JPH0792517B2 - 除去可能な耐震性仕切り壁 - Google Patents

除去可能な耐震性仕切り壁

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JPH0792517B2
JPH0792517B2 JP62080852A JP8085287A JPH0792517B2 JP H0792517 B2 JPH0792517 B2 JP H0792517B2 JP 62080852 A JP62080852 A JP 62080852A JP 8085287 A JP8085287 A JP 8085287A JP H0792517 B2 JPH0792517 B2 JP H0792517B2
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コグマ コンパ−ニユ ジエネラ−ル ドウ マチエ−ル ヌクレイル
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    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
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    • E04B1/62Insulation or other protection; Elements or use of specified material therefor
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    • E04B1/98Protection against other undesired influences or dangers against vibrations or shocks; against mechanical destruction, e.g. by air-raids
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E04HBUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
    • E04H9/00Buildings, groups of buildings or shelters adapted to withstand or provide protection against abnormal external influences, e.g. war-like action, earthquake or extreme climate
    • E04H9/02Buildings, groups of buildings or shelters adapted to withstand or provide protection against abnormal external influences, e.g. war-like action, earthquake or extreme climate withstanding earthquake or sinking of ground
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、垂直壁、特に、放射性物質を収容する部屋の
壁に形成される開口部を密閉する耐震性の交換可能なな
いし除去可能な仕切り壁に関する。
発明の背景 該プラントでは、放射性物質を収容する部屋への近接
は、一般に、コンクリートブロツクの空(モルタル無
し)積みよつて形成される仕切り壁で密閉される。
部屋内に設置される放射性物質によつて放出される放射
線に対する保護の持続性を更に保証する際、該仕切り壁
は、その分解可能な性質の結果として、所要の場合に部
屋内に入り込むのを可能にする。
これ等の除去可能な仕切り壁によつて密封される開口部
の寸法は、該開口部が人または設備の通過を可能にする
様に意図されるか否かを関数として変化する。最初の場
合には、該寸法は、一般に、1m×1.80mである。設備の
通路のための開口部の場合では、開口部の寸法は、5m×
4mまでになり得る。
核プラントの建物の総ての要素の様に、これ等の除去可
能な仕切り壁は、安全解析によつて所要の際、地震の作
用に耐え得る様に設計される。
現在の技術の状態では、除去可能な仕切り壁を形成する
ブロツクは、一般に、平坦面を有する矩形の平行六面体
の形状である。地震によつて生じ得る仕切り壁に垂直な
水平の慣性力に対する抵抗は、ブロツクの堆積の両側に
保持用枠組を設置することによつて得られる。特定の場
合の関数として、この枠組は、一般的なシート金属の板
張り、または金属形鋼の格子組みによつて構成される。
しかしながら、これ等の公知の除去可能な仕切り壁は、
特定の数の欠点を持つている。第1に、該壁の費用は、
保持用枠組の価格がブロツク堆積の価格よりも高くなり
得るため、高い。更に、該部屋への近接は、保持用枠組
によつて困難になり、枠組の除去は、ブロツクの堆積の
除去に加えられねばならない。最後に、部屋内の保持用
枠組の存在は、放射能除去を一層困難にし、特に、該枠
組が形鋼によつて形成されるときに然りである。従つ
て、放射能除去工程は、放射能除去を行うべき構造の壁
が平滑でないとき、一層困難になる。
仏国特許第1232638号は、その形状が所要の放射線保護
を与えるのを可能にするブロツクから形成される仕切り
壁を開示する。該ブロツクは、相互に密閉され、地震に
対する抵抗を保証する補強構造を形成する垂直および水
平の金属バーによつて交差される。しかしながら、この
仕切り壁を分割することは、可能ではない。
従つて、本発明は、従来技術の除去可能な仕切り壁の上
述の欠点をもたない新規な型式の除去可能な耐震性仕切
り壁に関する。
発明の要約 従つて、本発明に、特に、垂直壁に形成される開口部を
閉鎖する除去可能な耐震性仕切り壁に関し、該仕切り壁
は、重ねられる水平な列に配置される平行六面体のブロ
ツクの少なくとも2層を有し、該各列は、二等辺不平行
四辺形の断面を有する中心の固定用ブロツクの両側に対
称的に配置され平行四辺形の形状の断面を有するブロツ
クと共に、該固定用ブロツクによつて形成される少なく
とも1組のブロツクを備え、これにより、同一の層の総
ての中心の固定用ブロツクは、同一方向へ方向づけら
れ、従つて、ブロツクの各組は、仕切り壁が各組の中心
の固定用のブロツクの断面に形成される不平行四辺形の
小さい基線に向つて大きい基線から通過する第1方向へ
該仕切り壁に対して垂直に加えられる水平力を受けると
き、仮想の系の弧の様に挙動し、仕切り壁の2つの外側
面を構成するブロツクの層は、該層の中心の固定用ブロ
ツクの断面に形成される不平行四辺形の小さい基線が該
外側面に置かれる様な態様で形成される。
従つて、従来技術による2つの保持構造は、仕切り壁の
分解性能を害することなく省略される。
該除去可能な仕切り壁は、放射性物質を収容する部屋の
壁に設置する様に主として意図される。しかしながら、
該仕切り壁は、開口部が良好な耐震性を同様に持たねば
ならない垂直壁に比較的容易に作られることを必要とす
る総ての場合に、核産業以外で使用されてもよい。従つ
て、ブロツクが好ましくは通常のコンクリートの密度を
越える密度を有する重いコンクリートから作られれば、
通常のコンクリートまたは耐火粘土の様な他の材料を使
用することも可能である。
好ましくは、ブロツクの列は、継手の右への放射線漏洩
を防止する様に個々の層の間で垂直方向へ変位される。
同一の層の2つの隣接する列のブロツクは、仕切り壁の
結合を増大する様に仕切り壁に平行な方向へ水平に変位
されてもよい。
本発明の好適実施例では、平行四辺形の形状の断面を有
する各ブロツクは、一端面のキーと、反対側の端面の該
キーに相補の形状を有する凹所とを備え、二等辺不平行
四辺形の形状の断面を有する各ブロツクは、平行四辺形
の形状の断面を有するブロツクに形成される凹所に同一
の形状を持つ凹所を不平行四辺形の辺に相当する端面上
に備え、従つて、該列の各々において、各キーは、隣接
するブロツクの凹所に収容される。
本発明による除去可能な仕切り壁が設置される開口部の
幅が過大なとき、ブロツクの各列は、2組のブロツク
と、該組の間に間挿され二等辺不平行四辺形の形状の断
面を有する中間のサポートブロツクとを備え、中間のサ
ポートブロツクは、同一の層の中心の固定用ブロツクに
対して反対の方向へ方向づけられ、垂直の保持用形鋼
は、各サポートブロツクの断面に形成される不平行四辺
形の大きい基線に対して当接する様に壁に固定され、該
大きい基線は、仕切り壁の外側面上に置かれる。
従つて、該サポートブロツクは、該中心の固定用ブロツ
クと同一である。サポートブロツクの端面と、平行四辺
形の形状の断面を有するブロツクの隣接する端面とに形
成される凹所を同時に充填可能な固定用部材を備えるこ
とは、仕切り壁に望ましい。
設置の際、モルタルフレームは、仕切り壁の周辺に配置
されるブロツクと壁に形成される開口部との間に注入さ
れる。仕切り壁の分解を容易にするため、モルタルは、
ブロツクの上側列と壁に形成される開口部の上部との間
の紡がれない鉛繊維の充填材によつて置換えられてもよ
い。
本発明は、その実施例に関し添付図面を参照して下記に
詳細に説明される。
実施例 第1図は、その中にほぼ矩形の開口部12が作られる例え
ば鉄筋コンクリートのほぼ垂直な壁10を示す。壁10が完
全に垂直であることは、肝要ではない。従つて、本発明
が垂直面に対して僅かな傾斜を有する壁の場合にも適用
可能なことは、容易に明らかである。更に、開口部12の
形状は、一般に矩形の開口部が通常使用されるが、必ず
しも矩形ではない。
本発明によると、壁10に形成される開口部12は、地震に
耐える様に意図される除去可能な仕切り壁14によつて閉
鎖しない密閉される。更に、壁10が放射性物質を収容す
る部屋11を限定するとき、仕切り壁14は、該部屋内に置
かれる放射性物質によつて放出される放射線に対して保
護を与える様に構成される。
第1図では、これ等の2つの目的は、この場合には2つ
の並置される層の形状に配置されるコンクリートブロツ
ク16,18の連続的な空積み、即ち、モルタルなしの堆積
によつて達成される。これ等の層の各々の厚さは、例え
ば20cmまたは30cmである。各層は、総てが第1図に示す
形状を断面において有するブロツク16,18の幾つかの水
平な列によつて形成される。ブロツク16,18の総ては、
平行六面体であり、平坦な水平の上側面および下側面を
有し、その高さは、例えば10cmである。
第1図に示す様に、各列は、断面で二等辺不平行四辺形
の様な形状の中心の固定用ブロツク18と、断面で平行四
辺形の様な形状のブロツク16とから形成される一組のブ
ロツクを有している。ブロツク16は、中心ブロツク18の
両側に反対の方向で同数において設けられる。
同一列のブロツク16,18の隣接面を端面と呼ぶ際、ブロ
ツク18の端面18aは、ブロツク18の断面に形成される不
平行四辺形の辺に相当する。ブロツク16の端面は、符号
16aによつて示される。ブロツク16の長さは、例えば10c
mであり、ブロツク18の長さは、断面でブロツク18が形
成する不平行四辺形の小さい基線の辺または大きい基線
の辺のいずれから考えられるかに依存15cmから25cmであ
る。
ブロツク16,18の外側面は、ブロツク16に対して符号16b
によつて、断面でブロツク18によつて形成される不平行
四辺形の小さい基線および大きい基線に対応するブロツ
ク18の面に対して符号18b,18′bによつて夫々示され
る。更に、中心の固定用ブロツク18の面18a,18b,18′b
の間に形成される角度は、ブロツク16の面16a,16bの間
に形成される角度と同一である。第1図に示す様に、中
心ブロツク18の両側でブロツク16の向きを反対にするこ
とにより、その結果として、各列のブロツク16,18の端
面16a,18aは、隣接するブロツクの端面に当接する。
第1図では、ブロツクの2層の各々は、同一の態様で作
られる。しかしながら、ブロツクの2層は、中心の固定
用ブロツク18の小さい面が仕切り壁14の2つの外側面14
b,14′bに配置される様に、反対の向きに設置される。
ブロツク16,18が困難なしに設置可能な様に、開口部12
の垂直ポストおよび水平ポストの内側面と仕切り壁の周
辺に設置されるブロツク16の外側面との間に空間が存在
する。この実施例では、楔締め用モルタル20は、ブロツ
クの堆積がその上に当接する水平ベツドおよび垂直サポ
ートを形成する様にこれ等の空間に注入される。変形と
して、ブロツクの上側列と開口部12の上側水平ポストと
の間に限定され固定が不可欠ではない空間は、紡がれな
い鉛繊維の充填材21(第2図、第3図)によつて充填さ
れてもよい。
各列の終りに置かれるブロツク16の端面16a該端面に平
行な開口部12の内側面との間に設置されるモルタル20に
よつて構成される垂直サポートの結果として、ブロツク
の各列のブロツク16,18は、仮想の糸の弧の様に挙動す
る。
特に、1つの層のブロツクの列(第1図の左の)は、第
1方向(第1図の矢印F1)において仕切り壁に垂直に加
わる水平荷重に哂されるとき、仮想の糸の弧の様に挙動
する。逆に、第2層のブロツクの列(第1図の右の)
は、仕切り壁が反対の方向(第1図の矢印F2)において
それに垂直に加わる水平荷重に哂されるとき、仮想の糸
の弧の様に挙動する。対応する仮想の糸の弧は、第1図
のハツチング部分A1,A2によつて図式的に示される。こ
の様にして、除去可能な仕切り壁の保持用枠組は、全く
必要ではない。
第1図にも示される様に、各ブロツク16の端面16aの1
つは、好ましくはブロツクの全体の高さにわたつて垂直
に延び断面でほぼ梯形の形状を有する突出す部分によつ
て構成されるキー26を備えている。
ブロツク18の2つの端面18aと同様に、各ブロツク16の
他の端面16aは、該ブロツクの全体の高さにわたつて延
び梯子形断面を有する凹所28を備えている。凹所28は、
キー26の形状に相補状の形状を有し、従つて、キー26
は、第1図に示す様に、対応する列の隣接するブロツク
16または18の凹所に設置される。
尚、キー26は、特定の間隙を伴つて凹所28に収容され
る。従つて、これ等は、力が上述の様に矢印F1またはF2
によつて加えられるとき、ブロツク間の力の伝達に関与
しない。
第2図、第3図は、第1図の実施例の変形を示す。
第2図は、各層を構成するブロツク16,18が千鳥の配置
に配置されることを示し、即ち、これ等のブロツクは、
それ等を分離る継手が垂直方向に整合しない様に個々の
列の間で変位される。
この配置の結果は、ブロツクの列の終りの各々に交代に
設置される第2図の特定の平行六面体ブロツク16′が他
の平行六面体ブロツク16に比し低減された長さを有する
ことである。ブロツク16′の長さは、例えば10cmであ
る。
同一の態様において、第3図は、仕切り壁14の2層を形
成するブロツク16,18の列が垂直方向に変位され、従つ
て、これ等の列の間の水平継手の平面が個々の層の間で
整合しないことを示す。この垂直方向の変位は、例えば
半分のブロツク高さでもよく、即ち、ブロツクの高さが
約10cmであれば、約5cmでもよい。
この後者の特徴は、放射性物質を収容する部屋の壁を密
閉する除去可能な仕切り壁の構造への本発明の適用にお
いて特別に重要なものである。従つて、これは、該物質
によつて放出される放射線に対する効果的な保護を保証
するのを可能にする。
第4図は、第1図を参照して前に述べたものに比較可能
な本発明の他の実施例を示す。この実施例では、除去可
能な仕切り壁14は、並置されるブロツクの3層を有し、
これ等の層の各々は、重ねられる水平の列によつて形成
される。
この場合には、除去可能な仕切り壁14の外側面14b,14′
bを形成する2層は、第1図に関して(恐らくは第2
図、第3図の変形によつて)説明された仕切り壁を形成
する2層のものと同一の態様に作られる。両端の層の間
の中間層に関しては、該中間層は、2つの他の層の各々
と同様な態様に作られ、これ等の層の1つ(第4図の右
の層)と同一の方向に方向づけられる。第4図の仕切り
壁14を構成するブロツク16,18および恐らくは16′は、
上述のものと同一である。
第4図に明瞭に示す様に、一層多くの数の(この場合に
は3つの)並置されたブロツク層の存在は、一層厚い仕
切り壁14を作るのを可能にする。更に、これは、同一の
列のブロツクの端面16a,18a間に形成される継手間の不
連続部を個々の層の間に形成することに導く。仕切り壁
14が放射性物質を収容する部屋の壁10に形成される開口
部12を密閉する場合には、これは、放射線に対する更に
良好な保護を与える。
明らかに、第3図に示す様に、この保護は、同一の層の
隣接する2列の間に形成される水平継手を個々の層の間
垂直方向に変位することによつても保証される。
最後に、第5図は、地震の場合に力が伝達される垂直サ
ポートの機械的な強さが中間の垂直サポートを付加する
ことなしに保証し得ない様な幅を本発明による除去可能
な仕切り壁14によつて密閉されるべき開口部12が有する
本発明の実施例を示す。
実際上、サポート間の最大幅は、第1図のA1,A2の様な
仮想の弧のコンクリートの圧縮応力がコンクリートの圧
縮限界に基づいて定められる制限応力以下にとどまる様
な態様で選択される。補強されず振動されず困難を伴つ
て所定の位置に装入される楔締め用モルタルを垂直サポ
ートが有する上述の異なる実施例では、付加的な安全係
数は、コンクリートの圧縮限界に適用される。この様に
して計算される最大幅は、例えば約4mである。
開口部12の幅がこの最大幅を越えるとき、少なくとも1
つの中間の垂直サポートを設けることが必要である。こ
の状態は、重ねられるブロツク16,16′,18の特定数の列
から各々が形成される2つのブロツク層を有する除去可
能な仕切り壁14の場合に第5図に例示的な態様で示され
る。
この場合には、ブロツクの各列は、開口部12の全幅を密
閉する様に端部を付き合わて置かれるブロツク16,18の
2つの同一の組によつて形成される。同一の列のブロツ
クの2組の各々は、第1図から第4図までを参照して前
に述べた仕切り壁を構成するブロツクの列に同一の態様
で作られる。
特に、同一の列のブロツクの2列は、同一方向へ方向づ
けられ、2組の隣接する端部ブロツク16の間に置かれる
中間サポートブロツク18′によつて分離される。これ等
のサポートブロツク18′は、断面で二等辺不平行四辺形
の形状を有するブロツクである。これ等は、好ましくは
ブロツク18と同一である。
サポートブロツク18′をその間に置かれるブロツク16の
隣接する端面の方向に留意し、ブロツク18′の面18′b
は、仕切り壁14の外側面14bまたは14′bに配置され
る。従つて、地震の場合にブロツク18′によつて集めら
れる力を壁10に伝達するためにサポートを設けることが
必要である。
第5図に示す様に、これ等のサポートは、好ましくは矢
印F1またはF2の方向で仕切り壁に垂直に夫々加わる力に
耐え得る様に設置される例えばI形鋼の垂直形鋼30によ
つて構成される。形鋼30は、コンクリート壁10の頂上お
よび底部において固定され、ブロツク18′の面18′bに
接触する。
この様にして、力が第5図の矢印F1またはF2の方向へ垂
直に加えられるとき、仕切り壁14を形成するブロツクの
1つの層のまたは他の層は、楔締め用コンクリート20を
介する開口部12の垂直な内側端縁への半分と、サポート
ブロツク18′を介する形鋼30への半分との加わる力を伝
達する2つの仮想の糸の弧の態様で列ずつ挙動する。
第5図から認められる様に、サポートブロツク18′が中
間ブロツク18と同一のとき、ブロツク18′の端面に形成
される凹所28は、ブロツク16の隣接する端面に形成され
る対応する凹所28に面する。次に、同時に2つの向き合
う凹所を充填する固定用部材32を凹所の向き合うブロツ
ク16,18′に設置することが望ましい。
尚、保持用形鋼30は、非常に広く間隔を設けられ、これ
等の費用は、従来技術によつて必要とされる保持用枠組
の費用よりも遥かに少ない。
明らかに、本発明は、前に例示的な態様で述べた実施例
に制限されず、該実施例の総ての変形を包含する。
特に、上述の実施例は、相互に組合わされてもよく、こ
れにより、第5図を参照して述べた中間の垂直サポート
の使用は、ブロツクの2層または3層によつて形成され
る仕切り壁に適用されてもよい。更に、上述の実施例で
ブロツクに形成されるキーは、安全な作用のみを有し、
所要により、省略されてもよい。
更に、本発明は、放射性物質を収容する部屋の壁に形成
される開口部を密閉するために設けられる除去可能な仕
切り壁の場合に特に適合するが、核産業以外に使用され
てもよい。
最後に、楔締め用モルタルの使用は、回避されて、適当
な寸法を有する相補状ブロツクによつて置換えられても
よい。次に、該システムの固定は、ねじの様な外側から
近接可能な分解し得る結合装置ないし連結装置によつて
相互に連結される幾つかの部分に作られる少なくとも1
つのブロツクによつて保証される。
【図面の簡単な説明】
第1図は仕切り壁が2つの並置されるブロツク層を有す
る本発明による除去可能な仕切り壁の第1実施例の横断
面図、第2図は第1図の実施例の変形を示す部屋の内部
からの立面図、第3図は第2図の線III−IIIに沿う垂直
断面図、第4図は除去可能な仕切り壁が3つの並置され
るブロツク層を有する本発明の第2実施例を示す第1図
と同様な横断面図、第5図は除去可能な仕切り壁が広い
開口部に設置され中間垂直サポートを有する本発明の他
の実施例を示す第1図、第4図と同様な横断面図であ
る。 10……垂直な壁、12……開口部、 14……仕切り壁、14,14′b……外側面、 16,16′……コンクリートブロツク、 16a,18a……端面、18……固定用ブロツク、 18′……中間サポートブロツク、 20……楔締め用モルタル、21……充填材、 26……キー、28……凹所、 30……垂直形鋼、32……固定用部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−106495(JP,A) 実公 昭40−28560(JP,Y1) 実公 昭37−20299(JP,Y1)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直壁に形成される開口部を閉じる除去可
    能な耐震性仕切り壁において,重ねられる水平な列で配
    置される平行六面体のブロツクの少なくとも2層を備
    え,該各列が、二等辺不平行四辺形の断面を持つ中心の
    固定用ブロツクと、平行四辺形の形状の断面を持ち該中
    心の固定用ブロツクの両側に対称的に配置されるブロツ
    クとによつて形成されるブロツクの少なくとも一組を有
    し,これにより、同一の層の総ての該中心の固定用ブロ
    ツクが,同一方向に方向づけられ,従つて、前記仕切り
    壁が前記各組の該中心の固定用ブロツクの断面に形成さ
    れる不平行四辺形の小さい基線に向つて大きい基線から
    通過する第1方向へ該仕切り壁に垂直に加えられる水平
    力を受けるとき、ブロツクの該各組が、仮想の糸の弧の
    様に挙動し,該仕切り壁の2つの外側面を構成するブロ
    ツクの前記層が、該層の該中心の固定用のブロツクの断
    面に形成される不平行四辺形の小さい基線を該外側面に
    設置する様な態様で形成される仕切り壁。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載の仕切り壁に
    おいて、ブロックの前記列が、個々の列の間で垂直方向
    に変位される仕切り壁。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項に記載の仕切り壁に
    おいて、同一の層の2つの隣接する列の前記ブロツク
    が、前記仕切り壁に平行に水平方向に変位される仕切り
    壁。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項に記載の仕切り壁に
    おいて、平行四辺形の形状の断面を有する前記各ブロツ
    クが、一端面上のキーと、反対側の端面上で該キーに対
    して相補状の形状を有する凹所とを有し,二等辺不平行
    四辺形の形状の断面を有する前記各ブロツクが、平行四
    辺形の形状の断面を有する該ブロツクに形成される該凹
    所と同一の形状を持つ凹所を該不平行四辺形の辺に相当
    する端面上に有し,従つて、前記各キーが、前記各列に
    おいて隣接する該ブロツクの凹所に収容される仕切り
    壁。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第1項に記載の仕切り壁に
    おいて、ブロツクの各列が、ブロツクの2組と、該組の
    間に間挿され二等辺不平行四辺形の形状の断面を有する
    中間サポートブロツクとを備え,該中間サポートブロツ
    クが、同一の層の前記中心の固定用ブロツクに対して反
    対の方向へ方向づけられ,垂直の保持用形鋼が、該各サ
    ポートブロツクの断面に形成される不平行四辺形の大き
    い基線に当接する様に前記壁に固定され,該大きい基線
    が、前記仕切り壁の外側面に設置される仕切り壁。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第5項に記載の仕切り壁に
    おいて、前記サポートブロツクが、前記中心の固定用ブ
    ロツクと同一であり,前記仕切り壁が、該サポートブロ
    ツクの端面と、断面で平行四辺形の形状の前記ブロツク
    の隣接する端面とに形成される凹所を同時に充填可能な
    固定用部材を有する仕切り壁。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第1項に記載の仕切り壁に
    おいて、前記壁に形成される開口部が、前記仕切り壁の
    周辺に設置されるブロツク上に注入されるモルタルフレ
    ームによつて限定される仕切り壁。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲第7項に記載の仕切り壁に
    おいて、前記モルタルフレームが、紡がれない鉛繊維の
    充填材によつて前記ブロツクの上側列と前記開口部の上
    側水平ポストとの間で完成される仕切り壁。
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