JPH0810808Y2 - 眼鏡用の照明装置 - Google Patents
眼鏡用の照明装置Info
- Publication number
- JPH0810808Y2 JPH0810808Y2 JP1990095303U JP9530390U JPH0810808Y2 JP H0810808 Y2 JPH0810808 Y2 JP H0810808Y2 JP 1990095303 U JP1990095303 U JP 1990095303U JP 9530390 U JP9530390 U JP 9530390U JP H0810808 Y2 JPH0810808 Y2 JP H0810808Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- fluorescent lamp
- shielding plate
- lens frame
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
- Eyeglasses (AREA)
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 この考案は暗所で地図や書面を見ることができるよう
に、特に眼鏡に付設した照明装置の改良に関するもの
で、照明装置として小型の蛍光灯を用いると共にその光
が装着者の眼や目視の対象物たる地図や書面以外に、周
囲を無用に照らさないようにするものである。
に、特に眼鏡に付設した照明装置の改良に関するもの
で、照明装置として小型の蛍光灯を用いると共にその光
が装着者の眼や目視の対象物たる地図や書面以外に、周
囲を無用に照らさないようにするものである。
従来、装着者の前面だけを照射する照明装置は、本邦
においては炭鉱の作業者のようにヘルメットに白熱灯が
装着されたり、眼鏡に装着されるものが知られている
（例えば、実開昭50-128046号公報）。また、眼鏡に装
着した光源の向きを変えることのできるものも提案され
ている（例えば、特開昭59-71027号公報）。
においては炭鉱の作業者のようにヘルメットに白熱灯が
装着されたり、眼鏡に装着されるものが知られている
（例えば、実開昭50-128046号公報）。また、眼鏡に装
着した光源の向きを変えることのできるものも提案され
ている（例えば、特開昭59-71027号公報）。
しかる、白熱灯による投光器は放物線形の反射鏡や灯
体を要するため重量が大きく、ヘルメットのようにしっ
かりした基礎となる部材を介してのみ着想することがで
き、眼鏡用としては重量が大き過ぎて鼻が痛くなる不具
合があった。
体を要するため重量が大きく、ヘルメットのようにしっ
かりした基礎となる部材を介してのみ着想することがで
き、眼鏡用としては重量が大き過ぎて鼻が痛くなる不具
合があった。
そのような不具合を回避するためには、蛍光灯のよう
な反射鏡を要しない軽量な灯器を用いるのが好ましい
が、蛍光灯は細長いため頭部への装着が難しかった。ま
た。蛍光灯は光の方向に指向性がなく四方へ散逸するの
で、例えばテントやバンガロのように、他人が寝ている
処で一人だけが読書しようとする場合に不便であった。
また、光の方向のみを変え得る装置も前述のようにない
ではないが、発光部分を眼鏡枠から前方へオーバーハン
グさせているので、鼻に作用する眼鏡の荷重が過大とな
り、同様に鼻が痛くなる不具合があった。
な反射鏡を要しない軽量な灯器を用いるのが好ましい
が、蛍光灯は細長いため頭部への装着が難しかった。ま
た。蛍光灯は光の方向に指向性がなく四方へ散逸するの
で、例えばテントやバンガロのように、他人が寝ている
処で一人だけが読書しようとする場合に不便であった。
また、光の方向のみを変え得る装置も前述のようにない
ではないが、発光部分を眼鏡枠から前方へオーバーハン
グさせているので、鼻に作用する眼鏡の荷重が過大とな
り、同様に鼻が痛くなる不具合があった。
この考案は上記した不具合を解消し、灯器として蛍光
灯を用い、それを眼鏡の縁の上部に支持すると共に、そ
こから発っせられる光で顔の前方が充分に明るく、且
つ、光が散逸して無用に周囲を明るくなることがないよ
うにした、構造が簡単で軽量な装置を得ることを目的と
するものであり、左右にレンズ用の透光孔を設けたレン
ズ枠２とその両端に設けた左右のつる３、３とからなる
眼鏡において、前記レンズ枠２の上縁2aに沿って蛍光灯
４を配置し、その下面を前記上縁2aに固設された固定遮
光板５で覆って眼球への入射光を遮断すると共に、蛍光
灯４の外面に上面および前面を覆う可動遮光板６を回動
可能に巻回した点に特徴がある。
灯を用い、それを眼鏡の縁の上部に支持すると共に、そ
こから発っせられる光で顔の前方が充分に明るく、且
つ、光が散逸して無用に周囲を明るくなることがないよ
うにした、構造が簡単で軽量な装置を得ることを目的と
するものであり、左右にレンズ用の透光孔を設けたレン
ズ枠２とその両端に設けた左右のつる３、３とからなる
眼鏡において、前記レンズ枠２の上縁2aに沿って蛍光灯
４を配置し、その下面を前記上縁2aに固設された固定遮
光板５で覆って眼球への入射光を遮断すると共に、蛍光
灯４の外面に上面および前面を覆う可動遮光板６を回動
可能に巻回した点に特徴がある。
蛍光灯４は、それ自体が軽量で、顔に近接して配され
るレンズ枠２によって保持される。蛍光灯４はレンズ枠
２によって支持され、左右に幅の広い光が周囲に投射さ
れる。蛍光灯４から眼の方向へ向かう光は固定遮光板５
によって遮断される。また、上方あるいは前方へ向かう
光は蛍光灯４の外周に巻回した可動遮光板６によって部
分的に遮られ、固定遮光板５と可動遮光板６との間の横
方向に長いスリットを通してのみ前方を照らす。また、
その前方を照らす光の範囲や量は可動遮光板６を蛍光灯
４の周りで回転させることによって調節できる。
るレンズ枠２によって保持される。蛍光灯４はレンズ枠
２によって支持され、左右に幅の広い光が周囲に投射さ
れる。蛍光灯４から眼の方向へ向かう光は固定遮光板５
によって遮断される。また、上方あるいは前方へ向かう
光は蛍光灯４の外周に巻回した可動遮光板６によって部
分的に遮られ、固定遮光板５と可動遮光板６との間の横
方向に長いスリットを通してのみ前方を照らす。また、
その前方を照らす光の範囲や量は可動遮光板６を蛍光灯
４の周りで回転させることによって調節できる。
以下、図示の実施例によってこの考案を説明する。図
中、１は周知の眼鏡であり、眼鏡１はレンズ枠２とその
両端に枢着した左右のつる３、および前記レンズ枠２の
左右の透光孔に嵌めたレンズ３、３とを備えている。
中、１は周知の眼鏡であり、眼鏡１はレンズ枠２とその
両端に枢着した左右のつる３、および前記レンズ枠２の
左右の透光孔に嵌めたレンズ３、３とを備えている。
この発明においては前記レンズ枠２の上縁2aに沿って
蛍光灯４が水平に取付けてある。すなわちレンズ枠２の
上縁2aには第２図で示すように断面が略Ｌ形をなす固定
遮光板５が取付けられ、その遮光板５の両端に設けた端
板5a、5aに取りつけた電極部材5b、5bに公知の手法によ
って支持されている。斯くて、蛍光灯４後方と下方とは
固定遮光板５によって覆われ光が遮られ、装着者の眼球
Ｅへ入るのを防いでいる。
蛍光灯４が水平に取付けてある。すなわちレンズ枠２の
上縁2aには第２図で示すように断面が略Ｌ形をなす固定
遮光板５が取付けられ、その遮光板５の両端に設けた端
板5a、5aに取りつけた電極部材5b、5bに公知の手法によ
って支持されている。斯くて、蛍光灯４後方と下方とは
固定遮光板５によって覆われ光が遮られ、装着者の眼球
Ｅへ入るのを防いでいる。
６は蛍光灯４の外面に装着した可動遮光板である。可
動遮光板６は薄い鋼板を円形に巻回して断面を欠円状と
したもので、その自由状態の内径は蛍光灯４の外形より
やゝ小径に作られている。6aは可動遮光板６の端部に設
けたつまみであり、つまみ6aを指で摘んで回せば可動遮
光板６が軽く回動し、手を離せば可動遮光板６の弾力に
よってその位置に係止される。Ａは固定遮光板５と可動
遮光板６との間に形成されるスリットであり、蛍光灯４
から発っせられる光はそのスリットＡを通して装着者の
前方を照射する。また、その光量はつまみ6aにより第２
図（ａ）および（ｃ）のように照射方向を調節したり、
同図（ｂ）で示すようにスリットＡの大きさを小さく調
節することができる。
動遮光板６は薄い鋼板を円形に巻回して断面を欠円状と
したもので、その自由状態の内径は蛍光灯４の外形より
やゝ小径に作られている。6aは可動遮光板６の端部に設
けたつまみであり、つまみ6aを指で摘んで回せば可動遮
光板６が軽く回動し、手を離せば可動遮光板６の弾力に
よってその位置に係止される。Ａは固定遮光板５と可動
遮光板６との間に形成されるスリットであり、蛍光灯４
から発っせられる光はそのスリットＡを通して装着者の
前方を照射する。また、その光量はつまみ6aにより第２
図（ａ）および（ｃ）のように照射方向を調節したり、
同図（ｂ）で示すようにスリットＡの大きさを小さく調
節することができる。
７は蛍光灯４の電源たる乾電池ケース、7aはスイッチ
である。８は乾電池ケース７から導かれる電線であり、
眼鏡の一方のつる３の端部に結合されている。なお、図
示してないが、つる３には公知の手段によりプリント配
線されており、前記電線８と蛍光灯４とを接続するして
いる。斯して、スイッチ7aを操作することによって蛍光
灯４を点灯あるいは消灯させることができる。
である。８は乾電池ケース７から導かれる電線であり、
眼鏡の一方のつる３の端部に結合されている。なお、図
示してないが、つる３には公知の手段によりプリント配
線されており、前記電線８と蛍光灯４とを接続するして
いる。斯して、スイッチ7aを操作することによって蛍光
灯４を点灯あるいは消灯させることができる。
この考案は以上のように、レンズ枠２の上縁2aに蛍光
灯４を設けたから軽量であり、鼻に作用する重量が軽減
できる上、眼球の並んだ方向に広い照明光を得ることが
できる。蛍光灯４には固定遮光板５が設けられているか
ら、蛍光灯４の光が装着者Ｅの目にはいることがない。
更に、蛍光灯４には可動遮光板６が設けられており、固
定遮光板５と可動遮光板６との間のスリットを調節すれ
ば、そこからでる光の量と方向を規制できる。また、前
記固定遮光板５と可動遮光板６はレンズ枠に沿って配さ
れており、鼻に作用する重量が最小となるなど、当初の
目的を達成できる効果がある。
灯４を設けたから軽量であり、鼻に作用する重量が軽減
できる上、眼球の並んだ方向に広い照明光を得ることが
できる。蛍光灯４には固定遮光板５が設けられているか
ら、蛍光灯４の光が装着者Ｅの目にはいることがない。
更に、蛍光灯４には可動遮光板６が設けられており、固
定遮光板５と可動遮光板６との間のスリットを調節すれ
ば、そこからでる光の量と方向を規制できる。また、前
記固定遮光板５と可動遮光板６はレンズ枠に沿って配さ
れており、鼻に作用する重量が最小となるなど、当初の
目的を達成できる効果がある。
図面はこの考案の実施例を示すもので、第１図は眼鏡１
の外観図、第２図はそのII-II断面図である。 ２……レンズ枠、４……蛍光灯、５……固定遮光板、６
……可動遮光板、Ａ……スリット、
の外観図、第２図はそのII-II断面図である。 ２……レンズ枠、４……蛍光灯、５……固定遮光板、６
……可動遮光板、Ａ……スリット、
Claims (1)
- 【請求項１】左右にレンズ用の透光孔を設けたレンズ枠
２とその両端に設けた左右のつる３、３とからなる眼鏡
において、前記レンズ枠２の上縁2aに沿って蛍光灯４を
配置し、その下面を前記上縁2aに固設された固定遮光板
５で覆って眼球への入射光を遮断すると共に、蛍光灯４
の外面に上面および前面を覆う可動遮光板６を回動可能
に巻回してなる眼鏡用の照明装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990095303U JPH0810808Y2 (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | 眼鏡用の照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990095303U JPH0810808Y2 (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | 眼鏡用の照明装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0453217U JPH0453217U (ja) | 1992-05-07 |
| JPH0810808Y2 true JPH0810808Y2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=31833936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990095303U Expired - Lifetime JPH0810808Y2 (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | 眼鏡用の照明装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0810808Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9823402B2 (en) | 2012-10-19 | 2017-11-21 | 3M Innovative Properties Company | Illumination articles |
| JP6448075B1 (ja) * | 2017-05-09 | 2019-01-09 | シンクロア株式会社 | 頭部装着型照明装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50128046U (ja) * | 1974-04-03 | 1975-10-21 | ||
| ES267681Y (es) * | 1982-10-07 | 1983-10-16 | Montura para gafas. |
-
1990
- 1990-09-10 JP JP1990095303U patent/JPH0810808Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0453217U (ja) | 1992-05-07 |
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