JPH08107915A - 納骨容器並びに納骨容器に用いる標記材及び照明 装置 - Google Patents
納骨容器並びに納骨容器に用いる標記材及び照明 装置Info
- Publication number
- JPH08107915A JPH08107915A JP28113594A JP28113594A JPH08107915A JP H08107915 A JPH08107915 A JP H08107915A JP 28113594 A JP28113594 A JP 28113594A JP 28113594 A JP28113594 A JP 28113594A JP H08107915 A JPH08107915 A JP H08107915A
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- Japan
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 二重構造を用いた納骨容器の内部に標記部及
び標記材を設け、戒名等、文字を標記し、遺骨と共に保
存することを目的とした納骨容器に関するものである。 【構成】 収納部と前記収納部の側面に標記部を設け、
収納部を包み込む化粧蓋により構成されている。収納部
側面と化粧蓋の間には、空洞部が形成され標記材及び、
空洞部の明りを確保することを目的とした照明装置が固
着される構造になっている。
び標記材を設け、戒名等、文字を標記し、遺骨と共に保
存することを目的とした納骨容器に関するものである。 【構成】 収納部と前記収納部の側面に標記部を設け、
収納部を包み込む化粧蓋により構成されている。収納部
側面と化粧蓋の間には、空洞部が形成され標記材及び、
空洞部の明りを確保することを目的とした照明装置が固
着される構造になっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は二重構造を用いた納骨容
器と付属する標記材と照明装置に関するものである。
器と付属する標記材と照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、納骨容器は上部につまみの付いた
蓋をもつ壼状のものや、円筒形の納骨容器を用い遺骨を
収納してきたが、納骨容器としては、意匠面において
も、機能においても、現在の感覚に大きく遅れをもたら
している。
蓋をもつ壼状のものや、円筒形の納骨容器を用い遺骨を
収納してきたが、納骨容器としては、意匠面において
も、機能においても、現在の感覚に大きく遅れをもたら
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の納骨容器では、
ほとんど使用することがない、つまみの付いた蓋をもつ
納骨容器で、意匠面において著しい遅れがあった。ま
た、カロートの天井に付着した水滴が納骨容器に落ち、
容器と蓋との境目のすき間より侵入することが原因によ
る、遺骨の腐蝕が問題になった。この為、古くから納骨
容器の底に小穴を開け、水や湿気を外部へ逃す工夫をし
てきたが、納骨容器の内部は、暗く湿度の高い状態にあ
り、イメージ的にも人々の感覚を遠避けてきた。また、
戒名及び法名を付ける場合、納骨容器の外部に記入、又
は貼付け、さらには、カード式に加工した標記材を遺骨
と共に納骨してきたが、経歴等の長い文字については困
難な面があった。
ほとんど使用することがない、つまみの付いた蓋をもつ
納骨容器で、意匠面において著しい遅れがあった。ま
た、カロートの天井に付着した水滴が納骨容器に落ち、
容器と蓋との境目のすき間より侵入することが原因によ
る、遺骨の腐蝕が問題になった。この為、古くから納骨
容器の底に小穴を開け、水や湿気を外部へ逃す工夫をし
てきたが、納骨容器の内部は、暗く湿度の高い状態にあ
り、イメージ的にも人々の感覚を遠避けてきた。また、
戒名及び法名を付ける場合、納骨容器の外部に記入、又
は貼付け、さらには、カード式に加工した標記材を遺骨
と共に納骨してきたが、経歴等の長い文字については困
難な面があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記問題を解決するため
本発明は、遺骨を収納する収納部と収納部を大きく包み
こむ化粧蓋を個々、鋳型を用いて成形し、磁器粘土の一
定時間経過の後、鋳型を取外し本焼きに移るが、仕上り
の段階に於いて設計どおりの形状、寸法の仕上げに至る
まで困難を極るが、数多くの捨形を用い、鋳型の寸法を
確立すれば、本製品の基本となる素焼きの製品が完成す
る。前記製品を基本とし、色付け及び絵つけ等の処理を
施し、さらに、釉薬を塗付した後に高温の窯で焼く工程
は、陶磁器の製造同様、本製品バリエーションの拡大に
つながる。
本発明は、遺骨を収納する収納部と収納部を大きく包み
こむ化粧蓋を個々、鋳型を用いて成形し、磁器粘土の一
定時間経過の後、鋳型を取外し本焼きに移るが、仕上り
の段階に於いて設計どおりの形状、寸法の仕上げに至る
まで困難を極るが、数多くの捨形を用い、鋳型の寸法を
確立すれば、本製品の基本となる素焼きの製品が完成す
る。前記製品を基本とし、色付け及び絵つけ等の処理を
施し、さらに、釉薬を塗付した後に高温の窯で焼く工程
は、陶磁器の製造同様、本製品バリエーションの拡大に
つながる。
【0005】従来の製品と比較し、大きく異なる点とし
ては、収納部と収納部を大きく包みこむ化粧蓋が二重に
重なり合い、空洞部を形成したことと、容器と蓋との境
目を下部に設け、水の侵入を防ぐところに特徴があり、
他の製品と比較できる。この空洞部には、標記材を用
い、戒名又は法名、さらに、経歴等を列記し、標記部に
設置し、記録として残すように工夫している。また、標
記部にも直接記入が可能である。
ては、収納部と収納部を大きく包みこむ化粧蓋が二重に
重なり合い、空洞部を形成したことと、容器と蓋との境
目を下部に設け、水の侵入を防ぐところに特徴があり、
他の製品と比較できる。この空洞部には、標記材を用
い、戒名又は法名、さらに、経歴等を列記し、標記部に
設置し、記録として残すように工夫している。また、標
記部にも直接記入が可能である。
【0006】空洞部には、発光ダイオードを用いた照明
装置を装着し、納骨容器内部の明りを確保している。
装置を装着し、納骨容器内部の明りを確保している。
【0007】
【作用】収納部11,21,31内部に納骨し、標記部
11a,21a,31aに戒名及び法名、さらに、経歴
等をを列記する。標記材4を使用する場合は、前記同様
標記材4に列記し、標記部11a,21a,31aに設
置し、化粧蓋12,22,32を装着する。化粧蓋1
2,22,32内部と収納部11,21,31の周囲の
すき間には、空洞部13,23,33が形成され、前記
空洞部13,23,33の照明を確保する場合は、発光
ダイオード5を用いた照明装置6で点灯する。
11a,21a,31aに戒名及び法名、さらに、経歴
等をを列記する。標記材4を使用する場合は、前記同様
標記材4に列記し、標記部11a,21a,31aに設
置し、化粧蓋12,22,32を装着する。化粧蓋1
2,22,32内部と収納部11,21,31の周囲の
すき間には、空洞部13,23,33が形成され、前記
空洞部13,23,33の照明を確保する場合は、発光
ダイオード5を用いた照明装置6で点灯する。
【0008】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1において、収納部11,21,31と化粧蓋12,
22,32との間に形成された空洞部13,23,33
と前記収納部11,21,31外部側面の周囲に設けた
標記部11a,21a,31aで構成している。
図1において、収納部11,21,31と化粧蓋12,
22,32との間に形成された空洞部13,23,33
と前記収納部11,21,31外部側面の周囲に設けた
標記部11a,21a,31aで構成している。
【0009】図4に示す実施例では、標記材4に戒名又
は法名、さらに、経歴等をを列記し、収納部31外部側
面の周囲に設けた標記部31aに円筒状に設置してあ
る。
は法名、さらに、経歴等をを列記し、収納部31外部側
面の周囲に設けた標記部31aに円筒状に設置してあ
る。
【0010】図5に示す実施例では、収納部11の外部
側面の周囲に設けた標記部11aに標記材4を設置し、
化粧蓋12との間に形成された空洞部13を、化粧蓋1
2の内側に装着した照明装置6の発光ダイオード5を点
灯し、小さな明りを設けた。
側面の周囲に設けた標記部11aに標記材4を設置し、
化粧蓋12との間に形成された空洞部13を、化粧蓋1
2の内側に装着した照明装置6の発光ダイオード5を点
灯し、小さな明りを設けた。
【0011】
【発明の効果】以上のように構成された納骨容器は、従
来の納骨容器にない形状を用い、機能的また、意匠的な
面においても優れた構造をもち、特に標記材に上質の和
紙を使用した場合、硬い磁器と軟かい和紙の絶妙なバラ
ンス感覚も良く、納骨容器内部の湿気の調整ができ、遺
骨の保存に役立つ。また、標記部や標記材に家紋やすか
しを用いることにより、高級感がより一層増し、納骨容
器内部に明りを用いたことにより、宗教的にも意義深
く、精神的な安堵感が得られる。さらに、収納部と蓋と
の境目を下部に設けたことで水の侵入を防ぐことができ
る。
来の納骨容器にない形状を用い、機能的また、意匠的な
面においても優れた構造をもち、特に標記材に上質の和
紙を使用した場合、硬い磁器と軟かい和紙の絶妙なバラ
ンス感覚も良く、納骨容器内部の湿気の調整ができ、遺
骨の保存に役立つ。また、標記部や標記材に家紋やすか
しを用いることにより、高級感がより一層増し、納骨容
器内部に明りを用いたことにより、宗教的にも意義深
く、精神的な安堵感が得られる。さらに、収納部と蓋と
の境目を下部に設けたことで水の侵入を防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す断面図。
【図2】本発明の実施例を示す断面図。
【図3】本発明の実施例を示す断面図。
【図4】本発明の一例を示す展開図。
【図5】本発明の一例を示す一部縦断面図。
4…………標記材 5…………照明装置 6…………発光ダイオード 11,21,31…………収納部 11a,21a,31a……標記部 12,22,32…………化粧蓋 13,23,33…………空洞部
Claims (8)
- 【請求項1】 収納部(11)に化粧蓋(12)を設
け、空洞部(13)を形成したことを特徴とする納骨容
器。 - 【請求項2】 収納部(11)に化粧蓋(12)を設
け、前記収納部(11)の外部側面に標記部(11a)
を設けたことを特徴とする請求項1の納骨容器。 - 【請求項3】 収納部(21)に化粧蓋(22)を設
け、空洞部(23)を形成したことを特徴とする納骨容
器。 - 【請求項4】 収納部(21)に化粧蓋(22)を設
け、前記収納部(21)の外部側面に標記部(21a)
を設けたことを特徴とする請求項3の納骨容器。 - 【請求項5】 収納部(31)に化粧蓋(32)を設
け、空洞部(33)を形成したことを特徴とする納骨容
器。 - 【請求項6】 収納部(31)に化粧蓋(32)を設
け、前記収納部(31)の外部側面に標記部(31a)
を設けたことを特徴とする請求項5の納骨容器。 - 【請求項7】 収納部(11,21,31)と化粧蓋
(12,22,32)との間に形成された空洞部(1
3,23,33)と前記収納部(11,21,31)の
側面の周囲に設けた標記部(11a,21a,31a)
の周囲に設置し、文字を標記することを特徴とした標記
材。 - 【請求項8】 収納部(11,21,31)と化粧蓋
(12,22,32)との間に形成された空洞部(1
3,23,33)の照明を確保することを特徴とする照
明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28113594A JPH08107915A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 納骨容器並びに納骨容器に用いる標記材及び照明 装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28113594A JPH08107915A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 納骨容器並びに納骨容器に用いる標記材及び照明 装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08107915A true JPH08107915A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=17634859
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28113594A Pending JPH08107915A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 納骨容器並びに納骨容器に用いる標記材及び照明 装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08107915A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017111224A1 (ko) * | 2015-12-24 | 2017-06-29 | 주식회사 우아 | 3d 피규어를 이용한 메모리얼 장치 |
-
1994
- 1994-10-07 JP JP28113594A patent/JPH08107915A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017111224A1 (ko) * | 2015-12-24 | 2017-06-29 | 주식회사 우아 | 3d 피규어를 이용한 메모리얼 장치 |
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