JPH0793500A - 情報カード及びその情報判別システム - Google Patents

情報カード及びその情報判別システム

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JPH0793500A
JPH0793500A JP5257801A JP25780193A JPH0793500A JP H0793500 A JPH0793500 A JP H0793500A JP 5257801 A JP5257801 A JP 5257801A JP 25780193 A JP25780193 A JP 25780193A JP H0793500 A JPH0793500 A JP H0793500A
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JP
Japan
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information
card
antenna element
transmitting
antenna elements
Prior art date
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Pending
Application number
JP5257801A
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English (en)
Inventor
Kuniaki Miyazawa
邦明 宮沢
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Sankei Co Ltd
Original Assignee
Sankei Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カードそのものを情報判別器に挿入するとい
うような面倒な人手作業を必要とせずに、カードに書き
込まれた情報を自動的に判別する。 【構成】 カード基材1に、周波数の異なる複数の情報
検知用電波Sが別個独立に受信される複数の受信用アン
テナ素子2と、各受信用アンテナ素子2で受信された電
波の第二高調波S'が夫々送信される複数の送信用アン
テナ素子3とを設け、予め決められた情報信号ルールに
従って受信用アンテナ素子2及び送信用アンテナ素子3
群の少なくとも一方側の該当するアンテナ素子を途中で
切断する。また、この情報カード4の情報判別システム
としては、送信手段6にて検査通路5に対し周波数の異
なる複数の情報検知用電波Sを所定の時間間隔で送信
し、送信された電波Sのうち受信用アンテナ素子2で受
信して送信用アンテナ素子3から送信された第二高調波
S’を受信手段7にて受信し、情報分析手段8にて分析
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鉄道の定期券等の各
種情報が書き込まれた情報カード及びその情報判別シス
テムに係り、特に、カードに書き込まれた情報を自動的
に判別することを可能とした新規な情報カード及びその
情報判別システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の情報カードとして例えば鉄
道の定期券を例に挙げると、定期券としては、カード基
体に例えば磁気記録媒体を設け、この磁気記録媒体に有
効期間、利用駅ルート等の各種必要情報を書き込むよう
にしたものが提供されている。そして、この種の定期券
の情報を判別する手法として、最近では所謂自動改札口
システム(改札口に情報判別器を設置し、改札口を通過
しようとするユーザが情報判別器に定期券を挿入し、挿
入された定期券情報をコンピュータにてチェックするシ
ステム)が提供されつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た自動改札口システムにあっては、改札口を通過しよう
とするユーザが情報判別器に定期券を挿入するという作
業を前提とするものであり、ユーザにとっては、定期券
ケースに入れていた定期券をいちいち取出して情報判別
器に挿入し、再び定期券ケースに定期券をしまうという
ように、自動改札口通過時の作業が極めて面倒なもので
あった。
【0004】この発明は、以上の技術的課題を解決する
ために為されたものであって、カードそのものを情報判
別器に挿入するというような面倒な人手作業を必要とせ
ずに、カードに書き込まれた情報を自動的に判別するこ
とを可能とした情報カード及びその情報判別システムを
提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明に係
る情報カードは、図1に示すように、カード基材1に、
周波数の異なる複数の情報検知用電波S(例えばS1〜
Sn)が別個独立に受信される複数の受信用アンテナ素
子2(具体的には2(1)〜2(n))と、各受信用アンテナ
素子2(2(1)〜2(n))で受信された電波の第二高調波
S'(例えばS1'〜Sn')が夫々送信される複数の送信
用アンテナ素子3(具体的には3(1)〜3(n))とを設け
たことを特徴とする。
【0006】この種の情報カードを使用する場合には、
予め決められた情報信号ルールに従って複数の受信用ア
ンテナ素子2(2(1)〜2(n))及び複数の送信用アンテ
ナ素子3(3(1)〜3(n))の少なくとも一方側の該当す
るアンテナ素子を途中で切断するようにすればよい。こ
のとき、切断された受信用アンテナ素子2に対応する送
信用アンテナ素子3あるいは切断された送信用アンテナ
素子3から第二高調波S'は生成されず、それ以外の送
信用アンテナ3からのみ第二高調波S'が生成され、二
値化された情報信号が作成されるのである。
【0007】このような技術的手段において、上記情報
カードとしては二値信号列で情報を表現できるもの総て
が適用対象であり、例えば鉄道の定期券にあっては有効
期間や利用駅ルート等の情報を表現し、また、空港や宅
配便の荷物の行き先選別券にあっては、荷物の種類や行
き先等の情報を表現するようにすればよい。
【0008】また、受信用アンテナ素子2あるいは送信
用アンテナ素子3の具体的構成については、夫々が個別
に受信あるいは送信アンテナ機能を発揮し得るものであ
れば、例えばバラクタダイオードを介して一対のアンテ
ナ線材(受信電波あるいは送信電波の1/4波長分の長
さ)を接続してなるダイポールアンテナを始め適宜選定
して差し支えない。この場合において、上記アンテナ素
子2,3は通常カード基材1表面にスクリーン印刷等で
形成されるが、アンテナ素子2,3を保護するという観
点から積層構造のカード基材1の間にアンテナ素子2,
3を設けるようにしてもよい。更に、受信用アンテナ素
子2や送信用アンテナ素子3の配列については、平行状
に配列したり、放射状に配列したり適宜選定して差し支
えなく、また、受信用アンテナ素子2と送信用アンテナ
素子3の配列順についても交互に配列したり、夫々のグ
ループ毎に配列するようにしてもよい。
【0009】また、上述した情報カードの情報判別シス
テムとしては、図1に示すように、情報信号ルールに従
って情報が作成された情報カード4を所持する人M若し
くは物が通過する検査通路5と、この検査通路5に対し
て周波数の異なる複数の情報検知用電波S(S1〜Sn)
を所定の時間間隔で送信する送信手段6と、この送信手
段6から送信された電波Sのうち受信用アンテナ素子2
で受信して送信用アンテナ素子3から送信された第二高
調波S’を受信する受信手段7と、この受信手段7にて
受信された信号を情報信号ルールに従って分析する情報
分析手段8とを備えたことを特徴とする。
【0010】このような技術的手段において、上記検査
通路5としては、一部に開閉ゲートを設け、情報分析手
段8にて分析された結果に従って前記ゲートを開閉制御
するようにしたり、あるいは、適宜分岐された複数の通
路からなり、分析結果に従って通路を選択制御するよう
にする等用途に応じて適宜選定して差し支えない。
【0011】また、上記送信手段6の情報検知用電波S
としては、少なくとも周期数の異なる複数の電波であれ
ばよく、夫々の周波数の違いの程度等は任意であるが、
受信手段7による第二高調波S'の受信性能をより高め
るという観点からすれば、各情報検知用電波Sに夫々周
波数の異なる変調信号を重畳させ、受信手段7側で変調
信号を検波することにより、所定の周波数の第二高調波
S'の受信の有無を精度良く確認できるようにすること
が好ましい。
【0012】更に、上記受信手段7としては、通常第一
番目の情報検知用電波S1をスタート信号として利用
し、このスタート信号に対応する第二高調波S1'の受信
タイミングから所定の時間タイミングにて第二番目以降
の情報検知用電波S2〜Snに対応する第二高調波S2'〜
Sn'の有無を確認するようになっていれば十分である
が、単位ブロックの情報信号列をより確実に受信すると
いう観点からすれば、一番最後の情報検知用電波Snを
ストップ信号として利用し、このストップ信号に対応す
る第二高調波Sn'の受信タイミングにて単位ブロックの
情報信号列が終了するという処理を行うようにすること
が好ましい。
【0013】更にまた、情報分析手段8としては、受信
手段7にて受信した情報信号が予め定められている情報
信号ルールのどれに該当するものであるかを分析し、そ
の分析結果を検査通路5に対する各種制御に用いるもの
であれば適宜選定して差し支えない。
【0014】
【作用】上述したような技術的手段によれば、図1に示
すように、上記情報カード4に対して周波数の異なる複
数の情報検知用電波Sのうち予め定められた所定のもの
のみを受信用アンテナ素子2にて受信し、当該受信用ア
ンテナ素子2に対応した送信用アンテナ素子3から第二
高調波S'を生成させるようにすれば、単位ブロックの
周波数の異なる複数の情報検知用電波S(S1〜Sn)を
利用することにより、情報カード4のアンテナパターン
に応じて予め定められた二値情報信号が得られる。
【0015】また、このような情報カード4の情報を判
別するシステムとして、図1に示すような情報判別シス
テムを採用すれば、情報信号ルールに従って情報が作成
された情報カード4を所持する人若しくは物が検査査通
路5を通過とようとすると、送信手段6が上記検査通路
5に対して周波数の異なる複数の情報検知用電波S(S
1〜Sn)を所定の時間間隔で送信する。すると、検査通
路5を通過しようとする情報カード4では、上記送信手
段6から送信された電波Sのうち受信用アンテナ素子2
で受信し且つ対応する送信用アンテナ素子3が切断され
ていない場合には当該送信用アンテナ素子3から第二高
調波S’が生成される。この情報カード4からの第二高
調波S'による情報信号列は受信手段7にて受信され、
情報分析手段8が受信手段7にて受信した情報信号列を
情報信号ルールに従って分析し、検査通路5内の人若し
くは物に対する処理を決定する。
【0016】
【実施例】以下、添付図面に示す実施例に基づいてこの
発明を詳細に説明する。図2はこの発明が適用された鉄
道の自動改札口システムの一実施例を示す。同図におい
て、符号10はユーザMが通過するための検査通路であ
り、この検査通路10の出口側にゲート11が設けられ
ており、このゲート11がゲート開閉アクチュエータ1
2にて開閉駆動されるようになっている。
【0017】また、符号14はユーザMが所持する情報
カード(定期券)であり、この情報カード14には複数
の受信用アンテナ素子及び各受信用アンテナ素子に対応
して複数の送信用アンテナ素子が設けられており(詳細
は後述)、これらのアンテナ素子のアンテナ機能によっ
て予め決められた情報(有効期間、利用駅ルート等)が
作成されている。
【0018】更に、符号15は周波数の異なるマイクロ
波S(情報検知用電波)を単位ブロック毎に検査通路1
0に送信する送信機であり、この実施例で使用されるマ
イクロ波S(具体的にはS1〜S18)は18種類の周波
数(例えば10.0,10.5,11.0,11.5……17.5,18.0(GHz))
からなり、第1番目のマイクロ波S1はスタート信号と
して利用され、第18番目のマイクロ波S18がストップ
信号として利用され、第2番目〜第17番目までのマイ
クロ波S2〜S17が実質的な情報検知用の信号として利
用される(図7参照)。そして、この実施例では、各マ
イクロ波Sには周波数の異なる変調信号(例えば1.0,1.
2,1.4……4.4(KHz))が重畳されている。
【0019】更にまた、符号16は情報カード14の送
信用アンテナ素子から送信された電波を受信する受信
機、17は受信機16にて受信した信号列の各変調信号
を検波し、各信号列の有無を正確に判別する信号判別
部、18は情報信号ルールに基づいて決められる例えば
検査通路10を通過してもよい条件(有効期間内で有効
利用駅である条件)の信号データ群がリファレンスデー
タとして予め格納されているリファレンスデータ格納メ
モリ、19は信号判別部17にて判別された受信信号列
データとリファレンスデータとを比較し、受信信号列デ
ータがリファレンスデータのいずれかに合致するもので
あれば、ゲート開閉アクチュエータ12に対してゲート
解放信号を送出し、一方、受信信号列データがリファレ
ンスデータのいずれにも合致しなければ、ゲート開閉ア
クチュエータ12に対してゲート閉鎖信号を送出する比
較判断部である。
【0020】次に、この実施例で使用される情報カード
14を詳述する。この実施例に係る情報カード14は、
図2及び図3に示すように、絶縁性のカード基材30表
面に18系統の受信用アンテナ素子31及び送信用アン
テナ素子32が設けられており、これらの各アンテナ素
子31,32は所謂ダイポールアンテナとして構成され
ている。
【0021】特に、この実施例では、図4に示すよう
に、カード基材30表面の略中央にバラクタダイオード
41が設置され、このバラクタダイオード41の一方側
端子42には18系統の受信用アンテナ素子31のため
の片側アンテナ線材A1〜A18が所定角度間隔(この実
施例では10゜)で放射状にスクリーン印刷され、バラ
クタダイオード41の他方側端子43には上記片側アン
テナ線材A1〜A18のペアとなる片側アンテナ線材A19
〜A36が所定角度間隔(この実施例では10゜)で放射
状にスクリーン印刷されている。
【0022】また、上記バラクタダイオード41の一方
側端子42には18系統の送信用アンテナ素子32のた
めの片側アンテナ線材B1〜B18が所定角度間隔(この
実施例では10゜)で且つ片側アンテナ線材A1〜A18
から所定角度(この実施例では5゜)変位した位置に放
射状にスクリーン印刷され、バラクタダイオード41の
他方側端子43には上記片側アンテナ線材B1〜B18の
ペアとなる片側アンテナ線材B19〜B36が所定角度間隔
(この実施例では10゜)で且つ片側アンテナ線材A19
〜A36から所定角度(この実施例では5゜)変位した位
置に放射状にスクリーン印刷されている。
【0023】ここで、上記18系統の受信用アンテナ素
子31を構成するアンテナ線材Ai(i=1〜18)、Aj
(j=i+18)の長さは、図5に示すように、送信機15
から送信されるマイクロ波Sの夫々の波長をλaとすれ
ばλa/2であり、また、18系統の送信用アンテナ素
子32を構成するアンテナ線材Bi(i=1〜18)、Bj
(j=i+18)の長さは、送信機15から送信されるマイ
クロ波Sの第二高調波S'の夫々の波長をλbとすればλ
b/2である。例えば10GHzのマイクロ波に対する受信
用アンテナ素子31にあっては、アンテナ線材A1+A1
9の長さは30mm(λa)/2=15mmであり、これ
に対応する送信用アンテナ素子32にあっては、第二高
調波が20GHzのマイクロ波になることから、そのアン
テナ線材B1+B19の長さは15mm(λb)/2=7.
5mmである。
【0024】次に、この情報カード14に所定の情報を
具備させるには、例えば図6に示すように、18系統の
送信用アンテナ素子32のうち第二高調波を生成しない
でよいもの(図6ではアンテナ線材B4−B22,B5−B
23,B8−B31,B13−B31,B16−B34,B17−B35
を対象)を途中で切断する(例えばアンテナ線材にパン
チ孔33を開ける)。こうすることにより、18系統の
送信用アンテナ素子32のうち6系統のアンテナ素子B
4−B22,B5−B23,B8−B26,B13−B31,B16−
B34,B17−B35から第二高調波S'が生成されず、残
りの送信用アンテナ素子32から第二高調波S'が生成
され、18ビットの信号列が情報信号として取り出され
る。
【0025】次に、この実施例に係る鉄道の自動改札口
システムの作動について説明する。この実施例におい
て、所定の情報が書き込まれた情報カード14を所持し
たユーザMが検査通路10を通過しようとすると、図7
に示すように、送信機15から単位ブロック(1検査)
毎に18種類の情報検知用電波Sが検査通路10に送信
される。
【0026】今、ユーザMが所持している情報カード1
4が図6に示すようなアンテナパターンを具備している
と仮定すると、仮に、各受信用アンテナ素子31で上記
情報検知用電波Sを全て受信したとしても、送信用アン
テナ素子32のうちB4−B22,B5−B23,B8−B2
6,B13−B31,B16−B34,B17−B35の6系統の送
信用アンテナ素子32がアンテナ機能を発揮しないの
で、当該6系統の送信用アンテナ素子32からは第二高
調波S'が生成されず、それ以外の送信用アンテナ素子
32からのみ第二高調波S'が生成されることになり、
受信機16の受信電波S'としては、図7のような情報
信号列が得られる。
【0027】この後、信号判別器17は受信機16の受
信電波の変調信号を検波し、図7に示すように、上記情
報信号列に応じた二値信号データを組立て、比較判断部
19へ当該データを送出する。そして、比較判断部19
は受信した二値信号データとリファレンスデータ格納メ
モリ18のリファレンスデータとを対比し、二値信号デ
ータがリファレンスデータに合致したならば、ゲート開
閉アクチュエータ12を介してゲート11を開放し、一
方、二値信号データがリファレンスデータに合致しない
ならば、ゲート開閉アクチュエータ12にゲート閉鎖信
号を送出し、ゲート11を閉鎖した状態を保つ。
【0028】尚、この実施例では、送信用アンテナ素子
32側のアンテナ線材を途中で切断することにより、情
報カード14に所定の情報を具備させるようにしたが、
これに限られるものではなく、例えば受信用アンテナ素
子31側のアンテナ線材(例えば図6に点線で示すよう
に、アンテナ線材A4−A22,A5−A23,A8−A31,
A13−A31,A16−A34,A17−A35を対象)を切断す
るようにしてもよいし、あるいは、受信用アンテナ素子
31及び送信用アンテナ素子32の両者の所定のアンテ
ナ線材を共に切断するようにしてもよい。
【0029】また、上記実施例では、18系統の受信用
アンテナ素子31及び送信用アンテナ素子32を一箇所
に放射状に配列したため、各アンテナ線材の角度間隔が
5゜と狭く、情報カード14のサイズによってはアンテ
ナパターンが小さ過ぎて上述したアンテナ線材の切断処
理がし難くなる懸念がある。このような場合には、例え
ば図8に示すように、18系統の受信用アンテナ素子3
1及び送信用アンテナ素子32を2箇所に分散させ、ア
ンテナ線材間の角度間隔を大きくし(図8では10
゜)、上述したアンテナ線材の切断処理を簡単にするこ
とが可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1ある
いは請求項2記載の発明によれば、カード基材に情報信
号ルールに従った所定のアンテナパターンを形成し、情
報検知用電波を送信することにより、必要な情報を電波
で取り出すことを可能としたので、例えば情報判別器に
カードそのものを挿入するというような面倒な人手作業
を介することなく、自動的に必要情報を容易に判別する
ことができる。特に、請求項3記載の発明によれば、情
報カードに書き込まれた必要情報を自動的に判別するシ
ステムを簡単に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る情報カード及びその情報判別
システムの構成を示す説明図である。
【図2】 この発明が適用された鉄道の自動改札口シス
テムの一実施例を示す説明図である。
【図3】 実施例に係る情報カードのアンテナパターン
を示す説明図である。
【図4】 実施例に係る情報カードにおけるアンテナ線
材の接続部構造の詳細を示す説明図である。
【図5】 実施例に係る情報カードにおけるアンテナ線
材の長さの設定方法を示す説明図である。
【図6】 実施例に係る情報カードに情報を具備させる
方法例を示す説明図である。
【図7】 実施例に係る鉄道の自動改札口システムの作
動例を示す説明図である。
【図8】 変形例に係る情報カードのアンテナパターン
を示す説明図である。
【符号の説明】
1…カード基材,2…受信用アンテナ素子,3…送信用
アンテナ素子,4…情報カード,5…検査通路,6…送
信手段,7…受信手段,8…情報分析手段,S…情報検
知用電波,S'…第二高調波
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G01S 13/74

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード基材(1)に、周波数の異なる複
    数の情報検知用電波(S:S1〜Sn)が別個独立に受信
    される複数の受信用アンテナ素子(2:2(1)〜2(n))
    と、各受信用アンテナ素子(2:2(1)〜2(n))で受信
    された電波の第二高調波(S':S1'〜Sn')が夫々送
    信される複数の送信用アンテナ素子(3:3(1)〜3
    (n))とを設けたことを特徴とする情報カード。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、予め決め
    られた情報信号ルールに従って複数の受信用アンテナ素
    子(2:2(1)〜2(n))及び複数の送信用アンテナ素子
    (3:3(1)〜3(n))の少なくとも一方側の該当するア
    ンテナ素子を途中で切断したことを特徴とする情報カー
    ド。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の情報カード(4)を所持
    する人(M)若しくは物が通過する検査通路(5)と、
    この検査通路(5)に対して周波数の異なる複数の情報
    検知用電波(S:S1〜Sn)を所定の時間間隔で送信す
    る送信手段(6)と、この送信手段(6)から送信され
    た電波のうち受信用アンテナ素子(2)で受信して送信
    用アンテナ素子(3)から送信された第二高調波
    (S':S1'〜Sn')を受信する受信手段(7)と、こ
    の受信手段(7)にて受信された信号を情報信号ルール
    に従って分析する情報分析手段(8)とを備えたことを
    特徴とする情報カードの情報判別システム。
JP5257801A 1993-09-21 1993-09-21 情報カード及びその情報判別システム Pending JPH0793500A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008506134A (ja) * 2004-07-12 2008-02-28 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 半径方向隙間の隙間寸法の検出方法

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008506134A (ja) * 2004-07-12 2008-02-28 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 半径方向隙間の隙間寸法の検出方法

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