JPH0799728A - 三相配電線の相切り替え装置 - Google Patents
三相配電線の相切り替え装置Info
- Publication number
- JPH0799728A JPH0799728A JP5239974A JP23997493A JPH0799728A JP H0799728 A JPH0799728 A JP H0799728A JP 5239974 A JP5239974 A JP 5239974A JP 23997493 A JP23997493 A JP 23997493A JP H0799728 A JPH0799728 A JP H0799728A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phase
- switch
- switching
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- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/50—Arrangements for eliminating or reducing asymmetry in polyphase networks
Landscapes
- Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 配電系統に大きな励磁突入電流が生ずること
を防止しながら、瞬時に相の切り替えを行うことができ
る相切り替え装置を提供する。 【構成】 配電線１の切断点と並列に第１開閉器２を取
り付け、この切断点よりも負荷側の点と切替相との間
に、第１開閉器２の開路に引続き高速で閉動作を行う無
接点開閉器３と、これと並列な第２開閉器４とを取り付
ける。また、切替相に電圧検出手段６を設け、第１開閉
器２の開路後に切替相の電圧が最初に正弦波の波高値に
なったときに制御装置７により無接点開閉器３を投入
し、大きい励磁突入電流の発生を防止する。
を防止しながら、瞬時に相の切り替えを行うことができ
る相切り替え装置を提供する。 【構成】 配電線１の切断点と並列に第１開閉器２を取
り付け、この切断点よりも負荷側の点と切替相との間
に、第１開閉器２の開路に引続き高速で閉動作を行う無
接点開閉器３と、これと並列な第２開閉器４とを取り付
ける。また、切替相に電圧検出手段６を設け、第１開閉
器２の開路後に切替相の電圧が最初に正弦波の波高値に
なったときに制御装置７により無接点開閉器３を投入
し、大きい励磁突入電流の発生を防止する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、三相負荷電流の不平衡
が大きい三相配電線において、単相負荷が接続されてい
る相を切り替えるために使用される三相配電線の相切り
替え装置に関するものである。
が大きい三相配電線において、単相負荷が接続されてい
る相を切り替えるために使用される三相配電線の相切り
替え装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】三相配電線に対する単相負荷の接続は、
三相中の任意の二相に対して行われるため、実際の系統
においては特定の二相に集中して接続されることがあ
る。このような場合には三相負荷電流の不平衡が大きく
なり、電力設備の利用効率が悪くなったり、三相誘導モ
ータなどの負荷にも影響を及ぼしたりする。そこでこの
ような場合には一部の単相負荷が接続されている相を切
り替えることにより三相負荷電流の不平衡を減少させる
ことが考えられるが、長期間の停電を伴う工事を必要と
するという問題がある。
三相中の任意の二相に対して行われるため、実際の系統
においては特定の二相に集中して接続されることがあ
る。このような場合には三相負荷電流の不平衡が大きく
なり、電力設備の利用効率が悪くなったり、三相誘導モ
ータなどの負荷にも影響を及ぼしたりする。そこでこの
ような場合には一部の単相負荷が接続されている相を切
り替えることにより三相負荷電流の不平衡を減少させる
ことが考えられるが、長期間の停電を伴う工事を必要と
するという問題がある。
【０００３】上記の問題を解消するため、本発明者等は
図４に示すように、配電線１の切断相の切断点Ｘと並列
に第１開閉器２を取り付けるとともに、この切断点Ｘよ
りも負荷側の点と切替相との間に第１開閉器２の開路に
引続き高速で閉動作を行う無接点開閉器３と、これと並
列な第２開閉器４とを取り付けた相切り替え装置を発明
し、既に特願平４−２２８７７２号として特許出願済み
である。この装置によれば、第１開閉器２の開路後に直
ちに無接点開閉器３を閉じて相の切り替えが行えるの
で、数サイクル以下の瞬時停電で済むという利点があ
る。
図４に示すように、配電線１の切断相の切断点Ｘと並列
に第１開閉器２を取り付けるとともに、この切断点Ｘよ
りも負荷側の点と切替相との間に第１開閉器２の開路に
引続き高速で閉動作を行う無接点開閉器３と、これと並
列な第２開閉器４とを取り付けた相切り替え装置を発明
し、既に特願平４−２２８７７２号として特許出願済み
である。この装置によれば、第１開閉器２の開路後に直
ちに無接点開閉器３を閉じて相の切り替えが行えるの
で、数サイクル以下の瞬時停電で済むという利点があ
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところがこの先願の装
置では、無接点開閉器３を閉じる際の位相によっては配
電系統に接続されている柱上変圧器によって大きい励磁
突入電流が流れるおそれがあることが判明した。系統に
大きな励磁突入電流が流れると継電器の誤動作などの影
響を与えるため、本発明はこのような先願発明の問題点
を解決し、配電系統に悪影響を及ぼすことなく、瞬時に
相切り替えを行うことができる三相配電線の相切り替え
装置を提供するためになされたものである。
置では、無接点開閉器３を閉じる際の位相によっては配
電系統に接続されている柱上変圧器によって大きい励磁
突入電流が流れるおそれがあることが判明した。系統に
大きな励磁突入電流が流れると継電器の誤動作などの影
響を与えるため、本発明はこのような先願発明の問題点
を解決し、配電系統に悪影響を及ぼすことなく、瞬時に
相切り替えを行うことができる三相配電線の相切り替え
装置を提供するためになされたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、配電線の切断相の切断点と並列
に第１開閉器を取り付けるとともに、この切断点よりも
負荷側の点と切替相との間に第１開閉器の開路に引続き
高速で閉動作を行う無接点開閉器と、これと並列な第２
開閉器とを取り付けた相切り替え装置において、切替相
に電圧検出手段を設けるとともに、第１開閉器の開路後
に切替相の電圧が最初に正弦波の波高値になったときに
無接点開閉器を投入する制御装置を設けたことを特徴と
するものである。
めになされた本発明は、配電線の切断相の切断点と並列
に第１開閉器を取り付けるとともに、この切断点よりも
負荷側の点と切替相との間に第１開閉器の開路に引続き
高速で閉動作を行う無接点開閉器と、これと並列な第２
開閉器とを取り付けた相切り替え装置において、切替相
に電圧検出手段を設けるとともに、第１開閉器の開路後
に切替相の電圧が最初に正弦波の波高値になったときに
無接点開閉器を投入する制御装置を設けたことを特徴と
するものである。
【０００６】
【作用】本発明の三相配電線の相切り替え装置は、まず
第１開閉器を閉じた後に切断相の切断点を切断し、この
切断点よりも負荷側の点と切替相との間に設けられた無
接点開閉器を第１開閉器の開路に引続き高速で閉じ、こ
れによって瞬時に相の切り替えを行うことは従来のもの
と同様である。しかし、本発明の装置においては、切替
相に設けた電圧検出手段によって切替相の電圧を検出
し、切替相の電圧が最初に正弦波の波高値になるタイミ
ングで無接点開閉器を投入するようにしたので、系統に
接続されている柱上変圧器に大きな励磁突入電流が生ず
ることを防止しながら、瞬時に相の切り替えを行うこと
ができる。
第１開閉器を閉じた後に切断相の切断点を切断し、この
切断点よりも負荷側の点と切替相との間に設けられた無
接点開閉器を第１開閉器の開路に引続き高速で閉じ、こ
れによって瞬時に相の切り替えを行うことは従来のもの
と同様である。しかし、本発明の装置においては、切替
相に設けた電圧検出手段によって切替相の電圧を検出
し、切替相の電圧が最初に正弦波の波高値になるタイミ
ングで無接点開閉器を投入するようにしたので、系統に
接続されている柱上変圧器に大きな励磁突入電流が生ず
ることを防止しながら、瞬時に相の切り替えを行うこと
ができる。
【０００７】
【実施例】以下に本発明を図１、図２を参照しつつ更に
詳細に説明する。図１において、１は三相の配電線、２
は切断相の切断点Ｘと並列に取り付けられた第１開閉
器、３は切断点Ｘよりも負荷側の点と切替相との間に取
り付けられた無接点開閉器、４はこの無接点開閉器３と
並列に取り付けられた第２開閉器、５は単相負荷であ
る。また６は切替相に設けられた電圧検出手段、７は無
接点開閉器３の閉動作を制御する制御装置である。
詳細に説明する。図１において、１は三相の配電線、２
は切断相の切断点Ｘと並列に取り付けられた第１開閉
器、３は切断点Ｘよりも負荷側の点と切替相との間に取
り付けられた無接点開閉器、４はこの無接点開閉器３と
並列に取り付けられた第２開閉器、５は単相負荷であ
る。また６は切替相に設けられた電圧検出手段、７は無
接点開閉器３の閉動作を制御する制御装置である。
【０００８】この装置により相の切り替えを行うには、
図２に示すようにまず第１開閉器２を閉じ、この状態で
切断相の切断点Ｘを切断する。このとき切断相の電流は
第１開閉器２を通じて単相負荷５に流れることとなる。
次に第１開閉器２を開路し、これに引続き高速で無接点
開閉器３を閉じることにより切断相から切替相への相の
切り替えを行う。このとき、電圧検出手段６が切替相の
電圧を検出しており、図２の中央に示すように切替相の
電圧が第１開閉器２の開路後に最初に正弦波の波高値に
なったとき、即ち位相が90°又は270 °付近において制
御装置７が無接点開閉器３を投入する。
図２に示すようにまず第１開閉器２を閉じ、この状態で
切断相の切断点Ｘを切断する。このとき切断相の電流は
第１開閉器２を通じて単相負荷５に流れることとなる。
次に第１開閉器２を開路し、これに引続き高速で無接点
開閉器３を閉じることにより切断相から切替相への相の
切り替えを行う。このとき、電圧検出手段６が切替相の
電圧を検出しており、図２の中央に示すように切替相の
電圧が第１開閉器２の開路後に最初に正弦波の波高値に
なったとき、即ち位相が90°又は270 °付近において制
御装置７が無接点開閉器３を投入する。
【０００９】このように、切替相の電圧が波高値付近に
あるタイミングで切り替えを行えば、変圧器の鉄心に生
ずる磁束の変化は定常状態と変わらないため、系統に接
続されている柱上変圧器に大きい励磁突入電流が流れる
ことがなく、円滑に相の切り替えを行うことが可能とな
る。無接点開閉器３に長時間大きい電流を流してもよい
が、冷却装置が必要となり装置が大型化してしまうた
め、続いて第２開閉器４を閉じて第２開閉器４と並列に
結線工事を行えば、冷却装置は不要となり小型軽量とな
る。
あるタイミングで切り替えを行えば、変圧器の鉄心に生
ずる磁束の変化は定常状態と変わらないため、系統に接
続されている柱上変圧器に大きい励磁突入電流が流れる
ことがなく、円滑に相の切り替えを行うことが可能とな
る。無接点開閉器３に長時間大きい電流を流してもよい
が、冷却装置が必要となり装置が大型化してしまうた
め、続いて第２開閉器４を閉じて第２開閉器４と並列に
結線工事を行えば、冷却装置は不要となり小型軽量とな
る。
【００１０】なお、図１の実施例では切断相に機械式の
第１開閉器２のみを取り付けたのであるが、図３に示す
ようにこれと並列に補助第１開閉器２の補助手段として
の第２の無接点開閉器８を接続しておき、図２の上段に
括弧で示したように切り替えの瞬間には第２の無接点開
閉器８のみを使用することもできる。本願クレームにお
ける「第１開閉器」の語はこの補助手段としての無接点
開閉器８を備えた第１開閉器２をも包含するものであ
る。このようにすれば、切断相の開路と切替相の閉路と
をともに無接点開閉器を用いて行うため、半サイクル以
内の相の切り替えが可能となる利点がある。
第１開閉器２のみを取り付けたのであるが、図３に示す
ようにこれと並列に補助第１開閉器２の補助手段として
の第２の無接点開閉器８を接続しておき、図２の上段に
括弧で示したように切り替えの瞬間には第２の無接点開
閉器８のみを使用することもできる。本願クレームにお
ける「第１開閉器」の語はこの補助手段としての無接点
開閉器８を備えた第１開閉器２をも包含するものであ
る。このようにすれば、切断相の開路と切替相の閉路と
をともに無接点開閉器を用いて行うため、半サイクル以
内の相の切り替えが可能となる利点がある。
【００１１】
【発明の効果】以上に詳細に説明したように、本発明の
三相配電線の相切り替え装置は、切替相の電圧を検出
し、第１開閉器の開路後に切替相の電圧が最初に波高値
になったときに無接点開閉器を投入するようにしたの
で、配電系統に接続されている柱上変圧器に大きな励磁
突入電流が生ずることを防止しながら、瞬時に相の切り
替えを行うことができる利点がある。
三相配電線の相切り替え装置は、切替相の電圧を検出
し、第１開閉器の開路後に切替相の電圧が最初に波高値
になったときに無接点開閉器を投入するようにしたの
で、配電系統に接続されている柱上変圧器に大きな励磁
突入電流が生ずることを防止しながら、瞬時に相の切り
替えを行うことができる利点がある。
【図１】本発明の第１の実施例を示す回路図である。
【図２】相切り替え時における各開閉器の動作と切替相
の電圧との関係を示すグラフである。
の電圧との関係を示すグラフである。
【図３】本発明の第２の実施例を示す回路図である。
【図４】先願の三相配電線の相切り替え装置を示す回路
図である。
図である。
１ 配電線、２ 第１開閉器、３ 無接点開閉器、４
第２開閉器、５ 単相負荷、６、切替相の電圧検出手
段、７ 制御装置、８ 第２の無接点開閉器
第２開閉器、５ 単相負荷、６、切替相の電圧検出手
段、７ 制御装置、８ 第２の無接点開閉器
Claims (1)
- 【請求項１】 配電線の切断相の切断点と並列に第１開
閉器を取り付けるとともに、この切断点よりも負荷側の
点と切替相との間に第１開閉器の開路に引続き高速で閉
動作を行う無接点開閉器と、これと並列な第２開閉器と
を取り付けた相切り替え装置において、切替相に電圧検
出手段を設けるとともに、第１開閉器の開路後に切替相
の電圧が最初に正弦波の波高値になったときに無接点開
閉器を投入する制御装置を設けたことを特徴とする三相
配電線の相切り替え装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5239974A JPH0799728A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 三相配電線の相切り替え装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5239974A JPH0799728A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 三相配電線の相切り替え装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0799728A true JPH0799728A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=17052605
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5239974A Pending JPH0799728A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 三相配電線の相切り替え装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0799728A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107528332A (zh) * | 2017-08-19 | 2017-12-29 | 国网山东省电力公司青州市供电公司 | 三相负荷调整装置及其制造和使用方法 |
| CN108599205A (zh) * | 2018-06-28 | 2018-09-28 | 浙江百固电气科技股份有限公司 | 一种换相开关主电路以及控制方法 |
-
1993
- 1993-09-27 JP JP5239974A patent/JPH0799728A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107528332A (zh) * | 2017-08-19 | 2017-12-29 | 国网山东省电力公司青州市供电公司 | 三相负荷调整装置及其制造和使用方法 |
| CN107528332B (zh) * | 2017-08-19 | 2020-08-21 | 国网山东省电力公司青州市供电公司 | 三相负荷调整装置及其制造和使用方法 |
| CN108599205A (zh) * | 2018-06-28 | 2018-09-28 | 浙江百固电气科技股份有限公司 | 一种换相开关主电路以及控制方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020305 |