JPH078953Y2 - 管継手 - Google Patents

管継手

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JPH078953Y2
JPH078953Y2 JP1990048943U JP4894390U JPH078953Y2 JP H078953 Y2 JPH078953 Y2 JP H078953Y2 JP 1990048943 U JP1990048943 U JP 1990048943U JP 4894390 U JP4894390 U JP 4894390U JP H078953 Y2 JPH078953 Y2 JP H078953Y2
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JP
Japan
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tube
end portion
release ring
main body
pipe joint
Prior art date
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JP1990048943U
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English (en)
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JPH047795U (ja
Inventor
富夫 濱
清康 山崎
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Nihon Pisco Co Ltd
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Nihon Pisco Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は管継手に関し、一層詳細にはスパッタ(飛火
傷)等を防止可能な管継手に関する。
(従来の技術) 従来の管継手を第3図に示す。
管継手本体200の端部内部にはロック爪202が配され、挿
入されたチューブ204の外壁面のロック爪202の内端が食
い込んでいる。この食い込みによりチューブ204の本体2
00からの抜け止めが可能になっている。
チューブ204を本体200から抜くためには解放リング206
を左方へ押動して解放リング206の左端面でロック爪202
を押し、チューブ204外壁面に食い込んでいるロック爪2
02の内端をチューブ204外壁面から離すことによりチュ
ーブ204の本体200からの引き抜きが可能になる。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記の従来の管継手には次のような課題
が有る。
本体200の端面と解放リング206外壁面との間には間隙20
8が有る。また、解放リング206内壁面とチューブ204外
壁面との間には間隙210が有る。従って、例えば溶接作
業を行う場所に従来の管継手を設けた場合、溶接により
発生する火粉が管継手に融着することが有る。火粉が管
隙208に侵入した場合、冷却後その間隙208内に残ってし
まうため解放リング206の軸線方向への移動の障害にな
り、侵入した火粉量が多くなると解放リング206が動か
なくなってしまいチューブ204の取外しが不可能になっ
てしまうことが有る。この解放リング206の移動性を損
う現象は溶接作業の他、煤塵の著しい環境下においても
発生する。また、火粉が間隙210内に侵入した場合、ポ
リアミドのような可燃性の材料で形成されたチューブ20
4や、シール部材212を溶かしてしまうという課題が有
る。
従って、本考案は火粉等の異物の侵入を防止可能な管継
手を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため本考案は次の構成を備える。
すなわち、本考案は、中空かつ端面が開放された本体端
部内に配設され、該本体端部内に挿入されたチューブ外
壁に食い込んで該チューブの抜けを防止可能なロック爪
と、一端が常時前記本体端部内に位置すると共に、該本
体端部の軸線方向へ移動可能に設けられ、移動した際に
前記ロック爪の前記チューブ外壁への食い込みを解除可
能な解放リングとを具備する管継手において、前記本体
端部又は前記解放リングの一方に一体に設けられ、且つ
他方に本体端部の端面口縁と解放リング外壁との間の間
隙を閉塞すべく摺動可能に外嵌する筒状のカバー部材を
具備することを特徴とする。
また、前記管継手において、前記チューブは前記本体端
部内に挿入される先端部が一重に形成され、中途部分は
その外側にカバーチューブが外嵌された二重に形成さ
れ、前記解放リングの他端は内径が前記カバーチューブ
の先端部が嵌入可能な大径部に形成されていることを特
徴とする。
(実施例) 以下、本考案の好適な実施例について添付図面と共に詳
述する。
第1図において、10は管継手本体であり、L字形に屈折
された形状に形成されている。本体10の右方の端部は右
端面が開放された筒状に形成され、チューブ12が挿入し
て接続されている。チューブ12は左端が1重になってお
り、中途部分は難燃性の材料で形成されたカバーチュー
ブ14により外嵌被覆された2重構造になっている。
16はシールリングであり、チューブ12の左端部と本体10
の内壁面との間をシールしている。
18はロック爪であり、本体10内に配設され、内端がチュ
ーブ12の外壁面に食い込んでチューブ12を本体10へ固定
している。第1図図示の状態が固定状態である。
20は解放リングであり、軸線方向へ間隙22の量だけ移動
可能になっている。解放リング20の左端部は常時本体10
内に在って、解放リング20が左方へ移動した際には左端
部がロック爪18の内端を左方へ押動してロック爪18のチ
ューブ12外壁面への食い込みを解除する。解放リング20
の右端は内径が左端部の内径より大径の大径部24に形成
され、カバーチューブ14の左端部が大径部24に嵌入可能
になっている。
26はガイドリングであり、本体10に固定され、解放リン
グ20の移動の案内と、解放リング20の抜け止めを図って
いる。
28はカバー部材であり、難燃性の材料で筒状に形成され
ている。このカバー部材28は、ガイドリング26を介して
本体10側に一体に固定され、解放リング20に本体10の右
端面口縁と解放リング20外壁面との間隙22を閉塞すべく
摺動可能に外嵌している。カバー部材28の軸線方向の長
さは間隙22を常時閉塞可能であり、かつ解放リング20の
右端を被覆しない長さである。これは、解放リング20全
体を被覆してしまうと解放リング20を操作できなくなっ
てしまうためである。なお、カバー部材28は本体10側で
はなく解放リング20側に固定し、解放リング20と一体に
移動し、かつ間隙22を閉塞するようにしてもよい。
上記のように構成された管継手を例えば溶接作業現場で
使用した場合、間隙22はカバー部材28により閉塞され、
チューブ12外壁面と解放リング20内壁面との間隙30は難
燃性のカバーチューブ14が解放リング20の大径部24へ嵌
入することにより閉塞されるので火粉の侵入を完全に防
止可能になる。
次に、第2図の例について説明する。
第1図の例は管継手本体10がL字状に形成されていた
が、第2図の例は管継手本体100が直線状に形成されて
いる。この例においても間隙102はカバー部材104で閉塞
され、チューブ106外壁面と解放リング108内壁面との間
の間隙110は解放リング108の大径部112へカバーチュー
ブ114が嵌入することで閉塞されている。
以上、本考案の好適な実施例について種々述べて来た
が、本考案は上述の実施例に限定されるのではなく、例
えば管継手本体の形状は第1図、第2図の他、T字形
等、任意の形状でよい等、考案の精神を逸脱しない範囲
でさらに多くの改変を施し得るのはもちろんである。
(考案の効果) 本考案に係る管継手を用いると、カバー部材によって、
本体端部の端面口縁と解放リング外壁との間の間隙へ溶
接の火粉等の異物が浸入するのを確実に防止できるの
で、解放リングの移動性を損なうことがない。また、カ
バー部材は、本体端部又は解放リングの一方に一体に、
且つ他方に摺動可能に外嵌しており、解放リングを移動
させる操作性に関しては、従来のものと全く差異がない
という著効を奏する。さらに、カバー部材は形状が簡単
であり、成形および取付を容易にできるという利点もあ
る。
また、チューブを保護するカバーチューブを用いれば、
溶接の火粉のように可燃性のチューブやシール部材を溶
かしてチューブの漏れやシール不良の発生を起こす異物
の浸入を未然かつ確実に防止できるという著効を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案に係る管継手の実施例を示し
た断面図、第3図は従来の管継手を示した断面図。 10…管継手本体、12…チューブ、14…カバーチューブ、
18…ロック爪、20…解放リング、22…間隙、24…大径
部、28…カバー部材、30…間隙、100…管継手本体、102
…間隙、104…カバー部材、106…チューブ、108…解放
リング、110…間隙、112…大径部、114…カバーチュー
ブ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中空かつ端面が開放された本体端部内に配
    設され、該本体端部内に挿入されたチューブ外壁に食い
    込んで該チューブの抜けを阻止可能なロック爪と、一端
    が常時前記本体端部内に位置すると共に、該本体端部の
    軸線方向へ移動可能に設けられ、移動した際に前記ロッ
    ク爪の前記チューブ外壁への食い込みを解除可能な解放
    リングとを具備する管継手において、 前記本体端部又は前記解放リングの一方に一体に設けら
    れ、且つ他方に本体端部の端面口縁と解放リング外壁と
    の間の間隙を閉塞すべく摺動可能に外嵌する筒状のカバ
    ー部材を具備することを特徴とする管継手。
  2. 【請求項2】前記チューブは前記本体端部内に挿入され
    る先端部が一重に形成され、中途部分はその外側にカバ
    ーチューブが外嵌された二重に形成され、 前記解放リングの他端は内径が前記カバーチューブの先
    端部が嵌入可能な大径部に形成されていることを特徴と
    する請求項1記載の管継手。
JP1990048943U 1990-05-10 1990-05-10 管継手 Expired - Lifetime JPH078953Y2 (ja)

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JP5805980B2 (ja) * 2011-04-14 2015-11-10 株式会社ブリヂストン 管継手及び配管用ヘッダー
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