JPH0795744B2 - 通信ネットワークにおける競合方式 - Google Patents
通信ネットワークにおける競合方式Info
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- JPH0795744B2 JPH0795744B2 JP1292292A JP29229289A JPH0795744B2 JP H0795744 B2 JPH0795744 B2 JP H0795744B2 JP 1292292 A JP1292292 A JP 1292292A JP 29229289 A JP29229289 A JP 29229289A JP H0795744 B2 JPH0795744 B2 JP H0795744B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は通信ネットワークにおける競合方式、とくにた
とえば競合制御を分散して行なうローカルエリアネトワ
ーク(LAN)またはメトロポリタンエリアネットワーク
(MAN)などに有利に適用される競合方式に関する。
とえば競合制御を分散して行なうローカルエリアネトワ
ーク(LAN)またはメトロポリタンエリアネットワーク
(MAN)などに有利に適用される競合方式に関する。
(従来の技術) 複数のノードにより構成されるローカルエリアネットワ
ークにおいて、その通信ネットワークシステムの接続形
態は、たとえばスター、トリー、バスおよびループに分
類することができる。これら接続形態の中で、競合制御
を分散して行なう場合、システムを構成する各ノードに
均等にアクセス権をもたせる接続形態としてはループ形
が適している。たとえばR.M.Newman,et al.,“THE QPSX
Man",IEEE Communications Magazine,Vol.26,No.4(Ap
ril 1988)にはこのような従来技術が示されている。
ークにおいて、その通信ネットワークシステムの接続形
態は、たとえばスター、トリー、バスおよびループに分
類することができる。これら接続形態の中で、競合制御
を分散して行なう場合、システムを構成する各ノードに
均等にアクセス権をもたせる接続形態としてはループ形
が適している。たとえばR.M.Newman,et al.,“THE QPSX
Man",IEEE Communications Magazine,Vol.26,No.4(Ap
ril 1988)にはこのような従来技術が示されている。
たとえば1つのセンターノードと複数のリモートノード
がループ接続される場合、それぞれのノードは、隣り合
うノードと時計方向に信号を伝送する伝送線路および反
時計方向に信号を伝送する伝送線路により互いに接続さ
れる。あるリモートノードが他のリモートノードに情報
を送る場合、初めに情報送信要求(リクエスト)を一方
の伝送線路に送る。そして、リクエストを送った伝送線
路とは逆の伝送線路により送られてきた未使用スロット
に送信情報を入れて送っていた。
がループ接続される場合、それぞれのノードは、隣り合
うノードと時計方向に信号を伝送する伝送線路および反
時計方向に信号を伝送する伝送線路により互いに接続さ
れる。あるリモートノードが他のリモートノードに情報
を送る場合、初めに情報送信要求(リクエスト)を一方
の伝送線路に送る。そして、リクエストを送った伝送線
路とは逆の伝送線路により送られてきた未使用スロット
に送信情報を入れて送っていた。
たとえば第8図に示すように、n個のリモートノード
(12−1〜12−n)がリング状に接続されている場合、
それぞれのリモートノードにおける情報送出要求の優先
度は、反時計方向の伝送線路では若番のリモートノード
ほど大きく、また時計方向の伝送線路では老番のリモー
トノードほど大きい。それぞれのリモートノードは、そ
の内部にカウンタを有し、このカウンタの値によりリク
エスト送出後の情報送出のタイミングを検出している。
すなわちリクエストを行なったリモートノードは、自ノ
ードが情報を送出する未使用スロットが送られてきたこ
とを、このカウンタの計数値により認識すると、このス
ロットに情報を入れるとともにこれの未使用スロット情
報を消してノード出力していた。
(12−1〜12−n)がリング状に接続されている場合、
それぞれのリモートノードにおける情報送出要求の優先
度は、反時計方向の伝送線路では若番のリモートノード
ほど大きく、また時計方向の伝送線路では老番のリモー
トノードほど大きい。それぞれのリモートノードは、そ
の内部にカウンタを有し、このカウンタの値によりリク
エスト送出後の情報送出のタイミングを検出している。
すなわちリクエストを行なったリモートノードは、自ノ
ードが情報を送出する未使用スロットが送られてきたこ
とを、このカウンタの計数値により認識すると、このス
ロットに情報を入れるとともにこれの未使用スロット情
報を消してノード出力していた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながらこのような従来技術では、各ノードにおけ
る情報送出の優先度が物理的位置とともに固定されるた
め、ノード位置におけるユーザ情報送出遅延時間の差が
大きくなるという問題点があった。
る情報送出の優先度が物理的位置とともに固定されるた
め、ノード位置におけるユーザ情報送出遅延時間の差が
大きくなるという問題点があった。
本発明はこのような従来技術の欠点を解消し、競合制御
を分散して行なう通信ネットワークにおいて、各ノード
の情報送出遅延時間の公平性を有するリング型またはバ
ス型の通信ネットワークにおける競合方式およびそのリ
モートノードを提供することを目的とする。
を分散して行なう通信ネットワークにおいて、各ノード
の情報送出遅延時間の公平性を有するリング型またはバ
ス型の通信ネットワークにおける競合方式およびそのリ
モートノードを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は上述の課題を解決するために、複数のリモート
ノードが第1の伝送路および第2の伝送路を介しそれぞ
れ接続され、リモートノードは他のリモートノードおよ
びセンタノードのいずれかに送信する情報を受けると、
第1の伝送路にこの情報の送出要求を行なった後に、情
報を送信する未使用スロットを識別して第2の伝送路に
送信情報を送る競合制御を分散して行なう通信ネットワ
ークにおける競合方式において、送出要求が入力される
スロットには、異なるリモートノードの送出要求を複数
登録することが可能であり、リモートノードは、情報の
送出要求を行なう際、入力したスロットに送出要求が登
録されている場合でも、入力したスロットを用いて送出
要求を行なう。
ノードが第1の伝送路および第2の伝送路を介しそれぞ
れ接続され、リモートノードは他のリモートノードおよ
びセンタノードのいずれかに送信する情報を受けると、
第1の伝送路にこの情報の送出要求を行なった後に、情
報を送信する未使用スロットを識別して第2の伝送路に
送信情報を送る競合制御を分散して行なう通信ネットワ
ークにおける競合方式において、送出要求が入力される
スロットには、異なるリモートノードの送出要求を複数
登録することが可能であり、リモートノードは、情報の
送出要求を行なう際、入力したスロットに送出要求が登
録されている場合でも、入力したスロットを用いて送出
要求を行なう。
本発明によればまた、複数のリモートノードが第1の伝
送路および第2の伝送路を介しそれぞれ接続され、リモ
ートノードは他のリモートノードおよびセンタノードの
いずれかに送信する情報を受けると、第1の伝送路に情
報の送出要求を行なった後に、この情報を送信する未使
用スロットを識別して第2の伝送路に送信情報を送る競
合制御を分散して行なう通信ネットワークにおける競合
方式において、リモートノードは、情報の送出要求を入
れるスロットに所定の数の送出要求が入力時にあるか否
かを判断する識別手段を有し、情報の送出要求を行なう
際、送られてきたスロットに示されている送出要求の数
が所定の数より少ない場合、送出要求をこのスロットに
入れて送る。
送路および第2の伝送路を介しそれぞれ接続され、リモ
ートノードは他のリモートノードおよびセンタノードの
いずれかに送信する情報を受けると、第1の伝送路に情
報の送出要求を行なった後に、この情報を送信する未使
用スロットを識別して第2の伝送路に送信情報を送る競
合制御を分散して行なう通信ネットワークにおける競合
方式において、リモートノードは、情報の送出要求を入
れるスロットに所定の数の送出要求が入力時にあるか否
かを判断する識別手段を有し、情報の送出要求を行なう
際、送られてきたスロットに示されている送出要求の数
が所定の数より少ない場合、送出要求をこのスロットに
入れて送る。
(作 用) 本発明によれば、リモートノードは、情報の送出要求を
行なう際、入力したスロットに所定の数の送出要求が登
録されているか否かを判断し、送出要求が所定の数より
少ない場合に、入力したスロットを用いて送出要求を行
なう。
行なう際、入力したスロットに所定の数の送出要求が登
録されているか否かを判断し、送出要求が所定の数より
少ない場合に、入力したスロットを用いて送出要求を行
なう。
(実施例) 次に添付図面を参照して本発明による通信ネットワーク
における競合方式の実施例を詳細に説明する。
における競合方式の実施例を詳細に説明する。
第2図を参照すると、本発明による通信ネットワークに
おける競合方式の実施例を適用したローカルエリアネッ
トワークシステムの構成が示されている。本実施例にお
ける通信ネットワークは、競合制御を分散して行なうネ
ットワークであり、同図に示すように1つのセンターノ
ード1と複数のリモートノード3により構成されてい
る。それぞれのノードは、反時計方向に信号を伝送する
伝送線路100および時計方向に信号を伝送する伝送線路2
00により隣接するノードと接続され、これによりリング
型のローカルエリアネットワークが形成されている。
おける競合方式の実施例を適用したローカルエリアネッ
トワークシステムの構成が示されている。本実施例にお
ける通信ネットワークは、競合制御を分散して行なうネ
ットワークであり、同図に示すように1つのセンターノ
ード1と複数のリモートノード3により構成されてい
る。それぞれのノードは、反時計方向に信号を伝送する
伝送線路100および時計方向に信号を伝送する伝送線路2
00により隣接するノードと接続され、これによりリング
型のローカルエリアネットワークが形成されている。
各リモートノード3には、たとえば他のローカルエリア
ネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、ワ
イドエリアネットワークなどの通信網、または交換機、
通信端末などの通信装置が接続されている(いずれも図
示せず)。それぞれのリモートノード3に接続されてい
る通信網または通信装置は、同図に示されたネットワー
クを介して、他のリモートノード3に接続されている通
信網または通信装置と情報のやりとりを行なう。
ネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、ワ
イドエリアネットワークなどの通信網、または交換機、
通信端末などの通信装置が接続されている(いずれも図
示せず)。それぞれのリモートノード3に接続されてい
る通信網または通信装置は、同図に示されたネットワー
クを介して、他のリモートノード3に接続されている通
信網または通信装置と情報のやりとりを行なう。
第3図には、第2図における伝送線路100および200で伝
送される信号350のフォーマットが示されている。信号3
50は複数の固定長スロット360により形成され、それぞ
れの固定長スロット360は制御情報362およびユーザ情報
364を有する。制御情報362には、ユーザ情報送出要求
(リクエスト)、未使用スロット情報などの制御情報が
必要に応じて含まれる。制御情報362はまた、たとえば
リモートノード3−1〜3−nの個別のまたは呼の識別
番号を含んでいる。それぞれのリモートノード3は、こ
の識別番号により自ノードか否かを判断し、自ノードが
示されている場合、ユーザ情報の中に記載された他のリ
モートノード3またはセンタノード1からの送信情報を
取り込む。ユーザ情報364は、他のリモートノード3に
送信するユーザの送信情報が記録されるデータ領域であ
る。
送される信号350のフォーマットが示されている。信号3
50は複数の固定長スロット360により形成され、それぞ
れの固定長スロット360は制御情報362およびユーザ情報
364を有する。制御情報362には、ユーザ情報送出要求
(リクエスト)、未使用スロット情報などの制御情報が
必要に応じて含まれる。制御情報362はまた、たとえば
リモートノード3−1〜3−nの個別のまたは呼の識別
番号を含んでいる。それぞれのリモートノード3は、こ
の識別番号により自ノードか否かを判断し、自ノードが
示されている場合、ユーザ情報の中に記載された他のリ
モートノード3またはセンタノード1からの送信情報を
取り込む。ユーザ情報364は、他のリモートノード3に
送信するユーザの送信情報が記録されるデータ領域であ
る。
第1図にはリモートノード3の機能ブロック図が示され
ている。リモートノード3は、制御回路21、アップダウ
ンカウンタ23A,23B、ダウンカウンタ25、スイッチ26,28
およびバッファ30により構成されている。制御回路21
は、リモートノード3の各構成要素を制御して、バッフ
ァ30に蓄積された情報の送信処理を行なう制御回路であ
り、情報の送出要求を入れる際、入力したスロットに所
定の数の送出要求が入力時にあるか否かを識別する機能
を有する。
ている。リモートノード3は、制御回路21、アップダウ
ンカウンタ23A,23B、ダウンカウンタ25、スイッチ26,28
およびバッファ30により構成されている。制御回路21
は、リモートノード3の各構成要素を制御して、バッフ
ァ30に蓄積された情報の送信処理を行なう制御回路であ
り、情報の送出要求を入れる際、入力したスロットに所
定の数の送出要求が入力時にあるか否かを識別する機能
を有する。
制御回路21は、信号線150を介し反時計方向へ情報を転
送する伝送路のノード入力100−iに、また信号線172を
介して時計方向に情報を転送する伝送路のノード入力20
0−(i+1)に接続されている。制御回路21は、これ
らノード入力を介して受信した固定長スロット360(第
3図)の制御情報362に含まれる内容により、アップダ
ウンカウンタ23A,23Bおよびダウンカウンタ25を制御す
る。
送する伝送路のノード入力100−iに、また信号線172を
介して時計方向に情報を転送する伝送路のノード入力20
0−(i+1)に接続されている。制御回路21は、これ
らノード入力を介して受信した固定長スロット360(第
3図)の制御情報362に含まれる内容により、アップダ
ウンカウンタ23A,23Bおよびダウンカウンタ25を制御す
る。
すなわち制御回路21は、信号線150または172を介して入
力した制御情報362にリクエストが示されている場合、
その入力数分それぞれのカウンタ23をカウントアップす
る。アップダウンカウンタ23Aは、ノード入力100−iか
ら送られてきたリクエストの入力数に応じてカウントア
ップされる。またアップダウンカウンタ23Bは、ノード
入力200−(i+1)から送られてきたリクエストの入
力数に応じてカウントアップされる。
力した制御情報362にリクエストが示されている場合、
その入力数分それぞれのカウンタ23をカウントアップす
る。アップダウンカウンタ23Aは、ノード入力100−iか
ら送られてきたリクエストの入力数に応じてカウントア
ップされる。またアップダウンカウンタ23Bは、ノード
入力200−(i+1)から送られてきたリクエストの入
力数に応じてカウントアップされる。
制御回路21はまた、信号線150または172を介して入力し
た制御情報に未使用スロット情報が含まれている場合、
アップダウンカウンタ23の値をカウントダウンする。ア
ップダウンカウンタ23Aはノード入力200−(i+1)か
ら未使用スロット情報が送られてくるとカウントダウン
され、またアップダウンカウンタ23Bはノード入力100−
iから未使用スロット情報が送られてくるとカウントダ
ウンされる。
た制御情報に未使用スロット情報が含まれている場合、
アップダウンカウンタ23の値をカウントダウンする。ア
ップダウンカウンタ23Aはノード入力200−(i+1)か
ら未使用スロット情報が送られてくるとカウントダウン
され、またアップダウンカウンタ23Bはノード入力100−
iから未使用スロット情報が送られてくるとカウントダ
ウンされる。
バッファ30は、データ入力線168を介したとえば交換機
などの通信装置(図示せず)に接続され、これより送ら
れてきた情報を蓄積する記憶装置である。制御回路21
は、送信する情報がバッファ30に記憶されると、スイッ
チ切換制御信号154または164を送り、スイッチ26または
28を制御して出力152または165よりユーザ情報送出要求
を、ノード出力100−(i+1)または200−iに送る。
などの通信装置(図示せず)に接続され、これより送ら
れてきた情報を蓄積する記憶装置である。制御回路21
は、送信する情報がバッファ30に記憶されると、スイッ
チ切換制御信号154または164を送り、スイッチ26または
28を制御して出力152または165よりユーザ情報送出要求
を、ノード出力100−(i+1)または200−iに送る。
制御回路21は、ノード出力100−(i+1)よりユーザ
情報送出要求を行なった場合にはアップダウンカウンタ
23Aの値を、またノード出力200−iよりユーザ情報送出
要求を行なったときにはアップダウンカウンタ23Bの値
を、ダウンカウンタ25に入力する。制御回路21は、リク
エストをノード出力100−(i+1)に送出した場合、
ノード入力200−(i+1)から未使用スロット情報を
入力するとダウンカウンタ25をカウントダウンし、また
リクエストをノード出力200−iに送出したとき、ノー
ド入力100−iから未使用スロット情報を入力するとダ
ウンカウンタ25をカウントダウンする。なお、ここでア
ップダウンカウンタ23A,23Bおよびダウンカウンタ25
は、負の値をとることはない。
情報送出要求を行なった場合にはアップダウンカウンタ
23Aの値を、またノード出力200−iよりユーザ情報送出
要求を行なったときにはアップダウンカウンタ23Bの値
を、ダウンカウンタ25に入力する。制御回路21は、リク
エストをノード出力100−(i+1)に送出した場合、
ノード入力200−(i+1)から未使用スロット情報を
入力するとダウンカウンタ25をカウントダウンし、また
リクエストをノード出力200−iに送出したとき、ノー
ド入力100−iから未使用スロット情報を入力するとダ
ウンカウンタ25をカウントダウンする。なお、ここでア
ップダウンカウンタ23A,23Bおよびダウンカウンタ25
は、負の値をとることはない。
制御回路21は、ダウンカウンタ25の計数値により、情報
を送る未使用スロット360を判断する。すなわち制御回
路21は、ダウンカウンタ25の値が「0」になった直後に
入力された未使用スロットを送信情報を送る未使用スロ
ットとする。そして、リクエストを送った伝送路に応じ
てその反対側のスイッチを制御し、バッファ30に記憶さ
れた情報を伝送線路に出力する。
を送る未使用スロット360を判断する。すなわち制御回
路21は、ダウンカウンタ25の値が「0」になった直後に
入力された未使用スロットを送信情報を送る未使用スロ
ットとする。そして、リクエストを送った伝送路に応じ
てその反対側のスイッチを制御し、バッファ30に記憶さ
れた情報を伝送線路に出力する。
第2図に戻って、リモートノード3−1〜3−nに送ら
れるユーザ情報364は、第3図に示した信号フォーマッ
トにより、伝送線路100−1〜100−nおよび200−1〜2
00−nを用いて転送される。リモートノード3−1〜3
−nより送出されるユーザ情報364もまた、第3図に示
した信号フォーマットにより、伝送線路100−1〜100−
nおよび200−1〜200−nを用い転送される。ユーザ情
報364を送る場合、はじめに伝送線路に情報送出要求
(リクエスト)を送り、その後、この情報送出要求を送
った伝送路と逆の伝送路にユーザ情報364を送り出す。
れるユーザ情報364は、第3図に示した信号フォーマッ
トにより、伝送線路100−1〜100−nおよび200−1〜2
00−nを用いて転送される。リモートノード3−1〜3
−nより送出されるユーザ情報364もまた、第3図に示
した信号フォーマットにより、伝送線路100−1〜100−
nおよび200−1〜200−nを用い転送される。ユーザ情
報364を送る場合、はじめに伝送線路に情報送出要求
(リクエスト)を送り、その後、この情報送出要求を送
った伝送路と逆の伝送路にユーザ情報364を送り出す。
ユーザ情報送出要求をすることができるリモートノード
3は、伝送路100−1〜100−nを用いてリクエストをす
る場合、リモートノード3−1から番号の若い順にリク
エストを送出する優先度が大きい。また伝送路200−1
〜200−nを用いてリクエストをする場合、リモートノ
ード3−nから番号の大きい順に優先度が大きい。
3は、伝送路100−1〜100−nを用いてリクエストをす
る場合、リモートノード3−1から番号の若い順にリク
エストを送出する優先度が大きい。また伝送路200−1
〜200−nを用いてリクエストをする場合、リモートノ
ード3−nから番号の大きい順に優先度が大きい。
第4図には、本実施例における情報送出のフロー図が示
されている。リモートノード3−1〜3−nはそれぞ
れ、送出したいユーザ情報を持ち(450)、リクエスト
を送出していなければ(452)、リクエストを送出する
際、入力したスロット360の制御情報362(第3図)の位
置に、自ノード3と同等の優先度を持つリクエストA
が、ある一定数以上あるかどうかを判断する。
されている。リモートノード3−1〜3−nはそれぞ
れ、送出したいユーザ情報を持ち(450)、リクエスト
を送出していなければ(452)、リクエストを送出する
際、入力したスロット360の制御情報362(第3図)の位
置に、自ノード3と同等の優先度を持つリクエストA
が、ある一定数以上あるかどうかを判断する。
すなわち、リモートノード3は、たとえば2つのリクエ
ストAを制御情報362に入れることができる場合、リク
エストAが1つもなければ(454)、その制御情報362を
用いてリクエストAを送出する(460)。また、制御情
報362にリクエストAが1つあった場合でも(456)、同
様にその制御情報362を用いてリクエストAを送出する
(458)。そして、リクエストAが2つ以上あった場
合、次のタイミングを待つ。リモートノード3は、リク
エストAを送出した後、自ノード3の情報送出タイミン
グがくると(462)、リクエストAを送出した伝送路と
逆の伝送線路に情報を送る(462)。なお、ここではリ
クエストAの数を2としたが、リクエストの数は勿論こ
のように限定されるものではない。
ストAを制御情報362に入れることができる場合、リク
エストAが1つもなければ(454)、その制御情報362を
用いてリクエストAを送出する(460)。また、制御情
報362にリクエストAが1つあった場合でも(456)、同
様にその制御情報362を用いてリクエストAを送出する
(458)。そして、リクエストAが2つ以上あった場
合、次のタイミングを待つ。リモートノード3は、リク
エストAを送出した後、自ノード3の情報送出タイミン
グがくると(462)、リクエストAを送出した伝送路と
逆の伝送線路に情報を送る(462)。なお、ここではリ
クエストAの数を2としたが、リクエストの数は勿論こ
のように限定されるものではない。
第1図において、リモートノード3に送出したい情報が
発生すると、この情報はデータ信号入力168を介して送
られてバッファ30に蓄えられる。バッファ30に情報が記
憶されると、前述した第4図のフローに従い情報送出が
行なわれる。すなわち、リクエストがスイッチ26を介し
ノード出力100−(i+1)に送出されると、アップダ
ウンカウンタ23Aの値をダウンカウンタ25に入れる。ま
た、リクエストがノード出力200−iに送出されると、
アップダウンカウンタ23Bの値をダウンカウンタ25に入
力する。ノード3は、アップダウンカウンタ23の値をダ
ウンカウンタ25に入れると、情報を送出する送出待ち状
態に入る。
発生すると、この情報はデータ信号入力168を介して送
られてバッファ30に蓄えられる。バッファ30に情報が記
憶されると、前述した第4図のフローに従い情報送出が
行なわれる。すなわち、リクエストがスイッチ26を介し
ノード出力100−(i+1)に送出されると、アップダ
ウンカウンタ23Aの値をダウンカウンタ25に入れる。ま
た、リクエストがノード出力200−iに送出されると、
アップダウンカウンタ23Bの値をダウンカウンタ25に入
力する。ノード3は、アップダウンカウンタ23の値をダ
ウンカウンタ25に入れると、情報を送出する送出待ち状
態に入る。
その後、ノード3では、リクエストを送出した逆の伝送
線路から未使用スロット情報360を入力することによっ
て、ダウンカウンタ25の値が「0」になった後、この伝
送線路から未使用スロット360を入力すると、バッファ3
0に蓄積された送信情報を入れ、これの未使用スロット
情報を消してノード出力より送出する。
線路から未使用スロット情報360を入力することによっ
て、ダウンカウンタ25の値が「0」になった後、この伝
送線路から未使用スロット360を入力すると、バッファ3
0に蓄積された送信情報を入れ、これの未使用スロット
情報を消してノード出力より送出する。
第6図を参照すると、本発明による通信ネットワークに
おける競合方式の他の実施例を適用したローカルエリア
ネットワークシステムの構成が示されている。同実施例
における通信ネットワークは、競合制御を分散して行な
うネットワークであり、同図に示すように1つのセンタ
ーノード1と複数のリモートノード5により構成されて
いる。それぞれのノードは、下流に信号を伝送する伝送
線路100および上流に信号を伝送する伝送線路200により
隣接するノードと接続され、これによりバス型のローカ
ルエリアネットワークが形成されている。
おける競合方式の他の実施例を適用したローカルエリア
ネットワークシステムの構成が示されている。同実施例
における通信ネットワークは、競合制御を分散して行な
うネットワークであり、同図に示すように1つのセンタ
ーノード1と複数のリモートノード5により構成されて
いる。それぞれのノードは、下流に信号を伝送する伝送
線路100および上流に信号を伝送する伝送線路200により
隣接するノードと接続され、これによりバス型のローカ
ルエリアネットワークが形成されている。
各リモートノード5には、前述の実施例と同様にたとえ
ば他のローカルエリアネットワーク、メトロポリタンエ
リアネットワーク、ワイドエリアネットワークなどの通
信網、または交換機、通信端末などの通信装置が接続さ
れている(いずれも図示せず)。それぞれのリモートノ
ード5に接続されている通信網または通信装置は、同図
に示されたネットワークを介して、他のリモートノード
5に接続されている通信網または通信装置と情報のやり
とりを行なう。なお、第7図における伝送線路100およ
び200で伝送される信号のフォーマットは、前述の実施
例と同様に第3図に示された信号350により行なわれ
る。
ば他のローカルエリアネットワーク、メトロポリタンエ
リアネットワーク、ワイドエリアネットワークなどの通
信網、または交換機、通信端末などの通信装置が接続さ
れている(いずれも図示せず)。それぞれのリモートノ
ード5に接続されている通信網または通信装置は、同図
に示されたネットワークを介して、他のリモートノード
5に接続されている通信網または通信装置と情報のやり
とりを行なう。なお、第7図における伝送線路100およ
び200で伝送される信号のフォーマットは、前述の実施
例と同様に第3図に示された信号350により行なわれ
る。
第5図にはリモートノード5の機能ブロック図が示され
ている。リモートノード5は、制御回路21、アップダウ
ンカウンタ23A、ダウンカウンタ25、スイッチ26,28およ
びバッファ30により構成されている。制御回路21は、リ
モートノード5の各構成要素を制御して、バッファ30に
蓄積された情報の送信処理を行なう制御回路であり、情
報の送出要求を入れる際、入力したスロットに所定の数
の送出要求が入力時にあるか否かを識別する機能を有す
る。
ている。リモートノード5は、制御回路21、アップダウ
ンカウンタ23A、ダウンカウンタ25、スイッチ26,28およ
びバッファ30により構成されている。制御回路21は、リ
モートノード5の各構成要素を制御して、バッファ30に
蓄積された情報の送信処理を行なう制御回路であり、情
報の送出要求を入れる際、入力したスロットに所定の数
の送出要求が入力時にあるか否かを識別する機能を有す
る。
制御回路21は、信号線150を介し下流へ情報を転送する
伝送路のノード入力100−iに、また信号線172を介して
上流に情報を転送する伝送路のノード入力200−(i+
1)に接続されている。制御回路21は、これらノード入
力を介して受信した固定長スロット360(第3図)の制
御情報362に含まれる内容により、アップダウンカウン
タ23Aおよびダウンカウンタ25を制御する。
伝送路のノード入力100−iに、また信号線172を介して
上流に情報を転送する伝送路のノード入力200−(i+
1)に接続されている。制御回路21は、これらノード入
力を介して受信した固定長スロット360(第3図)の制
御情報362に含まれる内容により、アップダウンカウン
タ23Aおよびダウンカウンタ25を制御する。
すなわち制御回路21は、信号線150を介して入力した制
御情報362にリクエストが示されている場合、その入力
数分カウンタ23Aをカウントアップする。アップダウン
カウンタ23Aは、ノード入力100−iから送られてきたリ
クエストの入力数に応じてカウントアップされる。
御情報362にリクエストが示されている場合、その入力
数分カウンタ23Aをカウントアップする。アップダウン
カウンタ23Aは、ノード入力100−iから送られてきたリ
クエストの入力数に応じてカウントアップされる。
制御回路21はまた、信号線172を介して入力した制御情
報に未使用スロット情報が含まれている場合、アップダ
ウンカウンタ23Aの値をカウントダウンする。すなわち
アップダウンカウンタ23Aはノード入力200−(i+1)
から未使用スロット情報が送られてくるとカウントダウ
ンされる。
報に未使用スロット情報が含まれている場合、アップダ
ウンカウンタ23Aの値をカウントダウンする。すなわち
アップダウンカウンタ23Aはノード入力200−(i+1)
から未使用スロット情報が送られてくるとカウントダウ
ンされる。
バッファ30は、データ入力線168を介したとえば交換機
などの通信装置(図示せず)に接続され、これより送ら
れてきた情報を蓄積する記憶装置である。制御回路21
は、送信する情報がバッファ30に記憶されると、スイッ
チ切換制御信号154を送り、スイッチ26を制御して出力1
52よりユーザ情報送出要求を、ノード出力100−(i+
1)に送る。
などの通信装置(図示せず)に接続され、これより送ら
れてきた情報を蓄積する記憶装置である。制御回路21
は、送信する情報がバッファ30に記憶されると、スイッ
チ切換制御信号154を送り、スイッチ26を制御して出力1
52よりユーザ情報送出要求を、ノード出力100−(i+
1)に送る。
制御回路21は、ノード出力100−(i+1)よりユーザ
情報送出要求を行なった場合には、アップダウンカウン
タ23Aの値をダウンカウンタ25に入力する。制御回路21
は、リクエストをノード出力100−(i+1)に送出し
た場合、ノード入力200−(i+1)から未使用スロッ
ト情報を入力すると、ダウンカウンタ25をカウントダウ
ンする。なお、ここでアップダウンカウンタ23Aおよび
ダウンカウンタ25は、負の値をとることはない。
情報送出要求を行なった場合には、アップダウンカウン
タ23Aの値をダウンカウンタ25に入力する。制御回路21
は、リクエストをノード出力100−(i+1)に送出し
た場合、ノード入力200−(i+1)から未使用スロッ
ト情報を入力すると、ダウンカウンタ25をカウントダウ
ンする。なお、ここでアップダウンカウンタ23Aおよび
ダウンカウンタ25は、負の値をとることはない。
制御回路21は、ダウンカウンタ25の計数値により、情報
を送る未使用スロット360を判断する。すなわち制御回
路21は、ダウンカウンタ25の値が「0」になった直後に
入力された未使用スロットを送信情報を送る未使用スロ
ットとする。そして、スイッチ28を制御し、バッファ30
に記憶された情報を伝送線路200−iに出力する。
を送る未使用スロット360を判断する。すなわち制御回
路21は、ダウンカウンタ25の値が「0」になった直後に
入力された未使用スロットを送信情報を送る未使用スロ
ットとする。そして、スイッチ28を制御し、バッファ30
に記憶された情報を伝送線路200−iに出力する。
第6図に戻って、リモートノード5−1〜5−nで受信
されるユーザ情報364は、第3図に示した信号フォーマ
ットにより、伝送線路100−1〜100−nを用いて転送さ
れる。リモートノード5−1〜5−nより送出されるユ
ーザ情報364もまた、第3図に示した信号フォーマット
により、伝送線路200−1〜200−nを用い転送される。
ユーザ情報364を送る場合、はじめに伝送線路100−(i
+1)に情報送出要求(リクエスト)を送り、その後、
この情報送出要求を送った伝送路と逆の伝送路200−i
にユーザ情報364を送り出す。
されるユーザ情報364は、第3図に示した信号フォーマ
ットにより、伝送線路100−1〜100−nを用いて転送さ
れる。リモートノード5−1〜5−nより送出されるユ
ーザ情報364もまた、第3図に示した信号フォーマット
により、伝送線路200−1〜200−nを用い転送される。
ユーザ情報364を送る場合、はじめに伝送線路100−(i
+1)に情報送出要求(リクエスト)を送り、その後、
この情報送出要求を送った伝送路と逆の伝送路200−i
にユーザ情報364を送り出す。
ユーザ情報送出要求をすることができるリモートノード
5は、リモートノード5−1から番号の若い順にリクエ
ストを送出する優先度が大きい。
5は、リモートノード5−1から番号の若い順にリクエ
ストを送出する優先度が大きい。
前述の実施例と同様に、第4図を用いて同実施例におけ
る情報送出の動作を説明する。リモートノード5−1〜
5−nはそれぞれ、送出したいユーザ情報を持ち(45
0)、リクエストを送出していなければ(452)、リクエ
ストを送出する際、入力したスロット360の制御情報362
(第3図)の位置に、自ノード5と同等の優先度を持つ
リクエストAが、ある一定数以上あるかどうかを判断す
る。
る情報送出の動作を説明する。リモートノード5−1〜
5−nはそれぞれ、送出したいユーザ情報を持ち(45
0)、リクエストを送出していなければ(452)、リクエ
ストを送出する際、入力したスロット360の制御情報362
(第3図)の位置に、自ノード5と同等の優先度を持つ
リクエストAが、ある一定数以上あるかどうかを判断す
る。
すなわち、リモートノード5は、たとえば2つのリクエ
ストAを制御情報362に入れることができる場合、リク
エストAが1つもなければ(454)、その制御情報362を
用いてリクエストAを伝送線路100−(i+1)に送出
する(460)。また、制御情報362にリクエストAが1つ
あった場合でも(456)、同様にその制御情報362を用い
てリクエストAを送出する(458)。そして、リクエス
トAが2つ以上あった場合、次のタイミングを待つ。リ
モートノード5は、リクエストAを送出した後、自ノー
ド5の情報送出タイミングがくると(462)、伝送線路2
00−iに情報を送る(464)。なお、ここではリクエス
トAの数を2としたが、リクエストの数は勿論このよう
に限定されるものではない。
ストAを制御情報362に入れることができる場合、リク
エストAが1つもなければ(454)、その制御情報362を
用いてリクエストAを伝送線路100−(i+1)に送出
する(460)。また、制御情報362にリクエストAが1つ
あった場合でも(456)、同様にその制御情報362を用い
てリクエストAを送出する(458)。そして、リクエス
トAが2つ以上あった場合、次のタイミングを待つ。リ
モートノード5は、リクエストAを送出した後、自ノー
ド5の情報送出タイミングがくると(462)、伝送線路2
00−iに情報を送る(464)。なお、ここではリクエス
トAの数を2としたが、リクエストの数は勿論このよう
に限定されるものではない。
第5図において、リモートノード5に送出したい情報が
発生すると、この情報はデータ信号入力168を介して送
られてバッファ30に蓄えられる。バッファ30に情報が記
憶されると、前述した第4図の動作フローに従い情報送
出が行なわれる。すなわち、リクエストがスイッチ26を
介しノード出力100−(i+1)に送出されると、アッ
プダウンカウンタ23Aの値をダウンカウンタ25に入れ
る。ノード5は、アップダウンカウンタ23Aの値をダウ
ンカウンタ25に入れると、情報を送出する送出待ち状態
に入る。
発生すると、この情報はデータ信号入力168を介して送
られてバッファ30に蓄えられる。バッファ30に情報が記
憶されると、前述した第4図の動作フローに従い情報送
出が行なわれる。すなわち、リクエストがスイッチ26を
介しノード出力100−(i+1)に送出されると、アッ
プダウンカウンタ23Aの値をダウンカウンタ25に入れ
る。ノード5は、アップダウンカウンタ23Aの値をダウ
ンカウンタ25に入れると、情報を送出する送出待ち状態
に入る。
その後、ノード5では、リクエストを送出した逆の伝送
線路200−(i+1)から未使用スロット情報360を入力
することによって、ダウンカウンタ25の値が「0」にな
った後、この伝送線路から未使用スロット360を入力す
ると、バッファ30に蓄積された送信情報を入れ、これの
未使用スロット情報を消してノード出力200−iより送
出する。
線路200−(i+1)から未使用スロット情報360を入力
することによって、ダウンカウンタ25の値が「0」にな
った後、この伝送線路から未使用スロット360を入力す
ると、バッファ30に蓄積された送信情報を入れ、これの
未使用スロット情報を消してノード出力200−iより送
出する。
このようにこれら実施例によれば、リモートノード3−
1〜3−n(5−1〜5−n)において、同等の優先度
を持つユーザ情報送出要求を複数同時に行ない、リクエ
ストを送出する優先度の差を小さくしたため、リモート
ノード3(リモートノード5)およびセンタノード1の
位置によるユーザ情報送出遅延時間の差が緩和される。
たとえば第7図には、片側伝送路に送出する場合におけ
る、縦軸にユーザ情報送出遅延時間を横軸にノード位置
をとったときの本実施例におけるグラフ(650)と従来
技術におけるグラフ(660)がそれぞれ示されている。
同図に示すように従来技術では、ユーザ情報送出遅延時
間の差がノードの位置により大きく左右される。これに
対して本実施例では、ノード3(ノード5)の位置に影
響を受けること無く、ユーザ情報送出遅延時間をほぼ一
定に保つことが可能となる。
1〜3−n(5−1〜5−n)において、同等の優先度
を持つユーザ情報送出要求を複数同時に行ない、リクエ
ストを送出する優先度の差を小さくしたため、リモート
ノード3(リモートノード5)およびセンタノード1の
位置によるユーザ情報送出遅延時間の差が緩和される。
たとえば第7図には、片側伝送路に送出する場合におけ
る、縦軸にユーザ情報送出遅延時間を横軸にノード位置
をとったときの本実施例におけるグラフ(650)と従来
技術におけるグラフ(660)がそれぞれ示されている。
同図に示すように従来技術では、ユーザ情報送出遅延時
間の差がノードの位置により大きく左右される。これに
対して本実施例では、ノード3(ノード5)の位置に影
響を受けること無く、ユーザ情報送出遅延時間をほぼ一
定に保つことが可能となる。
(発明の効果) このように本発明によれば、同等の優先度を持つユーザ
情報送出要求を複数同時に行なうとしたので、ユーザ情
報送出遅延時間のノード位置による差を緩和する効果が
期待できる。
情報送出要求を複数同時に行なうとしたので、ユーザ情
報送出遅延時間のノード位置による差を緩和する効果が
期待できる。
第1図は本発明による通信ネットワークにおける競合方
式の実施例におけるリモートノードの構成を示す機能ブ
ロック図、 第2図は、本発明による通信ネットワークにおける競合
方式の実施例を適用したシステム構成図、 第3図は、伝送線路上でやりとりされる本実施例におけ
る信号フォーマットを示す図、 第4図は、第1図に示したリモートノードにおける情報
送出の動作を示すフロー図、 第5図は、本発明による通信ネットワークにおける競合
方式の他の実施例におけるリモートノードの構成を示す
機能ブロック図、 第6図は、本発明による通信ネットワークにおける競合
方式の他の実施例を適用したシステム構成図、 第7図は、本実施例と従来技術におけるノード位置とユ
ーザ情報送出遅延時間の関係を示した説明図、 第8図は、従来技術におけるシステム構成図である。 主要部分の符号の説明 1……センターノード 3,5……リモートノード 21……制御回路 23A,23B……アップダウンカウンタ 25……ダウンカウンタ 26,28……スイッチ 30……バッファ 360……固定長スロット 362……制御情報 364……ユーザ情報
式の実施例におけるリモートノードの構成を示す機能ブ
ロック図、 第2図は、本発明による通信ネットワークにおける競合
方式の実施例を適用したシステム構成図、 第3図は、伝送線路上でやりとりされる本実施例におけ
る信号フォーマットを示す図、 第4図は、第1図に示したリモートノードにおける情報
送出の動作を示すフロー図、 第5図は、本発明による通信ネットワークにおける競合
方式の他の実施例におけるリモートノードの構成を示す
機能ブロック図、 第6図は、本発明による通信ネットワークにおける競合
方式の他の実施例を適用したシステム構成図、 第7図は、本実施例と従来技術におけるノード位置とユ
ーザ情報送出遅延時間の関係を示した説明図、 第8図は、従来技術におけるシステム構成図である。 主要部分の符号の説明 1……センターノード 3,5……リモートノード 21……制御回路 23A,23B……アップダウンカウンタ 25……ダウンカウンタ 26,28……スイッチ 30……バッファ 360……固定長スロット 362……制御情報 364……ユーザ情報
Claims (2)
- 【請求項1】複数のリモートノードが第1の伝送路およ
び第2の伝送路を介しそれぞれ接続され、該リモートノ
ードは他のリモートノードおよびセンタノードのいずれ
かに送信する情報を受けると、第1の伝送路に該情報の
送出要求を行なった後に、該情報を送信する未使用スロ
ットを識別して第2の伝送路に該送信情報を送る競合制
御を分散して行なう通信ネットワークにおける競合方式
において、 前記送出要求が入力されるスロットには、異なるリモー
トノードの送出要求を複数登録可能であり、 前記リモートノードは、前記情報の送出要求を行なう
際、前記入力したスロットに送出要求が登録されている
場合でも、該入力したスロットを用いて送出要求を行な
うことを特徴とする通信ネットワークにおける競合方
式。 - 【請求項2】複数のリモートノードが第1の伝送路およ
び第2の伝送路を介しそれぞれ接続され、該リモートノ
ードは他のリモートノードおよびセンタノードのいずれ
かに送信する情報を受けると、第1の伝送路に該情報の
送出要求を行なった後に、該情報を送信する未使用スロ
ットを識別して第2の伝送路に該送信情報を送る競合制
御を分散して行なう通信ネットワークにおける競合方式
において、 該リモートノードは、 前記情報の送出要求を入れるスロットに所定の数の送出
要求が入力時にあるか否かを判断する識別手段を有し、 前記情報の送出要求を行なう際、送られてきたスロット
に示されている前記送出要求の数が前記所定の数より少
ない場合、該送出要求を該スロットに入れて送ることを
特徴とするリモートノード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1292292A JPH0795744B2 (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | 通信ネットワークにおける競合方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1292292A JPH0795744B2 (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | 通信ネットワークにおける競合方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03154541A JPH03154541A (ja) | 1991-07-02 |
JPH0795744B2 true JPH0795744B2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=17779869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1292292A Expired - Fee Related JPH0795744B2 (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | 通信ネットワークにおける競合方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0795744B2 (ja) |
-
1989
- 1989-11-13 JP JP1292292A patent/JPH0795744B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03154541A (ja) | 1991-07-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |