JPH08114399A - 基台付き花火 - Google Patents
基台付き花火Info
- Publication number
- JPH08114399A JPH08114399A JP6275686A JP27568694A JPH08114399A JP H08114399 A JPH08114399 A JP H08114399A JP 6275686 A JP6275686 A JP 6275686A JP 27568694 A JP27568694 A JP 27568694A JP H08114399 A JPH08114399 A JP H08114399A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- paper tube
- firework
- fireworks
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 使用後に発生するゴミ処理問題を有効に解決
することができる基台付き花火1を提供する。 【構成】 紙管2の下端に合成樹脂製の基台3を一体化
してなる基台付き花火1において、紙管2の基台3寄り
の位置に、紙管2を二つに分割するためのミシン線5a
(分断手段5)を設けてなる。この基台付き花火1は、
使用した後においてミシン線5aにより紙管2を二つに
分割すれば、紙管2の上の部分を可燃ゴミとし、基台3
の付いた残りの部分を不燃ゴミとして分別処理すること
ができる。
することができる基台付き花火1を提供する。 【構成】 紙管2の下端に合成樹脂製の基台3を一体化
してなる基台付き花火1において、紙管2の基台3寄り
の位置に、紙管2を二つに分割するためのミシン線5a
(分断手段5)を設けてなる。この基台付き花火1は、
使用した後においてミシン線5aにより紙管2を二つに
分割すれば、紙管2の上の部分を可燃ゴミとし、基台3
の付いた残りの部分を不燃ゴミとして分別処理すること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙管の下端に合成樹脂
製の基台を設けた基台付き花火の改良に関する。
製の基台を設けた基台付き花火の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、打ち上げ花火など危険性の高い花
火は、手で持ったまま使用することが禁止されている。
従って、そのような危険な花火は、紙管の下端に合成樹
脂製の基台を接着して一体化し、該基台を支えとして自
立するようになっている。
火は、手で持ったまま使用することが禁止されている。
従って、そのような危険な花火は、紙管の下端に合成樹
脂製の基台を接着して一体化し、該基台を支えとして自
立するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記基台付き
花火は、紙管と基台が強力に接着されているから、使用
後の処理が問題である。すなわち、紙管の材質は紙であ
り、基台の材質は合成樹脂であるから、焚き火に入れて
燃やせば悪臭や煤が発生し、また、専用のゴミ焼却炉で
燃やせば焼却炉を傷める原因になってしまう。かといっ
て、使用済み花火の全部を不燃ゴミとして処理するにも
紙管の部分が大きくて不合理である。
花火は、紙管と基台が強力に接着されているから、使用
後の処理が問題である。すなわち、紙管の材質は紙であ
り、基台の材質は合成樹脂であるから、焚き火に入れて
燃やせば悪臭や煤が発生し、また、専用のゴミ焼却炉で
燃やせば焼却炉を傷める原因になってしまう。かといっ
て、使用済み花火の全部を不燃ゴミとして処理するにも
紙管の部分が大きくて不合理である。
【0004】本発明は、上記に鑑みなされたもので、そ
の目的は、使用後に発生するゴミ処理問題を有効に解決
することができる基台付き花火を提供することにある。
の目的は、使用後に発生するゴミ処理問題を有効に解決
することができる基台付き花火を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、紙管の下端に合成樹脂製の基台を一体化し
てなる基台付き花火において、紙管の基台寄りの位置又
は基台の紙管寄りの位置に、花火を二以上に分割するた
めの分断手段を設けてなる基台付き花火を提供する。
め本発明は、紙管の下端に合成樹脂製の基台を一体化し
てなる基台付き花火において、紙管の基台寄りの位置又
は基台の紙管寄りの位置に、花火を二以上に分割するた
めの分断手段を設けてなる基台付き花火を提供する。
【0006】
【作用】基台付き花火を使用した後、分断手段により花
火を二以上に分割すれば、紙管の多い部分を可燃ゴミと
し、残りの部分を不燃ゴミとして分別処理することがで
きる。
火を二以上に分割すれば、紙管の多い部分を可燃ゴミと
し、残りの部分を不燃ゴミとして分別処理することがで
きる。
【0007】
【実施例1】以下に本発明の実施例1を図1,図2を参
照しつつ説明する。
照しつつ説明する。
【0008】基台付き花火1は、火薬(図示せず)を充
填した紙管2と、該紙管2の下端に位置する合成樹脂製
の基台3とからなる。基台3には、紙管2の外径とほぼ
同じ内径の凹部4が設けられている。そして、基台3の
凹部4に紙管2が嵌まり、且つ、強力な接着材で両者が
一体化されている。
填した紙管2と、該紙管2の下端に位置する合成樹脂製
の基台3とからなる。基台3には、紙管2の外径とほぼ
同じ内径の凹部4が設けられている。そして、基台3の
凹部4に紙管2が嵌まり、且つ、強力な接着材で両者が
一体化されている。
【0009】而して、実施例1の紙管2には、基台3寄
りの位置に分断手段5たるミシン線5aが設けられてい
る。該ミシン線5aは、紙管2の回りを一周するように
設けられており、紙管2と基台3を逆向きに捻ることで
容易に破断すべく設定されている。従って、使用した基
台付き花火1は、紙管2と基台3を逆向きに捻って図2
のように紙管2を二分割し、上部を可燃ゴミとし、残り
を不燃ゴミとして分別処理すればよい。
りの位置に分断手段5たるミシン線5aが設けられてい
る。該ミシン線5aは、紙管2の回りを一周するように
設けられており、紙管2と基台3を逆向きに捻ることで
容易に破断すべく設定されている。従って、使用した基
台付き花火1は、紙管2と基台3を逆向きに捻って図2
のように紙管2を二分割し、上部を可燃ゴミとし、残り
を不燃ゴミとして分別処理すればよい。
【0010】
【実施例2】図3は実施例2を示す基台付き花火の斜視
図である。この実施例2の基台付き花火1は、分断手段
5たるミシン線5a,5aを二本平行に形成したもの
で、該ミシン線5a,5aの間に縦のミシン線5bを設
けたものである。こうすることによって、縦のミシン線
5bの部分を指で押し破り、二本のミシン線5a,5a
に沿ってベルト状に破り取ることができる。従って、紙
管2と基台3を持って捻る動作が不要になる。
図である。この実施例2の基台付き花火1は、分断手段
5たるミシン線5a,5aを二本平行に形成したもの
で、該ミシン線5a,5aの間に縦のミシン線5bを設
けたものである。こうすることによって、縦のミシン線
5bの部分を指で押し破り、二本のミシン線5a,5a
に沿ってベルト状に破り取ることができる。従って、紙
管2と基台3を持って捻る動作が不要になる。
【0011】
【実施例3】図4は実施例3を示す基台付き花火の斜視
図である。この実施例3の基台付き花火1は、分断手段
5たるミシン線5aを基台3の凹部4内に延長したこと
を特徴とする。こうすることによって、破断部分が凹部
4内にまで及ぶから、場合によっては凹部4に貼り付い
た紙管2をも除去することができ、完全な分別が可能に
なる。
図である。この実施例3の基台付き花火1は、分断手段
5たるミシン線5aを基台3の凹部4内に延長したこと
を特徴とする。こうすることによって、破断部分が凹部
4内にまで及ぶから、場合によっては凹部4に貼り付い
た紙管2をも除去することができ、完全な分別が可能に
なる。
【0012】
【実施例4】図5は実施例4を示す基台付き花火の断面
図である。この実施例4の基台付き花火1は、分断手段
5を基台3側に設けた点に特徴がある。すなわち、分断
手段5は、基台3の前記凹部4を形成する筒部6の付け
根にV溝5cを周設してなる。該V溝5aの部分は他の
部分に比べて強度が弱くなっているから、紙管2側から
強い衝撃が加われば簡単に破断する。図5では筒部6の
下と地面との間に隙間Sがあるため、紙管2を叩いて上
から衝撃を加えてやれば基台付き花火1が二つに分割さ
れる。また、筒部6の底が地面に接触するような寸法で
ある場合には、基台3を持って紙管2を下にし、そのま
ま紙管2を地面に打ち付けて突き上げる衝撃を加えてや
ればよい。
図である。この実施例4の基台付き花火1は、分断手段
5を基台3側に設けた点に特徴がある。すなわち、分断
手段5は、基台3の前記凹部4を形成する筒部6の付け
根にV溝5cを周設してなる。該V溝5aの部分は他の
部分に比べて強度が弱くなっているから、紙管2側から
強い衝撃が加われば簡単に破断する。図5では筒部6の
下と地面との間に隙間Sがあるため、紙管2を叩いて上
から衝撃を加えてやれば基台付き花火1が二つに分割さ
れる。また、筒部6の底が地面に接触するような寸法で
ある場合には、基台3を持って紙管2を下にし、そのま
ま紙管2を地面に打ち付けて突き上げる衝撃を加えてや
ればよい。
【0013】以上本発明を実施例1〜4について説明し
たが、もちろん本発明は上記実施例に限定されるもので
はない。例えば、紙管2に分断手段5を設ける場合にお
いて、ミシン線5a以外に、段ボール箱の包装手段にお
いて公知である技術を応用し、紙管2の内部に高強度の
ベルトを貼り付け、且つ、該ベルトの端を紙管2の外部
に舌状に突出させ、そのベルトの突出端を引っ張って紙
管2を破断するようにすることもできる。また、実施例
1〜4では基台付き花火1の分割数を二つにしたが、い
くつに分割してもよい。さらにまた、実施例1〜3にお
いて紙管2の中に玩具やおみくじなどを封入し、御負の
要素を取り入れて紙管2の分断が間違いなく実行される
ようにしてもよい。
たが、もちろん本発明は上記実施例に限定されるもので
はない。例えば、紙管2に分断手段5を設ける場合にお
いて、ミシン線5a以外に、段ボール箱の包装手段にお
いて公知である技術を応用し、紙管2の内部に高強度の
ベルトを貼り付け、且つ、該ベルトの端を紙管2の外部
に舌状に突出させ、そのベルトの突出端を引っ張って紙
管2を破断するようにすることもできる。また、実施例
1〜4では基台付き花火1の分割数を二つにしたが、い
くつに分割してもよい。さらにまた、実施例1〜3にお
いて紙管2の中に玩具やおみくじなどを封入し、御負の
要素を取り入れて紙管2の分断が間違いなく実行される
ようにしてもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明は、紙と合成樹脂の複合構造であ
る基台付き花火を、紙管又は基台に分断手段を設けて二
以上に分割するようにしたため、材質別のゴミ処理が可
能になり、従って、使用済み基台付き花火のゴミ処理問
題が一挙に解消できる効果がある。
る基台付き花火を、紙管又は基台に分断手段を設けて二
以上に分割するようにしたため、材質別のゴミ処理が可
能になり、従って、使用済み基台付き花火のゴミ処理問
題が一挙に解消できる効果がある。
【図1】 基台付き花火の斜視図である。
【図2】 紙管を破断させた状態を示す基台付き花火の
斜視図である。
斜視図である。
【図3】 実施例2を示す基台付き花火の斜視図であ
る。
る。
【図4】 実施例3を示す基台付き花火の斜視図であ
る。
る。
【図5】 実施例4を示す基台付き花火の断面図であ
る。
る。
1 …基台付き花火 2 …紙管 3 …基台 5 …分断手段
Claims (1)
- 【請求項1】 紙管の下端に合成樹脂製の基台を一体化
してなる基台付き花火において、 紙管の基台寄りの位置又は基台の紙管寄りの位置に、花
火を二以上に分割するための分断手段を設けてなること
を特徴とする基台付き花火。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6275686A JPH08114399A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | 基台付き花火 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6275686A JPH08114399A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | 基台付き花火 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08114399A true JPH08114399A (ja) | 1996-05-07 |
Family
ID=17558947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6275686A Pending JPH08114399A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | 基台付き花火 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08114399A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2147099A1 (es) * | 1997-10-15 | 2000-08-16 | Gamon Fernando Garcia | Bateria de morteros para fuegos artificiales. |
-
1994
- 1994-10-14 JP JP6275686A patent/JPH08114399A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2147099A1 (es) * | 1997-10-15 | 2000-08-16 | Gamon Fernando Garcia | Bateria de morteros para fuegos artificiales. |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |