JPH0792130A - 燃料性状判別装置 - Google Patents

燃料性状判別装置

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JPH0792130A
JPH0792130A JP26294993A JP26294993A JPH0792130A JP H0792130 A JPH0792130 A JP H0792130A JP 26294993 A JP26294993 A JP 26294993A JP 26294993 A JP26294993 A JP 26294993A JP H0792130 A JPH0792130 A JP H0792130A
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JP
Japan
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fuel
additive
concentration
distillation temperature
gasoline
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JP26294993A
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Hideki Kamioka
秀樹 上岡
Katsuhiko Wakabayashi
克彦 若林
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
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Unisia Jecs Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃料の性状,添加剤の濃度を算出して、燃料
の性状変化を正確に判定し、エンジンの制御を迅速に行
なう。 【構成】 未知のガソリンを静電容量式センサに流し、
異なる波高値を有する電圧を印加し、ガソリンの比誘電
率としての検出電圧V0A,V0Bを得る。そして、検出電
圧V0A,V0Bに基づいてMTBE濃度M(N)が1%毎
の仮の蒸留温度TA ,TB を演算記憶すると共に、温度
差ΔTも演算記憶する。そして、MTBE濃度Mが1%
毎の温度差ΔTのうち、最も小さい値を選択する。これ
により、未知のガソリンに対する燃料の性状およびMT
BE濃度Mを確定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用エンジン等に
使用される燃料(ガソリン)の重,軽質等の性状を判別
するのに用いて好適な燃料性状判別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用エンジンの燃料として
使用されている純正ガソリンには、ヘプタン,ペンタン
等の炭化水素を主成分とする軽質ガソリンと、ベンゼン
等の炭化水素を主成分とする重質ガソリンとがあり、さ
らに細かく分ければ軽質ガソリン,中質ガソリン,重質
ガソリンの3種類に分かれる。
【0003】そして、自動車用エンジンに用いられるエ
ンジンは、通常軽質ガソリンにマッチングして点火時期
等が設定されている。しかし、最近では重質ガソリンの
使用が一般化してきていること、大気汚染法の施行等の
理由により、ガソリンの重質化が進んでいる。
【0004】然るに、軽質ガソリンにマッチングさせ、
点火時期等を制御するように設定されたエンジンに、重
質ガソリンを燃料として使用した場合には、軽質ガソリ
ンに比較して着火時期が遅れる結果、全体としてリーン
化傾向となり、低温時の始動性、運転性の悪化を招くと
いう問題点がある。また、走行状態においても、重質ガ
ソリン使用時には、息づき現象等の運転性能の悪化を起
こすばかりでなく、不完全燃焼によって排気ガス中の有
害成分が増大する等の問題が発生する。
【0005】一方、前述とは逆に、重質ガソリンにマッ
チングさせて点火時期等を制御するように設定されたガ
ソリン車に、軽質ガソリンを使用した場合には、全体と
してオーバリッチ傾向となり、点火プラグに「くすぶ
り」が発生するという問題点がある。
【0006】このような問題点を解決するために、本出
願人は先に特開平4−155252号として軽質,中
質,重質からなるガソリンの性状に応じて出力電圧が変
化する静電容量式のガソリン性状検出センサと、前記ガ
ソリンの温度を検出する感温センサと、前記ガソリン性
状検出センサからの出力電圧と感温センサによる検出温
度との関係から軽,中質か仮性重質ガソリンかを判定す
る第1の判定手段と、該第1の判定手段により仮性重質
ガソリンであると判定された場合には、前記各センサか
らの出力信号に基づいて温度勾配を演算し、この温度勾
配により軽,中質ガソリンか真性重質ガソリンかを判定
する第2の判定手段とから構成してなるガソリン性状判
別装置を提案した(以下、これを「従来技術」とい
う)。
【0007】そして、従来技術においては、ガソリンは
その性状の相違に応じて誘電率が異なることによって得
られる出力電圧と、燃温の特性の相違から、純正重質ガ
ソリンと中,軽質ガソリンを判定するに際して、ガソリ
ン中に添加剤等のアルコール分が含まれている場合に
も、当該アルコール分の影響を除去した状態で純正重質
ガソリンの判定を行う構成となっている。これにより、
極めて高精度なガソリン性状判別装置とすることがで
き、この結果、ガソリンの性状に応じた点火進角,遅角
を補正する。さらに、燃料噴射量を補正し、オーバリー
ン,オーバリッチとなるのを防止し、適正な燃料条件を
与えることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来技術においては、ガソリンの温度勾配を利用して判別
しているから、正確に判定するためには、燃温に温度差
が必要となり応答性が悪くなるという問題がある。
【0009】特に、始動時においては、ガソリンに温度
差がなく、ガソリンの性状を正確に判定することができ
ず、エンジン制御を適確に行うことができないという問
題がある。
【0010】本発明は前述した従来技術による問題に鑑
みなされたもので、未知のガソリンの性状および添加剤
の濃度を迅速かつ高精度に検出し、適切なエンジン制御
を行ない得るようにした燃料性状判別装置を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明による燃料性状判別装置は、静電容量式セン
サと、該静電容量式センサに第1の電圧を印加した状態
で該静電容量式センサから燃料の比誘電率に応じた信号
を検出する第1の信号検出手段と、前記静電容量式セン
サに第2の電圧を印加した状態で該静電容量式センサか
ら燃料の比誘電率に応じた信号を検出する第2の信号検
出手段と、性状の異なる2種類の燃料に添加剤を所定濃
度で順次混合した既知の燃料について、前記第1の信号
検出手段で信号を検出し、この信号により各既知の燃料
毎の添加剤濃度に対する特性を異なる性状を示す2つの
特性として算出し、これを記憶した第1の記憶手段と、
性状の異なる2種類の燃料に添加剤を所定濃度で順次混
合した既知の燃料について、前記第2の信号検出手段で
信号を検出し、この信号により各既知の燃料毎の添加剤
濃度に対する特性を異なる性状を示す2つの特性として
算出し、これを記憶した第2の記憶手段と、前記第1の
信号検出手段を用いて未知の燃料について比誘電率に応
じた信号を検出し、前記第1の記憶手段に記憶された既
知の各燃料の蒸留温度から未知の燃料に対する添加剤の
単位濃度毎における仮の蒸留温度を演算記憶する第1の
仮蒸留温度演算記憶手段と、前記第2の信号検出手段を
用いて未知の燃料について比誘電率に応じた信号を検出
し、前記第2の記憶手段に記憶された既知の各燃料の蒸
留温度から未知の燃料に対する添加剤の単位濃度毎にお
ける仮の蒸留温度を演算記憶する第2の仮蒸留温度演算
記憶手段と、前記第1,第2の仮蒸留温度演算記憶手段
による各仮の蒸留温度に対し、添加剤の単位濃度毎にお
ける仮の蒸留温度に対する差をそれぞれ演算し、その蒸
留温度差を添加剤の単位濃度毎に記憶する蒸留温度差演
算記憶手段と、該蒸留温度差演算記憶手段で得られた添
加剤の単位濃度毎の蒸留温度差のうち最も小さい値を選
択して未知の燃料の性状および添加剤濃度を確定する性
状判別手段とから構成したことにある。
【0012】また、前記静電容量式センサは、燃料の流
入口と流出口とが形成され、燃料が流入口から流出口に
向けて流通する燃料流路と、該燃料流路途中に流通する
燃料を介して対向して設けられた一対の第1電極と、前
記燃料流路の途中に流通する燃料を介して対向し、かつ
該第1の電極と直交するように設けられた一対の第2電
極とから構成することが望ましい。
【0013】
【作用】上記構成により、例えば軽質燃料と重質燃料か
らなる性状の異なる2種類の燃料に添加剤を所定濃度で
順次混合した既知の燃料について、第1の信号検出手段
による信号,第2の信号検出手段による信号を、それぞ
れ異なる性状を示す2つの特性として、第1,第2の記
憶手段によってそれぞれ予め記憶しておく。
【0014】次に、第1,第2の信号検出手段を用いて
未知の燃料について比誘電率に応じた信号をそれぞれ検
出し、この各信号から添加剤濃度が単位濃度毎の仮の蒸
留温度をそれぞれ検出し、第1,第2の仮蒸留温度演算
記憶手段に記憶すると共に、該第1,第2の仮蒸留温度
演算記憶手段内に記憶された添加剤濃度により、単位濃
度毎の温度差を演算し、これを蒸留温度差演算記憶手段
に記憶する。そして、性状判別手段によって、蒸留温度
差演算記憶手段に記憶された温度差のうち最小値を選択
し、この最小値をもって燃料の性状および添加剤濃度を
確定する。
【0015】また、静電容量式センサを、それぞれ一対
の第1電極と第2電極とがそれぞれ燃料流路に対して直
交するように設け、一方の電極を印加される電圧を異な
らせる電極とし、他方の電極を燃料の比誘電率に応じた
信号を検出する電極とし、どちらか一方の電極から、2
つの異なった信号を検出することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図12に
基づいて説明する。
【0017】図中、1は例えば4気筒のエンジンを示し
(1気筒のみ図示)、該エンジン1はシリンダ1Aと、
該シリンダ1A上に搭載されたシリンダヘッド1Bと、
シリンダ1A内を往復動するピストン1Cとから大略構
成されている。2は各シリンダ1Aの上側に位置してシ
リンダヘッド1Bに設けられた点火プラグ(1個のみ図
示)を示し、該点火プラグ2は後述のコントロールユニ
ット36から点火信号が出力されたときに、シリンダ1
A内の混合気を燃焼(爆発)させるようになっている。
【0018】3は基端側が分岐管となってシリンダ1A
のシリンダヘッド1Bの吸気側に設けられたインテイク
マニホールドを示し、該インテイクマニホールド3の先
端側には吸気フィルタ4が設けられ、途中には吸気空気
量を計測するエアフロメータ5、スロットルバルブスイ
ッチ6が付設されたスロットルバルブ7等が設けられ、
さらにシリンダヘッド1Bの近傍に位置して噴射弁8が
設けられ、該噴射弁8はコントロールユニット36から
の噴射信号によってエンジン1内にガソリンGを噴射す
るものである。
【0019】9は内部にガソリンGを貯えるガソリンタ
ンクで、該ガソリンタンク9内にはインタンク型ガソリ
ンポンプ10が設けられている。11はガソリン配管
で、該ガソリン配管11の一端はガソリンフィルタ12
を介してガソリンポンプ10の吐出側と接続され、その
他端は噴射弁8、圧力レギュレータ13の流入側と接続
され、該圧力レギュレータ13の流出側はリターン配管
14を介してガソリンタンク9と接続されている。
【0020】15は例えばガソリン配管11の途中に設
けられた静電容量式センサを示し、該静電容量式センサ
15はガソリン配管11内を流れるガソリンGの性状状
態による比誘電率の変化を静電容量として検出するもの
で、該静電容量式センサ15からの検出信号は後述する
検出処理回路26を介して検出電圧としてコントロール
ユニット36に出力されるようになっている。
【0021】ここで、本実施例による静電容量式センサ
15は、図2ないし図6に示す如く、外形は円柱状に形
成されている。即ち、16はアルミニウム材料により筒
状に形成されたハウジングを示し、該ハウジング16
は、その内周面が正方形状となり、各面が平面16A1
,16A1 ,…となって後述する絶縁ケース17を収
容するケース収容部16Aと、両端側外周に形成され、
各蓋体20のめねじ部20Aが螺合されるおねじ部16
B,16Bと、外周面の軸方向中央部付近に形成され、
前記各平面16A1 と平行になるように形成された4箇
所の面取り部16C,16C,…と、該各面取り部16
Cに径方向に穿設され、環状段部16D1 ,16D1 ,
…を有する4個のコネクタ取付穴16D,16D,…と
から大略構成されている。
【0022】17は前記ハウジング16のケース収容部
16A内に収容された絶縁ケースを示し、該絶縁ケース
17はポリテトラフルオロエチレン等の絶縁樹脂材料に
より形成され、正方形の筒状をなす筒部17Aと、該筒
部17Aの両端側を閉塞するように設けられた蓋部17
B,17Bとからなる。
【0023】ここで、前記筒部17Aは図5に示すよう
に、略「L」字状に形成された棒状部材を各端面を合わ
せて、内側に正方形の穴部17A1 が形成できるように
して組立てられ、各内周面には後述する電極板18A,
18B,19A,19Bが貼着される電極取付部17A
2 ,17A2 ,…が軸方向に伸長して凹設され、それぞ
れの中央部には径方向に貫通するリード線挿通穴17A
3 ,17A3 ,…が穿設されている。
【0024】また、前記各蓋部17Bは円板状に形成さ
れ、ハウジング16の軸方向両端面と蓋体20との間で
挟持される円板部17B1 と、該円板部17B1 の中央
部に位置し、前記穴部17A1 の両端側開口部に挿入さ
れるように正方形状に形成された突出部17B2 とから
なり、該突出部17B2 には軸方向に貫通する貫通穴1
7B3 が穿設されている。
【0025】18は本実施例による第1電極を示し、該
第1電極18はステンレス材により形成された長方形状
の電極板18A,18Bからなり、該電極板18A,1
8Bは上,下の電極取付部17A2 ,17A2 にそれぞ
れ対向するように貼着されている。
【0026】19は同じく本実施例による第2電極を示
し、該第2電極19もステンレス材により形成された長
方形状の電極板19A,19Bからなり、該電極板19
A,19Bは左,右の電極取付部17A2 ,17A2 に
それぞれ対向するように貼着されている。
【0027】そして、第1電極18の電極板18A,1
8Bおよび第2電極19の電極板19A,19Bの表面
積をS、対向する電極板18A,18Bおよび電極板1
9A,19B間の離間距離をdとすると、第1電極1
8,第2の電極19の電極定数KはK=S/dとなり、
等しい電極定数Kを有する一対の平行平板型電極として
構成されている。
【0028】20,20は前記ハウジング16の各おね
じ部16Bに螺着される有蓋筒状の蓋体を示し、該蓋体
20は内周面に形成されためねじ部20Aと、中央部に
外側に向けて突設された流入口または流出口となる接続
部20B,20Bと、該各接続部20Bの軸方向に穿設
された流路穴部20C,20Cとからなる。
【0029】21,21,…は前記ハウジング16の各
面取り部16Cにねじ21A,21A,…により固着さ
れたコネクタを示し、該各コネクタ21はBNCコネク
タにより形成され、基端側に形成された位置決め段部2
1Bは環状段部16D1 に大径のOリング22を介し
て、また芯線21Cはコネクタ取付穴16Dに小径の筒
状シール部材23を介して挿入され、該各芯線21Cは
リード線24を介して各電極板18A,18B、19
A,19Bに半田付け等の手段により接続されている。
【0030】25は燃料流路を示し、該燃料流路25は
ハウジング16内の絶縁ケース17により形成された穴
部17A1 (前記第1電極18の電極板18A,18B
および第2電極19の電極板19A,19Bにより囲ま
れた部分)となり、当該静電容量式センサ15内を軸方
向の直線状に伸びるように形成されている。そして、燃
料は一方の蓋体20の流路穴部20Cおよび絶縁ケース
17の貫通穴17B3を介して燃料流路25内に流入さ
れ、該燃料流路25内の燃料は他方の貫通穴17B3 お
よび蓋体20の流路穴部20Cを介して流出される。
【0031】このように構成される静電容量式センサ1
5においては、燃料流路25内に流入された燃料の軸方
向の漏れに関しては、ハウジング16の各おねじ部16
Bに各蓋体20のめねじ部20Aを各蓋部17Bの円板
部17B1 を介して螺合する構成としているから、該各
円板部17B1 がシール部材の役目をなし、ハウジング
16と各蓋体20の間からの燃料漏れを防止する。一
方、径方向の漏れに関しては、絶縁ケース17の筒部1
7Aの合わせ部分から漏れた燃料は、ハウジング16の
各平面16A1 と絶縁ケース17の筒部17Aとの間に
至り、各リード線挿通穴17A3 および各コネクタ取付
穴16Dを介して外部に漏れようとするが、リード線挿
通穴17A3 ,コネクタ取付穴16Dとコネクタ21の
位置決め段部21B,芯線21Cとの間にはOリング2
2,筒状シール部材23が挿嵌され、外部への燃料の漏
れを防止している。
【0032】次に、図1および図7により、本実施例に
よる燃料性状判別装置について説明する。該燃料性状判
別装置は前述した静電容量式センサ15の他に、検出処
理回路26とコントロールユニット36を含んで構成さ
れている。
【0033】ここで、検出処理回路26は、図7に示す
如く、前記静電容量式センサ15の各電極18,19に
印加電圧VH またはVL を印加する電圧印加装置27
と、前記静電容量式センサ15からの検出信号に対して
検出処理する処理回路28とから構成されている。
【0034】また、前記電圧印加装置27は、周波数
f,高波高値の高周波を発振する発振器29と、該発振
器29からの高周波に対してノイズを除去して印加電圧
VH を出力するフィルタ回路30と、前記発振器29か
らの高周波の波高値を高波高値と低波高値とに切換える
アッテネータ回路31と、該アッテネータ回路31から
の高周波に対してノイズを除去して高波高値となる印加
電圧VH または低波高値となる印加電圧VL を出力する
フィルタ回路32とから構成されている。
【0035】そして、電圧印加装置27は、前記静電容
量式センサ15の第1電極18,第2電極19に第1の
電圧として印加電圧(VH ,VH )をそれぞれ印加す
る。一方、コントロールユニット36によるアッテネー
タ回路31の切換制御により、第1電極18,第2電極
19に第2の電圧として印加電圧(VH ,VL )をそれ
ぞれ印加するようになっている。
【0036】一方、前記処理回路28は、前記静電容量
式センサ15からの検出信号を微分する微分回路33
と、該微分回路33からの出力を演算する演算回路34
(全波整流回路+平滑回路)と、該演算回路34からの
出力ノイズを除去するフィルタ回路35とから構成さ
れ、該フィルタ回路35から検出電圧V0A,V0Bとして
コントロールユニット36に出力するようになってい
る。
【0037】ここで、前記静電容量式センサ15の第1
電極18,第2電極19に第1の電圧となる印加電圧V
H ,VH をそれぞれ印加し、燃料流路25中の燃料に電
極18,19からベクトル的な電界を与え、燃料の比誘
電率に対応した検出電圧V0Aを検出する構成が本発明に
よる第1の信号検出手段の具体例である。また、第1電
極18,第2電極19に第2の電圧となる印加電圧VH
,VL を印加し、燃料流路25中の燃料の比誘電率に
対応した検出電圧V0Bを検出する構成が本発明による第
2の信号検出手段の具体例である。
【0038】36は本実施例によるコントロールユニッ
トを示し、該コントロールユニット36は例えばマイク
ロコンピュータ等によって構成され、該コントロールユ
ニット36はRAM,ROM等からなる記憶回路(図示
せず)を含んで構成され、図10に示す性状判別処理プ
ログラムの他に、噴射量演算プログラム、点火時期制御
プログラム(いずれも図示せず)等が内蔵されている。
さらに、記憶エリア36A内には後述する特性線37〜
40の勾配,切片および後述する種々の演算式等を記憶
している。
【0039】なお、図8は前記検出処理回路26の電圧
印加装置27および処理回路28の具体的な回路構成を
示し、該電圧印加装置27のアッテネータ回路31は調
整抵抗31Aを備え、該調整抵抗31Aはコントロール
ユニット36の出力側とリード線36Bを介して接続さ
れ、コントロールユニット36からの制御信号によっ
て、調整抵抗31Aの抵抗値を大,小に切換えることに
より、当該電圧印加装置27から静電容量式センサ15
の第2電極19に印加される電圧を印加電圧VHまたは
VL に切換える。
【0040】そして、コントロールユニット36の入力
側には前記エアフロメータ5,スロットルバルブ7,エ
ンジン1の回転数を検出するクランク角センサ,エンジ
ンスイッチ等の他、水温センサ,酸素センサ等の各種セ
ンサおよび静電容量式センサ15等が接続され、出力側
には点火プラグ2,噴射弁8等が接続されている。ま
た、前記静電容量式センサ15からの検出信号は、検出
処理回路26により処理され、燃料の静電容量に対応し
た検出電圧V0A,V0Bとしてコントロールユニット36
に出力される。
【0041】ここで、重質ガソリンと軽質ガソリンから
なる2種類のガソリンについて、添加剤として例えばメ
チルターシャルブチルエーテルの濃度(以下、「MTB
E濃度M」という)を、順次所定濃度ずつ混合させつつ
添加してなる既知の重質混合ガソリンをA、軽質混合ガ
ソリンをBとする。また、この重質混合ガソリンAの5
0%蒸留温度はT1 となり、軽質混合ガソリンBの50
%蒸留温度はT2 となっている。
【0042】そして、図9に示す特性線図中で、特性線
37,38は、静電容量式センサ15の第1電極18,
第2の電極19に印加電圧VH ,VH をそれぞれ印加し
た状態(第1の信号検出手段)で、燃料流路25に上記
既知の重質混合ガソリンA,軽質混合ガソリンBを流し
たときの検出電圧V0Aの結果を示したものである。ま
た、特性線39,40は、同じく静電容量式センサ15
の第1電極18,第2電極19に印加電圧VH ,VL を
それぞれ印加した状態(第2の信号検出手段)で、燃料
流路25に上記既知の重質混合ガソリンA,軽質混合ガ
ソリンBと流したときの検出電圧VOBの結果を示したも
のである。
【0043】即ち、図9において、重質混合ガソリンA
(重質燃料)の特性線37,39は、勾配がa1 ,c1
、切片がb1 ,d1 となり、軽質混合ガソリンB(軽
質燃料)の特性線38,40は、勾配がa2 ,c2 、切
片がb2 ,d2 となる。また、第1の記憶手段により前
記特性線37,39の勾配a1 ,c1 、切片b1 ,d1
は記憶エリア36Aに記憶され、第2の記憶手段により
前記特性線38,40の勾配a2 ,c2 、切片b2 ,d
2 は記憶エリア36Aに記憶されている。
【0044】さらに、重質混合ガソリンA(重質燃料)
の特性線37,39が蒸留温度T1の線となり、軽質混
合ガソリンB(軽質燃料)の特性線38,40が蒸留温
度T2 の線となっている。そして、後述の数1および数
2に示した仮の蒸留温度TA1,TB1,TA2,TB2の演算
式は補間法により演算している。
【0045】次に、未知のガソリン(燃料)についての
ガソリンの性状判別処理を図10のプログラムに基づい
て、図9の特性線図を参照しつつ説明する。
【0046】まず、ステップ1では、記憶エリア36A
にDIM X(30),Y(30),Z(30)を配列とし
ての記憶領域を確保する。なお、DIM は後述する各記憶
手段からの値を順次記憶するための領域で、例えば、N
=1のときには、DIM X(1),Y(1),Z(1)の
番地にそれぞれ記憶され、N=2のときには、DIM X
(2),Y(2),Z(2)の番地にそれぞれ記憶さ
れ、このように順次記憶されるようになっている。
【0047】ステップ2では、静電容量式センサ15に
第1の電圧を印加し、処理回路28からの検出電圧V0A
を読込むと共に、第2の電圧を印加し、処理回路28か
らの検出電圧V0Bを読込む。次の、ステップ3では「N
=0」とし、ステップ4では「N=N+1」として
「1」ずつ歩進する。なお、NはMTBE濃度Mの数値
を示している。
【0048】ステップ5では、次の数1に検出電圧V0A
(図9中ではv0A)およびNを代入して仮の蒸留温度T
A を演算すると共に、DIM X(N)に順次記憶する(第
1の仮蒸留温度演算記憶手段)。
【0049】
【数1】
【0050】さらに、ステップ6では、次の数2に検出
電圧V0B(図9中ではv0B)およびNを代入して仮の蒸
留温度TB を演算すると共に、DIM Y(N)に順次記憶
する(第2の仮蒸留温度演算記憶手段)。
【0051】
【数2】
【0052】次に、ステップ7では、ステップ5,6で
DIM X(N),Y(N)に記憶された仮の蒸留温度TA
,TB からMTBE濃度Mが1%(単位濃度)毎の温
度差ΔTを下記のように演算すると共に、この値を順次
DIM Z(N)に記憶する(蒸留温度差演算記憶手段)。
【0053】
【数3】ΔT=TA −TB
【0054】そして、ステップ8では、ステップ4で歩
進されたN(即ち、MTBE濃度M)が30以上である
か否かを判定し、「NO」と判定した場合には、ステッ
プ4に戻り、ステップ4以降の処理を繰返す。
【0055】一方、ステップ8で「YES」と判定した
場合には、ステップ9に移り、ステップ9では、前記ス
テップ7で記憶された1%毎の温度差ΔTのうち、最小
となる温度差ΔTを選択し、このときのNをN0 として
記憶する。
【0056】ステップ10ではNがN0 のときの仮の蒸
留温度TA ,TB をDIM X(N),Y(N)から読出
し、この加算平均を求め、蒸留温度Tを記憶エリア36
Aに記憶する。
【0057】さらに、ステップ11ではN0 をMTBE
濃度Mとして記憶エリア36Aに記憶する。
【0058】このように、本実施例による燃料性状判別
装置においては、ガソリンの種類(蒸留温度T),添加
剤の濃度(MTBE濃度M)を正確に算出することがで
き、これによりガソリンGの性状を極めて高精度に判定
することができる。
【0059】この結果、ガソリンの性状に応じて点火進
角、遅角を補正し、またガソリン噴射量を補正し、オー
バーリーン,オーバリッチとなるのを防止し、適正なガ
ソリン条件を与えることができる。
【0060】さらに、本実施例では、ガソリン温度にか
かわらずガソリンの性状を判定することができるから、
従来技術のようにガソリンに温度差が発生するのを待つ
必要がなく、早期にガソリンの性状を判別することがで
き、エンジン制御を迅速に行なうことができる。
【0061】従って、エンジンの点火時期等を軽質ガソ
リンにマッチングさせたエンジンに、重質ガソリンを使
用したときでもエンジンの点火時期を重質ガソリンに対
応した点火時期に補正することができ、点火時期のずれ
による不完全燃焼等の問題を解消でき、排気ガス中の有
害成分を効果的に低減することができる。
【0062】なお、前記各実施例では、図10に示した
プログラム中のステップ5が第1の仮蒸留温度演算記憶
手段の具体例であり、ステップ6が第2の仮蒸留温度演
算記憶手段の具体例であり、ステップ7が蒸留温度差演
算記憶手段の具体例であり、ステップ9〜11、特にス
テップ9が性状判別手段の具体例である。
【0063】また、前記静電容量式センサ15をそれぞ
れの第1電極18と第2電極19とが直交するように構
成し、電極18,19に印加する電圧を調整して、第1
の信号検出手段および第2の信号検出手段を構成するよ
うにしたが、本発明は静電容量式センサ15に替えて、
静電容量式センサを一対の平行平板型の電極板により構
成し、該各電極板に異なる印加電圧VH ,VL を交互に
印加し、印加電圧VH,VL によって特性線(勾配およ
び切片)を算出して、ガソリンの性状判別を行なうよう
にしてもよい。
【0064】また、前記実施例では、添加剤をMTBE
の場合について述べたが、本発明はこれに限らず、添加
剤をメタノール,エタノール等のオクタン化向上剤を用
いてもよい。また、既知の燃料は重軽質燃料となる重質
混合ガソリンAと軽質燃料となる軽質混合ガソリンBに
限るものではなく、中質燃料と重質燃料と、軽質燃料と
中質燃料を既知の燃料として性状を判別するようにして
もよい。そして、上述の如く、添加剤および燃料を変え
た場合には、図9の特性が変化することは勿論である。
【0065】一方、前記実施例の静電容量式センサの形
状は図2ないし図6に示す静電容量式センサ15の形状
に限らず、図11および図12に示す形状でもよく、こ
の形状においてはコネクタ21を省略できる分だけ全体
の径方向寸法を小さくでき、小型化を図ることができ
る。なお、図面中の符号は実施例中の静電容量式センサ
15の構成部品への対応を図るためにダッシュ(′)を
付している。そして、この静電容量式センサ15′では
外部の処理回路28との接続はリード線を直接電極板1
8A′,18B′,19A′,19B′の端子18A1
′,18B1 ′,19A1 ′,19B1 ′に接続すれ
ばよい。
【0066】さらに、前記実施例では、MTBE濃度M
を1〜30%までの間で1%毎に仮の蒸留温度TA ,T
B および温度差ΔTを演算記憶するようにしたが、本発
明は上限の濃度を30%,単位濃度を1%とした場合に
限らず、例えば上限の濃度を50%,単位濃度を0.5 %
としてもよく、種々の数値に設定することができる。
【0067】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明による性状判
別装置おいては、静電容量式センサを用いて印加電圧を
異ならせることにより、第1,第2の信号検出手段で添
加剤濃度に対する2個の信号を収集する。さらに、未知
の燃料について、第1,第2の仮蒸留温度演算記憶手段
で添加剤の単位濃度毎の仮の蒸留温度を演算して記憶す
ると共に、温度差演算記憶手段により添加剤の単位濃度
毎の仮の蒸留温度の温度差を演算記憶する。そして、性
状判別手段では温度差演算記憶手段のうち、この温度差
の最も小さい値を選択することにより燃料の性状および
添加剤濃度を確定する。これにより、未知の燃料の性状
および添加剤の濃度を早期に算出し、高精度のエンジン
制御を迅速に行なうことができる。そして、燃料噴射量
および点火時期を正確に制御することができ、車両の運
転性能を効果的に向上させることができる。
【0068】一方、前記静電容量式センサを第1電極お
よび第2電極が燃料流路に対してそれぞれ直交するよう
に構成したから、燃料流路内にベクトル的な電界を与え
ることができ、印加する電圧によって、異なる信号を検
出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による燃料噴射量制御装置の全
体構成図である。
【図2】本実施例による静電容量式センサの斜視図であ
る。
【図3】図2に示す静電容量式センサの縦断面図であ
る。
【図4】図2に示す静電容量式センサの横断面図であ
る。
【図5】図3中のa部を拡大して示す要部拡大図であ
る。
【図6】図4中のb部を拡大して示す要部拡大図であ
る。
【図7】本実施例による燃料性状判別装置のブロック図
である。
【図8】図7に示す燃料性状判別装置の具体的な回路構
成図である。
【図9】既知の重軽質ガソリンによるMTBEの濃度に
対する検出電圧を示す特性線図である。
【図10】本実施例による燃料性状判別処理を示す流れ
図である。
【図11】静電容量式センサの変形例を示す縦断面図で
ある。
【図12】図11中の矢示XII −XII 方向からみた横断
面図である。
【符号の説明】
15,15′ 静電容量式センサ 18,18′ 第1電極 19,19′ 第2電極 25,25′ 燃料流路 26 検出処理回路 27 電圧印加装置 28 処理回路 29 発振器 30,32,35 フィルタ回路 31 アッテネータ回路 33 微分回路 34 演算回路(全波整流回路+平滑回路) 36 コントロールユニット 36A 記憶エリア 37,38,39,40 特性線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電容量式センサと、該静電容量式セン
    サに第1の電圧を印加した状態で該静電容量式センサか
    ら燃料の比誘電率に応じた信号を検出する第1の信号検
    出手段と、前記静電容量式センサに第2の電圧を印加し
    た状態で該静電容量式センサから燃料の比誘電率に応じ
    た信号を検出する第2の信号検出手段と、性状の異なる
    2種類の燃料に添加剤を所定濃度で順次混合した既知の
    燃料について、前記第1の信号検出手段で信号を検出
    し、この信号により各既知の燃料毎の添加剤濃度に対す
    る特性を異なる性状を示す2つの特性として算出し、こ
    れを記憶した第1の記憶手段と、性状の異なる2種類の
    燃料に添加剤を所定濃度で順次混合した既知の燃料につ
    いて、前記第2の信号検出手段で信号を検出し、この信
    号により各既知の燃料毎の添加剤濃度に対する特性を異
    なる性状を示す2つの特性として算出し、これを記憶し
    た第2の記憶手段と、前記第1の信号検出手段を用いて
    未知の燃料について比誘電率に応じた信号を検出し、前
    記第1の記憶手段に記憶された既知の各燃料の蒸留温度
    から未知の燃料に対する添加剤の単位濃度毎における仮
    の蒸留温度を演算記憶する第1の仮蒸留温度演算記憶手
    段と、前記第2の信号検出手段を用いて未知の燃料につ
    いて比誘電率に応じた信号を検出し、前記第2の記憶手
    段に記憶された既知の各燃料の蒸留温度から未知の燃料
    に対する添加剤の単位濃度毎における仮の蒸留温度を演
    算記憶する第2の仮蒸留温度演算記憶手段と、前記第
    1,第2の仮蒸留温度演算記憶手段による各仮の蒸留温
    度に対し、添加剤の単位濃度毎における仮の蒸留温度に
    対する差をそれぞれ演算し、その蒸留温度差を添加剤の
    単位濃度毎に記憶する蒸留温度差演算記憶手段と、該蒸
    留温度差演算記憶手段で得られた添加剤の単位濃度毎の
    蒸留温度差のうち最も小さい値を選択して未知の燃料の
    性状および添加剤濃度を確定する性状判別手段とから構
    成してなる燃料性状判別装置。
  2. 【請求項2】 前記静電容量式センサは、燃料の流入口
    と流出口とが形成され、燃料が流入口から流出口に向け
    て流通する燃料流路と、該燃料流路途中に流通する燃料
    を介して対向して設けられた一対の第1電極と、前記燃
    料流路の途中に流通する燃料を介して対向し、かつ該第
    1の電極と直交するように設けられた一対の第2電極と
    から構成してなる請求項1記載の燃料性状判別装置。
JP26294993A 1993-09-27 1993-09-27 燃料性状判別装置 Pending JPH0792130A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012237558A (ja) * 2011-05-10 2012-12-06 Panasonic Corp 混合濃度測定用センサー装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012237558A (ja) * 2011-05-10 2012-12-06 Panasonic Corp 混合濃度測定用センサー装置
US9013193B2 (en) 2011-05-10 2015-04-21 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Fluid quality sensor

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