JPH079697Y2 - バスの車室内前部構造 - Google Patents
バスの車室内前部構造Info
- Publication number
- JPH079697Y2 JPH079697Y2 JP9923488U JP9923488U JPH079697Y2 JP H079697 Y2 JPH079697 Y2 JP H079697Y2 JP 9923488 U JP9923488 U JP 9923488U JP 9923488 U JP9923488 U JP 9923488U JP H079697 Y2 JPH079697 Y2 JP H079697Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- driver
- seat
- partition plate
- vehicle
- doorway
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、観光バスなどの貸切専用車と市街地などを循
環する定期運行専用車とを兼用できるようにする車室内
前部構造に関するものである。
環する定期運行専用車とを兼用できるようにする車室内
前部構造に関するものである。
従来、貸切専用車の車室内前部においては、特開昭62-7
7259号公報や第２図に示すように、運転席１の側方にこ
の運転席１と中央路前端から乗降口に亘る通路２とを仕
切る運転席仕切板30を固設していて、前記運転席仕切板
30にガイドシート４を設けていた。また同種の車両にお
いては定期運行専用車があり、第３図に示すようにその
車室内前部構造は、運転席１の側方前部に料金箱５を固
設し、運転席１の後壁６と前記料金箱５との間を運転手
出入口とし簡単なパイプ材を掛け渡すなどして仕切って
いた。
7259号公報や第２図に示すように、運転席１の側方にこ
の運転席１と中央路前端から乗降口に亘る通路２とを仕
切る運転席仕切板30を固設していて、前記運転席仕切板
30にガイドシート４を設けていた。また同種の車両にお
いては定期運行専用車があり、第３図に示すようにその
車室内前部構造は、運転席１の側方前部に料金箱５を固
設し、運転席１の後壁６と前記料金箱５との間を運転手
出入口とし簡単なパイプ材を掛け渡すなどして仕切って
いた。
このように貸切専用車と定期運行専用車とは車室内の前
部構造が異なるだけで車体機構がほぼ全体として同一で
あることから、貸切と定期運行との両者に兼用できる車
両が望まれているが、上述したように、運転席仕切板を
備えた構造（貸切専用車）と料金箱を備えた構造（定期
運行専用車）とを合わせると、運転席仕切板と料金箱と
で運転手出入口が構成できないという不都合が生じ、よ
って兼用を図ることができず、２車種に分けて運用して
いるのが現状であった。
部構造が異なるだけで車体機構がほぼ全体として同一で
あることから、貸切と定期運行との両者に兼用できる車
両が望まれているが、上述したように、運転席仕切板を
備えた構造（貸切専用車）と料金箱を備えた構造（定期
運行専用車）とを合わせると、運転席仕切板と料金箱と
で運転手出入口が構成できないという不都合が生じ、よ
って兼用を図ることができず、２車種に分けて運用して
いるのが現状であった。
そこで、貸切専用車と定期運行専用車との２車種に分け
ることなく１車種にて兼用しバスの効率的な運用を図る
ことが課題となされていた。
ることなく１車種にて兼用しバスの効率的な運用を図る
ことが課題となされていた。
本考案は、上記した従来の課題を考慮してなされたもの
で、運転席側方前部に設置された料金箱と運転席の後壁
との間に位置する運転手用出入口に、該運転手用出入口
と車室中央路前端とを開閉可能に覆う運転席仕切板を回
動可能に設け、前記運転席仕切板にガイドシートを設け
て、上記した課題を解消するものである。
で、運転席側方前部に設置された料金箱と運転席の後壁
との間に位置する運転手用出入口に、該運転手用出入口
と車室中央路前端とを開閉可能に覆う運転席仕切板を回
動可能に設け、前記運転席仕切板にガイドシートを設け
て、上記した課題を解消するものである。
本考案においては、運転席側方前部に料金箱を設置しな
がら、運転席仕切板を車室中央路前端側に回動させるこ
とにより運転手用出入口が開放されて出入りでき、また
前記車室中央路前端に位置した運転席仕切板からガイド
シートを引き出してガイドが着席できるようになる。
がら、運転席仕切板を車室中央路前端側に回動させるこ
とにより運転手用出入口が開放されて出入りでき、また
前記車室中央路前端に位置した運転席仕切板からガイド
シートを引き出してガイドが着席できるようになる。
つぎに、本考案を第１図に示す一実施例に基づいて詳細
に説明する。なお、第２図と第３図とに示す従来例と構
成が重複する部分は同符号を付してその説明を省略す
る。
に説明する。なお、第２図と第３図とに示す従来例と構
成が重複する部分は同符号を付してその説明を省略す
る。
すなわち本考案は、第１図に示すように、運転席１（座
席自体は図示せず）の側方前部に料金箱５を設置し、運
転席１の後壁６と前記料金箱５との間に運転手用出入口
に、ガイドシート４を備えた運転席仕切板３を回動可能
に取り付け、この運転席仕切板３を運転席側に回動させ
て運転席１と通路２とを仕切り、そして車室中央路前端
側に回動させてこの車室中央路前端と通路２とを仕切り
運転手が出入りできるように設けられている。前記ガイ
ドシート４は運転席仕切板３の凹部に引き出し可能に組
み込まれており、運転席仕切板３が車室中央路前端側に
位置したときにガイドシート４を引き出して着座でき、
運転席側に位置させたときには凹部に跳ね上げて収納さ
れる。なお、図中７はストッパーを示し、このストッパ
ー７にて運転席仕切板が固定される。
席自体は図示せず）の側方前部に料金箱５を設置し、運
転席１の後壁６と前記料金箱５との間に運転手用出入口
に、ガイドシート４を備えた運転席仕切板３を回動可能
に取り付け、この運転席仕切板３を運転席側に回動させ
て運転席１と通路２とを仕切り、そして車室中央路前端
側に回動させてこの車室中央路前端と通路２とを仕切り
運転手が出入りできるように設けられている。前記ガイ
ドシート４は運転席仕切板３の凹部に引き出し可能に組
み込まれており、運転席仕切板３が車室中央路前端側に
位置したときにガイドシート４を引き出して着座でき、
運転席側に位置させたときには凹部に跳ね上げて収納さ
れる。なお、図中７はストッパーを示し、このストッパ
ー７にて運転席仕切板が固定される。
以上説明したように、本考案によれば、運転席側方前部
に設置された料金箱と運転席の後壁との間に位置する運
転手用出入口に、該運転手用出入口と車室中央路前端と
を開閉可能に覆う運転席仕切板を回動可能に設け、前記
運転席仕切板にガイドシートを設けたので、料金箱を備
えた車室前部構造の車両であっても、運転席を出入り不
可能とせずに仕切ることができ、そしてガイドシートを
運転席仕切板が備えることから、貸切と定期運行との区
別をすることなく１車種で両者に対応でき、バスの効率
的な運用が行えるようになるなど、実用性にすぐれた効
果を奏するものである。
に設置された料金箱と運転席の後壁との間に位置する運
転手用出入口に、該運転手用出入口と車室中央路前端と
を開閉可能に覆う運転席仕切板を回動可能に設け、前記
運転席仕切板にガイドシートを設けたので、料金箱を備
えた車室前部構造の車両であっても、運転席を出入り不
可能とせずに仕切ることができ、そしてガイドシートを
運転席仕切板が備えることから、貸切と定期運行との区
別をすることなく１車種で両者に対応でき、バスの効率
的な運用が行えるようになるなど、実用性にすぐれた効
果を奏するものである。
第１図は本考案に係るバスの車室内前部構造の一実施例
を示す説明図、第２図は従来例における貸切専用車の前
部構造を示す説明図、第３図は従来例における定期運行
専用車の前部構造を示す説明図である。 １……運転席 ２……通路 ３……運転席仕切板 ４……ガイドシート
を示す説明図、第２図は従来例における貸切専用車の前
部構造を示す説明図、第３図は従来例における定期運行
専用車の前部構造を示す説明図である。 １……運転席 ２……通路 ３……運転席仕切板 ４……ガイドシート
Claims (1)
- 【請求項１】運転席側方前部に設置された料金箱と運転
席の後壁との間に位置する運転手用出入口に、該運転手
用出入口と車室中央路前端とを開閉可能に覆う運転席仕
切板を回動可能に設け、前記運転席仕切板にガイドシー
トを設けたことを特徴とするバスの車室内前部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9923488U JPH079697Y2 (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | バスの車室内前部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9923488U JPH079697Y2 (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | バスの車室内前部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0219690U JPH0219690U (ja) | 1990-02-08 |
| JPH079697Y2 true JPH079697Y2 (ja) | 1995-03-08 |
Family
ID=31326204
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9923488U Expired - Lifetime JPH079697Y2 (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | バスの車室内前部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH079697Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-07-27 JP JP9923488U patent/JPH079697Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0219690U (ja) | 1990-02-08 |
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