JPH07938Y2 - 圧電形加速度ピックアップ - Google Patents
圧電形加速度ピックアップInfo
- Publication number
- JPH07938Y2 JPH07938Y2 JP1990009010U JP901090U JPH07938Y2 JP H07938 Y2 JPH07938 Y2 JP H07938Y2 JP 1990009010 U JP1990009010 U JP 1990009010U JP 901090 U JP901090 U JP 901090U JP H07938 Y2 JPH07938 Y2 JP H07938Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- pickup
- case block
- connectors
- measured
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、圧電形加速度ピックアップに関し、特に、
3方向同時測定用であって、極めて軽量な圧電形加速度
ピックアップに関するものである。
3方向同時測定用であって、極めて軽量な圧電形加速度
ピックアップに関するものである。
従来、3方向加速度検出用のピックアップ、特に、数グ
ラム程度の軽量、小形のものは、被測定体への固定手段
として固定用ネジを設けると大形化してしまうので、瞬
間接着剤や両面テープまたはワックスなどを用いて固定
して計測を行っている。
ラム程度の軽量、小形のものは、被測定体への固定手段
として固定用ネジを設けると大形化してしまうので、瞬
間接着剤や両面テープまたはワックスなどを用いて固定
して計測を行っている。
第8図、第9図は従来のこの種の圧電形加速度ピックア
ップを示し、下面(21a)が被測定体への取付面をなす
直方体状のケースブロック(21)に、互いに直角をなす
X,Y,Z方向のピックアップユニット(22X),(22Y),
(22Z)が嵌着する3つの収納孔(23)が形成されてい
る。さらに、ケース(21)の上面には、ピックアップユ
ニット(22X),(22Y),(22Z)の出力を取出すため
のコネクタ(24X),(24Y),(24Z)を嵌着するため
の3つの取付孔(25)が形成されている。
ップを示し、下面(21a)が被測定体への取付面をなす
直方体状のケースブロック(21)に、互いに直角をなす
X,Y,Z方向のピックアップユニット(22X),(22Y),
(22Z)が嵌着する3つの収納孔(23)が形成されてい
る。さらに、ケース(21)の上面には、ピックアップユ
ニット(22X),(22Y),(22Z)の出力を取出すため
のコネクタ(24X),(24Y),(24Z)を嵌着するため
の3つの取付孔(25)が形成されている。
ピックアップユニット(22X)〜(22Z)は、それぞれ、
ユニットベース(22a)に環状の圧電素子(22b)、重錘
(22c)を備えており、コネクタ(24X)〜(24Z)と圧
電素子(22b)とはリード線(26)で接続されている。
ユニットベース(22a)に環状の圧電素子(22b)、重錘
(22c)を備えており、コネクタ(24X)〜(24Z)と圧
電素子(22b)とはリード線(26)で接続されている。
以上の構成により、これを被測定体に固定する際は、あ
らかじめ、増幅器への外部リード線を接続したコネクタ
(24X)〜(24Z)を装着したのち、瞬間接着剤等で下面
(21a)を被測定体に接合固定する。被測定体から取外
すときも、同様にして下面(21a)を治具を用いて被測
定体から取外し、ついでコネクタ(24X)〜(24Z)を外
すという手順によっている。
らかじめ、増幅器への外部リード線を接続したコネクタ
(24X)〜(24Z)を装着したのち、瞬間接着剤等で下面
(21a)を被測定体に接合固定する。被測定体から取外
すときも、同様にして下面(21a)を治具を用いて被測
定体から取外し、ついでコネクタ(24X)〜(24Z)を外
すという手順によっている。
以上のような従来の圧電形加速度ピックアップでは、被
測定体とコネクタの位置が近過ぎて指が入らない場合が
あり、そうするとコネクタの取外しができないので、多
数個のピックアップを1台の増幅器で交互に継続的に使
用するのに不便であるし、ピックアップの取外し時に、
外部リード線やコネクタを破損するおそれもあった。
測定体とコネクタの位置が近過ぎて指が入らない場合が
あり、そうするとコネクタの取外しができないので、多
数個のピックアップを1台の増幅器で交互に継続的に使
用するのに不便であるし、ピックアップの取外し時に、
外部リード線やコネクタを破損するおそれもあった。
この考案は上記の課題を解決しようとするもので、ピッ
クアップを被測定体に装着した状態でコネクタの取外し
を容易に行うことができる圧電形加速度ピックアップを
得ることを目的とするものである。
クアップを被測定体に装着した状態でコネクタの取外し
を容易に行うことができる圧電形加速度ピックアップを
得ることを目的とするものである。
この考案に係る圧電形加速度ピックアップは、ケースブ
ロック上面の角部の斜面にコネクタを取付けることによ
り、コネクタ出口に角度を持たせた。
ロック上面の角部の斜面にコネクタを取付けることによ
り、コネクタ出口に角度を持たせた。
この考案においては、コネクタが斜め方向を向いている
ので、ピックアップ装着状態で容易にコネクタを取出す
ことができる。
ので、ピックアップ装着状態で容易にコネクタを取出す
ことができる。
以下、第1図〜第7図により、この考案の一実施例につ
いて説明する。第1図、第2図において、長方形のケー
スブロック(1)は、下面(1a)が被測定体への取付面
となっており、上面の長手方向の角部は切欠いて斜面
(1b)が形成されている。また、ケースブロック(1)
には、X,Y,Z方向のピックアップユニット(2X),(2
Y),(2Z)が嵌着する3つの収納孔(3)が形成され
ている。
いて説明する。第1図、第2図において、長方形のケー
スブロック(1)は、下面(1a)が被測定体への取付面
となっており、上面の長手方向の角部は切欠いて斜面
(1b)が形成されている。また、ケースブロック(1)
には、X,Y,Z方向のピックアップユニット(2X),(2
Y),(2Z)が嵌着する3つの収納孔(3)が形成され
ている。
ピックアップユニット(2X),(2Y),(2Z)は互いに
同様な構造、寸法のもので、第3図、第4図に示すよう
に、ユニットベース(2a)に環状の圧電素子(2b)、重
錘(2c)を備えており、出力を取出すリード線(2d)が
重錘(2c)に形成した縦溝(2e)にハンダ付けされて外
方へ突出している。
同様な構造、寸法のもので、第3図、第4図に示すよう
に、ユニットベース(2a)に環状の圧電素子(2b)、重
錘(2c)を備えており、出力を取出すリード線(2d)が
重錘(2c)に形成した縦溝(2e)にハンダ付けされて外
方へ突出している。
ケースブロック(1)にはさらに3つのコネクタ(4
X),(4Y),(4Z)を圧入固定するための3つの取付
孔(5)が、斜面(1b)に、斜面(1b)と直角方向に形
成されている。
X),(4Y),(4Z)を圧入固定するための3つの取付
孔(5)が、斜面(1b)に、斜面(1b)と直角方向に形
成されている。
コネクタ(4X)〜(4Z)は互いに同等の構造のもので、
第5図に示すように、外部リードを接続するためのネジ
(4a)と、ケースブロック(1)の取付孔(5)へ圧入
する圧入部(4b)とを有する収容体(4)に、絶縁物
(6a),(6b)、中心電極(7)を軸線上に接着固定し
てなる。
第5図に示すように、外部リードを接続するためのネジ
(4a)と、ケースブロック(1)の取付孔(5)へ圧入
する圧入部(4b)とを有する収容体(4)に、絶縁物
(6a),(6b)、中心電極(7)を軸線上に接着固定し
てなる。
コネクタ(4X)〜(4Z)の組立は、コネクタ(4Z)につ
いて第1図に示すように、ケースブロック(1)の取付
孔(5)にコネクタ(4Z)を圧入する。このときリード
線(2d)を取付孔(5)から外部へ導出させておき、リ
ード線(2d)をコネクタ(4Z)の中心孔に通して、コネ
クタ(4Z)を取付孔(5)に圧入する。このあと、リー
ド線(2d)の先端部(8)を中心電極(7)にハンダ付
けし、余分な分を切除する。この作業をX,Y方向のもの
についても行うことはいうまでもない。
いて第1図に示すように、ケースブロック(1)の取付
孔(5)にコネクタ(4Z)を圧入する。このときリード
線(2d)を取付孔(5)から外部へ導出させておき、リ
ード線(2d)をコネクタ(4Z)の中心孔に通して、コネ
クタ(4Z)を取付孔(5)に圧入する。このあと、リー
ド線(2d)の先端部(8)を中心電極(7)にハンダ付
けし、余分な分を切除する。この作業をX,Y方向のもの
についても行うことはいうまでもない。
以上の構成により、第6図、第7図に示すように、ケー
スブロック(1)の下面(1a)を被測定体(9)に接着
固定すると、コネクタ(4X)〜(4Z)は、その軸線が斜
め方向になるので、図示の状態で容易にコネクタ(4X)
〜(4Z)の取外し等ができる。
スブロック(1)の下面(1a)を被測定体(9)に接着
固定すると、コネクタ(4X)〜(4Z)は、その軸線が斜
め方向になるので、図示の状態で容易にコネクタ(4X)
〜(4Z)の取外し等ができる。
この考案は、以上の説明から明らかなように、ケースブ
ロック上面の角部に斜面を形成し、この斜面にコネクタ
を取付けたことにより、コネクタ操作が容易となり、軽
量、小形にして、自動車ランプのフィラメント部分の振
動状態などの超軽量物の振動測定を容易に行うことがで
きる。
ロック上面の角部に斜面を形成し、この斜面にコネクタ
を取付けたことにより、コネクタ操作が容易となり、軽
量、小形にして、自動車ランプのフィラメント部分の振
動状態などの超軽量物の振動測定を容易に行うことがで
きる。
第1図〜第7図はこの考案の一実施例を示し、第1図は
横断面図、第2図は分解斜視図、第3図はピックアップ
ユニットの縦断面図、第4図は同じく平面図、第5図は
コネクタの縦断面図、第6図、第7図は使用時の正面図
および側面図である。第8図は従来の圧電形加速度ピッ
クアップの一部断面正面図、第9図は同じく側断面図で
ある。 (1)……ケースブロック、(1a)……取付面、(1b)
……斜面、(2X),(2Y),(2Z)……ピックアップユ
ニット、(2a)……ユニットベース、(2b)……圧電素
子、(2c)……重錘、(4X),(4Y),(4Z)……コネ
クタ、(9)……被測定体。
横断面図、第2図は分解斜視図、第3図はピックアップ
ユニットの縦断面図、第4図は同じく平面図、第5図は
コネクタの縦断面図、第6図、第7図は使用時の正面図
および側面図である。第8図は従来の圧電形加速度ピッ
クアップの一部断面正面図、第9図は同じく側断面図で
ある。 (1)……ケースブロック、(1a)……取付面、(1b)
……斜面、(2X),(2Y),(2Z)……ピックアップユ
ニット、(2a)……ユニットベース、(2b)……圧電素
子、(2c)……重錘、(4X),(4Y),(4Z)……コネ
クタ、(9)……被測定体。
Claims (1)
- 【請求項1】ユニットベースに環状の圧電素子および重
錘が固着されてなる3つのピックアップユニットを互い
に直角をなすX,Y,Z方向に収納し、下面が被測定体への
接着取付面をなす長方形のケースブロックと、 前記ケースブロックの上面長手方向角部に形成された斜
面に、軸線が前記斜面に対して垂直に装着され、前記ピ
ックアップユニットの出力をそれぞれ取出すための3つ
のコネクタと、 を備えてなる圧電形加速度ピックアップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990009010U JPH07938Y2 (ja) | 1990-02-02 | 1990-02-02 | 圧電形加速度ピックアップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990009010U JPH07938Y2 (ja) | 1990-02-02 | 1990-02-02 | 圧電形加速度ピックアップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03101469U JPH03101469U (ja) | 1991-10-23 |
JPH07938Y2 true JPH07938Y2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=31512621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990009010U Expired - Lifetime JPH07938Y2 (ja) | 1990-02-02 | 1990-02-02 | 圧電形加速度ピックアップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07938Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014120560A1 (en) * | 2013-01-29 | 2014-08-07 | Meggitt (Orange County), Inc. | Sensors with modular threaded packaging |
-
1990
- 1990-02-02 JP JP1990009010U patent/JPH07938Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03101469U (ja) | 1991-10-23 |
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