JPH079420B2 - 臭気成分固定用試料分取装置 - Google Patents
臭気成分固定用試料分取装置Info
- Publication number
- JPH079420B2 JPH079420B2 JP60000580A JP58085A JPH079420B2 JP H079420 B2 JPH079420 B2 JP H079420B2 JP 60000580 A JP60000580 A JP 60000580A JP 58085 A JP58085 A JP 58085A JP H079420 B2 JPH079420 B2 JP H079420B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- sample
- component
- collection device
- sample collection
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/0001—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00 by organoleptic means
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- Health & Medical Sciences (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 イ．技術の利用分野 本発明は、臭気成分の同定に適した試料分取装置に関す
る。
る。
ロ．従来技術 動物の嗅覚を刺激する成分の分析には、動物自体の嗅覚
をセンサーに用いる手法が一番確実であると云われてい
る。
をセンサーに用いる手法が一番確実であると云われてい
る。
このため、ガスクロマトグラフィによりサンプルを構成
成分に分離し、これを水素炎イオン化検出器等の理化学
的検出器により定量分析する一方、並行して動物の嗅覚
による検出が行なわれている。
成分に分離し、これを水素炎イオン化検出器等の理化学
的検出器により定量分析する一方、並行して動物の嗅覚
による検出が行なわれている。
しかしながら、動物、特に人間の嗅覚は麻痺性が高いた
め、強い臭気成分を嗅いだ直後は、弱い臭気成分を嗅ぎ
分けることができず、検出ミスを起すという問題があっ
た。
め、強い臭気成分を嗅いだ直後は、弱い臭気成分を嗅ぎ
分けることができず、検出ミスを起すという問題があっ
た。
このような問題を解消するため、例えば特公昭46-35439
号公報に示されたような分取装置を用いて試料を成分毎
に分離して、各成分を順番に同定していくことも考えら
れるが、トラップに分取した試料の取出しに特別な器具
を要したり、またガスによりパージして取り出すと成分
が希釈されて同定にミスを招くという問題がある。
号公報に示されたような分取装置を用いて試料を成分毎
に分離して、各成分を順番に同定していくことも考えら
れるが、トラップに分取した試料の取出しに特別な器具
を要したり、またガスによりパージして取り出すと成分
が希釈されて同定にミスを招くという問題がある。
ハ．目的 本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであっ
て、その目的とするところは試料の取出しに特別な器具
を必要とすることなく、しかも希釈を招くことなく臭気
成分を分取することができる臭気成分同定用試料分取装
置を提供することである。
て、その目的とするところは試料の取出しに特別な器具
を必要とすることなく、しかも希釈を招くことなく臭気
成分を分取することができる臭気成分同定用試料分取装
置を提供することである。
ニ．発明の概要 すなわち、本発明が特徴とするところは分析装置を構成
するカラムの排出口に分岐管を介して一端が接続し、他
端が弁を介して排出口に連通する管路と、管路に弁を介
して接続する可撓性材料により構成された試料収容袋
と、試料収容袋を収容するとともに弁を介して圧力発生
源と弁を介して大気に連通する容器とを備え、試料収容
袋を外側から流体圧で圧縮して分取した試料を取り出し
臭気成分の同定に使用できるようにした点を特徴とする
ものである。
するカラムの排出口に分岐管を介して一端が接続し、他
端が弁を介して排出口に連通する管路と、管路に弁を介
して接続する可撓性材料により構成された試料収容袋
と、試料収容袋を収容するとともに弁を介して圧力発生
源と弁を介して大気に連通する容器とを備え、試料収容
袋を外側から流体圧で圧縮して分取した試料を取り出し
臭気成分の同定に使用できるようにした点を特徴とする
ものである。
ホ．実施例 そこで、以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づい
て説明する。
て説明する。
第１図は、本発明に使用する装置の一例を示すものであ
って、図中符号１は、一端が試料注入口２を介してキャ
リアガス源３に、他端が分岐管４に接続するガスクロマ
トグラフ用カラムで、試料注入口２から注入されたサン
プルを成分に分離するものである。５は、分岐管４の一
方の出口に接続した水素炎イオン化検出器で、分離され
た成分濃度を電気信号に変換してレコーダ６及び後述す
る弁の開閉を行なうピーク検出器７に出力するものであ
る。8a、8b、8c‥‥は、分岐管４の他方の出口に接続し
た気体捕集器で、ピーク検知信号により順次に開となる
弁9a、9b、9c‥‥を介して大気に、また弁10a、10b、10
c‥‥を介してキャリアガス源３に連通する圧力容器11
a、11b、11c‥‥内に気体捕集用のテトラバック12a、12
b、12c‥‥を収容し、テトラバック12a、12b、12c‥‥
の流入口をそれぞれ止弁13a、13b、13c‥‥を介して分
岐管４に並列接続して構成されている。なお、14は、検
査部に接続する弁を示す。
って、図中符号１は、一端が試料注入口２を介してキャ
リアガス源３に、他端が分岐管４に接続するガスクロマ
トグラフ用カラムで、試料注入口２から注入されたサン
プルを成分に分離するものである。５は、分岐管４の一
方の出口に接続した水素炎イオン化検出器で、分離され
た成分濃度を電気信号に変換してレコーダ６及び後述す
る弁の開閉を行なうピーク検出器７に出力するものであ
る。8a、8b、8c‥‥は、分岐管４の他方の出口に接続し
た気体捕集器で、ピーク検知信号により順次に開となる
弁9a、9b、9c‥‥を介して大気に、また弁10a、10b、10
c‥‥を介してキャリアガス源３に連通する圧力容器11
a、11b、11c‥‥内に気体捕集用のテトラバック12a、12
b、12c‥‥を収容し、テトラバック12a、12b、12c‥‥
の流入口をそれぞれ止弁13a、13b、13c‥‥を介して分
岐管４に並列接続して構成されている。なお、14は、検
査部に接続する弁を示す。
次に、このように構成した装置の動作について説明す
る。
る。
気体捕集器8a、8b、8c‥‥の弁10a、10b、10c‥‥を開
に、弁9a、9b、9c‥‥を閉にした状態でキャリアガス源
３からキャリアガスを流すと、テトラバッグ12a、12b、
12c‥‥はキャリアガスの圧力を受けて収縮する。この
ような状態において試料注入口２からサンプルを注入す
ると、サンプルは成分毎に分離されて出口側から流出す
る。検出器５は、分離されてきた成分を検出してレコー
ダ６及びピーク検出器７に信号を出力する。このように
して分離された第１成分のピークが到達すると、ピーク
検出器７は信号を出力して電磁弁10aを閉、電磁弁9aを
開にして圧力容器11aを常圧に戻し、同時に電磁弁13aを
開とする。これにより第１成分は分岐管４を介してテト
ラバッグ12aに流入して捕集される。第１成分の捕集が
終了した時点で弁12aを閉じる。所定時間が経過して第
２成分のピークが検出されると、弁10bを閉、弁9bを開
にして圧力容器11bを常圧に戻し、同時に第２の捕集器
の弁13bを開にしてテトラバッグ12bに第２の成分を捕集
する。
に、弁9a、9b、9c‥‥を閉にした状態でキャリアガス源
３からキャリアガスを流すと、テトラバッグ12a、12b、
12c‥‥はキャリアガスの圧力を受けて収縮する。この
ような状態において試料注入口２からサンプルを注入す
ると、サンプルは成分毎に分離されて出口側から流出す
る。検出器５は、分離されてきた成分を検出してレコー
ダ６及びピーク検出器７に信号を出力する。このように
して分離された第１成分のピークが到達すると、ピーク
検出器７は信号を出力して電磁弁10aを閉、電磁弁9aを
開にして圧力容器11aを常圧に戻し、同時に電磁弁13aを
開とする。これにより第１成分は分岐管４を介してテト
ラバッグ12aに流入して捕集される。第１成分の捕集が
終了した時点で弁12aを閉じる。所定時間が経過して第
２成分のピークが検出されると、弁10bを閉、弁9bを開
にして圧力容器11bを常圧に戻し、同時に第２の捕集器
の弁13bを開にしてテトラバッグ12bに第２の成分を捕集
する。
以下、このような操作を新しいピークが出現するたびに
繰返しながら各成分を捕集していく。
繰返しながら各成分を捕集していく。
サンプルの全ての成分を捕集し終った時点で、弁14を開
いて嗅覚検査部に連通させる。このような状態で、１つ
の捕集器8aの弁12aを開き、同時に弁10aを開、弁9aを閉
にしてテトラバッグ12aの外周からキャリアガス圧を作
用させると、捕集された成分がパイプを介して嗅覚検査
部に排出される。この排出された成分は、動物の嗅覚に
より臭気の同定が行なわれる。このとき、成分濃度が高
かったり、また刺激が強くて嗅覚が麻痺する事態が生じ
るが、このような場合には、嗅覚が回復するまでテスト
を中止する。所定時間が経過して嗅覚が回復した時点
で、次の捕集器8bから成分ガス排出させてテストを行な
う。このようにして、常に嗅覚が正常な状態になるのを
待ちながら次々とテストを行なっていく。
いて嗅覚検査部に連通させる。このような状態で、１つ
の捕集器8aの弁12aを開き、同時に弁10aを開、弁9aを閉
にしてテトラバッグ12aの外周からキャリアガス圧を作
用させると、捕集された成分がパイプを介して嗅覚検査
部に排出される。この排出された成分は、動物の嗅覚に
より臭気の同定が行なわれる。このとき、成分濃度が高
かったり、また刺激が強くて嗅覚が麻痺する事態が生じ
るが、このような場合には、嗅覚が回復するまでテスト
を中止する。所定時間が経過して嗅覚が回復した時点
で、次の捕集器8bから成分ガス排出させてテストを行な
う。このようにして、常に嗅覚が正常な状態になるのを
待ちながら次々とテストを行なっていく。
ヘ．効果 以上、説明したように本発明においては、分析装置を構
成するカラムの排出口に分岐管を介して一端が接続し、
他端が弁を介して排出口に連通する管路と、管路に弁を
介して接続する可撓性材料により構成された試料収容袋
と、試料収容袋を収容するとともに弁を介して圧力発生
源と弁を介して大気に連通する容器とを備えるようにし
たので、試料収容袋を外側から流体圧で圧縮して分取し
た試料を追いだして、濃度を維持して取り出すことがで
き、臭気成分を高い精度で同定することができる。
成するカラムの排出口に分岐管を介して一端が接続し、
他端が弁を介して排出口に連通する管路と、管路に弁を
介して接続する可撓性材料により構成された試料収容袋
と、試料収容袋を収容するとともに弁を介して圧力発生
源と弁を介して大気に連通する容器とを備えるようにし
たので、試料収容袋を外側から流体圧で圧縮して分取し
た試料を追いだして、濃度を維持して取り出すことがで
き、臭気成分を高い精度で同定することができる。
第１図は、本発明の一実施例を示す装置の構成図であ
る。
る。
Claims (1)
- 【請求項１】分析装置を構成するカラムの排出口に分岐
管を介して一端が接続し、他端が弁を介して排出口に連
通する管路と、前記管路に弁を介して接続する可撓性材
料により構成された試料収容袋と、前記試料収容袋を収
容するとともに弁を介して圧力発生源と弁を介して大気
に連通する容器とからなる臭気成分同定用試料分取装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60000580A JPH079420B2 (ja) | 1985-01-07 | 1985-01-07 | 臭気成分固定用試料分取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60000580A JPH079420B2 (ja) | 1985-01-07 | 1985-01-07 | 臭気成分固定用試料分取装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61160056A JPS61160056A (ja) | 1986-07-19 |
| JPH079420B2 true JPH079420B2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=11477650
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60000580A Expired - Lifetime JPH079420B2 (ja) | 1985-01-07 | 1985-01-07 | 臭気成分固定用試料分取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH079420B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4618530B2 (ja) * | 2001-09-28 | 2011-01-26 | 曽田香料株式会社 | 揮発性成分の連続評価方法および装置 |
| JP4972393B2 (ja) * | 2006-12-22 | 2012-07-11 | 小川香料株式会社 | 相互作用測定装置及び相互作用測定方法 |
| JP4762159B2 (ja) * | 2007-01-12 | 2011-08-31 | 日本電子株式会社 | スニッフィング−クロマトグラフ質量分析装置 |
| JP6957882B2 (ja) * | 2016-02-05 | 2021-11-02 | 株式会社カネカテクノリサーチ | 模擬臭組成物の作製方法 |
| JP6969174B2 (ja) * | 2017-06-16 | 2021-11-24 | 株式会社カネカテクノリサーチ | 複合臭中のにおい成分の寄与度評価方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54123993A (en) * | 1978-03-20 | 1979-09-26 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Apparatus for preparing dilute inspecting gas in odor organoleptic test method |
-
1985
- 1985-01-07 JP JP60000580A patent/JPH079420B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61160056A (ja) | 1986-07-19 |
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