JPH081022Y2 - こ て - Google Patents

こ て

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JPH081022Y2
JPH081022Y2 JP1989056672U JP5667289U JPH081022Y2 JP H081022 Y2 JPH081022 Y2 JP H081022Y2 JP 1989056672 U JP1989056672 U JP 1989056672U JP 5667289 U JP5667289 U JP 5667289U JP H081022 Y2 JPH081022 Y2 JP H081022Y2
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JP
Japan
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plate
trowel
auxiliary
pressing plate
coating
Prior art date
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JP1989056672U
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JPH02147277U (ja
Inventor
雅春 吐前
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雅春 吐前
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、塗り幅を適宜幅に変える事が可能で常に奇
麗な塗り仕上げ面を形成させる事が出来るこてに関する
ものである。
(従来の技術) 樹脂系パテ材で立上がり部等を塗装する場合には、モ
ルタル塗り等と同様にこてを使用して奇麗に仕上げてい
くものであり、当該こては他のこてと同様に押え面とな
るこて板部分と取手部分から形成されており、又、大き
さや形状(平板形状や湾曲形状等)も各種に渡って形成
されていて作業者が塗り面の状況に応じて使い分けてい
る。
(考案が解決しようとする課題) しかし、こてで塗料を延ばした際に境目(こての側辺
部)に一条のすじが生じてしまい、特に樹脂系の塗料の
場合は、該すじ(突起すじ)が目立ち、次にこのすじを
消しながら塗っていくものの別の箇所に新たなすじが出
来る事になって、いずれにしても、こて幅よりも幅の広
い塗り面を塗装する場合、こての側辺部の軌跡上にはす
じ目が出来てしまうものであって、従来のこてによって
奇麗な平滑面に仕上げる事は不可能であり、作業者にと
って出来るだけ奇麗に仕上げる為の塗り作業は相当の重
労働であった。
本考案は、上記の点に鑑みなされたものであって、こ
てにより塗装作業を行う場合に於いて、塗り面の幅に応
じたこて幅を適宜形成する事が可能であって、こて側辺
部に生じる突起すじを塗り面上に発生させないようにし
たこてを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するための本考案の要旨とするところ
は、押え板(2)及び取手(3)から成るこて本体
(1)において、押え板の横幅面を適宜変更させ平滑な
押え面(2a)を形成する補助押え板(4)を付設したこ
とを特徴とするこてにある。
(作用) 以上の如く本考案のこては、塗り面(例えば立上がり
面)がこて本体(1)の押え板(2)では塗り幅が短い
際に、塗り面の幅に適合する補助押え板(4)を装着し
て、塗り幅と同寸の幅の平滑な押え面(2a)を形成すれ
ば良く、後は通常のこてと同様に塗り作業を行う事でこ
て側辺部に発生する突起すじは塗り面上には形成され
ず、塗り直し等を行わずとも簡単に奇麗な面に仕上げる
事が出来る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図、第
5図は他の実施例を示す側面図並びに斜視図、第3図は
使用状態を示す斜視図、第4図は使用状態を示す断面図
である。
図面において、(1)はこて本体で、押え板(2)及
び取手(3)から形成される樹脂系パテ材、モルタル等
を対象とした塗装用具であって、押え板(2)の形状は
平板形状、湾曲形状、折曲形状など全く任意とするもの
である。補助押え板(4)は、こて本体(1)の塗り幅
を適宜変更させる為の補助板であり、当該補助押え板
(4)は第1図及び第5図で示す如く、既存の押え板
(2)部分は関係なく補助押え板(4)だけで幅広の押
え面(2a)を形成するよう設けても、第2図の如く、既
存の押え板(2)と補助押え板(4)により幅広の押え
面(2a)を形成する構成としても良い。又、第1図の補
助押え板(4)は木製の補助板をこて本体(1)の押え
板(2)と取手(3)との間に差し込んで係止固定させ
該補助板の塗り面側に発泡ゴム系のバックアップ剤を固
着して押え面(2a)の滑りを良くしたものであるが、補
助押え板(4)の材質によっては塗り面側の部材は省略
することも出来る。尚、補助押え板(4)の固定手段に
ついては特定するものではなく、係止具(5)によって
押え板(2)に対して着脱自在に形成させ、各種幅の長
さを有するものを一組として任意の塗り幅に応じた補助
押え板(4)を装着するよう設けても、押え板(2)に
固着してしまい塗り幅に応じて切断可能な部材から成る
補助押え板(4)の側部を切断して適宜幅の押え面(2
a)を形成するものとしても良い。又、第2図及び第5
図で例示した補助押え板(4)は押え板(2)の側縁部
に係止具(5)にて平滑な幅広の押え面(2a)を形成す
る状態に固定させたが、凹凸部を設けて嵌合する構成と
しても構わず、その他の固定手段による方法でも構わな
い。(6)はパテ材切り片で、適宜厚みに塗装していく
段階で余った余分なパテ材を逃がす為の部材であり、補
助押え板(4)の側辺部にやや傾斜を持たせて固着した
ものである。尚、第1図の補助押え板(4)と同様に押
え面(2a)に滑りを良くし且つ押え板(2)と補助押え
板(4)との接合部を被覆する部材を固着しても良い。
第6図で例示したこては、押え板(2)底面に幅広の
補助押え板(4)を貼着したものであり、補助押え板
(4)を可撓性部材にする事で、下地に凸凹部が有った
りして塗り難い状態であっても補助押え板(4)が変形
して十分に対処出来るように設けている。更に、極めて
薄い金属板(4a)を可撓性の補助押え板(4)に貼着す
る事によって滑りを良くし且つ耐摩耗性に優れたこてを
提供するものである。
又、塗り幅が多少変化する場合(塗り面と壁等との接
合辺が直線でなく波状の場合等)、当該塗り幅に適合可
能な如く、補助押え板(4)の側面(4b)(4b)を斜め
に形成し(第7及び8図参照)、塗装作業時に塗り幅に
応じてこて本体(1)を傾けて該補助押え板(4)の幅
を変化させるよう設ければ良い。尚、補助押え板(4)
が横方向に自在に伸縮するようバネ等を介して付設する
手段も講じられる。第9図のこては、小型の各ヒーター
(7)を磁石体(8)によって着脱自在に設けて任意の
こてに取付可能としたものであり、使用時に押え板
(2)及び補助押え板(4)を暖める事によって、押え
面(2a)の滑りが良くなり仕上げ面を一層奇麗にする事
が出来る。
第10図で示したこては、押え板(2)自体を切断し易
い材質(合成樹脂等)にすると共に平滑な押え面(2a)
を有する如く形成し、該押え板(2)に取手(3)を形
設した簡易こてであって、塗り幅に応じて押え板(2)
の側部を適宜長さに切断して使用するものである。
第11図乃至第14図で示したこては、塗り材料の食み出
しを防止する為に補助押え板(4)の側面(4b)(4b)
又は押え板(2)の側面(2b)(2b)に上下動自在なス
カート(9)を設けたものである。スカート(9)は、
下辺部(9a)が先端部で押え面(2a)と略同一の高さに
位置し後部で押え面(2a)下方に位置する状態になる如
く三角形状(又は台形状)に形成すると共にスカート
(9)の上辺後方に板バネ(10)を付したものであり、
スカート先端部分をピン(11)等にて側面(4b)又は側
面(2b)へ回動自在に軸着し、板バネ(10)を押え板側
に留金(12)で係止させて、下端部(9a)が下地へ圧接
する事によって自在に上方向に移動し、圧接しない場合
は板バネ(10)の弾性力により元の状態に戻る構成とな
っている。従って、塗装作業時に於いて、こて本体
(1)の傾きや材料の塗厚等によって下地と押え面(2
a)との間隔が異なっても、常に側部は上下動自在のス
カート(9)により覆っているから材料の食み出しを防
止する事が出来る。
(考案の効果) 以上説明してきた如く本考案によれば、従来のこての
ようにこて側部に生じるすじ目を隠す為の塗り作業を不
要とした作業性に優れたものであって、而も仕上げ面が
非常に奇麗であるといった従来こてでは奏し得ない多大
な効果を発揮するものであり、補助押え板の着脱も容易
に行なえて使用性にも優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図。第2図は押え
板(2)及び補助押え板(4)により押え面(2a)を形
成したこてを示す側面図。第3図は使用状態を示す斜視
図。第4図は使用状態を示す断面図。第5図は平ごてに
補助押え板(4)を装着したこてを示す斜視図。第6図
は可撓性補助押え板(4)及び金属板を貼着したこてを
示す分解断側面図。第7図は補助押え板(4)の側面を
斜めに形成したこてを示す斜視図。第8図は第7図の断
側面図。第9図はヒーター(7)を磁着したこてを示す
斜視図。第10図は切断し易い材質で押え板(2)を形成
したこてを示す斜視図。第11図は補助押え板(4)に材
料食み出し防止用のスカート(9)を設けたこてを示す
斜視図。第12図は押え板(2)にスカート(9)を設け
たこてを示す斜視図。第13図、第14図は押え板(2)に
スカート(9)を設けたこての使用状態を示す側面図。 1……こて本体、2……押え板、3……取手、4……補
助押え板、5……係止具、6……パテ材切り片、7……
ヒーター、8……磁石体、9……スカート、10……板バ
ネ、11……ピン、12……留金

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】押え板(2)及び取手(3)から成るてこ
    本体(1)において、押え板(2)部分に塗り幅を適宜
    変更させる補助押え板(4)を付設して該補助押え板
    (4)の押え面だけで若しくは押え板(2)の押え面
    (2a)の両方の押え面によって平滑な押え面(2a)を形
    成ならしむことを特徴とするこて。
  2. 【請求項2】押え板(2)及び取手(3)から成るこて
    本体(1)において、押え板(2)を塗り面の状況に応
    じて即座に切断可能な材質によって形成し、該押え板
    (2)によって平滑な押え面(2a)を形成ならしむこと
    を特徴とするこて。
JP1989056672U 1989-05-17 1989-05-17 こ て Expired - Lifetime JPH081022Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1989056672U JPH081022Y2 (ja) 1989-05-17 1989-05-17 こ て

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JP1989056672U JPH081022Y2 (ja) 1989-05-17 1989-05-17 こ て

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JPH02147277U JPH02147277U (ja) 1990-12-13
JPH081022Y2 true JPH081022Y2 (ja) 1996-01-17

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ID=31580704

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005193093A (ja) * 2003-12-30 2005-07-21 Masaharu Tomae パテ材料における立ち上がり部の形成方法及び形成用工具

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5735777U (ja) * 1980-07-29 1982-02-25
JPH0161977U (ja) * 1987-10-15 1989-04-20

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JP2005193093A (ja) * 2003-12-30 2005-07-21 Masaharu Tomae パテ材料における立ち上がり部の形成方法及び形成用工具

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