JPH08113Y2 - 工作機械 - Google Patents

工作機械

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JPH08113Y2
JPH08113Y2 JP1905990U JP1905990U JPH08113Y2 JP H08113 Y2 JPH08113 Y2 JP H08113Y2 JP 1905990 U JP1905990 U JP 1905990U JP 1905990 U JP1905990 U JP 1905990U JP H08113 Y2 JPH08113 Y2 JP H08113Y2
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JP
Japan
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main body
auxiliary table
auxiliary
feed
main
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JP1905990U
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JPH03109732U (ja
Inventor
勝美 土居
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勝美 土居
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、主テーブルのほかに補助テーブルを有し
ている工作機械に関する。
〔従来の技術〕
穴明けや各種のミーリング加工等を1台でこなせるい
わゆる万能型の工作機械においては、その使用効率を高
める目的で、或いは、より広範なサイズのワークの加工
を可能ならしめる目的で本体の後部や側部に補助テーブ
ルを設けることがある。なお、その補助テーブルは、主
テーブルと同様に所定位置に据え付けているのが一般的
である。
〔考案が解決しようとする課題〕
据え付け方式の補助テーブルを設けた工作機械は、補
助テーブルのための専有スペースも必要とするので、機
械の周りの空きスペースを他の作業にも有効に活用せざ
るを得ない狭い場所での使用には向かない。
そこで、補助テーブルの一端を本体にヒンジ結合して
未使用時に折り畳むことを考えたが、この種のテーブル
は加工ヘッドとの位置関係を正確に保つのが難しい。ま
た、送り機構を含めると重量や厚み寸法が増すため、補
助テーブルを折り畳むこと自体が容易でない。
この考案は、これ等の課題の解決策として有効な工作
機械を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、上記の課題を解決するために、加工ヘッ
ドを本体上の水平旋回アームに取付けて本体の後部側へ
移動可能となしてある工作機械において、上記本体の下
部に、本体内から本体の後面側に出没する送りテーブル
とワーク保持用の補助テーブルとを送りテーブル上に補
助テーブルを重ねて設け、さらに、本体と送りテーブル
との間に送りテーブルのスライドガイドと早送り機構
を、送りテーブルと、補助テーブルとの間に補助テーブ
ルのスライドガイドと微送り機構を各々設ける。
〔作用〕
上述の構成であると、未使用時に補助テーブルと送り
テーブルを本体内に引き込んでおくことができるので、
補助テーブル用の専有スペースが不用になる。
また、本体と送りテーブルの位置関係、送りテーブル
と補助テーブルの位置関係が各々の間のスライドガイド
によって正確に保たれるので補助テーブルと加工ヘッド
の位置関係も安定する。
さらに、早送り機構を操作すると送りテーブルが補助
テーブルを伴なって本体から出没するので、補助テーブ
ルの出し入れも容易である。
〔実施例〕
第1図乃至第4図に基いて、この考案の一実施例を説
明する。
第1図の1は本体、2は1の上部に360°水平旋回可
能に設けたアーム、3はアームの一端に取付けた加工ヘ
ッド、4は本体の前部に設けた主テーブルである。
加工ヘッド3はスピンドル3aの回転駆動手段と縦送り
機構を有している。回転駆動手段はモータ3bと変速機3c
を含み、一方、縦送り機構は入力レバー3dを含む。ま
た、図面のヘッドは、アーム2との間にインデックス機
構を2組設けて前後、左右に全体を傾け得るようにして
ある。
主テーブル4は、ボールねじを用いた横送り機構4aと
前後送り機構4bを有している。また、図面の装置は、主
テーブルの受け台5を本体で上下動可能にガイドし、本
体との間に設けた昇降機構6で受け台5を上下動させて
主テーブルをヘッドに対して接近、離反させ得るように
してある。
次に、この考案の特徴部について述べる。本体1の下
部には後面に開口する収納室7を設け、その中に送りテ
ーブル8と補助テーブル9を収納してある。
送りテーブル8は本体と一体の支持板10との間に、一
方、送りテーブル上に設ける補助テーブル9はテーブル
8との間に各々蟻溝嵌合のスライドガイド11を形成して
前後方向の移動をガイドしている。
また、送りテーブル8は、側部に設けたラック12a
と、このラックに歯合させたピニオン12bと、本体の側
部に設けたピニオンの駆動ハンドル12cとで早送り機構1
2を構成して本体からの早送りによる出没を可能ならし
めてある。
さらに、補助テーブル9は、送りテーブル8に固定し
たブッシュ13aと補助テーブルに取付けて13aに螺合させ
たボールねじ13bと、そのねじ13bの一端に止着したハン
ドル13cとで微送り機構13を構成して送りテーブル上で
の微送りを可能ならしめてある。14は必要に応じて設け
る高さ微調整の可能な支脚である。この脚は補助テーブ
ルの支持安定性を高めるのに役立つ。
このようにしておくと、早送り機構12を操作して送り
テーブル8と共に補助テーブル9を容易かつ迅速に出し
入れすることができ、9の未使用時に、本体の後部スペ
ースを他の作業に利用することも可能になる。また、微
送り機構によって補助テーブル上にセットされているワ
ーク加工位置を調整することもできる。
上記、補助テーブル9の設置点は、主テーブル4の最
降下点よりも更に下側である。従って、補助テーブル
は、主テーブル上で加工不能な高さを有するワークを加
工するのに適している。
なお、加工ヘッドは、アーム2の他端側にも設けてよ
い。この場合、他端側のヘッドは、一端側の上述したヘ
ッドと同一ヘッドであってもよいが、同一ヘッドよりは
異種のものが好ましい。例えば水平スピンドルを有する
加工ヘッドであると、側フライス等を用いた加工も可能
となり、用途が一層拡大する。また、一端側の加工ヘッ
ドと他端側の加工ヘッドは切換クラッチを使って同一動
力源を共用してもよいが、各々のヘッドが個々にスピン
ドルの駆動手段を有していると主テーブルと補助テーブ
ルを使って2つのヘッドで同時加工を行うことも可能と
なる。
〔効果〕
以上述べたように、この考案では、補助テーブルを本
体内に収納可能となしたので、本体の後部スペースを有
効に活用することができ、しかも、早送りの可能な送り
テーブルを組合わせてあるので本体から容易に迅速に出
し入れすることができる。
また、送りテーブルは本体に、補助テーブルは送りテ
ーブルに各々スライドガイドを介して取付けてあるの
で、、補助テーブルと加工ヘッドの位置関係も正確に保
たれる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の側面図、第2図は同上の
正面図、第3図は第2図のIII-III線部の断面図、第4
図は第3図のIV-IV線部の断面図である。 1……本体、2……アーム、3……加工ヘッド、4……
主テーブル、5……受け台、6……昇降機構、7……収
納室、8……送りテーブル、9……補助テーブル、11…
…スライドガイド、12……早送り機構、13……微送り機
構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピンドルの回転駆動手段及び縦送り機構
    を有する加工ヘッドと、本体の前部に設けるワーク保持
    用の主テーブルと、上記加工ヘッドと主加工テーブルを
    上下方向に相対的に接近、離反させる昇降機構を具備
    し、上記加工ヘッドは本体上部の水平旋回アームに取付
    けられている工作機械において、上記本体の下部に、本
    体内から本体の後面側に出没する送りテーブルとワーク
    保持用の補助テーブルとを送りテーブル上に補助テーブ
    ルを重ねて設け、さらに、本体と送りテーブルとの間に
    送りテーブルのスライドガイドと早送り機構を、送りテ
    ーブルと、補助テーブルとの間に補助テーブルのスライ
    ドガイドと微送り機構を各々設けたことを特徴とする工
    作機械。
JP1905990U 1990-02-26 1990-02-26 工作機械 Expired - Lifetime JPH08113Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1905990U JPH08113Y2 (ja) 1990-02-26 1990-02-26 工作機械

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JP1905990U JPH08113Y2 (ja) 1990-02-26 1990-02-26 工作機械

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03109732U JPH03109732U (ja) 1991-11-11
JPH08113Y2 true JPH08113Y2 (ja) 1996-01-10

Family

ID=31522196

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JP1905990U Expired - Lifetime JPH08113Y2 (ja) 1990-02-26 1990-02-26 工作機械

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JPH03109732U (ja) 1991-11-11

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