JPH08106829A - 長幹碍子清洗機 - Google Patents
長幹碍子清洗機Info
- Publication number
- JPH08106829A JPH08106829A JP6264676A JP26467694A JPH08106829A JP H08106829 A JPH08106829 A JP H08106829A JP 6264676 A JP6264676 A JP 6264676A JP 26467694 A JP26467694 A JP 26467694A JP H08106829 A JPH08106829 A JP H08106829A
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- JP
- Japan
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- insulator
- base frame
- vertical rod
- holding arms
- tube
- Prior art date
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- Granted
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B17/00—Insulators or insulating bodies characterised by their form
- H01B17/52—Insulators or insulating bodies characterised by their form having cleaning devices
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B17/00—Insulators or insulating bodies characterised by their form
- H01B17/38—Fittings, e.g. caps; Fastenings therefor
Landscapes
- Insulators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 噴射ノズルへの給水が碍子に完全に装着され
た後に行なわれ、また、円弧状挟持腕の破損やチュ−ブ
の切断の恐れがない長幹碍子清洗機の提供。 【構成】 基枠1に一対の円弧状挾持腕2,3を枢着
し、両挾持腕間にはスプリング4を、両挾持腕の先端部
には碍子受けロ−ラ5,6を、両挾持腕の外側にはシリ
ンダ7,8を、内側には洗浄ブラシ9を、両挾持腕には
洗浄水噴射ノズル10,11を取り付け、このノズル1
0,11と前記シリンダ7,8とを可撓性チュ−ブ1
2,13で連結し、碍子に装着しないときは碍子受けロ
−ラ15を取付けた垂直杆14aで前記チュ−ブ12,
13の中途を挟着し、碍子に装着したときは前記チュ−
ブ12,13を開放するようにした。
た後に行なわれ、また、円弧状挟持腕の破損やチュ−ブ
の切断の恐れがない長幹碍子清洗機の提供。 【構成】 基枠1に一対の円弧状挾持腕2,3を枢着
し、両挾持腕間にはスプリング4を、両挾持腕の先端部
には碍子受けロ−ラ5,6を、両挾持腕の外側にはシリ
ンダ7,8を、内側には洗浄ブラシ9を、両挾持腕には
洗浄水噴射ノズル10,11を取り付け、このノズル1
0,11と前記シリンダ7,8とを可撓性チュ−ブ1
2,13で連結し、碍子に装着しないときは碍子受けロ
−ラ15を取付けた垂直杆14aで前記チュ−ブ12,
13の中途を挟着し、碍子に装着したときは前記チュ−
ブ12,13を開放するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は長幹碍子の表面を清洗す
る長幹碍子清洗機に関するものである。
る長幹碍子清洗機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の長幹碍子清洗機は、清洗機にレバ
−を取り付けて、そのレバ−が碍子に当った時に噴射ノ
ズルへ給水を行うようにしている。また、従来の長幹碍
子清洗機は、円弧状挟持腕を平板で形成している。ま
た、従来の長幹碍子清洗機は、円弧状挾持腕に設けたシ
リンダと洗浄水噴射ノズルとを連結する可撓性チュ−ブ
をすべて外部に露出させて配置している。
−を取り付けて、そのレバ−が碍子に当った時に噴射ノ
ズルへ給水を行うようにしている。また、従来の長幹碍
子清洗機は、円弧状挟持腕を平板で形成している。ま
た、従来の長幹碍子清洗機は、円弧状挾持腕に設けたシ
リンダと洗浄水噴射ノズルとを連結する可撓性チュ−ブ
をすべて外部に露出させて配置している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の長幹碍子清洗機にあっては、碍子の径の大小
によりレバ−が碍子に当接するタイミングが一定せず、
碍子への装着が完全に行われた時に給水を開始すること
が困難であるという問題があった。また、円弧状挟持腕
を平板で形成しているから、洗浄作業中に捩れ等により
折損したり変形して、その度に作業が中断されるという
問題があった。特に、長幹碍子清洗機は、主として鉄塔
の上で使用するものであるから、装置が破損するとその
度に地上に降りて交換又は修理をしなければならないか
ら作業性を著しく損なうものであった。また、従来の長
幹碍子清洗機は、可撓性チュ−ブをすべて外部に露出さ
せているから、作業中や運搬中にチュ−ブが他のものに
接触して切断されて使用できなくなるという問題もあっ
た。本発明は、これら従来の問題点を解消し、碍子への
装着が完全に行われた後に噴射ノズルへの給水を開始で
き、しかも円弧状挟持腕が折損したり変形したり、ある
いはチュ−ブが切断されて作業が中断されることがない
長幹碍子清洗機を提供することを目的とするものであ
る。
うな従来の長幹碍子清洗機にあっては、碍子の径の大小
によりレバ−が碍子に当接するタイミングが一定せず、
碍子への装着が完全に行われた時に給水を開始すること
が困難であるという問題があった。また、円弧状挟持腕
を平板で形成しているから、洗浄作業中に捩れ等により
折損したり変形して、その度に作業が中断されるという
問題があった。特に、長幹碍子清洗機は、主として鉄塔
の上で使用するものであるから、装置が破損するとその
度に地上に降りて交換又は修理をしなければならないか
ら作業性を著しく損なうものであった。また、従来の長
幹碍子清洗機は、可撓性チュ−ブをすべて外部に露出さ
せているから、作業中や運搬中にチュ−ブが他のものに
接触して切断されて使用できなくなるという問題もあっ
た。本発明は、これら従来の問題点を解消し、碍子への
装着が完全に行われた後に噴射ノズルへの給水を開始で
き、しかも円弧状挟持腕が折損したり変形したり、ある
いはチュ−ブが切断されて作業が中断されることがない
長幹碍子清洗機を提供することを目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで上述のような問題
点を解決するために本発明は、断面コ字状の基枠に金属
製の中空パイプで形成した左右対称な一対の円弧状挾持
腕の基端部を枢着すると共に両挾持腕に両挾持腕を互い
に引き合う方向に付勢するスプリングを設け、かつ両挾
持腕の先端部にそれぞれ碍子受けロ−ラを回転自在に取
り付けると共に両挾持腕の外側にはシリンダを、内側に
は洗浄ブラシをそれぞれ設け、かつ両挾持腕には所要箇
所に洗浄水噴射ノズルを取り付けると共に、このノズル
と前記シリンダとを可撓性チュ−ブで連結し、かつ該チ
ュ−ブのうち円弧状挟持腕の基端部から洗浄ブラシまで
に配置するチュ−ブを前記中空パイプ内に挿通させて配
置し、前記基枠に垂直杆と水平杆からなる中心軸を設
け、同中心軸の垂直杆に碍子受けロ−ラを回転自在に取
り付けると共に同中心軸の水平杆を前記基枠の背板から
後方へ突出させ、かつ前記垂直杆を基枠より上方に延出
させ、さらに前記垂直杆を碍子受けロ−ラが碍子の縁部
に当接した際に抗力を受ける方向と同一方向に移動自在
に形成し、さらに前記基枠の背部に前記中心軸の水平杆
を碍子側に付勢するスプリングを取り付けると共に該基
枠に中心軸の垂直杆と平行になるように形成したストッ
パ−を設け、かつ該ストッパ−と垂直杆の上方延出部分
との間に前記チュ−ブの中途を挾着した構成を採用し
た。
点を解決するために本発明は、断面コ字状の基枠に金属
製の中空パイプで形成した左右対称な一対の円弧状挾持
腕の基端部を枢着すると共に両挾持腕に両挾持腕を互い
に引き合う方向に付勢するスプリングを設け、かつ両挾
持腕の先端部にそれぞれ碍子受けロ−ラを回転自在に取
り付けると共に両挾持腕の外側にはシリンダを、内側に
は洗浄ブラシをそれぞれ設け、かつ両挾持腕には所要箇
所に洗浄水噴射ノズルを取り付けると共に、このノズル
と前記シリンダとを可撓性チュ−ブで連結し、かつ該チ
ュ−ブのうち円弧状挟持腕の基端部から洗浄ブラシまで
に配置するチュ−ブを前記中空パイプ内に挿通させて配
置し、前記基枠に垂直杆と水平杆からなる中心軸を設
け、同中心軸の垂直杆に碍子受けロ−ラを回転自在に取
り付けると共に同中心軸の水平杆を前記基枠の背板から
後方へ突出させ、かつ前記垂直杆を基枠より上方に延出
させ、さらに前記垂直杆を碍子受けロ−ラが碍子の縁部
に当接した際に抗力を受ける方向と同一方向に移動自在
に形成し、さらに前記基枠の背部に前記中心軸の水平杆
を碍子側に付勢するスプリングを取り付けると共に該基
枠に中心軸の垂直杆と平行になるように形成したストッ
パ−を設け、かつ該ストッパ−と垂直杆の上方延出部分
との間に前記チュ−ブの中途を挾着した構成を採用し
た。
【0005】
【作用】従って、本機を使用して碍子を清洗するときは
挾持腕の先端の開いた部分より本機を碍子に押し込み碍
子の回りに回動させて碍子の清洗を行うものである。
挾持腕の先端の開いた部分より本機を碍子に押し込み碍
子の回りに回動させて碍子の清洗を行うものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。この発明は、断面コ字状の基枠1に金属製の中空
パイプで形成した左右対称な一対の円弧状挾持腕2,3
の基端部を枢着すると共に両挾持腕2,3に両挾持腕
2,3を互いに引き合う方向に付勢するスプリング4を
設け、かつ両挾持腕2,3の先端部にそれぞれ碍子受け
ロ−ラ5,6を回転自在に取り付けると共に両挾持腕
2,3の外側にはシリンダ7,8を、内側には洗浄ブラ
シ9,9をそれぞれ設け、かつ両挾持腕2,3には所要
箇所に洗浄水噴射ノズル10,11を取り付けると共
に、このノズル10,11と前記シリンダ7,8とを可
撓性チュ−ブ12,13で連結し、かつ該チュ−ブ1
2,13のうち前記挟持腕2,3の基端部から洗浄水噴
射ノズル10,11までに配置するチュ−ブを前記中空
パイプ内に挿通させて配置し、前記基枠1に垂直杆14
aと水平杆14bからなる中心軸14を設け、同中心軸
14の垂直杆14aに碍子受けロ−ラ15を回転自在に
取り付けると共に同中心軸14の水平杆14bを前記基
枠1の背板16から後方へ突出させ、かつ前記垂直杆1
4aを基枠1より上方に延出させ、さらに前記垂直杆1
4aを碍子受けロ−ラ15が碍子17の縁部に当接した
際に抗力を受ける方向と同一方向に移動自在に形成し、
さらに前記基枠1の背部に前記中心軸14の水平杆14
bを碍子17側に付勢するスプリング18を取り付ける
と共に基枠1に中心軸14の垂直杆14aと平行になる
ように形成したストッパ−19を設け、かつ該ストッパ
−19と垂直杆14aの上方延出部分との間に前記チュ
−ブ12,13の中途を挾着したことを特徴とする長幹
碍子清洗機に係るものである。
する。この発明は、断面コ字状の基枠1に金属製の中空
パイプで形成した左右対称な一対の円弧状挾持腕2,3
の基端部を枢着すると共に両挾持腕2,3に両挾持腕
2,3を互いに引き合う方向に付勢するスプリング4を
設け、かつ両挾持腕2,3の先端部にそれぞれ碍子受け
ロ−ラ5,6を回転自在に取り付けると共に両挾持腕
2,3の外側にはシリンダ7,8を、内側には洗浄ブラ
シ9,9をそれぞれ設け、かつ両挾持腕2,3には所要
箇所に洗浄水噴射ノズル10,11を取り付けると共
に、このノズル10,11と前記シリンダ7,8とを可
撓性チュ−ブ12,13で連結し、かつ該チュ−ブ1
2,13のうち前記挟持腕2,3の基端部から洗浄水噴
射ノズル10,11までに配置するチュ−ブを前記中空
パイプ内に挿通させて配置し、前記基枠1に垂直杆14
aと水平杆14bからなる中心軸14を設け、同中心軸
14の垂直杆14aに碍子受けロ−ラ15を回転自在に
取り付けると共に同中心軸14の水平杆14bを前記基
枠1の背板16から後方へ突出させ、かつ前記垂直杆1
4aを基枠1より上方に延出させ、さらに前記垂直杆1
4aを碍子受けロ−ラ15が碍子17の縁部に当接した
際に抗力を受ける方向と同一方向に移動自在に形成し、
さらに前記基枠1の背部に前記中心軸14の水平杆14
bを碍子17側に付勢するスプリング18を取り付ける
と共に基枠1に中心軸14の垂直杆14aと平行になる
ように形成したストッパ−19を設け、かつ該ストッパ
−19と垂直杆14aの上方延出部分との間に前記チュ
−ブ12,13の中途を挾着したことを特徴とする長幹
碍子清洗機に係るものである。
【0007】図中12aはシリンダ7から送られてきた
水を円弧状挟持腕3に配置した二本の可撓性チュ−ブ1
2,12に分配するための銅パイプ製の分配管、13a
はシリンダ8から送られてきた水を円弧状挟持腕2に配
置した二本の可撓性チュ−ブ13,13に分配するため
の銅パイプ製の分配管、20,20は洗浄ブラシ9,9
を取り付けるための洗浄ブラシ取付片、21は円弧状挟
持腕2,3を基枠1に取付けるための取付板、22は基
枠1の後部に設けた回動自在な継手、23は絶縁杆、2
4は碍子への装着を容易とするためのガイド板、25は
スプリング押え、26はシリンダ7,8を取付けるため
のシリンダ取付片、27は給水パイプ、28は給水タン
ク、29は給水タンク28からの給水を開閉するクリッ
プ、30はシリンダ7,8の給水口、31はゴム製のピ
ストン、32はピストンロッド、33はピストン31を
排水口方向に付勢するスプリング、34はシリンダの排
水口、35はシリンダ7,8内に入った水が逆流するこ
とを防止する逆止弁、36は鉄塔である。
水を円弧状挟持腕3に配置した二本の可撓性チュ−ブ1
2,12に分配するための銅パイプ製の分配管、13a
はシリンダ8から送られてきた水を円弧状挟持腕2に配
置した二本の可撓性チュ−ブ13,13に分配するため
の銅パイプ製の分配管、20,20は洗浄ブラシ9,9
を取り付けるための洗浄ブラシ取付片、21は円弧状挟
持腕2,3を基枠1に取付けるための取付板、22は基
枠1の後部に設けた回動自在な継手、23は絶縁杆、2
4は碍子への装着を容易とするためのガイド板、25は
スプリング押え、26はシリンダ7,8を取付けるため
のシリンダ取付片、27は給水パイプ、28は給水タン
ク、29は給水タンク28からの給水を開閉するクリッ
プ、30はシリンダ7,8の給水口、31はゴム製のピ
ストン、32はピストンロッド、33はピストン31を
排水口方向に付勢するスプリング、34はシリンダの排
水口、35はシリンダ7,8内に入った水が逆流するこ
とを防止する逆止弁、36は鉄塔である。
【0008】この発明は、前記の構成よりなるため、本
機を挾持腕2,3の先端の開いた部分より碍子17に押
し込めば、碍子受けロ−ラ5,6が碍子17の縁部に沿
って回転しながら両挾持腕2、3をスプリング4の付勢
力に抗して開き、碍子17の直径部分を過ぎたところで
スプリング4の付勢力で両挾持腕は次第に閉じ、最終的
に碍子17の縁部先端が碍子受けロ−ラ15に圧接した
ところで本機は3つの碍子受けロ−ラ5,6,15にて
碍子17に装着され、取付片20に取り付けられた洗浄
ブラシ9が碍子17の上下面に当ることになる。該碍子
17の縁部先端が碍子受けロ−ラ15に圧接した時、垂
直杆14aが基枠1の背部に設けたスプリング18の付
勢力に抗して後部に押動されるため、垂直杆1aの上部
延出部分とストッパ−19との間に挾着されて管路を閉
塞されていたチュ−ブ12,13が挾着状態を解かれ、
シリンダ7,8からの給水が開始して噴射ノズル10,
11から洗浄水が噴出して碍子17の面を濡らすので、
絶縁杆23にて本機を碍子17の回りに回動させれば碍
子17の清洗を行なうことができる。なお、取付片20
を挾持腕2,3に対して回動自在に取り付けておけば長
さの異なる洗浄ブラシ9を取り付ける場合に適当な位置
に取付片20を設定できる。
機を挾持腕2,3の先端の開いた部分より碍子17に押
し込めば、碍子受けロ−ラ5,6が碍子17の縁部に沿
って回転しながら両挾持腕2、3をスプリング4の付勢
力に抗して開き、碍子17の直径部分を過ぎたところで
スプリング4の付勢力で両挾持腕は次第に閉じ、最終的
に碍子17の縁部先端が碍子受けロ−ラ15に圧接した
ところで本機は3つの碍子受けロ−ラ5,6,15にて
碍子17に装着され、取付片20に取り付けられた洗浄
ブラシ9が碍子17の上下面に当ることになる。該碍子
17の縁部先端が碍子受けロ−ラ15に圧接した時、垂
直杆14aが基枠1の背部に設けたスプリング18の付
勢力に抗して後部に押動されるため、垂直杆1aの上部
延出部分とストッパ−19との間に挾着されて管路を閉
塞されていたチュ−ブ12,13が挾着状態を解かれ、
シリンダ7,8からの給水が開始して噴射ノズル10,
11から洗浄水が噴出して碍子17の面を濡らすので、
絶縁杆23にて本機を碍子17の回りに回動させれば碍
子17の清洗を行なうことができる。なお、取付片20
を挾持腕2,3に対して回動自在に取り付けておけば長
さの異なる洗浄ブラシ9を取り付ける場合に適当な位置
に取付片20を設定できる。
【0009】尚、シリンダ7,8内の水が無くなったと
きは、給水タンク28を使用場所よりも高いところに配
置した後、給水パイプ27の先端をシリンダ7,8の給
水口に接続しクリップ29を開けると、給水タンク28
内の水が水圧でシリンダ7,8のピストン31をスプリ
ング33に抗して押動しながらシリンダ7,8内に供給
される。シリンダ7,8内が一杯になると、クリップ2
9を閉め給水を停止すると共に給水口30から給水パイ
プ27を外して補給を終了する。給水口30の内側には
逆止弁35が設けられているからシリンダ7,8内の水
が給水口30から排水されることはない。また、シリン
ダ7,8内の水はスプリング33の付勢力により排水口
34から外部に排水されようとするが、可撓性チュ−ブ
12,13の途中が閉塞されているから排水されること
はなく、閉塞が解除されたときのみ排水されて前記噴射
ノズル10,11に給水されることになる。
きは、給水タンク28を使用場所よりも高いところに配
置した後、給水パイプ27の先端をシリンダ7,8の給
水口に接続しクリップ29を開けると、給水タンク28
内の水が水圧でシリンダ7,8のピストン31をスプリ
ング33に抗して押動しながらシリンダ7,8内に供給
される。シリンダ7,8内が一杯になると、クリップ2
9を閉め給水を停止すると共に給水口30から給水パイ
プ27を外して補給を終了する。給水口30の内側には
逆止弁35が設けられているからシリンダ7,8内の水
が給水口30から排水されることはない。また、シリン
ダ7,8内の水はスプリング33の付勢力により排水口
34から外部に排水されようとするが、可撓性チュ−ブ
12,13の途中が閉塞されているから排水されること
はなく、閉塞が解除されたときのみ排水されて前記噴射
ノズル10,11に給水されることになる。
【0010】以上、本発明の実施例を図面により説明し
たが、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更
があっても本発明に含まれる。
たが、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更
があっても本発明に含まれる。
【0011】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、通常は
スプリング18によってストッパ−19と垂直杆14a
との間にチュ−ブ12,13の中途が挾着されて管路を
閉塞されているので洗浄水は噴射ノズル10,11から
は出ないが、本機を碍子17に完全に装着した時には碍
子受けロ−ラ15が押動されてその垂直杆14aとスト
ッパ−19との間に間隙を生じて噴射ノズル10,11
から洗浄水が噴出し、しかも碍子の径の大小には関係な
く、前記の動作が行われるために確実に送水、止水を行
うことができ、従来のように完全に装着しない前に水が
噴出したり、装着を完了しても水が噴出しないというよ
うなことがないという効果を有し、長幹碍子の清洗を確
実に行うことができるものである。又、基枠1に垂直杆
14aと水平杆14bからなる中心軸14を設け、同中
心軸14の垂直杆14aに碍子受けロ−ラ15を回転自
在に取り付けると共に同中心軸14の水平杆14bを前
記基枠1の背板16から後方へ突出させ、かつ前記垂直
杆14aを基枠1より上方に延出させ、さらに前記垂直
杆14aを碍子受けロ−ラ15が碍子17の縁部に当接
した際に抗力を受ける方向と同一方向に移動自在に形成
し、さらに前記基枠1の背部に前記中心軸14の水平杆
14bを碍子17側に付勢するスプリング18を取り付
けると共に基枠1に中心軸14の垂直杆14aと平行に
なるように形成したストッパ−19を設け、かつ該スト
ッパ−19と垂直杆14aの上方延出部分との間に前記
チュ−ブ12,13の中途を挾着しているので、本発明
の清洗機を碍子に装着して、激しいスピ−ドで左右に回
動させても、チユ−ブが閉塞されて送水が停止されるこ
とがなく、長幹碍子の清洗を確実に行なうことができる
という効果もある。また、本発明では、長期にわたって
反復使用してもチューブ12,13の開閉を確実に行な
うことができるという効果もある。また、本発明では、
円弧状挟持腕を金属製の中空パイプで形成しているか
ら、強度が増し、使用中に折損したり変形することがな
く、作業が中断されることがないという効果もある。ま
た、本発明では、可撓性チュ−ブのうち円弧状挟持腕の
基端部から洗浄水噴射ノズルまでに配置するチュ−ブを
中空パイプからなる円弧状挟持腕内に挿通しているの
で、運搬中や使用中にチュ−ブが切断されることがなく
作業性を向上させることができるという効果もある。
スプリング18によってストッパ−19と垂直杆14a
との間にチュ−ブ12,13の中途が挾着されて管路を
閉塞されているので洗浄水は噴射ノズル10,11から
は出ないが、本機を碍子17に完全に装着した時には碍
子受けロ−ラ15が押動されてその垂直杆14aとスト
ッパ−19との間に間隙を生じて噴射ノズル10,11
から洗浄水が噴出し、しかも碍子の径の大小には関係な
く、前記の動作が行われるために確実に送水、止水を行
うことができ、従来のように完全に装着しない前に水が
噴出したり、装着を完了しても水が噴出しないというよ
うなことがないという効果を有し、長幹碍子の清洗を確
実に行うことができるものである。又、基枠1に垂直杆
14aと水平杆14bからなる中心軸14を設け、同中
心軸14の垂直杆14aに碍子受けロ−ラ15を回転自
在に取り付けると共に同中心軸14の水平杆14bを前
記基枠1の背板16から後方へ突出させ、かつ前記垂直
杆14aを基枠1より上方に延出させ、さらに前記垂直
杆14aを碍子受けロ−ラ15が碍子17の縁部に当接
した際に抗力を受ける方向と同一方向に移動自在に形成
し、さらに前記基枠1の背部に前記中心軸14の水平杆
14bを碍子17側に付勢するスプリング18を取り付
けると共に基枠1に中心軸14の垂直杆14aと平行に
なるように形成したストッパ−19を設け、かつ該スト
ッパ−19と垂直杆14aの上方延出部分との間に前記
チュ−ブ12,13の中途を挾着しているので、本発明
の清洗機を碍子に装着して、激しいスピ−ドで左右に回
動させても、チユ−ブが閉塞されて送水が停止されるこ
とがなく、長幹碍子の清洗を確実に行なうことができる
という効果もある。また、本発明では、長期にわたって
反復使用してもチューブ12,13の開閉を確実に行な
うことができるという効果もある。また、本発明では、
円弧状挟持腕を金属製の中空パイプで形成しているか
ら、強度が増し、使用中に折損したり変形することがな
く、作業が中断されることがないという効果もある。ま
た、本発明では、可撓性チュ−ブのうち円弧状挟持腕の
基端部から洗浄水噴射ノズルまでに配置するチュ−ブを
中空パイプからなる円弧状挟持腕内に挿通しているの
で、運搬中や使用中にチュ−ブが切断されることがなく
作業性を向上させることができるという効果もある。
【図1】本発明の長幹碍子清洗機の実施例を示す斜視図
である。
である。
【図2】可撓性チュ−ブの開閉操作状態を示す説明図で
ある。
ある。
【図3】可撓性チュ−ブの取付け状態を示す説明図であ
る。
る。
【図4】給水タンクからシリンダに水を供給する状態を
示す説明図である。
示す説明図である。
1:基枠 2,3:挾持腕 4:スプリング 5,6:碍子受けロ−ラ 7,8:シリンダ 9:洗浄用ブラシ 10,11:洗浄水噴射ノズル 12,13:可撓性チュ−ブ 14:中心軸 14a:垂直杆 14b:水平杆 15:碍子受けロ−ラ 16:背板 17:碍子 18:スプリング 19:ストッパ−
Claims (1)
- 【請求項1】 断面コ字状の基枠に金属製の中空パイプ
で形成した左右対称な一対の円弧状挾持腕の基端部を枢
着すると共に両挾持腕に両挾持腕を互いに引き合う方向
に付勢するスプリングを設け、かつ両挾持腕の先端部に
それぞれ碍子受けロ−ラを回転自在に取り付けると共に
両挾持腕の外側にはシリンダを、内側には洗浄ブラシを
それぞれ設け、かつ両挾持腕には所要箇所に洗浄水噴射
ノズルを取り付けると共に、このノズルと前記シリンダ
とを可撓性チュ−ブで連結し、かつ該チュ−ブのうち円
弧状挟持腕の基端部から洗浄ブラシまでに配置するチュ
−ブを前記中空パイプ内に挿通させて配置し、前記基枠
に垂直杆と水平杆からなる中心軸を設け、同中心軸の垂
直杆に碍子受けロ−ラを回転自在に取り付けると共に同
中心軸の水平杆を前記基枠の背板から後方へ突出させ、
かつ前記垂直杆を基枠より上方に延出させ、さらに前記
垂直杆を碍子受けロ−ラが碍子の縁部に当接した際に抗
力を受ける方向と同一方向に移動自在に形成し、さらに
前記基枠の背部に前記中心軸の水平杆を碍子側に付勢す
るスプリングを取り付けると共に該基枠に中心軸の垂直
杆と平行になるように形成したストッパ−を設け、かつ
該ストッパ−と垂直杆の上方延出部分との間に前記チュ
−ブの中途を挾着したことを特徴とする長幹碍子清洗
機。
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- 1995-06-03 KR KR2019950012625U patent/KR0127442Y1/ko not_active IP Right Cessation
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