JPH079426U - 排気装置 - Google Patents

排気装置

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JPH079426U
JPH079426U JP4536793U JP4536793U JPH079426U JP H079426 U JPH079426 U JP H079426U JP 4536793 U JP4536793 U JP 4536793U JP 4536793 U JP4536793 U JP 4536793U JP H079426 U JPH079426 U JP H079426U
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ozone generating
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ozone
gas
duct
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竹四郎 吉松
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共立電器産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 気体の消煙、脱臭、殺菌が可能で、既存のダ
クトに取付可能な排気装置を提供することにある。 【構成】 本考案の排気装置は、ダクト14内に導かれ
た気体に第1及び第2のオゾン発生ユニット18、20
にて発生したオゾン風を気体の流れの前後方向から当て
て、消煙、脱臭及び殺菌して排出するものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、レストランの調理台、コンロ等あるいは喫煙室等から発生される煙 等の気体をオゾンで消煙、脱臭、殺菌等の処理を行なう排気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、レストラン等に設けられている排気装置は、図6に示すように、煙をフ ァン2で吸引し、そのまま屋外に排出するものであった。
【0003】 また、消煙及び塵埃を除去する排気装置としては、図7に示すように、ファン 4で吸引した煙を水6の中に浸透させるものがあった。
【0004】 更に、図8に示すように、煙突8の内部に対向する(+)電極10と(−)電 極12を設け、この電極間に高電圧を印加することにより脱臭する排気装置もあ った。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
図6に示す排気装置においては、単に煙を屋外に排出するだけであり、屋外の 環境に影響を及ぼすことになるという課題があった。
【0006】 また、図7に示す排気装置においては、水槽等を必要とするため、装置が大型 化すると共に脱臭が困難であるという課題があった。
【0007】 更に、図8に示す排気装置においては、装置のコストが非常に高く、また既存 のダクト等の装置に増設することも困難であった。
【0008】 本考案は、上記課題に鑑みなされたもので、その目的は、気体の消煙、脱臭、 殺菌が可能で、既存のダクトに取付可能な排気装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案の排気装置は、排出する気体を導入するダクトと、該ダクト内に配置さ れ、筒状電極と該筒状電極の一方の開口部付近に配置された針状電極とからなる オゾン発生電極を有し前記気体が流れる方向にオゾン風を流出する第1のオゾン 発生ユニットと、筒状電極と該筒状電極の一方の開口部付近に配置された針状電 極とからなるオゾン発生電極を有し前記第1のオゾン発生ユニットに対向配置さ れて前記気体の流れに対向する方向にオゾン風を流出する第2のオゾン発生ユニ ットと、前記第1及び第2のオゾン発生ユニットにそれぞれ高電圧を印加する電 子ユニットと、から構成されている。
【0010】
【作用】
本考案の排気装置においては、ダクト内に導かれた気体に第1及び第2のオゾ ン発生ユニットにて発生されたオゾン風を気体の流れの前後方向から当てて、消 煙、脱臭及び殺菌して排出している。
【0011】
【実施例】
図1は本考案の一実施例に係る排気装置を示す断面図である。14はダクトで あり、煙等の排気する気体がファン等により導入され、矢印16で示すように図 中左から右方向に流れている。
【0012】 18、20はダクト14内に着脱自在に設置された第1及び第2のオゾン発生 ユニットであり、所定の間隔をあけて対向配置されている。この第1及び第2の オゾン発生ユニット18、20は、ベース22、24と、ベース22、24にそ れぞれ取り付けられオゾン風を発生するオゾン発生電極26、28と、ベース2 2、24にそれぞれ取り付けられたフィルター30、32と、から構成されてい る。また、第1及び第2のオゾン発生ユニット18、20に使用されているオゾ ン発生電極26、28は、図2乃至図4に示すように、ダクト14に適合するプ ラスチック等からなる略円筒状のケース34と、このケース34内にリング状に 配置された複数の筒状電極36と、各筒状電極36の一方の開口部付近にそれぞ れ配置された針状電極38と、から構成されている。また、フィルター30、3 2は、図5に示すように、ハニカム状をなし、気体に含まれている塵埃あるいは 油、水のベーパー等を除去するものである。尚、図1に示すように、本実施例に おけるフィルター30、32は、オゾン発生電極26、28にそれぞれ気体が流 れ込む方向に配置されている。
【0013】 図1において40、42は、直流の高電圧を発生し、第1及び第2のオゾン発 生電極26、28における筒状電極36と針状電極38に印加する電子ユニット である。
【0014】 上記構成からなる排気装置において、煙等の気体をダクト14内に導入すると 、はじめに第1のオゾン発生ユニット18のフィルター30にて塵埃等が除去さ れる。次に、気体はケース34の中央の穴44(図3)等を通って第1及び第2 のオゾン発生ユニット18、20間に流れ込む。このときに、オゾン発生電極2 6、28の各筒状電極36と各針状電極38には直流の高電圧が印加されており 、その電極間にコロナ放電が生じ、このときの放電エネルギーによりオゾン風が 発生する。このオゾン風は、針状電極38が配置されていない方の筒状電極36 の開口部から外方に向かって流出される。従って、図1に示す本実施例において 、オゾン発生電極26で発生されるオゾン風は図中右方向に流出され、オゾン発 生電極28で発生されるオゾン風は図中左方向に流出される。この結果、第1及 び第2のオゾン発生ユニット18、20間にオゾンが充満して停滞することにな り、ここにフィルター30を通った気体が流れ込み、オゾンにより脱臭、消煙、 殺菌される。このように処理された気体は、更にフィルター32及びオゾン発生 電極28を通って図中右方向に流出され、排気される。
【0015】 尚、フィルター30、32の交換や清掃時には、ダクト14の一部を外して開 口し、内部に設置されている第1及び第2のオゾン発生ユニット18、20を取 り出して交換、清掃する。
【0016】 また、本実施例においては、フィルター30、32の位置が異なる第1及び第 2のオゾン発生ユニット18、20を用いているが、第1及び第2のオゾン発生 ユニット18、20の一方のみを用いてそれを対向配置するようにしても良い。
【0017】 また、本実施例においては、第1及び第2のオゾン発生ユニット18、20の ためにそれぞれ電子ユニット40、42を設けているが、これを一つにまとめる こともできる。更に、電子ユニット40、42とオゾン発生電極26、28との 接続経路を細分化して切換可能とすることにより、電圧を印加する筒状電極36 と針状電極38の個数を切り換えて、オゾンの発生量を調節し、効率良く気体を 処理するように構成することもできる。
【0018】
【考案の効果】
本考案によれば、ダクト内の第1及び第2のオゾン発生ユニットの間にオゾン が充満して停滞する区間を設け、その区間に気体を導入して処理しているので、 気体の流れを阻止することなく、一度に脱臭、消煙、殺菌して排気することがで きる。
【0019】 また、第1及び第2のオゾン発生ユニットが小型でかつユニット化されている ので、既存のダクト内に全ての装置を収納することが可能であり、更に清掃、交 換も容易かつ迅速に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る排気装置を示す断面図
である。
【図2】図1に示す第2のオゾン発生ユニットの側面図
である。
【図3】図1に示すオゾン発生電極の斜視図である。
【図4】図1等に示すオゾン発生電極の断面図である。
【図5】図1等に示すフィルターの正面図である。
【図6】従来の排気装置の概要を示す説明図である。
【図7】従来の排気装置の概要を示す説明図である。
【図8】従来の排気装置の概要を示す説明図である。
【符号の説明】
14 ダクト 18 第1のオゾン発生ユニット 20 第2のオゾン発生ユニット 26、28 オゾン発生電極 30、32 フィルター 36 筒状電極 38 針状電極 40、42 電子ユニット
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C01B 13/11 G F24C 15/20 E 6909−3L H01T 23/00 7509−5G

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排出する気体を導入するダクトと、該ダ
    クト内に配置され、筒状電極と該筒状電極の一方の開口
    部付近に配置された針状電極とからなるオゾン発生電極
    を有し前記気体が流れる方向にオゾン風を流出する第1
    のオゾン発生ユニットと、筒状電極と該筒状電極の一方
    の開口部付近に配置された針状電極とからなるオゾン発
    生電極を有し前記第1のオゾン発生ユニットに対向配置
    されて前記気体の流れに対向する方向にオゾン風を流出
    する第2のオゾン発生ユニットと、前記第1及び第2の
    オゾン発生ユニットにそれぞれ高電圧を印加する電子ユ
    ニットと、からなることを特徴とする排気装置。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2のオゾン発生ユニット
    には、各オゾン発生電極へ前記気体が流れ込む方向にフ
    ィルターが設けられていることを特徴とする請求項1記
    載の排気装置。
JP1993045367U 1993-07-28 1993-07-28 排気装置 Expired - Lifetime JP2603572Y2 (ja)

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JP1993045367U JP2603572Y2 (ja) 1993-07-28 1993-07-28 排気装置

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JPH079426U true JPH079426U (ja) 1995-02-10
JP2603572Y2 JP2603572Y2 (ja) 2000-03-15

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ID=12717309

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017174773A1 (en) * 2016-04-08 2017-10-12 Arcelik Anonim Sirketi An exhaust hood comprising an ion guide

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WO2017174773A1 (en) * 2016-04-08 2017-10-12 Arcelik Anonim Sirketi An exhaust hood comprising an ion guide

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