JPH0799525A - 正弦搬送波を用いたディジタル変調法とそのための装置 - Google Patents

正弦搬送波を用いたディジタル変調法とそのための装置

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JPH0799525A
JPH0799525A JP6156364A JP15636494A JPH0799525A JP H0799525 A JPH0799525 A JP H0799525A JP 6156364 A JP6156364 A JP 6156364A JP 15636494 A JP15636494 A JP 15636494A JP H0799525 A JPH0799525 A JP H0799525A
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phase
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JP6156364A
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Paul Dambacher
ダムバハエル パウル
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Rohde and Schwarz GmbH and Co KG
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Rohde and Schwarz GmbH and Co KG
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/32Carrier systems characterised by combinations of two or more of the types covered by groups H04L27/02, H04L27/10, H04L27/18 or H04L27/26
    • H04L27/34Amplitude- and phase-modulated carrier systems, e.g. quadrature-amplitude modulated carrier systems
    • H04L27/3405Modifications of the signal space to increase the efficiency of transmission, e.g. reduction of the bit error rate, bandwidth, or average power
    • H04L27/3411Modifications of the signal space to increase the efficiency of transmission, e.g. reduction of the bit error rate, bandwidth, or average power reducing the peak to average power ratio or the mean power of the constellation; Arrangements for increasing the shape gain of a signal set
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ない必要パワーでPSKあるいはQAM多
重搬送波伝送を行うこと。 【構成】 振幅ならびに/または位相状態についての組
み合わされたシフトキーイングによる正弦搬送波のディ
ジタル変調装置で、ベクトルダイアグラム上の各振幅・
位相状態の位置を、状態の明確な判定のために割り当て
られた判定円が互いにオーバーラップしないように選択
する。それにより変調について選択された最適化の判断
規準に応じて、その位相と振幅の両方についてベクトル
ダイアグラム上で各振幅・位相状態の位置が任意に自由
に選択される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、振幅ならびに/または
位相の間で組み合わされたシフトキーイングによる正弦
搬送波のディジタル変調法に関する。
【0002】
【従来の技術】このタイプのディジタル変調法は既知で
ある(R.Mausel著「ディジタル変調法」230
−244ページ、Huethig出版、または、Mei
nke,Gundlach著「高周波技術ポケットブッ
ク」第5版、019−024ページ、参照)。このよう
な変調法においては、振幅変調は通常、抑圧されてい
る。すなわち、各位相状態は一定の振幅に固定されてい
て、位相シフトキーイングのみが適用されている。ま
た、この変調法が、一般に、2個の位相状態に対して
適用されるとき、これを2−PSK(PSKはPha
se Shift Keyingの略称)と呼んでい
る。すなわち、この変調法が8個の位相状態で使われる
ときには8PSK、16個のことなる位相状態で使われ
るときには16PSKと呼ばれる。
【0003】振幅シフトキーイングのみを用いる方法は
一般にASK(AmplitudeShift Key
ingの略称)と呼ばれ、2個の2個のレベルの搬送
波を用いるものである。位相シフトキーイングと振幅シ
フトキーイングの両方を組み合わせて変調の規準として
用いるということもよく知られている(Meinke,
Gundlach著の前掲書、021ページ参照)。こ
のような振幅と位相の組み合わせのシフトキーイングは
PSK−ASKと呼ばれている。このようにして、例え
ば、純粋な位相シフトキーイングだけで動作する8PS
K変調は、これを8個の異なる位相ならびに/または振
幅状態からなる変調に変換することができる。
【0004】このような8個あるいはそれ以上の振幅/
位相状態を持つ高度あるいは上位の変調方式は、伝送す
べきディジタルデータストリームの複数個の2進数を各
状態にそれぞれ割り当てることができるという利点を持
っている。データストリーム中の3個の連続する2進数
(すなわち、2進数3ビット分で、これをトライビット
と称する)からなる1文字を8PSKの8個のそれぞれ
の状態1個に割り当てたり、あるいは、16PSK/A
SKの場合には、4個の2進数からなる4ビット(クア
ドピット)文字と呼ばれる1文字を、この場合、16個
存在するおのおのの固有状態の各1状態に割り当てるこ
とができる。このような既知の、8PSK、16、3
2、64QAM(QAMは直交成分振幅変調の略称)な
どと呼ばれる高度あるいは上位の変調方式に関する一つ
の不利な点は、それらの変調信号をベクトルダイアグラ
ム上に表わしたとき、それぞれの振幅ならびに位相につ
いての状態が、ベクトルダイアグラムの原点に対して、
それぞれ指定の位置に割り当てられるのであるが、その
割り当てが、ベクトルダイアグラムを極座標表示した場
合、一定角度間隔ごとであったり(たとえば、PSKの
場合)、また/あるいは、直角座標表示した場合、その
縦・横座標について一定間隔ごとであったり(たとえ
ば、QAM、8PSK/4ASK、など、Meink
e,Gundlach著の前掲書、021ページ、図1
1参照)することである。
【0005】図1は、8PSKの場合の例を模式的に示
している。ここでは一定の振幅でシフトキーイングされ
φからφまでのそれぞれ異なった位相状態が、それ
ぞれaからaまでの振幅を持っているが、それらa
からaがいずれも同一、一定の振幅でシフトキーイ
ングされている。したがって、ベクトルダイアグラム上
では、各状態はその原点を中心とする一定半径の円上に
配置されている。そして各状態の、この円上での位置
は、それぞれの状態に対して割り当てられた判定円(各
状態に対応するベクトルの頂点を、その円の中心とする
一定半径rの円で、その円内では状態判定が明確になさ
れることが保証されている円)が互いに隙間なく密接す
るように配置されたものである。このような、ベクトル
ダイアグラム上の、それぞれの判定円を伴う振幅ならび
に位相状態の完全な対称的配置(通常、標準形の4PS
K変調器に適用されている)は、従来、この種の変調方
式の実施に際して採用されてきた技術から導かれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の振幅ならびに/
または位相の間で組み合わされたシフトキーイングによ
る正弦搬送波のディジタル変調法は伝送必要パワーに対
して、あるいは各位相状態の判定円の、それらの半径と
配置に対して最適化されていなかった。また複数の正弦
搬送波を用いる伝送法には用いられなかった。
【0007】本発明の目的は、この種のディジタル変調
方式に関して、変調に対して指定された種々の判断規準
に対して、例えば、伝送必要パワーに対して、あるいは
各位相状態の判定円の、それらの半径と配置に対して最
適化された変調方式を提供することである。より一般的
な用語を用いて言えば、本発明は、正弦搬送波の振幅な
らびに/または位相状態について組み合わされたシフト
キーイングによる正弦搬送波のディジタル変調の一方法
に関するものであって、そこにおいてベクトルダイアグ
ラム上の各振幅・位相状態が、それぞれの状態の明確な
判定のために割り当てられた判定円が互いにオーバーラ
ップしないように選択されているものである。振幅・位
相状態のベクトルダイアグラム上の位置は、変調につい
ての最適化についての判断規準を選択し、その選択され
た判断規準に応じて、その位相ならびに振幅について任
意に自由に選択して決定することができる。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の手段
は、振幅ならびに/または位相状態についての組み合わ
されたシフトキーイングによる少なくとも1本の正弦搬
送波のディジタル変調法であって、ベクトルダイアグラ
ム上の各振幅・位相状態の位置は、それぞれの状態の明
確な判定のために割り当てられた判定円が互いにオーバ
ーラップしないように選択されたものであって、その変
調法が少なくとも1本の正弦搬送波のディジタル変調法
に対して、最適化の判断規準を選択するステップ、およ
びディジタル変調について選択した前記の最適化の判断
規準に応じて、その位相と振幅の両方について、ベクト
ルダイアグラム上に各振幅・位相状態の位置を任意に自
由に選択するステップ、を含む。
【0009】請求項2の発明の手段は、請求項1の方法
であって、ベクトルダイアグラム上の各振幅・位相状態
の位置を、与えられた一定、同一の判定円に対して、平
均伝送必要パワーが最小に低減されるよう選択する。
【0010】請求項3の発明の手段は、請求項1の方法
であって、与えられた同一の変調に対して、ベクトルダ
イアグラム上の各振幅・位相状態の位置を、判定円のサ
イズが最大となるように選択する。
【0011】請求項4の発明の手段は、請求項1の方法
であって、ベクトルダイアグラム上の各振幅・位相状態
の位置を、異なるサイズの判定円が異なる状態に対して
生ずるように選択する。
【0012】請求項5の発明の手段は、請求項1の方法
であって、その方法がさらに、複数の正弦搬送波を備え
ることを含む。
【0013】請求項6の発明の手段は、ベクトルダイア
グラム上の各振幅・位相状態の位置が、それぞれの状態
の明確な判定のために割り当てられた判定円が互いにオ
ーバーラップしないように選択され、ディジタル変調に
ついて選択した最適化の判断規準に応じて、その位相と
振幅の両方について、ベクトルダイアグラム上に各振幅
・位相状態の位置を任意に自由に選択する、振幅ならび
に/または位相状態についての組み合わされたシフトキ
ーイングによる正弦搬送波のディジタル変調のための装
置であって、1個の出力を持つ正弦波発生器、前記正弦
波発生器の前記出力にそれぞれ接続された入力を各1個
持ち、また出力を各1個持つ複数のネットワーク、前記
複数のネットワークの前記出力にそれぞれ接続された複
数の入力と、1個の制御入力と1個の出力を持つエレク
トロニクススイッチ、正弦搬送波上で変調されるべきデ
ータストリームを受信するためのものであって、前記エ
レクトロニクススイッチの前記制御入力に接続された1
個の出力を持つプロセッサー、を含み、かつ、個々の振
幅・位相状態は前記複数のネットワーク中にセットされ
ており、変調された単一搬送波は前記エレクトロニクス
スイッチの前記出力から出力される。
【0014】請求項7の発明の手段は、正弦搬送波上で
変調されるべきデータストリームが3個の連続する2進
数文字からなる複数の区間に分割される。
【0015】請求項8の発明の手段は、ベクトルダイア
グラム上の各振幅・位相状態の位置が、それぞれの状態
の明確な判定のために割り当てられた判定円が互いにオ
ーバーラップしないように選択され、ディジタル変調に
ついて選択した最適化の判断規準に応じて、その位相と
振幅の両方について、ベクトルダイアグラム上に各振幅
・位相状態の位置を任意に自由に選択する、振幅ならび
に/または位相状態についての組み合わされたシフトキ
ーイングによる正弦搬送波のディジタル変調のための装
置であって、実数部信号と虚数部信号とを第1と第2の
出力に形成するための方法を持ち、変調されるべきシリ
アルデータストリームを受信するための前置プロセッサ
ー、前記前置プロセッサーの前記第1と第2の出力にそ
れぞれ接続された第1と第2の入力を持ち、これらの入
力に逆高速フーリエ変換を施してディジタル値Iならび
にQを第1と第2の出力に供給する高速フーリエ変換プ
ロセッサー、前記高速フーリエ変換プロセッサーの前記
第1と第2の出力にそれぞれ接続された各1個の入力を
持ち、第1と第2のアナログ信号のための出力をそれぞ
れに持つ第1と第2の2個のD/A(ディジタルアナロ
グ)変換器、ならびに前記第1と第2のアナログ信号を
多重搬送波変調信号に変換する手段、を含む。
【0016】請求項9の発明の手段は、請求項8の装置
でさらに、参照制御信号発生器の出力に接続された入力
を持ち、第1と第2のアナログ出力を供給するための第
1と第2の出力を持つ多重搬送波変調信号を受信するた
めの復調器、前記復調器の前記第1と第2の出力に接続
されたそれぞれの入力を持ち、それぞれに第1と第2の
出力を持つ第1と第2の2個のA/D(アナログディジ
タル)変換器、前記第1と第2のA/D変換器のそれぞ
れの出力に接続された第1と第2の入力を持ち、それら
の入力に高速フーリエ変換を施し、実数部信号と虚数部
信号とを、それぞれに出力するための第1と第2の出力
を持つ高速フーリエ変換プロセッサー、ならびに、前記
高速フーリエ変換プロセッサーのそれぞれ前記第1と第
2の出力からの前記実数部信号と虚数部信号とを受信す
るための第1と第2の入力を持ち、再生された振幅・位
相状態から導出される復調されたデータストリームをそ
の出力から供給する後段プロセッサー、をそれぞれ含
む。
【0017】
【作用】本発明によると、ベクトルダイアグラム上の振
幅・位相状態の位置が、与えられた一定半径の判定円に
対して、伝送必要平均パワーが最小となるように選ばれ
ている。ベクトルダイアグラム上の振幅・位相状態の位
置が、与えられた一定外周円の中で、即ち、一定の与え
られた変調あるいはレベルの制限の中で、判定円のサイ
ズが最大となるように選ばれている。振幅・位相状態の
位置が、異なる状態にに対して異なるサイズの判定円が
生ずるように選ばれている。本発明の方法は、複数の正
弦搬送波を用いる伝送法(多重搬送波伝送法)に利用で
きる。
【0018】
【実施例】本発明方法の実施に用いられる配置において
は、前置プロセッサーが各変調点での複素データのIF
FT(逆高速フーリエ変換)を行なうところの既知の多
重搬送波変調器を持っており、後段プロセッサーにおい
て、各変調点での複素データがFFT(高速フーリエ変
換)を行なうところの既知の多重搬送波復調器の出力端
から出力が供給される。振幅・位相状態のベクトルダイ
アグラム上の位置は、本発明の方法では、任意に自由に
選択することができるので、このような方法は、いかな
る所望の変調についての判断規準に対しても、その最適
化が可能である。例えば、判断規準が伝送必要パワーで
ある場合について、最適化を行なう場合には、8PS
K、あるいは、16、32、64QAMなどの既知の変
調形式に使われているベクトルダイアグラム上の各変調
点を中心とする各判定円の平均半径が最小になるよう
に、すなわち、伝送必要平均パワーが最小になるように
配置される。
【0019】今一つの可能性は、ベクトルダイアグラム
上の各振幅・位相状態(変調点)の配置を、外側の各変
調点に対してある一定の変調あるいはパワーレベルの制
限が与えられた場合、各状態に対してより大きい判定
円、したがって、より良い状態判定が達成できる。ある
いは、振幅の異なる状態に対して有効な方法として、大
きさの異なる判定円を割り当てることも、ある種の応用
には利点がある。本発明の方法は、少なくとも8個の振
幅・位相状態を持つすべての標準的な高度なあるいは上
位の変調方式、例えば、8PSK、16PSK、32P
SK、あるいは、64PSKや16QAM、32QA
M、等々の最適化に対して適用可能である。
【0020】本方法は、また、単一正弦搬送波に対する
変調と同様、多重搬送波伝送法と呼ばれている変調に対
しても適している。多重搬送波伝送法の場合には、隣接
して配置された複数本の搬送波(例えば、伝送すべき1
個のパケットについて、1536本の搬送波を持つDA
B放送システムによる)が用いられている。この場合、
本発明の方法は、これら個々の搬送波のそれぞれに適用
可能であり、この場合、変調法は、この適用によって最
適化される。擾乱(ビットエラーレート)による影響を
低減させるために、本発明の方法を、その目的のために
開発されたTrellis符号変調法TCM(IEEE
Communication Magazine、I
EEE通信雑誌、1987年2月号、25巻2号、5−
024ページ参照)あるいは、Viterbi復号(こ
れについても、Meinke著の前掲書、024ページ
参照)などの既知の符号・復号法と組み合わせることも
可能である。
【0021】図2は、本発明によって、伝送パワーにつ
いて最適化された配置を示しており、図1による既知の
8PSK変調のa,φからa,φまでの振幅・
位相状態を持っている。図2によれば、各振幅・位相状
態の各判定円は、もはや、図1のように花輪形には配置
されておらず、ベクトルダイアグラムV上にインターレ
ース形で配置され、8個の状態のうち4個の振幅・位相
状態が半径Rの外側円上に位置し、残り4個の振幅・
位相状態はベクトルダイアグラムの原点方向、すなわ
ち、内側に移動して、Rより小さい半径Rの円上に
位置している。図2はまた、判定円のサイズは、図1の
それと同じであり、しかもそれらの判定円は相互に接触
している場合を示している。その結果、このような8P
OM(Power Optimized Modula
tion)と呼ばれる図2の形の変調では、判定円のサ
イズ(すなわち、伝送の信頼性)を維持しながら、伝送
必要平均パワーを約2.0dB(37%)低減できる利
点を持っていることがわかる。
【0022】そこで、変調点について同一の統計的な分
布を仮定する。伝送出力端での平均電圧に対応するもの
は、すべての変調点についての原点からの平均距離であ
るが、図1と図2との比較から、本発明の変調法の方が
既知のものより平均電圧において改善されていることが
わかる。この平均電圧と伝送出力端から見た一定値の伝
送系の特性インピーダンスから平均伝送パワーが算出さ
れるが、その結果、伝送に必要な平均パワーも低減で
き、与えられた同一の伝送信頼性に対して、本発明によ
る変調法の方がより少ないエネルギー消費ですむことが
わかる。このパワー低減は、変調における利得とも考え
ることができるので、このことを、また、伝送可能範囲
の拡大、ビットエラーレートの低減、あるいは、受信ア
ンテナ面積の縮小など、他の利点で表現することもでき
る。
【0023】図3は、16個の半径rの同一サイズの
判定円を持つ振幅・位相状態a,φからa16,φ
16をベクトルダイアグラムの原点を中心として行、列
に密接して配置した標準形の16QAM変調方式を示し
ている。Rは、このように行列状に密接に並べられた
16個の判定円に外接する円の半径である。図4によれ
ば、図3から取り出した判定円を、それらを取り囲む図
3の外接円の半径と同一の半径Rの円U内に、最早互
いに接触し合うことなく、配置することができる。した
がって、実際の判定円は、互いに接触するまで大きくす
ることができる。すなわち、この変調方式では、状態判
定のより一層の明確化について最適化することができる
(これを16COM=Circle Optimize
d Modu−lation、判定円最適化変調、と称
する)。このようにして、ピーク変調(ピークパワー)
の値を図3の値に維持しながら、各振幅・位相状態に対
する各判定円を約35%拡大することができる。図5
は、図3の原形の16QAM変調方式を最適化する今一
つの可能性を示している。ここでは、最適化は、再び、
判定円のサイズを一定に保ちながらパワーに関してなさ
れる。この結果、平均パワーは図5に示す判定円の配置
によって約0.47dB(10%)低減することができ
る。
【0024】図6は標準形の32QAM変調方式のベク
トルダイアグラムを示している。この変調方式は、図7
によって判定円について、または、図8によってパワー
について、の何れかの方法によって最適化される。図9
から図11までは、64QAM変調方式に対するこれら
に対応する最適化を示している。図7と図10によれ
ば、ここでも、判定円の面積を約35%拡大することが
可能である。また、図8によれば、約0.68dB(1
4%)のパワーの低減が、図11によれば、約0.73
dB(14%)のパワーの低減が、それぞれ可能であ
る。
【0025】図4、図7、図10の場合には、すべての
判定円を拡大するかわりに、選択された判定円のみを拡
大し、それ以外の判定円にはより小さな面積を割り当て
ることも可能であり、このことはある種の応用には望ま
しいことである。パワーと判定円のサイズとの両方につ
いての最適化も、それらの間の妥協として、可能であ
る。このようにして、ベクトルダイアグラム上の各振幅
・位相条件の位置についての任意な選択は、任意の変調
判断規準についての如何なる、かつ、すべての任意の最
適化を可能とするものである。
【0026】本発明の方法の実施について、非常に多く
の種々の方法が考えられる。例えば、図12による回路
は、単一搬送波の変調に適している。正弦波発生器1の
出力信号は、本方法の変調ファクターに対応するN
らNまでのn個(例えば、図2による8POM変調方
式においては、n=8)の複数のネットワークを経てエ
レクトロニクススイッチ2に供給される。エレクトロニ
クススイッチ2はプロセッサー3によって制御される。
正弦搬送波で変調されるべきデータストリームがそれぞ
れ3個連続する2進数の文字(すなわち、トライビッ
ト)に分割される。各振幅・位相状態a,φからa
,φは、それらに対応する位相シフターや減衰器を
用いて、ネットワークNからN中にセットされてい
る。例えば、図2による方法に対しては、各振幅・位相
状態a,φからa,φが、それぞれの大きさと
位相をもってネットワークNからNにしまわれてい
る。例えば、データ列が001であるとすれば、プロセ
ッサー3によって駆動されるエレクトロニクススイッチ
2によってネットワークNが選択され、その中に、し
まわれている振幅・位相状態a,φが選択される。
さらに、データ列の次の「トライビット」が101であ
るとすれば、振幅・位相状態a,φが選択され、こ
のことが繰り返される。このようにして、データストリ
ームに従ってトライビットごとに割り当てられた個々の
振幅・位相状態が次々に送出される。多重搬送波伝送法
に対して必要とされる変調法としては、例えば、最近、
このような目的のために開発されたマイクロコントロー
ラーやディジタルシグナルプロセッサー(DSP)を含
む技術が適している。これらの技術は、例えば、SHA
RPに掲載された、M.E.Flemingの,“An
Ultra−High Speed DSP Chi
p Set for Real−Time Appli
cation”、「実時間応用のための超高速DSPチ
ップセット」、Sharp Electronics
GmbH, Hamburg中に公開されている。図1
3はIFFT(Inverse Fast Fouri
er Transformation、逆高速フーリエ
変換)を利用した、この種のディジタル動作変調器の模
式的な構造を示している。
【0027】多重搬送波パケットの搬送波を用いて変調
されたシリアルなデータストリームは、前置プロセッサ
ー10(図13参照)中で編集される。すなわち、複素
量である振幅と位相(例えば、a,φからa,φ
など)がこの中に記憶されていて、それらの実数部R
eと虚数部Imが、変調のレベルと位相に応じて(ここ
でも、たとえば、図2の8POMを例にとることにし
て)指定される。指定された実数部Reと虚数部Imと
はIFFTのためのFFTプロセッサー(高速フーリエ
変換プロセッサー)11に供給される。このFTTプロ
セッサー11中では、ステップ長、すなわち、時間ステ
ップに沿ってIFFTが実行される。時間軸上では、多
重搬送波パケットのすべての搬送波の変調点は一定間隔
を保っており、フーリエ変換の法則に従って、時間軸上
に等間隔に取られたサンプルステップごとにサンプルを
供給する。このようにして発生された同相成分ならびに
直交成分のディジタル値IならびにQは、次に、ディジ
タルアナログ(D/A)変換器14、15によって、そ
れぞれ対応するアナログ信号IとOとに変換され、
さらに、2個の両側帯波変調器12と13とからなる標
準的なIQ変調器によって変調信号に変換される。2個
の両側帯波変調器12、13は正弦波発生器20で発生
された後90°位相シフター19で互いに90°位相シ
フトされたところの搬送波で変調される。かくて、この
ようにしてつくられた変調信号が直接、伝送路に送出さ
れる。
【0028】図14は、受信器側での対応する復調器を
示している。受信された高周波の信号は、参照制御信号
発生器21を伴うIQ復調器22中で信号IとO
に変換される。参照制御信号発生器21用の規準周波数
と規準位相とは(規準シンボルとして)、変調信号中に
時間的に分散して含めてあるか、変調信号中から平均操
作によって抽出される。それぞれのアナログディジタル
(A/D)変換器23、24によるA/D変換の後、信
号IとOは、ここでFFTプロセッサー25に供給
される。FFTプロセッサー中では、与えられた多重搬
送波伝送法に対して、FFTアルゴリズムが複素量であ
る振幅・位相状態、すなわち、等周波数間隔を持つ各搬
送波の複素状態を発生する。もとのディジタルデータス
トリームは、これらの振幅・位相状態から、後段プロセ
ッサー26中で再生され、その出力端から送出される再
生されたディジタルデータストリームは、さらに受信器
中の既知の回路で編集される。
【0029】本発明は、以上に述べ、図示してきた方法
や装置の特定の細部の記述に限定されるものではなく、
それ以外の変形や応用も多く考えられている。以上に述
べてきた方法や装置についての以上に述べてきた以外の
ある種の変更は、本発明の真の精神や特許請求範囲から
逸脱することなく変更することができる。したがって、
以上の図示や説明における主題は、説明的な意味で用い
られたものであって、決して制限的な意味で用いられた
ものではない。
【0030】本発明の新規な特徴は、特許請求の範囲で
詳しく述べられる。本発明は、以上述べてきた目的以外
の目的や利点などと共に、付属の図面の参照を伴う以下
の説明を参照することによって、最も良く理解されるで
あろう。なお、幾つかの図面において、類似の要素に
は、類似であることを明確にするために類似の参照番号
を付している。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば変調に対して指定された
種々の判断規準に対して、例えば、伝送必要パワーに対
して、あるいは各位相状態の判定円の、それらの半径と
配置に対して最適化された変調方式を提供することがで
きる。また振幅・位相状態のベクトルダイアグラム上の
位置は、変調についての最適化についての判断規準を選
択し、その選択された判断規準に応じて、その位相なら
びに振幅について任意に自由に選択して決定することが
できる。さらに本発明によると、ベクトルダイアグラム
上の振幅・位相状態の位置が、与えられた一定半径の判
定円に対して、伝送必要平均パワーが最小となるように
選ばれ、またベクトルダイアグラム上の振幅・位相状態
の位置が、与えられた一定外周円の中で、即ち、一定の
与えられた変調あるいはレベルの制限の中で、判定円の
サイズが最大となるように選ばれている。さらに振幅・
位相状態の位置が、異なる状態にに対して異なるサイズ
の判定円が生ずるように選ばれている。それ故、伝送に
必要な平均パワーも低減でき、与えられた同一の伝送信
頼性に対して、本発明による変調法の方がより少ないエ
ネルギー消費ですむ。このパワー低減は、変調における
利得とも考えることができるので、このことを、また、
伝送可能範囲の拡大、ビットエラーレートの低減、ある
いは、受信アンテナ面積の縮小など、他の利点で表現す
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術の8PSK変調法における各振幅・位
相状態を模式的に示すベクトルダイアグラム。
【図2】図1のダイアグラムのパワーに関して最適化し
た配置を模式的に示すベクトルダイアグラム。
【図3】従来技術の16QAM変調法における各振幅・
位相状態を模式的に示すベクトルダイアグラム。
【図4】図3のダイアグラムの明確な状態判定に関して
最適化した配置を模式的に示すベクトルダイアグラム。
【図5】図3のダイアグラムの各判定円の大きさ保持し
た状態でのパワーに関して、最適化した配置を模式的に
示すベクトルダイアグラム。
【図6】従来技術の32QAM変調法における各振幅・
位相状態を模式的に示すベクトルダイアグラム。
【図7】図6のダイアグラムの判定円に関して最適化し
た配置を模式的に示すベクトルダイアグラム。
【図8】図6のダイアグラムのパワーに関して最適化し
た配置を模式的に示すベクトルダイアグラム。
【図9】従来技術の64QAM変調法における各振幅・
位相状態を模式的に示すベクトルダイアグラム。
【図10】図9のダイアグラムの判定円に関して最適化
した配置を模式的に示すベクトルダイアグラム。
【図11】図9のダイアグラムのパワーに関して最適化
した配置を模式的に示すベクトルダイアグラム。
【図12】本発明による単一搬送波の変調についての回
路を図示するブロックダイアグラム。
【図13】本発明を用いた多重搬送波伝送法についての
回路を図示するブロックダイアグラム。
【図14】多重搬送波伝送法が与えられた場合の受信高
周波信号の復号についての回路を図示するブロックダイ
アグラム。
【符号の説明】
1、20 正弦波発生器 2 エレクトロニクススイッチ 3、10 前置プロセッサー 11 FFTプロセッサー(高速フーリエ変換
プロセッサー) 12、13 両側帯波変調器 14、15 D/A変換器 18 加算器 19 90°位相シフター 21 参照制御信号発生器 22 復調器 23、24 A/D変換器 25 FFTプロセッサー 26 後段プロセッサー
フロントページの続き (72)発明者 パウル ダムバハエル ドイツ連邦共和国 デー−84539 アムプ フインク モーツアルトストラーセ 24シ ー

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振幅ならびに/または位相状態について
    の組み合わされたシフトキーイングによる少なくとも1
    本の正弦搬送波のディジタル変調法であって、ベクトル
    ダイアグラム上の各振幅・位相状態の位置は、それぞれ
    の状態の明確な判定のために割り当てられた判定円が互
    いにオーバーラップしないように選択されたものであっ
    て、その変調法が少なくとも1本の正弦搬送波のディジ
    タル変調法に対して、最適化の判断規準を選択するステ
    ップ、およびディジタル変調について選択した前記の最
    適化の判断規準に応じて、その位相と振幅の両方につい
    て、ベクトルダイアグラム上に各振幅・位相状態の位置
    を任意に自由に選択するステップ、 を含むディジタル変調法。
  2. 【請求項2】 請求項1の方法であって、ベクトルダイ
    アグラム上の各振幅・位相状態の位置を、与えられた一
    定、同一の判定円に対して、平均伝送必要パワーが最小
    に低減されるよう選択するディジタル変調法。
  3. 【請求項3】 請求項1の方法であって、与えられた同
    一の変調に対して、ベクトルダイアグラム上の各振幅・
    位相状態の位置を、判定円のサイズが最大となるように
    選択するディジタル変調法。
  4. 【請求項4】 請求項1の方法であって、ベクトルダイ
    アグラム上の各振幅・位相状態の位置を、異なるサイズ
    の判定円が異なる状態に対して生ずるように選択するデ
    ィジタル変調法。
  5. 【請求項5】 請求項1の方法であって、その方法がさ
    らに、複数の正弦搬送波を備えることを含むディジタル
    変調法。
  6. 【請求項6】 ベクトルダイアグラム上の各振幅・位相
    状態の位置が、それぞれの状態の明確な判定のために割
    り当てられた判定円が互いにオーバーラップしないよう
    に選択され、ディジタル変調について選択した最適化の
    判断規準に応じて、その位相と振幅の両方について、ベ
    クトルダイアグラム上に各振幅・位相状態の位置を任意
    に自由に選択する、振幅ならびに/または位相状態につ
    いての組み合わされたシフトキーイングによる正弦搬送
    波のディジタル変調のための装置であって、 1個の出力を持つ正弦波発生器、 前記正弦波発生器の前記出力にそれぞれ接続された入力
    を各1個持ち、また出力を各1個持つ複数のネットワー
    ク、 前記複数のネットワークの前記出力にそれぞれ接続され
    た複数の入力と、1個の制御入力と1個の出力を持つエ
    レクトロニクススイッチ、 正弦搬送波上で変調されるべきデータストリームを受信
    するためのものであって、前記エレクトロニクススイッ
    チの前記制御入力に接続された1個の出力を持つプロセ
    ッサー、を含み、かつ、 個々の振幅・位相状態は前記複数のネットワーク中にセ
    ットされており、変調された単一搬送波は前記エレクト
    ロニクススイッチの前記出力から出力される、 ディジタル変調装置。
  7. 【請求項7】 正弦搬送波上で変調されるべきデータス
    トリームが3個の連続する2進数文字からなる複数の区
    間に分割される請求項6のディジタル変調装置。
  8. 【請求項8】 ベクトルダイアグラム上の各振幅・位相
    状態の位置が、それぞれの状態の明確な判定のために割
    り当てられた判定円が互いにオーバーラップしないよう
    に選択され、ディジタル変調について選択した最適化の
    判断規準に応じて、その位相と振幅の両方について、ベ
    クトルダイアグラム上に各振幅・位相状態の位置を任意
    に自由に選択する、振幅ならびに/または位相状態につ
    いての組み合わされたシフトキーイングによる正弦搬送
    波のディジタル変調のための装置であって、 実数部信号と虚数部信号とを第1と第2の出力に形成す
    るための方法を持ち、変調されるべきシリアルデータス
    トリームを受信するための前置プロセッサー、 前記前置プロセッサーの前記第1と第2の出力にそれぞ
    れ接続された第1と第2の入力を持ち、これらの入力に
    逆高速フーリエ変換を施してディジタル値IならびにQ
    を第1と第2の出力に供給する高速フーリエ変換プロセ
    ッサー、 前記高速フーリエ変換プロセッサーの前記第
    1と第2の出力にそれぞれ接続された各1個の入力を持
    ち、第1と第2のアナログ信号のための出力をそれぞれ
    に持つ第1と第2の2個のD/A(ディジタルアナロ
    グ)変換器、ならびに前記第1と第2のアナログ信号を
    多重搬送波変調信号に変換する手段、を含むディジタル
    変調装置。
  9. 【請求項9】 請求項8の装置でさらに、 参照制御信号発生器の出力に接続された入力を持ち、第
    1と第2のアナログ出力を供給するための第1と第2の
    出力を持つ多重搬送波変調信号を受信するための復調
    器、 前記復調器の前記第1と第2の出力に接続されたそれぞ
    れの入力を持ち、それぞれに第1と第2の出力を持つ第
    1と第2の2個のA/D(アナログディジタル)変換
    器、 前記第1と第2のA/D変換器のそれぞれの出力に接続
    された第1と第2の入力を持ち、それらの入力に高速フ
    ーリエ変換を施し、実数部信号と虚数部信号とを、それ
    ぞれに出力するための第1と第2の出力を持つ高速フー
    リエ変換プロセッサー、ならびに、 前記高速フーリエ変換プロセッサーのそれぞれ前記第1
    と第2の出力からの前記実数部信号と虚数部信号とを受
    信するための第1と第2の入力を持ち、再生された振幅
    ・位相状態から導出される復調されたデータストリーム
    をその出力から供給する後段プロセッサー、 をそれぞれ含む装置。
JP6156364A 1993-06-04 1994-06-03 正弦搬送波を用いたディジタル変調法とそのための装置 Pending JPH0799525A (ja)

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DE4318547A DE4318547A1 (de) 1993-06-04 1993-06-04 Verfahren zur digitalen Modulation mit Sinusträger
DE4318547.9 1993-06-04

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JP6156364A Pending JPH0799525A (ja) 1993-06-04 1994-06-03 正弦搬送波を用いたディジタル変調法とそのための装置

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DE19535030A1 (de) * 1994-10-21 1996-04-25 Deutsche Telekom Ag Verfahren zur Übertragung von Signalen
DE19535075A1 (de) * 1994-10-21 1996-04-25 Deutsche Telekom Ag Digitalmodulation
DE102009030675B4 (de) 2009-06-26 2019-05-16 Rohde & Schwarz Gmbh & Co. Kg Verfahren und Vorrichtung zum Senden und Empfangen von Signalen mit Modulationskompression

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EP0373277B1 (fr) * 1988-12-13 1993-08-25 International Business Machines Corporation Modem multifréquence utilisant la modulation codée par treillis

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DE4318547A1 (de) 1994-12-08
EP0629069A3 (en) 1995-01-04
EP0629069A2 (de) 1994-12-14
DE59406994D1 (de) 1998-11-05
EP0629069B1 (de) 1998-09-30
ATE171829T1 (de) 1998-10-15

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