JPH08102168A - ディスククリーナー装置用の研磨体 - Google Patents
ディスククリーナー装置用の研磨体Info
- Publication number
- JPH08102168A JPH08102168A JP25918094A JP25918094A JPH08102168A JP H08102168 A JPH08102168 A JP H08102168A JP 25918094 A JP25918094 A JP 25918094A JP 25918094 A JP25918094 A JP 25918094A JP H08102168 A JPH08102168 A JP H08102168A
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- JP
- Japan
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- polishing
- polishing body
- disk
- disk cleaner
- cut
- Prior art date
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- Pending
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- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】光ディスクの表面を美しい光沢面とすることが
できるディスククリーナー装置用の研磨体装置を提供す
る。 【構成】光学的に情報を記録したディスク1の表面の傷
を除去するディスククリーナー装置用の研磨体6におい
て、回転軸7と、該回転軸の回りに固定されて外周面を
研磨面とする円柱形の研磨体6とを有し、前記研磨体
は、円形に切断された不織布9、セーム皮、または人工
皮革から成る研磨材料を積層して構成したことを特徴と
するディスククリーナー装置用の研磨体。
できるディスククリーナー装置用の研磨体装置を提供す
る。 【構成】光学的に情報を記録したディスク1の表面の傷
を除去するディスククリーナー装置用の研磨体6におい
て、回転軸7と、該回転軸の回りに固定されて外周面を
研磨面とする円柱形の研磨体6とを有し、前記研磨体
は、円形に切断された不織布9、セーム皮、または人工
皮革から成る研磨材料を積層して構成したことを特徴と
するディスククリーナー装置用の研磨体。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンパクトディスク或い
はレーザーディスク等のように光学的に情報を記録した
ディスクの表面の傷を除去するディスククリーナー装置
用の研磨体に関する。
はレーザーディスク等のように光学的に情報を記録した
ディスクの表面の傷を除去するディスククリーナー装置
用の研磨体に関する。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスク或いはレーザーディ
スク等のようにレーザー光により再生可能な記録媒体と
しての光ディスクは従来から知られている。
スク等のようにレーザー光により再生可能な記録媒体と
しての光ディスクは従来から知られている。
【0003】図4はコンパクトディスクの断面を概略的
に示した断面図である。図において、コンパクトディス
ク1は合成樹脂製の光透過層2を有する。この光透過層
2の下面にはディジタル情報が小さな凹部(ピット)5
として記録されている。このピット5はコンパクトディ
スクの場合、上方から見てらせん状に配列される。光透
過層2の下面に、例えばアルミニウム等からなる光反射
層3が蒸着等によって形成され、さらにその下面に支持
層4が形成されている。支持層4の下面は、例えばコン
パクトディスク1に記録された音楽のタイトル等を表示
したレーベル面となり、この面の反対側の面が読取り面
となる。
に示した断面図である。図において、コンパクトディス
ク1は合成樹脂製の光透過層2を有する。この光透過層
2の下面にはディジタル情報が小さな凹部(ピット)5
として記録されている。このピット5はコンパクトディ
スクの場合、上方から見てらせん状に配列される。光透
過層2の下面に、例えばアルミニウム等からなる光反射
層3が蒸着等によって形成され、さらにその下面に支持
層4が形成されている。支持層4の下面は、例えばコン
パクトディスク1に記録された音楽のタイトル等を表示
したレーベル面となり、この面の反対側の面が読取り面
となる。
【0004】以下、本明細書においてはコンパクトディ
スク1等の光ディスクの読取り面を表面と称することと
する。図示しない記録読取りヘッドは発光素子と受光素
子を有し、発光素子によって光透過層2へ向けて発光さ
れたレーザー光が光反射層3で反射され、受光素子で読
み取られる。
スク1等の光ディスクの読取り面を表面と称することと
する。図示しない記録読取りヘッドは発光素子と受光素
子を有し、発光素子によって光透過層2へ向けて発光さ
れたレーザー光が光反射層3で反射され、受光素子で読
み取られる。
【0005】このような光ディスクでは、光透過層2の
表面、すなわち読取りヘッドによる読取り面に傷が付く
と、その傷の深さや位置によって再生不可能となること
がある。
表面、すなわち読取りヘッドによる読取り面に傷が付く
と、その傷の深さや位置によって再生不可能となること
がある。
【0006】このため、光透過層2の表面を研磨するこ
とにより傷を除去するディスククリーナー装置用の研磨
体が従来から用いられている。
とにより傷を除去するディスククリーナー装置用の研磨
体が従来から用いられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように光透過層2
の表面を研磨する方法として、例えば本出願人による特
願平5−239115号(平成5年8月31日付で出
願)に記載されているように、円形の布地或いはバフを
積層して円柱形の研磨体とし、その周面を研磨面とする
方法が用いられている。
の表面を研磨する方法として、例えば本出願人による特
願平5−239115号(平成5年8月31日付で出
願)に記載されているように、円形の布地或いはバフを
積層して円柱形の研磨体とし、その周面を研磨面とする
方法が用いられている。
【0008】しかしながら、円形の布地を積層して円柱
形の研磨体として用いる場合、糸の形態を経てその糸を
縦横に織加工した通常の布を用いているため、研磨中に
研磨体の周面にケバ(糸屑)が発生する。このケバが光
ディスクの表面に傷を付けてしまう。円形のバフを積層
して円柱形の研磨体とする場合も研磨中に研磨体の周面
に毛玉が発生し、この毛玉が光ディスクの表面に傷を付
ける。
形の研磨体として用いる場合、糸の形態を経てその糸を
縦横に織加工した通常の布を用いているため、研磨中に
研磨体の周面にケバ(糸屑)が発生する。このケバが光
ディスクの表面に傷を付けてしまう。円形のバフを積層
して円柱形の研磨体とする場合も研磨中に研磨体の周面
に毛玉が発生し、この毛玉が光ディスクの表面に傷を付
ける。
【0009】このように上記の研磨方法では光ディスク
の表面に細かな傷が残り、このため、肉眼で見ると光デ
ィスクの表面が光沢面とはならず、霜が付着したような
状態となる。このような状態になると、たとえ再生時に
音飛びや再生不能等のトラブルが発生しなくても外見上
美しくない。このため、光ディスクの表面を美しい光沢
面とすることが要望されている。
の表面に細かな傷が残り、このため、肉眼で見ると光デ
ィスクの表面が光沢面とはならず、霜が付着したような
状態となる。このような状態になると、たとえ再生時に
音飛びや再生不能等のトラブルが発生しなくても外見上
美しくない。このため、光ディスクの表面を美しい光沢
面とすることが要望されている。
【0010】従って本発明の目的は、光ディスクの表面
を美しい光沢面とすることができるディスククリーナー
装置用の研磨体装置を提供することにある。
を美しい光沢面とすることができるディスククリーナー
装置用の研磨体装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明によれば、光学的に情報を記録したディスクの
表面の傷を除去するディスククリーナー装置用の研磨体
において、回転軸と、該回転軸の回りに固定されて外周
面を研磨面とする円柱形の研磨体とを有し、前記研磨体
は、円形に切断された不織布、セーム皮、または人工皮
革から成る研磨材料を積層して構成したことを特徴とす
るディスククリーナー装置用の研磨体が提供される。
に本発明によれば、光学的に情報を記録したディスクの
表面の傷を除去するディスククリーナー装置用の研磨体
において、回転軸と、該回転軸の回りに固定されて外周
面を研磨面とする円柱形の研磨体とを有し、前記研磨体
は、円形に切断された不織布、セーム皮、または人工皮
革から成る研磨材料を積層して構成したことを特徴とす
るディスククリーナー装置用の研磨体が提供される。
【0012】
【作用】円柱形の研磨体を回転させながらその外周面を
光ディスクに押し当てて光ディスクの表面を研磨する。
研磨体は円形に切断された不織布、セーム皮、または人
工皮革から成る研磨材料を積層して構成してあり、これ
らの材料は切断面すなわち研磨面から糸屑や毛玉等が発
生しない。従って、ディスク表面は美しい光沢面とな
る。
光ディスクに押し当てて光ディスクの表面を研磨する。
研磨体は円形に切断された不織布、セーム皮、または人
工皮革から成る研磨材料を積層して構成してあり、これ
らの材料は切断面すなわち研磨面から糸屑や毛玉等が発
生しない。従って、ディスク表面は美しい光沢面とな
る。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
する。
【0014】図1は本発明によるディスククリーナー装
置用の研磨体の一実施例の斜視図、図2は図1の実施例
の研磨体をコンパクトディスク1と共に示す正面図であ
る。
置用の研磨体の一実施例の斜視図、図2は図1の実施例
の研磨体をコンパクトディスク1と共に示す正面図であ
る。
【0015】図1において、円柱状の研磨体6は回転軸
7の回りに固定され、図示しない駆動源により回転軸7
の回りを回転可能とされている。
7の回りに固定され、図示しない駆動源により回転軸7
の回りを回転可能とされている。
【0016】図2に示すようにこの研磨体6は外周面を
コンパクトディスク1の読取り面(光透過層)2へ押し
当てられてその表面を研磨する。なお、荒加工として、
研磨体6とコンパクトディスク1表面の間に例えば12
00メッシュの研磨剤を配し、仕上加工として非常に微
細な研磨剤を混入したコーティング剤(レーザーディス
ク及びコンパクトディスク用として市販されている)を
配してコンパクトディスク1表面を研磨する。
コンパクトディスク1の読取り面(光透過層)2へ押し
当てられてその表面を研磨する。なお、荒加工として、
研磨体6とコンパクトディスク1表面の間に例えば12
00メッシュの研磨剤を配し、仕上加工として非常に微
細な研磨剤を混入したコーティング剤(レーザーディス
ク及びコンパクトディスク用として市販されている)を
配してコンパクトディスク1表面を研磨する。
【0017】研磨体6は図3に示すように不織布9を円
形に切断し、積層して構成されるものである。この不織
布9の円形切断面が研磨体6の外周面を形成する。不織
布9は糸の形態を経ずに、繊維ウェブを機械的、化学的
或いは熱的に処理して接着剤や繊維自身の融着力で接合
して製造される布であるため、研磨体6の外周面から糸
屑(ケバ)が発生しない。従って、研磨後のコンパクト
ディスク1表面は美しい光沢面となる。
形に切断し、積層して構成されるものである。この不織
布9の円形切断面が研磨体6の外周面を形成する。不織
布9は糸の形態を経ずに、繊維ウェブを機械的、化学的
或いは熱的に処理して接着剤や繊維自身の融着力で接合
して製造される布であるため、研磨体6の外周面から糸
屑(ケバ)が発生しない。従って、研磨後のコンパクト
ディスク1表面は美しい光沢面となる。
【0018】研磨体6の材料として、不織布の他にセー
ム皮または人工皮革を用いることもでき、この場合も研
磨体6の外周面から毛玉等が発生することがない。この
ため、不織布9を用いた場合と同様に研磨後のコンパク
トディスク1表面は美しい光沢面となる。
ム皮または人工皮革を用いることもでき、この場合も研
磨体6の外周面から毛玉等が発生することがない。この
ため、不織布9を用いた場合と同様に研磨後のコンパク
トディスク1表面は美しい光沢面となる。
【0019】以上本発明のディスククリーナー装置用の
研磨体を実施例に基づいて説明したが、本発明はこの実
施例には限定されず種々変形可能である。
研磨体を実施例に基づいて説明したが、本発明はこの実
施例には限定されず種々変形可能である。
【0020】
【発明の効果】本発明によるディスククリーナー装置用
の研磨体は、円形に切断された不織布、セーム皮、また
は人工皮革から成る研磨材料を積層して構成してあり、
これらの材料は切断面から糸屑や毛玉等が発生しない。
従って、ディスク表面は美しい光沢面となる。
の研磨体は、円形に切断された不織布、セーム皮、また
は人工皮革から成る研磨材料を積層して構成してあり、
これらの材料は切断面から糸屑や毛玉等が発生しない。
従って、ディスク表面は美しい光沢面となる。
【図1】 本発明によるディスククリーナー装置用の研
磨体の一実施例の斜視図である。
磨体の一実施例の斜視図である。
【図2】 図1の実施例の研磨体を光ディスクと共に示
す正面図である。
す正面図である。
【図3】 図1の実施例の研磨体の材料を示す正面図で
ある。
ある。
【図4】 コンパクトディスクの断面を概略的に示した
断面図である。
断面図である。
1 コンパクトディスク 2 光透過層 3 光反射層 4 支持層 5 凹部(ピット) 6 研磨体 7 回転軸 9 不織布
Claims (1)
- 【請求項1】 光学的に情報を記録したディスクの表面
の傷を除去するディスククリーナー装置用の研磨体にお
いて、 回転軸と、 回転軸の回りに固定されて外周面を研磨面とする円柱形
の研磨体とを有し、 前記研磨体は、円形に切断された不織布、セーム皮、ま
たは人工皮革から成る研磨材料を積層して構成したこと
を特徴とするディスククリーナー装置用の研磨体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25918094A JPH08102168A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | ディスククリーナー装置用の研磨体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25918094A JPH08102168A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | ディスククリーナー装置用の研磨体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08102168A true JPH08102168A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=17330483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25918094A Pending JPH08102168A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | ディスククリーナー装置用の研磨体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08102168A (ja) |
-
1994
- 1994-09-29 JP JP25918094A patent/JPH08102168A/ja active Pending
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