JPH0792712B2 - 画像論理演算装置 - Google Patents

画像論理演算装置

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JPH0792712B2
JPH0792712B2 JP60213844A JP21384485A JPH0792712B2 JP H0792712 B2 JPH0792712 B2 JP H0792712B2 JP 60213844 A JP60213844 A JP 60213844A JP 21384485 A JP21384485 A JP 21384485A JP H0792712 B2 JPH0792712 B2 JP H0792712B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、画像の論理演算を行う画像論理演算装置に関
する。
(従来の技術) 画像間の論理演算は、電子計算機を用いた画像処理技術
を利用することにより可能である。
このような演算を行うために、通常テレビジョン撮像装
置と、画像情報を画素単位で蓄積するフレームメモリ、
演算結果を蓄積するフレームメモリ、論理演算のための
演算回路が必要となる。
(発明が解決しようとする問題点) このような演算の過程には、多くの直列処理が含まれ、
画素が多くなるに従って、大型の演算処理装置が必要で
あった。
本発明の目的は空間光変調管等の画像装置を用いて16種
類全ての論理演算を実行することができる画像論理演算
装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するために、本発明による画像論理演算
装置は、 第1の画像を撮像し記憶する第1の画像装置と、 第2の画像を撮像し記憶する第2の画像装置と、 光源からの光で第1の画像装置に記憶されている画像を
読み出し、前記第1の画像装置から読み出された出力像
で第2の画像装置に記憶されている画像を読み出す読み
出し手段と、 前記第2の画像装置から読み出された出力像を明暗情報
に変換する変換手段と、 前記変換手段出力を2値化するしきい値処理を行う第3
の画像装置から構成されている。
(実施例) 以下、図面等を参照して本発明をさらに詳しく説明す
る。
第2図は、本発明による画像論理演算装置の基本的な構
成要素である空間光変調管の基本的な構成と動作を説明
するための略図である。
空間光変調管の光電面3にレンズ2を介して入射したイ
ンコヒーレント像1は、光電子像に変換される。
その光電子像はマイクロチャンネルプレート4で増倍さ
れた後、結晶6の表面61に電荷パターンを形成する。
その電荷パターンに応じて、結晶6を横切る電界が変化
し、ポッケルス効果によって結晶6の屈折率が変化す
る。
ここで、直線偏光のレーザ光8を結晶6に照射すると、
電荷蓄積面61からの反射光は偏光状態が変化しているの
で、検光子9を通過させれば、入力インコヒーレント光
情報を持ったコヒーレント光出力10が得られる。
なおメッシュ電極5には電圧Vc,結晶6の裏面には電圧V
bが接続されており、これらの電圧の関係を変えること
により、種々のモードの書込みや、後述するしきい値処
理が可能である。
次に、本発明に必要な空間光変調管の主要な機能を説明
する。
I 蓄積機能 空間光変調管は電気光学結晶の表面の電荷分布を長い時
間保持する蓄積機能を持っている。
結晶面6は非常に高い電気抵抗値を有しているので、結
晶表面61の電荷分布を数日以上保持することができる。
II しきい値制御機能 第4図に示すように、A,B,C3段階の明るさの像を書き込
む場合を考える。
最も明るい部分Bに対応する結晶6の電荷蓄積面61の電
子の密度が最も大きく、A,Cの順に少なくなる。
第3図は、結晶表面電荷量σと、出力光強度I、出力光
位相差φとの関係を示すグラフである。
第3図において、A部分の出力コヒーレント光強度はI0
/2,B部分はI0,C部分は0に相当する。
この状態で第2図に示す電源の電圧Vbを下げることによ
り、最も負電荷の多いB部分だけを負電位にすることが
できる。
以下例を挙げて説明する。
第2図において、Vb=2KV、Vc=1KVとして第4図の入力
像の書込みを行ったとする。
画像Bに対応するところは、電子の付着量が最も大き
く、メッシュ電極の電位1KVに達し、Aに対応する部分
の電位は1.5KVに達し、ほとんど電子の付着していない
Cに対応する部分はVbと同じ2KVであったとする。
ここでVbを0.5KVとすると、 Bに対応する部分の電位は−0.5KV Aに対応する部分の電位は 0.0KV Cに対応する部分の電位は+0.5KVとなる。
ここで、メッシュ電圧Vcを例えば0.5KVにして、一様な
光で空間光変調管の光電面3を照射すると、Bの部分は
負電位で入射電子を反撥し、Cに対応する部分にはその
部分が0.5KVになるまで、電子が入射させられることに
なる。
その結果、Bに対応する部分以外の電荷を0にできる。
このように、ある電荷のレベルを設定して、そのレベル
以上か以下に2値化することをしきい値制御機能という
ことにする。
第1図は本発明による画像論理演算装置の実施例を示す
ブロック図である。
空間光変調管13,14はそれぞれ第1および第2の画像装
置を形成している。
第1の画像11,第2の画像12はそれぞれ空間光変調管13,
14に書き込まれ蓄積される。
31は前記空間光変調管13,14からの情報の読み出し、し
きい値制御に利用されるレーザ光である。
結晶15と検光子25は第1または第2の画像装置の出力
像,第1の画像装置の出力で読み出された第2の画像装
置の出力像を明暗情報に変換する変換手段を形成してい
る。
第3の画像装置である空間光変調管26は、前記変換手段
からの出力像を記憶し、または記憶した画像の内容を2
値化するしきい値処理を行う。
17,28,21,22は光学シャッタ、19,20,28,29はビームスプ
リッタである。
結晶27は空間光変調管26の出力の反転読み出しの際に半
波長板として用いられる結晶である。23,24は全反射ミ
ラーである。
前記実施例装置により行われる各種演算を第5図を参照
して説明する。
(1)AND,NAND,OR,NOR演算 この演算および後述する(2)〜(4)の演算では、光
学シャッタ17,18は開、21,22は閉の状態に保たれてい
る。
空間光変調管13に第1の画像11(A)を、空間光変調管
14に第2の画像12(B)を、σπ/2の電荷量で書き込
む。
そして直線偏光の読み出し用レーザ光31で空間光変調管
13を読み出すと、その出力光は、第5図a1のように電荷
の存在する部分と存在しない部分の影響を受けた出力光
波の位相差φはπ/2となる。
そして、その出力でさらに空間光変調管14(ここでさら
にa′のような位相差が加わる)を読み出すとb1のよ
うな位相関係になる。
この光を検光子25を通過させれば、c1のように3階調の
パターンとなる。
これを空間光変調管26でしきい値処理をする。しきい値
σthをσπ>σth>σπ/2としてしきい値処理をして、
読みだしを行うとANDの演算結果が読みだされる。
しきい値σthをσπ/2>σth>0としてしきい値処理を
して、読みだしを行うとORの演算結果が読みだされる。
この状態で結晶72に電圧を印加し、半波長板として動作
させれば前記ANDの演算に対応するものはNANDとして、O
Rの演算に対応するものはNORとして読みだされる。
なお結晶27は、第2図に示した空間光変調管の結晶6と
同一のものを用い、画面に電圧印加用の透明電極を付け
たものである。
(2)XOR,/XOR演算 以下の明細書においてAの否定を/Aとして示す。/XORは
XORの否定論理を意味する。
前述したb1の状態で、結晶15に電圧を印加し、位相差を
π/2だけ増加させる。
結晶15を透過した光はb2の状態となる。
検光子25の使用により、c2のパターンが得られる。
これを空間光変調管26によって前述したしきい値制御を
すれば、XORが得られる。
さらに結晶27への電圧印加により結晶27を半波長板とし
て動作させると、/XORの演算出力が得られる。
(3)A・/B,/A+Bの演算 空間光変調管13でしきい値処理をして、a3の状態をつく
る。このときのしきい値σthはσπ/2>σth>0であ
る。
この出力を読み出して(シャッタ17→ビームスプリッタ
19→ビームスプリッタ20→シャッタ18)で空間光変調管
14に入射し、それと空間光変調管14のa′と組み合せ
ることで、位相状態b3の状態を得る。
この位相状態b3の光をシャッタ18→ビームスプリッタ20
→結晶15(電圧を印加されていない状態)の経路を介し
て検光子25を透過させるとc3のパターンが得られる。
このパターンを空間光変調管26に入射させて、しきい値
σthをσπ>σth>σπ/2としてしきい値処理をして、
読み出せば、A・/Bが得られる。前記読み出しの際に結
晶27に電圧をかけて、半波長板として動作させると/A+
Bの演算出力が得られる。
なお/A+Bの演算はしきい値を変えた処理によっても得
られる。
(4)/A・B,A+/Bの演算 空間光変調管13でa4の状態を読み出し、引き続いて、し
きい値(σπ/2>σth>0)処理後の空間光変調管14の
情報a′を読み出す。
その時の位相情報はb4となり、検光子25により強度の情
報に変換するとc4となる。
これを空間光変調管26でしきい値(σπ>σth>σπ/
2)制御することにより/A・Bが得られる。
さらに結晶27を半波長板として動作させることにより、
A+/Bが得られる。
(5)A,/Aの演算 光学シャッタ18を閉にし、光学シャッタ22を開にする。
空間光変調管13の情報Aだけをミラー24を使用して空間
光変調管26に書き込む。
空間光変調管26でしきい値(σπ/2>σth>0)制御す
ればAとなる。
結晶27を半波長板として動作させることにより、/Aが得
られる。
(6)B,/Bの演算 光学シャッタ17を閉、光学シャッタ21を開にする。以後
の動作はA,/Aの演算と同様にすれば良い。
(5)と同様の動作をさせる。
(7)T(=TRUE),F(=FALSE)の演算空間光変調管2
6を一様に消去すればF、この状態で結晶27に電圧を印
加して読み出せばTとなる。
(発明の効果) 以上詳しく説明したように、本発明による画像論理演算
装置は、 第1の画像を撮像し記憶する第1の画像装置と、 第2の画像を撮像し記憶する第2の画像装置と、 光源からの光で第1の画像装置に記憶されている画像を
読み出し、前記第1の画像装置から読み出された出力像
で第2の画像装置に記憶されている画像を読み出す読み
出し手段と、 前記第2の画像装置から読み出された出力像を明暗情報
に変換する変換手段と、 前記変換手段出力を2値化するしきい値処理を行う第3
の画像装置から構成されている。したがって、本発明
は、光コンピューティングに広く利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による画像論理演算装置の実施例を示す
ブロック図である。 第2図は本発明による画像論理演算装置の基本的な構成
要素である空間光変調管の構成と動作を説明するための
略図である。 第3図は、結晶表面電荷量σと、出力光強度I、出力光
位相差φとの関係を示すグラフである。 第4図は、空間光変調管のしきい値制御を説明するため
の略図である。 第5図は、本発明による画像論理演算装置によって行わ
れる論理演算を説明するための略図である。 11……第1の画像(A) 12……第2の画像(B) 13……第1の画像装置(空間光変調管) 14……第2の画像装置(空間光変調管) 15,27……結晶板(半波長板) 17,21,22,28……シャッタ 19,20,28,29……ビームスプリッタ 23,24……ミラー 25,30……検光子 26……第3の画像装置(空間光変調管) 31……レーザ光 32……出力像

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の画像を撮像し記憶する第1の画像装
    置と、 第2の画像を撮像し記憶する第2の画像装置と、 光源からの光で第1の画像装置に記憶されている画像を
    読み出し、前記第1の画像装置から読み出された出力像
    で第2の画像装置に記憶されている画像を読み出す読み
    出し手段と、 前記第2の画像装置から読み出された出力像を明暗情報
    に変換する変換手段と、 前記変換手段出力を2値化するしきい値処理を行う第3
    の画像装置から構成した画像論理演算装置。
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JPS60117221A (ja) * 1983-11-29 1985-06-24 Hamamatsu Photonics Kk 画像間の論理和を求める論理和演算装置

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