JPH0796250B2 - クランプ機構及び射出成型機 - Google Patents

クランプ機構及び射出成型機

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JPH0796250B2
JPH0796250B2 JP4272140A JP27214092A JPH0796250B2 JP H0796250 B2 JPH0796250 B2 JP H0796250B2 JP 4272140 A JP4272140 A JP 4272140A JP 27214092 A JP27214092 A JP 27214092A JP H0796250 B2 JPH0796250 B2 JP H0796250B2
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JP
Japan
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braking
molding machine
injection molding
platen
plate
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Inventor
グラエセナー ピエール
ディー.シャド ロバート
Original Assignee
ハスキー インジェクション モールディング システムズ,リミテッド
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/64Mould opening, closing or clamping devices
    • B29C45/67Mould opening, closing or clamping devices hydraulic
    • B29C45/6707Mould opening, closing or clamping devices hydraulic without relative movement between the piston and the cylinder of the clamping device during the mould opening or closing movement
    • B29C45/6714Mould opening, closing or clamping devices hydraulic without relative movement between the piston and the cylinder of the clamping device during the mould opening or closing movement using a separate element transmitting the mould clamping force from the clamping cylinder to the mould

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成型機及びそれに
使用するための改善されたクランプ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】水力で駆動され、クランプされるプラテ
ンを有する射出成型機は、技術的に良く知られている。
典型的には、これらの機械は、2つの分離水力回路の原
理で働く。その1つは、クランプを開閉させることであ
り、2つ目は、閉じられたプラテン間にクランプ力を発
生させることである。
【0003】従来の機械には、可動プラテンに取り付け
られたカラムがシャッタによってクランプピストンに対
してブロックされるシステムを用いるものがある。その
ようなシステムが、ペンクマンに付与された米国特許第
4,017,236号公報、及びリースに付与された米
国特許第4,230,442号公報に説明されている。
クランプピストンに対してカラムをブロックするための
把持ブッシングシステムは、イングが1991年1月7
日に出願し係属中の米国特許出願第637,814号に
示されている。シャドに付与された米国特許第4,86
7,938号では、射出成型機内の2つの成形ステーシ
ョンが連続的に運転されるように、プラテンの交互移動
を制御するための把持ブッシングシステムが用いられて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のシステムは、い
ずれもクランプ機構の性能に影響を与える欠点を有す
る。
【0005】シャッタ型クランプでは、クランプが付勢
される前に、シャッタがカラムとクランプピストン間に
挿入される前にシャッタがカラムとクランプピストン間
に挿入されるのを、待つ必要がある。このクランプ動作
とクランプ解除動作中の有限時間がモールドサイクルを
長くさせる。代表的には、各方向におけるシャッタ速度
はそれぞれ約0.5秒である。その結果、およそ1秒の
モールドサイクル時間がシャッタ動作の待ちとなる。
【0006】グリッパ型のクランプ機構は、把持ブッシ
ングを駆動するために、非常に高い油圧を必要とする。
全ての他の機械の代表的水圧が2,200psiである
のに、代表的油圧として7〜8,000psiを用いる
必要がある。このような高圧を必要とするため、機械が
高価になる。
【0007】さらに、グリッパ装置は、ブッシング及び
カラム表面の早期摩耗を受ける。さらに、ブッシングと
カラムとの間の近接許容範囲が要求される。このため、
クランプの製作やその保守の費用が高くなる。
【0008】1,000トン以上の非常に大型のクラン
プ機構では、クランプブロック用シャッタあるいは把持
ブッシングが非常に大きくなり、それらの欠点は比例的
な大きさよりも大きな欠点となってくる。
【0009】したがって、本発明の目的は、クランプ待
ち時間を短かくすることによりサイクル時間を低減させ
る改善されたクランプ機構を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、通常の水圧及び間隙
で動作するクランプ機構を提供することにある。
【0011】本発明のさらに他の目的は、その容量が、
簡単にかつ主要な費用やサイクル時間を増加させること
なく、増大させられ得るクランプ機構を提供することに
ある。
【0012】本発明のさらに他の目的は、射出成型機や
たて型プレスに限定されない広範囲の機械で使用可能な
クランプ機構を提供することにある。
【0013】本発明のさらに他の目的は、独立したモー
ルド閉高調節手段の必要をなくすことにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述の目的は、可動プラ
テンなどの構成に設けられた少なくとも2つの制動板
と、それらの制動板と係合するための少なくとも1つの
制動ユニットから構成される本発明によって達成され
る。各制動ユニットは、制動板がそこを摺動する通路を
形成する1対以上の制動パッドライニングと、制動パッ
ドライニング及び制動板側部の間に摩擦係合を起こさせ
るための少なくとも1つのピストン・シリンダユニット
を有する。それらが駆動されると、制動ユニットが、ク
ランプユニットによって発生されるクランプ力を制動板
を介して構成に伝えさせる制動板にロックされる。
【0015】本発明で採用される制動パッドライニング
は、例えば、自動車の制動システムで使用されるものの
ような従来からある制動パッドである。それらは、制動
ユニット内のキャリア板によって所定の位置に維持され
る。
【0016】本発明のクランプ機構は、広範囲の機械に
採用可能である。例えば、隣接するモールド部を選択的
に開閉することが望ましいTANDEM(登録商標)射
出成型機に採用できる。また、クランプ力を可動プラテ
ンに印加することが望ましい簡単な成型機にも採用可能
である。さらにまた、制動板がタイバーを交換する新規
な射出成型機にも採用可能である。
【0017】
【作用】本発明の1つの形態は、固定プラテン、固定プ
ラテンに関して可動な中央プラテン、及び中央プラテン
に関して可動の可動プラテンと、固定プラテンと中央プ
ラテンの間にある第1のモールドと、可動プラテンと中
央プラテンの間にある第2のモールドと、中央プラテン
に設けられた2つの空間的に離された制動板と、固定プ
ラテン及び可動プラテンに設けられた制動ユニット手段
とを有する。
【0018】上記制動板が上記制動ユニット手段を通
り、それによって、少なくとも1つの上記モールド閉位
置に保持するために、上記制動ユニット手段が上記制動
板を選択的に把持する。制動板は、その制動板と制動パ
ッドライニング間の比較的大きな間隙によって、制動ユ
ニットから外すことができる。その結果、従前のグリッ
パ軸に比べて、一層短い制動板を使用することができ
る。さらに、多重板及び制動ピストンを用いることによ
って、把持力を大きくすることができる。
【0019】
【実施例】図1は、固定プラテン12、中央プラテン1
4及び可動プラテン16からなる従来のTANDEM
(登録商標)射出成型機10を表している。第1モール
ドAは、プラテン12と14に取り付けられた第1組の
モールド半部によって、固定プラテン12と中央プラテ
ン14の間に形成される。第2モールドBは、プラテン
14と16に取り付けられた第2組のモールド半部によ
って、中央プラテン14と可動プラテン16の間に形成
される。射出成型機10は、さらに、クランプブロック
18、及びそのクランプブロック18と固定プラテン1
2の間に延びている複数個のタイバー20を有する。中
央プラテン14と可動プラテン16は、モールド開位置
とモールド閉位置の間でタイバーに沿って摺動する。
【0020】ピストンとシリンダからなるクランプユニ
ット22が設けられている。そのクランプユニット22
は、モールドA及びBが閉位置にあるとき、それらをク
ランプするように、可動プラテン16に取り付けられた
1つ以上のカラム24に作用する。必要ならば、多重ク
ランプユニット22を採用しても良い。可動プラテン1
6をクランプブロック18に対して移動させるために、
ストロークシリンダ26が設けられている。
【0021】2個のモールドA及びBを独立に開閉する
ために、可動プラテン16に取り付けられた「グリッ
パ」30及び固定プラテン12が交互に中央プラテン1
4に取り付けられたロッド28を把持する。例えば、固
定プラテングリッパが駆動され、かつ可動プラテングリ
ッパが解放されると、モールドAが閉じた状態でモール
ドBが開閉され得る。同様に、可動プラテングリッパが
駆動され、固定プラテングリッパが解放されると、モー
ルドBが閉じた状態で、モールドAが開閉され得る。
【0022】図1は、従来のグリッパ方法を表してい
る。ここでは、グリッパ軸28が中央プラテン14の側
部に固定されている。そのグリッパ軸は、クランプユニ
ット22の長さを越えて伸びる。軸28がそこを摺動す
るようになっている、可動プラテン16及び固定プラテ
ン12に取り付けられた把持ブッシング30は、その軸
を把持するために用いられる。その把持ブッシングは、
摩擦によって軸28の外面を把持するように内面に偏向
するブッシュ(図示せず)を含んでいる。それらの把持
機能を行うためのブッシュの偏向は、高圧流体を導くこ
とによってなされる。軸の外面とブッシュの内面の間の
間隙は、その内面の偏向量を最小化するために非常に小
さくなっている。その間隙の代表的な値は、0.010
インチから0.020インチの大きさである。したがっ
て、採用される軸は、ブッシングから外れないようにク
ランプユニットよりも長くなっている。
【0023】図2は、本発明の改善されたクランプ機構
を採用しているTANDEM(登録商標)射出成型機を
表している。この図からわかるように、TANDEM
(登録商標)機の全ての構成要素は、グリッパ軸28と
把持ブッシング30が取り除かれていることを除いて同
一である。これらの要素の代りに、図2の機械は、中央
プラテン14の側部に取り付けられた制動板32と、そ
の制動板側部に取り付けられた制動ユニット34を有す
る。中央プラテンの側部には2個の制動板を取り付ける
ことが好ましいが、制動パッドの表面積が小さくても良
い低積量機に対しては、単一の制動板が使用され得る。
【0024】図2からわかるように、制動板32は、所
望の距離だけ離して置かれている。さらに、それらの制
動板は、それらがモールドの開閉位置間を移動する際、
可動プラテン16と中央プラテン14の移動軸方向に実
質的に平行な方向に伸びる。
【0025】図3乃至図5は、制動ユニット34の構成
を表している。これらの図からわかるように、制動板3
2は、制動パッドライニングすなわち摩耗パッド36に
よって形成された各制動ユニットの2つの通路を通過す
る。そのユニット34で採用された制動パッドライニン
グ36は、従来の制動システムで使用される従来の制動
パッドライニングで良い。
【0026】各制動ユニット34は、頂部フレーム部
材、底部フレーム部材40、端板42及び固定キャリア
板44によって形成されたハウジンングを有する。フレ
ーム部材38及び40、端板42及び固定キャリア板4
4は、ボルト50によって一緒に保持されている。
【0027】各制動ユニットは、さらに、可動キャリア
板46及び48を有する。固定キャリア板及び可動キャ
リア板は、取替え可能な制動パッドライニング36を保
持している。可動キャリア板は、頂部及び底部フレーム
部材内に刻まれた溝54と係合する延長部52を有す
る。ここに示されたもの以外の他の固定手段を使用して
も良い。
【0028】これらの図からわかるように、キャリア板
44,46及び48は、制動板32がそこを移動し得る
2つの通路すなわちスロット56を形成する。そのよう
な移動を容易にさせるため、これらのキャリア板は、そ
れらの角部においてばね58によって定常的に離れるよ
うに押されている。
【0029】次に、図5を参照する。止めまくら303
とフレーム38及び40の部分は、制動板32と摩耗パ
ッド36間の間隙を均等化するために可動キャリア板が
中心に置かれるように、可動キャリア板46の休止位置
を制動する。
【0030】全制動ユニット34は、技術的に公知の適
切な手段を用いて、可動プラテン16と固定プラテン1
2の側部に固定される。それらはキー止め(60)され
るとともに、プラテン12と16にねじ止めされるのが
好ましい。
【0031】各制動ユニットは、さらに、端板42に少
なくとも1個のピストン−シリンダユニット62を有す
る。高圧流体が、流体路66によって各ユニットのシリ
ンダ64部分に供給される。流体がシリンダに導かれる
と、ピストン68が、プラテン14,16と取り付け制
動板32がそれに沿って移動する軸方向を横切る方向に
動く。シリンダが高圧流体によって駆動されると、ピス
トン68は、可動キャリア板48及び46に対して動
く。これによって、可動キャリア板及び制動パッドライ
ニングを制動板32の側部70に摩擦的に係合させ、把
持させる。これは、次に可動キャリア板及び制動板を固
定プラテン12あるいは可動プラテン16の側部にクラ
ンプし、制動板に関してプラテンの位置をロックする。
ストロークシリンダによって運動力が可動プラテン16
に伝えられると、その力は、制動板32及び制動ユニッ
ト34を介して効果的にモールドに送られる。
【0032】冷却位相サイクルの間、モールド内に残留
パッキング圧力を保持するために、モールドの1つが閉
じられそしてクランプされた状態になければならないと
きには、制動板を把持しそして主クランプユニット22
が解放される前にモールドが閉成しかつクランプ状態に
維持されるよう、適切な制動ユニットが駆動される。し
たがって、その制動ユニットは、主ユニット22によっ
てモールドに与えられるモールドのクランプ力を保ち続
ける。
【0033】本発明のクランプ機構は、数多くの利点を
有する。例えば、制動板32は、その制動板と制動パッ
ドライニング間の比較的大きな間隙によって、制動ユニ
ットから外すことができる。その結果、従前のグリッパ
軸に比べて、一層短い制動板を使用することができる。
さらに、多重板及び制動ピストンを用いることによっ
て、把持力を大きくすることができる。ここに示したク
ランプ機構は、2つの制動板、及び制動ユニットに対し
て2つのピストンを用いているが、これは、大型機がよ
り大きな把持力を発生するように数を増したり、小型機
に対してその数を減らすことができる。従前の把持ブッ
シング方法は、発生される把持力の量に厳しく制限され
た。さらに、本発明の交換可能な制動パッドライナの特
徴は、制動ユニットを従前の把持ブッシングよりもずっ
と保守管理を容易にさせる。
【0034】本発明の他の利点は、モールド閉高調節手
段を設置する必要をなくしていることである。
【0035】次に、図6及び図7を参照する。これらの
図には、従来の2プラテン射出成型機のクランプ機構に
本発明が適用され得ることを示している。射出成型機1
10は、固定プラテン112と可動プラテン116を有
する。モールドAは、プラテンに取り付けられたモール
ド半部によってプラテン112と116の間に形成され
る。
【0036】2つ以上の制動板132が可動プラテン1
16の背面に取り付けられている。制動板132は、主
クランプブロック118内に刻まれたスロット115、
及び制動ハウジング119は、クランプブロック118
と固定プラテン112の間に伸びているタイバー120
に沿って摺動する。
【0037】モールドを閉位置にクランプする機構は、
クランプシリンダ123内で摺動するクランプピストン
121を有する。制動ハウジング119は、クランプピ
ストン121の端部に設けられている。
【0038】図6に示される如く、制動ハウジング11
9は、複数個のスロット117を形成する複数個の制動
パッドライニングを有する。制動ピストン162は、制
動ハウジング内のシリンダ室内に設けられている。前述
の如く、ピストン162は、制動板132及び可動プラ
テン116の運動方向を横切る方向に動く。それが駆動
されると、制動ピストンが制動パッドライニング136
に作用し、制動板132の側部を把持する。
【0039】制動ハウジングの空間165に入る流体
は、全ての制動ピストンを同時に駆動させ、制動板を把
持させる。流体は、可撓性のホース300を通して、弁
及びポンプ装置(図示せず)から空間165に入れられ
る。この構成によって、ピストンのストロークは非常に
短かく、その動作が非常に速くなる。クランプブロック
118に設けられたストロークシリンダ301は、プラ
テン116を動かす。従来のクランプは、異なるモール
ド高さを受け入れるために、閉高調節手段を有してい
た。これは、タイバーのねじ穴に作用する動力ナットを
用いることにより、または、主クランプシリンダ内の余
分な移動を与えることにより、クランプブロック全体を
基体に関して動かすことによってなされた。両方法と
も、機械が高価になるとともに、複雑化させる。
【0040】本発明は、クランプブロック位置を調節す
ること、すなわちクランプピストンを余分に移動させる
ことの必要なしに、種々のモールド閉高を受け入れるこ
とができる。制動板132は、いかなる位置でも把持さ
れ得、それらの制動板を介してクランプ力がモールドに
伝えられるので、独立の閉高調節手段が要求されない。
【0041】図7は、開位置にあるクランプを示してい
る。そこでは、制動ピストンは解放され、制動板は主ク
ランプシリンダ123を越して自由に動くようになって
いる。プラテン116をモールド開位置とモールド閉位
置の間で動かすための従来のストロークシリンダは、図
示されていない。
【0042】クランプ力を可動プラテン116に加える
ために、制動ピストンが制動パッドライニングに対抗し
て動くように駆動され、制動パッドライニングに、制動
板の側面を把持させる。それからクランプピストン及び
シリンダが駆動され、クランプ力を制動ハウジングに伝
える。制動ハウジングは、次にそのクランプ力を把持さ
れた制動板を介して可動プラテンに伝える。この装置に
おいては、クランプ力が可動プラテンに向けられる。
【0043】図8は、図6及び図7に示されたものと類
似の成型機210を示す。その機械210は、固定プラ
テン212及び従来のストロークシリンダ302によっ
てモールド開位置とモールド閉位置の間を動き得る可動
プラテン216を有する。その機械210はまた、クラ
ンプブロック218、そのクランプブロック218と固
定プラテン212の間に伸びているタイバー220、及
びそのタイバー上を摺動可能な制動ハウジング219を
有する。クランプブロック218は、制動板232がそ
こを移動する単一の中央通路を持ち得る。
【0044】図8に示される如く、制動板232は、そ
の機械210の中心線C−C近くに配置される。制動パ
ッドライニング236は、制動ハウジング219内に配
置され、制動板がそこを移動できる多数の通路を形成す
る。
【0045】制動ハウジング219はさらに、シリンダ
264内に配置された流体駆動制動ピストン262を有
する。再び、制動ピストン262が、制動板及び可動プ
ラテンの移動方向を横切る方向に動く。
【0046】クランプブロック218は、それが内部ク
ランプシリンダ223及びクランプピストン221を含
んでいる点で異なっている。クランプピストンは、それ
ぞれ制動ハウジング219に固定された一端を有する。
主クランプピストン221及びクランプシリンダ及び制
動ピストンがそれぞれ駆動されると、クランプピストン
及びクランプシリンダがハウジング219に作用し、ク
ランプ力を把持された制動板を介して可動プラテンに伝
える。
【0047】この実施例は、可動プラテンに加えられた
クランプ力がプラテンの中心に集中するという利点があ
る。
【0048】図9乃至図12は、本発明の制動クランプ
機構を利用しているさらに他の射出成型機310を示し
ている。その成型機は、固定プラテン312と可動プラ
テン314を有する。両方のプラテンは、機械の基体3
16に設けられている。モールドAは、モールド半部3
22及び324によって、プラテン312と314の間
に形成される。従来の射出ユニット326は、モールド
が閉位置にあるとき、そのモールド内に溶融合成樹脂材
料を導入するために設けられている。その機械は、さら
に、可動プラテン314を移動させるために2つのプラ
テン間に配置されたストロークシリンダ330を有して
いる。
【0049】固定プラテン312は、技術的に知られた
適切な従来手段を用いて基316に固定され得る。可
動プラテン314は、機械基体316上の硬化された軌
道340の上をスライドする。その硬化された軌道34
0は、従来の硬化鋼から作られる。プラテン314には
黄銅摩耗パッド342がつけられている。調節可能な摩
耗パッド、すなわち板342は、固定プラテン312に
関して可動プラテン314の平行性と整合性を調節する
ために設けられている。
【0050】この成型機は、それがタイバーや主クラン
プブロックを持たないという点で、前に開示されたもの
と異なっている。タイバーの代りに、機械310は、可
動プラテン314に固定され、かつ固定プラテン312
内の通路320を通して摺動する4個の制動板318を
有する。通路320は、保守を容易化し、かつプラテン
の整合を簡便にさせる平坦な研作摩耗板360を有す
る。
【0051】2つの制動ハウジング328は、制動板3
18と係合するようになっている。それらの制動ハウジ
ングは、射出ユニットの両側に配置されている。各制動
ハウジングは、制動板が通る通路を形成するとともに、
制動板の側部を把持するための少なくとも2対の制動パ
ッドライニングを有する。各制動ハウジングは、さら
に、上記制動パッドライニングを制動板と係合するよう
に移動させるため前に述べたように、図示されていない
導管を介してシリンダに導入される流体がピストンを制
動パッドライニングに対して移動させる。
【0052】クランプピストン・シリンダユニット34
4は、制動ハウジング328内に設けられている。各ピ
ストン・シリンダユニットは、図示していない導管によ
って流体が導入されるシリンダ346を、一端が固定プ
ラテン312に取り付けられている可動ピストン348
から構成されている。
【0053】動作について説明する。制動ピストン33
8は、制動パッドライニングが制動板の側部を把持し、
それによってハウジング328を制動板318にロック
するように駆動される。その後、クランプピストン・シ
リンダユニットが駆動される。それらのユニットが駆動
されると、それらは、各制動ハウジングを固定プラテン
から離れるように移動させ、プラテン間のモールドをク
ランプさせるように、固定プラテン312に作用する。
この設計では、制動板318がこのクランプ動作によっ
て引っ張られ、したがって、タイバーに同様の作用を与
える。ここに開示された他の設計と異なり、制動板が圧
縮で湾曲する危険はない。その結果、それらが堅固に作
られる必要がない。
【0054】モールドが開位置にあるとき、制動板が制
動ユニット及び制動パッドライニングから完全に離脱さ
せられることに留意すべきである。これにより、タイバ
ー及び把持ブッシングが使用される場合に必要とされる
制動板よりも短かい制動板を使用できる。この機械は、
特に、主クランプブロックを取り除くことによって他の
機械よりも短小となる利点を有する。
【0055】本発明は、射出成型機について述べられた
が、本発明の制動クランプ機構は、クランプ機構を採用
するたて型プレスにおいても使用され得る。また、本発
明はロボットや高速で移動する製品の取扱装置でも有用
である。
【0056】
【発明の効果】本発明によってクランプ待ち時間を短か
くすることにより、サイクル時間が低減された改善され
たクランプ機構及びそれを用いた射出成型機が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】TANDEM(登録商標)射出成型機に用いら
れた従来の把持システムを表している。
【図2】本発明の改善されたクランプ機構を採用してい
るTANDEM(登録商標)射出成型機を表している。
【図3】本発明のクランプ機構に採用された制動ユニッ
トの断面図である。
【図4】図2及び図3に示された制動ユニットの側面図
である。
【図5】図2乃至図4に示された制動ユニットの別の断
面図である。
【図6】本発明のクランプ機構を採用している射出成型
機の部分断面図である。
【図7】クランプ開位置にある図6の射出成型機を表し
ている。
【図8】本発明のクランプ機構の代替実施例を有する射
出成型機を表している。
【図9】本発明のクランプ機構のさらに別の実施例を示
している図であって、射出成型機の部分断面の側面図で
ある。
【図10】図9の射出成型機の平面図である。
【図11】モールド開位置にあるモールドを示している
図であって、図9のものと同様の側面図である。
【図12】モールド開位置にあるモールドを示している
図であって、図10のものと同様の平面図である。
【符号の説明】
10…射出成型機 12…固定プラテン 14…中央プラテン 16…可動プラテン 18…クランプブロック 20…タイバー 22…クランプユニット 24…カラム 26…シリンダ 30…把持ブッシング 32…制動板 36…制動パッドライニング

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に空間的に離された2つのプラテ
    ンを有し、上記プラテンの第1のものが上記プラテンの
    第2のものに関して軸方向に可動である機械で使用する
    ためのクランプ機構であって、 上記プラテンの1つに設置された少なくとも1つの制動
    板と、 上記少なくとも1つの制動板と係合するための制動ユニ
    ット手段を備え、 上記制動ユニット手段が、上記制動板の少なくとも1つ
    と接触する制動ライニング、上記制動ライニングの少な
    くとも1つを収容する可動キャリア板、及び上記キャリ
    ア板を移動させて上記制動ライニングと上記少なくとも
    1つの制動板間を係合させるための少なくとも1つのピ
    ストン・シリンダユニットを有し、それにより、上記
    ラテンを閉位置に保持するための力が、上記制動板及び
    制動ユニット手段の少なくとも1つを介して加えられる
    ように、上記制動ユニット手段が上記制動板の少なくと
    も1つにロックされることを特徴とするクランプ機構。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のクランプ機構におい
    て、上記制動ユニット手段が、さらに、第1の制動パッ
    ドライニングを収容するための固定キャリア板手段と、
    第2の制動パッドライニングを収容するための上記可動
    キャリア板手段から構成されていることを特徴とするク
    ランプ機構。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のクランプ機構におい
    て、上記固定キャリア板手段及び可動キャリア板手段
    が、上記少なくとも1つの制動板が移動する通路を形成
    していることを特徴とするクランプ機構。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のクランプ機構におい
    て、上記第1及び第2の制動パッドライニングが、それ
    ぞれ交換可能な制動パッド挿入体によって形成されてい
    ることを特徴とするクランプ機構。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載のクランプ機構におい
    て、上記ピストン・シリンダユニットの少なくとも1つ
    が、チャンバ内で上記軸方向を横切る方向に可動なピス
    トンと、上記ピストンの面に向かって上記チャンバ内に
    流体を導入する手段から構成され、上記チャンバ内に導
    入された流体が上記ピストンを上記可動キャリアに接触
    させ、それにより上記制動パッドライニングと上記少な
    くとも1つの制動板間に摩擦接触を生じさせることを特
    徴とするクランプ機構。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載のクランプ機構におい
    て、上記固定キャリア板手段と可動キャリア板手段
    れる方向に押しやり、上記制動ユニット手段に関して上
    記少なくとも1つの制動板の移動を許すためのばね手段
    を備えていることを特徴とするクランプ機構。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のクランプ機構におい
    て、上記ばね手段が上記固定キャリア板手段と可動キャ
    リア板手段の角部に隣接して配置されていることを特徴
    とするクランプ機構。
  8. 【請求項8】 請求項2に記載のクランプ機構におい
    て、上記制動ユニット手段が、上部フレーム部材、下部
    フレーム部材、上記固定キャリア板手段、及び上記ピス
    トン・シリンダユニットの少なくとも1つを収容する端
    板によって形成された壁を有するハウジングを有し、上
    記端板が上記固定キャリア板手段にボルト締めされてい
    ることを特徴とするクランプ機構。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のクランプ機構におい
    て、上記制動ユニット手段が上記第1のプラテンに取り
    付けられ、上記少なくとも1つの制動板が上記第2の
    ラテンに取り付けられていることを特徴とするクランプ
    機構。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載のクランプ機構におい
    て、上記少なくとも1つの制動板が上記第1のプラテン
    に取り付けられ、上記制動ユニット手段が上記第1の
    ラテンに関して可動であることを特徴とするクランプ機
    構。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載のクランプ機構におい
    て、上記プラテンを閉位置に保持するためのクランプ力
    を加えるための手段を備えていることを特徴とするクラ
    ンプ機構。
  12. 【請求項12】 請求項2に記載のクランプ機構におい
    て、2個の空間的に離された制動板が上記プラテンの1
    つに設けられ、上記制動ユニット手段が別の可動キャリ
    ア手段を備えていることを特徴とするクランプ機構。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のクランプ機構にお
    いて、上記別の可動キャリア板が、上記可動キャリア板
    とともに上記制動板の1つが通る付加通路を形成してい
    ることを特徴とするクランプ機構。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のクランプ機構にお
    いて、上記可動キャリア板が、上記第2の制動パッドラ
    イニングに加えて第3の制動パッドライニングを収納
    し、上記別の可動キャリア板手段が第4の制動パッドラ
    イニングを収納することを特徴とするクランプ機構。
  15. 【請求項15】 成形された合成樹脂製品を形成するた
    めの射出成型機であって、 固定プラテン、上記固定プラテンに関して可動な中央プ
    ラテン、及び上記中央プラテンに関して可動の可動プラ
    テンと、 上記固定プラテンと上記中央プラテンの間にある第1の
    モールドと、 上記可動プラテンと上記中央プラテンの間にある第2の
    モールドと、 上記中央プラテンに設けられた2つの空間的に離された
    制動板と、 上記固定プラテン及び上記可動プラテンに設けられた制
    動ユニット手段とを備え、 上記制動板が上記制動ユニット手段を通り、さらに、少
    なくとも1つの上記モールド閉位置に保持するために、
    上記制動ユニット手段が上記制動板を選択的に把持する
    ことを特徴とする射出成型機。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の射出成型機におい
    て、各制動ユニット手段が上記制動板が通る通路を有
    し、上記通路がキャリア板及び上記制動ユニット内の制
    動パッドライニングによって形成されていることを特徴
    とする射出成型機。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の射出成型機におい
    て、各制動ユニットが、上記制動ユニットを上記制動板
    にロックさせるために、上記制動パッドライニングを上
    記制動板の表面と係合させるよう移動させるためのピス
    トン・シリンダユニットを有することを特徴とする射出
    成型機。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の射出成型機におい
    て、さらに、 上記可動プラテンに取り付けられた少なくとも1つのカ
    ラムと、 上記モールドが閉位置にあるとき、上記モールドをクラ
    ンプするよう上記少なくとも1つのカラムに作用するた
    めの少なくとも1つのクランプユニットを備えているこ
    とを特徴とする射出成型機。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の射出成型機におい
    て、さらに、上記可動プラテンをモールド閉位置とモー
    ルド開位置間で移動させる手段を備えていることを特徴
    とする射出成型機。
  20. 【請求項20】 固定プラテン及び可動プラテン、 上記プラテン間のモールド、 上記可動プラテンに設けられ空間的に離された少なくと
    も2つの制動板、 上記制動板が通る少なくとも2つのスロットを有する
    共に制動板を把持する制動ハウジング、及び 少なくとも1つのスロットを有する主クランプブロック を備え、上記制動ハウジングが、上記クランプブロック
    と上記固定プラテンの間に伸びているタイバー上で摺動
    可能であることを特徴とする射出成型機。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の射出成型機におい
    て、さらに、上記可動プラテンに対してクランプ力を加
    えるためのクランプピストンを備え、上記制動ハウジン
    グが上記クランプピストンの一端に設けられていること
    を特徴とする射出成型機。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の射出成型機におい
    て、上記制動ハウジングが、上記制動板を把持するため
    の少なくとも2対の制動パッドライニングと、シリンダ
    内に設けられた少なくとも2つの制動ピストンを含んで
    おり、上記制動パッドライニングに上記制動板の側面を
    把持させるように、上記制動ピストンが上記制動パッド
    ライニングに作用することを特徴とする射出成型機。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載の射出成型機におい
    て、さらに、上記クランプピストンを取り囲んでいる主
    クランプシリンダを備え、上記制動ピストンが解放位置
    にあるとき、上記制動板が主クランプシリンダを越えて
    移動し得ることを特徴とする射出成型機。
  24. 【請求項24】 請求項20に記載の射出成型機におい
    て、さらに、上記可動プラテンに設けられた4つの制動
    板と、上記主クランプブロック及び上記制動ハウジング
    内に上記制動板を受け入れるための4つのスロットを備
    えていることを特徴とする射出成型機。
  25. 【請求項25】 請求項20に記載の射出成型機におい
    て、クランプ力を上記可動プラテンの中心に向けるため
    に、上記制動板が上記機械の中心線近くに位置付けられ
    ていることを特徴とする射出成型機。
  26. 【請求項26】 請求項20に記載の射出成型機におい
    て、さらに、上記制動ハウジング内にあって、上記制動
    板の側面と係合するための制動パッドライニングと、上
    記ハウジング内にあって、上記制動パッドライニングと
    上記制動板面との間に摩擦係合を起こさせるための流体
    駆動ピストンを備えていることを特徴とする射出成型
    機。
  27. 【請求項27】 請求項26に記載の射出成型機におい
    て、さらに、上記クランプブロック内にある少なくとも
    2つのクランプピストン・シリンダユニットを備え、上
    記クランプピストン・シリンダユニットの各ピストンが
    上記制動ハウジングに接続されており、それによって、
    上記クランプピストン・シリンダユニットによって発生
    されるクランプ力が上記制動ハウジングに作用し、制動
    板が可動プラテンに摩擦係合しているとき、制動パッド
    ライニング及び制動板を介して伝えられることを特徴と
    する射出成型機。
  28. 【請求項28】 成形された合成樹脂製品を製造するた
    めの射出成型機であって、 第1モールド半部を有する固定プラテンと上記固定プラ
    テンに関して軸方向に可動な可動プラテンであって、第
    2モールド半部を有する可動プラテン、及び クランプ力を上記第1及び第2モールド半部に加えるた
    めの手段を有し、 上記クランプ力印加手段が、上記可動プラテンに設けら
    空間的に離された少なくとも2つの制動板を備え、上
    記各制動板が上記軸方向に平行な方向に伸びているとと
    もに、 上記クランプ力印加手段が、さらに、上記制動板と係合
    するための少なくとも2つの制動ユニットを備え、上記
    各制動ユニットが、上記制動板の1つと係合するための
    空間的に離された制動パッドライニングと、上記制動板
    及び上記制動パッドライニングの間に摩擦係合を生じさ
    せ、上記制動ユニットを制動板にロックさせるためのピ
    ストン・シリンダ手段を有することを特徴とする射出成
    型機。
  29. 【請求項29】 請求項28に記載の射出成型機におい
    て、上記固定プラテンが上記可動プラテンと上記制動ユ
    ニットの中間に配置され、上記制動板が通る少なくとも
    2つの通路を有することを特徴とする射出成型機。
  30. 【請求項30】 請求項29に記載の射出成型機におい
    て、さらに、溶融合成樹脂材料を上記モールド半部によ
    って形成されたモールド内に射出するための手段を備
    え、上記制動ユニットが上記射出手段の両側に位置付け
    られていることを特徴とする射出成型機。
  31. 【請求項31】 請求項28に記載の射出成型機におい
    て、さらに、上記可動プラテンに設けられた4つの制動
    板を備え、上記各制動ユニットが、2つの上記制動板と
    係合するための2対の制動パッドライニングと個別に駆
    動するためのピストン・シリンダ手段を有することを特
    徴とする射出成型機。
  32. 【請求項32】 請求項28に記載の射出成型機におい
    て、さらに、上記制動ユニット内にあって、プラテン間
    のモールドをクランプさせるための少なくとも1つのク
    ランプシリンダユニットを備えていることを特徴とする
    射出成型機。
  33. 【請求項33】 請求項32に記載の射出成型機におい
    て、上記各クランプユニットが、上記制動ユニット内の
    シリンダ室と、上記室内で可動のピストンによって形成
    され、上記ピストンの一端が上記固定プラテンに固定さ
    れており、それによって、上記制動ユニットを上記固定
    プラテンから離すように移動させることによって、上記
    クランプ力が上記モールドに印加されることを特徴とす
    る射出成型機。
  34. 【請求項34】 請求項28に記載の射出成型機におい
    て、さらに、上記可動プラテンをモールド開位置とモー
    ルド閉位置間で移動させるため、上記固定プラテン及び
    可動プラテン間に設けられたストロークシリンダを備え
    ていることを特徴とする射出成型機。
  35. 【請求項35】 請求項28に記載の射出成型機におい
    て、上記可動プラテンが上記成型機の基体に沿って設け
    られた硬化された軌道摺動可能にされ、さらに、固
    定プラテンに関する可動プラテンの平行性及び整合性を
    維持するための調節可能な摩耗板を備えていることを特
    徴とする射出成型機。
  36. 【請求項36】 請求項29に記載の射出成型機におい
    て、上記制動板が、上記プラテンの保守及び整合調節を
    容易化するため、上記固定プラテンの上記通路内に設け
    られていることを特徴とする射出成型機。
  37. 【請求項37】 請求項28に記載の射出成型機におい
    て、上記制動板がプラテンの4つの角に隣接して上記可
    動プラテンに設けられていることを特徴とする射出成型
    機。
JP4272140A 1991-10-21 1992-10-12 クランプ機構及び射出成型機 Expired - Lifetime JPH0796250B2 (ja)

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