JPH08113816A - 紡糸口金の全自動検査掃除装置及び検査掃除方法 - Google Patents

紡糸口金の全自動検査掃除装置及び検査掃除方法

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JPH08113816A
JPH08113816A JP25346394A JP25346394A JPH08113816A JP H08113816 A JPH08113816 A JP H08113816A JP 25346394 A JP25346394 A JP 25346394A JP 25346394 A JP25346394 A JP 25346394A JP H08113816 A JPH08113816 A JP H08113816A
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JP
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cleaning
holes
spinneret
computer
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JP25346394A
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Seiji Seguchi
誠司 瀬口
Takashi Nakajima
崇 中島
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New Oji Paper Co Ltd
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New Oji Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の紡糸口金孔の詰まりを自動的に検査お
よび掃除する装置であり、検査と掃除の時間を大幅に短
縮させる。 【構成】 装置1が支持台2と断面が□状の受台3、4
からなり、支持台2上の口金プレート5の基本的条件が
予め記憶設定されたコンピューター31によってマルチ
サーボコントローラー30を介してスライド部材9、1
5、16を作動させてCCDカメラ30を三次元的に移
動させ、口金孔を自動的に1孔毎に検査していき、各孔
の詰まり率より不良孔を検出し、コンピューター31に
記憶させる。次いで、コンピューター31は不良孔のデ
ータを基にマルチサーボコントローラー32を介してス
ライド部材10、17、18を作動させて先端にドリル
掃除針21を備えた回転モーター22を三次元的に移動
させ、ドリル掃除針21を不良孔に挿入し、さらにマル
チサーボコントローラー34で該回転モーター22を作
動させて不良孔内の異物を自動的に1孔毎に取り除いて
いく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紡糸口金自動検査掃除
装置に関するもので、更に詳しくは紡糸口金(以下単に
口金という)の孔の形状の確認、孔詰まり率の測定およ
び不良孔の判定から不良孔内の異物除去までを自動的に
行うための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】紡糸に口金を用いる溶融紡糸では、口金
の孔が汚れていたり、異物が孔内に付着していると紡糸
時に糸切れの原因となり紡糸ができなくなるという障害
が発生するため、口金の孔を清潔に保つことが大変重要
となる。従来の口金検査掃除装置は図6に示す通り、口
金支持台36に対して直交する拡大レンズ37と口金支
持台36の下方より上向きに光を照射する照明装置38
を設けた簡単な構造で、その口金支持台36上に口金プ
レート39を載せて、人手によって拡大レンズ37を前
後左右に移動させながら1孔1孔汚れを検査し、不良孔
があれば、キリやエアー等を用いて掃除するのが一般的
であった。
【0003】口金の孔は一般的に1mm以下の孔が多数あ
るため(口金の形状にもよるが、丸型の場合で数十個か
ら数百個、矩型の場合で数百個から数千個)、前記従来
の装置を用いた掃除方法では孔検査および孔掃除に莫大
な人手と時間を要し、また視覚検査であるため長時間の
検査は目が疲れて困難であり、孔の掃除がおろそかにな
る傾向があり、更に、孔検査および孔掃除に個人差が生
じるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記した従来
の口金孔の検査及び掃除に於いての問題点を改善し、複
数の口金孔の検査及び掃除を自動的に行える装置に関す
るものであって、検査及び掃除の精度並びにこれらの作
業に要する人手や時間の節減を図るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は複数の紡糸口金
孔を有する口金プレートが載置され、且つ該口金プレー
トの下方より光を照射できる照明器具を有した支持台
に、それぞれ立体的に直行するX軸、Y軸、Z軸の三軸
方向に独立して移動できるスライド部材が2組取り付け
られており、該スライド部材の一方には、拡大レンズを
備えた電荷結合素子カメラを有し、該カメラが画像処理
装置を介してコンピューターと接続されている口金孔自
動検査機が取り付けられており、他方のスライド部材に
は、該口金孔自動検査機の検査データを基に異物が詰ま
っている口金孔にドリル掃除針を挿入し、異物を取り除
く口金孔自動掃除機が取り付けられており、前記自動検
査機及び自動掃除機をコンピューターと接続されたマル
チサーボコントローラーによって三次元的に移動および
作動させることによって複数の紡糸口金孔の1つ1つの
検査および掃除を全自動で行うことを特徴とする紡糸口
金自動検査掃除装置。
【0006】また本発明は複数の紡糸口金孔の異物詰ま
りを検査するに当たり、複数の紡糸口金孔に順次光を照
射し、その透過光を電荷結合素子カメラ(CCDカメ
ラ)で受光して画像処理することにより孔の詰まりの面
積を測定し、該測定値と該孔の詰まりのないクリーンな
状態の時の孔断面積とから該孔の詰まり率を求め、該詰
まり率が規定数値以上となると不良孔と判定して該不良
孔の位置をすべてコンピューターに記憶させた後に、該
コンピューターの出力信号により、各不良孔の上にドリ
ル掃除針を移動させて不良孔の1つ1つにドリル掃除針
を挿入し、更に、該ドリル掃除針を回転させることによ
って孔内の異物を取り除くことを特徴とする紡糸口金自
動検査掃除方法である。
【0007】ここで本発明の口金自動検査掃除装置につ
いて図面を用いて説明する。図1は本発明の口金自動検
査掃除装置の一例を示す図である。図1において本発明
の装置1は支持台2、断面が□状の受台3、4からなっ
ている。支持台2は図2に示すように口金プレート5の
載置面に開口部6が形成され、その下側にすりガラス7
が取り付けられ、さらにその下側に照明器具8が取り付
けられている。また、支持台2は受台3、4の内部を貫
通していると共に、支持台2の裏側にスライド部材9、
10が取り付けられている。支持台2は架台(図示略)
に固定されており、スライド部材9、10は図3に示す
ように断面が凹状に成形された枠11とその内部の2本
のレール12および該レール12の外側に取り付けられ
た側板13からなり、該側板13によって受台3、4は
スライド部材9、或いは10に取り付けられている。従
って、受台3はスライド部材9によって、また、受台4
はスライド部材10によってそれぞれ左右方向(図1中
X軸方向)に移動可能とされている。なお、図3中符号
14は駆動軸であり、モーター等の駆動装置およびロー
タリーエンコーダー(図示略)が設けられ、該駆動軸を
所定の角度だけ回転させる(後述図4、5も同様)。ま
た、支持台2および受台3、4の形状は何等これに限定
されるものではなく、必要に応じて適宜の形状のものを
使用することができる。
【0008】前記受台3は上部外側にスライド部材1
5、16が取り付けられ、また、前記受台4にはスライ
ド部材17、18が取り付けられている。該スライド部
材16に拡大レンズ19を備えた電荷結合素子カメラ
(CCDカメラ)20が支持台2方向に向けて取り付け
られている。一方、スライド部材18には先端にドリル
掃除針21を備えた回転モーター22がこれも支持台2
方向に向けて取り付けられている。スライド部材15、
17は図4に示すように断面が凹状に成形された枠23
とその内部の2本のレール24および該レール24の外
側に取り付けられた側板25からなり、該側板25にス
ライド部材16、18がL型金具26を介して取り付け
られている。従って、スライド部材16に取り付けられ
たCCDカメラ20は該スライド部材15によって、ま
た、スライド部材18に取り付けられた回転モーター2
2は該スライド部材17によってそれぞれ前後方向(図
1中のY軸方向)に移動可能とされている。
【0009】また、スライド部材16、18は図5に示
すように断面が凹状に成形された枠27とその内部の2
本のレール28および該レール28の外側に取り付けら
れた側板29からなり、該側板29にCCDカメラ20
または回転モーター22が取り付けられている。従っ
て、CCDカメラ20はスライド部材16によって、ま
た、回転モーター22はスライド部材18によってそれ
ぞれ上下方向(図1中のZ軸方向)に移動可能とされて
いる。即ち、スライド部材16に取り付けられているC
CDカメラ20はスライド部材9、15、16によっ
て、またスライド部材18に取り付けられている回転モ
ーター22はスライド部材10、17、18によってそ
れぞれ支持台2上でX軸、Y軸およびZ軸の任意の位置
へ移動可能とされている。
【0010】前記スライド部材9、15、16は何れも
マルチサーボコントローラー30を介してコンピュータ
ー31と接続され、また、前記スライド部材10、1
7、18は何れもマルチサーボコントローラー32を介
してコンピューター31と接続されている。また、CC
Dカメラ20は画像処理装置33を介してコンピュータ
ー31と接続され、回転モーター22はマルチサーボコ
ントローラー34を介してコンピューター31と接続さ
れている。尚、コンピューター31には口金の形状(矩
型または円形等)、口金の各部の寸法、孔の半径、孔の
ピッチ、一列当たりの孔の個数、列数、列のピッチ、検
査開始初めの孔の位置等の口金孔の検査、掃除に必要な
データが予め記憶設定されている。
【0011】口金孔の検査、掃除を行うには、口金プレ
ート5を支持台2の上に載せた後、コンピューター31
でマルチサーボコントローラー30を作動させてスライ
ド部材9内の側板13およびスライド部材15内の側板
25をそれぞれX軸、Y軸方向へ移動させ、CCDカメ
ラ20を口金プレート5の複数孔の1つの孔の真上に順
次位置させ、さらにスライド部材16内の側板29をZ
軸方向に移動させてCCDカメラ20の焦点を合わせ
る。尚、正確な詰まり率を測定するにはCCDカメラ2
0の焦点合わせが重要となるので焦点自動補正装置付き
のCCDカメラを用いるのが好ましい。焦点合わせの
後、照明器具8から光を照射し、拡大レンズ19で孔を
拡大してCCDカメラ20で写し出す。その際の拡大さ
れた孔の状態はモニター35で直接観察できる。CCD
カメラ20で写し出された口金孔は画像処理装置33で
画像処理し、該画像はコンピューター31に入力され
る。尚、CCDカメラ20で受光した画像は数十万画素
に分解され、画面の明るさを数百諧調に分解している。
さらに、画面の明るさは、例えば40諧調をしきい値と
した場合、このしきい値を基準として明るいか暗いかに
より白と黒に二値化される。その結果、口金孔を透過し
た光の明るさを白い部分と黒い部分とに判別し、黒い部
分には異物が存在するものとして異物の有無を簡単に判
定し、この黒い部分の画素を積算することにより異物存
在部分の面積が計算される。ただし、孔の円周内側に
歪、ノイズ等があると汚れ、異物の存在として判定され
る恐れがある。そのため、孔の円周内側部分を一部マス
クすること(孔の面積計算より除外する)で孔の汚れの
状態の誤差を無くす必要がある。即ち、画面より孔の半
径を測定し、コンピューター31に予め記憶設定されて
いる孔の半径のデータと比較して、その差が10μm以
内であれば、測定した半径を基準半径とし、その基準半
径から内側数μm(例えば5μm)を孔の面積計算より
除外して、ここで求められた孔の面積を100%(基準
面積)とする。尚、前記しきい値およびマスク値は従来
の方法による検査結果から経験的に求めることができ、
コンピューター31に予め記憶設定しておけば良い。
【0012】次いで、前記マスクされた口金孔の内部に
ある黒い部分の面積(汚れ或いは異物の面積)を測定す
る。この面積を前記基準面積で割った値が詰まり率とさ
れ、該詰まり率のしきい値を、例えば1.0%としてコ
ンピューター31に予め記憶設定しておけば、該しきい
値よりも大きい値を示す孔を不良孔として判定し、該不
良孔の位置をコンピューター31が座標化し、記憶して
いく。尚、このしきい値は従来の方法による検査結果か
ら経験的に求めることができる。以上の一連の動作を全
ての孔に対して行うと検査は終了し、検査終了後は口金
孔検査機(CCDカメラ20)は装置端に待避する。
【0013】待避完了後、コンピューター31は前記口
金孔検査機の検査データを基にマルチサーボコントロー
ラー32を作動させてスライド部材10内の側板13お
よびスライド部材17内の側板25をそれぞれX軸、Y
軸方向へ移動させ、前記不良孔の真上にドリル掃除針2
1を位置させる。その後、スライド部材18内の側板2
9をZ軸方向に移動させ、ドリル掃除針21を不良孔に
挿入する。この際のスライド部材18内の側板29の移
動量はコンピューター31に予め記憶設定されている口
金プレート5の外寸法より決められる。尚、ドリル掃除
針21はドリル部の長さが孔の深さよりも数mm長く、
針径が孔径よりも数十μmから数百μm小さいものを用
いるのが好ましい。例えば、孔径0.5mm、深さ1m
mの孔に対しては針径0.4mm、長さ2〜3mm程度
のものを用いれば良い。また、ドリル掃除針21の材質
は一般的な合金工具鋼でよい。
【0014】挿入完了後、コンピューター31はマルチ
サーボコントローラー34を介して回転モーター22を
作動させ、これと同時にマルチサーボコントローラー3
2を作動させてスライド部材18内の側板29を揺動さ
せ、これによりドリル掃除針21を回転させながらZ軸
方向に往復運動させる。この際のドリル掃除針21の回
転速度および往復運動の速度や距離は任意に設定可能で
ある。コンピューター31はドリル掃除針21を数秒間
作動させた後、回転モーター22を停止し、さらにマル
チサーボコントローラー32を作動させてスライド部材
18内の側板29をZ軸方向に動かし、ドリル掃除針2
1を孔より引き抜く。その後、前記一連の動作を不良孔
の全てについて行うことで孔の掃除が完了となる。全て
の不良孔の掃除が終了すると口金孔掃除機は口金孔検査
機とは反対の装置端に待避する。
【0015】口金孔掃除機の待避完了後、再度口金孔検
査機の前記一連の動作で不良孔のみを検査し、不良孔が
無くなるまで掃除、検査を繰り返し、不良孔数が0とな
ったところで全ての作業を完了する。
【0016】
【発明の作用】以上説明してきたように、本発明では作
業員が予めコンピューター31に口金孔の検査および掃
除に必要なデータを入力し、装置をスタートさせるだけ
で、該装置が複数の口金孔の検査、掃除を自動的に行っ
てくれるため、装置の作動中は手間がかからず、従っ
て、作業の省力化が行える作用がある。また、口金孔の
検査および掃除を全てコンピューター31が行うため作
業時の個人差がなく、従って、検査および掃除の精度が
向上し、更に全作業の時間短縮化が行える作用がある。
【0017】
【実施例】
実施例 第1図に示した装置に幅200mm、長さ2000mm
の矩型状で、口金孔径0.6mm、孔のピッチ5.1m
m、孔総数3500個、列数10列、列のピッチ16.
8mm、1列の孔数350個の口金プレート5を載置
し、口金孔の検査および掃除を行った。尚、口金プレー
ト5は流動槽に4時間入れて樹脂分を燃焼させ、温水洗
浄後、超音波洗浄を4時間実施し、乾燥させたものであ
る。また、ドリル掃除針21のドリル部の径は0.5m
m、長さ3mmであり、回転モーターの作動時間を3
秒、往復運動の片道距離を1.0mm、速度を2.0m
m/秒に設定した。尚、装置は検査→掃除→検査→掃除
→検査の行程を行って作業を全て完了した。
【0018】比較例1 実施例と同種の口金プレートを同様の洗浄処理を行った
後、図6の従来の装置を用いて口金孔を1孔毎に検査
し、不良孔と思われる孔はキリとエアーを用いて掃除を
行っていった。尚、孔掃除に携わる作業員は1名とし
た。
【0019】比較例2 比較例1と同様に口金孔の検査、掃除を行った。ただ
し、孔掃除に携わる作業員は交替で3名とした。実施例
および比較例1、2で得られた下記の各データを表1に
示した。
【0020】
【表1】
【0021】(1)総作業時間:口金孔の検査開始から
掃除終了までの時間。 (2)1孔当たりの検査時間:1孔を検査するのに要し
た時間の平均。 (3)1孔当たりの掃除時間:1孔を掃除するのに要し
た時間の平均。 (4)第1回目検査時の不良孔数:第1回目の検査で不
良孔と認められた孔の総数。 (5)第2回目検査時の不良孔数:第2回目の検査で不
良孔と認められた孔の総数。(実施例のみ) (6)再検査時の不良孔数:実施例で用いた装置の口金
孔検査機を使って、それぞれの例において掃除が完了し
た口金プレートを再度検査した時の不良孔の総数。 尚、(4)〜(6)の項目における表中の不良孔率=不
良孔総数/口金孔総数×100(%)である。
【0022】表1から明らかなように、実施例による口
金孔の検査、掃除では比較例1、2に比べて総作業時間
が1/3〜1/4と短く、口金孔の検査および掃除の精
度も高く、作業完了後の口金孔の状態は大変良好であっ
た。比較例1、2では作業を連続的に行うには目の疲れ
等で1時間が限度であった。従って、比較例1では作業
の合間に15分の休憩を取りながら作業を続けたが、作
業の後半には疲労により作業時間が長く、しかも作業精
度が落ちてしまった。また、比較例2では作業者3人で
交替しながら行ったため比較例1に比べれば作業時間も
短く、作業精度も良好であったが、実施例におよぶもの
ではなかった。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では作業員
が予めコンピューター31に口金孔の検査および掃除に
必要なデータを入力し、装置をスタートさせるだけで、
該装置が複数の口金孔の検査、掃除を自動的に行ってく
れるため、装置の作動中は手間がかからず、従って、作
業の省力化が行える効果がある。また、口金孔の検査お
よび掃除を全てコンピューター31が行うため作業時の
個人差がなく、従って、検査および掃除の精度が向上
し、更に全作業の時間短縮化が行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例の要部斜視図である。
【図2】図2は図1の要部分解斜視図である。
【図3】図3は図2中A−A’線要部断面図である。
【図4】図4は図2中B−B’線要部断面図である。
【図5】図5は図2中C−C’線要部断面図である。
【図6】図6は従来装置の一例の正面図である。
【符号の説明】
1:本発明の装置 2:支持台 3:口金孔検査機側断面□状受台 4:口金孔掃除機側断面□状受台 5:口金プレート 6:支持台開口部 7:すりガラス 8:照明器具 9、15、16:口金孔検査機側スライド部材 10、17、18:口金孔掃除機側スライド部材 11、23、27:凹状枠 12、24、28:レール 13、25、29:側板 14:駆動軸 19:拡大レンズ 20:電荷結合素子カメラ(CCDカメラ) 21:ドリル掃除針 22:回転モーター 26:L型金具 30:口金孔検査機用マルチサーボコントローラー 31:コンピューター 32:口金孔掃除機用マルチサーボコントローラー 33:画像処理装置 34:回転モーター用マルチサーボコントローラー 35:モニター 36:従来装置支持台 37:従来装置拡大レンズ 38:従来装置照明器具 39:口金プレート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の紡糸口金孔を有する口金プレート
    が載置され、且つ該口金プレートの下方より光を照射で
    きる照明器具を有した支持台に、それぞれ立体的に直行
    するX軸、Y軸、Z軸の三軸方向に独立して移動できる
    スライド部材が2組取り付けられており、該スライド部
    材の一方には、拡大レンズを備えた電荷結合素子カメラ
    を有し、該カメラが画像処理装置を介してコンピュータ
    ーと接続されている口金孔自動検査機が取り付けられて
    おり、他方のスライド部材には、該口金孔自動検査機の
    検査データを基に異物が詰まっている口金孔にドリル掃
    除針を挿入し、異物を取り除く口金孔自動掃除機が取り
    付けられており、前記自動検査機及び自動掃除機をコン
    ピューターと接続されたマルチサーボコントローラーに
    よって三次元的に移動および作動させることによって複
    数の紡糸口金孔の1つ1つの検査および掃除を全自動で
    行うことを特徴とする紡糸口金自動検査掃除装置。
  2. 【請求項2】 複数の紡糸口金孔の異物詰まりを検査す
    るに当たり、複数の紡糸口金孔に順次光を照射し、その
    透過光を電荷結合素子カメラ(CCDカメラ)で受光し
    て画像処理することにより孔の詰まりの面積を測定し、
    該測定値と該孔の詰まりのないクリーンな状態の時の孔
    断面積とから該孔の詰まり率を求め、該詰まり率が規定
    数値以上となると不良孔と判定して該不良孔の位置をす
    べてコンピューターに記憶させた後に、該コンピュータ
    ーの出力信号により、各不良孔の上にドリル掃除針を移
    動させて不良孔の1つ1つにドリル掃除針を挿入し、更
    に、該ドリル掃除針を回転させることによって孔内の異
    物を取り除くことを特徴とする紡糸口金自動検査掃除方
    法。
JP25346394A 1994-10-19 1994-10-19 紡糸口金の全自動検査掃除装置及び検査掃除方法 Pending JPH08113816A (ja)

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