JPH0793101B2 - 陰極線管の高電圧エ−ジング方法 - Google Patents

陰極線管の高電圧エ−ジング方法

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JPH0793101B2
JPH0793101B2 JP26731384A JP26731384A JPH0793101B2 JP H0793101 B2 JPH0793101 B2 JP H0793101B2 JP 26731384 A JP26731384 A JP 26731384A JP 26731384 A JP26731384 A JP 26731384A JP H0793101 B2 JPH0793101 B2 JP H0793101B2
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勝義 井上
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Toshiba Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J9/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • H01J9/44Factory adjustment of completed discharge tubes or lamps to comply with desired tolerances
    • H01J9/445Aging of tubes or lamps, e.g. by "spot knocking"

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は陰極線管の高電圧エージング方法に関するもの
である。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
陰極線管においては、電子銃の耐圧特性を向上させ、管
の特性を向上させるために電子銃を構成する電極をクリ
ーンアップするいわゆる高電圧エージングが行われる。
この高電圧エージング方法としては電極間に瞬間的に大
電流を繰り返し与える間欠放電方法が広く採用されてい
る。
この間欠放電方法はC・R(コンデンサ・抵抗)の充放
電回路を用いて行われているが、従来の高電圧エージン
グでは、低電圧側の表面、時には高電圧側の電極の表面
も放電痕跡が生ずる。この放電痕跡はかえって陰極線管
の耐電圧特性を低下させることになり、充分な高電圧エ
ージング効果を得ることが出来なかった。
この改善のため、先の実願昭48-25562号により、第2図
に示すような高電圧エージング方法を提案した。
電源(1)に一次コイルが接続されたトランス(2)の
二次コイルは一端が接地され、他端が整流器(3)、抵
抗(4),(5)を介して陰極線管(11)のアノード端
子(12)に接続された電極に接続され、この抵抗
(4),(5)の接続点と接地間にコンデンサ(6)と
放電ギャップ(7)が並列に接続されている。また陰極
線管(11)のステム側の電極は全てソケット(13)を介
して接地されている。
このような構成において、印加電圧を所定KV(ピーク)
とし、この所定KVの電圧をギャップ(7)の放電電圧に
すると、トランス(2)で昇圧された電圧が整流器
(3)で整流され、抵抗(4)を介してコンデンサ
(6)に流れ,このコンデンサ(6)を漸次充電させ
る。そして陰極線管(11)の耐電圧が所定電圧以下の場
合は、コンデンサ(6)に蓄えられた電荷が一挙に放出
され、陰極線管(11)に電極間に放電がおこる。この放
電が停止すると、再びコンデンサ(6)の充電が開始さ
れる。また、陰極線管の耐電圧が所定電圧以上の場合
は、放電ギャップ(7)が陰極線管(11)の電極間の放
電にかわることで、コンデンサ(6)に蓄えられた電荷
が抵抗(5)を通じて放出され、一旦放電が停止する
と、再びコンデンサ(6)の充電が始まる。この放電さ
せる電極としてはバイポテンシャル型電子銃やその他の
電子銃の主レンズを構成する電極間が主であり、この放
電により数回/秒の高電圧が印加され、電極の対接面に
付着した粒子などを除去することによりクリーンアップ
され、電子銃の耐電圧特性が良好になる。
しかし、上述した高電圧エージング方法では出力パルス
が長く、放電により加熱される面積が大きくなるため、
不所望な蒸発が起り易く、電界放射電流によるフォーカ
ス不良や管内放電の原因となり易いという問題があっ
た。
〔発明の目的〕
本発明は上述した問題点に鑑みてなされたものであり、
電極間のクリーンアップ時に発生する不所望な蒸発を起
すことがなく、フォーカス不良や管内放電のない品位良
好な電子銃を内装する陰極線管を得ることが可能な高電
圧エージング方法を提供することを目的としている。
〔発明の概要〕
即ち、本発明はオシレータからの電圧を昇圧させて取り
出すようになされたインダクションコイルの二次コイル
の高圧側を陰極線管のソケットに接続すると共に接地側
を充電抵抗及び放電抵抗を介して陰極線管のアノード端
子に接続し、充電抵抗と放電抵抗の接続点と高圧側間に
コンデンサ、充電抵抗のインダクションコイル側と高圧
側間にダンパーダイオードをそれぞれ接続し、高電圧エ
ージングの前段の比較的低い電圧時にコンデンサを充電
し、この充電電荷を電極間で放電させ、高電圧エージン
グの後段でインダクションコイルの出力電圧により高電
圧を印加して高電圧エージングを行うことを特徴とする
陰極線管の高電圧エージング方法である。
〔発明の実施例〕
次に、本発明の高電圧エージング方法の一実施例を第1
図により説明する。
即ち、オシレータ(21)に一次コイルが接続されたイン
ダクションコイル(22)の二次コイルの一端、即ち接地
側は充電抵抗(23)及び放電抵抗(24)を介して陰極線
管(11)のアノード端子(12)に接続された電極に接続
され、他端、即ち高圧側は、陰極線管(11)のステム側
の電極が全て接続されたソケット(13)に接続されてい
る。また充電抵抗(23)と放電抵抗(24)の接続点と高
圧側間にコンデンサ(25)が接続され、放電抵抗(23)
のインダクションコイル(22)側と高圧側間にはダンパ
ーダイオード(26)が接続されている。
次に、この回路構成による高電圧エージング方法につい
て述べると、高電圧エージングの前段でタンパーダイオ
ード(26)及び充電抵抗(23)によりコンデンサ(25)
を充電し、この充電された高エネルギを電極間に放電さ
せる。ちなみにこの放電の際には約100A程度の電流が流
れる。その後高電圧エージングの後段となるインダクシ
ョンコイル(22)の出力電圧の速い立上りによる高電圧
エージングを行う。
この回路に用いられるコンデンサの容量などは、陰極線
管の内面に塗布された導電膜の抵抗値などによって良好
な処理が可能となるように調整されるものであるが、発
明者らの行った13インチ程度の陰極線管では150PF程度
のコンデンサ容量とすることで良好な処理が可能となっ
た。
このような高電圧エージング方法によれば、前段部で高
エネルギで放電処理を行い、フォーカスリーク及び放電
を減少させながら、電極のスパッタによる適度なネック
内壁の黒化を行い、ネックガラスのチャージの局部化を
拡散させ、コンバージェンスドリフトが改善され、品位
良好な陰極線管が得られる。
〔発明の効果〕
上述のように本発明によれば、従来及び先願の高電圧エ
ージング方法に比較し、極めて品位の良好な陰極線管を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の高電圧エージング方法に使用する回路
構成を示す説明図、第2図は従来の高電圧エージング方
法に使用する回路構成を示す説明図である。 11……陰極線管、12……アノード端子、13……ソケッ
ト、21……オシレータ、22……インダクションコイル、
23……充電抵抗、24……放電抵抗、25……コンデンサ、
26……ダンパーダイオード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オシレータからの電圧を昇圧させて取り出
    すようになされたインダクションコイルの二次コイルの
    高圧側を陰極線管のソケットに接続すると共に、接地側
    を充電抵抗及び放電抵抗を介して前記陰極線管のアノー
    ド端子に接続し、前記充電抵抗と前記放電抵抗の接続点
    と高圧側間にコンデンサ、前記充電抵抗の前記インダク
    ションコイル側と前記高圧側間にダンパーダイオードを
    それぞれ接続し、高電圧エージングの前段の比較的低い
    電圧時に前記コンデンサを充電し、この充電電荷を電極
    間で放電させ、高電圧エージングの後段で前記インダク
    ションコイルの出力電圧により高電圧を印加して高電圧
    エージングを行うことを特徴とする陰極線管の高電圧エ
    ージング方法。
JP26731384A 1984-12-20 1984-12-20 陰極線管の高電圧エ−ジング方法 Expired - Lifetime JPH0793101B2 (ja)

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JPS61147439A JPS61147439A (ja) 1986-07-05
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