JPH079200Y2 - 圧電ブザー - Google Patents

圧電ブザー

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JPH079200Y2
JPH079200Y2 JP1988134274U JP13427488U JPH079200Y2 JP H079200 Y2 JPH079200 Y2 JP H079200Y2 JP 1988134274 U JP1988134274 U JP 1988134274U JP 13427488 U JP13427488 U JP 13427488U JP H079200 Y2 JPH079200 Y2 JP H079200Y2
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JP
Japan
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case
contact
terminals
piezoelectric
back cover
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JP1988134274U
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JPH0255294U (ja
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正治 神原
利男 阿部
清一 高橋
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TDK Corp
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TDK Corp
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Priority to US07/322,580 priority patent/US4965483A/en
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は圧電ブザーに関する。
(従来の技術) 本願考案者らは、先に圧電ブザーとして第4図に示すも
のを提案している。(実願昭63−35949(実開平1−139
300号)) この圧電ブザー10はケース11,このケース11の開口部に
嵌入された裏蓋12,ケース11内に取付けられた金属板15A
上に固着された圧電素子15B及び前記裏蓋12に一体成型
により植設された2本の端子13,14とによって構成され
ている。金属板15Aと圧電素子15Bとによって圧電振動板
15が構成される。
前記ケース11は有底筒状の合成樹脂材からなり、底面中
央部に放音孔16を有し、内周面に底部側が肉厚となり、
開口面側が肉薄となる段差面を有し、この段差面に開口
側に向って突出する突出部11Aを有し、さらに開口側薄
肉部に嵌合用凹溝11Bを有している。
前記裏蓋12は椀状の合成樹脂材からなり、外周面に前記
ケース11の嵌合用凹溝11Bに嵌合可能な嵌合用突部12Aを
有し、開口端縁に突出部12Bを有している。この裏蓋12
には金属製の端子13,14が一体成型により植設されてい
る。この各端子13,14は外方突出側が直線状となり、裏
蓋開口面側が後述する金属板15Aや圧電素子15Bの電極に
圧接されるように折曲された弾性接触端13A,14Aとなっ
ており、この弾性接触端13A,14Aの先端には接触用突部1
3B,14Bが形成されている。この圧電ブザー10における端
子は、裏蓋12内部で2つの折曲部(14C,14D)を有して
いる。
前記圧電素子15Bを固着した金属板15Aは、圧電素子15B
側をケース11の開口面側に向けた状態でケース内部の段
差突出部11A上に載置され、裏蓋12をケース11の開口面
側から嵌入してそぞれの嵌合用凹溝11B及び嵌合用突部1
2Aを介して嵌合させたときの開口縁突出部12Bとの間に
挾持されるようになっている。このようにして金属板15
Aはケース11と裏蓋12の各突出部11A,12B間に線接触支持
されるようになっている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら上記構成の従来装置では、圧電振動板15を
構成している圧電素子15Bと金属板15Aとの電気的接触が
弾性接触端13A,14Aの接触用突部13B,14Bのみで行われて
いるため、装置自体に振動が加わった時などに前記接触
用突部13B,14Bが前記圧電素子15B,前記金属板15Aと離れ
てしまい接触不良を起すという問題がある。また、前記
接触用突部13B,14Bの経年変化により圧接される力が弱
まり接触不良を起すという問題がある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は、放音孔を有するケース内に圧電振動板を備
え、このケースの開口端側に嵌着する裏蓋に前記圧電振
動板に接触させる一対の長尺板状体からなる端子を備え
た圧電ブザーにおいて、前記一対の端子は、各々長手方
向に沿って所定間隔毎に複数個の突状形成部を備え、各
端子の先端の突状形成部を各々前記圧電振動板に圧接さ
せたことを特徴とするものである。
(作用) 上記構成の圧電ブザーによれば、圧電振動板に接触させ
る長尺板状体からなる一対の端子に、各々長手方向に沿
って所定間隔毎に複数個の突状形成部を備え、各端子の
先端の突状形成部を各々前記圧電振動板に圧接させるよ
うにしたので、各端子の複数個の突状形成部の弾性が加
わり合った状態の基に各先端の突状形成部が強く圧電振
動板に圧接されることになり、これにより、各端子の圧
電振動板に対する接触不良を確実に防止でき、かつ、経
年変化による圧接力の減退も回避できる。
(実施例) 以下実施例により本考案を具体的に説明する。
第1図は本考案の圧電ブザーの一実施例を示す断面図で
ある。この圧電ブザーはケース1,このケース1の開口部
に嵌入された裏蓋2,ケース1内に取付けられた金属板5A
上に固着された圧電素子5B及び前記裏蓋2に一体成型に
より植設された2本の端子3,4とによって構成されてい
る。金属板5Aと圧電素子5Bとによって圧電振動板5が構
成される。
前記ケース1は有底筒状の合成樹脂材からなり、底面中
央部に放音孔6を有し、内周面に底部側が肉厚となり、
開口面側が肉薄となる段差面を有し、この段差面に開口
側に向って突出する突出部1Aを有し、さらに開口側薄肉
部に嵌合用凹溝1Bを有している。
前記裏蓋2は椀状の合成樹脂材からなり、外周面に前記
ケースの嵌合用凹溝1Bに嵌合可能な嵌合用突部2Aを有
し、開口端縁に突出部2Bを有している。この裏蓋2には
金属製の端子3,4が一体成型により植設されている。こ
の各端子3,4は外方突出側が直線状となり、裏蓋開口面
側が後述する金属板5Aや圧電素子5Bの電極に圧接される
ように折曲された弾性接触端3A,4Aとなっており、この
弾性接触端3A,4Aの先端には接触用突部3B,4B及び突部3
C,3D,4C,4Dが突状形成部として形成されている。この実
施例では各突部は曲面状となっている。この実施例にお
ける端子3,4は、裏蓋2内部で2つの折曲部(4E,4F)を
有している。
前記圧電素子5Bを固着した金属板5Aは、圧電素子5B側を
ケース1の開口面側に向けた状態でケース1内部の段差
突出部1A上に載置され、裏蓋2をケース1の開口面側か
ら挿入してそれぞれの嵌合用凹溝1B及び嵌合用突部2Aを
介して嵌合させたときの開口縁突出部2Bとの間に挟持さ
れるようになっている。このようにして金属板5Aはケー
ス1と裏蓋2の各突出部1A,2B間に線接触支持されるよ
うになる。
次に、第2図を参照して裏蓋2と端子3,4との一体成型
品を得る場合を説明する。
第2図(A)はインジェクヨン成型により裏蓋2を成型
した状態を示す平面図であり、成型順序は、先ず2本の
長尺状金属板からなる端子部材A,Bを平行配置して裏蓋
成型用金型(図示せず)内に入れた状態で所定間隔を置
いて前記形状の裏蓋を複数個(2,2′,…)成型する。
その後、プレス等の加工治具を用いて、第2図(B)に
示す様に端子部材を適宜長さに切断して端子3を形成
し、A2側に基板等への取付部構成し、A1側に弾性接触端
3Aを構成し、同時に前記弾性接触端3Aには、突状形成部
として接触用突部3B及び突部3C,3Dが形成される。
同様に、端子部材Bは端子4が形成され、B1側に基板等
への取付部が構成され、B2側には弾性接触端4Aを構成
し、同時に前記弾性接触端4Aには、突状形成部として接
触用突部4B及び突部4C,4Dが形成される。
尚、前記端子部材A,Bをカットする前に所定の位置に前
記曲面状突部を形成しておいてもよい。
また、前記裏蓋2の底部表裏面には周面近傍に亘る端子
露出用切欠部2D,2Dが対称的に設けられている。これは
次工程での端子折曲加工を容易にするためのものであ
る。この切欠部の深さは裏蓋底板の表面(又は裏面)か
ら端子埋込み部分までであり、底板を貫通するものであ
ってはならない。
次に第2図(C)(端子の状態のみ示す)の様に、前記
弾性接触端3A,4Aが前記切欠部2D,2D開口方向へ、端子3,
4の裏蓋2への埋設部3G,4Gと角度θ(10°〜80°)で折
曲される。また、基板取付側が前記切欠部2D,2D開口側
と反対方向に前記3G,4Gと90°の角度で折曲されること
によって、端子3,4と裏蓋2が一体成型により形成され
る。
そして、上記同様にインジェクション成型により、底面
中央部放音孔7を有し、内周面下部に段差突出部1Aを、
上部に嵌合用凹溝1Bを備えたケース1を形成する。ま
た、金属板5A上に圧電素子5Bを嫌気性接着剤等を用いて
接着する。
しかる後、ケース1の内部段差突出部1A上に圧電素子5B
を固着した金属板5Aを載置し、ケース1の開口面側から
前記裏蓋2を圧力を加えて押し込むことによりケース1
の嵌合用凹溝1B内に裏蓋2の嵌合用突部2Aが密着嵌合さ
れ両者が機密に組合される。このとき、金属板5Aの外周
面はケース1の段差突部1Aと裏蓋2の突部2Bとの間で線
接触状態で挾持される。
また、各端子は前記弾性接触端3A,4Aの先端に設けられ
た前記接触用突部3Bが前記圧電素子5Bに圧接され、また
前記接触用突部4Bが前記金属板5Aに圧接され、電圧印加
用接点となる。
上述したように本実施例の圧電ブザーによれば、各端子
における弾性接触端3A、4Aにその長手方向に沿って所定
の間隔で複数個の突状形成部を設け、各先端の突状形成
部である接触用突部3B,4Bを各々圧電素子5B,金属板5Aに
圧接させているので、各弾性接触端3A,3Bを、複数個の
突状形成部の弾性が加わったより強い力で圧電素子5B,
金属板5Aに各々圧接させることができ、これにより、弾
性接触端3A,4Aの圧電素子5B,金属板5Aに対する接触不良
を確実に防止できるとともに経年変化による圧接力の減
退も回避できる。
本考案は前記実施例に限定されず、種々の変形実施が可
能である。例えば、第3図に示すように、端子における
弾性接触端7に複数の曲面状突部7c,7dを所定間隔をも
って形成するとともに、先端に弾性接触端7の長手方向
と交叉する方向に分割配置の曲面状突部7a,7bを設けた
ものを用いることもでき、このような端子によっても上
述した場合と同様な作用効果を発揮させることができ
る。
[考案の効果] 以上詳述した本考案によれば、端子の弾性接触端に複数
個の突部(突状形成部)を設けたことにより、従来の弾
性接触端の弾性に加え、各々の突部の弾性力が加わり、
より強い力によって接触用突出部を圧接するため、装置
自体に振動が加わった時に接触用突部が圧電振動板と離
れ、接触不良を起すといったことがなくなるという効果
がある。
また、接触用突部の経年変化により、圧接される力が弱
まることによる接触不良がなくなり、装置の寿命が長く
なるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図
(A),(B),(C)は本考案の端子と裏蓋の一体成
型を得る工程を説明するための概略図、第3図は他の実
施例を示す概略斜視図、第4図は従来例を示す断面図で
ある。 1……ケース、2……裏蓋、3,4……端子、3B,4B……接
触用突部(突状形成部)、3C,3D,4C,4D……突部(突状
形成部)、6……放音孔。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−115489(JP,A) 実開 昭62−164495(JP,U) 実開 昭63−65399(JP,U) 実開 昭62−1500(JP,U) 実開 平1−139300(JP,U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】放音孔を有するケース内に圧電振動板を備
    え、このケースの開口端側に嵌着する裏蓋に前記圧電振
    動板に接触させる一対の長尺板状体からなる端子を備え
    た圧電ブザーにおいて、前記一対の端子は、各々長手方
    向に沿って所定間隔毎に複数個の突状形成部を備え、各
    端子の先端の突状形成部を各々前記圧電振動板に圧接さ
    せたことを特徴とする圧電ブザー。
  2. 【請求項2】前記各端子の先端の突状形成部は、各々端
    子の長手方向と交叉する方向に並設されたものである請
    求項1記載の圧電ブザー。
JP1988134274U 1988-03-17 1988-10-13 圧電ブザー Expired - Lifetime JPH079200Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988134274U JPH079200Y2 (ja) 1988-10-13 1988-10-13 圧電ブザー
DE68919100T DE68919100T2 (de) 1988-03-17 1989-03-10 Piezoelektrischer Summer und Verfahren zu dessen Herstellung.
EP89104259A EP0333055B1 (en) 1988-03-17 1989-03-10 Piezoelectric buzzer and a method of manufacturing the same
US07/322,580 US4965483A (en) 1988-03-17 1989-03-13 Piezoelectric buzzer
CA000593791A CA1339427C (en) 1988-03-17 1989-03-15 Piezoelectric buzzer and a method of manufacturing the same
US07/430,565 US4989302A (en) 1988-03-17 1989-11-01 Method for manufacturing piezoelectric buzzer

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58115489A (ja) * 1981-12-28 1983-07-09 ソニー株式会社 電子ブザ−装置
JPH057834Y2 (ja) * 1986-04-04 1993-02-26
JPS6365399U (ja) * 1986-10-20 1988-04-30

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JPH0255294U (ja) 1990-04-20

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