JPH079400U - 飛板玩具 - Google Patents

飛板玩具

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JPH079400U
JPH079400U JP4418593U JP4418593U JPH079400U JP H079400 U JPH079400 U JP H079400U JP 4418593 U JP4418593 U JP 4418593U JP 4418593 U JP4418593 U JP 4418593U JP H079400 U JPH079400 U JP H079400U
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仁定 張
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本体にパネル体を係脱自在に係止させ、この
パネル体を押すことにより、このパネル体が飛脱するよ
うにした飛板玩具を提供する。 【構成】 固定側となる本体10と、これに対してその
間に任意の空間部を設けて略平行に対峙する任意形状の
パネル体20よりなり、いずれかの方に他方に向けて支
軸11を突設すると共に、該支軸11の先端部に切欠部
12を形成してなり、他方はこれを受けて上記支軸11
を挿入する通孔21を穿設すると共に、該通孔21に上
記支軸11の切欠部12が係脱自在に係止する係止縁2
2を設け、かつ上記本体10か上記パネル体20のいず
れかもしくは両方に、他方側に圧縮当接するバネ23を
突設してなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、本体にパネル体を係脱自在に係止させ、このパネル体を押すことに より、このパネル体が飛脱するようにした飛板玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、本体に取付けた部品を本体から飛脱させる玩具は、ミサイルや弾丸のよ うな筒形状の飛脱部品を発射台にセットし、この飛脱部品とは別に設けた解除部 品を操作して、飛脱部品を飛脱させるものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら従来のこのような飛脱部品を飛脱させる玩具においては、飛脱部 品の形状が筒形状に限定されるため、特定の玩具にしか用いることができないと いう欠点があった。また、解除部品を操作して飛脱部品を飛脱させる構造である ため、この飛脱部品を「発射」させる動作しか得ることができないという欠点が あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の飛板玩具は上記従来の欠点を解決するためになされたもので、固定側 となる本体表面とこれに略平行に対峙するパネル体よりなり、いずれかの方に他 方に向けて支軸を突設すると共に、該支軸の先端部に切欠部を形成してなり、他 方はこれを受けて上記支軸を挿入する通孔を穿設すると共に、該通孔に上記支軸 の切欠部が係脱自在に係止する係止縁を設け、かつ上記本体か上記パネル体のい ずれかもしくは両方に、他方側に圧縮当接するバネを突設してなることを特徴と するものである。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の実施例について各図面を参照して説明する。 図1は第1実施例たる飛板玩具の飛脱状態における全体斜視図、図2はその係 止状態における側面からみた縦断面図である。各図において、10は本体、11 は支軸、12は切欠部、20はパネル体、21は通孔、22は係止縁、23はバ ネをそれぞれ示す。
【0006】 図1及2において本実施例は、本体10に1枚のパネル体20を係脱自在に係 止させてなる飛板玩具を示しており、固定側となる上記本体10に支軸11を突 設すると共に、該支軸11の先端部に切欠部12を形成してなる。 一方、上記本体10に任意形状のパネル体20を対峙させるものであって、該 パネル体20には上記支軸11を挿入する通孔21を穿設すると共に、該通孔2 1に上記支軸11の切欠部12が係脱自在に係止する係止縁22を設け、かつ上 記パネル体20に、上記本体10に圧縮当接するバネ23を突設してなる。
【0007】 図2に示すように、上記した本体10に突設された円柱状の支軸11は本体1 0に対して垂直状に支持されており、この支軸11の先端部の片側面に、上記切 欠部12が鈎形状に形成されている。この切欠部12は、後述する係止縁22の 形状・位置に適応させて形成される。 この支軸11は、上記本体10と一体成形されてもよく、また、別々に成形さ れてビス・接着剤等で取付けられてもよい。
【0008】 この本体10に対峙させる上記パネル体20は、本実施例においては長方形の 平板として形成されている。このパネル体20は、その平面形状を円形や変形と されてもよく、また断面形状を曲板とされてもよい。すなわち、この飛板玩具の 用いられる態様に応じて種々の形状で形成される。
【0009】 このパネル体20に穿設された上記通孔21は、このパネル体20に対して貫 通状とされており、また、上記支軸11の外形に適応した径を有すると共に、こ の垂直状の支軸11に対して一定の傾斜角αで傾斜状に穿設されている。上記通 孔21がこのように傾斜角αを有して穿設されているため、この通孔21の外側 の周縁たる係止縁22は鋭角状とされている。この鋭角状の係止縁22が上記支 軸11の切欠部12に係止することにより、上記パネル体20が上記本体10に 係脱自在に係止する。このように上記パネル体20の貫通状の通孔21に係止し た上記支軸11は、上記パネル体20を貫通突出してなる。
【0010】 上記パネル体20の内側面で上記通孔21の近傍に突設されたバネ23は、こ の通孔21の係止縁22と同方向に位置し、上記本体10に圧縮当接している。 このバネ23により、上記パネル体20は係止方向に押圧されている。このバネ 23はこれとは逆に、本体10の内側面で上記支軸11の切欠部12と対面する 位置に突設されるかもしくは上記支軸11に巻きつく形でこれを同位置に突設さ れて、上記パネル体20に圧縮当接してもよい。 また、その形状は本実施例のようなうず巻きバネの他、板バネ、キックバネ、 樹脂バネ、スポンジ、ゴム風船、磁石のようなもの等でもよい。また、1ヶ所の みでなく、複数ヶ所にバランスを保って突設されてもよい。
【0011】 このパネル体20の外側の面の、上記バネ23の位置より自由端に至るいずれ かが押されると、上記切欠部12に係止していた係止縁22が外れ、上記パネル 体20は、このバネ23の弾発力により、外側へ飛脱する。 一方、この飛脱したパネル体20は、このパネル体20の通孔21に沿った向 きで上記支軸11を押込むだけで、この通孔21に設けられた上記係止縁22が 上記支軸11に形成された上記切欠部12に自動的に係止し、簡単に図2に示す 係止状態にセットされる。 また、上記説明した構造とは逆に、上記本体10に上記通孔21が穿設され、 上記パネル体20に上記支軸11が突設されてもよい。すなわち、上記支軸11 がこれを突設する面に対して垂直状に設けられると共に、これを受ける上記通孔 21がこれを穿設する面に対して傾斜状とされればよい。
【0012】 以下、本考案の第2乃至第6の実施例について順次説明する。 この説明において、前記第1実施例の説明と同符号の部分は、この第1実施例 と同様の構造であり、詳細な説明は省略する。 図3に示すのは、第2実施例の側面からみた縦断面図である。 固定側となる本体10には、支軸31が突設されており、この支軸31はこの 本体10に対して傾斜角αだけ傾斜させた円柱状とされている。前記説明した第 1実施例においてはパネル体20に設けた通孔21が傾斜角αを有していたが、 本実施例においては支軸31が傾斜角αを有している。この支軸31の先端部の 傾斜内側には、鈎形状の切欠部32が形成されている。
【0013】 上記本体10に対峙するパネル体40には、この支軸31の外形に適応させた 通孔41が、パネル体40の側面に対して垂直状に穿設されている。上記パネル 体40の内側には、上記通孔41の周縁でバネ23の突設方向に係止縁42が設 けられており、この係止縁42は、上記支軸31の切欠部32に係脱自在に係止 する。 上記パネル体40は、このパネル体40の垂直状の通孔41に沿って上記傾斜 状の支軸31を押込むことにより、この通孔41に設けられた上記係止縁42が 上記支軸31に形成された上記切欠部32に自動的に係止する。 このように上記支軸31の全体もしくは先端部がこれを突設する面に対して傾 斜状に設けられると共に、これを受ける通孔41がこれを穿設する面に対して垂 直状とされてなる。
【0014】 図4に示すのは第3実施例の側面からみた縦断面図である。 本実施例においては、上記本体10に係脱自在に係止してなるパネル体33は 曲板とされており、用いられる態様に応じた形状で形成されている。 前記説明した第1実施例においては、上記パネル体20に直接上記通孔21が 穿設されていたが、本実施例においては、このパネル体20と実質的に等しい上 記パネル体33の内側面に、容器形状の補助部材34が一体的に取付けられ、こ の補助部材34に上記通孔21が穿設されている。 この通孔21は上記パネル体33に対して盲穴状とされており、この盲穴状の 通孔21の係止縁22に係脱自在に係止する上記支軸11がその先端を上記パネ ル体33の内部に留めて係止して、上記パネル体33の表面より目隠しされてい る。 このように上記係止縁22を上記パネル体33より内側に設けてこれを上記パ ネル体33自体で覆うかあるいは上記係止縁22を上記パネル体33と同一面上 設けてこれを上記支軸11の先端部と共に容器状部材で覆ってもよい。 すなわち通孔21は、パネル体33に貫通状に設けられる必要はなく、この通 孔21の係止縁22が上記支軸11の切欠部12に係脱自在に係止できる構造で 設けられればよい。また、上記通孔21が穿設される上記補助部材34は、上記 パネル体33と一体成形されてもよく、あるいは別に形成されて取付けられても よい。
【0015】 図5に示すのは、第4実施例の側面からみた縦断面図である。 本実施例において、本体35は、その端部を内側に略直角状に屈曲させて支持 部35aを形成しており、この支持部35aは、この本体35に係脱自在に係止 してなるパネル体36の内側面端部に当接している。 一方、このパネル体36には、断面が階段状の通孔38が形成されており、こ の通孔38には、断面が凸状の係止縁39が設けられている。 この階段状の通孔38は、実質的に前記第1実施例の通孔21を構成し、上記 凸状の係止縁39は、前記鋭角状の係止縁22を構成する。このように、係止縁 39は、第1実施例の係止縁22のような鋭角状でなくともよく、上記支軸11 の切欠部12に係脱自在に係止するものであればよい。
【0016】 前記説明した第1実施例においては、上記支軸11と上記バネ23は近傍に配 置する必要があり、上記パネル体20におけるバネ23の突設位置が飛脱動作の 支点となるので、このバネ23より自由端に至る飛脱動作の有効面を確保するた めに、バネ23は上記パネル体20の通孔21などの係止部位を含む係止端に寄 せて突設されなければならない。 これに対し、本実施例においては、上記本体35の支持部35aが内側に屈曲 して上記パネル体36の内側面端部に当接しているので、ここが飛脱動作の明確 な支点となり、上記バネ23の位置に関わりなくこのパネル体36の外側面の係 止部位より自由端に至る有効面をより広く確保でき、このいずれかが押されれば 、飛脱動作を得ることができる。
【0017】 図6に示すのは第5実施例の側面からみた縦断面図である。 本体10に突設された支軸37には、上記切欠部12が複数箇所に設けられて いる。本実施例では、このように切欠部12が複数箇所に設けられているため、 このいずれの切欠部12に上記パネル体20の係止縁22を係止させるかを選択 することによって、上記本体10とパネル体20との間隔を変えることができ、 このパネル体20に突設されているバネ23の弾発力を変化させることができる ので、このパネル体20の飛脱する距離を調整することができる。また、上記係 止縁22は、上記パネル体20が押されることにより、一旦は上記切欠部12か ら係脱するが、再び他の切欠部12に自動係止するので、このパネル体20を複 数回押さなければ、このパネル体20は完全に飛脱しないようにされている。 他の実施例においても本実施例と同様に、1つの支軸に対して複数の切欠部が 設けられてもよい。
【0018】 図7に示すのは第6実施例の側面からみた縦断面図である。 本実施例においては、まず固定側となるパネル状の本体47を挟んで、第1パ ネル体43と第2パネル体44とが対峙している。この第1パネル体43は、略 コ字形状の断面を有するもので、その内側面には支軸45がこの面に対して垂直 状に突設されている。この支軸45の先端には、上記切欠部12が形成されてい る。 一方、上記本体47には上記支軸45を挿入する垂直状の通孔48が穿設され ており、この通孔48を貫通して上記支軸45がこの本体47の反対側に突出し ている。また、この支軸45にはバネ46が取付られており、このバネ46は上 記第1パネル体43と本体47の間に位置して、この本体47に圧縮当接してい る。
【0019】 上記第1パネル体43と対峙する第2パネル体44は、上端部を内側に屈曲さ せた形状とされ、この第2パネル体44には、上記支軸45を挿入する傾斜状の 通孔21が穿設されている。この通孔21には上記支軸45の切欠部12が係脱 自在に係止する係止縁22が設けられている。この第2パネル体44にもバネ2 3が突設されており、上記本体47に圧縮当接している。前記第1乃至第5の実 施例においては、一つの部材のみが飛脱するものであったが、本実施例において は、この第2パネル体44が押されて上記係止縁22が上記切欠部12から係脱 すると、この第2パネル体44と上記第1パネル体43が上記本体47よりそれ ぞれ飛脱する。
【0020】 上記説明した第1乃至第6実施例においては、その構成要素である支軸が円形 状の断面とされていたが、図8に示す支軸52のような略凸状の断面とされても よく、すなわち、各実施例における係止縁が各支軸に設けられた切欠部に係脱自 在に係止できる形状であればよい。
【0021】 本考案は玩具の一部として、あるいは玩具そのものとして広く応用されるもの であり、以下その各応用例について説明する。 図9に示すのは第1応用例たる射的玩具Aの全体斜視図であり、1枚のベース 板50と複数のパネル体20とを基本要素として構成されている。 この固定側となるベース板50には、パネル体20の数に応じた複数の支軸1 1,11が突設されており、各支軸11のそれぞれに、上記した複数のパネル体 20が設けられている。このベース板50の上端には壁掛け穴51が設けられて おり、このベース板50は、この壁掛け穴51において壁に掛けられる。このベ ース板50が、実質的に、前記した本体10を構成している。
【0022】 この射的玩具Aの遊び方について説明する。 遊戯者がこの射的玩具Aの前方からこの射的玩具Aに向けて、ピストル玩具等 により玉を発すると、玉が命中したパネル体20が上記ベース板50より飛脱す る。上記飛脱動作は、玉がパネル体20の外側面の、バネ23の下方のいずれか に命中すれば生じる。また、このバネ23の強度や上記係止縁22の形状を変え ることにより、パネル体20の飛脱の程度が容易に調整される。飛脱したパネル 体20は、手で押込まれることにより、簡単にセットされるので、何回でも繰返 し射的を楽しむことができる。このパネル体20のそれぞれの内側面に異なる得 点表示をつけて、玉が命中したパネルの得点を競うようにしてもよい。 この、射的玩具Aにおいてはパネル体20を平板形状としたが、前記各実施例 で説明したように、このパネル体20は種々の形状で形成可能なので、このパネ ル体20を立体形状として玩具全体を要塞基地等としてもよい。また、パネル体 20が飛脱することによって新しい面が露出するので、この新しく露出する面に あらかじめ重要な標的を隠すように工夫すれば一層興味深いものとなる。 このように複数のパネル体20を相接しながら連係し、玩具の本体表面を覆う 新たな表面を形成して、全体的に意図された新たな造形形状を形成されてなるも のである。
【0023】 次に、図10に示す第2応用例たる戦車玩具Bについて説明する。 この走行玩具としての戦車玩具Bは、戦車の形状を模した戦車本体60と、こ の戦車本体60の後部に起立する軸61と、この軸61の先端に取付けられたレ ーダ62と、このレーダ62の両面に突設された支軸11に係脱自在に係止して いるパネル体20とよりなる。上記戦車本体60の下部にはキャタピラが設けら れ、リモコンによって遠隔操作される。また、この戦車本体60の内部には、モ ータ63が設けられており、上記軸61は、上記レーダ62と共にこのモータ6 3により旋回させられる。このレーダ62が、実質的に、前記した本体10を構 成している。 この戦車玩具Bの遊び方について説明する。 遊戯者がこの戦車玩具Bをリモコンを用いて走行させ、ピストル玩具等を用い て、上記パネル体20に向けて玉を発する。玉が命中したパネル体20は上記レ ーダ62より飛脱し、戦車玩具Bの一部が破壊したような興味深い動作を得る。 また、レーダ62のパネル体20だけでなく、戦車本体60の装甲自体を飛脱部 品とするような工夫をしてもよい。
【0024】 次に図11に示す第3応用例たるロボット玩具Cについて説明する。 このロボット玩具Cは、ロボット本体70と、複数のパネル体71を基本要素 として構成されている。このロボット本体70の胸部の2ヶ所と上腕の側面には 、支軸11が突設されており、この支軸11のそれぞれに上記パネル体71が係 脱自在に係止している。このパネル体71は、上記ロボット本体70の外形に適 応させて、その断面形状を曲板とされている。また、このロボット本体70には 、モータ等による推進機構が設けられており、この推進機構は、リモコンにより 遠隔操作される。このロボット本体70とパネル体71とが、実質的に、それぞ れ前記した本体10とパネル体20とを構成している。 遊び方については上記説明した戦車玩具Bと略同一であり、省略するが、この ロボット玩具Cの一部が破壊したような興味深い動作を得ることができる。また 、複数のロボット玩具C同士を格闘させ、ロボット玩具C同志の接触により上記 パネル体71を飛脱させるようにしてもよい。
【0025】 次に図12に示す第4応用例たるロボット腕部Dについて説明する。 このロボット腕部Dは、上記ロボット玩具Cの一部として用いられるもので、 ロボットの腕に似せた腕本体87と、第1パネル体83と、第2パネル体84を 基本要素として構成されている。この腕本体87と、第1パネル体83と、第2 パネル体84は、実質的に、それぞれ前記した第6実施例における本体47と、 第1パネル体43と、第2パネル体44を構成している。この第2パネル体84 が、上記腕本体87を挟んで、上記第1パネル体83に係止している状態におい て、この第2パネル体84が適当に押圧されると、この第2パネル体84と第1 パネル体83とが上記腕本体87より飛脱し、ロボットの腕の一部が破壊したよ うな興味深い動作を得る。
【0026】
【考案の効果】
上記説明したように本考案は、お互いに対峙する2面の一方のパネル体に突設 した支軸の先端に切欠部を形成し、他方のパネル体に通孔を穿設すると共に、こ の通孔に係止縁を設け、かつこの近傍にバネを突設してなることにより、パネル 体を押圧するだけでこのパネル体自体が飛脱するため、従来できなかった、玩具 の一部が破壊や被弾するような動作を容易に得ることができるという効果がある 。
【0027】 また非常に簡単な構造であるため、種々の異なる形状で製作することができ、 射的玩具や戦車玩具やロボット玩具等の非常に広範囲の遊戯に用いることができ るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例たる飛板玩具の飛脱状態に
おける全体斜視図である。
【図2】第1実施例の係止状態における側面からみた縦
断面図である。
【図3】第2実施例の側面からみた縦断面図である。
【図4】第3実施例の側面からみた縦断面図である。
【図5】第4実施例の側面からみた縦断面図である。
【図6】第5実施例の側面からみた縦断面図である。
【図7】第6実施例の側面からみた縦断面図である。
【図8】支軸の一実施例における要部斜視図である。
【図9】本考案の第1応用例たる射的玩具の全体斜視図
である。
【図10】第2応用例たる戦車玩具の全体側面図であ
る。
【図11】第3応用例たるロボット玩具の全体斜視図で
ある。
【図12】第4応用例たるロボット腕部の全体斜視図で
ある。
【符号の説明】
A 射的玩具 B 戦車玩具 C ロボット玩具 D ロボット腕部 10 本体 11 支軸 12 切欠部 20 パネル体 21 通孔 22 係止縁 23 バネ 34 補助部材 43 第1パネル体 44 第2パネル体 45 支軸 46 ばね 47 本体 48 通孔 50 ベース板

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定側となる本体と、これに対してその
    間に任意の空間部を設けて略平行に対峙する任意の形状
    のパネル体よりなり、 いずれかの方に他方に向けて支軸を突設すると共に、該
    支軸の先端部に切欠部を形成してなり、 他方はこれを受けて上記支軸を挿入する通孔を穿設する
    と共に、該通孔に上記支軸の切欠部が係脱自在に係止す
    る係止縁を設け、かつ上記本体か上記パネル体のいずれ
    かもしくは両方に、他方側に圧縮当接するバネを突設し
    てなることを特徴とする飛板玩具。
  2. 【請求項2】 上記支軸がこれを突設する面に対して垂
    直状に設けられると共に、これを受ける通孔がこれを穿
    設する面に対して傾斜状とされてなり、上記支軸を上記
    通孔に沿って挿入することにより、この通孔に設けられ
    た上記係止縁が上記支軸に形成された上記切欠部に傾斜
    状に係止してなる上記請求項1記載の飛板玩具。
  3. 【請求項3】 上記支軸の全体もしくは先端部がこれを
    突設する面に対して傾斜状に設けられると共に、これを
    受ける通孔がこれを穿設する面に対して垂直状とされて
    なり、上記支軸を上記通孔に沿って挿入することによ
    り、この通孔に設けられた上記係止縁が上記支軸に形成
    された上記切欠部に傾斜状に係止してなる上記請求項1
    記載の飛板玩具。
  4. 【請求項4】 上記支軸がこれを突設する面に対して垂
    直状に設けられると共に、これを受ける通孔がこれを穿
    設する面に対して階段状の断面をもって略傾斜状とされ
    てなり、上記支軸を上記通孔に沿って挿入することによ
    り、この通孔に設けられた上記係止縁が上記支軸に形成
    された上記切欠部に垂直状に係止してなる上記請求項1
    記載の飛板玩具。
  5. 【請求項5】 上記通孔がこれを穿設する面に対して貫
    通状とされると共に、この貫通状の通孔に係脱自在に係
    止する上記支軸がこの面より貫通突出してなる上記請求
    項2〜4のいずれかひとつに記載の飛板玩具。
  6. 【請求項6】 固定側となる本体に上記支軸を突設し、
    これに対峙する上記パネル体に上記通孔を穿設すると共
    に、上記通孔およびこれに係脱自在に係止する上記支軸
    の先端を上記パネル体の表面より目隠しするものであっ
    て、 上記係止縁を上記パネル体と同一面上に設けてこれを上
    記支軸先端部と共に容器状部材で覆うか、または上記係
    止縁を上記パネル体より内側に設けてこれを上記パネル
    体自体で覆うかのいずれかによって、上記通孔を盲穴状
    となす上記請求項2〜4のいずれかひとつに記載の飛板
    玩具。
  7. 【請求項7】 固定側となる本体を挟んで第1パネル体
    と第2パネル体とを対峙させ、上記第1パネル体に支軸
    を突設すると共に、該支軸の先端部に切欠部を形成して
    なり、上記本体と上記第2パネル体には上記支軸を挿入
    する通孔を穿設すると共に、該第2パネル体の通孔に上
    記支軸の切欠部が係脱自在に係止する係止縁を設け、か
    つ上記第1パネル体か上記本体のいずれかに、他方側に
    圧縮当接するバネを突設してなると共に、上記第2パネ
    ル体か上記本体のいずれかに、他方側に圧縮当接するバ
    ネを突設してなる上記請求項5または6記載の飛板玩
    具。
  8. 【請求項8】 固定側となる本体表面に複数の支軸もし
    くは複数の通孔が組み合わされて突設されるかもしくは
    穿設されると共に、これらにそれぞれ対応して係脱自在
    に係止する複数のパネル体を設けてなり、 上記複数のパネル体は相接しながら連係し、本体表面を
    覆う新たな表面を形成して、全体的に意図された新たな
    造形形状を形成されてなる上記請求項7記載の飛板玩
    具。
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