JPH08115236A - 計算機システムの使用実績集計方法 - Google Patents
計算機システムの使用実績集計方法Info
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- JPH08115236A JPH08115236A JP25037094A JP25037094A JPH08115236A JP H08115236 A JPH08115236 A JP H08115236A JP 25037094 A JP25037094 A JP 25037094A JP 25037094 A JP25037094 A JP 25037094A JP H08115236 A JPH08115236 A JP H08115236A
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- computer system
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Links
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Landscapes
- Debugging And Monitoring (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】計算機システムの稼働状況を格納している稼働
状況ファイルのデータを、ネットワーク接続されたパソ
コン上で解析,集計処理する。 【構成】ネットワーク接続された計算機システムとパソ
コンの中に制御プログラム群を設け、パソコンは稼働デ
ータ抽出コマンドを解釈し、リクエスト・ブロックを作
成し、計算機システムへ転送する。計算機システム内の
変換処理プログラムは稼働データファイルから指定され
たレコードを変換規則テーブルに従って文字列データに
変換し、ネットワーク線を介してパソコンの例えば表計
算ソフトのデータ形式で格納ファイルに格納する。パソ
コンの応用ソフト、例えば表計算プログラムはこのデー
タファイルを用いて各種解析を行う。
状況ファイルのデータを、ネットワーク接続されたパソ
コン上で解析,集計処理する。 【構成】ネットワーク接続された計算機システムとパソ
コンの中に制御プログラム群を設け、パソコンは稼働デ
ータ抽出コマンドを解釈し、リクエスト・ブロックを作
成し、計算機システムへ転送する。計算機システム内の
変換処理プログラムは稼働データファイルから指定され
たレコードを変換規則テーブルに従って文字列データに
変換し、ネットワーク線を介してパソコンの例えば表計
算ソフトのデータ形式で格納ファイルに格納する。パソ
コンの応用ソフト、例えば表計算プログラムはこのデー
タファイルを用いて各種解析を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機システムの使用
実績集計方法に係り、特に計算機システム本体側での解
析の代わりに、ネットワーク接続されたワークステーシ
ョン,パーソナル・コンピュータ側で各種の使用実績を
解析,集計するうえで好適な制御方法に関する。
実績集計方法に係り、特に計算機システム本体側での解
析の代わりに、ネットワーク接続されたワークステーシ
ョン,パーソナル・コンピュータ側で各種の使用実績を
解析,集計するうえで好適な制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】計算機システムを円滑に運営するには、
計算機システムのもとで実行される各ジョブの使用実績
や計算機システム資源の使用状況を常時、あるいは定期
的に集計,解析することが重要である。具体的には、各
ジョブが使用したCPU資源量,使用メモリ量,ユーザ
毎の計算機使用予算と実績との関係、あるいはCPU本
体の利用率,メモリ利用率等を定期的に解析・集計し、
報告することにより、利用者は計算機システムの利用計
画に基づいて計算機システムを円滑に利用できる。さら
に、計算機システムの運用者の観点では、計算機システ
ム資源の利用状況を解析することにより、既存の計算機
システムの潜在能力を最大限に引き出すための各種運転
パラメータ最適値の設定や計算機システムの増強計画が
タイミング良く行える。
計算機システムのもとで実行される各ジョブの使用実績
や計算機システム資源の使用状況を常時、あるいは定期
的に集計,解析することが重要である。具体的には、各
ジョブが使用したCPU資源量,使用メモリ量,ユーザ
毎の計算機使用予算と実績との関係、あるいはCPU本
体の利用率,メモリ利用率等を定期的に解析・集計し、
報告することにより、利用者は計算機システムの利用計
画に基づいて計算機システムを円滑に利用できる。さら
に、計算機システムの運用者の観点では、計算機システ
ム資源の利用状況を解析することにより、既存の計算機
システムの潜在能力を最大限に引き出すための各種運転
パラメータ最適値の設定や計算機システムの増強計画が
タイミング良く行える。
【0003】上記の計算機システムの運用業務を円滑に
行えるようにするため、計算機システムのもとで動作す
るオペレーティング・システム(Operating System : O
S)は、各種の稼働データを稼働データファイルに出力
している。後に、各種解析プログラムが、その稼働デー
タファイルから稼働情報レコードを読み出し、各種の解
析が行えるようになっている。この機能の一例として、
日立製作所製汎用電子計算機ハイタックシリーズ用オペ
レーティングシステムである。VOS3/AS(Virtual
Storage Operating Sysytem 3/Advanced System)で
は、システム統計情報収集機能(SMS−System Manag
ement Service)が提供されている。各種解析・集計プロ
グラムは、このシステム統計情報収集機能が稼働データ
ファイルに出力した稼働データを用いて目的に応じた各
種解析を行う。なお、システム統計情報収集機能の詳細
に関しては、VOS3/AS システム管理支援,日立
製作所マニュアル,資料番号:8080−3−121な
どに示されている。
行えるようにするため、計算機システムのもとで動作す
るオペレーティング・システム(Operating System : O
S)は、各種の稼働データを稼働データファイルに出力
している。後に、各種解析プログラムが、その稼働デー
タファイルから稼働情報レコードを読み出し、各種の解
析が行えるようになっている。この機能の一例として、
日立製作所製汎用電子計算機ハイタックシリーズ用オペ
レーティングシステムである。VOS3/AS(Virtual
Storage Operating Sysytem 3/Advanced System)で
は、システム統計情報収集機能(SMS−System Manag
ement Service)が提供されている。各種解析・集計プロ
グラムは、このシステム統計情報収集機能が稼働データ
ファイルに出力した稼働データを用いて目的に応じた各
種解析を行う。なお、システム統計情報収集機能の詳細
に関しては、VOS3/AS システム管理支援,日立
製作所マニュアル,資料番号:8080−3−121な
どに示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、計算
機システムの利用方法が、バッチ処理,タイムシェアリ
ングシステム(Time Sharing System : TSS)、オン
ラインシステム,ローカルエリアネットワーク(Local
Area Network : LAN)からの利用など多岐に亘り始め
ると、計算機システムの稼働状況の解析や集計処理も視
点を変えた分析が必要になる。例えば、ユーザ毎のCP
U使用時間とジョブ処理件数の相関分析、あるいはOS
のCPU使用時間との相関分析、などにより、計算機シ
ステムのボトルネックを解明することができる。
機システムの利用方法が、バッチ処理,タイムシェアリ
ングシステム(Time Sharing System : TSS)、オン
ラインシステム,ローカルエリアネットワーク(Local
Area Network : LAN)からの利用など多岐に亘り始め
ると、計算機システムの稼働状況の解析や集計処理も視
点を変えた分析が必要になる。例えば、ユーザ毎のCP
U使用時間とジョブ処理件数の相関分析、あるいはOS
のCPU使用時間との相関分析、などにより、計算機シ
ステムのボトルネックを解明することができる。
【0005】すなわち、計算機システムの稼働データフ
ァイルに格納されている稼働データを試行錯誤しながら
解析できることが望ましい。一方、従来の手法である計
算機システム本体のもとで動作する解析プログラムに
て、解析項目を変更するには、(1)解析項目の追加の
度に新規に解析プログラムの作成、(2)解析項目の変
更の度に解析プログラムの変更、(3)個々の解析結果
の相関分析を行う場合には、結果データの再入力、
(4)稼働データファイルに格納されている稼働レコー
ドは、項目毎にレコードの長さが異なり、必要なレコー
ドを抽出する処理、等の作業が発生する。さらに、解析
結果を視覚的に纏めるためにグラフ化や作図処理を行う
場合には、グラフ化の処理プログラムの作成作業も必要
になる。
ァイルに格納されている稼働データを試行錯誤しながら
解析できることが望ましい。一方、従来の手法である計
算機システム本体のもとで動作する解析プログラムに
て、解析項目を変更するには、(1)解析項目の追加の
度に新規に解析プログラムの作成、(2)解析項目の変
更の度に解析プログラムの変更、(3)個々の解析結果
の相関分析を行う場合には、結果データの再入力、
(4)稼働データファイルに格納されている稼働レコー
ドは、項目毎にレコードの長さが異なり、必要なレコー
ドを抽出する処理、等の作業が発生する。さらに、解析
結果を視覚的に纏めるためにグラフ化や作図処理を行う
場合には、グラフ化の処理プログラムの作成作業も必要
になる。
【0006】ところで、近年のパーソナル・コンピュー
タ(以降、パソコンと略す。)の普及に伴い、表計算ソ
フトウェアプログラム(以降、表計算ソフトと略す)も
普及し始めており、利用者はプログラミングを行うこと
なくデータ解析とグラフ化が容易に出来るようになっ
た。マイクロソフト社のEXCELやロータス社Lotus
1−2−3などが、代表的な表計算ソフトウェアプログ
ラムとして良く知られている。
タ(以降、パソコンと略す。)の普及に伴い、表計算ソ
フトウェアプログラム(以降、表計算ソフトと略す)も
普及し始めており、利用者はプログラミングを行うこと
なくデータ解析とグラフ化が容易に出来るようになっ
た。マイクロソフト社のEXCELやロータス社Lotus
1−2−3などが、代表的な表計算ソフトウェアプログ
ラムとして良く知られている。
【0007】EXCELの詳細は、 (1)マイクロソフト エクセル Excel入門 マイクロソフト社:資料番号065−400−902 (2)マイクロソフト エクセル機能事典(操作編) マイクロソフト社:資料番号065−400−903 また、Lotus 1−2−3の詳細は、 Lotus 1−2−3リファレンス マニュアル ロータス社 Part No.6645221 などの刊行物に記載されている。
【0008】これらの表計算ソフトは利用者がデータを
表形式で作成し、ファイルに格納すれば、その表計算ソ
フトが所望のグラフを描画する。
表形式で作成し、ファイルに格納すれば、その表計算ソ
フトが所望のグラフを描画する。
【0009】そこで、計算機システムの稼働データの解
析に、これらパソコンの表計算ソフトが簡単に使用でき
れば、計算機システムでの解析プログラムの作成,修正
作業から解放される。
析に、これらパソコンの表計算ソフトが簡単に使用でき
れば、計算機システムでの解析プログラムの作成,修正
作業から解放される。
【0010】本発明の目的は、計算機システムとパソコ
ンがネットワーク接続された構成において、パソコンか
らの指令により、計算機システムの稼働データファイル
に格納されている稼働レコードを表計算ソフトが扱える
ように表形式に変換する手段を提供することにある。
ンがネットワーク接続された構成において、パソコンか
らの指令により、計算機システムの稼働データファイル
に格納されている稼働レコードを表計算ソフトが扱える
ように表形式に変換する手段を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、稼働データファイル
に格納されている稼働レコードを表形式に変換するとき
に、指定された種別のレコードのみを抽出し、表形式に
変換後に時系列に格納する制御手段を提供することにあ
る。
に格納されている稼働レコードを表形式に変換するとき
に、指定された種別のレコードのみを抽出し、表形式に
変換後に時系列に格納する制御手段を提供することにあ
る。
【0012】本発明のさらに他の目的は、稼働データフ
ァイルに格納されている稼働レコードを表形式に変換す
るときに、該稼働データファイル内のレコードがバイナ
リ形式であっても文字列形式のデータに変換し、ネット
ワーク系内のいずれのパソコンやワークステーションへ
も転送できる処理手段を提供することにある。
ァイルに格納されている稼働レコードを表形式に変換す
るときに、該稼働データファイル内のレコードがバイナ
リ形式であっても文字列形式のデータに変換し、ネット
ワーク系内のいずれのパソコンやワークステーションへ
も転送できる処理手段を提供することにある。
【0013】さらに、本発明の他の目的は、パソコンの
画面、またはキーボードからの指令により、計算機シス
テムの稼働データファイルに格納されている稼働レコー
ドを抽出する制御手段を提供することにある。
画面、またはキーボードからの指令により、計算機シス
テムの稼働データファイルに格納されている稼働レコー
ドを抽出する制御手段を提供することにある。
【0014】さらに、本発明の他の目的は、ネットワー
ク構成において、複数のパソコンを用いた解析作業を実
現するために、計算機システムの稼働データファイルに
格納されている稼働レコードを抽出する指令を発行した
パソコンと抽出結果を受け取るパソコンが異なっても動
作に影響を及ぼさないための制御手段を提供することに
ある。
ク構成において、複数のパソコンを用いた解析作業を実
現するために、計算機システムの稼働データファイルに
格納されている稼働レコードを抽出する指令を発行した
パソコンと抽出結果を受け取るパソコンが異なっても動
作に影響を及ぼさないための制御手段を提供することに
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の望ましい実施形態では、本発明の制御方法が動作する
制御装置と制御対象の計算機システムとがネットワーク
で接続される。本発明の計算機システムの使用実績集計
方法は、制御装置と計算機システム内の両方に組み込ま
れる。なお、ネットワーク接続された制御装置は、プロ
グラム実行能力とデータ処理能力、およびデータ記憶能
力を有した処理装置で実現される。具体的には、パソコ
ンやワークステーション、さらに、大型計算機システム
であっても構わない。この実施例では説明を容易にする
ために、パソコンで実現した例で説明する。
の望ましい実施形態では、本発明の制御方法が動作する
制御装置と制御対象の計算機システムとがネットワーク
で接続される。本発明の計算機システムの使用実績集計
方法は、制御装置と計算機システム内の両方に組み込ま
れる。なお、ネットワーク接続された制御装置は、プロ
グラム実行能力とデータ処理能力、およびデータ記憶能
力を有した処理装置で実現される。具体的には、パソコ
ンやワークステーション、さらに、大型計算機システム
であっても構わない。この実施例では説明を容易にする
ために、パソコンで実現した例で説明する。
【0016】まず、利用者、具体的には、計算機システ
ムの運転管理者は、計算機システムとネットワーク接続
されたパソコンに稼働データの抽出コマンドを投入す
る。このとき、抽出範囲も同時に指定する。なお、この
コマンドはキーボードから入力しても良いし、パソコン
の画面からマウス等で指定しても良い。パソコンのもと
で動作する本発明の第1の制御プログラムは、入力され
たコマンドを解釈し、計算機システムへの要求データ列
(リクエスト・ブロック)を作成する。次に、本発明の
制御プログラムは、このリクエスト・ブロックをネット
ワークを介して接続された計算機システムへ転送する。
ムの運転管理者は、計算機システムとネットワーク接続
されたパソコンに稼働データの抽出コマンドを投入す
る。このとき、抽出範囲も同時に指定する。なお、この
コマンドはキーボードから入力しても良いし、パソコン
の画面からマウス等で指定しても良い。パソコンのもと
で動作する本発明の第1の制御プログラムは、入力され
たコマンドを解釈し、計算機システムへの要求データ列
(リクエスト・ブロック)を作成する。次に、本発明の
制御プログラムは、このリクエスト・ブロックをネット
ワークを介して接続された計算機システムへ転送する。
【0017】計算機システムのもとで動作する本発明の
第2の制御プログラムは、パソコンから送られてきたリ
クエスト・ブロックを解釈し、稼働データファイルから
抽出すべきレコードの種別を認識する。
第2の制御プログラムは、パソコンから送られてきたリ
クエスト・ブロックを解釈し、稼働データファイルから
抽出すべきレコードの種別を認識する。
【0018】次に、本発明の第2の制御プログラムは、
稼働データファイルを指定された抽出範囲に基づいて、
指定されたレコードをメモリ内に読み込む。メモリ内に
読み込まれたレコードは、変換規則テーブルに記載され
た規則に基づいて、固定長形式の文字列データに変換さ
れる。ここで、変換規則テーブルには、当該レコードの
データ格納形式,フィールド数,文字列データへの変換
規則が格納されている。
稼働データファイルを指定された抽出範囲に基づいて、
指定されたレコードをメモリ内に読み込む。メモリ内に
読み込まれたレコードは、変換規則テーブルに記載され
た規則に基づいて、固定長形式の文字列データに変換さ
れる。ここで、変換規則テーブルには、当該レコードの
データ格納形式,フィールド数,文字列データへの変換
規則が格納されている。
【0019】当該レコードの変換が終了すると、変換結
果は変換ファイルに格納される。本発明の第2の制御プ
ログラムは、この処理を指定された抽出範囲が完了する
まで繰り返す。なお、変換ファイルの先頭レコードに
は、書式レコードが付加される。この書式レコードは、
それに続くレコードのフィールド数などの属性値が記述
されており、後のパソコンでの処理を容易にするためで
ある。
果は変換ファイルに格納される。本発明の第2の制御プ
ログラムは、この処理を指定された抽出範囲が完了する
まで繰り返す。なお、変換ファイルの先頭レコードに
は、書式レコードが付加される。この書式レコードは、
それに続くレコードのフィールド数などの属性値が記述
されており、後のパソコンでの処理を容易にするためで
ある。
【0020】指定された抽出範囲までのレコードの変換
処理が終了すると、本発明の第2の制御プログラムは、
変換ファイルの内容を順次に読み出し、ネットワークを
経由してパソコン側へ転送する。パソコン側の本発明の
第1の制御プログラムは、この文字列データのレコード
を順次に表形式ファイルに格納する。すなわち、1つの
レコードが表形式ファイルのもとでは複数のフィールド
からなる行データである。各レコードの集合となる表形
式ファイルは、レコードが時系列的に構成されるため、
表形式ファイルは複数のフィールドからなる表形式デー
タとなる。
処理が終了すると、本発明の第2の制御プログラムは、
変換ファイルの内容を順次に読み出し、ネットワークを
経由してパソコン側へ転送する。パソコン側の本発明の
第1の制御プログラムは、この文字列データのレコード
を順次に表形式ファイルに格納する。すなわち、1つの
レコードが表形式ファイルのもとでは複数のフィールド
からなる行データである。各レコードの集合となる表形
式ファイルは、レコードが時系列的に構成されるため、
表形式ファイルは複数のフィールドからなる表形式デー
タとなる。
【0021】表形式ファイルは抽出データの種別毎に作
成されるが、時系列データを標記するタイムスタンプ値
のフィールドが全ての表形式ファイルに存在するので、
後に複数の表形式ファイルをマージして新たな表形式フ
ァイルを作成することも可能である。次に、運転管理者
はパソコンで動作する表計算ソフト、例えば、マイクロ
ソフト社のEXCELを起動する。この表計算ソフトを
用いることにより、種々の解析が容易に行え、さらに、
結果のグラフ表示も容易に行える。
成されるが、時系列データを標記するタイムスタンプ値
のフィールドが全ての表形式ファイルに存在するので、
後に複数の表形式ファイルをマージして新たな表形式フ
ァイルを作成することも可能である。次に、運転管理者
はパソコンで動作する表計算ソフト、例えば、マイクロ
ソフト社のEXCELを起動する。この表計算ソフトを
用いることにより、種々の解析が容易に行え、さらに、
結果のグラフ表示も容易に行える。
【0022】
【作用】本発明の計算機システムの使用実績集計方法に
よれば、計算機システムの稼働データファイルに格納さ
れている可変長レコードの稼働データに対して、パソコ
ンからのデータ抽出指令に基づいて、文字列データに変
換しながら表形式ファイルを作成する。その結果、変換
された表形式ファイルはネットワーク接続されたパソコ
ン,ワークステーションを始め、他の計算機システムへ
も転送可能である。
よれば、計算機システムの稼働データファイルに格納さ
れている可変長レコードの稼働データに対して、パソコ
ンからのデータ抽出指令に基づいて、文字列データに変
換しながら表形式ファイルを作成する。その結果、変換
された表形式ファイルはネットワーク接続されたパソコ
ン,ワークステーションを始め、他の計算機システムへ
も転送可能である。
【0023】
【実施例】図1は本発明の計算機システムの使用実績集
計方法を実現する計算機システムとネットワーク接続さ
れたパソコンの構成を端的に示した図である。図1にお
いて、1は計算機システム本体、2は計算機システム1
の稼働データを格納する稼働データファイル、3は稼働
データファイル2の内容を表形式の文字列データに変換
した結果を格納する変換データファイルである。一般
に、計算機システム本体1と稼働データファイル2,変
換データファイルを含めて計算機システムと呼んでいる
が、以降の説明では、計算機システム本体1のことを計
算機システムと言う。
計方法を実現する計算機システムとネットワーク接続さ
れたパソコンの構成を端的に示した図である。図1にお
いて、1は計算機システム本体、2は計算機システム1
の稼働データを格納する稼働データファイル、3は稼働
データファイル2の内容を表形式の文字列データに変換
した結果を格納する変換データファイルである。一般
に、計算機システム本体1と稼働データファイル2,変
換データファイルを含めて計算機システムと呼んでいる
が、以降の説明では、計算機システム本体1のことを計
算機システムと言う。
【0024】4は本発明の計算機システムの使用実績集
計方法が動作する制御装置であり、パソコンで実現して
も構わない。以降、本制御装置をパソコンで実現した実
施例で説明する。5は表示装置、6はキーボード、7は
マウス入力装置、8は表形式格納ファイル、9はハード
コピー装置(プリンタ)である。11はネットワーク線
であり、イーサネットなどのローカルエリアネットワー
クであっても構わない。ネットワーク線11には、本発
明の計算機システム1と制御装置4の他に他のパソコン
16も接続できる。さらに、制御対象の計算機システム
が複数台存在しても構わない。10はネットワーク線上
を流れるリクエスト・ブロックであり、制御装置4から
の要求情報や計算機システム1からの結果データが含ま
れる。
計方法が動作する制御装置であり、パソコンで実現して
も構わない。以降、本制御装置をパソコンで実現した実
施例で説明する。5は表示装置、6はキーボード、7は
マウス入力装置、8は表形式格納ファイル、9はハード
コピー装置(プリンタ)である。11はネットワーク線
であり、イーサネットなどのローカルエリアネットワー
クであっても構わない。ネットワーク線11には、本発
明の計算機システム1と制御装置4の他に他のパソコン
16も接続できる。さらに、制御対象の計算機システム
が複数台存在しても構わない。10はネットワーク線上
を流れるリクエスト・ブロックであり、制御装置4から
の要求情報や計算機システム1からの結果データが含ま
れる。
【0025】本発明の制御方法を実現する機構は、パソ
コン4、および制御対象の計算機システム1の中に組み
込まれている。
コン4、および制御対象の計算機システム1の中に組み
込まれている。
【0026】制御装置(パソコン等からなる)4のもと
では、パソコンのオペレーティング・システム(Ope
rating System : OS)12が動作し
ており、本発明の使用実績集計方法を実現するコマンド
解釈プログラム13,ファイル転送処理プログラム1
4、およびパソコンの応用プログラム15が動作する。
ここで、応用プログラム15は、一般に良く知られてい
る表計算ソフトのEXCELやLotus 1−2−3などで
ある。
では、パソコンのオペレーティング・システム(Ope
rating System : OS)12が動作し
ており、本発明の使用実績集計方法を実現するコマンド
解釈プログラム13,ファイル転送処理プログラム1
4、およびパソコンの応用プログラム15が動作する。
ここで、応用プログラム15は、一般に良く知られてい
る表計算ソフトのEXCELやLotus 1−2−3などで
ある。
【0027】制御対象の計算機システム1のもとでも、
本発明の使用実績集計方法を実現する処理プログラム群
が動作する。それらの処理プログラム群は計算機システ
ム1のオペレーティング・システム20の制御下で動作
する変換処理プログラム21,ファイル転送処理プログ
ラム22である。なお、23は変換規則テーブル(Tran
slation Table : TRT),24はバッフア(Buffer :
BUF)である。
本発明の使用実績集計方法を実現する処理プログラム群
が動作する。それらの処理プログラム群は計算機システ
ム1のオペレーティング・システム20の制御下で動作
する変換処理プログラム21,ファイル転送処理プログ
ラム22である。なお、23は変換規則テーブル(Tran
slation Table : TRT),24はバッフア(Buffer :
BUF)である。
【0028】本発明の計算機システムの使用実績集計方
法を実現する制御装置のパソコン(以降、制御装置と略
す)への指令は、キーボード6、あるいはマウス入力装
置7から行う。この指令はコマンドとして入力される。
法を実現する制御装置のパソコン(以降、制御装置と略
す)への指令は、キーボード6、あるいはマウス入力装
置7から行う。この指令はコマンドとして入力される。
【0029】図2は制御装置4へのコマンド一覧の例を
示している。図2のコマンド一覧の例の中で項番1から
項番4までは、計算機システム1の稼働データファイル
2からコマンド名称で指定されたレコード群を抽出し、
変換規則に基づいてレコードの形式や文字コード変換を
行い、その結果を制御装置4へ戻すコマンドである。項
番8は表示画面5aの内容をハードコピー装置9に出力
するコマンドである。また、項番9は表形式格納ファイ
ル8の内容をネットワーク上の他のパソコンやワークス
テーションへ転送するコマンドである。
示している。図2のコマンド一覧の例の中で項番1から
項番4までは、計算機システム1の稼働データファイル
2からコマンド名称で指定されたレコード群を抽出し、
変換規則に基づいてレコードの形式や文字コード変換を
行い、その結果を制御装置4へ戻すコマンドである。項
番8は表示画面5aの内容をハードコピー装置9に出力
するコマンドである。また、項番9は表形式格納ファイ
ル8の内容をネットワーク上の他のパソコンやワークス
テーションへ転送するコマンドである。
【0030】図3はキーボード6からコマンドを入力す
る場合の形式であり、コマンド名称31a,抽出範囲の
開始日付from date31b,終了日付to date31cを指
定する。なお、制御装置4への指令はキーボードからの
コマンド入力の他に表示画面5aに表示されるメニュー
画面からコマンドを選択して指定することも可能であ
る。
る場合の形式であり、コマンド名称31a,抽出範囲の
開始日付from date31b,終了日付to date31cを指
定する。なお、制御装置4への指令はキーボードからの
コマンド入力の他に表示画面5aに表示されるメニュー
画面からコマンドを選択して指定することも可能であ
る。
【0031】図4はメニュー画面の一例である。図4に
おいて、メニュー画面32のフィールド32aでは抽出
範囲の開始日付、フィールド32bでは抽出範囲の終了
日付を指定する。フィールド32cでコマンド番号を指
定する。なお、マウス7にてコマンド名称32dなどを
指定しても構わない。フィールド32eでは、制御装置
4で動作する表計算ソフトの名称を指定する。
おいて、メニュー画面32のフィールド32aでは抽出
範囲の開始日付、フィールド32bでは抽出範囲の終了
日付を指定する。フィールド32cでコマンド番号を指
定する。なお、マウス7にてコマンド名称32dなどを
指定しても構わない。フィールド32eでは、制御装置
4で動作する表計算ソフトの名称を指定する。
【0032】再び図1を参照するに、キーボード6から
入力されたコマンドはコマンド解釈処理プログラム13
にて解釈され、計算機システム1へのリクエスト・ブロ
ック10が作られる。そのリクエスト・ブロックは転送
処理プログラム14によって、計算機システム1へ転送
される。図5は、図1で示したリクエスト・ブロック1
0の形式を示している。リクエスト・ブロック10は受
信アドレスDEST.Addr.10a,送信アドレスSOURCE Add
r.10b,Lengthフィールド10c,要求コードREQ Code1
0d,抽出範囲RANGE 10e,データ列10hで構成さ
れる。なお、制御装置4から計算機システム1へ稼働デ
ータアの抽出を要求するときには、データ列フィールド
10hは存在しない。制御装置4から計算機システム1
へデータの抽出要求をするときの各フィールドの値は次
のようになる。
入力されたコマンドはコマンド解釈処理プログラム13
にて解釈され、計算機システム1へのリクエスト・ブロ
ック10が作られる。そのリクエスト・ブロックは転送
処理プログラム14によって、計算機システム1へ転送
される。図5は、図1で示したリクエスト・ブロック1
0の形式を示している。リクエスト・ブロック10は受
信アドレスDEST.Addr.10a,送信アドレスSOURCE Add
r.10b,Lengthフィールド10c,要求コードREQ Code1
0d,抽出範囲RANGE 10e,データ列10hで構成さ
れる。なお、制御装置4から計算機システム1へ稼働デ
ータアの抽出を要求するときには、データ列フィールド
10hは存在しない。制御装置4から計算機システム1
へデータの抽出要求をするときの各フィールドの値は次
のようになる。
【0033】(1)DEST Addr....計算機システム1
の論理アドレス。この例では‘1’ (2)SOURCE Addr...解析装置、すなわち制御装置4
の論理アドレス。
の論理アドレス。この例では‘1’ (2)SOURCE Addr...解析装置、すなわち制御装置4
の論理アドレス。
【0034】この例では‘101’ (3)Length.....LengthフィールドからRANGEフ
ィールドまでの長さ。 (4)REQ Code....図2で示したコマンド対応に番
号付け。‘UTLT'コマンドの場合には、‘1’ (5)RANGE from date...図3のfrom date31bの値 to date.....図3のto date31bの値 図5のリクエスト・ブロック10がネットワーク線11
を経由して計算機システム1へ渡される。なお、計算機
システム1から抽出データが制御装置4へ戻されるとき
には、データ列フィールド10hが付加されており、そ
のデータ列フィールド10hが稼働データファイル2か
ら抽出されたデータとなる。
ィールドまでの長さ。 (4)REQ Code....図2で示したコマンド対応に番
号付け。‘UTLT'コマンドの場合には、‘1’ (5)RANGE from date...図3のfrom date31bの値 to date.....図3のto date31bの値 図5のリクエスト・ブロック10がネットワーク線11
を経由して計算機システム1へ渡される。なお、計算機
システム1から抽出データが制御装置4へ戻されるとき
には、データ列フィールド10hが付加されており、そ
のデータ列フィールド10hが稼働データファイル2か
ら抽出されたデータとなる。
【0035】図6はコマンド解釈プログラム13とファ
イル転送処理プログラム14での処理フローを示してい
る。処理ステップ35aから処理ステップ35dまで
は、コマンド解釈プログラム13の処理フローであり、
処理ステップ35cがファイル転送処理プログラム14
の処理である。処理ステッ35aにてリクエスト・ブロ
ック10のREQ Code フィールド10d を完成させる。
次の処理ステップ35bにてRANGEフィールド10
eが完成する。処理ステップ35cでは、DESTAddr.1
0aとSOURCE Addr.10b を完成させる。次に、処理
ステップ35にてLengthフィールド10cの値を設定す
る。制御装置4から計算機システム1への要求時はデー
タ列フィールド10hが存在しない値、すなわち、Leng
thフィールド10cからRANGEフィールド10eま
でのデータの長さが設定される。処理ステップ35dま
での処理で図5に示したリクエスト・ブロック10が完
成すると、そのリクエスト・ブロック10はファイル転
送処理プログラム14の処理ステップ35eによって、
ネットワーク線11上に送出される。
イル転送処理プログラム14での処理フローを示してい
る。処理ステップ35aから処理ステップ35dまで
は、コマンド解釈プログラム13の処理フローであり、
処理ステップ35cがファイル転送処理プログラム14
の処理である。処理ステッ35aにてリクエスト・ブロ
ック10のREQ Code フィールド10d を完成させる。
次の処理ステップ35bにてRANGEフィールド10
eが完成する。処理ステップ35cでは、DESTAddr.1
0aとSOURCE Addr.10b を完成させる。次に、処理
ステップ35にてLengthフィールド10cの値を設定す
る。制御装置4から計算機システム1への要求時はデー
タ列フィールド10hが存在しない値、すなわち、Leng
thフィールド10cからRANGEフィールド10eま
でのデータの長さが設定される。処理ステップ35dま
での処理で図5に示したリクエスト・ブロック10が完
成すると、そのリクエスト・ブロック10はファイル転
送処理プログラム14の処理ステップ35eによって、
ネットワーク線11上に送出される。
【0036】以上で制御装置4の処理が一旦終了し、計
算機システム1からの応答を待つ。ここで、再び図1を
参照するに、リクエスト・ブロック10がネットワーク
線上に流れていると、ネットワーク線に接続されている
各装置、例えば計算機システム1やパソコン4などが、
そのリクエスト・ブロック10のDEST Addr.10aが自
装置を指定しているかを検査する。この実施例では、計
算機システム1が指定されたことになり、ネットワーク
線上を流れるリクエスト・ブロック10は計算機システ
ム1に取り込まれる。
算機システム1からの応答を待つ。ここで、再び図1を
参照するに、リクエスト・ブロック10がネットワーク
線上に流れていると、ネットワーク線に接続されている
各装置、例えば計算機システム1やパソコン4などが、
そのリクエスト・ブロック10のDEST Addr.10aが自
装置を指定しているかを検査する。この実施例では、計
算機システム1が指定されたことになり、ネットワーク
線上を流れるリクエスト・ブロック10は計算機システ
ム1に取り込まれる。
【0037】計算機システム1内に存在する本発明の計
算機システムの使用実績集計方法を実現する処理プログ
ラム群が動作する。これらの処理プログラム群は変換処
理プログラム21とファイル転送処理プログラム22で
ある。この処理の詳細を図7〜図9を用いて説明する。
算機システムの使用実績集計方法を実現する処理プログ
ラム群が動作する。これらの処理プログラム群は変換処
理プログラム21とファイル転送処理プログラム22で
ある。この処理の詳細を図7〜図9を用いて説明する。
【0038】図7は稼働データファイル2から指定され
たREQ Code10dに対応するレコードを抽出し、変換規
則テーブルTRT22の規則に基づいて文字列データの
レコードに変換する処理手順を示している。
たREQ Code10dに対応するレコードを抽出し、変換規
則テーブルTRT22の規則に基づいて文字列データの
レコードに変換する処理手順を示している。
【0039】図7を参照するに、計算機システム1の稼
働データファイル2のレコード群は可変長レコード形式
で格納されており、レコード36からレコード37ヘの
境界は前のレコード36のLL1フィールド36aから
分かる。LL1フィールド36aはレコード36の長さ
を表しており、レコード37を処理するためには、前の
レコード36を処理しなければならない。したがって、
図5のリクエスト・ブロック10のRANGEフィール
ド10eでレコードの抽出開始と終了範囲が指定されて
いても、必ずファイルの先頭レコードから処理される。
働データファイル2のレコード群は可変長レコード形式
で格納されており、レコード36からレコード37ヘの
境界は前のレコード36のLL1フィールド36aから
分かる。LL1フィールド36aはレコード36の長さ
を表しており、レコード37を処理するためには、前の
レコード36を処理しなければならない。したがって、
図5のリクエスト・ブロック10のRANGEフィール
ド10eでレコードの抽出開始と終了範囲が指定されて
いても、必ずファイルの先頭レコードから処理される。
【0040】図7では、判り易く説明するために ‘稼働データ抽出・レコード変換処理’21 と記述してあるが、これは図1の変換処理プログラム2
1のことである。この変換処理プログラム21は、稼働
データファイル2の先頭レコードから順次処理する。す
なわち、各レコードに対して、REQ Code10dの値に対
応するTYPフィールド36bのレコードを抽出し、か
つtimestampフィールド36cの値がRANGE10eの範囲
の入っているレコードのみを選択する。REQ Code10d
の値とTYPフィールド36bの値の対応関係は変換規則
テーブルTRT22に格納されている。
1のことである。この変換処理プログラム21は、稼働
データファイル2の先頭レコードから順次処理する。す
なわち、各レコードに対して、REQ Code10dの値に対
応するTYPフィールド36bのレコードを抽出し、か
つtimestampフィールド36cの値がRANGE10eの範囲
の入っているレコードのみを選択する。REQ Code10d
の値とTYPフィールド36bの値の対応関係は変換規則
テーブルTRT22に格納されている。
【0041】変換処理プログラム21は、抽出したレコ
ード36の数値データ36dを文字列データに変換して
レコード38を作る前に、変換データファイル3の先頭
レコード37を作成する。このレコード37は書式レコ
ードと呼んでおり、後に制御装置4が表形式格納ファイ
ル8に文字列データに変換されたレコードを格納すると
きに使用する。書式レコードは、 (1)REQ Codeフィールド:リクエスト・ブロ
ックのREQ Code10dと同一の値 (2)RANGEフィールド:リクエスト・ブロックの
RANGE 16eと同一の値 (3)フォーマット情報フィールド:次に続くレコード
のフォーマット情報(フィールド数とフィールドサイズ
が格納されている) のフィールドで成っている。
ード36の数値データ36dを文字列データに変換して
レコード38を作る前に、変換データファイル3の先頭
レコード37を作成する。このレコード37は書式レコ
ードと呼んでおり、後に制御装置4が表形式格納ファイ
ル8に文字列データに変換されたレコードを格納すると
きに使用する。書式レコードは、 (1)REQ Codeフィールド:リクエスト・ブロ
ックのREQ Code10dと同一の値 (2)RANGEフィールド:リクエスト・ブロックの
RANGE 16eと同一の値 (3)フォーマット情報フィールド:次に続くレコード
のフォーマット情報(フィールド数とフィールドサイズ
が格納されている) のフィールドで成っている。
【0042】書式レコードを作り終わると、次に、レコ
ード36の数値データ36dを文字列データ38b,3
8cへと変換する。この変換処理は変換規則テーブルTR
T22を利用して行う。なお、各レコードの先頭フィール
ドには、日付のタイムスタンプtimestamp1 38aが格
納される。この値は各レコード36のtimestamp36c
から複写する。レコード37,38,39を順次に作成
する処理は、抽出範囲RANGE10eを超えるまで行う。これ
らのレコード群が変換データファイル3に格納される。
ード36の数値データ36dを文字列データ38b,3
8cへと変換する。この変換処理は変換規則テーブルTR
T22を利用して行う。なお、各レコードの先頭フィール
ドには、日付のタイムスタンプtimestamp1 38aが格
納される。この値は各レコード36のtimestamp36c
から複写する。レコード37,38,39を順次に作成
する処理は、抽出範囲RANGE10eを超えるまで行う。これ
らのレコード群が変換データファイル3に格納される。
【0043】図8は変換規則テーブルTRT23の形式
である。TRT23は稼働データファイル2の各レコー
ドが、どのような属性で格納されているかを記述してお
り、各レコードのTYP36b毎に記述してある。した
がって、REQ Code23aとTYP23bとの対応関係を
明確にしておけば、稼働データファイル2の各レコード
36の数値データ36dを文字列データ38b,38へ
と変換できる。例えば、REQ Codeが‘1’の場合には、
対応する稼働データファイル2のレコード36のTYP
は16進数表示X‘A0’となり、数値データ36dは
4つのデータでなっていることが分かる。各々のデータ
は属性23daよりバイナリ形式(B)で長さ23db
は2バイトとなる。なお、属性23daが文字列(C)
ならば、文字列データへの変換を行わずに、そのままレ
コード38の文字列データ38cに複写する。
である。TRT23は稼働データファイル2の各レコー
ドが、どのような属性で格納されているかを記述してお
り、各レコードのTYP36b毎に記述してある。した
がって、REQ Code23aとTYP23bとの対応関係を
明確にしておけば、稼働データファイル2の各レコード
36の数値データ36dを文字列データ38b,38へ
と変換できる。例えば、REQ Codeが‘1’の場合には、
対応する稼働データファイル2のレコード36のTYP
は16進数表示X‘A0’となり、数値データ36dは
4つのデータでなっていることが分かる。各々のデータ
は属性23daよりバイナリ形式(B)で長さ23db
は2バイトとなる。なお、属性23daが文字列(C)
ならば、文字列データへの変換を行わずに、そのままレ
コード38の文字列データ38cに複写する。
【0044】図9は上記で述べた変換処理手順を実行す
る変換処理プログラム21と変換結果の変換データファ
イル3の内容を制御装置4へ転送するファイル転送処理
プログラム22の処理フローを示している。
る変換処理プログラム21と変換結果の変換データファ
イル3の内容を制御装置4へ転送するファイル転送処理
プログラム22の処理フローを示している。
【0045】処理ステップ41aでは、稼働データファ
イル2,変換データファイル3をアクセス可能にする。
一般に、この処理はファイルのオープン処理として知ら
れている。処理ステップ41bでは、稼働データファイ
ル2のレコードを先頭から順次にBUF24に読み込
み、RANGEフィールド10eのfrom date 10fの
値を有するレコードまでスキップする。処理ステップ4
1c以降が図7で示した変換処理である。処理ステップ
41cに稼働データファイル2のレコードをBUF24
に読み込み、処理ステップ41dにて該レコードのTY
Pフィールド36cの値がREQ Code10dに対応するか
の検査をする。この検査は図8の変換規則テーブルTR
T23を使用して行う。検査の結果、対応しないならば
処理ステップ41cへ戻る。REQ Code10dに対応した
レコードであるならば、処理ステップ41d以降の処理
を続ける。先ず、処理ステップ41eにて、当該レコー
ド36が抽出範囲内か否かの検査を行う。この検査処理
は該レコード36のtimestamp フィールド36cの値が
リクエスト・ブロック10のRANGEフィールド10
eの値の範囲内か否かを検査すれば良い。当該レコード
が抽出範囲外であるならば、変換処理の一連の処理が完
了したことになる。そのときには、処理ステップ41
i、処理ステップ22を実行する。これらの処理ステッ
プは、変換データファイル3の内容をネットワーク線1
1を経由して制御装置4へ転送する処理である。処理の
詳細は後に説明する。
イル2,変換データファイル3をアクセス可能にする。
一般に、この処理はファイルのオープン処理として知ら
れている。処理ステップ41bでは、稼働データファイ
ル2のレコードを先頭から順次にBUF24に読み込
み、RANGEフィールド10eのfrom date 10fの
値を有するレコードまでスキップする。処理ステップ4
1c以降が図7で示した変換処理である。処理ステップ
41cに稼働データファイル2のレコードをBUF24
に読み込み、処理ステップ41dにて該レコードのTY
Pフィールド36cの値がREQ Code10dに対応するか
の検査をする。この検査は図8の変換規則テーブルTR
T23を使用して行う。検査の結果、対応しないならば
処理ステップ41cへ戻る。REQ Code10dに対応した
レコードであるならば、処理ステップ41d以降の処理
を続ける。先ず、処理ステップ41eにて、当該レコー
ド36が抽出範囲内か否かの検査を行う。この検査処理
は該レコード36のtimestamp フィールド36cの値が
リクエスト・ブロック10のRANGEフィールド10
eの値の範囲内か否かを検査すれば良い。当該レコード
が抽出範囲外であるならば、変換処理の一連の処理が完
了したことになる。そのときには、処理ステップ41
i、処理ステップ22を実行する。これらの処理ステッ
プは、変換データファイル3の内容をネットワーク線1
1を経由して制御装置4へ転送する処理である。処理の
詳細は後に説明する。
【0046】稼働データファイル2から読み込んだレコ
ード36が抽出範囲であるならば、次の判定処理ステッ
プ41fにて当該レコードが最初か否かを調べる。抽出
範囲内の最初のレコードであるならば、処理ステップ4
1gにて、図7で述べた書式レコード38を作成する。
ード36が抽出範囲であるならば、次の判定処理ステッ
プ41fにて当該レコードが最初か否かを調べる。抽出
範囲内の最初のレコードであるならば、処理ステップ4
1gにて、図7で述べた書式レコード38を作成する。
【0047】次の処理ステップ41hは、稼働データフ
ァイル2からBUF24に読み込んだレコード36を変
換規則テーブルTRT22に記述された変換規則にした
がって文字列データに変換したレコードを作成する。変
換レコード38の先頭フィールドは必ずtimestampフィ
ールド38aとなり、元のレコード36のtimestamp3
6cから複写する。なお、レコード36の数値データ3
6dを文字列データに変換したくない場合には、図8で
示した変換規則テーブルTRT23の属性フィールド2
3daの値を‘C’、すなわち、すでに文字列データで
ある旨の属性に設定すれば良い。
ァイル2からBUF24に読み込んだレコード36を変
換規則テーブルTRT22に記述された変換規則にした
がって文字列データに変換したレコードを作成する。変
換レコード38の先頭フィールドは必ずtimestampフィ
ールド38aとなり、元のレコード36のtimestamp3
6cから複写する。なお、レコード36の数値データ3
6dを文字列データに変換したくない場合には、図8で
示した変換規則テーブルTRT23の属性フィールド2
3daの値を‘C’、すなわち、すでに文字列データで
ある旨の属性に設定すれば良い。
【0048】上記の処理ステップ41cから処理ステッ
プ41hまでの処理をRANGE10dで指定された抽出範囲の
間繰り返す。その結果、変換レコード38,39が作ら
れる。稼働データファイル2からBUF24に読み込ん
だレコードが抽出範囲を超えると処理ステップ41i、
処理ステップ22が実行される。処理ステップ41iは
稼働データファイル2、および変換データファイル3
を、一旦クローズする。このクローズとは、当該ファイ
ルへのアクセスを止めてファイル装置2,3を処理プロ
グラムから使用しない旨の宣言処理を行う。
プ41hまでの処理をRANGE10dで指定された抽出範囲の
間繰り返す。その結果、変換レコード38,39が作ら
れる。稼働データファイル2からBUF24に読み込ん
だレコードが抽出範囲を超えると処理ステップ41i、
処理ステップ22が実行される。処理ステップ41iは
稼働データファイル2、および変換データファイル3
を、一旦クローズする。このクローズとは、当該ファイ
ルへのアクセスを止めてファイル装置2,3を処理プロ
グラムから使用しない旨の宣言処理を行う。
【0049】以上で変換処理プログラム21の処理が終
了し、制御は次のファイル転送処理プログラム22へ移
る。ファイル転送処理プログラム22は変換データファ
イル3の内容を順次にBUF24に読み込み、図5で示
したリクエスト・ブロック10のデータ列フィールド1
0hのデータとする。すなわち、計算機システム1から
ネットワーク線11上にデータを送るときには、このリ
クエスト・ブロック10の形式を用いる。なお、計算機
システム1から制御装置4へ図5のリクエスト・ブロッ
ク10を転送するため、次のフィールドの値を、以下の
ように再設定する。
了し、制御は次のファイル転送処理プログラム22へ移
る。ファイル転送処理プログラム22は変換データファ
イル3の内容を順次にBUF24に読み込み、図5で示
したリクエスト・ブロック10のデータ列フィールド1
0hのデータとする。すなわち、計算機システム1から
ネットワーク線11上にデータを送るときには、このリ
クエスト・ブロック10の形式を用いる。なお、計算機
システム1から制御装置4へ図5のリクエスト・ブロッ
ク10を転送するため、次のフィールドの値を、以下の
ように再設定する。
【0050】(1)DEST Addr.: 解析装置1の論理ア
ドレス‘101’とする。
ドレス‘101’とする。
【0051】(2)SOURCE Addr.: 計算機システム
‘1’とする。
‘1’とする。
【0052】(3)Length : レコード長を含めた値
にする。
にする。
【0053】すなわち、DEST Addr./SOURCE Addr.は、
計算機システム1が、先にリクエスト・ブロック10を
受信したときの論理アドレスを入れ替えることになる。
これにより、変換結果のレコードが付加されたリクエス
ト・ブロック10がネットワーク線上に送出されると、
制御装置4が順次、該リクエスト・ブロック10を受け
取れる。この変換レコードが付加されたリクエスト・ブ
ロック10の送出は、変換データファイル3のレコード
群がなくなるまで行われる。
計算機システム1が、先にリクエスト・ブロック10を
受信したときの論理アドレスを入れ替えることになる。
これにより、変換結果のレコードが付加されたリクエス
ト・ブロック10がネットワーク線上に送出されると、
制御装置4が順次、該リクエスト・ブロック10を受け
取れる。この変換レコードが付加されたリクエスト・ブ
ロック10の送出は、変換データファイル3のレコード
群がなくなるまで行われる。
【0054】ここで、再び図1を参照するに、ネットワ
ーク線11上を流れるリクエスト・ブロック10は、制
御装置4のファイル転送処理プログラム14が受信す
る。これはDEST Addr.が当該制御装置4となっているた
めである。制御装置4のファイル転送処理プログラム1
4は、最初に受信したリクエスト・ブロック10のデー
タ列10hを書式レコードと認識し、後続のレコードを
フォーマッティングするための準備を行う。この処理
は、図7の書式レコード37からフィールド数37ca,フ
ィールドサイズ37abを取り込み、次に受信するレコ
ード内でのフィールド切り出しのデータとして活用す
る。
ーク線11上を流れるリクエスト・ブロック10は、制
御装置4のファイル転送処理プログラム14が受信す
る。これはDEST Addr.が当該制御装置4となっているた
めである。制御装置4のファイル転送処理プログラム1
4は、最初に受信したリクエスト・ブロック10のデー
タ列10hを書式レコードと認識し、後続のレコードを
フォーマッティングするための準備を行う。この処理
は、図7の書式レコード37からフィールド数37ca,フ
ィールドサイズ37abを取り込み、次に受信するレコ
ード内でのフィールド切り出しのデータとして活用す
る。
【0055】書式レコードの処理が終わると、次に続く
レコードから最後に受信するレコードまでを、表形式格
納ファイル8に順次、格納して行く。8aはこの表形式
の概念を示している。すなわち、各レコード毎に表形式
の行データとなり、各レコードのフィールド毎が列デー
タとなる。また、第1列データは、必ず日付付きのタイ
ムスタンプデータとなるのが、本発明の特徴である。す
なわち、稼働データファイル2からどの種類のデータを
抽出しても、各々作成される表形式格納ファイル8aの
先頭列は日付付きのタイムスタンプデータとなるため、
後に表形式格納ファイル8a同士を合成したり、あるい
は表計算ソフトにて両者を共通に操作することも容易に
なる。
レコードから最後に受信するレコードまでを、表形式格
納ファイル8に順次、格納して行く。8aはこの表形式
の概念を示している。すなわち、各レコード毎に表形式
の行データとなり、各レコードのフィールド毎が列デー
タとなる。また、第1列データは、必ず日付付きのタイ
ムスタンプデータとなるのが、本発明の特徴である。す
なわち、稼働データファイル2からどの種類のデータを
抽出しても、各々作成される表形式格納ファイル8aの
先頭列は日付付きのタイムスタンプデータとなるため、
後に表形式格納ファイル8a同士を合成したり、あるい
は表計算ソフトにて両者を共通に操作することも容易に
なる。
【0056】図10は制御装置4で動作する表計算ソフ
トを用いて、表形式格納ファイル8のデータを解析した
結果の出力例である。図10の出力例は、表示画面5a
に表示された結果をハードコピー装置9に出力した結果
である。また、表形式格納ファイル8のデータを他のパ
ソコン、例えばパソコン16へ転送することも行える。
これは、図2で示した‘TRANS’コマンドを実行す
る。さらに、制御装置4から計算機システム1へデータ
の抽出要求を出して、抽出結果のデータはパソコン16
に送り返す要求も行える。この場合には、図5のリクエ
スト・ブロック10のSOURCE Addr.10の値にパソコン
16の論理アドレスの値を設定すれば良い。
トを用いて、表形式格納ファイル8のデータを解析した
結果の出力例である。図10の出力例は、表示画面5a
に表示された結果をハードコピー装置9に出力した結果
である。また、表形式格納ファイル8のデータを他のパ
ソコン、例えばパソコン16へ転送することも行える。
これは、図2で示した‘TRANS’コマンドを実行す
る。さらに、制御装置4から計算機システム1へデータ
の抽出要求を出して、抽出結果のデータはパソコン16
に送り返す要求も行える。この場合には、図5のリクエ
スト・ブロック10のSOURCE Addr.10の値にパソコン
16の論理アドレスの値を設定すれば良い。
【0057】
【発明の効果】以上、本発明によれば、計算機システム
の稼働データファイルに蓄積された稼働データに対して
種々の解析を行うときに、必要な種別と抽出範囲を指定
して指示すれば、本発明の計算機システムの使用実績集
計方法の処理手段が指定された稼働データのみを稼働デ
ータファイルから抽出し、文字列でなる表形式データの
形式で解析制御装置のパソコンへ転送するので、パソコ
ン側では表計算ソフトを用いて各種の解析が簡単に行え
る。その結果、従来のように、解析項目の追加や変更の
度に計算機システムで動作する解析プログラムの変更作
業,新規作成作業が不要となるので、計算機システムの
使用実態集計処理や解析処理が迅速に行える効果があ
る。
の稼働データファイルに蓄積された稼働データに対して
種々の解析を行うときに、必要な種別と抽出範囲を指定
して指示すれば、本発明の計算機システムの使用実績集
計方法の処理手段が指定された稼働データのみを稼働デ
ータファイルから抽出し、文字列でなる表形式データの
形式で解析制御装置のパソコンへ転送するので、パソコ
ン側では表計算ソフトを用いて各種の解析が簡単に行え
る。その結果、従来のように、解析項目の追加や変更の
度に計算機システムで動作する解析プログラムの変更作
業,新規作成作業が不要となるので、計算機システムの
使用実態集計処理や解析処理が迅速に行える効果があ
る。
【図1】本発明の一実施態様を示す説明図。
【図2】本発明の一実施例における制御装置へのコマン
ドの一例を示した説明図。
ドの一例を示した説明図。
【図3】一実施例におけるキーボードから入力されるコ
マンドの形式を示した説明図。
マンドの形式を示した説明図。
【図4】一実施例におけるメニュー画面の一例を示した
図。
図。
【図5】一実施例におけるリクエスト・ブロックの形式
を示した説明図。
を示した説明図。
【図6】本発明の一実施例のコマンド解釈プログラムと
ファイル転送処理プログラムの処理フロー図。
ファイル転送処理プログラムの処理フロー図。
【図7】本発明の一実施例の抽出データをレコードに変
換する処理手順を示した図。
換する処理手順を示した図。
【図8】本発明の一実施例の変換規則テーブルの形式を
示した図。
示した図。
【図9】本発明の一実施例の抽出されたレコードを文字
列データに変換する処理手順を示した図。
列データに変換する処理手順を示した図。
【図10】本発明の一実施例において解析結果をハード
コピー装置に出力した例を示した図。
コピー装置に出力した例を示した図。
1…計算機システム、2…稼働データファイル、3…変
換データファイル、4…パソコンでなる制御装置、5…
表示装置、8…表形式格納ファイル、10…リクエスト
・ブロック、11…ネットワーク線、13…コマンド解
釈プログラム、14…ファイル転送処理プログラム、2
1…変換処理プログラム、22…変換規則テーブル、2
2…ファイル転送プログラム。
換データファイル、4…パソコンでなる制御装置、5…
表示装置、8…表形式格納ファイル、10…リクエスト
・ブロック、11…ネットワーク線、13…コマンド解
釈プログラム、14…ファイル転送処理プログラム、2
1…変換処理プログラム、22…変換規則テーブル、2
2…ファイル転送プログラム。
フロントページの続き (72)発明者 国西 元英 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内
Claims (17)
- 【請求項1】計算機システムの使用実績を集計処理する
過程において、該計算機システムとネットワーク接続さ
れた制御装置と該計算機システム内に処理プログラムを
有し、 該制御装置は、該制御装置の入力手段から入力された第
1の指令を解釈し、該計算機システムの処理プログラム
へ、該計算機システムの稼働データファイルに格納され
ている稼働データ群の中から該第1の指令に対応した稼
働データを抽出するリクエスト・ブロックを転送し、計
算機システムの処理プログラムは、該リクエスト・ブロ
ックに呼応して稼働データファイルから対応するレコー
ドを順次に読み出し、データ変換規則に基づいて該レコ
ードの内容を文字列データに変換し、変換結果データを
第1の変換データファイルに格納し、指定された範囲の
レコードの変換処理が終了後、該第1の変換ファイルの
内容を、該使用実績集計装置へ変換データ付きのリクエ
スト・ブロックを転送し、該制御装置は、計算機システ
ム内の処理プログラムから転送されてきた変換データ付
きのリクエスト・ブロックを分解し、該制御装置の第2
の表形式格納ファイルに格納し、制御装置のもとで動作
する表計算処理プログラムが該第2の表形式格納ファイ
ルを使用可能とする処理手段を有する計算機システムの
使用実績集計方法。 - 【請求項2】制御装置の入力手段から入力される第1の
指令は、該計算機システムの稼働データファイルから抽
出するデータの種別と抽出範囲からなることを特徴とす
る請求項1記載の計算機システムの使用実績集計方法。 - 【請求項3】抽出範囲は、暦の年月日でなるタイムスタ
ンプで指定することを特徴とする請求項2記載の計算機
システムの使用実績集計方法。 - 【請求項4】抽出するデータの種別には、該計算機シス
テムのもとで実行されたジョブの実行実績を指定できる
ことを特徴とする請求項2記載の計算機システムの使用
実績集計方法。 - 【請求項5】抽出するデータの種別には、該計算機シス
テム資源の使用状況を指定できることを特徴とする請求
項2記載の計算機システムの使用実績集計方法。 - 【請求項6】制御装置の入力手段から入力される第1の
指令は、該制御装置のキーボード入力装置から入力され
たコマンド・データ列でなることを特徴とする請求項1
記載の計算機システムの使用実績集計方法。 - 【請求項7】操作端末装置から入力される第1の指令
は、該操作端末装置の表示画面にあらかじめ表示された
メニュー画面から選択できることを特徴とする請求項1
記載の計算機システムの使用実績集計方法。 - 【請求項8】請求項1記載のリクエスト・ブロックは、
該リクエスト・ブロックの宛先アドレスと要求元アドレ
スと要求コードと抽出範囲とでなることを特徴とする請
求項1記載の計算機システムの使用実績集計方法。 - 【請求項9】該制御装置は、該制御装置の入力手段から
入力されたコマンド・データ列のコマンド指定フィール
ドを解釈し、対応する要求コードを生成する処理手段を
有する請求項8記載の計算機システムの使用実績集計方
法。 - 【請求項10】該制御装置は、該制御装置の入力手段か
ら入力されたコマンド・データ列の範囲指定フィールド
を解釈し、抽出範囲を生成する処理手段を有する請求項
8記載の計算機システムの使用実績集計方法。 - 【請求項11】稼働データファイルの内容をデータ変換
規則に基づいて文字列データに変換するときに、各稼働
データの種別毎に当該レコードの標記方法、データの長
さを記憶した変換規則テーブルを有し、該レコードの文
字列データへの変換時に、該変換規則テーブルの規則に
したがって動作する制御手段を有する4請求項1記載の
計算機システムの使用実績集計方法。 - 【請求項12】前項記載の変換規則テーブル内に記述さ
れた当該レコードの標記方法の指定において、あらかじ
め文字列データである旨の表示がなされているときに
は、文字列データへの変換処理を行わない処理手段を有
する請求項11記載の計算機システムの使用実績集計方
法。 - 【請求項13】変換結果データを第1の変換データファ
イルに格納する処理過程において、該第1の変換データ
ファイルの先頭レコードには、後続のレコード群のフィ
ールド情報を記述したレコードを付加する処理手段を有
する請求項11記載の計算機システムの使用実績集計方
法。 - 【請求項14】データ変換規則に基づいて稼働データフ
ァイルの第1の各レコードを変換し、第1の変換データ
ファイルの第2のレコードを作成するときに、該変換デ
ータファイルの第2のレコードを形成するフィールド群
の先頭フィールドには、稼働データファイルの第1のレ
コードに記憶されている日付データを必ず格納する処理
手段を有する請求項11記載の計算機システムの使用実
績集計方法。 - 【請求項15】計算機システムの処理プログラムから制
御装置へ転送する変換データ付きのリクエスト・ブロッ
クは、先に制御装置から受信したリクエスト・ブロック
に変換データを付加し、宛先アドレスを制御装置に設定
し、要求元アドレスを計算機システムに設定した値でな
ることを特徴とする請求項1記載の計算機システムの使
用実績集計方法。 - 【請求項16】計算機システムの処理プログラムから転
送されてきた変換データ付きのリクエスト・ブロックを
分解するときに、最初に送られた該変換データ付きのリ
クエスト・ブロックのデータを後続の変換データ付きの
リクエスト・ブロック内のデータ群のフィールド情報を
記述した情報とみなして分解処理を行う処理手段を有す
る請求項1記載の計算機システムの使用実績集計方法。 - 【請求項17】計算機システムの使用実績を集計処理す
る過程において、該計算機システムとネットワーク接続
された複数の制御装置と該計算機システム内に処理プロ
グラムを有し、該第1の制御装置は、該第1の制御装置
の入力手段から入力された第1の指令を解釈し、該計算
機システムの処理プログラムへ該計算機システムの稼働
データファイルに格納されている稼働データ群の中から
該第1の指令に対応した稼働データを抽出するリクエス
ト・ブロックを転送し、計算機システムの処理プログラ
ムは、該リクエスト・ブロックに呼応して稼働データフ
ァイルから対応するレコードを順次に読み出し、データ
変換規則に基づいて該レコードの内容を文字列データに
変換し、変換結果データを第1の変換データファイルに
格納し、指定された範囲のレコードの変換処理が終了
後、該第1の変換ファイルの内容を、該制御装置へ転送
した変換データ付きのリクエスト・ブロックを第2の制
御装置へ転送し、該第2の制御装置は、計算機システム
内の集計処理支援手段から転送されてきた変換データ付
きのリクエスト・ブロックを分解し、該制御装置の第2
の表形式格納ファイルに格納し、該制御装置のもとで動
作する表計算処理プログラムが該第2の表形式格納ファ
イルを使用可能ならしめる制御手段を有する計算機シス
テムの使用実績集計方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25037094A JPH08115236A (ja) | 1994-10-17 | 1994-10-17 | 計算機システムの使用実績集計方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25037094A JPH08115236A (ja) | 1994-10-17 | 1994-10-17 | 計算機システムの使用実績集計方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08115236A true JPH08115236A (ja) | 1996-05-07 |
Family
ID=17206918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25037094A Pending JPH08115236A (ja) | 1994-10-17 | 1994-10-17 | 計算機システムの使用実績集計方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08115236A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006099442A (ja) * | 2004-09-29 | 2006-04-13 | Canon Inc | 情報処理装置、履歴ファイル作成方法、及びプログラム |
JP2020086544A (ja) * | 2018-11-15 | 2020-06-04 | Necプラットフォームズ株式会社 | 情報処理装置、情報処理システム、テキスト自動変換方法及びテキスト自動変換プログラム |
-
1994
- 1994-10-17 JP JP25037094A patent/JPH08115236A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006099442A (ja) * | 2004-09-29 | 2006-04-13 | Canon Inc | 情報処理装置、履歴ファイル作成方法、及びプログラム |
US7860892B2 (en) | 2004-09-29 | 2010-12-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus, history file generation method and program |
JP2020086544A (ja) * | 2018-11-15 | 2020-06-04 | Necプラットフォームズ株式会社 | 情報処理装置、情報処理システム、テキスト自動変換方法及びテキスト自動変換プログラム |
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