JPH0789756B2 - インバータ装置の漏電防止装置 - Google Patents

インバータ装置の漏電防止装置

Info

Publication number
JPH0789756B2
JPH0789756B2 JP63277784A JP27778488A JPH0789756B2 JP H0789756 B2 JPH0789756 B2 JP H0789756B2 JP 63277784 A JP63277784 A JP 63277784A JP 27778488 A JP27778488 A JP 27778488A JP H0789756 B2 JPH0789756 B2 JP H0789756B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leakage current
circuit
inverter
current
leakage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63277784A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02131395A (ja
Inventor
善宏 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP63277784A priority Critical patent/JPH0789756B2/ja
Publication of JPH02131395A publication Critical patent/JPH02131395A/ja
Publication of JPH0789756B2 publication Critical patent/JPH0789756B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は,空気調和機や冷蔵庫などに搭載されるイン
バータの漏電防止装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第5図は例えば特開昭63−92272号公報に示された従来
のインバータの漏電防止装置を示す回路構成図であり,
図において,(1)は交流電源,(2)は整流回路,
(3)は平滑用コンデンサ,(4)はスイッチング素子
とダイオードから構成されるインバータ回路,(5)は
モータ,(6)はインバータ回路(4)とモータ(5)
間に挿入されたリアクトル巻線(6u),(6v),(6w)
と,このリアクトル巻線(6u),(6v),(6w)の夫々
と結合したリアクトル巻線(6z)を有するコイル(7)
はインバータ回路(4)とリアクトル巻線(6u),(6
v),(6w)間に抵抗(Ru),(Rv),(Rw)及びコン
デンサ(Cu),(Cv),(Cw)を接続した直列回路であ
り,反対側を共通接続とし,その共通接続点と前記リア
クトル巻線(6z)の一端が接続されている。そしてリア
クトル巻線(6z)のもう一端はインバータ回路(4)の
側と接続されている。
次に動作について説明する。交流電源(1)の電圧を整
流回路(2)で直流に変換する。そして,この直流電圧
は平滑用コンデンサ(3)で平滑され,インバータ回路
(4)に供給される。インバータ回路(4)はスイッチ
ング素子等から成り,各々のスイッチング素子をパルス
幅変調(以下PWMと言う)制御して直流から疑似正弦波
交流に変換し,この疑似正弦波交流によりモータ(5)
を駆動する。
漏洩電流は前記インバータのスイッチング時にモータの
対地電位が変動することにより流れると考えられ,この
従来例では電位の変動を抑えて漏洩電流を低減してい
る。これを第6図のモータと電源の浮遊容量を考慮した
等価回路図により説明すると,コイル(6)は1つの鉄
心に巻線が同一の4つの密結合の巻線を施したもので,
そのうち3つはu,v,w相に,また残りの1つは仮想的に
つくられた中性点Nと大地の間に結ばれている。例えば
u相の電位が上昇したとすると,仮想中性点Nの電位も
上昇しu,v,w相のそれぞれに接続された巻線にその分だ
け電圧が現れる。このため電機子巻線を大地との電位変
化が抑えられ,漏洩電流も抑えられることになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のインバータの漏電防止装置は以上のように構成さ
れているので,コイルのインダクタンス及びコンデンサ
容量が大きく,コスト高となり装置の形状も大きくなる
ので製品として制約を受ける。また,抵抗での損失も発
生し,回路損失が大きくなるなどの問題点があった。
この考案は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので,漏洩電流を低減できるとともに,安価で容易
に製品搭載可能なインバータの漏電防止装置を得ること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るインバータ装置の漏電防止装置は、交流
を直流に変換し該直流を疑似交流に再び変換して電動機
を可変速駆動するインバータ装置と、このインバータ装
置の接地側と電動機との間に接続され、電動機から大地
へ漏洩する漏洩電流を検出する漏洩電流検出手段と、こ
の漏洩電流検出手段に接続され、漏洩電流とその許容値
を比較しその比較結果を出力信号とする比較手段と、こ
の比較手段に接続され、前記出力信号に基づいて疑似交
流のキャリア周波数を制御する制御手段とを備えたもの
である。
〔作用〕
この発明におけるインバータ装置の漏電防止装置は,漏
洩電流検出手段により漏洩電流を検出しその許容値と比
較し,その結果により疑似交流のキャリア周波数を制御
する。
〔実施例〕
以下,この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において,(1)は交流電源,(2)は整流回路,
(3)は平滑用コンデンサ,(4)はインバータ回路
(5)は電動機であるモータであり,これらは第5図に
示す従来のものと同様の部分である。また(10)は筺体
とインバータ回路(4)の接地側間に接続された漏洩電
流検出手段である漏洩電流検出抵抗,(11)は抵抗(1
2),(13),コンデンサ(14)で構成された漏洩電流
検出手段であるフィルタ回路,(15)はフィルタ回路
(11)からの出力レベルを調整する漏洩電流検出手段で
あるレベル調整回路,(16)はレベル調整回路(15)の
出力と漏洩電流許容(設定)値を比較する比較手段であ
るコンパレータ,(17)はコンパレータ(16)の出力を
絶縁してマイクロコンピュータからなる制御手段である
制御回路(18)に信号を送出する比較手段であるホトカ
プラである 次に動作について説明する。モータ(5)を駆動するの
は従来と同じく交流電源(1)の交流電圧を整流回路
(2)で直流電圧に変換し,平滑用コンデンサ(3)で
平滑して,インバータ回路(4)の各々のスイッチング
素子をPWM制御することにより再度交流に変換して駆動
する。
この時筺体から大地間に流れる漏洩電流を,筺体とイン
バータ回路(4)の接地側間に電流検出抵抗(10)を介
して流してやれば(疑似)漏洩電流が検出できる。PWM
インバータの漏洩電流は,2種類以上の周波数成分を含ん
でいるので,フィルタ回路(11)で波形成形し出力す
る。この出力は,レベルが小さく交流であるためレベル
調整回路(15)で増幅・整流・平滑等を行いレベルを調
整する。コンパレータ(16)では,前レベル調整回路
(15)の出力と漏洩電流許容(設定)値を比較し,比較
結果をホトカプラ(17)を介して制御回路(18)に送出
する。
次にコンパレータ(16)の比較結果により,制御回路
(18)でPWMのキャリア周波数を変更する動作を第2図
のフローチャートにより説明する。まずステップ(21)
で漏洩電流許容(設定)値以上か判断する。許容値以上
の場合は,第3図(a)の特性よりステップ(22)でキ
ャリア周波数を下げて漏洩電流を低減させる。許容値よ
り小さい場合は,ステップ(23)で運転周波数が変化し
たかどうかを判断する。これは第3図(b)の特性から
わかるが,運転周波数により漏洩電流が変動するためで
ある。よつて運転周波数が変化していなければ,そのま
まリターンし,変化していたらステップ(24)でキャリ
ア周波数が初期設定値になっているか判定するもし初期
設定値になっていたらリターンとし,初期値になってい
なかったら,少しでもキャリア周波数を初期設定値にも
どすためステップ(25)で上げる。上述の流れにより,
キャリア周波数が上がり,下がり過ぎもせず,漏洩電流
を低減することができる。
以上この発明の実施例として,電流検出抵抗(10)を筺
体とインバータ回路(4)の接地側間に設けた場合を示
したが,第4図の様に筺体と交流電源(1)の接地側間
に設けても適用できる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば交流を直流に変換し該
直流を疑似交流に再び変換して電動機を可変速駆動する
インバータ装置と、このインバータ装置の接地側と電動
機との間に接続され、電動機から大地へ漏洩する漏洩電
流を検出する漏洩電流検出手段と、この漏洩電流検出手
段に接続され、漏洩電流とその許容値を比較しその比較
結果を出力信号とする比較手段と、この比較手段に接続
され、前記出力信号に基づいて疑似交流のキャリア周波
数を制御する制御手段とを備えた構成にしたので,安価
な装置で漏洩電流を低減できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す回路構成図第2図は
同動作を説明するフローチャート図,第3図は同漏洩電
流の特性図,第4図はこの発明の他の実施例を示す回路
構成図,第5図は従来のインバータ装置の漏電防止装置
を示す回路構成図,第6図は同浮遊容量を考慮した等価
回路図である 図において,(5)は電動機(モータ),(10)は電流
検出抵抗(漏洩電流検出手段),(11)はフィルター回
路(漏洩電流検出手段),(15)はレベル調整回路(1
6)はコンパレータ(比較手段),(17)はホトカプラ
(比較手段),(18)は制御回路(制御手段)である なお,各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流を直流に変換し該直流を疑似交流に再
    び変換して電動機を可変速駆動するインバータ装置と、
    前記インバータ装置の接地側と前記電動機との間に接続
    され、前記電動機から大地へ漏洩する漏洩電流を検出す
    る漏洩電流検出手段と、この漏洩電流検出手段に接続さ
    れ、前記漏洩電流とその許容値を比較しその比較結果を
    出力信号とする比較手段と、この比較手段に接続され、
    前記出力信号に基づいて前記疑似交流のキャリア周波数
    を制御する制御手段とを備えたことを特徴とするインバ
    ータ装置の漏電防止装置。
JP63277784A 1988-11-02 1988-11-02 インバータ装置の漏電防止装置 Expired - Fee Related JPH0789756B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63277784A JPH0789756B2 (ja) 1988-11-02 1988-11-02 インバータ装置の漏電防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63277784A JPH0789756B2 (ja) 1988-11-02 1988-11-02 インバータ装置の漏電防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02131395A JPH02131395A (ja) 1990-05-21
JPH0789756B2 true JPH0789756B2 (ja) 1995-09-27

Family

ID=17588256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63277784A Expired - Fee Related JPH0789756B2 (ja) 1988-11-02 1988-11-02 インバータ装置の漏電防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0789756B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3517617B2 (ja) 1999-09-17 2004-04-12 株式会社東芝 電気機器の漏電検知方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02131395A (ja) 1990-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5654882A (en) Power converter and air conditioner using same
KR100488528B1 (ko) 모터전원공급장치
US7268505B2 (en) Electric machine and method of operating the electric machine
US4607205A (en) Method and system for reconnecting inverter to rotating motors
US5483136A (en) EMI filter and method
US6924618B2 (en) Inverter controller for driving motor, and air conditioner
US7327118B2 (en) Electric machine and method of operating the electric machine
JP4153586B2 (ja) 空気調和機
JP3374543B2 (ja) 車両用交流発電機の制御装置
JP2783623B2 (ja) インバータ装置
KR200154582Y1 (ko) 브러시리스 직류 전동기의 인버터 구동 회로
KR101480468B1 (ko) 모터 제어 장치 및 이를 구비한 세탁기
JPH0789756B2 (ja) インバータ装置の漏電防止装置
JP3304202B2 (ja) 空気調和機
JPH03195393A (ja) インバータ装置の漏電防止装置
JPS58141699A (ja) 電動機制御装置
KR100317356B1 (ko) 역률제어용승압형컨버터의구동제어장치
KR100504857B1 (ko) 멀티 에어컨의 인버터 구동장치
JP2006180606A (ja) 電圧駆動素子の制御装置
JP3055461B2 (ja) 電力供給装置における限流装置
KR100321244B1 (ko) 공기조화기의 고조파 억제장치 및 그 억제방법
KR100452991B1 (ko) 인버터공기조화기의 역률개선제어회로
KR100283890B1 (ko) 전동기 구동회로
JPH05316747A (ja) モータの接地保護方式
JP3388899B2 (ja) インバ−タの過電圧検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees