JPH0790900A - 配管装置 - Google Patents

配管装置

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Publication number
JPH0790900A
JPH0790900A JP23974293A JP23974293A JPH0790900A JP H0790900 A JPH0790900 A JP H0790900A JP 23974293 A JP23974293 A JP 23974293A JP 23974293 A JP23974293 A JP 23974293A JP H0790900 A JPH0790900 A JP H0790900A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
drainage
sink
main pipe
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP23974293A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Saito
達也 齋藤
Hiroshi Sakata
博史 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP23974293A priority Critical patent/JPH0790900A/ja
Publication of JPH0790900A publication Critical patent/JPH0790900A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラップ部分に排水機器から出る汚物が溜ま
りにくく、しかも、排水機器の構造を簡単にできる上、
臭気の侵入も確実に阻止し続け得るようにする。 【構成】 流し台の排水管路20に垂直状に組込み接続
される直管継手状の接続主管22を具備し、この接続主
管22の内部に上面を開放させて水溜部25を形成する
と共に、この水溜部25に連通して接続主管22から持
上げるように接続枝管26を延設し、そして、接続枝管
26に先方に排水ホース15が接続される排水機器から
の排水の流れを許容し流し台からの排水の流れを阻止す
る逆止弁28を具備した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は流し台の排水管路に組込
んで使用される配管装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の例えば食器洗浄機においては、図
6に示すように、機内の前下部に、機内側排水ホース1
と機外側排水ホース2とを結んで、逆止弁3を内蔵した
トラップ管4を設けており、それによって、機外から機
外側排水ホース2を通じての臭気の侵入を阻止し、且
つ、機外から同じく機外側排水ホース2を通じての水の
逆流入を阻止するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のものでは、トラップ管4内に食器洗浄機から出る汚
物が溜まりやすく、それでいて、トラップ管4が食器洗
浄機の機内に設けられているため、食器洗浄機の構造が
複雑となり、トラップ管4内部の掃除など、メンテナン
スが容易にできないという欠点を有していた。
【0004】又、食器洗浄機の機内に設けられたトラッ
プ管4は、食器洗浄機の他の構成部品との関係から垂下
寸法を充分にとることができず、その垂下寸法の不充分
さから、排水時に機内側排水ホース1内からトラップ管
4内及び機外側排水ホース2内の全部が満水状態となっ
てサイホン現象を起こし、それによって、トラップ管4
内に水が残らず、臭気の侵入を阻止し切れなくなってし
まうという欠点をも有していた。
【0005】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、トラップ部分に排水機器か
ら出る汚物が溜まりにくく、しかも、食器洗浄機など排
水機器の構造を簡単にでき、更に、臭気の侵入を確実に
阻止し続けることのできる配管装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の配管装置においては、流し台の排水管路に
垂直状に組込み接続される直管継手状の接続主管を具備
すると共に、その接続主管の内部に上面を開放させて形
成された水溜部を具備し、更にその水溜部に連通して接
続主管から持上げられるように延設された接続枝管、並
びにその接続枝管に設けられその先方に排水ホースが接
続される排水機器からの排水の流れを許容し流し台から
の排水の流れを阻止する逆止弁を具備したことを特徴と
する。
【0007】又、本発明の配管装置においては、流し台
の排水管路にその端部構成部を内方に間隔を有して挿入
位置させるようにして垂直状に組込み接続される直管継
手状の接続主管を具備すると共に、その接続主管の前記
流し台排水管路の端部構成部が挿入位置する部分から持
上げられるように延設された接続枝管を具備し、そし
て、その接続枝管に設けられその先方に排水ホースが接
続される排水機器からの排水の流れを許容し流し台から
の排水の流れを阻止する逆止弁とを具備したことをも特
徴とする。
【0008】これらの場合、接続枝管は接続主管からV
字状に延設すると良い。
【0009】
【作用】上記手段によれば、接続主管の水溜部から接続
枝管にかけてトラップが形成され、逆止弁をも一体に有
することになる。そして、それらが接続主管により流し
台の排水管路に対して組込まれることによって、水溜部
には、流し台からの排水のたびに、その流れの影響が及
び、汚物が溜まりにくくなる。又、排水機器では逆止弁
を有するトラップの組込みが不要となる。
【0010】更に、トラップ部の機外側端部である水溜
部の上面開放部は接続主管の内部に開放していて、排水
機器からの排水時にそれらの内部が満水状態になること
はまずなく、しかも、接続主管は流し台から大気へと開
放しているため、従来のもののようなサイホン現象を起
こすことはない。又、万一、サイホン現象を起こしてト
ラップ部に水がなくなっても、流し台からの排水があれ
ば、それがトラップ部に溜まり、臭気の侵入を阻止し続
けることになる。
【0011】そして、特に接続主管を、流し台の排水管
路にその端部構成部を内方に間隔を有して挿入位置させ
るようにして垂直状に組込み接続されるものとしたもの
では、その流し台の排水管路の端部構成部を利用してト
ラップ部を形成でき、装置の簡単化ができる。
【0012】加えて、接続枝管を接続主管からV字状に
延設したものでは、その接続枝管を接続主管と一体成形
する場合の型構造を簡単化でき、それだけ安価に提供す
ることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の第1実施例につき、図1及び
図2を参照して説明する。まず図2にはシステムキッチ
ン11を示しており、これのシンク12を有する流し台
13部分の隣に排水機器である食器洗浄機14を組込
み、この食器洗浄機14からは排水ホース15を導入口
16を通して流し台13部分の内部に導入している。
【0014】しかして、流し台13部分の内部には、シ
ンク12の排水口部から下方へ延設したダスターポット
部17と、本来はこのダスターポット部17に接続され
下端部が流し台13部分の底部に形成した導出口18か
ら導出された排水管19とが存しており、これらによっ
て排水管路20を構成するようにしている。
【0015】そして、その排水管路20のダスターポッ
ト部17と排水管19との間には本発明の配管装置21
を設けている。上記配管装置21は、詳細には図1に示
すように、接続主管22を主体に構成され、この接続主
管22は直管継手状で、上端部を上記排水管路20のダ
スターポット部17下端部につなぎリング23と内ねじ
リング24とによって取付け、下端部を配水管路20の
端部構成部としての排水管19の上端部19aに直接的
に取付けて、排水管路20に垂直状に組込み接続され
る。
【0016】又、上記接続主管22の内部には上面が開
放する水溜部25を一体に形成しており、更に、この水
溜部25に連通させて接続主管22の外方には接続枝管
26をV字状に持上げて一体に延設し、この接続枝管2
6の先端部にフィルタ27を内設すると共に、逆止弁2
8を接続して設けている。
【0017】上記逆止弁28は、先細状の弁筐29と、
これの内部に収めた球状の弾性体から成る弁主体30と
から構成しており、その弁筐29を接続枝管26の先端
部に接続し、該弁筐29の先端部に前記食器洗浄機14
の排水ホース15先端部を接続している。
【0018】さて、上述のごとく構成したものの場合、
食器洗浄機14からの排水は、排水ホース15より逆止
弁28の弁筐29を通り、更に、接続枝管26、水溜部
25、接続主管22を順に通って流し台13の排水管1
9に流入し、この排水管19から図示しない家屋の配管
を通って最終的に屋外に排出される。
【0019】又、その排水により、上記接続枝管26か
ら水溜部25にかけては水が水溜部25の上面開放部高
さまで溜まり、流し台13の排水管19から食器洗浄機
14の排水ホース15内、ひいては食器洗浄機14内へ
の臭気の侵入をその溜まった水によって阻止する。
【0020】一方、流し台13から、あるいはその排水
管19からの水の逆流入に対しては、逆止弁28の弁筐
29内で、図1に二点鎖線で示すように、弁主体30が
その水流に押され弁筐29の先細な先端部に押込まれて
この弁筐29の先端部を塞ぐため、食器洗浄機14の排
水ホース15内への流入が阻止される。
【0021】そして、流し台13からの排水のたびに、
水溜部25にはその流れの影響が及ぶものであり、よっ
て、接続枝管26から水溜部25にかけたトラップ部分
には汚物が溜まりにくくなる。
【0022】しかも、この場合、逆止弁28を有するト
ラップ部の組込みが食器洗浄機14の機内では不要とな
るものであり、よって、食器洗浄機14の構造を簡単化
でき、万一汚物が溜まったときのトラップ部内の掃除な
ど、メンテナンスも広い流し台13部分の内部で容易に
できる。
【0023】更に、トラップ部の機外側端部である水溜
部25の上面開放部は接続主管22の内部に開放してい
て、食器洗浄機14からの排水時にそれらの内部が満水
状態になることはまずなく、しかも、接続主管22は流
し台13から大気へと開放しているため、従来のものの
ようなサイホン現象を起こすことはない。又、万一、サ
イホン現象を起こしてトラップ部に水がなくなっても、
流し台13からの排水があれば、それがトラップ部に溜
まるので、臭気の侵入を阻止し続けることができる。
【0024】加えて、接続枝管26を接続主管22から
V字状に延設したことにより、その接続枝管26を接続
主管22と一体成形する場合の型抜きが容易にできて、
それだけ型構造を簡単化でき、安価に提供することがで
きる。
【0025】以上に対し、図3は本発明の第2実施例を
示すもので、上記第1実施例の接続主管22に代えて、
流し台13の排水管19にその上端部19aを内方に間
隔を有して挿入位置させるようにして組込み接続される
接続主管31を用い、この接続主管31の上記排水管端
部19aを挿入位置させた部分から接続枝管32をV字
状に延設したものを示しており、このようにすることに
よって、トラップ部を流し台13の排水管19の上端部
19aを利用して形成でき、装置の簡単化ができること
により、安価に提供することができる。
【0026】図4は本発明の第3実施例を示すもので、
接続主管22から接続枝管33をU字状に持上げて延設
したものを示しており、このようにしても、基本的には
上記第1実施例及び第2実施例と同様の作用効果を得る
ことができる。
【0027】図5は本発明の第4実施例を示すもので、
逆止弁28を、弁筐29の先端部内にフラッパ状の弁主
体34を設けて構成したものを示しており、このように
しても、やはり基本的には上記第1実施例及び第2実施
例と同様の作用効果を得ることができる。
【0028】このほか、本発明は上記し且つ図面に示し
た実施例にのみ限定されるものではなく、特に接続対象
の排水機器としては、食器洗浄機以外、例えば洗濯機で
あっても良いなど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更
して実施し得る。
【0029】
【発明の効果】本発明の配管装置は以上説明したとおり
のもので、下記の効果を奏する。第1に、流し台の排水
管路に垂直状に組込み接続される直管継手状の接続主管
を具備すると共に、その接続主管の内部に上面を開放さ
せて形成された水溜部を具備し、更にその水溜部に連通
して接続主管から持上げられるように延設された接続枝
管、並びにその接続枝管に設けられその先方に排水ホー
スが接続される排水機器からの排水の流れを許容し流し
台からの排水の流れを阻止する逆止弁を具備したことに
より、トラップ部分に排水機器から出る汚物が溜まりに
くく、しかも、排水機器の構造を簡単にできる上、臭気
の侵入も確実に阻止し続けることができる。
【0030】第2に、流し台の排水管路にその端部構成
部を内方に間隔を有して挿入位置させるようにして垂直
状に組込み接続される直管継手状の接続主管を具備する
と共に、その接続主管の前記流し台排水管路の端部構成
部が挿入位置する部分から持上げられるように延設され
た接続枝管を具備し、そして、その接続枝管に設けられ
その先方に排水ホースが接続される排水機器からの排水
の流れを許容し流し台からの排水の流れを阻止する逆止
弁とを具備したことにより、上述の効果に加えて、更に
装置の簡単化ができ、安価に提供することができる。
【0031】第3に、上記いずれの構成においても、接
続枝管を接続主管からV字状に延設したことにより、接
続枝管を接続主管と一体成形する場合の型抜きが容易に
できて、型構造を簡単化でき、安価に提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す主要部分の縦断面図
【図2】システムキッチンの部分破断斜視図
【図3】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図4】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図5】本発明の第4実施例を示す図1相当図
【図6】従来例を示す食器洗浄機の前下部カバーを取外
した状態での正面図
【符号の説明】
13は流し台、14は食器洗浄機(排水機器)、15は
排水ホース、19は排水管、19aは配水管の上端部
(排水管路の端部構成部)、20は排水管路、21は配
管装置、22は接続主管、25は水溜部、26は接続枝
管、28は逆止弁、31は接続主管、32,33は接続
枝管を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流し台の排水管路に垂直状に組込み接続
    される直管継手状の接続主管と、この接続主管の内部に
    上面を開放させて形成された水溜部と、この水溜部に連
    通して接続主管から持上げられるように延設された接続
    枝管と、この接続枝管に設けられその先方に排水ホース
    が接続される排水機器からの排水の流れを許容し流し台
    からの排水の流れを阻止する逆止弁とを具備して成るこ
    とを特徴とする配管装置。
  2. 【請求項2】 流し台の排水管路にその端部構成部を内
    方に間隔を有して挿入位置させるようにして垂直状に組
    込み接続される直管継手状の接続主管と、この接続主管
    の前記流し台排水管路の端部構成部が挿入位置する部分
    から持上げられるように延設された接続枝管と、この接
    続枝管に設けられその先方に排水ホースが接続される排
    水機器からの排水の流れを許容し流し台からの排水の流
    れを阻止する逆止弁とを具備して成ることを特徴とする
    配管装置。
  3. 【請求項3】 接続枝管を接続主管からV字状に延設し
    たことを特徴とする請求項1又は2記載の配管装置。
JP23974293A 1993-09-27 1993-09-27 配管装置 Pending JPH0790900A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23974293A JPH0790900A (ja) 1993-09-27 1993-09-27 配管装置

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JP23974293A JPH0790900A (ja) 1993-09-27 1993-09-27 配管装置

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JPH0790900A true JPH0790900A (ja) 1995-04-04

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ID=17049262

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JP23974293A Pending JPH0790900A (ja) 1993-09-27 1993-09-27 配管装置

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JP (1) JPH0790900A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09327432A (ja) * 1996-03-16 1997-12-22 Lg Electron Inc 食器洗浄器の洗浄水供給調節装置
JP2002294780A (ja) * 2001-03-27 2002-10-09 Maruichi Kk 排水合流管
CN111395462A (zh) * 2020-04-20 2020-07-10 单聚超 一种台盆下水防堵过滤装置

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