JPH0793510A - 物体照準撮像装置 - Google Patents

物体照準撮像装置

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JPH0793510A
JPH0793510A JP5234591A JP23459193A JPH0793510A JP H0793510 A JPH0793510 A JP H0793510A JP 5234591 A JP5234591 A JP 5234591A JP 23459193 A JP23459193 A JP 23459193A JP H0793510 A JPH0793510 A JP H0793510A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
picture
image
television camera
polar coordinate
camera
Prior art date
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Pending
Application number
JP5234591A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Yoroisawa
勇 鎧沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 目視による円柱や球などの対称形物体の軸出
しが容易になり、かつ、視軸中心付近でのより高精度な
照準が可能となる物体照準撮像装置を提供すること。 【構成】 物体の存在する方向にカメラの視軸を合わせ
る物体照準撮像装置において、視野を極座標系で標本化
したカメラ画像を得る第1の手段と、その画像内での物
体位置を検出する第2の手段と、その位置に対応する方
向にカメラの視軸を回転する第3の手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、各種工業用ロ
ボットの位置合わせや監視カメラによる物体追跡など、
対象物体の位置決めを必要とする各種の産業分野におい
て利用可能な、目標とする対象物体をテレビカメラによ
り撮像し、目標とする対象物体にテレビカメラの視軸を
合わせる物体照準撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、一般に用いられている物体照準撮
像装置では、直交格子形標本化により得られた画像を用
いている。
【0003】また、画像処理により自動的に照準を行う
際、物体を表現する画素集合の平均位置(重心)(参考
文献1:長谷川他:画像処理の基本技法,技術評論社,
p.61(1986))、あるいは、その平均位置の近
傍で各画素までの距離の分散が最小となる位置(参考文
献2:高松他:物体検出における視点・視野の最適化モ
デル,1993テレビ全大,7−12(1993))な
どを物体位置としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術においては、直交格子形標本化により得られた画
像を用いているため、円柱や球の軸出しを目視により行
う際、正確に照準されたか否かの判定がむずかしい問題
点があった。
【0005】また、直交格子形標本化により得られた画
像を用いているため、照準精度が画面内のどこでも一定
であり、視軸中心においてより高精度に照準したいとす
る要求に答えることができない問題点があった。
【0006】本発明は、前記従来技術の問題点を解決す
るためになされたものであり、本発明の目的は、物体照
準撮像装置において、目視による円柱や球などの対称形
物体の軸出しが容易になり、かつ、視軸中心付近でのよ
り高精度な照準が可能となる技術を提供することにあ
る。
【0007】本発明の前記目的並びにその他の目的及び
新規な特徴は、本明細書の記載及び添付図面によって明
らかにする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明では、物体の存在する方向にカメラの視軸を
合わせる物体照準撮像装置において、視野を極座標系で
標本化したカメラ画像を得る第1の手段と、その画像内
での物体位置を検出する第2の手段と、その位置に対応
する方向にカメラの視軸を回転する第3の手段とを有す
ることを特徴とする。
【0009】
【作用】前記手段によれば、視野を極座標系で標本化し
たカメラ画像を得、その画像内での物体位置を検出して
いるので、回転・軸対称物体の像は、正確に照準された
場合、上下に展開した規則図形になり、これにより、目
視による照準が非常に容易になり、かつ、視軸中心にお
けるより高精度な照準が可能となる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0011】なお、実施例を説明するための全図におい
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
【0012】図1は、本発明の一実施例である物体照準
撮像装置の概略構成を示すブロック図である。
【0013】図2〜図5は、図1に示す本実施例の動作
を説明するための図である。
【0014】図1において、11は同心円走査形テレビ
カメラ、12は画像処理回路、13は電動雲台である。
【0015】同心円走査形テレビカメラ11は、視野を
極座標系で標本化した画像を生成する。
【0016】また、画像処理回路12は、同心円走査形
テレビカメラ11からの画像に基づき物体位置を解析す
る。
【0017】また、電動雲台13は、画像処理回路12
における物体位置解析結果に基づき、物体位置に対応す
る方向にテレビカメラ視軸を回転させる。
【0018】図2〜図5において、(a)は半径方向1
2×円周方向12画素とした場合の極座標系の標本画素
配置を示しており、また、黒丸がその配置で撮像してい
る球物体を示している。
【0019】同様に、(b)は極座標標本化画像を示し
ており、横方向は、(a)での中心からの距離に、縦方
向は、(a)での上方を起点をした時計回りの回転角
に、それぞれ、対応している。また、黒四角は、物体を
表す画素である。
【0020】同様に、(c)は従来技術である、横12
×縦12画素の直交格子標本化画像を示しており、黒丸
がその配置で撮像している球物体を、黒四角が物体を表
す画素を示している。
【0021】なお、本実施例では、画像を2値とし、物
体が画素面積の過半を占める場合に、その画素は、物体
を表す画素であるとしている。
【0022】視野を極座標系で標本化した画像を得る同
心円走査形テレビカメラ11は、図2〜図5の(a)に
示すような極座標系の画素配置を有し、図2〜図5の
(b)に示すような極座標標本化画像を得るものであ
る。
【0023】画像処理回路12は、以下のアルゴリズム
により、物体方向の現在の視軸方向からのずれを計算す
る。
【0024】(1)物体の明るさ、色、動きなどの情報
を用いて、テレビカメラの画像内の物体領域を切り出
す。
【0025】(2)テレビカメラの画像内の物体領域の
重心を計算する。
【0026】(3)その値を半径方向r0(0≦r0≦
1)、円周方向θ0(0≦θ0<2π)とし、テレビカメ
ラの画角をβとしたとき、視軸のずれs0を、下記式で
計算する。
【0027】
【数1】 s0=(Sx0,Sy0) ……(1) ここで、Sx0,Sy0は、それぞれ、水平方向、垂直方
向のずれ角を示す。
【0028】次に、Sx0,Sy0の計算方法を、図6を
用いて説明する。
【0029】図6は、図1に示す本実施例における、視
軸の水平方向、垂直方向のずれ角の計算方法を説明する
ための図である。
【0030】図6において、Lはレンズの中心を、Pは
テレビカメラの画像内の物体領域の重心の位置、Mは画
像面を示す。
【0031】図6において、下記式が成り立つ。
【0032】
【数2】
【0033】上記(2),(3)式は、下記(4),
(5)式のように変形できる。
【0034】従って、Sx0,Sy0は、下記(4),
(5)式により計算できる。
【0035】
【数3】 Sx0=tan~1{r0×sin(θ0)×tan(β/2)}……(4) Sy0=tan~1{r0×cos(θ0)×tan(β/2)}……(5) 電動雲台13は、前記式(1)の計算結果に基づき、s
0だけテレビカメラ視軸を回転させる。
【0036】これにより、照準が達成される。
【0037】以下、図2〜図5に図示されている画像例
を用いて、本実施例の動作を説明する。
【0038】図2は、時刻tにおける画像例を示してい
る。
【0039】図2は、照準がずれている場合を示してい
る。
【0040】図3は、時刻t+1における画像を示して
いる。
【0041】図3は、図2に示す時刻tにおけるテレビ
カメラからの画像に基づき、画像処理回路12で物体位
置を解析し、前記解析結果に基づき、電動雲台13によ
り物体位置に対応する方向にテレビカメラ視軸を回転さ
せ、正確な照準を得る途中の場合を示している。
【0042】図3と図2とを比較すると、極座標標本化
画像では、視軸が物体の一部にかかると同時に、上端か
ら下端まで展開した開図形に大きく変化する。
【0043】一方、従来技術の直交格子標本化画像で
は、そのような大きな変化が生じない。
【0044】これにより、目視で照準する場合、極座標
標本化画像の方が、視軸が物体にかかっているか否かの
判定が容易であるのは明らかである。
【0045】図4は、時刻t+2における画像を示して
いる。
【0046】図4は、正確な照準が達成された場合を示
しており、この場合に、極座標標本化画像では、完全な
帯状の画像になる。
【0047】そして、照準がずれると帯が崩れるため、
目視の正確な照準がきわめて容易である。
【0048】一方、直交格子標本化画像では、そのよう
な変化がなく、照準が正確か否かの判定が難しい。
【0049】図5は、時刻t+3における画像を示して
いる。
【0050】図5は、時刻t+2からt+3に移る間
に、球物体が遠くに移動した場合を示しており、物体像
の大きさは、直交格子標本化画像における1画素程度に
小さくなっている。
【0051】この場合に、極座標標本化画像では、正確
な照準が保たれるのに対して、直交格子標本化画像で
は、正確な照準からずれることになる。
【0052】即ち、直交格子標本化画像では、中心付近
の画素が極座標標本化画像ほど小さくないため、正確に
照準すると中心の4画素に1/4ずつまたがることにな
り、2値化の閾値を1/2とすると物体像は消失してし
まう。
【0053】したがって、物体像が消滅しないようにす
るには、正確な照準からずれることになる。
【0054】以上、本発明を実施例に基づき具体的に説
明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更し得ること
は言うまでもない。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
視野を極座標系で標本化したテレビカメラ画像を得、そ
の画像内での物体位置を検出しているので、回転・軸対
称物体の像は、正確に照準された場合、上下に展開した
規則図形になり、これにより、目視による照準が非常に
容易になる。
【0056】また、極座標系では中心ほど画素が小さ
く、より詳細に情報が取得されるので、視軸中心におけ
るより高精度な照準が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である物体照準撮像装置の
概略構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す本実施例の動作を説明するための
図であり、時刻tにおける画像を示す図である。
【図3】 図1に示す本実施例の動作を説明するための
図であり、時刻t+1における画像を示す図である。
【図4】 図1に示す本実施例の動作を説明するための
図であり、時刻t+2における画像を示す図である。
【図5】 図1に示す本実施例の動作を説明するための
図であり、時刻t+3における画像を示す図である。
【図6】 図1に示す本実施例における、視軸の水平方
向、垂直方向のずれ角の計算方法を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
11…同心円走査形テレビカメラ、12…画像処理回
路、13…電動雲台

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体の存在する方向にカメラの視軸を合
    わせる物体照準撮像装置において、視野を極座標系で標
    本化したカメラ画像を得る第1の手段と、その画像内で
    の物体位置を検出する第2の手段と、その位置に対応す
    る方向にカメラの視軸を回転する第3の手段とを有する
    ことを特徴とする物体照準撮像装置。
JP5234591A 1993-09-21 1993-09-21 物体照準撮像装置 Pending JPH0793510A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5234591A JPH0793510A (ja) 1993-09-21 1993-09-21 物体照準撮像装置

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JP5234591A JPH0793510A (ja) 1993-09-21 1993-09-21 物体照準撮像装置

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JPH0793510A true JPH0793510A (ja) 1995-04-07

Family

ID=16973431

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JP5234591A Pending JPH0793510A (ja) 1993-09-21 1993-09-21 物体照準撮像装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100382572C (zh) * 2004-04-26 2008-04-16 卡西欧计算机株式会社 数码相机
CN105928494A (zh) * 2016-07-04 2016-09-07 成都电科创品机器人科技有限公司 一种立体视觉扫描定位装置、扫描方法及定位方法

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