JPH0790646A - 電気設備機器の腐食防止装置 - Google Patents
電気設備機器の腐食防止装置Info
- Publication number
- JPH0790646A JPH0790646A JP5240903A JP24090393A JPH0790646A JP H0790646 A JPH0790646 A JP H0790646A JP 5240903 A JP5240903 A JP 5240903A JP 24090393 A JP24090393 A JP 24090393A JP H0790646 A JPH0790646 A JP H0790646A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- closed
- cooler
- electrical equipment
- hydrogen sulfide
- preventive device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/10—Geothermal energy
Landscapes
- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
- Patch Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 硫化水素等の腐食性ガス雰囲気において電気
的な接点を持つ機器を使用する場合の機器運転環境を良
好に保つ。 【構成】 電気的な接点を持つ機器を腐食性ガス雰囲気
において使用するに際し、機器を外気と遮断する密閉室
１内に置き、発生する熱を冷却器２で回収して機器運転
環境を良好に保つ。
的な接点を持つ機器を使用する場合の機器運転環境を良
好に保つ。 【構成】 電気的な接点を持つ機器を腐食性ガス雰囲気
において使用するに際し、機器を外気と遮断する密閉室
１内に置き、発生する熱を冷却器２で回収して機器運転
環境を良好に保つ。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、電気的な接点を持つ
機器を腐食性ガス雰囲気において使用する場合の腐食防
止に関する。
機器を腐食性ガス雰囲気において使用する場合の腐食防
止に関する。
【０００２】
【従来の技術】硫化水素等の腐食性ガスは電気設備機器
の電気的接点を腐食させ、接触不良や場合によっては絶
縁不良を引き起こし、これらの機器の故障および制御不
能を招く。このような機器の代表例としては地熱バイナ
リー発電装置が挙げられる。地熱地帯では、地熱水から
同伴される硫化水素によって電線、モータ等の電気的接
点が接点不良を引き起こすため、これらの機器の寿命が
短いことはよく知られている。
の電気的接点を腐食させ、接触不良や場合によっては絶
縁不良を引き起こし、これらの機器の故障および制御不
能を招く。このような機器の代表例としては地熱バイナ
リー発電装置が挙げられる。地熱地帯では、地熱水から
同伴される硫化水素によって電線、モータ等の電気的接
点が接点不良を引き起こすため、これらの機器の寿命が
短いことはよく知られている。
【０００３】しかし、現状は機器を交換するのみで、有
効な対策は講じられていない。地熱バイナリー発電装置
は、この硫化水素雰囲気中での運転が宿命である。特開
昭６２−６３１７８号公報には、地熱水から熱を回収し
て発電を行なうバイナリー発電装置が記載されている。
効な対策は講じられていない。地熱バイナリー発電装置
は、この硫化水素雰囲気中での運転が宿命である。特開
昭６２−６３１７８号公報には、地熱水から熱を回収し
て発電を行なうバイナリー発電装置が記載されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、硫
化水素等の腐食性ガス雰囲気において電気的な接点を持
つ機器を使用する場合の機器運転環境を良好に保つこと
にある。
化水素等の腐食性ガス雰囲気において電気的な接点を持
つ機器を使用する場合の機器運転環境を良好に保つこと
にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は、電気的な接
点を持つ機器を腐食性ガス雰囲気において使用するに際
し、機器を外気と遮断する密閉室内に置き、発生する熱
を冷却器で回収して機器運転環境を良好に保つようにし
た。
点を持つ機器を腐食性ガス雰囲気において使用するに際
し、機器を外気と遮断する密閉室内に置き、発生する熱
を冷却器で回収して機器運転環境を良好に保つようにし
た。
【０００６】
【作用】電気設備機器を密閉室内に置いて外気から遮断
することにより、これらの機器が硫化水素等の腐食性ガ
スと接触するのを防ぐ。冷却器は、これらの機器の運転
に伴って発生する熱を外部に運び去るとともに、密閉室
内を循環する空気から湿分を除去することにより、接点
不良を防止する。
することにより、これらの機器が硫化水素等の腐食性ガ
スと接触するのを防ぐ。冷却器は、これらの機器の運転
に伴って発生する熱を外部に運び去るとともに、密閉室
内を循環する空気から湿分を除去することにより、接点
不良を防止する。
【０００７】
【実施例】図１は、バイナリー発電装置を構成するター
ビン（７）、発電機（８）、媒体ポンプ（９）等の電気
設備機器の腐食防止に適用した実施例を示す。
ビン（７）、発電機（８）、媒体ポンプ（９）等の電気
設備機器の腐食防止に適用した実施例を示す。
【０００８】この実施例では、防音、雨水よけのために
設置された密閉架台（１）を密閉室として利用し、この
密閉架台（１）によって機器を外部環境から遮断して硫
化水素の侵入を防ぐ。一方、密閉架台（１）内はそのま
ま放置すれば機器の放熱等で高温となり、運転不能とな
る。そこで、密閉架台（１）内を冷却するために冷却器
を設置する。
設置された密閉架台（１）を密閉室として利用し、この
密閉架台（１）によって機器を外部環境から遮断して硫
化水素の侵入を防ぐ。一方、密閉架台（１）内はそのま
ま放置すれば機器の放熱等で高温となり、運転不能とな
る。そこで、密閉架台（１）内を冷却するために冷却器
を設置する。
【０００９】実施例では、ファンコイルユニット（２）
とクーリングタワー（３）が冷却器を構成している。フ
ァンコイルユニット（２）は密閉架台（１）の内部に取
り付けられ、外部に設置したクーリングタワー（３）で
冷却された水を水ポンプ（６）でコイル（４）内に送り
込み、ファン（５）で密閉架台（１）内の空気を循環さ
せることにより密閉架台（１）内を冷却するようにした
ものである。
とクーリングタワー（３）が冷却器を構成している。フ
ァンコイルユニット（２）は密閉架台（１）の内部に取
り付けられ、外部に設置したクーリングタワー（３）で
冷却された水を水ポンプ（６）でコイル（４）内に送り
込み、ファン（５）で密閉架台（１）内の空気を循環さ
せることにより密閉架台（１）内を冷却するようにした
ものである。
【００１０】ファンコイルユニット（２）は密閉架台
（１）内の空気を冷却するときに湿分も取り除くため、
さらに接点不良の解消となる。ファンコイルユニット
（２）の冷却源は、バイナリー発電装置の冷却源を共用
することが可能であり、たとえば河川水、クーリングタ
ワー水及び補給水等の利用が考えられる。
（１）内の空気を冷却するときに湿分も取り除くため、
さらに接点不良の解消となる。ファンコイルユニット
（２）の冷却源は、バイナリー発電装置の冷却源を共用
することが可能であり、たとえば河川水、クーリングタ
ワー水及び補給水等の利用が考えられる。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、電気
的な接点を持つ機器を腐食性ガス雰囲気において使用す
るに際し、機器を外気から遮断する密閉室内に置き、発
生する熱を冷却器で回収して機器運転環境を良好に保つ
ようにしたものであるから、これらの機器が硫化水素等
の腐食性ガスと接触することがなく、腐食が防止され
る。しかも、これらの機器の運転に伴って発生する熱を
冷却器によって外部に運び去る際に、密閉室内を循環す
る空気から湿分が除去されるので、これも接点不良の防
止に役立つ。
的な接点を持つ機器を腐食性ガス雰囲気において使用す
るに際し、機器を外気から遮断する密閉室内に置き、発
生する熱を冷却器で回収して機器運転環境を良好に保つ
ようにしたものであるから、これらの機器が硫化水素等
の腐食性ガスと接触することがなく、腐食が防止され
る。しかも、これらの機器の運転に伴って発生する熱を
冷却器によって外部に運び去る際に、密閉室内を循環す
る空気から湿分が除去されるので、これも接点不良の防
止に役立つ。
【図１】実施例を示す概略図
１ 密閉架台（密閉室） ２ ファンコイルユニット ３ クーリングタワー ４ コイル ５ ファン ６ 水ポンプ ７ タービン ８ 発電機 ９ 媒体ポンプ
Claims (1)
- 【請求項１】 電気的な接点を持つ機器を腐食性ガス雰
囲気において使用するに際し、機器を外気と遮断する密
閉室内に置き、発生する熱を冷却器で回収して機器運転
環境を良好に保つようにしたことを特徴とする電気設備
機器の腐食防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5240903A JPH0790646A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 電気設備機器の腐食防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5240903A JPH0790646A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 電気設備機器の腐食防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0790646A true JPH0790646A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=17066396
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5240903A Withdrawn JPH0790646A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 電気設備機器の腐食防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0790646A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005337060A (ja) * | 2004-05-25 | 2005-12-08 | Shimizu Corp | 地熱発電・水素製造システム |
-
1993
- 1993-09-28 JP JP5240903A patent/JPH0790646A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005337060A (ja) * | 2004-05-25 | 2005-12-08 | Shimizu Corp | 地熱発電・水素製造システム |
| JP4500105B2 (ja) * | 2004-05-25 | 2010-07-14 | 清水建設株式会社 | 地熱発電・水素製造システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001128 |