JPH08111026A - ピックアップの調整方法 - Google Patents

ピックアップの調整方法

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JPH08111026A
JPH08111026A JP6248188A JP24818894A JPH08111026A JP H08111026 A JPH08111026 A JP H08111026A JP 6248188 A JP6248188 A JP 6248188A JP 24818894 A JP24818894 A JP 24818894A JP H08111026 A JPH08111026 A JP H08111026A
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Junichi Hayamizu
潤一 速水
Hiroshi Tatsuke
洋 田付
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 短時間でかつ正確にピックアップを調整す
る。 【構成】 発光素子21からの照射光は、回折格子23
によって1つの主ビームと2つの副ビームとに分割され
て対物レンズ26に与えられて、ピットが形成されてい
ない比較的平滑な反射板33の反射面33aに集光して
与えられる。反射面33aで反射した反射光は、対物レ
ンズ26を通過し、ホログラム24によって、2つの光
に分割されて受光素子22に与えられる。ホログラム2
4で分割された2つの主ビームの反射光は、受光素子2
2が有する受光領域D2〜D4にそれぞれ入射する。受
光領域D2〜D4での受光強度の合計値が最大値となる
ように、前記回折格子23およびホログラム24が形成
された支持部材31を、発光素子21の光軸であるZ軸
を中心として角変位させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CD(コンパクトディ
スク)などのディスク状記録媒体に記録されたデータを
読取るためのピックアップの調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図15は、ピックアップ部12の構成の
一例を示す斜視図である。ピックアップ部12は、発光
素子1、受光素子2、回折格子3、ホログラム4、コリ
メートレンズ5および対物レンズ6を備える。たとえ
ば、発光ダイオードで実現される発光素子1と、たとえ
ばフォトダイオードで実現される受光素子2とは、所定
の間隔を開けて基板9上に固定される。発光素子1と受
光素子2とは、発光素子1からの照射光が出射するとと
もに、当該照射光の反射光が入射する透孔を有するカバ
ー10で覆われる。回折格子3は、入射光を、トラッキ
ングサーボを実現するための3つのトラッキングビー
ム、すなわち1つの主ビームおよび2つの副ビームに分
割する。ホログラム4は、一方方向からの入射光をその
まま出射するとともに、前記一方方向とは反対の他方方
向からの入射光を2つの光に分割して前記一方方向から
の入射光とは異なる方向に出射する。このような回折格
子3とホログラム4とは、少なくとも互いに平行に対向
する2つの表面を有するガラス製の支持部材11の前記
表面にそれぞれ形成される。
【0003】発光素子1からの照射光は、回折格子3に
入射して3つのトラッキングビームに分割され、ホログ
ラム4を通過し、さらにコリメートレンズ5で平行光と
なって対物レンズ6で集光されてコンパクトディスク7
の反射面7aに与えられる。コンパクトディスク7の反
射面7aには複数のピット8が形成されている。照射光
がピット8以外のところに当たると、反射光はそのほと
んどが対物レンズ6に入射する。一方、ピット8に当た
ると、光が散乱(回折)して反射光はほとんど対物レン
ズ6に入射しない。このようにしてピット8の有無を識
別し、ピット8によって記録されたデータを読取る。
【0004】対物レンズ6に入射した反射光は、コリメ
ートレンズ5を通過し、ホログラム4で2つの光に分割
されて受光素子2に入射する。受光素子2は、複数の受
光領域を有し、3つのトラッキングビーム、すなわち主
ビームおよび2つの副ビームが各受光領域に入射する。
また、ホログラム4で分割された2つの反射光も、各受
光領域に入射する。
【0005】図16は、前記受光素子2の主ビーム用受
光領域からの出力信号の一例を示す波形図である。受光
素子2からは、図示されるように交流の出力信号が得ら
れ、1周期は1ピットの長さを示している。このような
出力信号は、コンパクトディスク7に形成されたピット
8の長さのばらつきによって1周期の長さがばらつき、
またコンパクトディスク7の歪み、反射率のばらつきな
どによって振幅がばらつく。
【0006】ピックアップ部12を組立てる際において
は、発光素子1からの照射光のコンパクトディスク7で
反射した反射光が受光素子2の所定の受光領域に入射す
るように、各構成部材、すなわち発光素子1、受光素子
2、回析格子3、ホログラム4、コリメートレンズ5お
よび対物レンズ6の位置合わせを行う。具体的には、発
光素子1からの照射光の反射光が受光素子2に入射する
ように各構成部材の光軸を合わせ、対物レンズ6および
ホログラム4の焦点を合わせ、さらに各部材の光の入射
面、出射面の角度調整を行うとともに、受光素子2の主
ビーム用受光領域からの出力信号を読取り、当該出力信
号強度が最大値となるように、かつ上述したような交流
の出力信号の周期のばらつきや振幅のばらつきが最小値
となるように回折格子3およびホログラム4が形成され
た支持部材11を、発光素子1の光軸を中心として回転
させて位置合わせを行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなピック
アップ部12の調整方法では、ピット8が形成されたコ
ンパクトディスク7を用いて各ピット8からの信号を読
取っているので、交流信号が得られる。このため、信号
処理が比較的複雑であり、ピックアップ部12の調整に
時間がかかる。また、読取った信号に対する処理回数が
多いため、調整に時間がかかる。さらに、ピット8の長
さは、加工精度の程度によってばらつくので、得られる
信号もばらつき、またコンパクトディスク7を回転させ
たときの偏心によっても得られる信号がばらつく。この
ため、読取った信号の再現性が低く、ピックアップ部1
2を正確に調整することができないという問題が生じ
る。
【0008】本発明の目的は、短時間でかつ正確に調整
することができるピックアップの調整方法を提供するこ
とである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、発光素子と、
発光素子からの照射光の反射光を受光する受光素子と、
発光素子からの照射光を複数のピットが形成されたディ
スク状記録媒体の反射面に集光する対物レンズと、発光
素子からの照射光を対物レンズに与え、前記ディスク状
記録媒体からの反射光を受光素子に与える光学素子とを
備えるピックアップの調整方法において、ピットが形成
されていない比較的平滑な反射板を用いて、受光素子で
の受光強度が最大値となるように前記発光素子、受光素
子、対物レンズおよび光学素子を位置合わせすることを
特徴とするピックアップの調整方法である。また本発明
は、前記光学素子は、反射光を2つの光に分割して受光
素子に与えるホログラムを有し、前記受光素子は、分割
された2つの反射光がそれぞれ入射する少なくとも2つ
の受光領域を有し、2つの受光領域での受光強度の合計
値が最大値となるように、前記光学素子を、発光素子の
光軸を中心として回転させることを特徴とする。また本
発明は、前記光学素子は、発光素子からの照射光を1つ
の主ビームと2つの副ビームとに分割する回折格子と、
前記主ビームおよび副ビームを対物レンズに与え、前記
ディスク状記録媒体からの反射光を受光素子に与えるビ
ームスプリッタとを有し、前記受光素子は、主ビームお
よび副ビームの反射光がそれぞれ入射する3つの受光領
域を有し、主ビームが入射する受光領域の受光強度が最
大値となるように、前記回折格子を、発光素子の光軸を
中心として回転させることを特徴とする。また本発明
は、発光素子と、発光素子からの照射光の反射光を受光
する受光素子と、発光素子からの照射光を複数のピット
が形成されたディスク状記録媒体の反射面に集光する対
物レンズと、発光素子からの照射光を対物レンズに与
え、前記ディスク状記録媒体からの反射光を受光素子に
与える光学素子とを備えるピックアップの調整方法にお
いて、前記対物レンズの焦点が反射面に一致した状態で
の受光素子の受光強度RF1が予め定める受光強度以上
であり、前記一致した状態から対物レンズと反射面との
距離を長さLだけ遠ざけたときの受光素子の受光強度R
F2と、前記一致した状態から対物レンズと反射面との
距離を長さLだけ近付けたときの受光素子の受光強度R
F3とが、前記受光強度RF1よりも小さく、かつRF
2=RF3となるように、前記発光素子、受光素子、対
物レンズおよび光学素子を位置合わせすることを特徴と
するピックアップの調整方法である。また本発明は、前
記光学素子は、反射光を2つの光に分割して受光素子に
与えるホログラムを有し、前記受光素子は、分割された
2つの反射光がそれぞれ入射する少なくとも2つの受光
領域を有し、前記光学素子を、発光素子の光軸を中心と
して回転させることを特徴とする。また本発明は、前記
光学素子は、発光素子からの照射光を1つの主ビームと
2つの副ビームとに分割する回折格子と、前記主ビーム
および副ビームを対物レンズに与え、前記ディスク状記
録媒体からの反射光を受光素子に与えるビームスプリッ
タとを有し、前記受光素子は、主ビームおよび副ビーム
の反射光がそれぞれ入射する3つの受光領域を有し、前
記回折格子を、発光素子の光軸を中心として回転させる
ことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明に従えば、発光素子からの照射光は光学
素子によって対物レンズに与えられ、複数のピットが形
成されたディスク状記録媒体の反射面に集光して与えら
れる。反射面で反射した反射光は、対物レンズを通過
し、光学部材によって受光素子に与えられる。このよう
なピックアップの前記発光素子、受光素子、対物レンズ
および光学素子の調整は、ピットが形成されていない比
較的平滑な反射板を用いて行われ、前記発光素子、受光
素子、対物レンズおよび光学素子の光軸を合わせ、対物
レンズおよび光学素子の焦点を合わせ、さらに光の入射
面および出射面の角度を光が効率よく入射および出射す
るように調整するとともに、受光素子の受光強度が最大
値となるように、前記発光素子、受光素子、対物レンズ
および光学素子を位置合わせする。
【0011】また本発明に従えば、発光素子からの照射
光は、光学素子によって対物レンズに与えられ、複数の
ピットが形成されたディスク状記録媒体の反射面に集光
して与えられる。反射面で反射した反射光は、対物レン
ズを通過して光学素子が有するホログラムによって2つ
の光に分割されて受光素子に与えられる。分割された2
つの反射光は受光素子が有する少なくとも2つの受光領
域にそれぞれ入射する。このようなピックアップの前記
発光素子、受光素子、対物レンズおよび光学素子の調整
は、ピットが形成されていない比較的平滑な反射板を用
いて行われ、上述したのと同様に光軸合わせ、焦点合わ
せ、入射面および出射面の角度調整をするとともに、受
光素子の2つの受光領域の受光強度の合計値が最大値と
なるように、光学素子を、発光素子の光軸を中心として
回転させて位置合わせする。
【0012】また本発明に従えば、発光素子からの照射
光は、光学素子の回折格子によって1つの主ビームと2
つの副ビームとに分割されて、分割された3つのビーム
が対物レンズに与えられ、複数のピットが形成されたデ
ィスク状記録媒体の反射面に集光して与えられる。反射
面で反射した反射光は、対物レンズを通過し、光学素子
のビームスプリッタによって受光素子に与えられる。主
ビームの反射光は受光素子が有する主ビーム用の受光領
域に、2つの副ビームは受光素子が有する2つの副ビー
ム用の受光領域に、それぞれ入射する。このようなピッ
クアップの前記発光素子、受光素子、対物レンズおよび
光学素子の調整は、ピットが形成されていない比較的平
滑な反射板を用いて行われ、上述したのと同様に光軸合
わせ、焦点合わせ、入射面および出射面の角度調整をす
るとともに、主ビームが入射する受光領域の受光強度が
最大値となるように、回折格子を、発光素子の光軸を中
心として回転させて位置合わせする。
【0013】このようにピットが形成されていない比較
的平滑な反射板を用いると、受光素子の出力信号は比較
的信号処理が容易な直流信号となる。また、従来技術の
ようにピットの長さを読取らないので、読取った信号に
対する処理の回数が少なくなる。このため、ピックアッ
プの調整に要する時間が短縮される。また、ピットの長
さを読取らないので、ピットの加工精度やディスク状記
録媒体を回転させた際の偏心によるばらつきがなくな
り、ピックアップの調整をより正確に行うことができ
る。
【0014】また本発明に従えば、発光素子からの照射
光は、光学素子によって対物レンズに与えられ、複数の
ピットが形成されたディスク状記録媒体の反射面に集光
して与えられる。反射面で反射した反射光は、対物レン
ズを通過し、光学素子によって受光素子に与えられる。
このようなピックアップの調整時には、前述と同様に光
軸合わせ、焦点合わせ、角度調整をするとともに、対物
レンズの焦点が反射面に一致した状態での受光素子の受
光強度RF1が予め定める受光強度以上であり、前記一
致した状態から対物レンズと反射面との距離を長さLだ
け遠ざけたときの受光素子の受光強度RF2と、前記一
致した状態から対物レンズと反射面との距離を長さLだ
け近付けたときの受光素子の受光強度RF3とが、前記
受光強度RF1よりも小さく、かつRF2=RF3とな
るように、発光素子、受光素子、対物レンズおよび光学
素子を位置合わせする。
【0015】また本発明に従えば、発光素子からの照射
光は、光学素子によって対物レンズに与えられ、複数の
ピットが形成されたディスク状記録媒体の反射面に集光
して与えられる。反射光は、対物レンズを通過して光学
素子が有するホログラムによって2つの光に分割されて
受光素子に与えられる。分割された2つの反射光は、受
光素子が有する少なくとも2つの受光領域にそれぞれ入
射する。このようなピックアップの調整時にも、光軸合
わせ、焦点合わせ、角度調整をするとともに、前述した
のと同様となるように、光学素子を、発光素子の光軸を
中心として回転させて位置合わせする。
【0016】また本発明に従えば、発光素子からの照射
光は光学素子の回折格子によって1つの主ビームと2つ
の副ビームとに分割されて、分割された3つのビームが
対物レンズに与えられ、複数のピットが形成されたディ
スク状記録媒体の反射面に集光して与えられる。反射光
は、対物レンズを通過して光学素子のビームスプリッタ
によって受光素子に与えられる。主ビームの反射光は受
光素子が有する主ビーム用の受光領域に、2つの副ビー
ムは受光素子が有する2つの副ビーム用の受光領域にそ
れぞれ入射する。このようなピックアップの調整時に
も、光軸合わせ、焦点合わせ、角度調整をするととも
に、前述したのと同様となるように、回折格子を、発光
素子の光軸を中心として回転させて位置合わせする。
【0017】このように、受光素子の出力信号強度、す
なわち振幅を比較することによって調整を行うと、読取
った信号に対する処理の回数が少なくなって大まかな処
理で調整することができるので、ピックアップの調整に
要する時間が短縮される。
【0018】
【実施例】図1は、本発明のピックアップの調整方法が
適用されるピックアップ部32を示す斜視図である。
【0019】ピックアップ部32は、発光素子21、受
光素子22、回折格子23、ホログラム24、コリメー
トレンズ25および対物レンズ26を備える。たとえ
ば、発光ダイオードで実現される発光素子21と、たと
えばフォトダイオードで実現される受光素子22とは、
所定の間隔をあけて基板29上に固定される。発光素子
21と受光素子22とは、発光素子21からの照射光が
出射するとともに、当該照射光の反射光が入射する透孔
を有するカバー30で覆われる。回折格子23は、入射
光を、トラッキングサーボを実現するための3つのトラ
ッキングビーム、すなわち1つの主ビームおよび2つの
副ビームに分割する。ホログラム4は、一方方向からの
入射光をそのまま出射するとともに、前記一方方向とは
反対の他方方向からの入射光を2つの光に分割して前記
一方方向からの入射光とは異なる方向に出射する。この
ような回折格子23とホログラム24とは、少なくとも
互いに平行に対向する2つの表面を有するガラス製の支
持部材31の前記表面にそれぞれ形成される。
【0020】発光素子21からの照射光は、回折格子2
3に入射して3つのトラッキングビームに分割され、ホ
ログラム24を通過し、さらにコリメートレンズ25で
平行光となって対物レンズ26で集光されてコンパクト
ディスク27の反射面27aに与えられる。コンパクト
ディスク27の反射面27aには複数のピット28が形
成されている。照射光がピット28以外のところに当た
ると、反射光はそのほとんどが対物レンズ26に入射す
る。一方、ピット28に当たると、光が散乱(回折)し
て反射光はほとんど対物レンズ26に入射しない。この
ようにしてピット28の有無を識別し、ピット28によ
って記録されたデータを読取る。
【0021】対物レンズ26に入射した反射光は、コリ
メートレンズ25を通過し、ホログラム24で2つの光
に分割されて受光素子22に入射する。受光素子22
は、複数の受光領域を有し、3つのトラッキングビー
ム、すなわち主ビームおよび2つの副ビームが各受光領
域に入射する。また、ホログラム24で分割された2つ
の反射光も、各受光領域に入射する。
【0022】まず、本発明の第1の実施例であるピック
アップの調整方法について説明する。
【0023】図2は、前記ピックアップ部32の調整時
の構成を示す斜視図である。前記コンパクトディスク2
7に代わってピットが形成されていない比較的平滑な反
射板33が用いられる。また受光素子22は、主ビーム
を受光する受光領域と、2つの副ビームをそれぞれ受光
する受光領域D1,D5とを有する。主ビームを受光す
る受光領域は、ホログラム24で分割された反射光のう
ちの一方の反射光34aを受光する2つの受光領域D
2,D3と、他方の反射光34bを受光する受光領域D
4とから構成される。
【0024】なお、発光素子21の光軸方向をZ軸と
し、発光素子21の光軸に直交する平面において、互い
に直交する2つの方向をそれぞれX軸およびY軸とし、
発光素子21の光軸を中心として回転させたときの角変
位量をθとする。
【0025】図3は、ピックアップの調整方法を段階的
に示す工程図であり、図4は各工程において受光素子2
2に入射する主ビームの反射光34a,34bの位置を
示す平面図である。工程a1の第1の調整では、発光素
子21、受光素子22、回折格子23、ホログラム2
4、コリメートレンズ25および対物レンズ26が所定
の順序で配置され、少なくとも反射光が受光素子22に
入射するように調整される。すなわち、発光素子21お
よび受光素子22が固定された基板29、回折格子23
およびホログラム24が形成された支持部材31、コリ
メートレンズ25および対物レンズ26の順に配置され
る。また、回折格子23は発光素子21および受光素子
22側に、ホログラム24はコリメートレンズ25側に
配置される。
【0026】ホログラム24で分割された2つの反射光
34a,34bがともに受光素子22に入射するように
各構成部材の光軸を合わせ、対物レンズ26の焦点が反
射板33の反射面33aに一致するように、またホログ
ラム24の焦点が受光素子22の受光面に一致するよう
に焦点距離が調整され、さらに各構成部材への光の入射
および各構成部材からの光の出射が効率よく行われるよ
うに光の入射面および出射面の角度が調整される。この
とき、たとえば図4(1)に示されるように、主ビーム
の反射光34a,34bは受光素子22の受光領域D
1,D5にそれぞれ入射する。
【0027】工程a2の第2の調整では、前記主ビーム
の反射光34a,34bが、図4(2に示される主ビー
ムを受光すべき受光領域D2〜D4に入射するように回
折格子23およびホログラム24が形成された支持部材
31を前記Z軸を中心として角変位させる。
【0028】工程a3の第3の調整では、前記反射光3
4a,34bのうちの一方の反射光34aが、図4
(3)に示される受光領域D2,D3に均等に入射する
ように、前記回折格子23およびホログラム24が形成
された支持部材31をZ軸を中心として角変位させる。
【0029】図5は、調整時における受光素子22の主
ビーム用受光領域D2〜D4からの出力信号を示す波形
図である。また図6は、前記出力信号強度と、角θとの
関係を示すグラフである。本実施例では、ピットが形成
されていない反射板33を用いることから、得られる信
号は図5に示されるように比較的信号処理の容易な直流
信号となる。回折格子23およびホログラム24が形成
された支持部材31を角変位させて出力信号強度が最大
値となるようにすると、図4(3)に示されるように反
射光34aは受光領域D2,D3に均等に入射し、各構
成部材の位置関係が最もよい状態となる。この状態を角
θ=0°とすると、角θが0°から離れてゆくと、出力
信号強度が低下してゆく。
【0030】図7(1)は、前記角θ=0°のとき、図
7(2)は前記角θ≠0°のときの受光領域D2,D3
に入射する反射光34aをそれぞれ示す平面図である。
角θ=0°のときには、反射光34aが受光領域D2,
D3に均等に入射し、受光領域D2,D3に入射する反
射光のビーム径は等しくなる。一方、前記角θ≠0°の
ときには、反射光34aが受光領域D2,D3に均等に
入射せず、いずれか一方に偏る。このため、たとえば図
7(2)に示されるように、受光領域D2に入射する反
射光のビーム径と、受光領域D3に入射する反射光のビ
ーム径とが異なるようになる。
【0031】図8は、前述した工程a2,a3におい
て、ピックアップ部32に付加されるフォーカスサーボ
機能を説明するための断面図である。フォーカスサーボ
機能とは、対物レンズ26とコンパクトディスクとの距
離を一定に保つためのものであり、コンパクトディスク
が回転するとともに上下に移動するのに追従して、対物
レンズ26を上下に移動させる。前記対物レンズ26
は、基板39に固定されており、対物レンズ26の光の
透過方向に平行な方向に突出した基板39の突出部39
aには、コイル38が巻回されている。コイル38が巻
回された基板39の突出部39aを挟んで、ヨーク3
5,36が配置され、当該ヨーク35,36は磁石37
によって磁化されている。コイル38に電流を流すと、
ヨーク35,36間には、対物レンズ26の光の透過方
向に平行な方向に力が働き、電流の流れる方向を切換え
ることによって、対物レンズ26を図面上で上下方向に
移動することができる。
【0032】図9は、対物レンズ26をフォーカスサー
ボ機能を用いて移動させた状態をそれぞれ示す側面図で
あり、図10は、各状態において受光領域D2,D3に
入射する反射光34aを示す平面図である。図9(1)
に示されるように、対物レンズ26の焦点Sがコンパク
トディスク27の反射面27aに一致しているときに
は、図10(1)に示されるように反射光34aは受光
領域D2,D3に均等に入射し、受光領域D2,D3に
入射する反射光のビーム径は等しくなる。
【0033】図9(2)に示されるように、対物レンズ
26の焦点Sがコンパクトディスク27の反射面27a
と対物レンズ26との間に配置されたときには、反射光
34aは受光領域D2,D3に均等に入射せず、いずれ
か一方に偏る。このため、たとえば図10(2)に示さ
れるように、受光領域D2に入射する反射光のビーム径
と、受光領域D3に入射する反射光のビーム径とが異な
るようになる。このように、対物レンズ26の焦点Sが
コンパクトディスク27の反射面27aに一致していな
い場合には、フォーカスサーボ機能によって、焦点Sが
反射面27aに一致するように、前述したようにして対
物レンズ26が移動する。
【0034】図9(3)に示されるように、対物レンズ
26が図面上で上方向に移動して焦点Sが反射面27a
に一致すると、反射光34aは受光領域D2,D3に均
等に入射し、図10(3)に示されるように受光領域D
2,D3に入射する反射光のビーム径は同じ大きさとな
る。
【0035】前述した回折格子23で分割された3つの
トラッキングビームは、実際にコンパクトディスクに記
録されたデータを読取る際に行われる後述するようなト
ラッキングサーボ機能を実現するために用いられる。す
なわち、コンパクトディスクには複数のピットがトラッ
クに沿って形成されており、ピットからの信号を正確に
読取るためには発光素子21からの光をトラックからず
れることなく照射する必要がある。前述した3つのトラ
ッキングビーム、すなわち1つの主ビームと2つの副ビ
ームとは受光素子22の所望の受光領域に入射される。
この2つの副ビームが入射された受光領域からの出力信
号強度が互いに等しくなるように、照射光を移動させる
ことによってピットが形成されたトラックからずれるこ
となく光を照射することができる。
【0036】以上のように本実施例によれば、ピットが
形成されていない比較的平滑な反射板33を用いてピッ
クアップ部32の調整を行うことによって、受光素子2
2からの出力信号は直流信号となり、交流信号と比べて
信号処理が容易となる。また、ピットの長さを読取らな
いので、読取った信号に対する処理の回数が少なくな
る。このため、ピックアップの調整時間が短縮される。
また、ピットが形成されたコンパクトディスクを用いな
いので、ピットの加工精度による信号のばらつきや、偏
心による信号のばらつきがなくなり、正確に調整するこ
とができる。
【0037】次に、本発明の第2の実施例であるピック
アップの調整方法について説明する。第2の実施例の調
整時には、ピットが形成されたコンパクトディスクを用
いてもよく、前記実施例のようにピットが形成されてい
ない反射板を用いてもよいけれども、本実施例では、ピ
ットが形成されたコンパクトディスクを用いる場合につ
いて説明する。また、調整方法は前記実施例のように3
つの工程a1,a2,a3に分けられる。工程a1,a
2の第1および第2の調整は、前記実施例と同様である
ので説明は省略する。
【0038】図11は、工程a3の第3の調整を説明す
るための対物レンズ26とコンパクトディスク27との
位置関係をそれぞれ示す側面図であり、図12は、各位
置でのコンパクトディスク27に照射される光の照射ス
ポット40〜42をそれぞれ示す平面図である。また、
図13は各位置での受光素子22からの出力信号をそれ
ぞれ示す波形図である。
【0039】まず前記工程a1で対物レンズ26の焦点
がコンパクトディスク27の反射面27aに一致するよ
うに調整されるので、図11(2)のようになり、この
ときのコンパクトディスク27に照射される光の照射ス
ポット41は、図12(2)のようになっている。受光
素子22からの出力信号は図13(2)に示されるよう
になり、このときの出力信号強度をRF1とする。
【0040】図11(1)に示されるように、対物レン
ズ26とコンパクトディスク27の反射面27aとの距
離を長さLだけ近付けるためには、前述したフォーカス
サーボ機能を実現するためのコイル38にオフセット電
圧+Vを印加する。このときにコンパクトディスク27
に照射される光の照射スポット40は、図12(1)に
示されるように前記焦点Sが反射面27aに一致した状
態と比較して大きくなる。
【0041】また、図11(3)に示されるように長さ
Lだけ遠ざけるためには、コイル38にオフセット電圧
−Vを印加する。このときにコンパクトディスク27に
照射される光の照射スポット42は、図12(3)に示
されるように前記焦点Sが反射面27aに一致した状態
と比較して大きくなる。
【0042】長さLだけ近付けたときおよび遠ざけたと
きに得られる受光素子22からの出力信号は、図13
(1),(3)に示されるようになる。このときの出力
信号強度をRF2,RF3とすると、工程a3では、対
物レンズ26とコンパクトディスク27とを前述した焦
点Sの一致した状態から、長さLだけ遠ざけた状態に、
および近付けた状態にし、各状態における受光素子22
での出力信号強度RF1,RF2,RF3を所望とする
値に調整する。すなわち出力信号強度RF1が予め定め
る出力信号強度以上であり、出力信号強度RF2,RF
3が出力信号強度RF1よりも小さくなるように、かつ
RF2=RF3となるように、回折格子23およびホロ
グラム24が形成されたガラス31を前記Z軸を中心と
して角変位させる。
【0043】このようにして調整を行うことは、従来技
術のようにピットの長さを読取らないので、読取った信
号に対する処理の回数が少なくなり、ピックアップの調
整時間が短縮される。
【0044】図14は、本発明のピックアップの調整方
法が適用される他のピックアップ部52を示す斜視図で
ある。ピックアップ部52は、発光素子41、受光素子
42、回折格子43、偏光ビームスプリッタ44、1/
4波長板45、コリメートレンズ46、対物レンズ4
7、凹レンズ48およびプリズム49を備える。たとえ
ば、発光素子41からの光は、回折格子43で3つのト
ラッキングビームに分割され、偏光ビームスプリッタ4
4でS偏光の光が対物レンズ47に向けて反射する。反
射した光は1/4波長板45で円偏光に変換されてコリ
メートレンズ46で平行光となり、対物レンズ47で集
光されてコンパクトディスク50に与えられる。コンパ
クトディスク50の反射面50aには複数のピット51
が形成されている。反射面50aからの反射光は、円偏
光の回転方向が逆になり、対物レンズ47およびコリメ
ートレンズ46を通過して1/4波長板45で直線偏光
に変換される。この光はP偏光であり、偏光ビームスプ
リッタ44を通過し、凹レンズ48およびプリズム49
を通過して受光素子42に与えられる。
【0045】受光素子42は、たとえば複数の受光領域
を有し、回析格子43で分割された3つのトラッキング
ビーム、すなわち1つの主ビームおよび2つの副ビーム
の反射光が各受光領域に入射する。また、プリズム49
で2つに分割された反射光が各受光領域に入射する。こ
のようなピックアップ部52の調整も、前述した2つの
実施例のいずれを用いても調整することが可能である。
【0046】すなわち、先の実施例によれば主ビームが
入射する受光領域の受光強度が最大値となるように回析
格子43を、発光素子41の光軸を中心として回転す
る。また、後の実施例によれば出力信号強度RF1が予
め定める出力信号強度以上で、出力信号強度RF2,R
F3が前記出力信号強度RF1よりも小さく、かつRF
2=RF3となるように、回析格子43を、発光素子4
1の光軸を中心として回転する。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ピットが
形成されていない比較的平滑な反射板を用いて出力信号
強度に基づいてピックアップの調整を行うので、直流信
号の強度を比較するだけでよく、比較的容易にピックア
ップの調整を行うことができる。したがって、調整に要
する時間が短くなる。また、ピットの加工精度による出
力信号のばらつきや、偏心による出力信号のばらつきが
なくなり、より正確に調整することができる。
【0048】また本発明によれば、出力信号の振幅に基
づいて調整を行うので、大まかな処理で調整を行うこと
ができ、ピックアップの調整に要する時間が短縮され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のピックアップの調整方法が適用される
ピックアップ部32を示す斜視図である。
【図2】前記ピックアップ部32の調整時の構成を示す
斜視図である。
【図3】ピックアップの調整方法を段階的に示す工程図
である。
【図4】各工程において受光素子22に入射する主ビー
ムの反射光34a,34bの位置を示す平面図である。
【図5】ピックアップの調整時における受光素子22の
主ビーム用の受光領域D2〜D4からの出力信号を示す
波形図である。
【図6】出力信号強度と角θとの関係を示すグラフであ
る。
【図7】前記角θ=0°のときおよびθ≠0°のときの
受光領域D2,D3に入射する反射光34aを示す平面
図である。
【図8】フォーカスサーボ機能を説明するための断面図
である。
【図9】対物レンズ26をフォーカスサーボ機能を用い
て移動させた状態を示す側面図である。
【図10】フォーカスサーボ機能を用いて対物レンズ2
6を移動させた状態において受光領域D2,D3に入射
する反射光34aを示す平面図である。
【図11】本発明の第2の実施例であるピックアップの
調整方法の第3の工程の対物レンズ26とコンパクトデ
ィスク27との位置関係を示す側面図である。
【図12】コンパクトディスク27に照射される光の照
射スポット40〜42を示す平面図である。
【図13】受光素子22からの出力信号を示す波形図で
ある。
【図14】本発明のピックアップの調整方法が適用され
る他のピックアップ部52を示す斜視図である。
【図15】ピックアップ部12の構成の一例を示す斜視
図である。
【図16】受光素子2の主ビーム用受光領域からの出力
信号の一例を示す波形図である。
【符号の説明】
21,41 発光素子 22,42 受光素子 23,43 回折格子 24 ホログラム 25,46 コリメートレンズ 26,47 対物レンズ 27,50 コンパクトディスク 28,51 ピット 32,52 ピックアップ部 33 反射板 33a 反射面 44 偏光ビームスプリッタ 45 1/4波長板 49 プリズム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子と、 発光素子からの照射光の反射光を受光する受光素子と、 発光素子からの照射光を複数のピットが形成されたディ
    スク状記録媒体の反射面に集光する対物レンズと、 発光素子からの照射光を対物レンズに与え、前記ディス
    ク状記録媒体からの反射光を受光素子に与える光学素子
    とを備えるピックアップの調整方法において、ピットが
    形成されていない比較的平滑な反射板を用いて、受光素
    子での受光強度が最大値となるように前記発光素子、受
    光素子、対物レンズおよび光学素子を位置合わせするこ
    とを特徴とするピックアップの調整方法。
  2. 【請求項2】 前記光学素子は、反射光を2つの光に分
    割して受光素子に与えるホログラムを有し、 前記受光素子は、分割された2つの反射光がそれぞれ入
    射する少なくとも2つの受光領域を有し、 2つの受光領域での受光強度の合計値が最大値となるよ
    うに、前記光学素子を、発光素子の光軸を中心として回
    転させることを特徴とする請求項1記載のピックアップ
    の調整方法。
  3. 【請求項3】 前記光学素子は、発光素子からの照射光
    を1つの主ビームと2つの副ビームとに分割する回折格
    子と、前記主ビームおよび副ビームを対物レンズに与
    え、前記ディスク状記録媒体からの反射光を受光素子に
    与えるビームスプリッタとを有し、 前記受光素子は、主ビームおよび副ビームの反射光がそ
    れぞれ入射する3つの受光領域を有し、 主ビームが入射する受光領域の受光強度が最大値となる
    ように、前記回折格子を、発光素子の光軸を中心として
    回転させることを特徴とする請求項1記載のピックアッ
    プの調整方法。
  4. 【請求項4】 発光素子と、 発光素子からの照射光の反射光を受光する受光素子と、 発光素子からの照射光を複数のピットが形成されたディ
    スク状記録媒体の反射面に集光する対物レンズと、 発光素子からの照射光を対物レンズに与え、前記ディス
    ク状記録媒体からの反射光を受光素子に与える光学素子
    とを備えるピックアップの調整方法において、前記対物
    レンズの焦点が反射面に一致した状態での受光素子の受
    光強度RF1が予め定める受光強度以上であり、前記一
    致した状態から対物レンズと反射面との距離を長さLだ
    け遠ざけたときの受光素子の受光強度RF2と、前記一
    致した状態から対物レンズと反射面との距離を長さLだ
    け近付けたときの受光素子の受光強度RF3とが、前記
    受光強度RF1よりも小さく、かつRF2=RF3とな
    るように、前記発光素子、受光素子、対物レンズおよび
    光学素子を位置合わせすることを特徴とするピックアッ
    プの調整方法。
  5. 【請求項5】 前記光学素子は、反射光を2つの光に分
    割して受光素子に与えるホログラムを有し、 前記受光素子は、分割された2つの反射光がそれぞれ入
    射する少なくとも2つの受光領域を有し、 前記光学素子を、発光素子の光軸を中心として回転させ
    ることを特徴とする請求項4記載のピックアップの調整
    方法。
  6. 【請求項6】 前記光学素子は、発光素子からの照射光
    を1つの主ビームと2つの副ビームとに分割する回折格
    子と、前記主ビームおよび副ビームを対物レンズに与
    え、前記ディスク状記録媒体からの反射光を受光素子に
    与えるビームスプリッタとを有し、 前記受光素子は、主ビームおよび副ビームの反射光がそ
    れぞれ入射する3つの受光領域を有し、 前記回折格子を、発光素子の光軸を中心として回転させ
    ることを特徴とする請求項4記載のピックアップの調整
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0932146A2 (en) * 1998-01-23 1999-07-28 Rohm Co., Ltd. Optical pickup and method of adjusting same
CN100356463C (zh) * 2004-06-30 2007-12-19 夏普株式会社 拾音装置的制造方法

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