JPH08112154A - 転倒防止装置 - Google Patents

転倒防止装置

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JPH08112154A
JPH08112154A JP25310994A JP25310994A JPH08112154A JP H08112154 A JPH08112154 A JP H08112154A JP 25310994 A JP25310994 A JP 25310994A JP 25310994 A JP25310994 A JP 25310994A JP H08112154 A JPH08112154 A JP H08112154A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fall
plate
shaped member
prevention device
fall prevention
Prior art date
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Pending
Application number
JP25310994A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Okamoto
英明 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP25310994A priority Critical patent/JPH08112154A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容易に被転倒防止体の張り出し部材として使
用したり、機器の底面積内に納置して滑り止め部材とし
て使用したりすることが可能な転倒防止装置を提供す
る。 【構成】 設置面保護部材5と、設置面保護部材5を下
面に当着した板状部材3と、板状部材3を被転倒防止体
1の底面に係着する小ねじ4からなり、被転倒防止体の
底面に設けた複数のねじ孔に螺着することにより、板状
部材を所望の位置に係着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は転倒防止装置に関し、特
に奥行に比し重心位置の高い電子機器の転倒を防止する
ための転倒防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では設置スペース節減の目的から卓
上で使用されるものを含め、縦置きタイプの機器が増加
している。縦置きの場合は横置きに比し重心位置が高
く、振動や人体との接触などの外力により転倒しやすい
欠点を有する。この転倒を防止する方法としては装置全
体の底部の面積を大きくして重心位置を下げたり、転倒
の可能性が予測される時のみ、金属や樹脂製の張り出し
部材を被転倒防止体である機器の底部に当着して転倒角
を大きくし、外力による転倒を防止していた。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、従来の
技術の底部の面積を大きくする方法では、設置面積が大
きくなって縦置きにする本来の目的に反し、張り出し部
材を必要な場合に補助的に取り付ける方法では、装置本
体の滑り止めのために装置本体の底部に設けた保護部材
と設置床面との接触圧が弱まって滑りやすくなったり、
張り出し部材で設置床面を傷つけるという問題点があっ
た。
【0004】本発明の目的は、以上のような欠点を克服
するため、所望により容易に被転倒防止体の張り出し部
材として使用したり、被転倒防止体の底面積内に納置し
て滑り止めの部材として使用したりすることが可能な転
倒防止装置を提供することにある。
【0005】
【問題を解決するための手段】本発明の転倒防止装置
は、弾性体からなる保護部材と、保護部材を底面に当着
した板状部材と、板状部材を被転倒防止体の底部に着脱
自在に係着する取付手段からなり、転倒防止装置と被転
倒防止体との係着位置が少なくとも2種以上選択可能で
あることを特徴とする。
【0006】本発明の他の形態による転倒防止装置は、
弾性体からなる保護部材と、保護部材を底面に当着した
板状部材と、板状部材を被転倒防止体の底部に可動に係
着する保持手段からなり、被転倒防止体の下面に長孔を
穿設し、長孔を挿通した保持手段で板状部材を係着可能
にしたことにより、転倒防止装置と被転倒防止体との係
着位置が少なくとも2種以上選択可能であることを特徴
とする。
【0007】またこれらの転倒防止装置において、2種
以上の係着位置に対応して、位置決めのために相互に嵌
合する凸部と凹部が被転倒防止体と前記板状部材に配設
されていてもよい。
【0008】
【作用】請求項1記載の転倒防止装置においては、設置
面保護部材は板状部材の長手方向の端部下面に当着され
ており、板状部材が被転倒防止体の張り出し位置にあっ
ても、また底面積内に納置されていても設置床面の保護
と滑り止めの効果を果たす。板状部材はあらかじめ被転
倒防止体に螺刻された複数のねじ孔の所望の位置に小ね
じ等の取付手段で係着させることにより、容易に張り出
し状態にしたり、あるいは底面積内に納置させることが
できる。
【0009】請求項2記載の転倒防止装置においては、
板状部材があらかじめ被転倒防止体に穿設された長孔を
挿通した段付小ねじ等の保持手段によって係着されるこ
とにより容易に張り出し状態にしたり、あるいは底面積
内に納置させることができる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0011】図1は本発明の第1の実施例の各部の関係
を示した斜視図である。電子機器である被転倒防止体1
には電源の入切スイッチ等が配置されたパネル2が装着
されている。ウレタン、ゴム等の滑りにくい弾性材料を
用いた保護部材5は板状部材3に両面テープあるいは接
着剤で当着されている。板状部材3は小ねじ4で電子機
器である被転倒防止体に係着されている。本実施例では
取付手段に小ねじを用いているが、容易に着脱できるモ
ールドのリベットでもよい。
【0012】図2は板状部材3を張り出し位置に係着し
た状態の側面図である。被転倒防止体の設置面における
支持幅が広がるのでX方向の力によっても転倒しににく
なる。また、被転倒防止体の重量は保護部材5を介して
支持されているのでY方向の力による横方向の滑りに対
する抵抗力が増し、あわせて設置面の支持部材との接触
による損傷が防止される。
【0013】被転倒防止体は図3のように隣接位置が間
仕切7等に接した机6の上に設置されたり、図4のよう
に既に設置された他の電子機器8との狭い隙間に設置さ
れることがあり、この場合は板状部材3を張り出し位置
に係着することはできない。
【0014】図5はこうした場合に板状部材3を被転倒
防止体の底面の範囲内に納置した状態の下面図である。
小ねじ4を張り出し状態の螺着位置から外し、あらかじ
め納置用に設けられた被転倒防止体底面のねじ孔に螺着
することによって容易に納置位置に係着できる。この場
合も被転倒防止体の重量は保護部材5を介して支持され
ているので横方向の滑りに対する抵抗力が増し、あわせ
て設置面の支持部材との接触による損傷が防止される。
【0015】図6(1)(2)は本発明の第2実施例の
下面図と部分縦断面図である。図6(1)の3aは板状
部材3が張り出した状態を示し、3bは被転倒防止体の
底面の範囲内に納置された状態を示す。本実施例におい
ては保護部材5を当着した板状部材3にねじ孔11を設
け、被転倒防止体1の下面に、板状部材3が張り出され
た状態と、被転倒防止体の底面の範囲内に納置された状
態における前記ねじ孔11に相応する位置を結んだ長孔
9を穿設し、被転倒防止体の底板内面から前記長孔9を
挿通して段付小ねじ10で前記板状部材3を被転倒防止
体の下面に係着する。
【0016】本実施例では、板状部材3を被転倒防止体
1から抜脱することなくZ方向に摺動させることによっ
て容易に所望の状態に係着することができる。
【0017】図7(1)(2)は本発明の第3実施例の
下面図と部分縦断面図である。図7(1)の3aは板状
部材3が張り出した状態を示し、3bは被転倒防止体の
底面の範囲内に納置された状態を示す。本実施例におい
ては 板状部材3に凸部12が配設され、被転倒防止体
1の下面には、板状部材3の複数の係着状態における前
記凸部12に対応した位置に凹部13が配設されてい
る。前記凸部を前記凹部に嵌合させることによって、被
転倒防止体1の所定の位置に、板状部材3を容易に係着
することができる。
【0018】図示されていないが、第2実施例において
も本実施例と同様の凸凹部を被転倒防止体の底面と板状
部材の上面に配設すれば位置決めが容易となり、あわせ
て板状部材の定着手段ともなる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は保護部材を
当着した板状部材を、被転倒防止体の設置状況に対応し
て、少なくとも2種以上の係着位置が容易に選択可能な
ので、次のような効果を有する。
【0020】1.被転倒防止体は、保護部材を介して支
持されるので、設置面の支持部との接触による損傷が防
止される。
【0021】2.被転倒防止体の設置状況に対応して、
板状部材の係着位置を選択できるので設置状況に応じて
最も安全な転倒防止が実行できる。
【0022】3.転倒防止装置を被転倒防止体の底面の
範囲内に納置した状態でも、保護部材を介して被転倒防
止体が支持されているので、設置面上での滑動が防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の各部分の関係を示した斜
視図である。
【図2】本発明の第1実施例の側面図である。
【図3】電子機器を机に設置した状態の斜視図である。
【図4】手前に既設の電子機器が設置してある状態の斜
視図である。
【図5】本発明の第1実施例の下面図である。
【図6】(1)は本発明の第2実施例の下面図である。
(2)は本発明の第2実施例の部分縦断面図である。
【図7】(1)は本発明の第3実施例の下面図である。
(2)は本発明の第3実施例の部分縦断面図である。
【符号の説明】
1 電子機器である被転倒防止体 2 パネル 3 板状部材 3a 張り出した状態の板状部材 3b 被転倒防止体の底面の範囲内に納置された状態の
板状部材 4 小ねじ 5 保護部材 6 机 7 間仕切 8 他の電子機器 9 長孔 10 段付小ねじ 11 ねじ孔 12 転倒防止板の凸部 13 被転倒防止体の凹部 X 被転倒防止体を転倒させようとする力の方向 Y 被転倒防止体を滑らせようとする力の方向 Z 板状部材の摺動方向

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性体からなる保護部材と、前記保護部
    材を底面に当着した板状部材と、前記板状部材を被転倒
    防止体の底部に着脱自在に係着する取付手段からなる転
    倒防止装置において、 前記転倒防止装置と被転倒防止体との係着位置が少なく
    とも2種以上選択可能であることを特徴とする転倒防止
    装置。
  2. 【請求項2】 弾性体からなる保護部材と、前記保護部
    材を底面に当着した板状部材と、前記板状部材を被転倒
    防止体の底部に可動に係着する保持手段からなる転倒防
    止装置において、 被転倒防止体の下面に長孔を穿設し、前記長孔を挿通し
    た前記保持手段で前記板状部材を係着可能にしたことを
    特徴とする請求項1に記載の転倒防止装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または2記載の転倒防止装
    置において、2種以上の係着位置に対応して、位置決め
    のために相互に嵌合する凸部と凹部が被転倒防止体と前
    記板状部材に配設されていることを特徴とする転倒防止
    装置。
  4. 【請求項4】 上記請求項1から3のいずれか1項記載
    の転倒防止装置において、被転倒防止体を電子機器とす
    る転倒防止装置。
JP25310994A 1994-10-19 1994-10-19 転倒防止装置 Pending JPH08112154A (ja)

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