JPH08101028A - ピストン固定治具及びこれを用いたピストン撮像装置 - Google Patents

ピストン固定治具及びこれを用いたピストン撮像装置

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Publication number
JPH08101028A
JPH08101028A JP26146894A JP26146894A JPH08101028A JP H08101028 A JPH08101028 A JP H08101028A JP 26146894 A JP26146894 A JP 26146894A JP 26146894 A JP26146894 A JP 26146894A JP H08101028 A JPH08101028 A JP H08101028A
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piston
camera
fixing jig
data
jig
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JP26146894A
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Hideo Suda
英雄 須田
Yoshitaka Saitou
吉敬 斉藤
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可搬性があり表面評価処理の制御への負担を
少なくすること。 【構成】 固定するピストン2と同径で円筒状のピスト
ン支持部1Bと、ピストン支持部1Bの一端に位置しピ
ストンの装着を受け付けるピストンセット部1Aとを備
えたピストン固定治具1と、このピストン固定治具1が
固着される回転ステージ3と、この回転ステージ3を回
転駆動する回転ステージ用モータ5と、レンズ7及びC
CDセンサ8を有するカメラ6と、このカメラ6からピ
ストン固定治具1に固定されたピストン2までの距離を
調整する位置調整シャフト11とを備えると共に、しか
も、カメラ6をピストン固定治具1側に付勢するカメラ
用引っ張りバネ9と、位置調整シャフト11のピストン
固定治具1側に位置し当該ピストン固定治具1に当接す
る滑合部材10とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピストン固定治具及び
これを用いたピストン撮像装置に係り、特に、ピストン
表面の評価を画像処理によって行うピストン表面評価シ
ステムに用いるピストン固定治具及びこれを用いたピス
トン撮像装置に関する。
【0002】ピストン表面評価システムは、ピストンの
汚れや当たりの自動評価を行うものであり、ピストンの
磨耗状況評価方法やピストンの汚れ評価方法等を実施す
るための装置である。
【0003】
【従来の技術】従来、ピストンの表面評価は、大きく2
種類の評価があり、ピストンの汚れ評価を行うものと、
ピストン表面の磨耗状況の評価を行うものである。これ
らのピストン表面評価は、従来、目視により行われる
か、必要な部分の精密測定で行っている。また、画像処
理を用いた手法が同一出願人により公開されている(特
開平6−201598号公報)。
【0004】この特開平6−201598号公報記載の
円筒物検査方法に用いられているピストン表面の撮像装
置は、図17に示すように、評価対象となるピストンを
載置する評価対象載置部Aと,ピストンを撮影して画像
を取り込む画像取込部Bとを備えている。さらに、画像
処理や評価および各種制御を行う制御部Cを備えてい
る。
【0005】評価対象載置部Aは、評価対象物たるピス
トン51を載置する回転ステージ52と、この回転ステ
ージ52を水平面内で回転させるステッピングモータ5
3と、ピストン51の外面を一定の明るさに保つ照明部
54とを備えている。
【0006】また、画像取込部Bは、図18に示すよう
にピストン1の画像を取り込む画像取込手段としてのC
CDセンサ55と、このCCDセンサ55上にピストン
51の結像を行う撮影手段としての光学レンズ系56と
を備えている。このような構成であるため、CCDセン
サ55とレンズ系56とピストン51の三者の距離をあ
る程度可変できる。従って、倍率が可変となりピストン
51の大きさを吸収した処理が可能であった。また、光
学レンズ系56とCCDセンサ55とを結ぶ軸線の延長
線がピストン51の中心線から幾分ずれるように、当該
ピストン51に対して光学レンズ系56とCCDセンサ
55とが配置されている。
【0007】更に、この画像取込部Bは、CCDセンサ
55及び光学レンズ系56を搭載して両者を同時に移動
させるCCDステージ57と、このCCDステージ57
をピストン51側に対し前進/後退動作させるステッピ
ングモータ58とを備えている。そして、評価対象載置
部Aの回転ステージ52と画像取込部BのCCDステー
ジ57は、基台59の上面に設置されている。
【0008】制御部Cは、評価対象載置部Aのステッピ
ングモータ53を駆動する第1のモータドライバ60
と、画像取込部Bのステッピングモータ58を駆動する
第2のモータドライバ61と、第1のモータドライバ6
0と第2のモータドライバ61へ制御信号を送出するP
IOボード62と、画像取込部BのCCDセンサ5の出
力信号を増幅するCCDドライバ63と、CCDドライ
バ63から出力されるアナログ信号をデジタル信号へ変
換するA/Dボード64とを備えている。
【0009】制御部Cは、更に、前述したPIOボード
62へ制御信号を出力すると共にCCDセンサ55から
のデータを読み込む制御手段としてのパーソナルコンピ
ュータ65と、このパーソナルコンピュータ65からの
表示データを蓄積するフレームバッファ66と、フレー
ムバッファ66に蓄積されたデータを表示するCRT表
示部67と、パーソナルコンピュータ65からの所要デ
ータをハードディスクに保存するハードディスクドライ
ブ68とを備えている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、特開平6
−201598号公報記載のピストン表面撮像装置で
は、評価対象ピストンの直径の差を吸収するために、C
CDステージ(カメラステージ)57を設け、ステッピ
ングモータ58によりその位置を前後に調整していた。
しかも、ピストン51の回転ステージ52に光学用の精
密位置決めステージを使用していた。このため、ステー
ジ52が大きく、重量も重くピストン表面撮像装置の可
搬性を阻害していた、という不都合があった。
【0011】さらに、評価対象設置部A及び画像取込部
Bの制御をパーソナルコンピュータ(以下PCと呼称す
る)で行っており、取り込まれた大量の画像データは、
ファイルに落とさなければならなかった。このように、
データの取り込みを行いファイルに随時落とさねばなら
ないため、データの取り込みに時間が掛かる、という不
都合があった。
【0012】また、画像取込部Bにメモリ機能がないた
め、大量のデータをPCでは処理できず、ピストン表面
評価処理をワークステーション等のCPUパワーがあ
り、メモリに余裕のあるマシンでなければ処理をするこ
とができなかった。
【0013】さらに、制御部Cを実現しているPC側に
3枚のボード(A/D,PIO,フレームバッファ)を
増設するため、他の制御が必要とされても、新たなボー
ドを追加することが困難であり、制御の発展性が阻害さ
れていた、という不都合があった。
【0014】
【発明の目的】本発明は、係る従来例の有する不都合を
改善し、特に、可搬性があり表面評価処理の制御への負
担を少なくすることのできるピストン撮像装置及びこれ
に用いるピストン固定治具を提供することを、その目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明によるピ
ストン固定治具は、固定するピストンと同径で円筒状の
ピストン支持部と、ピストン支持部の一端に位置しピス
トンの装着を受け付けるピストンセット部とを備えた、
という構成を採っている。
【0016】また、本発明によるピストン撮像装置は、
上記のピストン固定治具と、このピストン固定治具が固
着される回転ステージと、この回転ステージを回転駆動
する回転ステージ用モータと、レンズ及びCCDセンサ
を有するカメラと、このカメラからピストン固定治具ま
での距離を調整する位置調整シャフトとを備えると共
に、カメラをピストン固定治具側に付勢するカメラ用引
っ張りバネと、位置調整シャフトのピストン固定治具側
に位置し当該ピストン固定治具に当接する滑合部材とを
備えた、という構成を採っている。
【0017】本発明は、これらの手段によって、上述し
た目的を達成しようとするものである。
【0018】
【作用】表面評価を行おうとするピストンを撮像するに
は、まず、ピストン支持部の一端に位置するピストンセ
ット部にピストンを装着する。ピストンセット部に装着
されたピストンの直径はピストン支持部の直径と同一で
あるため、カメラからピストン支持部のまでの距離を一
定に保つことで、カメラからピストンの撮像面であるピ
ストン側面までの距離を一定にすることができる。
【0019】このようにピストンがピストン固定治具に
設置されると、カメラ用引っ張りバネは、カメラをピス
トン固定治具側に付勢する。カメラからピストン固定治
具までの間には位置調整シャフトが設けられているた
め、カメラがピストン固定治具側に付勢されるとカメラ
からピストン固定治具までの距離が一定となる。従っ
て、ピストンの直径の大きさに合わせたピストン固定治
具を用いることで、ピストンの直径の大きさにかかわら
ずピストンからカメラまでの距離は一定となる。
【0020】ピストン表面評価システムの要請に基づ
き、ここでは、ピストンの側面画像を生成する。この側
面展開画像の生成では、まず、CCDセンサが、ピスト
ン表面を上下方向に撮像する。次いで、回転ステージモ
ータは回転ステージを一定角度回転させる。回転ステー
ジが回転することでピストン固定治具及びピストンが回
転し、この回転後に再度ピストンの撮像を行う。ピスト
ン撮像装置は、このCCDセンサによる撮像及び回転と
をピストン一周分について行うことで、ピストン側面の
展開画像を得ている。
【0021】また、位置調整シャフトは、ピストン固定
治具が回転するときにも固定治具側に付勢されているた
め、位置調整シャフトのピストン固定治具への当接面に
は滑合部材が設けられている。このため、位置調整シャ
フトは、ピストン固定治具の回転を妨げることがない。
【0022】
【実施例】次に本発明の一実施例について図面を参照し
て説明する。
【0023】図1は本実施例によるピストン固定治具の
構成を示している。図1(a)はピストン固定治具の正
面図で、図1(b)はその断面図である。ピストン固定
治具1は、固定するピストン2と同径で円筒状のピスト
ン支持部1Bと、ピストン支持部1Bの一端に位置しピ
ストンの装着を受け付けるピストンセット部1Aとを備
えている。ピストン支持部1Bは、その直径が撮像しよ
うとするピストンの直径と同一となるように構成されて
いる。
【0024】図2はピストン2がピストンセット部1A
に設置された状態を示す断面図である。図中仮想線はピ
ストン2を示しており、ピストン2が、ピストンセット
部1Aに設置されると、ピストン2の側面はピストン固
定治具1の側面と同一面となる。ここでは、ピストンセ
ット部1Aは、乗せられたピストン2を固定するように
構成されている。ピストンの種類によってピストンセッ
ト部の高さを変更することで、良好にピストンを固定し
ている。
【0025】図3はピストン固定治具1の回転ステージ
ベースへの固着を示す断面図である。ピストン固定治具
1の内部は有底穴1Cとなっていて、この有底穴1Cに
よってステージベース3のピストン固定治具セット部3
Aに装着されるようになっている。さらに、ピストン固
定治具1の側面に設けられた受け穴1Dと回転ステージ
ベース3に装着されるボールプランジャ4の先端部との
結合によって、ピストン固定治具1と回転ステージベー
スとが固着される。また、ボールプランジャ4及びボー
ルプランジャの受け穴3Dはネジが切られており、これ
によって回転ステージベース3とボールプランジャ4と
が固着される。
【0026】図4はピストン固定治具1が回転ステージ
ベース3に装着された状態を示す図で、図4(a)は平
面図で、図4(b)は右側面図である。ピストン固定治
具1には、治具確認シャッタ1Eが設けられている。治
具確認シャッタ1Eを設けることで、回転ステージベー
ス3の原点位置との回転角の差で治具の種類を判別する
ことができる。ピストン固定治具はピストンの形状に合
わせた構成となっているため、ピストン固定治具の種類
を判別することで、セットしたピストンの種類を判別す
ることができる。一方、回転ステージベース3にも原点
確認シャッタ3Eが設けられていて、これらのシャッタ
1E,3Eは図示しない光センサによってその位置を検
出するようにしている。
【0027】図5は本実施例によるピストン撮像装置の
構成を示す正面図である。ピストン撮像装置は、ピスト
ン固定治具1と、このピストン固定治具1が固着される
回転ステージベース3と、この回転ステージベース3を
回転駆動する回転ステージ用モータ5と、レンズ7及び
CCDセンサ8を有するカメラ6と、このカメラ6から
ピストン固定治具1に固定されたピストン2までの距離
を調整する位置調整シャフト11とを備えている。
【0028】しかも、カメラ6をピストン固定治具1側
に付勢するカメラ用引っ張りバネ9と、位置調整シャフ
ト11のピストン固定治具1側に位置し当該ピストン固
定治具1に当接する滑合部材10とを備えている。ここ
では、この滑合部材10はピストン固定治具1のピスト
ン支持部1B側面に当接する回転用ベアリングである。
また、カメラ6には、ピストン1の反対方向にリンク機
構部17を介してカメラ位置を後方にロックするカメラ
ロック機構が設けられている。
【0029】図6は図5に示したピストン撮像装置の構
成を示す平面図である。カメラ6は、装置ベース13上
のスライドレール12に位置しており、カメラ用引っ張
りバネ9によってピストン2側に引かれる(図6の符号
A)と、このスライドレール12上を移動する。そのた
め、カメラの移動は直線運動となる。ここでは、滑合部
材10として円筒状の部材を1つを図示しているが、ス
ライドレール12の構成によっては円筒状の部材を2つ
用いることでカメラ用引っ張りバネ9の付勢力に対抗す
るようにしても良い。また、カメラ6は、ピストン固定
治具1にかかわらず、カメラ最前位置12Aで停止する
ようになっている。
【0030】これを詳細に説明する。カメラ6位置は、
ピストン1の表面とレンズ7及びCCDセンサ8との距
離がピストン1の直径が変わっても常に一定でなければ
ならない。また、CCDセンサ8の素子面の長さは、本
実施例では70[mm]あるので、ガソリンエンジンの
ピストンはほぼ測定可能である。そのため、倍率を1倍
に固定して、且つピストンの位置とカメラの位置を一定
に保つことで、鮮明な画像を得ることができる。
【0031】カメラ6は、常にカメラ用引っ張りバネ9
によりピストン側(図6の符号A側)に引っ張られてお
り、測定中にピストン2が回転しても、ピストン固定治
具1と回転用ベアリング10とが接してピストン1とカ
メラ6の距離は一定になる。従って、ピストン2の直径
が変わっても、ピストン固定治具1を新たなピストンの
直径に応じた交換することでピストン2とカメラ6との
間の距離を一定に保つことができ、良好な画像の取り込
みが可能となる。また、カメラ6は、装置ベース13に
取り付けられたスライドレール12上に固定されてお
り、このレール上をスムーズに移動することができるよ
うになっている。
【0032】上述したように本実施例によるピストン側
面の撮像では、ピストン径の差を吸収することが可能と
なり、従来のカメラステージ、モータ、モータドライバ
等が不要になり、低コスト化と装置の簡略化が可能とな
り、制御の負担も軽減されることとなった。
【0033】また、従来例ではピストン51の回転ステ
ージ52に光学用の精密位置決めステージを使用したた
めステージが大きく、従って重量も重くピストン撮像装
置の可搬性を阻害していた。これに対し本実施例では、
小型のハーモニックギア内蔵のステッピングモータ(回
転ステージ用モータ)5と専用設計の回転ステージベー
ス3を使用することで、従来例とほぼ同等の回転分解能
を維持しつつ、小型で軽量の回転ステージを提供するこ
とが可能となった。
【0034】また、従来のピストン撮像装置では、市販
カメラを改造し、センサを取り付けていた。さらに、使
用したカメラは、センサの長さ(70[mm])の画角
の広いカメラを使用していた。このため、レンズもカメ
ラも大きく、焦点距離の関係から装置自体も大きいもの
となっていた。これに対し、本実施例では、専用のカメ
ラを設計したため、レンズの選択範囲が広がり、焦点距
離が短く、小型でかつセンサの長さの画角を投影可能な
レンズを使用することができ、システムの小型化と低コ
ストかが可能となった。
【0035】さらに、回転ステージベース3を新たに設
計したため、ピストン固定治具1をワンタッチで交換で
きる構成とすることができた。これは、図3に示すよう
に、回転ステージ3ベース側に凸部を設け、ボールプラ
ンジャ4をセットすることと、ピストン固定治具1にこ
の凸部に応じた有底穴1Cと、ボールプランジャ4の受
け穴1Dとを設けることにより、ピストン固定治具1の
上下方向の位置と回転方向の位置の両方を同時に固定す
ることができる。
【0036】このように、回転ステージベース3をモー
タシャフト5Aに直接固定し、これにボールプランジャ
4をセットし、この回転ステージベース3にピストン固
定治具1をはめ込み、ボールプランジャ4によりピスト
ン固定治具1の回転方向,上下方向の位置を確定するた
め、脱着が容易でピストン2を固定した際の軸の倒れや
中心位置のオフセットを最小にすることができる。
【0037】次に、上述した実施例におけるカメラのロ
ック機構について説明する。本実施例では、カメラ用引
っ張りバネ9によりカメラ6は常に位置調整シャフト1
1を介してピストン固定治具1に押しつけられている。
そのため、新たなピストン2を撮像するためにピストン
固定治具1を交換すると場合は、また、ピストン撮像装
置を移動する場合には、カメラを後方(図6中の符号B
方向)に下げておく必要がある。これを実現しているの
がカメラのロック機構である。
【0038】カメラのロック機構は、図5及び図6に示
すように、一端が回転自在にカメラ6に固着された平板
であるリンク機構部17と、回転運動によりカメラを後
方に下げるハンドル16と、このハンドル16に付随し
て回転する回転プレート18と、この回転プレート18
に追随してリンク機構部17を後方へ移動させる平板1
7Bとを備えている。
【0039】しかも、回転プレート18には、ボールプ
ランジャ19の受け穴18A,18Bがそれぞれ設けら
れている。このボールプランジャ19の受け穴18A,
18Bは、カメラのロック位置及びピストン撮像中のカ
メラ位置に対応して設けられている。
【0040】ピストン測定時(ピストン側面の展開画像
の撮像時)には、回転プレート18はボールプランジャ
19によって受け穴18Aの位置で固定されている。こ
のとき、カメラ6は、ピストンの直径に応じたピストン
固定治具1の直径によりその位置は前後している。しか
し、リンク機構部17の遊び部分17Aによりロック機
構からはフリーな状態となりカメラ用引っ張りバネ9及
び位置調整シャフト11によりカメラ位置が決定され
る。
【0041】しかし、ピストン固定治具1を交換する際
には、カメラを図6の符号Bの方向へ下げておかねばな
らない。そこで、ハンドル16により回転プレート18
を図6中の符号Fの方向へ回転させ、受け穴18Bでボ
ールプランジャ19と合わせることで回転プレート18
をロックする。すると、カメラはリンク機構17を介し
て図6中の符号Bの方向へ移動し、位置調整シャフト1
1とピストン固定治具1との間隔が広がり、ピストン固
定治具1の交換が可能となる。
【0042】図7は回転プレート18とリンク機構部1
7の関係を示す平面図である。図中、実線はボールプラ
ンジャ19が受け穴18Aで固定されている状態を示
し、二点鎖線は受け穴18Bで固定されているカメラの
ロック状態を示している。
【0043】ピストン固定治具1の交換中は、このロッ
ク機構の働きによりカメラは後方へ下がったままになっ
ている。ピストン固定治具1の交換が終了したら、ハン
ドルを図6中の符号Eの方向へ回転させ、再び受け穴1
8Aでロックする。すると、カメラ6は、この回転に応
じて図6中の符号A方向へカメラ用引っ張りバネ9の作
用で移動し、位置調整シャフト11がピストン固定治具
1に当たるか、またはカメラ最前位置12Aまで移動す
る。
【0044】次に、このピストン撮像装置の制御及びピ
ストン表面評価システムについて図面を参照して説明す
る。
【0045】図8はピストン表面評価システムの構成を
示すブロック図である。このうち、データ入力装置30
は前述したピストン撮像装置に動作制御部分を付加した
ものである。ピストン表面評価システムは、ピストン側
面の展開画像を生成するデータ入力装置30と、このデ
ータ入力装置からの展開画像に基づいてピストン表面の
評価を行うデータ処理装置31と、当該データ処理装置
が行った表面評価の結果を外部出力する結果出力装置3
2とを備えている。
【0046】しかも、データ入力装置30は、CCDか
らのデータを処理するデータ入力部30Aと、回転ステ
ージを駆動制御するステージコントロール部30Bとを
備えている。
【0047】さらに、データ入力部30Aは、CCDセ
ンサ8の動作を制御して光電変換した信号をA/Dコン
バータ30bに出力するCCDドライバ30aと、CC
Dドライバからのアナログ信号をデジタル信号に変換す
るA/Dコンバータ30bと、ピストン側面の展開画像
の画像データの大きさに対応した容量を持つメモリ30
cとを備えている。
【0048】回転ステージベース3上にセットされたピ
ストン1への照明によって生じるピストン側面からの反
射光は、カラーCCDセンサ8で光電変換される。この
CCDセンサ8からの出力信号は、CCDドライバ30
aにより増幅され、A/D変換され、た上、メモリ30
cに取り込まれる。メモリ30cは、一周分のデータを
保持できるように、4MbyteのSRAMとする。メ
モリ30cに格納されたピストン側面の展開画像はピス
トン表面評価を行うデータ処理装置31からアクセスさ
れる。
【0049】ステージコントロール部30Bは、回転ス
テージ用モータ5の動作を駆動制御するモータドライバ
5bを備えている。モータドライバ5bは、データ取り
込みに際して、データ処理装置31からの回転要求に基
づいてピストン直径に合った回転角だけステージを回転
させる。回転角は、データ処理装置31により計算さ
れ、モータドライバ5bへの回転角分のパルスが送ら
れ、ステージモータ5を駆動する。
【0050】ピストン表面評価システムとしては、本実
施例では、パーソナルコンピュータに各種のボードを加
えたデータ処理装置31で実現している。データ処理装
置31は、市販のPCにフルカラーデータの処理用の画
像ボードとデータ取り込み装置とのインタフェースのた
めのPIOボードを加えたものである。従って、処理時
間はPCの処理能力によって異なる。
【0051】データ処理装置31で行ったピストン側面
の評価については、評価結果を表示出力する手段が必要
となる。この結果出力装置32は、評価結果のデータの
保存及び評価結果の表示出力を行う。評価結果を保存し
ておくためのディスク32Aには、色々なものが考えら
れるが、画像データが大きいことから、通常のフロッピ
ーディスク1枚には数データしか保存できない。これに
対し、ハードディスク、高密度フロッピーディスク、光
磁気ディスク等を用いることにより、データの保存効率
を上げることができる。また、結果の出力に対しても、
数値のみを出力するのであれば、通常のプリンタで充分
であるが、画像データを出力するには、フルカラー対応
のプリンタ33Cが必要になる。従って、用途に応じて
決定するものとして処理ソフトをそれらと対応可能なも
のとする。
【0052】図9はデータ入力装置30の電気系の構成
を示すブロック図である。
【0053】図中の各信号線の仕様は以下の通りであ
る。 MODE: 汚れ評価時には、データ取り込みをR→G
→B→R→…の順にCCDセンサ8からの信号を読み取
り、1ライン分のデータをA/Dコンバータ30bへ送
る。また、当たり評価時には、Rの信号をRとGに分
け、R→G→R→…の順にCCDセンサ8からの信号を
読み取り、1ラインのODDとEVENのデータをA/
Dコンバータ30bに送る。これらの為の切替信号であ
る。(L:汚れ,H:当たり)
【0054】#BUS.CLT: メモリボード上のR
AMの書き込み、読み込みのアクセス権を変更する信
号。データの取り込み時は、書き込み可で行い、データ
の書き込みはデータ取り込み装置側が制御を行う。デー
タ処理時には、RAMはデータ取り込み装置とは切り離
され、PC側が制御を行い、データの読み込み、書き込
み可の状態で、データへのアクセスを行う。(L:デー
タ取り込み装置がRAMを制御,H:PCがRAMを制
御)
【0055】DATA: データバスで、16bitの
データを扱う。 ADR: アドレスバスで、4Mbyteのデータアド
レスを扱うために、24bitを使用する。 STAT: A/D変換の実行中、Hを出力する。 REQ: 測定中、Hを出力する。 LATCH: CCDセンサの蓄積時間を変更する場合
に使用する。(L: 初期値) DIR: PC側からRAMへのデータのアクセス方法
を決定する(H:読み込み,L:書き込み)。 R/W: PC側からRAMへのデータの書き込みのタ
イミングを示す。(L: 書き込み開始で、この間にD
ATAを書き込む)
【0056】ステージモータドライバ: 回転ステージ
を制御する信号である。 PLUS: ステッピングモータの回転パルスを出力す
る。 DEF: 回転方向を指定する。 H.OFF: モータ停止時の電流をカットする。 TIM: モータのタイミング出力信号。 O.H: モータのオーバーヒート出力信号。 ドアセンサ: データ取り込み装置のピストンセット用
のドアの開閉状態をモニタするためのセンサ信号。 ステージセンサ1: 回転ステージの原点位置を検知す
るためのセンサ信号で、原点位置確認シャッタの位置に
基づく。 ステージセンサ2: ピストン固定治具の判別をするた
めのセンサ信号で、治具確認シャッタの位置に基づく。 ロックセンサ: カメラの距離調整部がロックされてい
るか否かのセンサ信号。
【0057】図10は各信号の測定時のフローチャート
であり、図11は、そのタイミングチャートである。デ
ータ処理装置31が、データ入力部30Aのメモリ30
cへアクセスするタイミングについて説明する。データ
入力部30Aのメモリ30cは、A/Dコンバータ30
b側からもデータ処理部31aのCPU側からもアクセ
ス可能な使用になっている。そのため、メモリ30cの
コントロールをA/Dコンバータ30b側が行うか、C
PU側が行うか、読み込みか書き込みかを制御する必要
がある。この時の各制御信号のタイミングチャートを図
12及び図13に示す。図12はCPU側のデータの読
み込み時を示し、図13はCPU側のデータの書き込み
時を示している。
【0058】次に、データ入力装置30の前述したメカ
系の仕様を詳細に開示する。図14はメカ系の構成を示
すブロック図である。光学系20は、レンズ7,CCD
センサ8,センサステー,カメラボディ6,カバーとか
ら構成される。仕様は以下の通りである。なお、市販の
ものについては型式や製造者をも開示しているため、型
式等各社の商標であっても記載している。
【0059】CCDセンサ 型 名 TCD140C(東芝) Color 有効画素数 5000画素×3ライン 画素サイズ 14μm×14μm(14μmピッ
チ) 感光部 高感度 低暗時出力 pnフォトダイ
オード ライン間距離 168μm(12ライン)R画素−G
画素−B画素間 パッケージ 24ピンDIP(セラミックス) 色フィルタ 赤色,緑色,青色の原色系色フィルタ
【0060】レンズ系 型 名 75[mm]F4N(ニコン) 焦点距離 74.9mm 最小絞り値 f22 レンズ構成 3群4枚 基準倍率 5× 標準使用倍率範囲 2×〜10× 画 角 48度(5×のとき) 色収差補正波長域 380〜700nm
【0061】回転ステージ用モータ 型 名 UPD533HG2−NA
(オリエンタル) 励磁最大静止トルク 20kgcm ローター慣性モーメント 12gcm2 定格電流 0.75A/相 基本ステップ角 0.0072度 減速比 1:100 許容トルク 20kgcm 最大トルク 28kgcm 許容スラスト荷重 10kg 許容オーバーハング荷重 20kg モータドライバ UDX5107N(オリエン
タル)
【0062】信号処理回路(A/Dコンバー30bタ及
びメモリ30c) 動作周波数 250kHz ラインデータ取り込み時間 10.4ms A/D処理部 12bit メモリ容量 4Mbyte PCインタフェース 64pinハーフピッチケ
ーブル×2 電源 5V,±12V
【0063】照明 形 式 HF8010−N×2(高周波直管蛍光
灯) ランプ FL−135−L×2
【0064】電源 形 式 ERB01A 容量 +5v:5A, +12V:1.5A, -12V:0.5A
【0065】センサステー 自作 ボディ 自作 カバー 自作
【0066】スライド機構20Bは、光学系を乗せ、3
0[mm]程度の移動を可能とする機構である。スライ
ド機構20Bは、スライドレール12と、カメラ用引っ
張りバネ9とから構成される。仕様は以下の通りであ
る。
【0067】スライドウェー SVR 24−160
(ミスミ) スプリング AWS 10−60(ミスミ) スプリングポスト ASPO 8−25(ミスミ) BSPO8−35(ミスミ)
【0068】光学系位置調節機構20Cは、ピストン固
定治具1と光学系20との間隔を一定に保つ機構であ
る。光学系位置調節機構20Cは、位置調整シャフト1
1と、滑合部材10とから構成される。仕様は次の通り
である。
【0069】調整シャフト 自作 ベアリング WBC5−10ZZA(NOK)
【0070】回転ステージは、ピストン固定治具1を固
定し、ステージ用モータ5のシャフト5Aに直結する。
回転ステージは、回転ステージベース3と、原点検出機
構と、治具検出機構とから構成される。これらは自作し
た。
【0071】光学系ロック機構20Aは、ピストン固定
治具の交換や装置の移動時に光学系をロックしておくた
めの機構である。このロック機構は自作した。
【0072】さらに、制御系の仕様の詳細について以下
に開示する。
【0073】 画像ボード(フレームバッファ31c) 型 式 HyPER−FRAME+(デジタルアーツ) 適用機種 PC−9801シリーズ/PC−286・386シリーズ 但し、アナログRGB出力端子のある機種に限る 画像メモリ 768Kバイト 表示サイズ 640H×400V 1画面 表示色数 最大1670万色(24ビット) 量子化ビット 24(RGB各8)ビット: 1,677,216色 12(RGB各4)ビット: 4096色 6(RGB各2)ビット: 64色 3(RGB各1)ビット: 8色 映像出力 アナログRGB (縦400ライン:水平同期周波数24.83KHz固定) 入出力端子 アナログRGB出力(Dサブ15ピン) アナログRGB入力(DIN6ピン:本体表示入力用) データ入出力 バンク切替方式(I・Oバンク式) I/O型(X,Y,R,G,B)
【0074】PIOボード 型 式 PIO−96W(98)K(CONTE
C) 入力形式 非絶縁TTLレベル入力(正論値) 入力抵抗 10KΩ(1LS−TTL付加) 入力点数 96点(8ポート:8bit単位、4ポー
ト:4bit単位で入出力切り換え) 出力形式 非絶縁TTLレベル出力(正論理) 出力定格 DC5V,1mA(2LS−TTL負
荷) 占有ポート数 16ポート 消費電流 DC5V,600mA(MAX)
【0075】次に、ピストン撮像装置の動作制御につい
て、即ち、データ入力装置30の処理工程について説明
する。まず、特開平6−201598号公報記載のもの
や、その後に出願した特願平6−54460号等でのピ
ストン側面の展開画像の生成処理を図15を参照して説
明する。
【0076】図15に示したピストン側面の撮像処理で
は、A/DコンバータがPC側のボードにあるため、取
り込んだデータはすぐに全てをPCで保存しなければな
らなかった。このためには、1ライン分のデータをA/
Dボードを介してA/D変換し、PC側のメモリへ直接
書き込み(A/DボードのDMA機能)、その後、プロ
グラムでデータを読み出し、事前に求めていた補正係数
で、データを補正し、ファイルへ保存し、ピストンを回
転させる行程を一周分のデータに対して行わなければな
らない。
【0077】これに対し、本実施例では、図16に示す
ように、データ入力装置自体にA/Dとメモリを搭載す
ることにより、1ライン分のデータを毎回、補正し、フ
ァイルに保存する必要がなくなった。これにより、デー
タの取り込みの高速化が可能となり、データ取り込み時
間が従来の5分の1以下になった。
【0078】また、評価データが大量の画像データであ
るため、図15に示した処理では、メモリが大きく処理
速度の速いEWSで行っている。このため一度PC上の
ファイルに落としてからRAMを使用し、データを転送
しなければならなかった。
【0079】これに対し本実施例では、データ入力装置
30に大量のメモリを搭載し、PCでのメモリコントロ
ールを可能にしているため、PC上で取り込んだ大量の
画像データを扱うことができ、PCとデータ入力装置の
みで評価が可能となった。
【0080】また、撮像したピストンの展開画像から汚
れ評価又は当たりの強さを評価する手法については、同
日出願の「ピストンの汚れ評価方法」や、「ピストン加
工溝の評価方法」に開示されている。ここでは、ハード
ウエア資源との関係についてその仕様を説明する。
【0081】データ入力ソフトウエア(ピストン撮像装
置の制御手段) 動作条件 MS−DOS Ver 3.x以上(MS−DO
Sは米マイクロソフト社の登録商標) メインメモリ640kbyte以上 画像ボード及びPIOボードを追加 マウス及びデータ入力装置30を接続 設定項目 ピストン形状の固有値をデータ項目として
設定できること。(新種のピストンの追加にも対応可能
とする) データ補正 必要に応じてデータの補正が可能であるこ
と。 データ表示 1ラインデータを表示可能なこと 測定 測定コマンドによりステージのコントロー
ルとデータの取り込みが可能であること。
【0082】データ処理ソフトウエア 動作条件 同上 設定項目 同上に加え、各レベルの汚れの境界域も設定
可能なこと。 評価 自己評価が可能で、ユーザによる個別箇所の
評価も可能なこと、 結果 評価結果をプリントアウト(数値のみ、また
はカラー化した画像データのプリントアウト)
【0083】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、ピストンセット部に装着されたピストンの直径は
ピストン支持部の直径と同一であるため、カメラからピ
ストン支持部のまでの距離を一定に保つことで、カメラ
からピストンの撮像面であるピストン側面までの距離を
一定にすることができる。すなわち、ピストンがピスト
ン固定治具に設置されると、カメラからピストン固定治
具までの間には、カメラからピストン固定治具ピストン
までの距離を調整する位置調整シャフトが設けられてい
るため、カメラがピストン固定治具側に付勢されると、
カメラからピストン固定治具までの距離を一定とするこ
とができる。従って、ピストンの直径の大きさに合わせ
たピストン固定治具を用いることで、ピストンの直径の
大きさにかかわらずピストンからカメラまでの距離を一
定にすることができる。従って、カメラの位置調節につ
いては機械的に解決されるため、電気的な制御を行う必
要が無くなる。さらに、従来例と比較すると簡略な構成
となるため、重量も軽く装置もコンパクトとなり充分な
可搬性を得ることができる。このように、可搬性があり
表面評価処理の制御への負担を少なくすることのできる
従来にない優れたピストン固定治具及びこれを用いたピ
ストン撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるピストン固定治具の構成を示す図
であり、図1(a)Aはその正面図で、図1(b)はそ
の側面図である。
【図2】図1に示したピストンセット部1Aにピストン
2を設置した状態を示す断面図である。
【図3】ピストン固定治具の回転ステージベースへの固
着を示す断面図である。
【図4】ピストン固定治具1が回転ステージベースに装
着された状態を示す図で、図4(a)はその平面図で、
図4(b)は右側面図である。
【図5】本実施例によるピストン撮像装置の構成を示す
正面図である。
【図6】図5に示したピストン撮像装置の構成を示す平
面図である。
【図7】図5に示した回転プレート18とリンク機構部
17の動作関係を示す平面図である。
【図8】図5に示したピストン撮像装置を用いたピスト
ン表面評価システムの構成を示すブロック図である。
【図9】図8に示したピストン表面評価システムに用い
るピストン撮像装置の電気系の構成を示すブロック図で
ある。
【図10】図9に示した各信号の測定のフローチャート
である。
【図11】図9に示した構成における動作のタイミング
チャートである。
【図12】図9に示した構成におけるCPU側のデータ
読み込み時の制御信号のタイミングチャートを示す図で
ある。
【図13】図9に示した構成におけるCPU側のデータ
書き込み時を制御信号のタイミングチャートを示す図で
ある。
【図14】図5に示したメカ系の構成を示すブロック図
である。
【図15】PC側にA/Dコンバータを備えた場合のピ
ストン表面評価の処理工程を示すフローチャートであ
る。
【図16】図8に示した場合のピストン表面評価の処理
工程を示すフローチャートである。
【図17】従来のピストン表面評価システムの構成を示
す説明図である。
【図18】図17に示した従来例でのピストン,CC
D,レンズ系の位置関係を示した概略図であり、図18
(a)はその正面図で、図18(b)は平面図である。
【符号の説明】
1 ピストン固定治具 1A ピストンセット部 1B ピストン支持部 2 ピストン 3 回転ステージベース 5 回転ステージ用モータ 6 カメラ 7 レンズ 8 CCDセンサ 9 カメラ用引っ張りバネ 10 滑合部材(回転用ベアリング) 11 位置調整シャフト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定するピストンと同径で円筒状のピス
    トン支持部と、ピストン支持部の一端に位置しピストン
    の装着を受け付けるピストンセット部とを備えたことを
    特徴とするピストン固定治具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のピストン固定治具と、こ
    のピストン固定治具が固着される回転ステージと、この
    回転ステージを回転駆動する回転ステージ用モータと、
    レンズ及びCCDセンサを有するカメラと、このカメラ
    から前記ピストン固定治具までの距離を調整する位置調
    整シャフトとを備えると共に、 前記カメラを前記ピストン固定治具側に付勢するカメラ
    用引っ張りバネと、前記位置調整シャフトの前記ピスト
    ン固定治具側に位置し当該ピストン固定治具に当接する
    滑合部材とを備えたことを特徴とするピストン撮像装
    置。
JP26146894A 1994-09-30 1994-09-30 ピストン固定治具及びこれを用いたピストン撮像装置 Withdrawn JPH08101028A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017529268A (ja) * 2014-08-28 2017-10-05 スコグスルード、シーメン・スヴァレSKOGSRUD, Simen Svale 3dプリンタ
CN108562228A (zh) * 2018-06-08 2018-09-21 昆山迈致治具科技有限公司 一种自动化连续测试设备

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CN108562228B (zh) * 2018-06-08 2024-03-26 昆山迈致治具科技有限公司 一种自动化连续测试设备

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