JPH0810487Y2 - 面取機 - Google Patents

面取機

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JPH0810487Y2
JPH0810487Y2 JP1989153193U JP15319389U JPH0810487Y2 JP H0810487 Y2 JPH0810487 Y2 JP H0810487Y2 JP 1989153193 U JP1989153193 U JP 1989153193U JP 15319389 U JP15319389 U JP 15319389U JP H0810487 Y2 JPH0810487 Y2 JP H0810487Y2
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JP
Japan
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workpiece
partially cutaway
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chamfering
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Application number
JP1989153193U
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English (en)
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JPH0393029U (ja
Inventor
篤男 高村
Original Assignee
ケイアンドアイ技術開発有限会社
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Publication date
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、鉄鋼材料や非鉄材料等を工作機械で加工し
て製作した機械部品の鋭利な角部を研削して微少な面を
つける面取機に関する。
(従来の技術) 従来の面取機は第14図及び第15図に示すように、回転
する刃物又は砥石で被加工物を研削して面取りを行なう
ようになっていた。
しかしながら従来の面取機では刃物又は砥石の寿命が
あまり長くないので時々交換しなければならず費用がか
かっていた。また交換作業の際には専用工具を使用して
行なわなければならないので面倒な作業であった。
さらに従来の面取機では、第16図に示すような被加工
物の場合凹部分の辺の面取りを行なうことができないと
いう欠点があった。又、この種の面取り装置として、ヤ
スリが被加工物に対して水平に進退して面取り深さを調
整し、しかも被加工物の長手方向に水平にヤスリを移動
させて面取りを行う装置が実公昭46−27198号公報に開
示されている。しかしながら、面取り深さを調整するた
め、その調整機構が水平に広く空間を占有し、被加工物
に対して装置の設置に広い床面積を必要とするという点
がある。
(考案が解決しようとする課題) 本考案が解決しようとする課題は、研削工具寿命が長
く、研削工具交換作業が容易で、研削工具の費用も少な
くてすみ、被加工物の凹部分の面取りを行なうことが可
能で、しかも被加工物に対する装置の設置の床面積を小
さくできるという面取機を提供することにある。
(課題を解決するための手段) かかる課題を解決した本考案の要旨は、被加工物を載
置する水平なテーブルの一部にスリットを設け、同スリ
ットの長手方向に往復運動する水平なヤスリを同スリッ
ト内に着脱自在に取り付け、同ヤスリの位置を上下方向
に昇降自在としたことを特徴とする面取機にある。
(作用) 本考案の面取機では水平なテーブルの一部に設けたス
リット内に、同スリットの長手方向に往復運動する水平
なヤスリを取り付けている。従って同テーブル上に被加
工物を載置し、面取りを行なおうとする辺を同ヤスリに
接触させれば同ヤスリの往復運動により同辺は研削され
面取り作業が行なわれるようになっている。
同ヤスリは着脱自在となっているので同ヤスリの取付
状態を変更するときや同ヤスリの交換を行なうときも容
易である。
同ヤスリの位置は上下方向に昇降自在となっているの
で、同ヤスリの位置を調整することにより同ヤスリの同
一部分のみが被加工物と接触して片べりするのを防ぐこ
とができる。
本考案の面取機では棒状のヤスリが往復運動するので
同ヤスリの端部に被加工物の凹部分を接触させれば同凹
部分の面取りを行なうことも可能である。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は実施例の斜視図、第2図は第1図のA−Aに
おける一部切欠断面図、第3図は第1図のB−B付近の
一部切欠断面図、第4図はヤスリ部分の斜視図、第5図
は第4図のC−Cにおける一部切欠断面図、第6図は第
4図のD−Dにおける一部切欠断面図、第7図は上下昇
降機構の一部切欠斜視図、第8図は第7図のE−Eにお
ける一部切欠断面図、第9図は往復運動機構の一部切欠
斜視図、第10図は第9図のF−Fにおける一部切欠断面
図、第11図は切粉排出機構の斜視図、第12図は第11図の
G−Gにおける一部切欠断面図、第13図は第11図のH−
Hにおける一部切欠断面図である。
第14図及び第15図は従来の面取機の機構を示す説明図
である。
第16図は凹部分を有する被加工物の斜視図である。
本実施例の面取機(1)では、被加工物(2)を載置
する水平なテーブル(3)の中央付近にスリット(4)
を設け、スリット(4)の長手方向に往復運動する水平
なヤスリ(5)をスリット(4)内に着脱自在に取り付
け、ヤスリ(5)の位置を上下方向に移動自在としてい
る。そしてテーブル(3)上に載置した被加工物(2)
の面取りを行なおうとする辺(6)をヤスリ(5)に接
触させれば、ヤスリ(5)の往復運動により辺(6)は
研削され面取り作業が行なわれるようになっている。
ヤスリ(5)の着脱はヤスリ着脱用ハンドル(7)を
回して行なうようになっている。ヤスリ(5)の固定の
際は、ヤスリ(5)のベース(8)の上に置き、ヤスリ
(5)両端面の穴(9)、(10)をそれぞれ受金(11)
の突起(12)及び押金(13)の突起(14)に差し込み、
ヤスリ着脱用ハンドル(7)を締めつけるようになって
いる。ヤスリ(5)を取りはずす際には、ヤスリ着脱用
ハンドル(7)をゆるめると圧縮バネ(15)により押金
(13)が左方向に押されるのでヤスリ(5)は解放され
取りはずすことができるようになっている。
ヤスリ(5)の昇降はヤスリ昇降用ハンドル(16)を
回して行なうようになっている。ヤスリ昇降用ハンドル
(16)を回すと歯車(17)、(18)により軸(19)が回
転し、軸(19)の上部に螺合させた受金(20)が昇降す
るようになっている。
ヤスリ(5)の往復運動は、モーターにより平歯車
(21)を回転させて軸受(22)に組み込んだ偏心軸(2
3)を回転させ、アーム(24)をブラケット(25)と共
に往復運動させることによって行なうようになってい
る。
本実施例の面取機(1)では切粉の排出機構を備えて
いる。ヤスリ(5)の往復運動により削り取られた切粉
はベース(8)に設けた勾配つきの溝(26)を流れ、ブ
ロック(27)内を通って受皿(28)に流れ込むようにな
っている。
従来の面取機の機構は、第14図及び第15図に示すよう
にモーター(29)で刃物(30)又は砥石(31)を回転さ
せガイド(32)上に被加工物(33)をセットして面取り
作業を行なうようになっていた。このため第16図に示す
ような凹部分を有する被加工物(34)の辺(35)の面取
り作業を行なうことは不可能であった。
以上のように本実施例の面取機(1)では角柱状のヤ
スリ(5)を使用するので研削工具の費用は少なくてす
み、ヤスリ(5)の取付状態及び高さを変更することに
よりヤスリ(5)の4つの側面をすべて使用することが
できるので研削工具寿命も従来の面取機より長くなって
いる。また研削工具交換も工具等を使用せず容易に行な
うことができ、一般の鉄鋼材料、非鉄材料及び焼入鋼材
の面取り作業を行なうことができる。さらに第16図に示
すような被加工物(34)の凹部分の辺(35)の面取り作
業を行なうこともできる。なお切粉の排出機構も備えて
いるので周囲の切粉を散乱させるようなこともないよう
になっている。
(考案の効果) 本考案により、研削工具寿命が長く、研削工具交換作
業が容易で、研削工具の費用も少なくてすみ、被加工物
の凹部分の面取りを行なうことも可能な面取機を提供す
ることができる。しかも、ヤスリを昇降自在として面取
り深さを調整するので、被加工物の載置面積に対して装
置の水平方向に必要な床面積を小さくし、しかもかなり
の部分を被加工物の載置面下方に配置できるので、小さ
な床面積で有効に被加工物の面取りを行なうことができ
るものとしている。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の斜視図、第2図は第1図のA−Aにお
ける一部切欠断面図、第3図は第1図のB−B付近の一
部切欠断面図、第4図はヤスリ部分の斜視図、第5図は
第4図のC−Cにおける一部切欠断面図、第6図は第4
図のD−Dにおける一部切欠断面図、第7図は上下昇降
機構の一部切欠斜視図、第8図は第7図のE−Eにおけ
る一部切欠断面図、第9図は往復運動機構の一部切欠斜
視図、第10図は第9図のF−Fにおける一部切欠断面
図、第11図は切粉排出機構の斜視図、第12図は第11図の
G−Gにおける一部切欠断面図、第13図は第11図のH−
Hにおける一部切欠断面図である。 第14図及び第15図は従来の面取機の機構を示す説明図で
ある。 第16図は凹部分を有する被加工物の斜視図である。 (1):面取機、(2):被加工物 (3):テーブル、(4):スリット (5):ヤスリ、(6):辺 (7):ヤスリ着脱用ハンドル (8):ベース、(9)、(10):穴 (11):受金、(12)、(14):突起 (13):押金、(15):圧縮バネ (16):ヤスリ昇降用ハンドル (17)、(18):歯車、(19):軸 (20):受金、(21):平歯車 (22):軸受、(23):偏心軸 (24):アーム、(25):ブラケット (26):溝、(27):ブロック (28):受皿、(29):モーター (30):刃物、(31):砥石 (32):ガイド、(33)、(34):被加工物 (35):辺

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加工物を載置する水平なテーブルの一部
    にスリットを設け、同スリットの長手方向に往復運動す
    る水平なヤスリを同スリット内に着脱自在に取り付け、
    同ヤスリの位置を上下方向に昇降自在としたことを特徴
    とする面取機。
JP1989153193U 1989-12-28 1989-12-28 面取機 Expired - Lifetime JPH0810487Y2 (ja)

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JP1989153193U JPH0810487Y2 (ja) 1989-12-28 1989-12-28 面取機

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JP1989153193U JPH0810487Y2 (ja) 1989-12-28 1989-12-28 面取機

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JPH0393029U JPH0393029U (ja) 1991-09-24
JPH0810487Y2 true JPH0810487Y2 (ja) 1996-03-29

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ID=31699415

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