JPH0798958B2 - 洗浄剤組成物 - Google Patents

洗浄剤組成物

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JPH0798958B2
JPH0798958B2 JP6810987A JP6810987A JPH0798958B2 JP H0798958 B2 JPH0798958 B2 JP H0798958B2 JP 6810987 A JP6810987 A JP 6810987A JP 6810987 A JP6810987 A JP 6810987A JP H0798958 B2 JPH0798958 B2 JP H0798958B2
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sodium
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surfactant
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謙治 清水
一郎 栗田
隆司 吉岡
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Tokuyama Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は次亜塩素酸塩のアルカリ性水溶液に特定した2
種類の界面活性剤を配合してなる漂白ならびに消毒、殺
菌作用を有し、長期に亙って次亜塩素酸ナトリウムの分
野が防止される安定な洗浄剤組成物を提供するものであ
る。
(従来技術) 次亜塩素酸ナトリウムに代表される次亜塩素酸塩は漂
白,殺菌,消毒および防臭等の目的で広く使用されてい
る。最近では、更に界面活性剤を配合して浸透力を付与
することにより、衣類の漂白剤やカビ取り剤など住宅用
の洗浄剤として使用することも提案されている。しかし
ながら、一般に次亜塩素酸ナトリウムは強力な酸化剤で
あるため、セッケンに代表される一般の界面活性剤を配
合した場合には、該界面活性剤がいずれも塩析または分
解され、かつ次亜塩素酸ナトリウムの安定性も著しく阻
害される。この傾向は次亜塩素酸ナトリウム−界面活性
剤の系に、特に塩素臭をマスキングする目的で香料を添
加した場合に顕著である。かかる問題を解決するため に、例えば (但し、Rはアルキル基等、R′はアルキレン基等、R,
R′の炭素数の合計は17個、Xは−cooNa,SO3Na等)で表
される界面活性剤を配合してなる洗浄組成物(特公昭45
−7976号)、次亜塩素酸ナトリウムとアルカリ性物質と で示されるポリオキシエチレンアルキルフェニールエー
テル硫酸塩のスルホン酸塩と水を含むことを特徴とする
漂白殺菌洗浄剤(特公昭45−4857号)、(A)次亜塩素
酸塩0.5〜12重量%、(B)アルカリ性物質0.1〜4重量
%及び(C) で示される第四級アンモニウム塩型カチオン活性剤0.01
〜1.0重合%を含有し、かつ成分(A):(B)、
(A):(C)および{(A)+(B)}:Cの重量比が
それぞれ特定された範囲内にある液体殺菌漂白剤の組成
物(特開昭57−61099号)等が提案されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記の如き提案された洗剤組成物も、そ
の要求される洗浄剤としての性能を全て満足するもので
なく、特に界面活性剤による次亜塩素酸ナトリウムの分
解が少なく、長期に亙って安定な洗浄剤が要求されてい
る。
(課題を解決するための手段) 本発明者等は上記した課題に鑑み鋭意研究の結果、次亜
塩素酸ナトリウム(以下、NaClOとも記す)のアルカリ
溶液に2種類の特定した界面活性剤を組合わせ配合する
ことにより、上記した問題が解決され、所期の目的が達
成されることを見い出し、本発明を提案するに至った。
即ち、本発明は、次亜塩素酸塩のアルカリ性水溶液に
(a)アシルアミン酸(またはその塩)またはアシルメ
チルタウリン塩と(b)2−エチルヘキサン酸ナトリウ
ムまたは2−エチルヘキシル硫酸ナトリウムよりなる界
面活性剤を配合した洗浄剤組成物である。
本発明に用いられる次亜塩素酸ナトリウムのアルカリ性
水溶液は公知のものが特に制限なく用いられるが、該溶
液中の次が有効塩素量として1.5〜13重量%苛性アルカ
リ0.5〜5重量%のほか、食塩を0.5〜4重量%含有する
水溶液が一般で、特に有効塩素量3〜8重量%、苛性ア
ルカリ0.5〜2重量%および食塩1〜2.5重量%を含有す
る溶液が好ましく用いられる。かかる有効塩素の含有量
が1.5重量%より少ない場合には、漂白,殺菌,消毒お
よび防臭等の効果が小さく、逆に13重量%より多い場合
には次亜塩素酸ナトリウムの安定性が低下するため好ま
しくない。また、苛性アルカリは次亜塩素酸ナトリウム
の分解を抑制するために添加され、0.5重量%より少な
い場合にはその効果が発揮されない。
本発明における最大の特徴は、上記したNaClO容液にア
シルアミノ酸又はその塩またはアシルメチルタウリン塩
と脂肪酸セッケンとを界面活性剤として配合することに
あり、このようにすることにより該界面活性剤が塩析ま
たは分解されることなく機能を発揮するため、次亜塩素
酸ナトリウムの分解も防止される。このような本発明に
用いるアシルアミノ酸及びその塩としては、例えばココ
イルサルコシンナトリウム,ラウロイルサルコシン,ラ
ウロイルサルコシンナトリウム,ラウロイルサルコシン
カリウム,ミリストイルサルコシンナトリウム,バルミ
トイルサルコシンナトリウム,オレオイルサルコシン,
ラウロイルメチルアラニンナトリウム等で、中でもラウ
ロイルサルコシン、ラウロイルメチルアラニンナトリウ
ムが好適である。また、アシルメチルタウリン塩として
は、例えばN−ココイルメチルタウリンナトリウム,N−
ラウロイルメチルタウリンナトリウム,N−ミリストイル
メチルタウリンナトリウム,N−バルミトイルメチルタウ
リンナトリウム,N−ステアロイルメチルタウリンナトリ
ウム等である。また、本発明に用いられる脂肪酸セッケ
ンとしては、例えば:一般にC6〜C8飽和酸である,ラウ
リン酸,ミリスチン酸,パルミチン酸,ステアリン酸,
オレイン酸のナトリウム塩やカリウム塩、あるいは2−
エチレンヘキサン酸ナトリウム,2−エチレンヘキシル硫
酸ナトリウム,ネオデカン酸ナトリウム等が特に制限な
く用いられるが、特に2−エチルヘキサン酸ナトリウム
が好適である。
本発明の洗浄剤組成物は、次亜塩素酸ナトリウム1.5〜1
3重量%(有効塩素量として)、苛性アルカリ0.5〜5重
量%、アシルアミノ酸(またはその塩)またはアシルメ
チルタウリン塩0.04〜4重量%および、2−エチルヘキ
サン酸ナトリウムまたは2−エチルヘキシル硫酸ナトリ
ウム0.06〜4重量%含有する溶液が好ましく用いられ
る。それぞれ界面活性剤の含有割合が上記範囲の下限値
より少ない場合には、界面活性剤として所望の効果がな
く、逆に上記範囲の上限値より多い場合には、次亜塩素
酸ナトリウムの分解を促進するため好ましくない。ま
た、界面活性剤としてのそれぞれアシルアミノ酸又はそ
の塩またはアシルメチルタウリン塩と脂肪酸セッケンと
の割合は、重量費で1:1.5〜1:2.5が好適である。
本発明の洗浄組成物を調製する方法は特に制限されず、
一般に予め所定の界面活性剤を調整した後、該界面活性
剤と所定濃度の次亜塩素酸ナトリウム,苛性アルカリお
よび食塩を含む次亜塩素酸ナトリウムのアルカリ性水溶
液を混合する方法が用いられる。この際、上記成分の他
に水,香料及び悪影響を及ぼさない範囲で他の公知の界
面活性剤を使用することも可能である。特に本発明では
香料を含む系においても、次亜塩素酸ナトリウムの分解
が抑制されることも大きな特徴の一つである。
(効 果) 以上に記載の如く、本発明によれば特定した2種類の界
面活性剤を組合せ配合することにより得られる洗浄剤
は、長期に亙って次亜塩素酸ナトリウムの分解が抑制さ
れるため、衣類の漂白やカビ取り剤等として有効であ
る。
(実施例) 以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明するが、本発
明は以下の実施例に限定されるものではない。
実施例1 第1表に示す組成の洗浄剤をそれぞれ密封容器中に50℃
の温度で1ヶ月間保存したのち、有効塩素濃度を測定し
た。その結果を第1表に示した。
尚、実施例に用いた次亜塩素酸ナトリウムのアルカリ性
水溶液は、アクセルボH(徳山曹達(株)社製、有効塩
素12.0%以上,水酸化ナトリウム2.1±0.2%,塩化ナト
リウム4.0%以下)を希釈して用いた。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次亜塩素酸塩のアルカリ性水溶液に(a)
    アシルアミン酸(またはその塩)またはアシルメチルタ
    ウリン塩と(b)2−エチルヘキサン酸ナトリウムまた
    は2−エチルヘキシル硫酸ナトリウムよりなる界面活性
    剤を配合した洗浄剤組成物。
  2. 【請求項2】次亜塩素酸ナトリウム1.5〜13重量%(有
    効塩素量として)、苛性アルカリ0.5〜5重量%、アシ
    ルアミノ酸(またはその塩)またはアシルメチルタウリ
    ン塩0.04〜4重量%および、2−エチルヘキサン酸ナト
    リウムまたは2−エチルヘキシル硫酸ナトリウム0.06〜
    4重量%含有した特許請求の範囲第1項記載の洗浄剤組
    成物
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