が行われ、
また後続のクロックサイクルによりこれがオアゲート3
0の第1の入力端に伝達され、こうして切換スイッチ1
4、15、24、25を再び閉じられた状態にする。し
かし、第2のメモリユニット31により、先に与えられ
ていた論理“1”信号はオアゲート30の第2の入力端
に伝達され、切換スイッチ7はこのクロックサイクルの
間はなお開いた状態にとどまる。その後の後続の規則正
しい信号4により初めてこの切換スイッチ7も再び閉じ
られる。
【図1】本発明による装置のブロック回路図。
【図2】図1による本発明による回路装置の実施例の接
続図。
続図。
1 入力信号 2 加算節点 3 決定ユニット 4 出力信号 5 適応性帰還枝路 6 監視ユニット 7 切換ユニット 10 出力端 13、16 メモリユニット(状態変数) 14、15 切換スイッチ 20、21 遅延ユニット 24、25 切換スイッチ 30 オアゲート 32 メモリユニット 33 コンパレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラヨス ガツシ ドイツ連邦共和国 40239 デユツセルド ルフ フアウナシユトラーセ 23 (72)発明者 フエレンク レーブ オーストリア国 9500 フイラツハ アン トニエンシユタイク 21
Claims (5)
- 【請求項1】 第1の加算節点(2)を有し、この加算
節点に入力信号(1)が供給され、その出力信号が決定
ユニット(3)に供給され、その出力端(10)から決
定ユニットの出力信号と入力信号との間の差信号である
出力信号(4)が取り出し可能であり、この出力信号
(4)が状態変数(13、16)および係数(20、2
1)を有する適応性帰還結合枝路(5)に供給され、そ
の出力端が加算節点(2)と結合されている適応性回路
網において、 決定ユニット(3)の出力信号(4)の誤りの大きさを
監視し、特定のしきい値を超過する振幅の第1の信号値
が生じた際に後続のクロックサイクルにおいて、帰還結
合枝路(5)と加算節点(2)との間に位置している切
換ユニット(7)を、加算節点がディジタル零信号を与
えられるように、また帰還結合枝路(5)の状態変数が
零にセットし、帰還結合枝路(5)の係数(20、2
1)が凍結するように駆動する監視ユニット(6)が設
けられていることを特徴とする適応性回路網。 - 【請求項2】 出力信号(4)の後続値がもはや、第1
のしきい値よりも小さくまたはそれと等しくてよい第2
のしきい値を超過しないならば、信号(4)がユニット
(5)に供給され、係数の適応がレリーズされ、切換ユ
ニット(7)の駆動が先ず、帰還結合枝路(5)の状態
変数が再び減衰し終わるまでは不変にとどまることを特
徴とする請求項1記載の適応性回路網。 - 【請求項3】 状態変数がメモリユニット(13、1
6)として構成されており、その前にそれぞれ切換スイ
ッチ(14、15)が接続されており、この切換スイッ
チが選択的に、信号を導く経路と接続され、またはディ
ジタル零信号を与えられ、その際に切換スイッチが監視
ユニット(6)により制御されることを特徴とする請求
項1または2記載の適応性回路網。 - 【請求項4】 係数がそれぞれメモリユニット(20、
21)中に記憶され、その出力端が付属の加算器(2
2、23)の第1の入力端と接続されており、その出力
端がメモリユニット(20、21)の入力端と接続され
ており、またその第2の入力端が切換スイッチ(24)
と接続されており、その第1の切換接点が信号経路と接
続されており、またその第2の切換接点がディジタル零
信号を与えられ、その際に切換スイッチが監視ユニット
の出力信号により制御されることを特徴とする請求項1
ないし3の1つに記載の適応性回路網。 - 【請求項5】 監視ユニットが入力信号(4)の予め定
められた限界範囲を監視するためのコンパレータ(3
3)を有し、その出力信号が第1のメモリユニット(3
2)に供給され、その出力が帰還結合枝路を制御するた
めの出力信号の役割をし、その際にメモリユニット(3
2)の出力信号が一方ではオアゲート(30)の第1の
入力端と接続されており、他方では別のメモリユニット
(31)を介してオアゲート(30)の第2の入力端と
接続されており、またオアゲート(30)の出力信号が
切換スイッチ(7)を制御する役割をすることを特徴と
する請求項1ないし4の1つに記載の適応性回路網。
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DE4434723.5 | 1994-09-28 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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---|---|
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EP (1) | EP0704968B1 (ja) |
JP (1) | JPH08116296A (ja) |
DE (2) | DE4434723C1 (ja) |
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1995
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- 1995-09-25 DE DE59507728T patent/DE59507728D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1995-09-28 US US08/535,714 patent/US5805639A/en not_active Expired - Lifetime
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