JPH08110506A - 液晶表示素子およびその駆動方法 - Google Patents

液晶表示素子およびその駆動方法

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JPH08110506A
JPH08110506A JP24571794A JP24571794A JPH08110506A JP H08110506 A JPH08110506 A JP H08110506A JP 24571794 A JP24571794 A JP 24571794A JP 24571794 A JP24571794 A JP 24571794A JP H08110506 A JPH08110506 A JP H08110506A
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JP
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timing
electrode
terminal
transparent substrate
liquid crystal
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JP24571794A
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Yukimi Takahashi
由紀見 高橋
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Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 タイミング電極100の一方の端子に接続し
タイミング電極100を駆動するタイミング駆動回路1
06とタイミング電極100の他方の端子に接続する磁
場発生手段108と画素電極120の一方の端子に接続
し画素電極120を駆動する画素駆動回路114と画素
電極120の他方の端子に接続する磁場検出手段112
と対向する第1の透明基板104と第2の透明基板12
4との間に注入する液晶層110とで構成する液晶表示
素子およびその駆動方法。 【効果】 液晶表示素子に磁場を発生するための磁場発
生手段と検出ペンからの磁場により誘導電圧を誘起し
て、その誘導電圧を検出する磁場検出手段とを設けるこ
とで、検出位置と表示位置とでずれがなく、消費電力が
少なく、薄く、軽く、携帯性の良い座標入力機能を備え
た液晶表示素子およびその駆動方法を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は所定のペンを用い、ペン
の指示する座標位置を磁場を利用して入力し、表示する
液晶表示付き座標入力装置の液晶表示素子の構成とその
駆動方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】情報機器への入力手段としてキーボード
やタブレットを使用するものは可搬性に乏しいため、可
搬性に優れたペン入力携帯情報機器の要求が増してきて
いる。図13は従来例の表示素子とタブレットとを一体
化する液晶表示付き座標入力装置の構成を示す斜視図で
ある。例えば特開昭60−186924号公報に記載さ
れているディスプレイ付き座標入力装置の構成も同じ構
成である。
【0003】図13に示す液晶表示付き座標入力装置の
構成について説明を行う。タブレット100と棒磁石か
らなる磁気ペン200と液晶表示素子300とで構成
し、液晶表示素子300は磁気ペン200でX軸および
Y軸の座標を入力するタブレット100の上に重ね合わ
さっている。
【0004】図14は図13に示すタブレット100の
X軸検出手段の構成を示す斜視図である。まず図14に
示すタブレットのX軸検出手段の構成を説明する。長尺
の磁性体113a〜113cと励磁線112a〜112
cと検出線111a〜111cと2枚の絶縁シート11
4、115とX軸検出回路116と交流電源117とで
構成している。
【0005】磁性体113a〜113cは2枚の絶縁シ
ート114と115との間に長手方向をX軸に沿うよう
に取り付けてある。
【0006】また励磁線112a〜112cは2枚の絶
縁シート114と115とを挟むように上下に配線し、
励磁線112aの下部の配線は励磁線112bの上部の
配線に接続し、励磁線112bの下部の配線は励磁線1
12cの上部の配線に接続し、励磁線112aの上部の
配線と励磁線112cの下部の配線とは交流電源117
に接続している。したがって励磁線112a〜112c
は直列に接続し交流電源117に接続している。また励
磁線112a〜112cは磁性体113a〜113cに
直交するように配置している。
【0007】また検出線111a〜111cは2枚の絶
縁シート114と115とを挟むように上下に配線し、
検出線111a〜111cの下部のそれぞれの配線の終
端は接地している。また検出線111a〜111cの上
部のそれぞれの配線の終端はX軸検出回路116に接続
している。さらに検出線111a〜111cは励磁線1
12a〜112cの間に平行に配列し、磁性体113a
〜113cに直交するように配置している。
【0008】図15は図13に示す磁気ペン200を図
14に示すA点に押しあてた時におのおのの検出線に出
力する誘導電圧を示すグラフである。
【0009】図13と図14と図15とを用いて従来例
の液晶表示付き座標入力装置の動作を説明をする。まず
励磁線112a〜112cに交流電源117から交流電
流を流すと、電磁誘導により検出線111a〜111c
には、それぞれほぼ等しい誘導電圧が発生する。
【0010】つぎに図13に示す棒磁石からなる磁気ペ
ン200を図14に示す磁性体113b上のA点に押し
あてると、磁気ペン200の真下では磁性体113bと
ほぼ直交するため透磁率への影響が小さく、その両側で
は磁性体113bの長手方向に通る磁束が増加し透磁率
が減少する。
【0011】磁性体113bの透磁率の影響で図15に
示すように検出線111a〜111cに発生する誘導電
圧は変化する。図15に示す横軸のX1、X2、X3は
検出線111aと111bと111cとの座標を示し、
XsはA点の座標を示し、また縦軸は誘導電圧を示して
いる。
【0012】つぎに検出線111a〜111cの誘導電
圧を図14に示すX軸検出回路116で検出し演算する
ことで正確なA点のX座標を求めることができる。
【0013】また図13に示すタブレット100を構成
するY軸検出手段についても上記説明のX軸検出手段と
同じ構成と動作をすることで正確なY座標を求めること
ができ、そのX座標とY座標との値をもとに図12に示
す液晶表示素子300にA点の表示を行うことが可能と
なる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記記載の従来例の液
晶表示付き座標入力装置は液晶表示素子300の下にタ
ブレット100を構成するため、磁気ペン200とタブ
レット100を構成するX軸検出手段またはY軸検出手
段との距離が離れているため、液晶表示素子300に表
示する表示位置とタブレット100で検出する検出位置
とがずれるという課題がある。
【0015】また励磁線112a〜112cに常に交流
電流を流すため消費電力が多くなるという課題があり、
さらに交流電流を流すための交流電源が必要であるとい
う課題がある。
【0016】またタブレット100が必要であるため、
その分厚みが増し、重量が増し、携帯性が悪いという課
題がある。
【0017】本発明の目的は上記記載の課題を解決し
て、検出位置と表示位置とでずれがなく、消費電力が少
なく、薄く、軽く、携帯性の良い座標入力機能を備えた
液晶表示素子およびその駆動方法を提供することであ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の液晶表示素子の構成は複数の透明導電膜のタイ
ミング電極を形成する第1の透明基板と、複数の透明導
電膜の画素電極を形成する第2の透明基板と、タイミン
グ電極の一方の端子に接続しタイミング電極を駆動する
タイミング駆動回路と、タイミング電極の他方の端子に
接続する磁場発生手段と、画素電極の一方の端子に接続
し画素電極を駆動する画素駆動回路と、画素電極の他方
の端子に接続する磁場検出手段と、対向する第1の透明
基板と第2の透明基板との間に注入する液晶層とを有す
ることを特徴とする。
【0019】また本発明の液晶表示素子の駆動方法は、
磁場発生手段が出力する磁場発生信号はタイミング駆動
回路が出力するタイミング駆動信号と同形の信号で、タ
イミング駆動信号の選択期間を短くまたは長くする信号
とし、タイミング駆動信号と磁場発生信号とをおのおの
のタイミング電極に同時に印加することで、おのおのの
タイミング電極に電流を流し、おのおののタイミング電
極の周囲に磁場を発生することを特徴とする。
【0020】また本発明の液晶表示素子の駆動方法は、
タイミング駆動回路が出力する複数のタイミング駆動信
号をそれぞれのタイミング電極の一方の端子に印加し、
おのおののタイミング電極の他方の端子に接続する磁場
発生手段を構成する片方の端子を接地するそれぞれのコ
ンデンサを介し、おのおののタイミング駆動信号の選択
期間だけ接地し、おのおののタイミング電極に電流を流
し、おのおののタイミング電極の周囲に磁場を発生する
ことを特徴とする。
【0021】また本発明の液晶表示素子の駆動方法は、
タイミング駆動回路が出力する複数のタイミング駆動信
号をそれぞれのタイミング電極の一方の端子に印加し、
おのおののタイミング電極の他方の端子に接続する磁場
発生手段を構成する片方の端子を接地するそれぞれの抵
抗素子を介し、おのおののタイミング駆動信号の選択期
間だけ接地し、おのおののタイミング電極に電流を流
し、おのおののタイミング電極の周囲に磁場を発生する
ことを特徴とする。
【0022】
【作用】磁場発生手段が出力する磁場発生信号はタイミ
ング駆動回路が出力するタイミング駆動信号と同形の信
号で、タイミング駆動信号の選択期間を短くまたは長く
する信号とし、タイミング駆動信号と磁場発生信号とを
おのおのののタイミング電極に同時に印加する。
【0023】このことで、おのおののタイミング電極に
電流を流し、おのおののタイミング電極の周囲に磁場を
発生し、液晶表示素子の外部から磁性体とコイルとコン
デンサとを有する検出ペンでその磁場を検出および共振
および増幅し、その検出ペン近傍の画素電極に誘導電圧
を発生し、磁場検出手段でその誘導電圧を検出して検出
ペンの位置を検出し、液晶表示素子に表示する。
【0024】以上のことにより検出位置と表示位置とで
ずれがなく、消費電力が少なく、薄く、軽く、携帯性の
良い液晶表示素子を提供できる。
【0025】
【実施例1】図1は本発明の液晶表示素子を使用する液
晶表示付き座標入力装置を分解した様子を示す斜視図で
ある。図1に示す斜視図を用いて本発明の液晶表示素子
の構成と本発明の液晶表示素子を使用する液晶表示付き
座標入力装置の構成を説明する。
【0026】本発明の液晶表示素子の構成は、複数の透
明導電膜のタイミング電極100を形成する第1の透明
基板104と、タイミング電極100の一方の端子に接
続しタイミング電極100を駆動するタイミング駆動回
路106と、タイミング電極100の他方の端子に接続
する磁場発生手段108とで構成する。
【0027】また本発明の液晶表示素子の構成は、複数
の透明導電膜の画素電極120を形成する第2の透明基
板124と、画素電極120の一方の端子に接続し画素
電極120を駆動する画素駆動回路114と、画素電極
120の他方の端子に接続する磁場検出手段112と、
対向する第1の透明基板104と第2の透明基板124
との間に注入する液晶層110とで構成する。
【0028】さらに本発明の液晶表示素子を使用する液
晶表示付き座標入力装置の構成は、上記記載の本発明の
液晶表示素子と、位置を検出する検出ペン102とで構
成する。
【0029】図2は本発明の実施例1における液晶表示
素子の構成を示す平面図である。まず図2に示す平面図
を用いて本発明の実施例1における液晶表示素子の構成
について説明する。
【0030】本発明の実施例1における液晶表示素子の
構成は、複数の透明導電膜のタイミング電極100を形
成する第1の透明基板104と、タイミング電極100
の一方の端子Y11〜Y1nに接続しタイミング電極1
00を駆動するタイミング駆動回路106と、タイミン
グ電極100の他方の端子Y21〜Y2nに接続する磁
場発生手段108とで構成する。
【0031】また本発明の液晶表示素子の構成は、複数
の透明導電膜の画素電極120を形成する第2の透明基
板124と、画素電極120の一方の端子X11〜X1
nに接続し画素電極120を駆動する画素駆動回路11
4と、画素電極120の他方の端子X21〜X2nに接
続する磁場検出手段112とで構成する。
【0032】図3は本発明の液晶表示素子を使用する液
晶表示付き座標入力装置に用いる検出ペンの構成を示す
斜視図である。図3に示す斜視図を用いて本発明の液晶
表示素子を使用する液晶表示付き座標入力装置に用いる
検出ペンの構成について説明する。
【0033】検出ペンの構成は、円柱状のまたは直方体
状の磁性体308と、磁性体308の周り取り囲むよう
に配線しているコイル310と、コイル310の終端に
接続するコンデンサ306と、コンデンサ306に発生
する出力を増幅する増幅器304と、筐体302とで構
成している。
【0034】図2に示す本発明の液晶表示素子の表示駆
動方法について簡単に説明する。図2に示すタイミング
駆動回路106は複数のタイミング電極100を順番に
選択する2つのフレームで1画面を形成するタイミング
駆動信号を発生し、また画素駆動回路114はタイミン
グ駆動信号に同期して複数の画素電極120を選択する
画素駆動信号を発生することにより、マトリックス状の
画素を選択的に表示する。液晶表示素子の表示駆動方法
については公知の技術であるのでこれ以上の説明は省略
する。
【0035】図4はタイミング駆動回路が出力するタイ
ミング駆動信号と磁場発生回路が出力する磁場発生信号
を示す波形図である。
【0036】つぎに図2と図3と図4とを用いて本発明
の実施例1における液晶表示素子を使用する指示位置表
示入力装置の駆動方法について説明する。
【0037】まず図2に示すタイミング駆動回路106
はタイミング電極100の一方の端子Y11〜Y1nに
タイミング駆動信号を出力し、磁場発生手段108はタ
イミング電極100の他方の端子Y21〜Y2nにタイ
ミング駆動回路106が出力するタイミング駆動信号に
同期してタイミング駆動信号と同形の信号で、タイミン
グ駆動信号の2つのフレームの内1つのフレームの選択
期間を所定期間短くする磁場発生信号を出力する。
【0038】タイミング駆動信号と磁場発生信号との波
形は、図4のY11〜Y1nとY21〜Y2nとに示し
ている。また図4に示すタイミング駆動信号Y11〜Y
1nと磁場発生信号Y21〜Y2nとの差を差分信号Y
31〜Y3nとして示している。
【0039】上記説明から明らかなように図2に示すタ
イミング電極100は上から下に順番に、タイミング駆
動回路106から磁場発生手段108に、図4に示す差
分信号Y31〜Y3nの”ハイ”の区間だけ微小電流が
流れることになる。
【0040】このおのおののタイミング電極100に流
れる電流により、それぞれの電極には上から下に順番に
磁場が発生する。
【0041】つぎに図3に示す検出ペンを図2に示す指
示位置表示入力装置に近づけることによりタイミング電
極100に発生する磁場を図3に示す検出ペンを構成す
る磁性体308に誘導し、コイル310とコンデンサ3
06とからなるLC並列共振回路に電圧を誘起する。
【0042】図9は検出ペンに誘起する誘導電圧を示す
波形図である。横軸は時間を表し、縦軸は誘導電圧を表
している。またこの誘導電圧の振幅は、はじめは小さく
徐々に振幅がおきくなり最大値を越えると急激に振幅が
減少しゼロボルトになり、ゼロボルト以降の波形はこの
ゼロボルトを境に極性を反転した左右対称の波形になっ
ている。
【0043】図9に示す誘導電圧の波形が発生するメカ
ニズムを以下に説明する。図3に示す検出ペンを図2に
示す指示位置表示入力装置のほぼ中央に接触する。その
時、液晶表示素子を構成するタイミング電極100の上
から下に順番に磁場が発生すると、検出ペンに発生する
誘導電圧は徐々に振幅が増加していく。
【0044】そして検出ペンの上側の近傍のタイミング
電極に磁場が発生する時に最大の誘導電圧が発生し、検
出ペン直下のタイミング電極に磁場が発生する時にはゼ
ロボルトとなり、また検出ペンの下側のタイミング電極
に発生する磁場は、検出ペンから見て極性が反転した磁
場となり、検出ペンに発生する誘導電圧も極性が反転す
る誘導電圧が発生する。
【0045】そして検出ペンの下側の近傍のタイミング
電極に磁場が発生する時に極性が反対で最大の誘導電圧
が発生し、さらに検出ペンからタイミング電極に発生す
る磁場が離れていくと、検出ペンに発生する誘導電圧は
徐々に振幅が減少していくことになる。
【0046】つぎに検出ペンに誘起する誘導電圧は図3
に示す検出ペンの磁性体308に磁場を発生することに
より、その磁場の変化は検出ペン近傍の図2に示す画素
電極120に誘導電圧を誘起する。図10は画素電極に
誘起する誘導電圧を示す波形図である。図10(a)は
検出ペンから少し離れた所の画素電極に誘起する誘導電
圧を示す波形図である。また図10(b)は検出ペンの
近傍の画素電極に誘起する誘導電圧を示す波形図であ
る。
【0047】図2に示す画素電極120に誘起する誘導
電圧を磁場検出手段112でおのおのの画素電極120
ごとに検出し、最大値を示す画素電極120の場所を検
出ペンのX軸座標として認識する。またY軸座標の認識
は画素電極120に誘起する誘導電圧波形を磁場検出手
段112で検出し、タイミング駆動回路106がタイミ
ング電極100に出力するタイミング駆動信号を形成す
る基準クロックである同期信号と同期を取ることで認識
することができる。
【0048】図11はY軸座標の認識方法の原理を示す
図である。図11を用いてY軸座標の認識方法について
説明する。同期検波用スイッチ1101と、コンデンサ
1103と、同期検波用スイッチ1101の入力端子に
入力する画素電極に誘起する誘導電圧と、同期検波用ス
イッチ1101のスイッチング端子に入力するタイミン
グ駆動信号を形成する基準クロックである同期信号とで
構成している。
【0049】同期検波用スイッチ1101は同期信号の
タイミングでスイッチングすることで、画素電極に誘起
する誘導電圧を同期信号に同期して検出し、包絡線11
02を検出する。またこの包絡線1102の検出波形は
徐々に誘導電圧が上昇し最大の誘導電圧を誘起後、極性
を反転する誘導電圧となり最大の反転極性の誘導電圧の
後、徐々にゼロボルトに収束する波形であり、極性が反
転しゼロボルトを横切る時の同期信号を検出することで
Y軸座標を認識することが可能となる。
【0050】図2に示す磁場検出手段112で検出する
X軸座標とY軸座標とをもとに検出ペンの位置を液晶表
示素子の表示駆動回路(図示せず)を介して指示位置表
示入力装置に表示することができる。
【0051】図12は本発明の実施例1における液晶表
示素子を構成する磁場検出手段の回路構成を示すブロッ
ク図である。図12に示す磁場検出手段の構成を説明す
る。
【0052】磁場検出手段は、画素電極120に誘起す
る誘導電圧の信号をX軸座標の検出回路162とY軸座
標の検出回路178とに振り分ける切り替え回路150
で構成する。
【0053】またX軸座標の検出回路162は、画素電
極120に誘起する誘導電圧の信号を切り替え回路15
0を介して選択的に誘導電圧の信号を出力する複数のス
イッチ回路152と、それぞれのスイッチ回路152が
出力する画素電極120の誘導電圧の信号の隣接する信
号を比較する複数のコンパレータ154と、それぞれの
コンパレータ154の出力をクロックに同期して順次走
査する走査回路156と、クロックに同期してコンパレ
ータ154の出力を走査回路156を介して順次入力す
るシフトレジスタ158と、シフトレジスタ158の値
からX軸座標を算出するデコーダー160とで構成して
いる。
【0054】またY軸座標の検出回路178は、画素電
極120に誘起する誘導電圧の信号を切り替え回路15
0を介して図11に示す同期検出方法を用いる同期検波
回路170と、同期検波回路170の出力をアナログ・
デジタル変換するA/D変換回路172と、同期検波回
路170で使用する同期信号に同期してA/D変換回路
172の出力をラッチするラッチ回路174と、ラッチ
回路174の値からY軸座標を算出するデコーダー17
6とで構成している。
【0055】図12に示す磁場検出手段の駆動方法を説
明する。まずX軸座標の検出回路162の駆動方法を以
下に説明する。画素電極120に誘起する誘導電圧の信
号を切り替え回路150を介して画素電極120に対応
するそれぞれのスイッチ回路152に出力する。
【0056】そして画素電極120に誘起する誘導電圧
の信号を選択的に出力するためのクロックに同期して、
スイッチ回路152は隣接する2つの信号をコンパレー
タ154に順次出力する。そして走査回路156は上記
クロックに同期してコンパレータ154の出力を選択
し、シフトレジスタ158に順次入力する。
【0057】シフトレジスタ158にはコンパレータ1
54の出力である”0”または”1”のデータが入って
おり、そのデータは途中で”0”から”1”にまたは”
1”から”0”に切り替わる点がある。この点がX軸座
標の点となり、このデータをデコーダー160を介して
X軸座標を検出する。
【0058】つぎにY軸座標の検出回路178の駆動方
法を以下に説明する。X軸座標の検出回路162を構成
するシフトレジスタ158でデータが”0”から”1”
または”1”から”0”に切り替わる点のデータを切り
替え回路150に戻し、その点のX軸座標の画素電極1
20の信号をY軸座標の検出回路178を構成する同期
検波回路170に出力する。
【0059】同期検波回路170の動作は図11に示す
同期検出方法で説明しているのでここでは省略する。つ
ぎに同期検波回路170で使用する同期信号に同期して
同期検波回路170が出力する信号をA/D変換回路1
72に入力しデジタルデータに変換する。
【0060】A/D変換回路172が出力するデジタル
データを同期信号に同期してラッチ回路174に出力
し、そのラッチ回路174の出力を第2のデコーダー1
76に出力し、もっともゼロボルトに近い値の場所をY
軸座標として検出する。
【0061】図5は本発明の実施例1における液晶表示
素子の表示期間と位置検出期間との関係を示す図であ
る。図5に示す第1のラインはタイミング電極に印加す
るタイミング駆動信号の選択期間を示し、選択期間の内
に位置検出期間と表示期間があることを示している。ま
た図5では位置検出期間は選択期間の最初の部分にある
ように示しているが、選択期間の内であればどこにあっ
てもかまわない。
【0062】本発明の実施例1では磁場発生手段が発生
する磁場発生信号はタイミング駆動信号の選択期間に対
して所定期間短くすることで説明しているが、タイミン
グ駆動信号の選択期間よりも所定期間長くしても同じ結
果が得られることは明らかである。
【0063】また図2における磁場発生手段108と、
磁場検出手段112とは、第1の透明基板104上と第
2の透明基板124とに形成することを前提に考慮され
ているが、第1の透明基板104と第2の透明基板12
4との外に設置し、タイミング駆動電極100の他方の
端子または画素電極120の他方の端子から引き出し線
を設けて接続することでも同じ結果になることは明らか
である。
【0064】
【実施例2】図7は本発明の実施例2における液晶表示
素子の構成を示す平面図である。まず図7に示す液晶表
示素子の構成について説明する。
【0065】本発明の実施例2における液晶表示素子
は、複数の透明導電膜のタイミング電極100を形成す
る第1の透明基板104と、タイミング電極100の一
方の端子に接続しタイミング電極100を駆動するタイ
ミング駆動回路106と、タイミング電極100の他方
の端子に接続する磁場発生手段108とで構成する。
【0066】磁場発生手段108は、複数の受動素子1
32で構成し,受動素子132はコンデンサを使用して
いる。受動素子132の一方の端子はタイミング電極1
00の他方の端子に接続し,受動素子132の他方の端
子は隣接するタイミング電極100の他方の端子に接続
している。
【0067】また本発明の実施例2における液晶表示素
子は、複数の透明導電膜の画素電極120を形成する第
2の透明基板124と、画素電極120の一方の端子に
接続し画素電極120を駆動する画素駆動回路114
と、画素電極120の他方の端子に接続する磁場検出手
段112とで構成する。
【0068】図6は本発明の実施例2におけるタイミン
グ駆動回路が出力するタイミング駆動信号とコンデンサ
である受動素子に発生する微分信号を示す波形図であ
る。つぎに図6と図7とを用いて本発明の実施例2にお
ける液晶表示素子の駆動方法について説明する。
【0069】図7に示すタイミング駆動回路106はタ
イミング電極100のおのおのの一方の端子に図6に示
すタイミング駆動信号Y11〜Y1nを受動素子132
のおのおのの一方の端子に出力する。このときおのおの
の受動素子132の他方の端子は隣接するタイミング電
極100に接続しており、隣接するタイミング電極を介
して接地しているように動作し、図6に示すような微分
信号Y21〜Y2nがコンデンサである受動素子132
に発生する。
【0070】したがっておのおののタイミング駆動電極
100には図6に示すような微分信号Y21〜Y2nに
対応する微分電流が流れ、おのおののタイミング駆動電
極100に磁場が発生する。
【0071】このようにして発生する磁場を図3に示す
検出ペンで検出し、図7に示す画素電極120に誘導電
圧を誘起し、磁場検出手段112では図6に示すタイミ
ング駆動信号Y11〜Y1nまたは微分信号Y21〜Y
2nの立ち上がりまたは立ち下がりの信号に同期した誘
導電圧のみを検出することで上記実施例1に示している
様にX軸、Y軸座標の位置検出を行うことができる。
【0072】上記図7における磁場発生手段108を構
成する受動素子132と、磁場検出手段112とは、第
1の透明基板104と第2の透明基板124とに形成す
ることを前提に考慮されているが、第1の透明基板10
4と第2の透明基板124との外に設置し、タイミング
駆動電極100の他方の端子または画素電極120の他
方の端子から引き出し線を設けて接続することでも同じ
結果になることは明らかである。
【0073】また本発明の実施例2では受動素子132
をコンデンサで構成することで説明しているが、抵抗素
子を用いても消費電流の点では劣るが、ノイズのS/N
比を上げて、同じ結果を得ることができることは明らか
である。
【0074】図16は本発明の実施例2におけるコンデ
ンサの構成を示す図である。図16(a)はコンデンサ
を隣接するタイミング電極間に接続している様子を示す
斜視図である。図16(b)は図16(a)に示すA−
A線で切断した様子を示す断面図である。
【0075】図16を用いて本発明の実施例2における
コンデンサの構成を説明する。本発明の実施例2におけ
るコンデンサの構成は、第1の透明基板104と、第1
の透明基板104に形成する金属膜である透明導電膜の
タイミング電極100と、タイミング電極100の他方
の端子に直交するように形成する金属膜803と金属膜
803を陽極酸化して形成する絶縁膜804とで構成す
るMetal−Insulator−Metal(以下
MIMと記載する)構造となっている。
【0076】つぎにコンデンサの製造方法を説明する。
まず第1の透明基板104の全面にタンタル(以下Ta
と記載する)膜である金属膜803を薄膜形成技術で成
膜し、ホトエッチングにより図16(a)に示すような
帯状の金属膜803を形成する。
【0077】つぎにTa膜である金属膜803の表面を
陽極酸化することで酸化タンタル(以下Ta2O5と記
載する)である絶縁膜804を形成する。つぎに第1の
透明基板104の全面にインジウム−錫−酸化物(以下
ITOと記載する)膜を薄膜形成技術で成膜し、ホトエ
ッチングにより金属膜803に直交するようにタイミン
グ電極100を形成する。
【0078】図17は本発明の実施例2における抵抗素
子の構成を示す図である。図17(a)は抵抗素子を隣
接するタイミング電極間に接続している様子を示す斜視
図である。図17(b)は図17(a)に示すB−B線
で切断した様子を示す断面図である。
【0079】図17を用いて本発明の実施例2における
抵抗素子の構成を説明する。本発明の実施例2における
抵抗素子の構成は、第1の透明基板104と、第1の透
明基板104に形成する金属膜805と、金属膜805
に直交する形で接続するタイミング電極100とで構成
している。
【0080】つぎに本発明の実施例2における抵抗素子
の製造方法を説明する。まず第1の透明基板104の全
面に金属膜805を薄膜形成技術で成膜し、ホトエッチ
ングにより図17(a)に示すような帯状の金属膜80
5を形成する。
【0081】つぎに第1の透明基板104の全面にイン
ジウム−錫−酸化物(以下ITOと記載する)膜を薄膜
形成技術で成膜し、ホトエッチングにより金属膜805
に直交するようにタイミング電極100を形成する。
【0082】図17に示す金属膜805はタンタルやク
ロムやニッケルやモリブデンなどを使用し、酸素との混
合比を変えることで希望する抵抗値の金属膜を形成する
ことができる。
【0083】
【実施例3】図8は本発明の実施例3における液晶表示
素子の構成を示す平面図である。まず図8に示す液晶表
示素子の構成について説明する。
【0084】本発明の実施例3における液晶表示素子
は、複数の透明導電膜のタイミング電極100を形成す
る第1の透明基板104と、タイミング電極100の一
方の端子に接続しタイミング電極100を駆動するタイ
ミング駆動回路106と、タイミング電極100の他方
の端子に接続する磁場発生手段108とで構成する。
【0085】磁場発生手段108は、複数の受動素子1
32で構成し,受動素子132はコンデンサを使用して
いる。受動素子132の一方の端子はタイミング電極1
00の他方の端子に接続し,受動素子132の他方の端
子はすべて接地している。
【0086】また本発明の実施例3における液晶表示素
子は、複数の透明導電膜の画素電極120を形成する第
2の透明基板124と、画素電極120の一方の端子に
接続し画素電極120を駆動する画素駆動回路114
と、画素電極120の他方の端子に接続する磁場検出手
段112とで構成する。
【0087】図6は本発明の実施例3におけるタイミン
グ駆動回路が出力するタイミング駆動信号とコンデンサ
である受動素子に発生する微分信号を示す波形図であ
る。つぎに図6と図8とを用いて本発明の実施例3にお
ける液晶表示素子の駆動方法について説明する。
【0088】図8に示すタイミング駆動回路106はタ
イミング電極100のおのおのの一方の端子に図6に示
すタイミング駆動信号Y11〜Y1nを受動素子132
のおのおのの一方の端子に出力する。このときおのおの
の受動素子132の他方の端子はすべて接地しており、
図6に示すような微分信号Y21〜Y2nがコンデンサ
である受動素子に発生する。
【0089】したがっておのおののタイミング駆動電極
100には図6に示すような微分信号Y21〜Y2nに
対応する微分電流が流れ、おのおののタイミング駆動電
極100に磁場が発生する。
【0090】このようにして発生する磁場を図3に示す
検出ペンで検出し、図8に示す画素電極120に誘導電
圧を誘起し、磁場検出手段112では図6に示すタイミ
ング駆動信号Y11〜Y1nまたは微分信号Y21〜Y
2nの立ち上がりまたは立ち下がりの信号に同期した誘
導電圧のみを検出することで、上記実施例1に示してい
る様にX軸、Y軸座標の位置検出を行うことができる。
【0091】上記図8における磁場発生手段108を構
成する受動素子132と、磁場検出手段112とは、第
1の透明基板104と第2の透明基板124とに形成す
ることを前提に考慮されているが、第1の透明基板10
4と第2の透明基板124との外に設置し、タイミング
駆動電極100の他方の端子または画素電極120の他
方の端子から引き出し線を設けて接続することでも同じ
結果になることは明らかである。
【0092】また本発明の実施例3では受動素子132
をコンデンサで構成することで説明しているが、抵抗素
子を用いても消費電流の点では劣るが、ノイズのS/N
比を上げて、同じ結果を得ることができることは明らか
である。
【0093】図18は本発明の実施例3におけるコンデ
ンサの構成を示す図である。図18(a)はコンデンサ
の他方の端子を接地している様子を示す斜視図である。
図18(b)は図18(a)に示すC−C線で切断した
様子を示す断面図である。コンデンサの構成と製造方法
は,本発明の実施例2で説明する内容とほぼ同じである
が、Ta膜である金属膜803を接地している点が相違
している。
【0094】図19は本発明の実施例3における抵抗素
子の構成を示す図である。図19(a)は抵抗素子の他
方の端子を接地している様子を示す斜視図である。図1
9(b)は図19(a)に示すD−D線で切断した様子
を示す断面図である。抵抗素子の構成と製造方法は、本
発明の実施例2で説明する内容とほぼ同じであるが、そ
れぞれのタイミング電極100の間から金属膜805を
引き出して接地している点が相違している。
【0095】
【発明の効果】本発明の液晶表示素子は,液晶表示素子
に表示するためのタイミング電極と画素電極とのそれぞ
れ一方の端子に接続するタイミング駆動回路と画素駆動
回路とを備えながら,他方の端子には磁場発生手段と磁
場検出手段とを接続する液晶表示素子を有し、タイミン
グ電極に磁場を発生し,検出ペンで検出する磁場により
画素駆動電極に誘導電圧を誘起することにより,検出位
置と表示位置とでずれがなく、消費電力が少なく、薄
く、軽く、携帯性の良い座標入力機能を備えた液晶表示
素子およびその駆動方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示素子を使用する液晶表示付き
座標入力装置を分解した様子を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例1における液晶表示素子の構成
を示す平面図である。
【図3】本発明の液晶表示素子を使用する液晶表示付き
座標入力装置に用いる検出ペンの構成を示す斜視図であ
る。
【図4】本発明の実施例1におけるタイミング駆動信号
と磁場発生信号とを示す波形図である。
【図5】本発明の実施例1における表示期間と位置検出
期間を示すタイミングチャートである。
【図6】本発明の実施例2におけるタイミング駆動信号
とコンデンサに発生する微分信号とを示す波形図であ
る。
【図7】本発明の実施例2における液晶表示素子の構成
を示す平面図である。
【図8】本発明の実施例3における液晶表示素子の構成
を示す平面図である。
【図9】本発明の液晶表示素子を使用する液晶表示付き
座標入力装置に用いる検出ペンに誘起する誘導電圧を示
す波形図である。
【図10】本発明の液晶表示素子を構成する画素電極に
誘起する誘導電圧を示す波形図である。
【図11】本発明の液晶表示素子を構成する磁場検出手
段のY軸座標の認識の原理を示す図である。
【図12】本発明の液晶表示素子を使用する液晶表示付
き座標入力装置を構成する磁場検出手段の回路構成を示
すブロック図である。
【図13】従来例の表示素子とタブレットとを一体化す
る液晶表示付き座標入力装置の構成を示す斜視図であ
る。
【図14】従来例のタブレットのX軸検出手段の構成を
示す斜視図である。
【図15】従来例のタブレットを構成する検出線に出力
する誘導電圧を示すグラフである。
【図16】本発明の実施例2におけるコンデンサの構成
を示す図である。
【図17】本発明の実施例2における抵抗素子の構成を
示す図である。
【図18】本発明の実施例3におけるコンデンサの構成
を示す図である。
【図19】本発明の実施例3における抵抗素子の構成を
示す図である。
【符号の説明】
100 タイミング電極 104 第1の透明基板 106 タイミング駆動回路 108 磁場発生手段 112 磁場検出手段 114 画素駆動回路 120 画素電極 124 第2の透明基板

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示付き座標入力装置に使用する液
    晶表示素子は、複数の透明導電膜のタイミング電極を形
    成する第1の透明基板と、複数の透明導電膜の画素電極
    を形成する第2の透明基板と、タイミング電極の一方の
    端子に接続しタイミング電極を駆動するタイミング駆動
    回路と、タイミング電極の他方の端子に接続する磁場発
    生手段と、画素電極の一方の端子に接続し画素電極を駆
    動する画素駆動回路と、画素電極の他方の端子に接続す
    る磁場検出手段と、対向する第1の透明基板と第2の透
    明基板との間に注入する液晶層とを有することを特徴と
    する液晶表示素子。
  2. 【請求項2】 液晶表示付き座標入力装置に使用する液
    晶表示素子は、複数の透明導電膜のタイミング電極を形
    成する第1の透明基板と、複数の透明導電膜の画素電極
    を形成する第2の透明基板と、タイミング電極の一方の
    端子に接続しタイミング電極を駆動するタイミング駆動
    回路と、タイミング電極の他方の端子に接続する磁場発
    生手段と、画素電極の一方の端子に接続し画素電極を駆
    動する画素駆動回路と、画素電極の他方の端子に接続す
    る磁場検出手段と、対向する第1の透明基板と第2の透
    明基板との間に注入する液晶層とを有し、磁場発生手段
    はタイミング駆動回路が出力するタイミング駆動信号に
    同形の信号で、タイミング駆動信号の選択期間を所定期
    間短くする磁場発生信号を出力する磁場発生回路である
    ことを特徴とする液晶表示素子。
  3. 【請求項3】 液晶表示付き座標入力装置に使用する液
    晶表示素子は、複数の透明導電膜のタイミング電極を形
    成する第1の透明基板と、複数の透明導電膜の画素電極
    を形成する第2の透明基板と、タイミング電極の一方の
    端子に接続しタイミング電極を駆動するタイミング駆動
    回路と、タイミング電極の他方の端子に接続する磁場発
    生手段と、画素電極の一方の端子に接続し画素電極を駆
    動する画素駆動回路と、画素電極の他方の端子に接続す
    る磁場検出手段と、対向する第1の透明基板と第2の透
    明基板との間に注入する液晶層とを有し、磁場発生手段
    はタイミング駆動回路が出力するタイミング駆動信号に
    同形の信号で、タイミング駆動信号の選択期間を所定期
    間長くする磁場発生信号を出力する磁場発生回路である
    ことを特徴とする液晶表示素子。
  4. 【請求項4】 液晶表示付き座標入力装置に使用する液
    晶表示素子は、複数の透明導電膜のタイミング電極を形
    成する第1の透明基板と、複数の透明導電膜の画素電極
    を形成する第2の透明基板と、タイミング電極の一方の
    端子に接続しタイミング電極を駆動するタイミング駆動
    回路と、タイミング電極の他方の端子に接続する磁場発
    生手段と、画素電極の一方の端子に接続し画素電極を駆
    動する画素駆動回路と、画素電極の他方の端子に接続す
    る磁場検出手段と、対向する第1の透明基板と第2の透
    明基板との間に注入する液晶層とを有し、磁場発生手段
    は複数の受動素子で構成し、おのおのの受動素子の一方
    の端子はそれぞれのタイミング電極に接続し、おのおの
    の受動素子の他方の端子は隣接するタイミング電極に接
    続することを特徴とする液晶表示素子。
  5. 【請求項5】 液晶表示付き座標入力装置に使用する液
    晶表示素子は、複数の透明導電膜のタイミング電極を形
    成する第1の透明基板と、複数の透明導電膜の画素電極
    を形成する第2の透明基板と、タイミング電極の一方の
    端子に接続しタイミング電極を駆動するタイミング駆動
    回路と、タイミング電極の他方の端子に接続する磁場発
    生手段と、画素電極の一方の端子に接続し画素電極を駆
    動する画素駆動回路と、画素電極の他方の端子に接続す
    る磁場検出手段と、対向する第1の透明基板と第2の透
    明基板との間に注入する液晶層とを有し、磁場発生手段
    は複数の受動素子で構成し、おのおのの受動素子の一方
    の端子はそれぞれのタイミング電極に接続し、おのおの
    の受動素子の他方の端子は接地することを特徴とする液
    晶表示素子。
  6. 【請求項6】 液晶表示付き座標入力装置に使用する液
    晶表示素子は、複数の透明導電膜のタイミング電極を形
    成する第1の透明基板と、複数の透明導電膜の画素電極
    を形成する第2の透明基板と、タイミング電極の一方の
    端子に接続しタイミング電極を駆動するタイミング駆動
    回路と、タイミング電極の他方の端子に接続する磁場発
    生手段と、画素電極の一方の端子に接続し画素電極を駆
    動する画素駆動回路と、画素電極の他方の端子に接続す
    る磁場検出手段と、対向する第1の透明基板と第2の透
    明基板との間に注入する液晶層とを有し、磁場発生手段
    は複数のコンデンサで構成し、おのおののコンデンサの
    一方の端子はそれぞれのタイミング電極に接続し、おの
    おののコンデンサの他方の端子は隣接するタイミング電
    極に接続することを特徴とする液晶表示素子。
  7. 【請求項7】 液晶表示付き座標入力装置に使用する液
    晶表示素子は、複数の透明導電膜のタイミング電極を形
    成する第1の透明基板と、複数の透明導電膜の画素電極
    を形成する第2の透明基板と、タイミング電極の一方の
    端子に接続しタイミング電極を駆動するタイミング駆動
    回路と、タイミング電極の他方の端子に接続する磁場発
    生手段と、画素電極の一方の端子に接続し画素電極を駆
    動する画素駆動回路と、画素電極の他方の端子に接続す
    る磁場検出手段と、対向する第1の透明基板と第2の透
    明基板との間に注入する液晶層とを有し、磁場発生手段
    は複数のコンデンサで構成し、おのおののコンデンサの
    一方の端子はそれぞれのタイミング電極に接続し、おの
    おののコンデンサの他方の端子は接地することを特徴と
    する液晶表示素子。
  8. 【請求項8】 液晶表示付き座標入力装置に使用する液
    晶表示素子は、複数の透明導電膜のタイミング電極を形
    成する第1の透明基板と、複数の透明導電膜の画素電極
    を形成する第2の透明基板と、タイミング電極の一方の
    端子に接続しタイミング電極を駆動するタイミング駆動
    回路と、タイミング電極の他方の端子に接続する磁場発
    生手段と、画素電極の一方の端子に接続し画素電極を駆
    動する画素駆動回路と、画素電極の他方の端子に接続す
    る磁場検出手段と、対向する第1の透明基板と第2の透
    明基板との間に注入する液晶層とを有し、磁場発生手段
    は複数の抵抗素子で構成し、おのおのの抵抗素子の一方
    の端子はそれぞれのタイミング電極に接続し、おのおの
    の抵抗素子の他方の端子は隣接するタイミング電極に接
    続することを特徴とする液晶表示素子。
  9. 【請求項9】 液晶表示付き座標入力装置に使用する液
    晶表示素子は、複数の透明導電膜のタイミング電極を形
    成する第1の透明基板と、複数の透明導電膜の画素電極
    を形成する第2の透明基板と、タイミング電極の一方の
    端子に接続しタイミング電極を駆動するタイミング駆動
    回路と、タイミング電極の他方の端子に接続する磁場発
    生手段と、画素電極の一方の端子に接続し画素電極を駆
    動する画素駆動回路と、画素電極の他方の端子に接続す
    る磁場検出手段と、対向する第1の透明基板と第2の透
    明基板との間に注入する液晶層とを有し、磁場発生手段
    は複数の抵抗素子で構成し、おのおのの抵抗素子の一方
    の端子はそれぞれのタイミング電極に接続し、おのおの
    の抵抗素子の他方の端子は接地することを特徴とする液
    晶表示素子。
  10. 【請求項10】 液晶表示付き座標入力装置に使用する
    液晶表示素子は、複数の透明導電膜のタイミング電極を
    形成する第1の透明基板と、複数の透明導電膜の画素電
    極を形成する第2の透明基板と、タイミング電極の一方
    の端子に接続しタイミング電極を駆動するタイミング駆
    動回路と、タイミング電極の他方の端子に接続する磁場
    発生手段と、画素電極の一方の端子に接続し画素電極を
    駆動する画素駆動回路と、画素電極の他方の端子に接続
    する磁場検出手段と、対向する第1の透明基板と第2の
    透明基板との間に注入する液晶層とを有し、磁場発生手
    段は金属膜であるタイミング電極と、絶縁膜と、金属膜
    とからなるMIM構造の複数のコンデンサで構成し、お
    のおののコンデンサの一方の端子はそれぞれのタイミン
    グ電極に接続し、おのおののコンデンサの他方の端子は
    隣接するタイミング電極に接続することを特徴とする液
    晶表示素子。
  11. 【請求項11】 液晶表示付き座標入力装置に使用する
    液晶表示素子は、複数の透明導電膜のタイミング電極を
    形成する第1の透明基板と、複数の透明導電膜の画素電
    極を形成する第2の透明基板と、タイミング電極の一方
    の端子に接続しタイミング電極を駆動するタイミング駆
    動回路と、タイミング電極の他方の端子に接続する磁場
    発生手段と、画素電極の一方の端子に接続し画素電極を
    駆動する画素駆動回路と、画素電極の他方の端子に接続
    する磁場検出手段と、対向する第1の透明基板と第2の
    透明基板との間に注入する液晶層とを有し、磁場発生手
    段は金属膜であるタイミング電極と、絶縁膜と、金属膜
    とからなるMIM構造の複数のコンデンサで構成し、お
    のおののコンデンサの一方の端子はそれぞれのタイミン
    グ電極に接続し、おのおののコンデンサの他方の端子は
    接地することを特徴とする液晶表示素子。
  12. 【請求項12】 液晶表示付き座標入力装置に使用する
    液晶表示素子は、複数の透明導電膜のタイミング電極を
    形成する第1の透明基板と、複数の透明導電膜の画素電
    極を形成する第2の透明基板と、タイミング電極の一方
    の端子に接続しタイミング電極を駆動するタイミング駆
    動回路と、タイミング電極の他方の端子に接続する磁場
    発生手段と、画素電極の一方の端子に接続し画素電極を
    駆動する画素駆動回路と、画素電極の他方の端子に接続
    する磁場検出手段と、対向する第1の透明基板と第2の
    透明基板との間に注入する液晶層とを有し、磁場発生手
    段は薄膜形成技術で成膜する複数の抵抗素子で構成し、
    おのおのの抵抗素子の一方の端子はそれぞれのタイミン
    グ電極に接続し、おのおのの抵抗素子の他方の端子は隣
    接するタイミング電極に接続することを特徴とする液晶
    表示素子。
  13. 【請求項13】 液晶表示付き座標入力装置に使用する
    液晶表示素子は、複数の透明導電膜のタイミング電極を
    形成する第1の透明基板と、複数の透明導電膜の画素電
    極を形成する第2の透明基板と、タイミング電極の一方
    の端子に接続しタイミング電極を駆動するタイミング駆
    動回路と、タイミング電極の他方の端子に接続する磁場
    発生手段と、画素電極の一方の端子に接続し画素電極を
    駆動する画素駆動回路と、画素電極の他方の端子に接続
    する磁場検出手段と、対向する第1の透明基板と第2の
    透明基板との間に注入する液晶層とを有し、磁場発生手
    段は薄膜形成技術で成膜する複数の抵抗素子で構成し、
    おのおのの抵抗素子の一方の端子はそれぞれのタイミン
    グ電極に接続し、おのおのの抵抗素子の他方の端子は接
    地することを特徴とする液晶表示素子。
  14. 【請求項14】 液晶表示付き座標入力装置に使用する
    液晶表示素子は、複数の透明導電膜のタイミング電極を
    形成する第1の透明基板と、複数の透明導電膜の画素電
    極を形成する第2の透明基板と、タイミング電極の一方
    の端子に接続しタイミング電極を駆動するタイミング駆
    動回路と、タイミング電極の他方の端子に接続する磁場
    発生手段と、画素電極の一方の端子に接続し画素電極を
    駆動する画素駆動回路と、画素電極の他方の端子に接続
    する磁場検出手段と、対向する第1の透明基板と第2の
    透明基板との間に注入する液晶層とを有し、磁場発生手
    段が出力する磁場発生信号はタイミング駆動回路が出力
    するタイミング駆動信号と同形の信号で、タイミング駆
    動信号の選択期間を所定期間短くし、タイミング駆動信
    号と磁場発生信号とをおのおののタイミング電極に同時
    に印加することで、おのおののタイミング電極に電流を
    流し、おのおののタイミング電極の周囲に磁場を発生す
    ることを特徴とする液晶表示素子の駆動方法。
  15. 【請求項15】 液晶表示付き座標入力装置に使用する
    液晶表示素子は、複数の透明導電膜のタイミング電極を
    形成する第1の透明基板と、複数の透明導電膜の画素電
    極を形成する第2の透明基板と、タイミング電極の一方
    の端子に接続しタイミング電極を駆動するタイミング駆
    動回路と、タイミング電極の他方の端子に接続する磁場
    発生手段と、画素電極の一方の端子に接続し画素電極を
    駆動する画素駆動回路と、画素電極の他方の端子に接続
    する磁場検出手段と、対向する第1の透明基板と第2の
    透明基板との間に注入する液晶層とを有し、磁場発生手
    段が出力する磁場発生信号はタイミング駆動回路が出力
    するタイミング駆動信号に同形の信号で、タイミング駆
    動信号の選択期間を所定期間長くし、タイミング駆動信
    号と磁場発生信号とをおのおののタイミング電極に同時
    に印加することで、おのおののタイミング電極に電流を
    流し、おのおののタイミング電極の周囲に磁場を発生す
    ることを特徴とする液晶表示素子の駆動方法。
  16. 【請求項16】 液晶表示付き座標入力装置に使用する
    液晶表示素子は、複数の透明導電膜のタイミング電極を
    形成する第1の透明基板と、複数の透明導電膜の画素電
    極を形成する第2の透明基板と、タイミング電極の一方
    の端子に接続しタイミング電極を駆動するタイミング駆
    動回路と、タイミング電極の他方の端子に接続する磁場
    発生手段と、画素電極の一方の端子に接続し画素電極を
    駆動する画素駆動回路と、画素電極の他方の端子に接続
    する磁場検出手段と、対向する第1の透明基板と第2の
    透明基板との間に注入する液晶層とを有し、タイミング
    駆動回路が出力する複数のタイミング駆動信号をそれぞ
    れのタイミング電極の一方の端子に印加し、隣接する2
    つのタイミング電極の他方の端子に接続する磁場発生手
    段を構成するそれぞれの受動素子を介し、おのおののタ
    イミング駆動信号の選択期間だけ接地し、おのおののタ
    イミング電極に電流を流し、おのおののタイミング電極
    の周囲に磁場を発生することを特徴とする液晶表示素子
    の駆動方法。
  17. 【請求項17】 液晶表示付き座標入力装置に使用する
    液晶表示素子は、複数の透明導電膜のタイミング電極を
    形成する第1の透明基板と、複数の透明導電膜の画素電
    極を形成する第2の透明基板と、タイミング電極の一方
    の端子に接続しタイミング電極を駆動するタイミング駆
    動回路と、タイミング電極の他方の端子に接続する磁場
    発生手段と、画素電極の一方の端子に接続し画素電極を
    駆動する画素駆動回路と、画素電極の他方の端子に接続
    する磁場検出手段と、対向する第1の透明基板と第2の
    透明基板との間に注入する液晶層とを有し、タイミング
    駆動回路が出力する複数のタイミング駆動信号をそれぞ
    れのタイミング電極の一方の端子に印加し、おのおのの
    タイミング電極の他方の端子に接続する磁場発生手段を
    構成する他方の端子を接地するそれぞれの受動素子を介
    し、おのおののタイミング駆動信号の選択期間だけ接地
    し、おのおののタイミング電極に電流を流し、おのおの
    のタイミング電極の周囲に磁場を発生することを特徴と
    する液晶表示素子の駆動方法。
  18. 【請求項18】 液晶表示付き座標入力装置に使用する
    液晶表示素子は、複数の透明導電膜のタイミング電極を
    形成する第1の透明基板と、複数の透明導電膜の画素電
    極を形成する第2の透明基板と、タイミング電極の一方
    の端子に接続しタイミング電極を駆動するタイミング駆
    動回路と、タイミング電極の他方の端子に接続する磁場
    発生手段と、画素電極の一方の端子に接続し画素電極を
    駆動する画素駆動回路と、画素電極の他方の端子に接続
    する磁場検出手段と、対向する第1の透明基板と第2の
    透明基板との間に注入する液晶層とを有し、タイミング
    駆動回路が出力する複数のタイミング駆動信号をそれぞ
    れのタイミング電極の一方の端子に印加し、隣接する2
    つのタイミング電極の他方の端子に接続する磁場発生手
    段を構成するそれぞれのコンデンサを介し、おのおのの
    タイミング駆動信号の選択期間だけ接地し、おのおのの
    タイミング電極に電流を流し、おのおののタイミング電
    極の周囲に磁場を発生することを特徴とする液晶表示素
    子の駆動方法。
  19. 【請求項19】 液晶表示付き座標入力装置に使用する
    液晶表示素子は、複数の透明導電膜のタイミング電極を
    形成する第1の透明基板と、複数の透明導電膜の画素電
    極を形成する第2の透明基板と、タイミング電極の一方
    の端子に接続しタイミング電極を駆動するタイミング駆
    動回路と、タイミング電極の他方の端子に接続する磁場
    発生手段と、画素電極の一方の端子に接続し画素電極を
    駆動する画素駆動回路と、画素電極の他方の端子に接続
    する磁場検出手段と、対向する第1の透明基板と第2の
    透明基板との間に注入する液晶層とを有し、タイミング
    駆動回路が出力する複数のタイミング駆動信号をそれぞ
    れのタイミング電極の一方の端子に印加し、おのおのの
    タイミング電極の他方の端子に接続する磁場発生手段を
    構成する他方の端子を接地するそれぞれのコンデンサを
    介し、おのおののタイミング駆動信号の選択期間だけ接
    地し、おのおののタイミング電極に電流を流し、おのお
    ののタイミング電極の周囲に磁場を発生することを特徴
    とする液晶表示素子の駆動方法。
  20. 【請求項20】 液晶表示付き座標入力装置に使用する
    液晶表示素子は、複数の透明導電膜のタイミング電極を
    形成する第1の透明基板と、複数の透明導電膜の画素電
    極を形成する第2の透明基板と、タイミング電極の一方
    の端子に接続しタイミング電極を駆動するタイミング駆
    動回路と、タイミング電極の他方の端子に接続する磁場
    発生手段と、画素電極の一方の端子に接続し画素電極を
    駆動する画素駆動回路と、画素電極の他方の端子に接続
    する磁場検出手段と、対向する第1の透明基板と第2の
    透明基板との間に注入する液晶層とを有し、タイミング
    駆動回路が出力する複数のタイミング駆動信号をそれぞ
    れのタイミング電極の一方の端子に印加し、隣接する2
    つのタイミング電極の他方の端子に接続する磁場発生手
    段を構成するそれぞれの抵抗素子を介し、おのおののタ
    イミング駆動信号の選択期間だけ接地し、おのおののタ
    イミング電極に電流を流し、おのおののタイミング電極
    の周囲に磁場を発生することを特徴とする液晶表示素子
    の駆動方法。
  21. 【請求項21】 液晶表示付き座標入力装置に使用する
    液晶表示素子は、複数の透明導電膜のタイミング電極を
    形成する第1の透明基板と、複数の透明導電膜の画素電
    極を形成する第2の透明基板と、タイミング電極の一方
    の端子に接続しタイミング電極を駆動するタイミング駆
    動回路と、タイミング電極の他方の端子に接続する磁場
    発生手段と、画素電極の一方の端子に接続し画素電極を
    駆動する画素駆動回路と、画素電極の他方の端子に接続
    する磁場検出手段と、対向する第1の透明基板と第2の
    透明基板との間に注入する液晶層とを有し、タイミング
    駆動回路が出力する複数のタイミング駆動信号をそれぞ
    れのタイミング電極の一方の端子に印加し、おのおのの
    タイミング電極の他方の端子に接続する磁場発生手段を
    構成する他方の端子を接地するそれぞれの抵抗素子を介
    し、おのおののタイミング駆動信号の選択期間だけ接地
    し、おのおののタイミング電極に電流を流し、おのおの
    のタイミング電極の周囲に磁場を発生することを特徴と
    する液晶表示素子の駆動方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009192306A (ja) * 2008-02-13 2009-08-27 Wacom Co Ltd 位置検出装置
KR100914165B1 (ko) * 2008-02-26 2009-08-28 주식회사 티엘아이 고속동작을 유지하면서, 접촉위치 감지력을 향상시키는터치 스크린 액정 디스플레이 장치 및 그의 구동방법

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